JPH09237523A - 電力フラッケーブル - Google Patents
電力フラッケーブルInfo
- Publication number
- JPH09237523A JPH09237523A JP8069051A JP6905196A JPH09237523A JP H09237523 A JPH09237523 A JP H09237523A JP 8069051 A JP8069051 A JP 8069051A JP 6905196 A JP6905196 A JP 6905196A JP H09237523 A JPH09237523 A JP H09237523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- electric wires
- present
- outer peripheral
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は端末処理時にシースを容易に、きれ
いに切り裂くことができ、端末処理を短時間に楽にかつ
安全に行なうことができる電力フラットケーブルを得る
にある。 【解決手段】 少なくとも２本以上並列させた電線と、
この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が
楕円形状となるシースと、このシースの外周部に形成さ
れた端末処理時に前記電線の取り出しを容易にするため
の少なくとも１本以上の切り裂き溝とで電力フラットケ
ーブルを構成している。
いに切り裂くことができ、端末処理を短時間に楽にかつ
安全に行なうことができる電力フラットケーブルを得る
にある。 【解決手段】 少なくとも２本以上並列させた電線と、
この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が
楕円形状となるシースと、このシースの外周部に形成さ
れた端末処理時に前記電線の取り出しを容易にするため
の少なくとも１本以上の切り裂き溝とで電力フラットケ
ーブルを構成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は２本以上の電線を並
列させた電力フラットケーブルに関する。
列させた電力フラットケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電力フラッケーブルは少なくとも
２本の並列させた電線と、この電線の外周部を覆う外周
部が楕円形状となるビニールシースとで構成されてい
る。
２本の並列させた電線と、この電線の外周部を覆う外周
部が楕円形状となるビニールシースとで構成されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力フラットケ
ーブルは端末処理時にビニールシースをカッターナイフ
で切断し、内部の電線を取り出して行なうが、このビニ
ールシースの切断作業が大変で危険であり、手数がかか
り、面倒であるという欠点があった。
ーブルは端末処理時にビニールシースをカッターナイフ
で切断し、内部の電線を取り出して行なうが、このビニ
ールシースの切断作業が大変で危険であり、手数がかか
り、面倒であるという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
端末処理時にシースを容易に、きれいに切り裂くことが
でき、端末処理を短時間に楽にかつ安全に行なうことが
できる電力フラットケーブルを提供することを目的とし
ている。
端末処理時にシースを容易に、きれいに切り裂くことが
でき、端末処理を短時間に楽にかつ安全に行なうことが
できる電力フラットケーブルを提供することを目的とし
ている。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は少なくとも２本以上並列させた電線と、こ
の少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が楕
円形状となるシースと、このシースの外周部に形成され
た端末処理時に前記電線の取り出しを容易にするための
少なくとも１本以上の切り裂き溝とで電力フラットケー
ブルを構成している。
に、本発明は少なくとも２本以上並列させた電線と、こ
の少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が楕
円形状となるシースと、このシースの外周部に形成され
た端末処理時に前記電線の取り出しを容易にするための
少なくとも１本以上の切り裂き溝とで電力フラットケー
ブルを構成している。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図４の本発明の第１の実施の形
態において、１は本発明の電力フラットケーブルで、こ
の電力フラットケーブル１は並列させた３本の電線２、
２、２と、この３本の電線２、２、２の外周部を覆う外
周部が楕円形状のビニールや絶縁合成樹脂材等のシース
３と、このシース３の前記３本の電線２、２、２間部位
に該当する外周部に形成された端末処理時に切り裂くこ
とができる切り裂き溝４、４、４、４とで構成されてい
る。
態において、１は本発明の電力フラットケーブルで、こ
の電力フラットケーブル１は並列させた３本の電線２、
２、２と、この３本の電線２、２、２の外周部を覆う外
周部が楕円形状のビニールや絶縁合成樹脂材等のシース
３と、このシース３の前記３本の電線２、２、２間部位
に該当する外周部に形成された端末処理時に切り裂くこ
とができる切り裂き溝４、４、４、４とで構成されてい
る。
【０００９】前記３本の電線２、２、２は一般に使用さ
れている銅線５の外周部を絶縁体６で覆ったものが使用
されている。
れている銅線５の外周部を絶縁体６で覆ったものが使用
されている。
【００１０】上記構成の電力フラッケーブル１は端末処
理時に該電力フラットケーブル１の端部のシース３の両
側部を持って外方へ引張ることにより、図４に示すよう
に切り裂き溝４、４、４、４よりシース３を切り裂くこ
とができ、端部の電線２、２、２を取り出すことができ
る。
理時に該電力フラットケーブル１の端部のシース３の両
側部を持って外方へ引張ることにより、図４に示すよう
に切り裂き溝４、４、４、４よりシース３を切り裂くこ
とができ、端部の電線２、２、２を取り出すことができ
る。
【００１１】
【発明の異なる実施の形態】次に、図５ないし図１４に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【００１２】図５および図６の本発明の第２の実施の形
態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異な
る点は、シース３の上下面のほぼ中央部に切り裂き溝
４、４を形成した点で、このように構成した電力フラッ
トケーブル１Ａにしても、前記本発明の第１の実施の形
態と同様な作用効果が得られる。
態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異な
る点は、シース３の上下面のほぼ中央部に切り裂き溝
４、４を形成した点で、このように構成した電力フラッ
トケーブル１Ａにしても、前記本発明の第１の実施の形
態と同様な作用効果が得られる。
【００１３】図７および図８の本発明の第３の実施の形
態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異な
る点は、シース３の両側ほぼ中央部に切り裂き溝４、４
を形成した点で、このように構成した電力フラッケーブ
ル１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様
な作用効果が得られる。
態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異な
る点は、シース３の両側ほぼ中央部に切り裂き溝４、４
を形成した点で、このように構成した電力フラッケーブ
ル１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様
な作用効果が得られる。
【００１４】図９および図１０の本発明の第４の実施の
形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異
なる点は、２本の電線２、２を並列させてシース３Ａで
覆った点で、このように構成した電力フラットケーブル
１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。
形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異
なる点は、２本の電線２、２を並列させてシース３Ａで
覆った点で、このように構成した電力フラットケーブル
１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。
【００１５】図１１および図１２の本発明の第５の実施
の形態において、前記本発明の第４の実施の形態と主に
異なる点は、シース３Ａの両側ほぼ中央部にも切り裂き
溝４、４を形成した点で、このように構成した電力フラ
ットケーブル１Ｄにしても、前記本発明の第４の実施の
形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第４の実施の形態と主に
異なる点は、シース３Ａの両側ほぼ中央部にも切り裂き
溝４、４を形成した点で、このように構成した電力フラ
ットケーブル１Ｄにしても、前記本発明の第４の実施の
形態と同様な作用効果が得られる。
【００１６】図１３および図１４の本発明の第６の実施
の形態において、前記本発明の第４の実施の形態と主に
異なる点は、シース３Ａの上下面のいずれか一方にだけ
切り裂き溝４を形成した点で、このように構成した電力
フラットケーブル１Ｅにしても、前記本発明の第４の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第４の実施の形態と主に
異なる点は、シース３Ａの上下面のいずれか一方にだけ
切り裂き溝４を形成した点で、このように構成した電力
フラットケーブル１Ｅにしても、前記本発明の第４の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００１８】（１）少なくとも２本以上並列させた電線
と、この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周
部が楕円形状となるシースと、このシースの外周部に形
成された端末処理時に前記電線の取り出しを容易にする
ための少なくとも１本以上の切り裂き溝とで構成されて
いるので、端末処理時に従来のようにカッターナイフ等
でシースを切断しなくても切り裂き溝を両方へ引張るこ
とにより、切り裂くことができる。したがって、シース
の切断が容易で楽に行なうことができるとともに、電線
の取り出しにカッターナイフが不用で、安全に行なうこ
とができる。
と、この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周
部が楕円形状となるシースと、このシースの外周部に形
成された端末処理時に前記電線の取り出しを容易にする
ための少なくとも１本以上の切り裂き溝とで構成されて
いるので、端末処理時に従来のようにカッターナイフ等
でシースを切断しなくても切り裂き溝を両方へ引張るこ
とにより、切り裂くことができる。したがって、シース
の切断が容易で楽に行なうことができるとともに、電線
の取り出しにカッターナイフが不用で、安全に行なうこ
とができる。
【００１９】（２）前記（１）によって、シースに切り
裂き溝を形成するだけでよいので、容易に安価に製造す
ることができる。
裂き溝を形成するだけでよいので、容易に安価に製造す
ることができる。
【００２０】（３）前記（１）によって、端部の電線を
容易にシースを切り裂いて取り出すことができるので、
端末処理作業を容易に短時間に行なうことができる。
容易にシースを切り裂いて取り出すことができるので、
端末処理作業を容易に短時間に行なうことができる。
【００２１】（４）請求項２も前記（１）〜（３）同様
な効果が得られる。
な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の一部破断平面図。
【図２】本発明の第１の実施の形態の側面図。
【図３】本発明の第１の実施の形態の拡大断面図。
【図４】本発明の第１の実施の端部のシースを切り裂い
た状態の説明図。
た状態の説明図。
【図５】本発明の第２の実施の形態の一部破断平面図。
【図６】本発明の第２の実施の形態の拡大断面図。
【図７】本発明の第３の実施の形態の一部破断平面図。
【図８】本発明の第３の実施の形態の拡大断面図。
【図９】本発明の第４の実施の形態の一部破断平面図。
【図１０】本発明の第４の実施の形態の拡大断面図。
【図１１】本発明の第５の実施の形態の一部破断平面
図。
図。
【図１２】本発明の第５の実施の形態の拡大断面図。
【図１３】本発明の第６の実施の形態の一部破断平面
図。
図。
【図１４】本発明の第６の実施の形態の拡大断面図。
１、１Ａ〜１Ｅ：電力フラットケーブル、 ２：電線、 ３、３Ａ：シース、 ４：切り裂き溝、 ５：銅線、 ６：絶縁体。
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも２本以上並列させた電線と、
この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が
楕円形状となるシースと、このシースの外周部に形成さ
れた端末処理時に前記電線の取り出しを容易にするため
の少なくとも１本以上の切り裂き溝とからなることを特
徴とする電力フラットケーブル。 - 【請求項２】 少なくとも２本以上並列させた電線と、
この少なくとも２本以上の電線の外周部を覆う外周部が
楕円形状となるシースと、このシースの前記電線間に位
置する部位の外周部に形成された端末処理時に電線の取
り出しを容易にするための少なくとも２本以上の切り裂
き溝とからなることを特徴とする電力フラットケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069051A JPH09237523A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電力フラッケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069051A JPH09237523A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電力フラッケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09237523A true JPH09237523A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13391394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8069051A Pending JPH09237523A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電力フラッケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09237523A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT501538A1 (de) * | 2005-01-26 | 2006-09-15 | Albel Gregor | Installationskabel |
| CN103000266A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-03-27 | 山东昆嵛电缆有限公司 | 抗压电缆 |
| JP7006749B1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-01-24 | 日立金属株式会社 | 多芯ケーブル及び信号伝送路 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8069051A patent/JPH09237523A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT501538A1 (de) * | 2005-01-26 | 2006-09-15 | Albel Gregor | Installationskabel |
| CN103000266A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-03-27 | 山东昆嵛电缆有限公司 | 抗压电缆 |
| JP7006749B1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-01-24 | 日立金属株式会社 | 多芯ケーブル及び信号伝送路 |
| US11610699B2 (en) | 2020-09-30 | 2023-03-21 | Hitachi Metals, Ltd. | Multi-core cable and signal transmission path |
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