JP2981992B2 - 平行電線の切断具 - Google Patents

平行電線の切断具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力配線に使用
されるVVF線や平行ビニール線のような複数の芯線を
有する平行電線が多数存在するとき、万一その中に活線
の状態にある平行電線が混在していても、何の危険もな
く1動作で簡単に且つ安全に切断することができる平行
電線の切断具に関する。
【0002】
【従来の技術】既に平行電線が設置されている例えば工
事場などに於いて、新たに電灯を増設したり支線を分岐
したりする目的で、平行電線の切断並びに接続作業を伴
う配線工事が必要となる事が多いが、従来は短絡や感電
などの危険が生じることを防止するために直接活線での
作業を避けて、配電盤の遮断器を操作して必要な範囲の
通電を遮断してから配線作業を行うことが通例であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配線作
業では、当の作業を行う平行電線が繋がっている範囲は
すべて活線でなくなるために、相当に広い範囲に亘って
照明が消えたり接続された電気器具が使用できなくな
り、本来の工事が出来なくなるという弊害があった。一
方、この様な弊害が存在するために、作業現場から離れ
ている配電盤で必要とされる平行電線の通電を遮断する
事は非常に手数を要し、作業能率を低下させるという欠
点があった。その上、多数の平行電線の中に万一活線の
状態にある線が混在した場合、この様な平行電線に対し
てペンチ等を使用して切断等の作業を行うことは、切断
時の短絡や感電などの事故と共に、切断された平行電線
端部が跳ね返って人体や他の物品に接触する等のトラブ
ル発生の可能性が絶無とはいえない解決すべき課題があ
った。
【0004】そこで、本発明は、上記した従来工法の問
題点を解消するために、構造簡単な切断具によりVVF
線や平行ビニール線等複数の芯線を有する、平行電線を
保持しながら、正、負の芯線を相互に隔離し且つ切断具
を操作する人体に対して絶縁された状態で1動作で切断
することで、例え活線の状態にある平行電線であっても
事故やトラブルが発生することのない平行電線の切断具
を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
平行電線の切断具を、実施例の外観及び構造の説明に於
いて使用する記号を用いて説明すると、絶縁物からなる
基台11に、少なくとも1枚の電気絶縁性の仕切り刃1
2及び当該仕切り刃12の両側面に硬質材料からなる切
断刃13,13がそれぞれ隣接して取り付けられている
切断具A1と、両端部に平行電線3を保持するガイド2
2,22´を有する絶縁物からなる基台21に、前記仕
切り刃12が挿通される少なくとも1個のガイド穴23
及び当該ガイド穴23の両側部位の前記切断刃13に対
応する位置に硬質材料製の切断受刃24,24がそれぞ
れ固定されている切断具B2とからなり、これら両切断
具A,Bが圧着工具4における対向面に取付けられて、
前記切断具A1における仕切り刃12が先行して平行電
線3における導電線間に圧入され、続いて両切断刃1
3,13と両切断受刃24,24とで平行電線3におけ
る外皮と内皮と導電線とを切断せしめるようにした構造
となっている。
【0006】
【発明の実施の形態】このような構造とした平行電線の
切断具を実施するに当たっては、切断具A1の基台11
はポリカーボネート等の精密加工用の硬質合成樹脂を用
いて仕切り刃12を一体成形すると共に、平行電線の切
断を正負両線に対して1動作で行うために、前記仕切り
刃12の両側面に1個づつ、側面が三角形状の切断刃1
3を斜面が相互に反対向きとなるように基部をインサー
ト成形して固定する。或いは前記仕切り刃12として金
属の薄刃を刃先だけを露出させて両側面を合成樹脂で覆
うようにインサート成形すれば、仕切り刃12の絶縁性
を保持しながら耐久性を向上することができる。
【0007】切断具B2の基台21は同じくポリカーボ
ネート等の硬質の樹脂を用い、両端部に平行電線3を抱
えて保持するために湾曲した形状のガイド22,22´
を突設させ、更に前記仕切り刃12が挿通されるガイド
穴23と、当該ガイド穴23の両サイドの前記切断刃1
3に対応して電線を切断し得るような位置に金属製の切
断受刃24が一体的にインサート成形される。平行電線
の切断箇所は、前記切断刃13の刃先位置を一直線に揃
えることで切断端部が同じ長さとなる様にできるが、刃
先位置を左右異なる位置にずらせばそれに伴って正、負
の芯線の切断位置が僅かにずれ、両方の芯線切断面が誤
って導電性の他物に同時に触れ難くなる。尚、上述のガ
イド22,22´として平行電線3を挟むような形とな
るように基台21の四隅に突出物を形成しても良い。
【0008】又、切断刃13と切断受刃24とを電線を
剪断するような位置関係に配置し、同時に切断刃13に
隣接して一部分が傾斜面25となっている凹部26を形
成して置くと、切断したときに平行電線の端部を切断刃
13の移動に伴って傾斜面25に押し付けられて、凹部
26の内部に向かって大きく屈曲させることができ、安
全性に対する効果が得られる。
【0009】2芯の平行電線に対しては、上述のように
1枚の仕切り刃12を平行電線に平行するように立設
し、この仕切り刃12の両側面に切断刃13を基台11
に固定すれば良いが、3芯の平行電線に対する切断具A
1は、2枚の仕切り刃12を芯線の間隔だけ隔てて平行
に立設し、当該2枚の仕切り刃12の間にもう1枚の仕
切り刃12を直角に、全体としてH字を形成するように
配置する。そして、前者の平行な2枚の仕切り刃12の
外側面に1個づつの切断刃13を取付ける。この場合、
分離される芯線のうち、中心の芯線は2枚の仕切り刃1
2によって挟まれる状態となるので、この平行している
仕切り刃12は片側に傾斜した刃形としておくと、芯線
が両側から無理に圧縮されて作業が困難になったり被覆
が破壊されることはない。
【0010】又、3芯用の切断具B2については、ガイ
ド穴23は上記H字形状に配置された仕切り刃12に合
わせて同じくH字形状に穿設し、平行したガイド穴23
の外側部位に1箇所づつ、2芯の場合と同様に前記切断
刃13に対応させて金属製の切断受刃24と、必要に応
じて凹部26及び傾斜面25が設けられる。
【0011】切断具A1と切断具B2とは周知の構造の
圧着工具4の対向面に取付けて、工事現場で手軽に使用
することができる。切断具B2のガイド22,22´と
基台21とで平行電線3を挟んで保持し、平行電線3の
側面に切断具A1の仕切り刃12を押圧してゆくと、仕
切り刃12は平行電線3の外被覆を貫通して正、負、各
被覆芯線を分離する。その後さらに押圧を続けて切断刃
13と切断受刃24とで各被覆芯線を切断し、同時に凹
部26と傾斜面25が設けられている場合は、切断刃1
3によって切断された平行電線3の端部を傾斜面25に
押当てて当該端部を屈曲せしめることになる。3芯の場
合は中心位置の芯線はH形の中間の仕切り刃12により
切断される。いずれの場合でも、切断の過程では正、
負、各被覆芯線は絶縁性の仕切り刃12により相互に隔
てられ、又、切断刃13と切断受刃24は個々に絶縁性
の基台にモールドされているので、万一活線を切断して
も危険な事はない。
【0012】上述した説明では、切断刃13と切断受刃
24とは金属製のものを例示したが、ファインセラミッ
ク材を使用すれば絶縁性も完全で且つ耐久性を向上させ
る効果がある。又、基台並びに仕切り刃も含めて全体を
ファインセラミック材で一体に焼結成形しても良い。
【0013】又、上記で説明した平行電線の切断具は2
芯及び3芯の平行電線の1箇所での切断を対象とした
が、この他にも基台11に設けた仕切り刃12と切断刃
13、並びに基台21に設けたガイド穴23と凹部26
の、夫々の位置及び数量を切断しようとする芯線の位置
及び切断箇所に合わせて配置することで任意の芯線を任
意の箇所に於て切断することができる。
【0014】
【実施例】図1〜図14は第1実施例に関する図面であ
って、図1は要部を示す斜視図、図2〜図4は切断具A
の外観を示す正面図及び底面図並びに側面図、図5〜図
7は同じく切断具Bの平面図及び正面図並びに側面図、
図8〜図12は切断作業の状態を段階的に示す説明図、
図13は切断後の平行電線の外形を示す斜視図、図14
は適用する平行電線の一例の断面図である。又、図15
〜図21は第2実施例に関する図面であって、図15〜
図16は切断具Aの外観を示す平面図及び側面図、図1
7〜図18は同じく切断具Bの平面図及び側面図、図1
9〜図20は切断作業の状態を段階的に示す説明図、図
21は切断後の平行電線の外形を示す斜視図である。
又、図22〜図26は各実施例の種々の変形例を占めす
図面である。
【0015】図1〜図7に構造を示す第1実施例は2芯
の平行電線の切断具であって、平行電線としてVVF線
を例として説明すると、この実施例は切断後に片方の切
断端部が屈曲されるように配慮された構造となってい
る。この実施例では、切断具Aの基台11と仕切り刃1
2はポリカーボネート樹脂製で、切断刃13は金属製で
ある。2枚の切断刃13は側面が直角三角形を成し、仕
切り刃12の両側面に直角三角形状の斜面が反対向きと
なるように一体的にインサート成形することで固定され
ている。
【0016】切断具Bの基台21とガイド22,22´
はポリカーボネート樹脂製で、金属製の切断受刃24と
共に一体的にインサート成形されている。仕切り刃12
が移動するガイド穴23と、傾斜面25と金属製の切断
受刃24とが設けられている凹部26がガイド穴23の
両側部に成形時に同時に形成される。
【0017】上記切断具Aと切断具Bとは図8に示すよ
うなレバー41とリンク42を組み合わせた圧着工具4
に基台11並びに基台21の部位で取付けられており
(取付け捩子等は図示省略)、前記切断具A1を平行電
線3の外被覆に押付け(図8)、更に押圧して仕切り刃
12を貫通させて正、負、各被覆芯線を分離した後(図
9、図10)、切断刃13と切断受刃24とで剪断せし
める構造となっている(図11、図12)。図8に示し
た圧着工具4は一例であって、同様の機能を有する圧着
工具であればいかなる構造のものでも差支えないことは
いうまでもない。図13は切断作業完了後の平行電線の
外形を示す斜視図である。尚、図14は本発明を適用す
る複数の芯線を有する電線の他の一例として通常の平行
ビニール線の断面である。
【0018】図15〜図18に構造を示す第2実施例は
3芯の平行電線に対応する切断具であって、2芯に対応
したものと同じく切断後に片方の切断端部が屈曲される
ように配慮された構造となっている。この実施例でも、
切断具Aの基台11と、H形に配置された3枚の仕切り
刃12はポリカーボネート樹脂製で、そのうち平行した
2枚の仕切り刃12は3分割された平行電線の中央の部
分を無理無く挟み込めるように、外側方に向かって傾斜
した偏った刃形となっている。中央の仕切り刃12は楔
形であるが他の2枚の仕切り刃12と同じ刃形であって
もよい。切断刃13は金属製である。2個の切断刃13
は側面が直角三角形を成し、仕切り刃12の両側面に直
角三角形状の斜面が反対向きとなるように一体的にイン
サート成形されている。
【0019】切断具Bの基台21とガイド22,22´
はポリカーボネート樹脂製で、金属製の切断受刃24と
共に一体的にインサート成形されている。仕切り刃12
が移動するガイド穴23は仕切り刃12の配置に対応し
てH形をなし、傾斜面25と金属製の切断受刃24とが
設けられている凹部26がガイド穴23の両外側部に成
形時に同時に形成される。
【0020】第2実施例の切断具A1及び切断具B2
は、図19に示すようなレバー51を有する圧着工具5
に基台11並びに基台21の部位で取付けられており
(取付け捩子等は図示省略)、前記切断具A1を平行電
線3の外被覆に押付け(図19)、更に押圧して仕切り
刃12を貫通させて3本の各被覆芯線を分離した後、切
断刃13と切断受刃24とで剪断せしめる構造となって
いる(図20)。図19に示した圧着工具5は前述した
図8の圧着工具4と同じく単なる一例として示したもの
で、同様の機能を有する圧着工具であれば前記図8及び
図19に図示した2例の圧着工具以外の構造のものでも
差支えなく使用することができる。図21は切断作業完
了後の平行電線の外形を示す斜視図である。
【0021】図22は切断具Bの変形例であって、ガイ
ド22,22’が単なる突出部として基台21の四隅に
形成されている。平行電線3はそれぞれ2個のガイド2
2,22及びガイド22’,22’の間に挟まれて位置
決めされるが、切断具Aが図において上方から押圧する
ため平行電線3は充分に保持され、支障なく切断でき
る。この変形例は構造簡単で作業時に平行電線のセッテ
ィングが容易である特徴を有する。
【0022】図23〜図26は仕切り刃12の形状並び
に構造の事例4種である。図23に示すものはこれまで
に説明した仕切り刃と比較すると刃先部分が長手方向に
傾斜しており、刃先端部が尖った形状となっている。こ
うした形状にすると切断作業時にこの尖った部位に押圧
力が集中して僅かの力で仕切り刃12を平行電線に圧入
させることができる特徴を有する。図24〜図26も同
様にいずれも刃先のある部位に押圧力が集中する形状に
なっており、切断時の効果は上記図23の仕切り刃12
と同一である。又、この内、図26に示す仕切り刃12
は、刃先部分を形成する金属刃12aの両側面を合成樹
脂からなる絶縁層12bで覆って一体化した構造であ
る。この仕切り刃12は十分な絶縁性を有すると共に、
耐久性にも富んでいて長寿命である特徴を有する。
【0023】その他、図示は省略するが、変形例として
第1実施例、第2実施例について、切断刃13の刃先を
一列に揃えた構造の切断具も実施し得る。このような変
形例を使用することで芯線の切断箇所が正負同一箇所と
なり、切断後の平行電線の端部を同じ長さとすることが
できる。
【0024】以上本発明の代表的と思われる実施例、変
形例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実
施例、変形例の構造のみに限定されるものではなく、本
発明にいう前記の構成要件を備え、本発明にいう目的を
達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改
変して実施することができるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明にいう平行電線の切断具は、上記
のごとく、絶縁性の仕切り刃により正負の芯線を隔離
し、切断に際して直接に芯線に接触する切断刃、切断受
刃共に絶縁性の基台に固定されて、基台を介して圧着工
具に取り付けられているので切断部分と作業者は電気的
に完全に分離されており、作業対象となる平行電線の中
に万一活線が混在しても短絡や感電などの事故を防止
し、非常に安全に作業ができる効果を有する。
【0026】切断に必要な部品が一体として1個の圧着
工具に取付けられている切断具を使用して、1動作で切
断作業が完了するので作業が極めて能率的である。しか
も切断具は構造簡単で安価であるから工費を低減させる
という副次的な効果をも有するに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部構造を示す斜視図。
【図2】図1の切断具Aの正面図。
【図3】図1の切断具Aの底面図。
【図4】図1の切断具Aの側面図。
【図5】図1の切断具Bの平面図。
【図6】図1の切断具Bの正面図。
【図7】図1の切断具Bの側面図。
【図8】第1実施例の実施状態の切断開始期の説明図。
【図9】第1実施例の実施状態の切断途中の説明図。
【図10】図9の要部を示す説明断面図。
【図11】第1実施例の実施状態の切断完了時の説明
図。
【図12】図11の要部を示す説明断面図。
【図13】第1実施例の平行電線の切断完了時の外形斜
視図。
【図14】平行電線の一例を示す断面図。
【図15】第2実施例の切断具Aの底面図。
【図16】図15の側面図。
【図17】第2実施例の切断具Bの平面図。
【図18】図17の側面図。
【図19】第2実施状態の切断開始期の説明図。
【図20】第2実施状態の切断完了時の説明図。
【図21】第2実施例の切断完了時の平行電線の外形斜
視図。
【図22】基台の変形例を示す外形斜視図。
【図23】仕切り刃の変形例の外形斜視図。
【図24】仕切り刃の他の変形例の外形斜視図。
【図25】仕切り刃の更に他の変形例の外形斜視図。
【図26】仕切り刃の別構造の変形例の構造斜視図。
【符号の説明】
1 切断具A 11 基台 12 仕切り刃 13 切断刃 2 切断具B 21 基台 22,22´ ガイド 23 ガイド穴 24 切断受刃 25 傾斜面 26 凹部 3 平行電線 4 圧着工具 5 圧着工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−262427(JP,A) 実開 昭62−125313(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 23/00 B23D 29/02 H02G 1/06 603

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなる基台(11)に、少なくとも
    1枚の電気絶縁性の仕切り刃(12)及び当該仕切り刃(12)
    の両側面に硬質材料からなる切断刃(13),(13)がそれぞ
    れ隣接して取り付けられている切断具A(1)と、両端部
    に平行電線(3)を保持するガイド(22),(22´)を有する
    絶縁物からなる基台(21)に、前記仕切り刃(12)が挿通さ
    れる少なくとも1個のガイド穴(23)及び当該ガイド穴(2
    3)の両側部位の前記切断刃(13)に対応する位置に硬質材
    料製の切断受刃(24),(24)がそれぞれ固定されている切
    断具B(2)とからなり、これら両切断具A,Bが圧着工
    具(4)における対向面に取付けられて、前記切断具A(1)
    における仕切り刃(12)が先行して平行電線(3)における
    導電線間に圧入され、続いて両切断刃(13),(13)と両切
    断受刃(24),(24)とで平行電線(3)における外皮と内皮
    と導電線とを切断せしめるようにした平行電線の切断
    具。
  2. 【請求項2】 絶縁物からなる基台(11)に少なくとも1
    枚の電気絶縁性の仕切り刃(12)及び当該仕切り刃(12)の
    両側面に硬質材料からなる切断刃(13),(13)がそれぞれ
    隣接して取り付けられている切断具A(1)と、両端部に
    平行電線(3)を保持するガイド(22),(22´)を有する絶
    縁物からなる基台(21)に前記仕切り刃(12)が挿通される
    ガイド穴(23)及び当該ガイド穴(23)の両側部位に前記切
    断刃(13)に対応させて硬質材料製の切断受刃(24),(24)
    がそれぞれ固定されていると共に、当該切断受刃(24)に
    隣接して傾斜面(25)を有する凹部(26)が形成されている
    切断具B(2)とからなり、これら両切断具A,Bが圧着
    工具(4)における対向面に取付けられて、前記切断具A
    (1)における仕切り刃(12)が先行して平行電線(3)におけ
    る導電線間に圧入され、続いて両切断刃(13),(13)と両
    切断受刃(24),(24)とで平行電線(3)における外皮と内
    皮と導電線とを切断した後、切断された平行電線の端部
    を前記傾斜面(25)に押当てて屈曲せしめるようにした平
    行電線の切断具。
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