JPH09237496A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09237496A
JPH09237496A JP8046018A JP4601896A JPH09237496A JP H09237496 A JPH09237496 A JP H09237496A JP 8046018 A JP8046018 A JP 8046018A JP 4601896 A JP4601896 A JP 4601896A JP H09237496 A JPH09237496 A JP H09237496A
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JP
Japan
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circuit
pulse signal
signal
self
level
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Withdrawn
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JP8046018A
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Inventor
Osamu Kitade
修 北出
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長回路の使用/不使用を容易に判別可能な
半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 直列に接続された遅延素子201〜20
4を設け、冗長回路を使用している場合には、遅延素子
202の出力ノードと検出端子205の入力ノードとの
間に設けられたヒューズ207を溶断し、冗長回路を使
用していない場合は、遅延回路204の出力ノードと検
出端子205の入力ノードとの間に設けられたヒューズ
209を溶断することによって、検出端子205から出
力されるパルス信号S2のパルスの立上がり時間を変化
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に、冗長回路を備えた半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMなどの半導体記憶装置は、一般
にメモリセルアレイ内のワード線やビット線対、メモリ
セルなどに欠陥があった場合にそのスペアとなる冗長回
路を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冗長回
路を備えた通常のDRAMなどでは、チップのサンプル
を客先に出荷する際などに、客先がノン−スペア品(冗
長回路を使用していない品)を要求している場合に、そ
のサンプルがノン−スペア品であるか否かをチップの外
部から選別できないという問題点があった。
【0004】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、冗長回路を使用しているか使用
していないかを容易に判別可能な半導体記憶装置を提供
することを目的とする。
【0005】従来の冗長回路の使用/不使用の判別(リ
ダンダンシチェック)の方法として、たとえば、外部か
ら予め定められた特定のアドレス(アドレスキー)を入
力して、スペアデコーダイネーブル信号(SDE)の変
化を見ることによって判別する方法があった。ここで、
スペアデコーダイネーブル信号は、冗長回路のアドレス
をデコードするスペアデコーダを活性化させる信号であ
る。
【0006】この方法は、アドレスキーが入力される
と、スペアデコーダイネーブル信号が、冗長回路を使用
していない場合はH(論理ハイ)レベルのまま変化しな
いが、冗長回路を使用している場合はHレベルからL
(論理ロー)レベルに変化し、それに応答して冗長回路
内のワード線が選択され、スペアとして使用されている
アドレス(不良アドレス)が検出できるようになってい
ることを利用したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、複数のワード線と、複数のワード線と交差す
る複数のビット線対と、ワード線とビット線対とに接続
された複数のメモリセルとを有するメモリセルアレイ
と、行アドレスの入力に応答して、複数のワード線のう
ち、対応するいずれか1つを活性化する行デコーダと、
列アドレスの入力に応答して、複数のビット線対のう
ち、対応するいずれか1つを活性化する列デコーダと、
メモリセルアレイ内部に欠陥があった場合のスペアとな
る冗長回路と、入力パルス信号をもとに、冗長回路使用
時には第1のパルス幅の出力パルス信号を発生し、冗長
回路不使用時には第1のパルス幅と異なる第2のパルス
幅の出力パルス信号を発生するパルス信号発生手段とを
設けたものである。
【0008】請求項2に係る半導体記憶装置は、請求項
1の半導体記憶装置において、パルス信号発生手段に、
入力パルス信号を遅延し第1のパルス信号として出力す
る第1の遅延素子と、第1のパルス信号を遅延し、第2
のパルス信号として出力する第2の遅延素子と、第1ま
たは第2のパルス信号を出力パルス信号として出力する
検出端子と、第1の遅延素子の出力ノードと検出端子と
の間に接続された第1のヒューズと、第2の遅延素子の
出力ノードと検出端子との間に接続された第2のヒュー
ズとを設けたものであり、冗長回路使用時は第1のヒュ
ーズが溶断され、冗長回路不使用時は第2のヒューズが
溶断される。
【0009】請求項3に係る半導体記憶装置は、請求項
1の半導体記憶装置において、電源投入後の所定期間に
パワーオンリセット信号を発生するパワーオンリセット
信号発生手段をさらに設けたものであり、パルス信号発
生手段に、入力パルス信号を遅延し、第1のパルス信号
として出力する第1の遅延素子と、第1のパルス信号を
遅延し、第2のパルス信号として出力する第2の遅延素
子と、第1または第2のパルス信号を出力パルス信号と
して出力する検出端子と、第1の遅延素子と検出端子と
の間に接続された第1のトランジスタと、第2の遅延素
子と検出端子との間に接続された第2のトランジスタ
と、パワーオンリセット信号が活性化され、かつ、冗長
回路使用時は第1のトランジスタをオンし、冗長回路不
使用時は第2のトランジスタをオンするトランジスタ制
御手段とを設けたものである。
【0010】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
1の半導体記憶装置において、入力パルス信号をもとに
セルフリフレッシュ活性化信号を発生するセルフリフレ
ッシュ活性化信号発生回路と、セルフリフレッシュ活性
化信号に応答してメモリセルアレイにおいて、セルフリ
フレッシュを行なうセルフリフレッシュ回路と、冗長回
路使用時はパルス幅の狭い外部行アドレスストローブ信
号を出力パルス信号として生成し、冗長回路不使用時は
パルス幅の広い外部行アドレスストローブ信号を出力パ
ルス信号として生成する外部行アドレスストローブ信号
生成回路とをさらに設けたものであり、セルフリフレッ
シュ活性化信号発生回路に、入力パルス信号を遅延し第
1のパルス信号として出力する第1の遅延素子と、第1
のパルス信号を遅延し、第2のパルス信号として出力す
る第2の遅延素子と、第1または第2のパルス信号を保
持する保持手段とを設け、パルス信号発生手段に、セル
フリフレッシュ活性化信号発生回路と、第1の遅延素子
と保持手段との間に接続された第1のヒューズと、第2
の遅延素子と保持手段との間に接続された第2のヒュー
ズと、を設け、冗長回路使用時は第1のヒューズが溶断
され、冗長回路不使用時は第2のヒューズが溶断され
る。
【0011】請求項5に係る半導体記憶装置は、請求項
1の半導体記憶装置において、入力入力パルス信号をも
とにセルフリフレッシュ活性化信号を発生するセルフリ
フレッシュ活性化信号発生回路と、セルフリフレッシュ
活性化信号に応答してメモリセルアレイにおいてセルフ
リフレッシュを行なうセルフリフレッシュ回路と、冗長
回路使用時はパルス幅の狭い外部行アドレスストローブ
信号を出力パルス信号として生成し、冗長回路不使用時
はパルス幅の広い外部行アドレスストローブ信号を出力
パルス信号として生成する外部行アドレスストローブ信
号生成回路と、電源投入後の所定期間にパワーオンリセ
ット信号を発生するパワーオンリセット発生回路とをさ
らに設けたものであり、セルフリフレッシュ活性化信号
発生回路に、入力パルス信号を遅延し第1のパルス信号
として出力する第1の遅延素子と、第1のパルス信号を
遅延し第2のパルス信号として出力する第2の遅延素子
と、第1または第2のパルス信号を保持する保持手段
と、を設け、パルス信号発生手段に、セルフリフレッシ
ュ活性化信号発生回路と、第1の遅延素子と保持手段と
の間に接続された第1のトランジスタと、第2の遅延素
子と保持手段との間に接続された第2のトランジスタ
と、パワーオンリセット信号が活性化され、かつ、冗長
回路使用時は第1のトランジスタをオンし、冗長回路不
使用時は第2のトランジスタをオンするトランジスタ制
御手段とを設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0013】(1) 実施の形態1 図1は、本発明の半導体記憶装置の実施の形態1のDR
AM100の構成を示すブロック図である。
【0014】図1を参照して、DRAM100は、複数
のワード線と、複数のワード線と交差する複数のビット
線と、ワード線とビット線とに接続された複数のメモリ
セルとを有するメモリセルアレイ101と、行アドレス
が入力される行アドレスバッファ123と、行アドレス
バッファ123の出力に応答して複数のワード線のうち
対応するいずれか1つを活性化する行デコーダ103
と、列アドレスが入力される列アドレスバッファ125
と、列アドレスバッファ123の出力に応答して複数の
ビット線のうち対応するいずれか1つを活性化する列デ
コーダ105と、メモリセルアレイ100内部に欠陥が
あった場合のスペアとなる冗長回路107と、冗長回路
107の使用/不使用に対応して異なるパルス幅のパル
ス信号を発生するパルス信号発生回路109と、パルス
信号発生回路109から発生されたパルス信号を検出す
るための検出端子205とを含む。
【0015】冗長回路107は、スペアのワード線であ
るスペア行111と、スペアのビット線であるスペア列
113と、スペア行111内のワード線を活性化するス
ペア行デコーダ115と、スペア列113内のビット線
を活性化するスペア列デコーダ117と、不良行アドレ
スが入力されるとスペア行デコーダ110を活性化する
行プログラム回路119と、不良列アドレスが入力され
るとスペア列デコーダ117を活性化する列プログラム
回路121とを含む。
【0016】DRAM100において、行アドレスバッ
ファ123は行デコーダ103と行プログラム回路11
9とに接続され、列アドレスバッファ125は列デコー
ダ105と列プログラム回路121とに接続されてい
る。メモリセルアレイ101内のワード線は行デコーダ
103に接続され、メモリセルアレイ101内のビット
線は列デコーダ105に接続されている。スペア行11
1内のすぺあのワード線はメモリセルアレイ101内の
ビット線に接続されており、スペア行デコーダ115に
接続されている。スペア列113内のスペアのビット線
はメモリセルアレイ101内のワード線に接続されてお
り、スペア列デコーダ117に接続されている。スペア
行デコーダ115は行プログラム回路119に接続さ
れ、スペア列デコーダは列プログラム回路121に接続
されている。検出端子205はパルス信号発生回路10
9に接続されている。
【0017】たとえば、メモリセルアレイ101内のあ
るワード線に欠陥があった場合、そのワード線の行アド
レスが不良行アドレスとして行プログラム回路119に
登録される。その後、外部からその不良アドレスが入力
されると、行プログラム回路119はスペア行デコーダ
115を活性化し、スペア行デコーダ115はスペア行
111内の対応するスペアのワード線を活性化する。
【0018】メモリセルアレイ101内のビット線に欠
陥があった場合も、上記のワード線の場合と同様にし
て、列プログラム回路121に不良列アドレスが登録さ
れ、その不良列アドレスが入力されると、列プログラム
回路121はスペア列デコーダ117を活性化し、スペ
ア列デコーダ117はスペア列113内の対応するスペ
アのビット線を活性化する。
【0019】図2は、図1のパルス信号発生回路109
と検出端子205との例を示す回路図である。
【0020】図2を参照して、パルス信号発生回路10
9は、入力パルス信号S1を遅延させる遅延回路201
〜204と、ヒューズ207〜209とを含む。遅延回
路201〜204の各々は、直列に接続された2つのイ
ンバータを含む。
【0021】パルス信号発生回路109において、遅延
回路201〜204は直列に接続されている。遅延回路
202の出力ノードと検出端子205の入力ノードとの
間にヒューズ207が、遅延回路203の出力ノードと
検出端子205の入力ノードとの間にヒューズ208
が、遅延回路204の出力ノードと検出端子205の入
力ノードとの間にヒューズ209が、それぞれ接続され
ている。検出端子205からは、遅延回路201〜20
4による遅延により発生したパルス信号が出力パルス信
号S2として出力される。
【0022】図3は、図2のパルス信号発生回路109
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0023】以下、図3のタイミングチャートを用いて
パルス信号発生回路109の動作を説明する。
【0024】図3を参照して、入力パルス信号S1はL
レベルの期間(パルス幅)TがT=T0である。
【0025】メモリセルアレイ101内に欠陥があり冗
長回路107を使用している場合には、たとえば、ヒュ
ーズ208,209が溶断される。入力パルス信号S1
は遅延回路201,202によってパルスの立上がりが
遅延され、検出端子205から出力パルス信号S2とし
て出力される。このときの出力パルス信号S2のLレベ
ルの期間(パルス幅)TはT=T1(>T0)である。
【0026】メモリセルアレイ101内に欠陥がなく冗
長回路107を使用していない場合には、たとえば、ヒ
ューズ207,208が溶断される。入力パルス信号S
1は遅延回路201〜204によってパルスの立上がり
が冗長回路使用時よりもさらに遅延され、検出端子20
5から出力パルス信号S2として出力される。このとき
の出力パルス信号S2のLレベルのパルス幅TはT=T
2(>T1)である。ただし、この出力パルス信号S2
のLレベルのパルス幅Tは、DRAM100のスペック
および特性に影響を与えない範囲で変化される。
【0027】したがって、冗長回路107使用時の出力
パルス信号S2のLレベルのパルス幅Tは冗長回路10
7不使用時よりも短くなるので、メモリテスタなどを用
いてこの出力パルス信号S2のLレベルのパルス幅を測
定することによって、冗長回路の使用/不使用を容易に
判別することが可能となる。
【0028】この例では、冗長回路107使用時に冗長
回路107不使用時よりも出力パルス信号S2のLレベ
ルのパルス幅Tが短くなるように設定しているが、反対
に、冗長回路107使用時にLレベルのパルス幅Tが長
くなるように設定しても同様に判別することができる。
【0029】また、遅延回路201〜204は一例であ
って、同様の作用を有するものであれば他の遅延回路に
置換えることが可能である。
【0030】(2) 実施の形態2 図4は、本発明の半導体記憶装置の実施の形態2のDR
AM400の構成を示すブロック図である。
【0031】図4を参照して、DRAM400は、メモ
リセルアレイ101と、行アドレスバッファ123と、
行デコーダ103と、列アドレスバッファ125と、列
デコーダ105と、冗長回路107と、電源投入後の所
定期間にパワーオンリセット信号を発生するパワーオン
リセット信号発生回路401と、パルス信号発生回路4
09とを含む。
【0032】メモリセルアレイ101,行デコーダ10
3,列デコーダ105,冗長回路107,行アドレスバ
ッファ123,列アドレスバッファ125の回路構成お
よび接続関係は図1の実施の形態1の場合と同様である
ので説明を省略する。
【0033】パワーオンリセット信号発生回路401
は、行アドレスバッファ123と、列アドレスバッファ
125と、パルス信号発生回路409とに接続されてい
る。
【0034】図5は、パルス信号発生回路409の例を
示す回路図である。図5を参照して、パルス信号発生回
路409は、入力パルス信号S1を遅延させる遅延回路
201〜204と、遅延により発生したパルス信号が出
力パルス信号S2として出力される検出端子205と、
NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトラン
ジスタと称する)501〜503と、NMOSトランジ
スタ501〜503を制御するトランジスタ制御回路5
05とを含む。
【0035】遅延回路201〜204の各々は、直列に
接続された2つのインバータを含む。
【0036】トランジスタ制御回路505は、NMOS
トランジスタ501〜503の各々に対して設けられN
MOSトランジスタ501〜503のゲート電極に与え
る制御信号S501〜503を出力するゲート電圧制御
回路507〜509を含む。ゲート電圧制御回路507
は、NMOSトランジスタ511と、PMOSトランジ
スタ513と、ヒューズ511と、NAND回路517
と、インバータ519とを含む。
【0037】ゲート電圧制御回路508は、NMOSト
ランジスタ521と、PMOSトランジスタ523と、
ヒューズ525と、NAND回路527と、インバータ
529とを含む。ゲート電圧制御回路509は、NMO
Sトランジスタ531と、PMOSトランジスタ533
と、ヒューズ535と、NAND回路537と、インバ
ータ539とを含む。
【0038】パルス信号発生回路409において、遅延
回路201〜204は直列に接続されている。
【0039】遅延回路202の出力ノードと検出端子2
05の入力ノードとの間にNMOSトランジスタ501
が、遅延回路203の出力ノードと検出端子205の入
力ノードとの間にNMOSトランジスタ502が、遅延
回路204の出力ノードと検出端子205の入力ノード
との間にNMOSトランジスタ503がそれぞれ接続さ
れている。
【0040】ゲート電圧制御回路507において、NM
OSトランジスタ511のドレイン電極はVcc電源に
接続されている。PMOSトランジスタ513のドレイ
ン電極は接地されている。NMOSトランジスタ511
のソース電極とPMOSトランジスタ513のソース電
極とはヒューズ515を介して接続されている。NMO
Sトランジスタ511のゲート電極とPMOSトランジ
スタ513のゲート電極とは共通に接続され、パワーオ
ンリセット信号PORが与えられている。NAND回路
517の一方の入力ノードにもパワーオンリセット信号
PORが入力され、他方の入力ノードはNMOSトラン
ジスタ511のソース電極に接続されている。NAND
回路517の出力ノードはインバータ519の入力ノー
ドに接続され、インバータ519の出力ノードはNMO
Sトランジスタ501のゲート電極に接続されている。
【0041】ゲート電圧制御回路508において、NM
OSトランジスタ521のドレイン電極はVcc電源に
接続されている。PMOSトランジスタ523のドレイ
ン電極は接地されている。NMOSトランジスタ521
のソース電極とPMOSトランジスタ523のソース電
極とはヒューズ525を介して接続されている。NMO
Sトランジスタ521のゲート電極とPMOSトランジ
スタ523のゲート電極とは共通に接続され、パワーオ
ンリセット信号PORが与えられている。NAND回路
527の一方の入力ノードにもパワーオンリセット信号
PORが入力され、他方の入力ノードはNMOSトラン
ジスタ521のソース電極に接続されている。NAND
回路52の出力のとはインバータ529の入力ノードに
接続され、インバータ529の出力ノードはNMOSト
ランジスタ502のゲート電極に接続されている。
【0042】ゲート電圧制御回路509において、NM
OSトランジスタ531のドレイン電極はVcc電源に
接続されている。PMOSトランジスタ533のドレイ
ン電極は接地されている。NMOSトランジスタ531
のソース電極とPMOSトランジスタ533のソース電
極とはヒューズ535を介して接続されている。NMO
Sトランジスタ531のゲート電極とPMOSトランジ
スタ533のゲート電極とは共通に接続され、パワーオ
ンリセット信号PORが与えられている。NAND回路
537の一方の入力ノードにもパワーオンリセット信号
PORが入力され、他方の入力ノードはNMOSトラン
ジスタ531のソース電極に接続されている。NAND
回路537の出力ノードはインバータ539の入力ノー
ドに接続され、インバータ539の出力ノードはNMO
Sトランジスタ503のゲート電極に接続されている。
【0043】実施の形態1の場合と同様に、冗長回路1
07を使用している場合の出力パルス信号S2のLレベ
ルのパルス幅Tが冗長回路107を使用していない場合
の出力パルス信号S2のLレベルのパルス幅Tよりも短
くなるように設定した場合について説明する。
【0044】図6は、図5のパルス信号発生回路409
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0045】図6を用いてパルス信号発生回路409の
動作を説明する。冗長回路107を使用している場合
は、たとえば、トランジスタ制御回路505のゲート電
圧制御回路507内のヒューズ515を溶断し、冗長回
路107を使用していない場合は、たとえば、ゲート電
圧制御回路509内のヒューズ535を溶断する。
【0046】図6を参照して、冗長回路107を使用し
ている場合には、パワーオンリセット信号PORが活性
化されHレベルとなると、ゲート電圧制御回路507内
のNMOSトランジスタ511がオンし、Vcc電源か
ら供給されたHレベルの電位がNMOSトランジスタ5
11を介してNAND回路517の上記他方の入力ノー
ドに与えられる。NAND回路517の上記一方の入力
ノードにはパワーオンリセット信号PORが与えられて
おり、NANDゲート517の出力信号はLレベルとな
って、インバータ519により反転され、インバータ5
19の出力ノードからはHレベルの制御信号S501が
出力される。
【0047】一方、ゲート電圧制御回路508のヒュー
ズ525およびゲート電圧制御回路509のヒューズ5
35は、ともに溶断されていないので、制御信号S50
1によりNMOSトランジスタ501のみがオンし、N
MOSトランジスタ502,503はオフのままであ
る。よって、Lレベルのパルス幅T=T0のパルス信号
S1は、遅延回路201,202により立上がり時間が
遅延され、発生したLレベルのパルス幅T=T1(>T
0)のパルス信号が検出端子205から出力パルス信号
S2として出力される。
【0048】冗長回路107を使用していない場合に
は、パワーオンリセット信号PORが活性化されHレベ
ルとなると、トランジスタ制御回路505のゲート電圧
制御回路509内のNMOSトランジスタ531がオン
し、Vcc電源から供給されたHレベルの電位がNMO
Sトランジスタ531を介してNAND回路537の他
方の入力ノードに与えられる。NAND回路537の一
方の入力ノードにはパワーオンリセット信号PORが与
えられており、NAND回路537の出力信号はLレベ
ルとなって、インバータ539により反転され、インバ
ータ539の出力ノードからはHレベルの制御信号S5
03が出力される。一方、ゲート電圧制御回路507の
ヒューズ515およびゲート電圧制御回路508のヒュ
ーズ525は溶断されていないので、制御信号S503
によりNMOSトランジスタ503のみがオンし、NM
OSトランジスタ501,502はオフのままである。
Lレベルのパルス幅T=T0の入力パルス信号S1は遅
延回路201〜204により立上がり時間が遅延され、
発生したLレベルのパルス幅T=T2(>T1)のパル
ス信号が検出端子205が出力パルス信号S2として出
力される。
【0049】したがって、本発明の半導体記憶装置の実
施の形態2のDRAM400は、冗長回路107を使用
していない場合の出力パルス信号S2のLレベルのパル
ス幅Tは、冗長回路107を使用していない場合のLレ
ベルのパルス幅Tよりも短くなるので、メモリテスタな
どを用いてこの出力パルス信号S2のLレベルのパルス
幅Tを測定することによって冗長回路を使用しているか
使用していないかを判別することが可能となる。
【0050】この例では、冗長回路107を使用してい
る場合に、冗長回路107を使用していない場合よりも
出力パルス信号S2のLレベルのパルス幅Tが短くなる
ように設定しているが、冗長回路107を使用している
場合に、出力パルス信号S2のLレベルのパルス幅Tが
長くなるように設定しても同様に判別することができ
る。
【0051】また、遅延回路201〜204は一例であ
って、同様の作用を有するものであれば他の遅延回路と
置換えることが可能である。
【0052】NMOSトランジスタ501〜503は、
NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとにより
構成されたトランスファゲートなどのような接続回路と
置換えることも可能である。
【0053】(3) 実施の形態3 図7は、セルフリフレッシュ動作を行なう従来のDRA
M700の構成を示すブロック図である。
【0054】図7を参照して、DRAM700は、メモ
リセルアレイ101と、行デコーダ103と、列デコー
ダ105と、冗長回路107と、行アドレスバッファ1
23と、列アドレスバッファ125と、セルフリフレッ
シュ活性化信号を発生するセルフリフレッシュ活性化信
号発生回路701と、セルフリフレッシュ活性化信号に
よりセルフリフレッシュ動作を制御するセルフリフレッ
シュ回路703とを含む。メモリセルアレイ101と、
行デコーダ103と、列デコーダ105と、冗長回路1
07と、行アドレスバッファ123と、列アドレスバッ
ファ125との回路構成および接続関係は、図1の場合
と同様であるので説明は省略する。
【0055】セルフリフレッシュ活性化信号701はセ
ルフリフレッシュ回路703に接続され、セルフリフレ
ッシュ回路703は行デコーダ103に接続されてい
る。セルフリフレッシュ回路703は、セルフリフレッ
シュ活性化信号発生回路からセルフリフレッシュ活性化
信号Ssが入力されると、それに応答して行デコーダ1
03に行アドレスを入力してメモリセルアレイ101内
のワード線を立上げセルフリフレッシュを行なう。
【0056】図8は、図7のDRAM700のセルフリ
フレッシュモード時の一般的な動作の例を示すタイミン
グチャートである。
【0057】図8を参照して、まず、外部から入力され
た外部列アドレスストローブ信号/exCASが活性化
され、HレベルからLレベルに立下がる(時刻t0 )。
次に、外部から続いて入力された外部行アドレスストロ
ーブ信号/exRASが活性化され、HレベルからLレ
ベルに立下がると(時刻t1 )、それに応答して内部行
アドレスストローブ信号/RASが活性化され、Hレベ
ルからLレベルに立下がり(時刻t2 )、さらに、セル
フリフレッシュモードにおける行アドレスストローブ信
号/RASSが活性化されHレベルからLレベルに立下
がる(時刻t3)。このセルフリフレッシュモードにお
ける行アドレスストローブ信号/RASSは、内部行ア
ドレスストローブ信号/RASがLレベルに立下がって
からある所定の遅延時間(t4 −t2 ;これは、センス
アンプ動作が完了するのに要する時間である)後にHレ
ベルに立上がるように設定されている。
【0058】そして、外部行アドレスストローブ信号/
exRASが立下がってからある一定期間TA (たとえ
ば64μs、回路で設定可能)後に、セルフリフレッシ
ュ活性化信号発生回路701から出力されているセルフ
リフレッシュ活性化信号Ssが活性化され、Lレベルか
らHレベルに立上がる(時刻t5 )。すると、それに応
答して、内部行アドレスストローブ信号/RASが不活
性化され、LレベルからHレベルに立上がる(時刻
6 )。
【0059】リフレッシュ信号REFは、DRAM70
0の内部カウンタ(図示せず)により、ある一定周期T
B (たとえば256μs、回路で設定可能)でクロック
(t 7 →t8 )を発生し、そのクロックの立上がりに応
答して、セルフリフレッシュモードにおける行アドレス
ストローブ信号/RASSが活性化され、Hレベルから
Lレベルに立下がる(時刻t9 )。それに応答して内部
行アドレスストローブ信号/RASが活性化され、Hレ
ベルからLレベルに立下がり(時刻t10)、セルフリフ
レッシュモードにおける行アドレスストローブ信号/R
ASSが不活性化され、LレベルからHレベルに立上が
ると(時刻t11)、それに応答して内部行アドレススト
ローブ信号/RASは不活性化され、LレベルからHレ
ベルに立上がる(時刻t12)。
【0060】時刻t12以降は、時刻t6 〜t12までの動
作が繰返される。そして、外部列アドレスストローブ信
号/exCASが不活性化され、LレベルからHレベル
に立上がり(時刻t13)、続いて外部行アドレスストロ
ーブ信号/exRASが不活性化され、LレベルからH
レベルに立上がると(時刻t14)、内部行アドレススト
ローブ信号/RASが不活性化され、LレベルからHレ
ベルに立上がるとともに(時刻t15)、セルフリフレッ
シュ活性化信号Ssが不活性化され、HレベルからLレ
ベルに立下がって(時刻t16)、セルフリフレッシュモ
ードから抜けるようになっている。
【0061】図9は、図7のセルフリフレッシュ活性化
信号発生回路701の例を示す回路図である。
【0062】図9を参照して、セルフリフレッシュ活性
化信号発生回路701は、カウンタ901〜903と、
ラッチ回路907とを含む。ラッチ回路907は、さら
にNOR回路905,906を含む。
【0063】セルフリフレッシュ活性化信号発生回路7
01において、カウンタ901〜904は直列に接続さ
れ、カウンタ901〜903の各々にはカウントリセッ
ト信号CNTが入力される。
【0064】ラッチ回路907において、NOR回路9
06の一方の入力ノードにはNOR回路905の出力ノ
ードが接続され、他方の入力ノードにはカウントリセッ
ト信号CNTが入力される。NOR回路905の一方の
入力ノードにはカウンタ903からの出力信号S03が
入力されている。NOR回路905の出力ノードはNO
R回路905の他方の入力ノードに接続されている。
【0065】図10は、図9のセルフリフレッシュ活性
化信号発生回路701の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0066】図10を用いて図9のセルフリフレッシュ
活性化信号発生回路701の動作を詳しく説明する。
【0067】図9を参照して、まず、外部行アドレスス
トローブ信号/exRASが活性化され、Hレベルから
Lレベルに立下がると(時刻t0 )、それに応答してカ
ウントリセット信号CNTが不活性化され、Hレベルが
Lレベルに立下がる(時刻t 1 )。カウンタ901に入
力された入力パルス信号S00により、カウンタ903
から出力された出力パルス信号S03のHレベルの出力
パルスはラッチ回路907に入力され(時刻t3 )、ラ
ッチ回路907から出力されるセルフリフレッシュ活性
化信号SsはLレベルからHレベルに立上がる(時刻t
4 )。この時刻t0 〜t4 が図8で示した一定期間TA
が定められる過程である。そして、外部行アドレススト
ローブ信号/exRASが、時刻t0 で立下がってから
該当するアドレスのセルフリフレッシュが終わるまでの
期間(外部行アドレスストローブ信号/exRASのL
レベル期間)tRASSが経過して時刻t5 で再びHレ
ベルに立上がると、それに応答してカウントリセット信
号CNTが活性化され、LレベルからHレベルに立上が
り(時刻t6 )、セルフリフレッシュ活性化信号Ssも
また不活性化され、HレベルからLレベルに立下がる
(時刻t7 )。
【0068】本発明の半導体記憶装置の実施の形態3の
DRAMでは、図9に示したセルフリフレッシュ活性化
信号発生回路701を利用して、上記セルフリフレッシ
ュ活性化信号Ssの立上がりのタイミングを変化させる
ことにより、冗長回路の使用/不使用の判別を行なうも
のである。
【0069】以下の例では、セルフリフレッシュ活性化
信号Ssの立上がりのタイミングを早くして、外部行ア
ドレスストローブ信号/exRASSのLレベル期間t
RASSを短くすることにより、冗長回路の使用/不使
用を判別する。
【0070】図11は、本発明の半導体記憶装置の実施
の形態3のDRAMに含まれているセルフリフレッシュ
活性化信号発生回路1101の例を示す回路図である。
【0071】本発明の半導体記憶装置の実施の形態3の
DRAMは、図7の従来のDRAM700におけるセル
フリフレッシュ活性化信号発生回路701を図11のセ
ルフリフレッシュ活性化信号発生回路1101と置換え
たものである。
【0072】図11を参照して、セルフリフレッシュ活
性化信号発生回路1101は、カウンタ901〜903
と、ラッチ回路907と、ヒューズ909〜911とを
含む。ラッチ回路907はNOR回路905,906を
含む。
【0073】カウンタ901〜903は、図9の場合と
同様に直列に接続され、カウントリセット信号CNTが
入力される。ラッチ回路907において、NOR回路9
06の一方の入力ノードにはNOR回路905の出力ノ
ードが接続され、他方の入力ノードにはカウントリセッ
ト信号CNTが入力される。NOR回路906の出力ノ
ードはNOR回路905の一方の入力ノードに接続さ
れ、NOR回路905の他方の入力ノードとカウンタ9
01の出力ノードとの間にはヒューズ909が、NOR
回路905の他方の入力ノードとカウンタ902の出力
ノードとの間にはヒューズ910が、NOR回路905
の他方の入力ノードとカウンタ903の出力ノードとの
間にはヒューズ911が、それぞれ接続されている。
【0074】冗長回路107を使用していない場合は、
たとえば、ヒューズ911を溶断し、冗長回路107を
使用している場合には、たとえば、ヒューズ909を溶
断する。
【0075】図12は、図11のセルフリフレッシュ活
性化信号発生回路1101の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【0076】図12を用いてセルフリフレッシュ活性化
信号発生回路1101の動作を説明する。
【0077】図12を参照して、冗長回路107を使用
していない場合は、図9に示した従来のセルフリフレッ
シュ活性化信号発生回路701と同様の接続関係になる
ため同様に動作し、図10に示したのとほぼ同じ期間T
A でセルフリフレッシュ活性化信号Ssが活性化され、
LレベルからHレベルに立上がる。冗長回路107を使
用している場合は、外部行アドレスストローブ信号/e
xRASが活性化され、HレベルからLレベルに立下が
ると(時刻t0 )、それに応答してカウントリセット信
号CNTが不活性化され、HレベルからLレベルに立下
がる(時刻t1 )。カウンタ901に入力された入力パ
ルス信号S00によりカウンタ901から出力された出
力パルス信号S01のHレベルの出力パルスは、ラッチ
回路907に入力され(時刻t3 ′)、ラッチ回路90
7から出力されるセルフリフレッシュ活性化信号Ssは
LレベルからHレベルに立上がる(時刻t4 ′)。時刻
0 〜t4 ′を期間TA ′とすると、TA ′<TA であ
り、セルフリフレッシュ活性化信号Ssは冗長回路10
7を使用していない場合よりも早く立上がるため、外部
行アドレスストローブ信号/exRASは、時刻t0
立下がってから冗長回路107を使用していない場合よ
りも短い活性化期間(Lレベル期間)tRASSで、該
当するアドレスのセルフリフレッシュを終了することが
できる。
【0078】したがって、冗長回路107を使用してい
る場合は、セルフリフレッシュ活性化信号Ssの立上が
りが冗長回107路を使用していない場合よりも早くな
るため、外部行アドレスストローブ信号/exRASの
活性化期間(Lレベル期間)tRASSを短く、すなわ
ち、外部行アドレスストローブ信号/exRASの立上
げを早く設定することができる。
【0079】よって、本発明の半導体記憶装置の実施の
形態3のDRAMは、サンプルを出荷する際などに、外
部行アドレスストローブ信号/exRASのLレベル期
間tRASSをテスタなどで検出することによって、容
易に冗長回路107の使用/不使用を判別することがで
きる。
【0080】上記の例では、冗長回路107使用時にセ
ルフリフレッシュ活性化信号の立上がりが早くなるよう
にしたが、反対に、冗長回路107使用時にセルフリフ
レッシュ活性化信号の立上がりを遅くし、冗長回路10
7不使用時に立上がりを早くするようにすることも可能
である。この場合は、冗長回路107使用時の外部行ア
ドレスストローブ信号/exRASのLレベル期間(t
RASS)は冗長回路107不使用時よりも長くなる。
【0081】(4) 実施の形態4 図13は、本発明の半導体記憶装置の実施の形態4のD
RAM1400の構成を示すブロック図である。
【0082】図13を参照して、DRAM1400は、
メモリセルアレイ101と、行デコーダ103と、列デ
コーダ105と、冗長回路107と、行アドレスバッフ
ァ123と、列アドレスバッファ125と、パワーオン
リセット信号発生回路401と、セルフリフレッシュ回
路703と、セルフリフレッシュ活性化信号発生回路1
401とを含む。
【0083】メモリセルアレイ101と、行デコーダ1
03と、列デコーダ105と、冗長回路107と、行ア
ドレスバッファ123と、列アドレスバッファ125と
の回路構成および接続関係は図1で説明したのと同様な
ので省略する。
【0084】パワーオンリセット信号発生回路401は
図4で示したものと同様のものであり、セルフリフレッ
シュ活性化信号1401にパワーオンリセット信号PO
Rを入力している。セルフリフレッシュ活性化信号発生
回路1401はセルフリフレッシュ回路703に接続さ
れている。セルフリフレッシュ回路703は図7に示し
たのと同様のものであり、行デコーダ103に接続され
ている。図14は、図13のセルフリフレッシュ活性化
信号発生回路1401の例を示す回路図である。
【0085】図14を参照して、セルフリフレッシュ活
性化信号発生回路1401は、カウント901〜903
と、ラッチ回路907と、NMOSトランジスタ913
〜915と、トランジスタ制御回路505とを含む。
【0086】トランジスタ制御回路505は、図5に示
したのと同様のものであるので説明は省略する。
【0087】ラッチ回路907は、NOR回路905,
906を含む。セルフリフレッシュ活性化信号発生回路
1401において、カウンタ901〜903は直列に接
続され、カウンタ901〜903の各々にはカウントリ
セット信号CNTが入力される。
【0088】NOR回路906の一方の入力ノードには
NOR905の出力ノードが接続され、他方の入力ノー
ドにはカウントリセット信号CNTが入力される。NO
R回路905の一方の入力ノードにはカウンタ903か
らの出力パルス信号S03が入力されている。NOR回
路905の出力ノードはNOR回路905の他方の入力
ノードに接続されている。NOR回路905の他方の入
力ノードとカウンタ901との間にNMOSトランジス
タ913が、カウンタ902との間にNMOSトランジ
スタ914が、カウンタ903との間にNMOSトラン
ジスタ915が、それぞれ接続されている。
【0089】図15および図16は、図14のセルフリ
フレッシュ活性化信号発生回路1401の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【0090】図15および図16を用いてセルフリフレ
ッシュ活性化信号発生回路1401の動作を説明する。
【0091】冗長回路107を使用している場合は、た
とえば、トランジスタ制御回路505のゲート電圧制御
回路507内のヒューズ515が溶断される。冗長回路
107を使用していない場合は、たとえば、ゲート電圧
制御回路509内のヒューズ535が溶断される。
【0092】図15および図16を参照して、セルフリ
フレッシュモードであるので、外部列アドレスストロー
ブ信号/exCASが活性化され、HレベルからLレベ
ルに立下がると(時刻t0 )、続いて外部行アドレスス
トローブ信号exRASが活性化され、HレベルからL
レベルに立下がる(時刻t2 )。それに応答して、カウ
ントリセット信号CNTが不活性化され、Hレベルから
Lレベルに立下がる(時刻t4 )。一方、電源投入後の
所定期間にパワーオンリセット信号PORもまた活性化
され、LレベルからHレベルに立上がり(時刻t1 )、
それに応答して、実施の形態2で説明したのと全く同様
にして冗長回路107を使用していない場合は、ゲート
電圧制御回路509からはHレベルのパルス信号S91
5が出力され(時刻t3 )、NMOSトランジスタ91
5をオンする。すると、カウンタ903からは、入力パ
ルス信号S00をもとに出力されたHレベルの出力パル
ス信号S03が、ラッチ回路907のNOR回路905
の一方の入力ノードに入力される(時刻t5 )。そし
て、ラッチ回路907から、図10に示した図9の従来
のセルフリフレッシュ活性化信号発生回路701の場合
とほぼ同じ期間TA で、LレベルからHレベルに立上が
ったセルフリフレッシュ活性化信号Ssが発生される
(時刻t6 )。
【0093】その後、外部列アドレスストローブ信号/
exCASが不活性化され、LレベルからHレベルに立
下がり(時刻t7 )外部行アドレスストローブ信号/e
xRASが不活性化され、LレベルからHレベルに立上
がり(時刻t8 )、カウントリセット信号CNTが活性
化され、LレベルからHレベルに立上がると(時刻
9 )、セルフリフレッシュ活性化信号Ssは、不活性
化され、HレベルからLレベルに立下がって(時刻
10)セルフリフレッシュモードからぬけるようになっ
ている。
【0094】冗長回路107を使用している場合は、パ
ワーオンリセット信号PORの立上がりに応答して、ゲ
ート電圧制御回路507からはHレベルのパルス信号S
913が出力され、NMOSトランジスタ913をオン
する。すると、カウンタ901からは、入力パルス信号
S00をもとに出力されたHレベルの出力パルス信号S
01が、ラッチ回路907のNOR回路905の一方の
入力ノードに入力される(時刻t5 )。そして、実施の
形態3の場合と同様に、ラッチ回路907からはLレベ
ルからHレベルに立上がったセルフリフレッシュ活性化
信号Ssが期間TA (<TA ′)で発生される(時刻t
6 )。
【0095】その後、外部列アドレスストローブ信号/
exCASが不活性化され、LレベルからHレベルに立
下がり(時刻t7 ′)外部行アドレスストローブ信号/
exRASが不活性化され、LレベルからHレベルに立
上がり(時刻t8 ′)、カウントリセット信号CNTが
活性化され、LレベルからHレベルに立上がると(時刻
9 ′)、セルフリフレッシュ活性化信号Ssは、不活
性化され、HレベルからLレベルに立下がって(時刻t
10′)セルフリフレッシュモードからぬけるようになっ
ている。
【0096】セルフリフレッシュ活性化信号Ssが早く
立上がると外部行アドレスストローブ信号/exRAS
の活性化期間、すなわちLレベル期間tRASSを短く
することができる。よって、外部行アドレスストローブ
信号/exRASを早く立下げるように設定することが
可能となる。
【0097】したがって、本発明の半導体記憶装置の実
施の形態3のDRAMは、サンプルを出荷する際など
に、外部行アドレスストローブ信号/exRASのLレ
ベル期間tRASSをテスタなどで検出することによっ
て、冗長回路107の使用/不使用を判別することがで
きる。
【0098】上記の例では、冗長回路107使用時にセ
ルフリフレッシュ活性化信号の立上がりが早くなるよう
にしたが、反対に、冗長回路107使用時にセルフリフ
レッシュ活性化信号の立上がりを遅くし、冗長回路10
7不使用時に立上がりを早くするようにすることも可能
である。この場合は、冗長回路107使用時の外部行ア
ドレスストローブ信号/exRASのLレベル期間(t
RASS)は冗長回路107不使用時よりも長くなる。
【0099】NMOSトランジスタ913〜915はN
MOSトランジスタとPMOSトランジスタとにより構
成されたトランスファゲートなどのような接続回路と置
換えることも可能である。
【0100】図17は、実施の形態3または4のDRA
Mにおいて、冗長回路を使用している場合のセルフリフ
レッシュモード時のタイミングチャートである。
【0101】図17を参照して、冗長回路107を使用
していない場合と比較して、上述のように、セルフリフ
レッシュ活性化信号Ssは、外部行アドレスストローブ
信号/exRASが活性化され、Lレベルに立下がって
から短い期間TA ′(<TA)で活性化され、Lレベル
からHレベルに立上がる。
【0102】以上のように、本発明の半導体記憶装置の
実施の形態3および4のDRAMは、セルフリフレッシ
ュモード時に使用されるセルフリフレッシュ活性化信号
Ssの立上がりを変化させ、外部行アドレスストローブ
信号/exRASのLレベル期間tRASSを変化させ
て、パッケージ後に、外部からLレベル期間tRASS
をテスタなどで検出することによって、容易に冗長回路
の使用/不使用を判別することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体記憶装置の実施の形態1の冗
長回路の使用の判別が可能なDRAMの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1のパルス信号発生回路の例を示す回路図
である。
【図3】 図2のパルス信号発生回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】 本発明の半導体記憶装置の実施の形態2のD
RAMの構成を示すブロック図である。
【図5】 図4のパルス信号発生回路の例を示す回路図
である。
【図6】 図5のパルス信号発生回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図7】 セルフリフレッシュ動作を行なう従来のDR
AMの構成を示すブロック図である。
【図8】 図7のDRAMのセルフリフレッシュモード
時のタイミングチャートである。
【図9】 図7のセルフリフレッシュ活性化信号発生回
路の例を示す回路図である。
【図10】 図9のセルフリフレッシュ活性化信号発生
回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図11】 本発明の半導体記憶装置の実施の形態3の
DRAMに含まれているセルフリフレッシュ活性化信号
発生回路の例を示す回路図である。
【図12】 図11のセルフリフレッシュ活性化信号発
生回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図13】 本発明の半導体記憶装置の実施の形態4の
DRAMの構成を示すブロック図である。
【図14】 図13のセルフリフレッシュ活性化信号発
生回路の例を示した回路図である。
【図15】 図14のセルフリフレッシュ活性化信号発
生回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図16】 図14のセルフリフレッシュ活性化信号発
生回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図17】 実施の形態3または4のDRAMにおい
て、冗長回路を使用している場合のセルフリフレッシュ
モード時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
100,400,700 DRAM、101 メモリセ
ルアレイ、103 行デコーダ、105 列デコーダ、
107 冗長回路、109,409 パルス信号発生回
路、401 パワーオンリセット信号発生回路、201
〜204 遅延回路、205 検出端子、207〜20
9,515,525,535,909〜911 ヒュー
ズ、505 トランジスタ制御回路、501〜503,
913〜915 NMOSトランジスタ、907 ラッ
チ回路、401〜403,901〜903 カウンタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、前記複数のワード線
    と交差する複数のビット線対と、前記ワード線と前記ビ
    ット線対とに接続された複数のメモリセルと、を有する
    メモリセルアレイと、 行アドレスの入力に応答して、前記複数のワード線のう
    ち、対応するいずれか1つを活性化する行デコーダと、 列アドレスの入力に応答して、前記複数のビット線対の
    うち、対応するいずれか1つを活性化する列デコーダ
    と、 前記メモリセルアレイ内部に欠陥があった場合のスペア
    となる冗長回路と、 入力パルス信号をもとに、前記冗長回路使用時には第1
    のパルス幅の出力パルス信号を発生し、前記冗長回路不
    使用時には前記第1のパルス幅と異なる第2のパルス幅
    の出力パルス信号を発生するパルス信号発生手段と、を
    備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス信号発生手段は、 前記入力パルス信号を遅延し、第1のパルス信号として
    出力する第1の遅延素子と、 前記第1のパルス信号を遅延し、前記第2のパルス信号
    として出力する第2の遅延素子と、 前記第1または第2のパルス信号を前記出力パルス信号
    として出力する検出端子と、 前記第1の遅延素子の出力ノードと前記検出端子との間
    に接続された第1のヒューズと、 前記第2の遅延素子の出力ノードと前記検出端子との間
    に接続された第2のヒューズと、 を備え、前記冗長回路使用時は、前記第1のヒューズが
    溶断され、前記冗長回路不使用時は、前記第2のヒュー
    ズが溶断される請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 電源投入後の所定期間にパワーオンリセ
    ット信号を発生するパワーオンリセット信号発生手段、
    をさらに備え、前記パルス信号発生手段は、 前記入力パルス信号を遅延し、第1のパルス信号として
    出力する第1の遅延素子と、 前記第1のパルス信号を遅延し、第2のパルス信号とし
    て出力する第2の遅延素子と、 前記第1または第2のパルス信号を前記出力パルス信号
    として出力する検出端子と、 前記第1の遅延素子と前記検出端子との間に接続された
    第1のトランジスタと、 前記第2の遅延素子と前記検出端子との間に接続された
    第2のトランジスタと、 前記パワーオンリセット信号が活性化され、かつ、前記
    冗長回路使用時は、前記第1のトランジスタをオンし、
    前記冗長回路不使用時は、前記第2のトランジスタをオ
    ンするトランジスタ制御手段と、を有する請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記入力パルス信号をもとにセルフリフ
    レッシュ活性化信号を発生するセルフリフレッシュ活性
    化信号発生回路と、 前記セルフリフレッシュ活性化信号に応答して、前記メ
    モリセルアレイにおいてセルフリフレッシュを行なうセ
    ルフリフレッシュ回路と、 前記冗長回路使用時は、パルス幅の狭い外部行アドレス
    ストローブ信号を前記出力パルス信号として生成し、前
    記冗長回路不使用時は、パルス幅の広い外部行アドレス
    ストローブ信号を前記出力パルス信号として生成する外
    部行アドレスストローブ信号生成回路と、をさらに備
    え、前記セルフリフレッシュ活性化信号発生回路は、 前記入力パルス信号を遅延し、第1のパルス信号として
    出力する第1の遅延素子と、 前記第1のパルス信号を遅延し、第2のパルス信号とし
    て出力する第2の遅延素子と、 前記第1または第2のパルス信号を保持する保持手段
    と、を有し、前記パルス信号発生手段は、 前記セルフリフレッシュ活性化信号発生回路と、 前記第1の遅延素子と前記保持手段との間に接続された
    第1のヒューズと、 前記第2の遅延素子と前記保持手段との間に接続された
    第2のヒューズと、を含み、前記冗長回路使用時は、前
    記第1のヒューズが溶断され、前記冗長回路不使用時
    は、前記第2のヒューズが溶断される請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記入力パルス信号をもとにセルフリフ
    レッシュ活性化信号を発生するセルフリフレッシュ活性
    化信号発生回路と、 前記セルフリフレッシュ活性化信号に応答して前記メモ
    リセルアレイにおいてセルフリフレッシュを行なうセル
    フリフレッシュ回路と、 前記冗長回路使用時は、パルス幅の狭い外部行アドレス
    ストローブ信号を前記出力パルス信号として生成し、前
    記冗長回路不使用時は、パルス幅の広い外部行アドレス
    ストローブ信号を前記出力パルス信号として生成する外
    部行アドレスストローブ信号生成回路と、 電源投入後の所定期間にパワーオンリセット信号を発生
    するパワーオンリセット発生回路と、をさらに備え、前
    記セルフリフレッシュ活性化信号発生回路は、 前記入力パルス信号を遅延し、第1のパルス信号として
    出力する第1の遅延素子と、 前記第1のパルス信号を遅延し、第2のパルス信号とし
    て出力する第2の遅延素子と、 前記第1または第2のパルス信号を保持する保持手段
    と、を有し、前記パルス信号発生手段は、 セルフリフレッシュ活性化信号発生回路と、 前記第1の遅延素子と前記保持手段との間に接続された
    第1のトランジスタと、 前記第2の遅延素子と前記保持手段との間に接続された
    第2のトランジスタと、 前記パワーオンリセット信号が活性化され、かつ、前記
    冗長回路使用時は、前記第1のトランジスタをオンし、
    前記冗長回路不使用時は、前記第2のトランジスタをオ
    ンするトランジスタ制御手段と、を含む請求項1に記載
    の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072736A (en) * 1998-11-10 2000-06-06 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor memory device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6072736A (en) * 1998-11-10 2000-06-06 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor memory device

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