JPH09236848A - カメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構 - Google Patents

カメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構

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JPH09236848A
JPH09236848A JP4330796A JP4330796A JPH09236848A JP H09236848 A JPH09236848 A JP H09236848A JP 4330796 A JP4330796 A JP 4330796A JP 4330796 A JP4330796 A JP 4330796A JP H09236848 A JPH09236848 A JP H09236848A
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driving
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Shigemi Takahashi
繁実 高橋
Nobuyoshi Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ばねの付勢力を負荷とした特別な制動部材を備
えることなく後駆動部材を制動できるようにしたカメラ
用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構を提供する
こと。 【解決手段】先羽根群が露光走行を完了したとき、先駆
動部材3のばね掛け用のピン3cは、先駆動ばね9の端
部9aから離れ、該端部9aはシャッタ地板1のピン1
rに当接している。後駆動部材4は、露光走行の終了段
階で、折曲部4dが該端部9aを押すことによって制動
され、露光走行を完了するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影に際し、先羽
根と後羽根とを同一方向へ順次走行させ、それらによっ
て形成されるスリットによってフィルムを露光するよう
にしたカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のフォーカルプレンシャッタにおい
ては、先羽根及び後羽根を極めて高速で走行させるよう
にしているため、その走行停止時に各羽根がバウンド
し、先羽根の場合には露光開口の一部を再度一時的に覆
い、また後羽根の場合には露光開口の一部を再度一時的
に開くことによって、露光むらを発生させる虞がでてき
た。そのため、先羽根及び後羽根には各々制動手段を設
けることが必要となり、これまでにも多くの提案がなさ
れ且つ実施されている。そして、それらの制動手段によ
る制動方法としては、羽根に対して直接制動力を加える
もの、羽根を支持するアームと羽根との連結軸に制動力
を加えるもの、アーム自体に制動力を加えるもの、アー
ムを作動させる先駆動部材及び後駆動部材に各々制動力
を加えるものなどが知られている。
【0003】そして、それらのうち、羽根に対して直接
制動力を加えるものには、羽根の停止位置に設けられ、
ブチルゴム等の弾性材からなる緩衝部材に、羽根の走行
方向の端面を衝突させるようにしたものと、露光走行の
最終段階において、羽根を、板バネ等の弾性部材によっ
て、光軸方向即ち走行面に対して垂直方向へ押し付ける
ようにするものとがある。また、連結軸に制動力を加え
るものは、露光走行の最終段階において、板ばね等の弾
性部材によって連結軸を光軸方向へ押し、その結果とし
て羽根を光軸方向へ押し付けるようにしており、アーム
自体に制動力を加えるものとしては、アームの停止位置
に設けられたブチルゴム等の弾性材からなる緩衝部材
に、該アームの走行方向の端面を衝突させるようにして
いる。
【0004】更に、先駆動部材及び後駆動部材に制動力
を加えるものとしては種々提案されているが、それらの
うちの代表的なものには、各駆動部材が、それらの停止
位置に設けられたブチルゴム等の弾性材からなる緩衝部
材に衝突して停止するようにしたものと、各駆動部材
が、その露光作動の最終段階で、シャッタ地板に回転可
能に取り付けられ且つばね等によって抵抗力を付与され
た各々のブレーキ部材を押動し、制動されるようにした
ものとがある。そして、後者の場合には、ブレーキ部材
に対し、コイルばねによって、駆動部材の作動方向に対
して対抗する方向へ付勢力を与えるようにしたものと、
ブレーキ部材に対し、板ばね,コイルばね等によって、
該ブレーキ部材の回転軸の軸方向へ付勢し、その回転に
摩擦抵抗力を付与するようにしたものとがある。
【0005】このように、制動手段としては種々の方法
が考えられているが、最近のようにシャッタの高速化,
小型化が進んでくると、構造上の問題もあって、これら
の手段のうちの一つだけを採用したのでは、所期の効果
を十分に得ることができなくなっており、実際には、シ
ャッタの構成箇所に応じて数種類の制動手段を併用する
のが実情となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
各種の制動手段のうち、後駆動部材の作動に対して、ば
ねによる付勢力を負荷として制動するようにしたブレー
キ機構に関するものである。上記のように、各種の制動
手段は、原則として先羽根側と後羽根側とでは、別々に
設けるのが普通であり、特に駆動部材の作動を、ばねに
よる付勢力を負荷として制動するようにする場合には、
上記したような専用のブレーキ部材を駆動部材の近傍位
置に配置しなければならない。しかしながら、この種の
ブレーキ機構は、単にブレーキ部材のみならず、ばね等
の関係部品を必要とし、特に後駆動部材に設ける場合に
は、それらの関係部品を先駆動部材と後駆動部材との間
に配置させなければならないため、シャッタ機構全体の
構成が複雑になって、コスト的には極めて不利であっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、特
別な制動部材を備えることなく、ばねの付勢力を負荷と
して後駆動部材を制動できるようにしたコスト的に極め
て有利なカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ
機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、先羽根と、該先羽根に露光開口の開閉
作動を行わせる先駆動部材と、該先駆動部材に露光走行
方向への駆動力を与える先駆動源とを有する先羽根群
と、また、後羽根と、該後羽根に露光開口の開閉作動を
行わせる後駆動部材と、該後駆動部材に露光走行方向へ
の駆動力を与える後駆動源とを有する後羽根群と、を備
えたカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいて、前記
先羽根群の駆動源はコイルばねであって、前記後駆動部
材は、前記後羽根群の露光走行の終了段階において、前
記コイルばねの一端部を該ばねの付勢力を大きくする方
向へ押し制動されるようにする。
【0009】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、好ましくは、前記後駆動部材と前
記コイルばねとの間に、前記後駆動部材によって操作さ
れ前記コイルばねの一端部を押すようにした連動部材を
介在させるようにする。更に、本発明のカメラ用フォー
カルプレンシャッタにおいては、好ましくは、前記連動
部材は、前記後駆動部材の操作によって回転運動をし、
その回転軸と、前記コイルばねの一端部を押す押動部と
の間に、前記後駆動部材に押される被押動部を設けてい
るようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示した
二つの実施例で説明する。図1乃至図5は本発明の第1
実施例を示した部分平面図であり、図1は各羽根群の露
光走行完了位置を、図2はオーバーセット位置を、図3
はセット位置を、図4は先羽根群が露光走行を完了し後
羽根群が未だ露光走行を開始していない状態を、図5は
後羽根群の制動開始位置を示している。図6乃至図9は
本発明の第2実施例を示した部分平面図であり、図6は
各羽根群の露光走行完了位置を、図7はオーバーセット
位置を、図8はセット位置を、図9は先羽根群が露光走
行を完了しており、後羽根群の露光走行の制動が開始さ
れる位置を示している。
【0011】第1実施例 先ず、図1乃至図5を用いて本発明の第1実施例を説明
する。各図は本実施例を撮影レンズ側から視た平面図で
あって、特に重要ではないので略右半分を省略して示し
てある。シャッタ地板1は略中央部に長方形の露光開口
1a(周知のように、この露光開口は、実際にフィルム
露光面の画枠を決定する開口とは必ずしも一致しない)
を有している。このシャッタ地板1の背面側には、順に
中間板とカバー板が取り付けられ、シャッタ地板1と中
間板との間には先羽根用の羽根室が、また中間板とカバ
ー板との間には後羽根用の羽根室が構成されているが、
そのような構成は周知であるため図示を省略してある。
【0012】シャッタ地板1の上下位置に形成されてい
る二つの孔1bはカメラ本体への取り付け孔であり、シ
ャッタ地板1の背面に立設された二つの軸1cは上記し
た中間板とカバー板の取付け軸である。そして、下方に
ある一方の軸1cにはブチルゴム等の弾性材料で作られ
た環状の緩衝部材2が取り付けられている。更に、シャ
ッタ地板1の背面には軸1d,1e,1f,1gが立設
されている。そして、軸1d,1eには夫々図示してい
ない先羽根用の主アームと副アームが回転可能に取り付
けられ、また軸1f,1gには夫々図示していない後羽
根用の主アームと副アームが回転可能に取り付けられて
いる。図示していない先羽根と後羽根は夫々複数枚で構
成されており、各羽根は周知のように夫々二つの連結軸
によって上記した主アーム及び副アームに回転可能に取
り付けられている。
【0013】シャッタ地板1の表面側には、軸1h,1
i,1j,1k,1mが立設されており、軸1hには先
駆動部材3が、軸1iには後駆動部材4が、軸1jには
先係止部材5が、軸1kには後係止部材6が、軸1mに
はセット部材7が、夫々回転可能に取り付けられてい
る。更に、シャッタ地板1の表面側には、柱1n,1
p,1q及びピン1rが立設されている。そして、軸1
j及び柱1n,1p,1qの先端には、図示していない
取付板が取り付けられている。この取付板には、周知の
ように二つの電磁石装置が取り付けられており、それら
の各鉄片部材を順次釈放することによって、上記した二
つの係止部材5,6による駆動部材3,4の係止を解く
ようになっている。
【0014】先駆動部材3には、係合部3aが形成さ
れ、背面側には駆動ピン3bが立設され、また表面側に
はピン3cが立設され且つローラー3dが取り付けられ
ている。駆動ピン3bは、シャッタ地板1に形成された
円弧状の孔1sを貫通し、周知のように先羽根用の主ア
ームに形成された孔に嵌合している。また、この孔1s
の下端部には、ブチルゴム等の弾性材料で作られたC形
の緩衝部材8が周知のようにして嵌め込まれており、こ
れに駆動ピン3bが衝突し得るようになっている。軸1
hには、先駆動ばね9が接触しないようにして緩く嵌装
されており、一方の端部9aはピン1r,3cに掛かり
得るようになっている。また、他方の端部9bは、軸1
hと同心的に配置されている図示していない周知の先ラ
チェット車に取り付けられており、該先駆動ばね9の駆
動力を調整後、該ラチェット車は上記の取付板に設けら
れたラチェット爪によって回転位置を規制されるように
なっている。
【0015】後駆動部材4には、係合部4aと、孔4b
とが形成され、また該孔4bを挟むようにした折曲部4
cと、もう一つの折曲部4dとが形成されており、背面
側には駆動ピン4eが立設され、表面側にはローラー4
fが取り付けられている。駆動ピン4eは、シャッタ地
板1に形成された円弧状の孔1tを貫通し、周知のよう
に後羽根用の主アームに形成された孔に嵌合している。
また、この孔1tの下端部には、ブチルゴム等の弾性材
料で作られたC形の緩衝部材10が嵌め込まれており、
これに駆動ピン4eが衝突し得るようになっている。軸
1iには、後駆動ばね11が接触しないようにして緩く
嵌装されており、一方の端部11aは孔4bに挿入さ
れ、折曲部4cに掛けられている。また、他方の端部1
1bは、軸1iと同心的に配置されている図示していな
い後ラチェット車に取り付けられており、該ラチェット
車は上記の取付板に設けられたラチェット爪によって回
転位置を規制されるようになっている。
【0016】先係止部材5は、先駆動部材3の係合部3
aを係止する折曲部5aと、図示していない上記した電
磁石装置の鉄片部材に操作される折曲部5bとを形成し
ており、図示していないばねによって時計方向へ付勢さ
れている。後係止部材6は、後駆動部材4の係合部4a
を係止する折曲部6aと、図示していない電磁石装置の
鉄片部材に操作される折曲部6bとを形成しており、図
示していないばねによって時計方向へ付勢されている。
セット部材7は、後駆動部材4のローラー4fを押す押
動部7aを形成しており、背面側には先駆動部材3のロ
ーラー3dを押すローラー7bが取り付けられ、表面側
には連結軸7cが立設されている。また、露光開口1a
の下方背面側には、周知のようにブチルゴム等の弾性材
料で作られた図示していない緩衝部材が該露光開口1a
の下端縁に略平行に配置されており、露光走行の最終段
階において先羽根の走行方向の端面が衝突するようにな
っている。この緩衝部材は上記した図示していないカバ
ー板に取り付けられていのが普通であるがシャッタ地板
1に取り付けても差し支えない。
【0017】次に、本実施例の作動を説明する。図1は
露光走行完了位置を示している。従って、露光開口1a
は展開状態にある複数枚の後羽根によって閉鎖されてお
り、先羽根は露光開口1aの下方位置において重畳状態
にある。シャッタのセット操作は、セット部材7を時計
方向へ回転させることによって行われる。この場合、そ
の回転は連結軸7cにおいて連結されている図示してい
ない部材によって操作される。セット部材7の時計方向
への回転によって、ローラー7bがローラー3dを押し
て先駆動部材3を反時計方向へ回転させる。そのため、
ピン3cが先駆動ばね9の端部9aに係接して押し、該
先駆動ばね9をチャージする。他方、セット部材7の押
動部7aが後駆動部材4のローラー4fを押し、該後駆
動部材4を反時計方向へ回転させる。そのため、折曲部
4cが後駆動ばね11の端部11aを押し、該後駆動ば
ね11をチャージする。
【0018】このようにして、先駆動部材3と後駆動部
材4が反時計方向へ回転されるので、各駆動ピン3b,
4eは各主アームを反時計方向へ回転させる。従って、
周知のように、先羽根は徐々に展開して露光開口1aを
閉じて行き、後羽根は露光開口1aの上方位置へ徐々に
畳まれて行く。そして、シャッタのセット操作が終了段
階に達すると、各駆動部材3,4はそれらの係合部3
a,4aによって各係止部材5,6を押動し、僅かに反
時計方向へ回転させるが、やがてその押動が解かれると
各係止部材3,4は自己の習性によって時計方向へ復帰
し、図2に示すオーバーセットの状態となる。尚、この
ようなセット操作の過程において、上記した図示してい
ない各電磁石装置の鉄片部材が、セット部材7の連結軸
7cの移動に連動して、電磁石による吸着可能位置にセ
ットされる。
【0019】セット部材7は、このようなオーバーセッ
ト状態から、上記した図示していない連結部材によって
反時計方向へ回転され、図1に示した原位置へ復帰され
る。そのため、各駆動部材3,4は各駆動ばね9,11
の駆動力によって、時計方向へ回転するが、この回転は
各駆動部材3,4の係合部3a,4aが各係止部材5,
6の折曲部5a,6aに係止されて停止し、図3に示す
セット状態となる。この図3においては、周知のように
先羽根は展開状態となって露光開口1aを閉鎖してお
り、後羽根は重畳状態となって露光開口1aから完全に
退避し、格納されている。
【0020】次に、カメラのシャッタボタンが押される
と、先ず図示していない各鉄片部材が各々の電磁石に吸
着保持され、該鉄片部材を吸着可能位置に保持していた
部材(通常、ホールド部材といわれている)を鉄片部材
の作動領域から退避させる。その後、先羽根用の電磁石
の通電が断たれ、鉄片部材が釈放されると、該鉄片部材
は先係止部材5の折曲部5bを押し、該先係止部材5を
その習性に抗して反時計方向へ回転させる。そのため、
折曲部5aによる係止が解かれ、先駆動部材3は強力な
先駆動ばね9の駆動力によって急速に時計方向へ回転す
る。それによって、複数枚の羽根で構成されている先羽
根は各羽根の相互の重なりを深めつつ、露光開口1aの
下方に移動していく。
【0021】そして、先駆動部材3による露光走行の最
終段階になると、駆動ばね9の端部9aがピン1rに当
接する。そのため、それ以後は先駆動ばね9の駆動力が
先駆動部材3には作用しないことになり、先駆動部材3
は慣性力によってのみ作動することになる。そして、最
終的には、先駆動部材3の駆動ピン3bが緩衝部材8に
衝突し、図示していない主アームが緩衝部材2に衝突
し、先羽根を構成する各羽根が露光開口1aの下端縁の
下方に、該下端縁と平行に配置された図示していない緩
衝部材に衝突することによって衝撃が吸収される。
【0022】先駆動部材3は、緩衝部材8に衝突した
後、バウンドすることも考えられるが、仮にバウンドし
たとしてもその力は余り大きくなく、ピン3cが先駆動
ばね9の端部9aに当接して、それ以上の回転を阻止さ
れ、先羽根を露光開口1a内へ侵入させるまで回転する
ようなことはない。このようにして、先羽根群を構成し
ている先羽根,アーム,先駆動部材等の全ての部材が露
光走行方向への作動を停止した状態が図4に示されてい
る。そして、図示していないが、この位置においては先
羽根を構成している複数の羽根の上端縁と露光開口1a
の下端縁との間には、所定の間隔が得られるように設定
されている。
【0023】上記のようにして先駆動部材3が露光走行
を開始してから所定時間経過後に、もう一つの鉄片部材
が電磁石から釈放され、後係止部材6は、その折曲部6
bを該鉄片部材に押されて反時計方向へ回転する。その
ため、折曲部6aによる係止が解かれ、後駆動部材4は
強力な後駆動ばね11の駆動力によって急速に時計方向
へ回転する。それによって、複数枚の後羽根は重畳状態
から展開して行き露光開口1aを閉じて行く。そして、
露光走行の最終段階になると、後駆動部材4の折曲部4
dが先駆動ばね9の端部9aに当接し、後駆動部材4や
後羽根を含む後羽根群に対して制動を開始する。その位
置が図5に示されているが、この制動開始位置は、後羽
根を構成する複数の羽根のうち、スリット形成羽根のス
リット形成用端縁が露光開口1aを閉じた直後の位置で
ある。
【0024】その後、後駆動部材4は、折曲部4dが端
部9aを押しながら作動することになるが、その作動は
先駆動ばね9の強い力を受けて制動され、最後に駆動ピ
ン4eが緩衝部材10に衝突して衝撃を吸収され、図1
の位置で停止する。このように露光走行の完了状態にお
いては、先駆動部材3のピン3cが先駆動ばね9の端部
9aから離れた状態にあるので、次の撮影のためにセッ
ト部材7が各駆動部材3,4をチャージ位置にセットす
るに際し、その初期段階におけるセットトルクが小さく
てすむという特徴も有している。
【0025】ところで、後駆動部材4が図1の位置で停
止しているということは、この状態においては後駆動部
材4に対して、先駆動ばね9の力より後駆動ばね11の
力の方が強く作用しているか、両者のばね力が丁度バラ
ンスしているということになる。しかしながら、仮に駆
動ピン4eが緩衝部材10に当接した後、先駆動ばね9
の反発力が大きく働き、後駆動部材4を図1の状態より
反時計方向へ回転させるようなことがあったとしても、
その回転は端部9aがピン1rに当接するまでである。
そして、その当接位置は、本実施例によれば、上記した
ように後羽根のスリット形成羽根のスリット形成用端縁
が露光開口1aの下端縁より下方にある位置であるた
め、露光開口1aを開かせるようなことはない。
【0026】また、図1の状態においては、先駆動部材
3、ひいては先羽根の位置が極めて不安定な状態にあ
る。しかし、その点についての心配はない。周知である
ため図示していないが、通常は、副アームに比較的弱い
ばねが張られている。このばねは、先駆動部材3の駆動
ピン3bと主アームの孔との嵌合公差や、アームと各羽
根との連結部の嵌合公差を吸収するために、アームを回
転方向へ付勢している所謂ガタ寄せ用のばねであるが、
このばねを、露光走行方向へ付勢するようにしておけ
ば、上記のような先駆動部材3の不安定状態が解消され
る。
【0027】仮に、このガタ寄せ用のばねを、上記のよ
うに作用させていない場合であっても、又は作用させて
はいるが先駆動部材3の反時計方向への回転を止めるま
での力が十分でない場合であっても、本実施例の場合に
は、上記したように図4の状態即ち図1の状態におい
て、先羽根を構成している複数の羽根の上端縁と露光開
口1aの下端縁との間には、所定の間隔が得られるよう
に設定されているので、先羽根が露光開口1aに侵入す
るようなことはないし、また、仮に侵入し得るように設
定されていたとしても、その侵入は後羽根による露光開
口1aの閉鎖後であるから、露光には何の影響も及ぼさ
ない。
【0028】第2実施例 次に、図6乃至図9を用いて本発明の第2実施例を説明
する。本実施例の構成は、第1実施例の構成と可なり類
似しているため、同一部品,同一部位には同一符号を用
いることにして説明を省略し、異なる構成についてのみ
説明することにする。本実施例の先駆動部材3には第1
実施例のピン3cに代えて折曲部3eが形成され、後駆
動部材4には折曲部4dに代えてピン4gが立設されて
いる。シャッタ地板1には、第1実施例におけるピン1
rが立設されておらず、ピン1uと軸1v,1wが立設
されており、該軸1vには先ブレーキ部材12が、また
該軸1wには連動部材13が、夫々回転可能に取り付け
られている。
【0029】先ブレーキ部材12は、二つの当接部12
a,12bと被押動部12cとを有しており、軸1vに
取り付けられた板ばね14によって軸方向へ付勢され、
その回転に摩擦抵抗力を与えられている。連動部材13
は、ピン13aを立設し且つ折曲部13bと被押動部1
3cとを有している。また、軸1wにはばね15が嵌装
され、一端をピン1uに、他端を折曲部13bに掛け
て、連動部材13を反時計方向へ付勢している。
【0030】次に本実施例の作動を説明する。図6はシ
ャッタの露光走行が完了した状態を示しているが、この
状態においては先ブレーキ部材12の当接部12aは先
駆動部材3の駆動ピン3bに接しており、また、連動部
材13のピン13aは先駆動ばね9の端部9aに接し、
被押動部13cは後駆動部材4のピン4gに接してい
る。この状態からセット部材7を時計方向へ回転させる
と、ローラー7bがローラー3dを押して先駆動部材3
を反時計方向へ回転させる。そのため、折曲部3eが先
駆動ばね9の端部9aに係接して押し、該先駆動ばね9
をチャージさせて行く。他方、セット部材7の押動部7
aが後駆動部材4のローラー4fを押し、該後駆動部材
4を反時計方向へ回転させる。そのため、折曲部4cが
後駆動ばね11の端部11aを押し、該後駆動ばね11
をチャージさせて行く。
【0031】このような先駆動部材3の反時計方向への
回転によって、駆動ピン3bが当接部12b,被押動部
12cを順に押し、先ブレーキ部材12を、板ばね14
の摩擦抵抗力に抗して時計方向へ回転させ、当接部12
aを駆動ピン3bの作動軌跡内に臨ませる。他方、連動
部材13は、後駆動部材4の反時計方向への回転に追従
し、ピン1uによって阻止されるまで、ばね15によっ
て反時計方向へ回転される。このようにしてシャッタの
セット操作が終了段階になると、各駆動部材3,4はそ
れらの係合部3a,4aによって各係止部材5,6を押
動して上方位置に達し、図7に示すオーバーセットの状
態となる。
【0032】セット部材7は、この状態から、図6に示
した原位置へ復帰されるため、各駆動部材3,4は各駆
動ばね9,11の駆動力によって時計方向へ回転する
が、この回転は各駆動部材3,4の係合部3a,4aが
各係止部材5,6の折曲部5a,6aに係止されて停止
し、図8に示すセット状態となる。この図8において
は、周知のように先羽根は展開状態となって露光開口1
aを閉鎖しており、後羽根は重畳状態となって露光開口
1aから完全に退避し、格納されている。
【0033】次に、カメラのシャッタボタンを押すと、
図示していない各鉄片部材が各々の電磁石に吸着保持さ
れる。その後、先羽根用の電磁石の通電が断たれ、鉄片
部材が釈放されると、該鉄片部材によって先係止部材5
が反時計方向へ回転され、折曲部5aによる係止を解
き、先駆動部材3を先駆動ばね9によって時計方向へ回
転させる。そして、先駆動部材3の露光走行の最終段階
になると、駆動ピン3bが当接部12aを押し、ブレー
キ部材12を反時計方向へ回転させる。この回転は、板
ばね14による摩擦抵抗力を負荷として行われるので、
それによって先駆動部材3の作動が制動され、ひいては
該先駆動部材3を含む先羽根群が制動される。
【0034】最後に、駆動ピン3bが緩衝部材8に衝突
し、図示していない主アームが緩衝部材2に衝突し、先
羽根を構成する各羽根が露光開口1aの下端縁の下方に
配置された図示していない緩衝部材に衝突して、各々衝
撃が吸収され、先羽根群が停止する。緩衝部材8に衝突
した後、先駆動部材3がバウンドすることも考えられる
が、仮にバウンドしたとしてもその力は余り大きくな
く、駆動ピン3bがブレーキ部材12の当接部12bに
当接して確実に阻止される。この停止状態においては、
図9に示されているように、先駆動ばね9の端部9aは
連動部材13のピン13aに接し、折曲部3eからは僅
かに離れている。尚、上記において、仮にブレーキ部材
12に当接部12bが形成されておらず、先駆動部材3
が大きくバウンドした場合であっても、折曲部3eが先
駆動ばね9の端部9aに当接して阻止される。その場
合、折曲部3eが端部9aに当接した状態において、先
羽根が露光開口1aに侵入しないように設定することは
言うまでもない。
【0035】上記のようにして先駆動部材3が露光走行
を開始してから所定時間経過後に、もう一つの鉄片部材
が電磁石から釈放され、後係止部材6による係止が解か
れて、後駆動部材4は後駆動ばね11によって時計方向
へ回転させられる。そして、露光走行の最終段階になる
と、後駆動部材4のピン4gが連動部材13の被押動部
13cに当接し、後駆動部材4を含む後羽根群の制動が
開始する。その制動開始位置が図9に示されているが、
この位置は、後羽根を構成する複数の羽根のうち、スリ
ット形成羽根のスリット形成用端縁が露光開口1aを閉
じた直後の位置である。
【0036】その後、後駆動部材4は、連動部材13を
介し、該連動部材13のピン13aによって先駆動ばね
9の端部9aを押しながら作動することになるが、その
作動は先駆動ばね9の強い力を受けて制動される。しか
も、本実施例においては、連動部材13の被押動部13
cが軸1wとピン13aとの略中間に形成されているた
め、ピン13aの位置を押す場合よりも約2倍の制動力
を受けることになる。尚、このとき、ばね15の力も制
動力として補助的に働くが、先駆動ばね9の力には遙に
及ばない。そして、最後に駆動ピン4eが緩衝部材10
に衝突して衝撃を吸収され、後駆動部材4は図6の位置
で停止する。このように露光走行の完了状態において
は、先駆動部材3の折曲部3eが先駆動ばね9の端部9
aから離れた状態にあるので、本実施例においても、次
の撮影のためにセット部材7が各駆動部材3,4をセッ
ト位置にセットするに際し、その初期段階におけるセッ
トトルクが小さくてすむという特徴を有している。
【0037】尚、駆動ピン4eが緩衝部材10に当接し
た後、先駆動ばね9とばね15の反発力が大きく働き、
後駆動部材4を図6の状態より反時計方向へ回転させる
ようなことがあったとしても、その回転は連動部材13
がピン1uに当接するまでであるため、第1実施例の場
合と同様に、後羽根のスリット形成羽根のスリット形成
用端縁が露光開口1aを開くようなことはない。また、
図6の状態において、先駆動部材3の折曲部3eと先駆
動ばね9の端部9aとが、大きく離れた状態になるが、
上記したように駆動ピン3bがブレーキ部材12の当接
部12bに当接し、板ばね14による摩擦抵抗力によっ
て先駆動部材3の反時計方向への回転を阻止されるので
問題はない。仮に当接部12bが形成されていなかった
としても、第1実施例の説明で述べたように、ガタ寄せ
用のばねを作用させるなどして、対処することが可能で
ある。
【0038】本実施例においては、ブレーキ部材12の
回転に摩擦抵抗力を与えるものとして板ばね14を用い
ているが、コイルばね,ゴム製部品,複合材弾性部品等
を使用しても構わない。また、上記の説明からも分かる
ように、ブレーキ部材12の当接部12bは必ずしも必
要ではない。また、ブレーキ部材12に、上記した摩擦
抵抗力に打ち勝てないほどの弱いばねを掛け、該ブレー
キ部材12を時計方向へ付勢するようにし、制動効果を
高めるようにしても構わない。更には、板ばね14を設
けず、ブレーキ部材12を時計方向へ付勢するように、
ばねを掛けるだけでも構わない。その場合には柱1nを
時計回転のストッパにすることができ、また当接部12
bと被押動部12cは必ずしも必要ではない。
【0039】尚、上記した各実施例は、いずれも露光走
行時に先羽根及び後羽根が下方へ走行するタイプのもの
として示したが、本発明は、上方へ走行するタイプのも
のにも適用でき、また各駆動部材9,10の駆動源もコ
イルばねに限定されず、各羽根の枚数にも限定はない。
また、最近では部品の合成樹脂化が進んでおり、例えば
上記各実施例において各駆動部材とそれに連結されてい
るアームとを一体的に製作する提案もなされているが、
そのようなものにも本発明は適用される。更に、上記の
各実施例においては、各駆動部材が露光走行直前には係
止部材によって係止されている所謂係止タイプのものと
して示したが、本発明は、電磁石に吸着される鉄片部材
を各駆動部材に直接取り付けるようにした所謂ダイレク
トタイプのものにも適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明のブレーキ機構
は、後駆動部材を制動するのに、先駆動ばねを使用する
ようにしたから、従来のような、ばねの付勢力を負荷と
したブレーキ部材を設けなくて済み、低コストのカメラ
用フォーカルプレンシャッタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群の露光走行完了位置を示している。
【図2】本発明の第1実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群のオーバーセット位置を示している。
【図3】本発明の第1実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群のセット位置を示している。
【図4】本発明の第1実施例の部分平面図であり、先羽
根群が露光走行を完了し後羽根群が未だ露光走行を開始
していない状態を示している。
【図5】本発明の第1実施例の部分平面図であり、後羽
根群の制動開始位置を示している。
【図6】本発明の第2実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群の露光走行完了位置を示している。
【図7】本発明の第2実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群のオーバーセット位置を示している。
【図8】本発明の第2実施例の部分平面図であり、先羽
根群及び後羽根群のセット位置を示している。
【図9】本発明の第2実施例の部分平面図であり、先羽
根群が露光走行を完了しており、他方、後羽根群の露光
走行の制動が開始される位置を示している。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1r,1u,3c,4g,13a ピン 2,8,10 緩衝部材 3 先駆動部材 3a,4a 係合部 3b,4e 駆動ピン 3e,4c,4d,5a,6a 折曲部 4 後駆動部材 5 先係止部材 6 後係止部材 7 セット部材 7a 押動部 9 先駆動ばね 9a,9b,11a,11b 端部 11 後駆動ばね 12 先ブレーキ部材 12a,12b 当接部 12c,13c 被押動部 13 連動部材 14 板ばね 15 ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先羽根と、該先羽根に露光開口の開閉作
    動を行わせる先駆動部材と、該先駆動部材に露光走行方
    向への駆動力を与える先駆動源とを有する先羽根群と、 後羽根と、該後羽根に露光開口の開閉作動を行わせる後
    駆動部材と、該後駆動部材に露光走行方向への駆動力を
    与える後駆動源とを有する後羽根群と、を備えたカメラ
    用フォーカルプレンシャッタにおいて、 前記先羽根群の駆動源はコイルばねであって、前記後駆
    動部材は、前記後羽根群の露光走行の終了段階におい
    て、前記コイルばねの一端部を該ばねの付勢力を大きく
    する方向へ押し制動されるようにしたことを特徴とする
    ブレーキ機構。
  2. 【請求項2】 前記後駆動部材と前記コイルばねとの間
    に、前記後駆動部材によって操作され前記コイルばねの
    一端部を押すようにした連動部材を介在させたことを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシ
    ャッタのブレーキ機構。
  3. 【請求項3】 前記連動部材は、前記後駆動部材の操作
    によって回転運動をし、その回転軸と、前記コイルばね
    の一端部を押す押動部との間に、前記後駆動部材に押さ
    れる被押動部を設けていることを特徴とする請求項2に
    記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機
    構。
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