JPH09236170A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH09236170A
JPH09236170A JP8042953A JP4295396A JPH09236170A JP H09236170 A JPH09236170 A JP H09236170A JP 8042953 A JP8042953 A JP 8042953A JP 4295396 A JP4295396 A JP 4295396A JP H09236170 A JPH09236170 A JP H09236170A
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cup
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diameter
cone
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Akihiro Shimoyama
昭弘 下山
Makoto Kondo
近藤  誠
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JATCO Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0262Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
    • F16H61/0276Elements specially adapted for hydraulic control units, e.g. valves

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  • Details Of Valves (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セパレートプレートの種類を増やしたり、バ
ルブボディのシール部材と干渉したりすることなく、消
音効果の高いオリフィスを提供する。 【解決手段】 油圧回路10を構成する2つのバルブボ
ディ12及び14間を連通するようにセパレートプレー
ト16に設けられる第1穴16aと、バルブボディ12
内に配置され、ばね20により常時セパレートプレート
16方向に付勢されるカップ18の底部18aに設けら
れる第2穴18gにより一方向オリフィス22が構成さ
れ、第2穴18gは、カップ18の底部18aの中心部
に形成されている穴部を中心として外部側端部18eか
ら内部方向にプレス成形して円すい台穴18bを構成す
る突出部18cを形成することにより、前記穴部の外部
側円周部により構成される最小絞り径部分18hと、前
記穴部により最小絞り径部分18hから内部側端部18
fに向かって円すい状に拡径される前記穴部により構成
される開口部18dと、円すい台穴18bとによって構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の油圧
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の油圧制御装置として
は、実開昭63ー101355号公報に示されるものが
あり、これに示されるものは、互いに連結されることに
より油圧回路を構成する2つのバルブボディ間に配置さ
れたセパレートプレートに、一端側又は両端側が円すい
面状に拡径された小径穴により構成されている一方向オ
リフィスや、複数個の小径穴により構成されている一方
向オリフィスが設けられており、これにより、一方向オ
リフィスを流れる油の流動音を軽減することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の自動変速機の油圧制御装置では、流動音を
軽減するために一方向オリフィスを円すい面状に形成し
ているが、流動音の大きさは、一方向オリフィスを通過
する油の流量や粘性の影響を受けるため、十分な消音効
果を得るためには、油の流量や粘性に応じて一方向オリ
フィスの拡径の角度や一方向オリフィスの円すい面状で
はない部分の長さ(すなわち、一方向オリフィスへの油
の接触長さ)を変える必要がある。このため、セパレー
トプレートの種類が増えるという問題がある。
【0004】また、油の接触長さを小さくするには、図
4に示されるように、円すい面50の拡径の角度を変え
ずに円すい面50の深さを深くする方法や、図5に示さ
れるように、円すい面60の大径側端部60aの径方向
寸法を変えずに拡径の角度を小さくして、円すい面60
の深さを深くする方法があるが、図4に示される方法で
は、大径側端部50aの径方向寸法が大きくなり、バル
ブボディ52のシール部品と干渉する可能性があるとい
う問題があり、また、図5に示される方法では、拡径の
角度が小さくなるため消音効果が減少してしまうという
問題がある。
【0005】本発明は、セパレートプレートの種類を増
やすことなく、バルブボディのシール部品と干渉するこ
となく、かつ消音効果の高い一方向オリフィスを提供す
ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、互いに
連結されることにより油圧回路(10)を構成する2つ
のバルブボディ(12、14)間に配置されたセパレー
トプレート(16)に設けられ、前記両バルブボディ
(12、14)間を連通する第1穴(16a)と、前記
一方のバルブボディ(12)内に配置され、底部(18
a、30a)が前記セパレートプレート(16)と接触
する方向にばね(20)によって常時付勢されているカ
ップ(18、30)の底部(18a、30a)に設けら
れ、前記第1穴(16a)よりも径方向寸法が小さく、
該第1穴(16a)と連通する第2穴(18g、30
g)と、により構成される一方向オリフィス(22、3
2)を有する自動変速機の油圧制御装置において、前記
カップ(18、30)の第2穴(18g、30g)は、
該第2穴(18g、30g)の両端部(18e、18
f、30e、30f)側がそれぞれ円すい状に拡径され
て最小絞り径部分(18h、30h)を有していること
を特徴としたものである。
【0007】このように、カップ18、30の第2穴1
8g、30gの両端部18e、18f、30e、30f
をそれぞれ拡径して、流動音の発生原因となる油と接触
する最小絞り径部分18h、30hの軸方向長さを短く
することができるため、一方向オリフィス22、32を
流れる油の流動音を低減することができる。
【0008】また、カップ18、30の第2穴18g、
30gを上記のような構造にすることにより、セパレー
トプレート16に勾配の大きな円すい面を形成して一方
向オリフィス22、32に対する油の接触長さを小さく
する必要がないので、一方向オリフィス22、32のバ
ルブボディ14側の径方向寸法が大きくなることがな
い。したがって、一方向オリフィス22がバルブボディ
14のシール部品と干渉することがない。
【0009】また、カップ18、30の第2穴18g、
30gに流動音を低減するための円すい状部を設けるた
め、セパレートプレート16の第1穴16aは、第2穴
18gよりも大径であれば円すい状であろうが円筒状で
あろうが形状を問わないので、セパレートプレート16
の種類を少なくすることができる。
【0010】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記カップ(18、
30)の底部(18a、30a)には、該底部(18
a、30a)の外部側端部(18e、30e)からカッ
プ(18、30)の内部方向に円すい台状の円すい台穴
(18b、30b)が形成されており、前記円すい台穴
(18b、30b)の小径側端部から底部(18a、3
0a)の内部側端部(18f、30f)に向かって円す
い状に拡径される開口部(18d、30d)が形成され
ており、前記第2穴(18g、30g)は、前記円すい
台穴(18b、30b)の小径側端部を前記最小絞り径
部分(18h、30h)として、円すい台穴(18b、
30b)と開口部(18d、30d)により構成されて
いることを特徴としたものである。
【0011】このように、カップ18、30の底部18
a、30aに円すい台穴18b、30bを形成し、円す
い台穴18b、30bの小径側端部から底部18a、3
0aの内部側端部18f、30fに向かって拡径される
開口部18d、30dを形成することにより、円すい台
穴18b、30bの小径側端部を最小絞り径部分18
h、30hとして底部18a、30aの外部側端部18
e、30e及び内部側端部18f、30fに向かってそ
れぞれ円すい状に拡径する第2穴18g、30gを容易
に形成することができる。
【0012】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、請求項2記載の発明において、前記カップ(18)
の底部(18a)の中心部に形成されている穴部を中心
として外部側端部(18e)から内部方向にプレス成形
して前記円すい台穴(18b)を構成する突出部(18
c)を形成することにより、前記穴部により前記開口部
(18d)が構成されるとともに、前記穴部の外部側円
周部により前記最小絞り径部分(18h)が構成され、
前記突出部(18c)の前記円すい台穴(18b)の裏
側の面には、前記ばね(20)の一端側(20a)の内
径部をはめ合わせて保持する内径保持面(18i)が構
成されることを特徴としたものである。
【0013】カップ18の底部18aの中心部に形成さ
れている穴部を中心として外部側端部18eから内部方
向にプレス成形して、円すい台穴18bを構成する突出
部18cを形成することにより、この成形に伴って前記
穴部により開口部18dが構成されるとともに、前記穴
部の外部側円周部により最小絞り径部分18hが構成さ
れ、突出部18cの円すい台穴の裏側の面により内径保
持面18iが構成される。したがって、円すい台穴18
bをプレス成形するだけで最小絞り径部分18hを有す
る第2穴18gと内径保持面18iを容易に形成するこ
とができる。また、内径保持面18iが形成されること
により、これにばね20の一端側20aの内径部をはめ
合わせて、ばね20の一端側20aの径方向への移動を
拘束することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の第1の実
施の形態を示す。互いに連結されることにより油圧回路
10を構成する2つのバルブボディ12及び14間にセ
パレートプレート16が配置されており、セパレートプ
レート16には、両バルブボディ12及び14間を連通
する第1穴16aが形成されている。
【0015】一方のバルブボディ12内には、カップ1
8が配置されており、カップ18は、これの底部18a
がセパレートプレート16と接触する方向にばね20に
よって常時付勢されている。カップ18は、これの底部
18aの中心部に穴部が形成されており、この穴部を中
心として外部側端部18eから内部方向にプレス成形す
ることにより、内部方向に円すい台状に突出した円すい
台穴18bを構成する突出部18cが形成されている。
円すい台穴18bは第1穴16aよりも径方向寸法が小
さく構成されている。このプレス成形により、前記穴部
はこれの外部側円周部が円すい台穴18bの小径側端部
分となって最小絞り径部分18hを構成し、ここから内
部側端部18fに向かって拡径された形状になり、開口
部18dを構成する。円すい台穴18b及び開口部18
dにより第2穴18gが構成される。また、このプレス
成形により突出部18cが形成されることにより、突出
部18cの円すい台穴18bの裏側の面によってばね2
0の一端側20aの内径部をはめ合わせて保持する内径
保持面18iも構成される。第2穴18gは、セパレー
トプレート16の第1穴16aと同心に位置して一方向
オリフィス22を構成しており、一方向オリフィス22
は、第2穴18gの最小絞り径部分18hの径方向寸法
が最も絞られ、ここから第1穴16a及び内部側端部1
8fに向かってそれぞれ拡径した形状になる。一方向オ
リフィス22に図1中矢印A方向に流れが発生するとき
の油の流量は第2穴18gで決まり、図1中矢印B方向
に流れが発生するときの油の流量は第1穴16aで決ま
る。
【0016】上記のように、一方向オリフィス22を第
1穴16aと第1穴16aより小径の第2穴18gによ
り構成し、第2穴18gを最小絞り径部分18hから底
部18aの両端部18e及び18f方向に向かって円す
い状に拡径された形状にすることにより、一方向オリフ
ィス22の最小絞り径部分18hの軸方向長さを短くす
ることができ、一方向オリフィス22に対する油の接触
長さが小さくなるため、一方向オリフィス22を流れる
油の流動音を低減することができる。
【0017】また、カップ18の第2穴18gを上記構
造にしたことにより一方向オリフィス22に対する油の
接触長さを小さくすることができるため、セパレートプ
レート16に勾配の大きい円すい面を形成して一方向オ
リフィス22のバルブボディ14側の径方向寸法を大き
くする必要がないので、一方向オリフィス22がバルブ
ボディ14のシール部品と干渉することもない。
【0018】また、カップ18の底部18aの穴部を中
心として外部側端部18eから内部方向に円すい台穴1
8bを構成する突出部18cをプレス成形することによ
り、円すい台穴18bと同時に穴部により最小絞り径部
分18h及び開口部18dが形成されるため、最小絞り
径部分18hから底部18aの両端部18e及び18f
方向に向かって円すい状に拡径された第2穴18gを容
易に形成することができる。更には、突出部18cの円
すい台穴18bの裏側の面により内径保持面18iも構
成されるため、内径保持面18iにはめ合わされたばね
20の一端側20aの径方向への移動を拘束することが
できる。
【0019】また、カップ18の第2穴18gに流動音
を低減するための円すい状部(円すい台穴18b及び開
口部18d)を設けるため、セパレートプレート16の
第1穴16aは、第2穴18gよりも大径であれば円す
い状であろうが円筒状であろうが形状を問わないので、
セパレートプレート16の種類を少なくすることができ
る。
【0020】次に、図3に第2の実施の形態を示す。こ
れに示されるものは、カップ30の底部30aの上下方
向寸法を第1の実施の形態のものよりも厚くして、底部
30aの中心部に外部側端部30eから下方に向かって
円すい台状に穿設された円すい台穴30bを形成し、底
部30aの中心部に内部側端部30fから上方に向かっ
て円すい台穴30bよりも小径の円すい台状に穿設され
た開口部30dを形成して、円すい台穴30bと開口部
30dが交わった円周部により最小絞り径部分30hが
構成されるものであり、円すい台穴30bと開口部30
dにより第2穴30gが構成される。カップ30の第2
穴30gは、第1の実施の形態のもと同様にセパレート
プレート16の第1穴16aよりも小径とされている。
【0021】このように、第1の実施の形態のものと同
様に、一方向オリフィス32を第1穴16aと第1穴1
6aより小径の第2穴30gとにより構成し、第2穴3
0gを最小絞り径部分30hから底部30aの両端部3
0e及び30f方向に向かって円すい状に拡径された形
状にすることにより、一方向オリフィス32の最小絞り
径部分30hの軸方向長さが短くなり、一方向オリフィ
ス32に対する油の接触長さが小さくなるため、一方向
オリフィス32を流れる油の流動音を低減することがで
きる。
【0022】また、一方向オリフィス32の最小絞り径
部分30hの軸方向長さを短くすることができるため、
セパレートプレート16に勾配の大きな円すい面を形成
して一方向オリフィス32のバルブボディ14側の径方
向寸法を大きくする必要がないので、一方向オリフィス
22がバルブボディ14のシール部品と干渉することも
ない。
【0023】更には、カップ30の第2穴30gに流動
音を低減するための円すい状部(円すい台穴30b及び
開口部30d)を設けるため、セパレートプレート16
の第1穴16aは、第2穴18gよりも大径であれば円
すい状であろうが円筒状であろうが形状を問わないの
で、セパレートプレート16の種類を少なくすることが
できる。
【0024】なお、第1の実施の形態において、円すい
台穴18bをプレス成形により形成したがこれに限るも
のではない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、一方向
オリフィスをセパレートプレートに形成された第1穴
と、カップに形成され、第1穴より小径の第2穴とによ
り構成し、一方向オリフィスを構成する第2穴の両端部
をそれぞれ拡径して、流動音の発生原因となる油が接触
する部分である最小絞り径部分の軸方向長さを短くする
ことができるため、一方向オリフィスに対する油の接触
長さが短くなり、一方向オリフィスを流れる油の流動音
を低減することができる。
【0026】また、最小絞り径部分の軸方向長さを短く
することができるため、セパレートプレートに勾配の大
きな円すい面を形成して一方向オリフィスに対する油の
接触長さを小さくする必要がないので、一方向オリフィ
スのバルブボディ側の径方向寸法を大きくする必要がな
くなり、一方向オリフィスがバルブボディのシール部品
と干渉することがない。
【0027】また、一方向オリフィスを構成するセパレ
ートプレートとカップのうち、流動音を低減するための
円すい状部をカップに設けるため、セパレートプレート
の第1穴は、第2穴よりも大径であれば円すい状であろ
うが円筒状であろうが形状を問わないので、セパレート
プレートの種類を少なくすることができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明において、カップの底部に円すい台穴を
形成し、円すい台穴の小径側端部から底部の内部側端部
に向かって拡径される開口部を形成することにより、円
すい台穴の小径側端部を最小絞り径部分として底部の外
部側端部及び内部側端部に向かってそれぞれ円すい状に
拡径する第2穴を容易に形成することができる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明において、カップの底部の中心部に形成
されている穴部を中心として外部側端部から内部方向に
プレス成形することにより、円すい台穴を構成する突出
部を形成することができるとともに、この成形に伴って
前記穴部により開口部が構成されるとともに、前記穴部
の外部側円周部により最小絞り径部分が構成され、突出
部の円すい台穴の裏側の面により内径保持面が構成され
る。したがって、円すい台穴をプレス成形するだけで最
小絞り径部分を有する第2穴と内径保持面とを容易に形
成することができる。
【0030】また、内径保持面が形成されることによ
り、これにばねの一端側の内径部をはめ合わせてばねの
一端側の径方向への移動を拘束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】第1の実施の形態のカップのみを示す断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】従来の油の接触長さが短くなるように形成され
たセパレートプレートのオリフィスの一例を示す断面図
である。
【図5】従来の油の接触長さが短くなるように形成され
たセパレートプレートのオリフィスの一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 油圧回路 12、14 バルブボディ 16 セパレートプレート 16a 第1穴 18、30 カップ 18a、30a 底部 18b、30b 円すい台穴 18c 突出部 18d、30d 開口部 18e、30e 外部側端部(端部) 18f、30f 内部側端部(端部) 18g、30g 第2穴 18h、30h 最小絞り径部分 18i 内径保持面 20 ばね 20a 一端側 22、32 一方向オリフィス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結されることにより油圧回路
    (10)を構成する2つのバルブボディ(12、14)
    間に配置されたセパレートプレート(16)に設けら
    れ、前記両バルブボディ(12、14)間を連通する第
    1穴(16a)と、 前記一方のバルブボディ(12)内に配置され、底部
    (18a、30a)が前記セパレートプレート(16)
    と接触する方向にばね(20)によって常時付勢されて
    いるカップ(18、30)の底部(18a、30a)に
    設けられ、前記第1穴(16a)よりも径方向寸法が小
    さく、該第1穴(16a)と連通する第2穴(18g、
    30g)と、 により構成される一方向オリフィス(22、32)を有
    する自動変速機の油圧制御装置において、 前記カップ(18、30)の第2穴(18g、30g)
    は、該第2穴(18g、30g)の両端部(18e、1
    8f、30e、30f)側がそれぞれ円すい状に拡径さ
    れて最小絞り径部分(18h、30h)を有しているこ
    とを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記カップ(18、30)の底部(18
    a、30a)には、該底部(18a、30a)の外部側
    端部(18e、30e)からカップ(18、30)の内
    部方向に円すい台状の円すい台穴(18b、30b)が
    形成されており、 前記円すい台穴(18b、30b)の小径側端部から底
    部(18a、30a)の内部側端部(18f、30f)
    に向かって円すい状に拡径される開口部(18d、30
    d)が形成されており、 前記第2穴(18g、30g)は、前記円すい台穴(1
    8b、30b)の小径側端部を前記最小絞り径部分(1
    8h、30h)として、円すい台穴(18b、30b)
    と開口部(18d、30d)により構成されている、 請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記カップ(18)の底部(18a)の
    中心部に形成されている穴部を中心として外部側端部
    (18e)から内部方向にプレス成形して前記円すい台
    穴(18b)を構成する突出部(18c)を形成するこ
    とにより、前記穴部により前記開口部(18d)が構成
    されるとともに、前記穴部の外部側円周部により前記最
    小絞り径部分(18h)が構成され、前記突出部(18
    c)の前記円すい台穴(18b)の裏側の面には、前記
    ばね(20)の一端側(20a)の内径部をはめ合わせ
    て保持する内径保持面(18i)が構成される、 請求項2記載の自動変速機の油圧制御装置。
JP04295396A 1996-02-29 1996-02-29 自動変速機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JP3565974B2 (ja)

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