JPH09235398A - 微細気泡含有ポリエステルフイルム及び当該フイルムから成るレーザープリンター用受像紙 - Google Patents

微細気泡含有ポリエステルフイルム及び当該フイルムから成るレーザープリンター用受像紙

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JPH09235398A
JPH09235398A JP6940796A JP6940796A JPH09235398A JP H09235398 A JPH09235398 A JP H09235398A JP 6940796 A JP6940796 A JP 6940796A JP 6940796 A JP6940796 A JP 6940796A JP H09235398 A JPH09235398 A JP H09235398A
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polyester
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polyester film
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JP6940796A
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Inventor
Takashi Hibiya
隆志 日比谷
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Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生原料を配合することにより原料コスト上の
利点を有し、しかも、十分な微細気泡を含有して単位体
積当たりの重量が軽減され且つクッション性を備えた微
細気泡含有ポリエステルフイルムを提供する。 【解決手段】ポリエステル中に当該ポリエステルに対し
て非相溶な熱可塑性樹脂を含有する微細気泡含有ポリエ
ステルフイルムであって、当該ポリエステルフイルム
は、上記の微細気泡含有ポリエステルフイルムから得ら
れる再生ポリエステル5〜60重量%と新規ポリエステ
ル40〜95重量%とから構成され且つ固有粘度が0.
45〜0.72であるポリエステル中に当該ポリエステ
ルに対して非相溶な熱可塑性樹脂を5〜45重量%含有
し、そして、単独フイルム又は他のフイルムとの積層フ
イルムを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細気泡含有ポリ
エステルフイルム及び当該フイルムから成るレーザープ
リンター用受像紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフイルムは、各種
の特性を高度にバランス良く有し、コストパフォーマン
スの点で優れるため、産業用資材として広く使用されて
いる。そして、非相溶な熱可塑性樹脂を配合したポリエ
ステルをフイルム化した微細気泡含有ポリエステルフイ
ルムは、軽量で且つクッション性を備えた白色不透明フ
イルムとして、例えば、レーザープリンター用受像紙な
どの合成紙、磁気カード等の用途に使用されている。
【0003】ところで、上記のフイルムの例えば製造工
程から排出されるスクラップフイルムを再生原料として
利用せんとした場合には次の様な問題がある。すなわ
ち、再生原料中の非相溶な熱可塑性樹脂の気泡生成能が
劣るために、十分に低密度化し且つクッション性の良好
な微細気泡含有ポリエステルフイルムを製造することが
困難である。従って、仮にも、新規ポリエステルに微細
気泡含有ポリエステルフイルムから得られる再生ポリエ
ステルを配合して原料ポリエステルとして使用しても、
得られるフイルムは、特にレーザープリンター用受像紙
に使用せんとした場合、画像に抜けが生じたり鮮明さに
欠けるなどの問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、再生原料を配合
することにより原料コスト上の利点を有し、しかも、十
分な微細気泡を含有して単位体積当たりの重量が軽減さ
れ且つクッション性を備えた微細気泡含有ポリエステル
フイルム及び当該フイルムから成るレーザープリンター
用受像紙を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく種々検討を重ねた結果、再生ポリエステル
と新規ポリエステルとの使用割合を規定し、かつ、両者
から成る混合ポリエステルの固有粘度を特定の範囲と
し、しかも、当該ポリエステル中における非相溶な熱可
塑性樹脂の含有量を特定の範囲とするならば、上記の目
的を容易に達成し得るとの知見を得た。
【0006】本発明は、上記の知見を基に完成されたも
のであり、その第1の要旨は、ポリエステル中に当該ポ
リエステルに対して非相溶な熱可塑性樹脂を含有する微
細気泡含有ポリエステルフイルムであって、当該ポリエ
ステルフイルムは、上記の微細気泡含有ポリエステルフ
イルムから得られる再生ポリエステル5〜60重量%と
新規ポリエステル40〜95重量%とから構成され且つ
固有粘度が0.45〜0.72であるポリエステル中に
当該ポリエステルに対して非相溶な熱可塑性樹脂を5〜
45重量%含有し、そして、単独フイルム又は他のフイ
ルムとの積層フイルムを構成していることを特徴とする
微細気泡含有ポリエステルフイルムに存し、その第2の
要旨は、上記の微細気泡含有ポリエステルフイルムから
成ることを特徴とするレーザープリンター用受像紙に存
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の微細気泡含有ポリエステルフイルムを構成する
ポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸またはそのエス
テルとグリコールとを主たる出発原料として得られるポ
リエステルであり、繰り返し構造単位の80%以上がエ
チレンテレフタレート単位またはエチレン−2,6−ナ
フタレート単位を有するポリエステルを指す。そして、
上記の範囲を逸脱しない条件下であれば、他の第三成分
を含有していてもよい。
【0008】芳香族ジカルボン酸成分としては、テレフ
タル酸および2,6−ナフタレンジカルボン酸以外に、
例えば、イソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、オキシカルボン酸(例えばp−オキシエトキシ安
息香酸など)等の一種または二種以上を使用することが
出来る。グリコール成分としては、エチレングリコール
以外に、例えば、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、ネオペンチルグリコール等の一種または二
種以上を使用することが出来る。
【0009】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、原料コスト面での利点およびフイルム製造工程な
どから排出されるスクラップの処理量を減じるという環
境への配慮から、原料ポリエステルとして、再生ポリエ
ステルと新規ポリエステルとを使用する。そして、上記
の再生ポリエステルとして、非相溶な熱可塑性樹脂を配
合した微細気泡含有ポリエステルフイルムの製造工程か
ら排出される耳部フイルムや使用済製品などを使用す
る。
【0010】上記の微細気泡含有ポリエステルフイルム
は、非相溶な熱可塑性樹脂を配合したポリエステルをフ
イルム化することにより得られる。ポリエステルに対し
て非相溶な熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリメチル
ブテン等のポリオレフィンの他、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリエ
ステル等が挙げられるが、これらの中では、コストや生
産性の観点からポリプロピレンが好ましい。
【0011】上記の再生原料は、通常、粉砕した後に溶
融押出を行うことにより再生チップとして得られるが、
必ずしもチップ化する必要はなく、粉砕後、新規ポリエ
ステルのチップと共に直接ベント付二軸押出機に投入し
て使用してもよい。なお、本発明の微細気泡含有ポリエ
ステルフイルムは、後述する様に、他のフイルムとの積
層フイルムとしても製造されるが、上記の再生原料は、
ポリエステルと非相溶のポリマーを含有するため、積層
フイルムにおいては、微細気泡含有層を形成する原料の
みに配合するのが好ましい。
【0012】本発明において、上記の再生原料の使用量
は、全ポリエステルの合計量に対する割合として、5〜
60重量%、好ましくは15〜50重量%、更に好まし
くは30〜40重量%でなければならない。再生原料の
使用量が5重量%未満の場合は原料コストを減じる効果
が乏しく、使用量が60重量%を超える場合は得られる
フイルムの色調の補正が困難となる。
【0013】また、本発明におけるポリエステル(再生
ポリエステルと新規ポリエステルとの混合ポリエステ
ル)のフイルム段階の固有粘度は、0.45〜0.7
2、好ましくは0.50〜0.69、更に好ましくは
0.55〜0.65でなければならない。上記の範囲外
の固有粘度の場合は、十分に軽量化され且つ良好なクッ
ション性を備えたフイルムを実現することが出来ない。
【0014】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、そのポリエステル中に当該ポリエステルに対して
非相溶な熱可塑性樹脂を含有する。すなわち、本発明の
微細気泡含有ポリエステルフイルムは、非相溶な熱可塑
性樹脂を配合したポリエステルをフイルム化することに
より得られる。ポリエステルに対して非相溶な熱可塑性
樹脂の具体例としては、前記の再生ポリエステルに含有
されているのと同様の熱可塑性樹脂が挙げられるが、前
記と同様にポリプロピレンが好ましい。
【0015】上記のポリプロピレンとしては、通常95
モル%以上、好ましくは98モル%以上がプロピレン単
位を有する結晶性ポリプロピレンホモポリマーが好まし
い。非晶性ポリプロピレンの場合は、フイルム製造工程
において、無定形ポリエステルシートの表面にポリプロ
ピレンがブリードアウトし、冷却ドラムや延伸ロール等
の表面が汚染され易い。また、プロピレン単位以外の例
えばエチレン単位が5モル%を超えて共重合されている
ポリプロピレンの場合は、独立気泡の形成が不足する傾
向にある。
【0016】上記のポリプロピレンのメルトフローイン
デックス(MFI)は、通常0.5〜30g/10mi
n、好ましくは1.0〜15g/10minの範囲から
選択される。MFIが0.5g/10min未満の場合
は、生成する気泡が大きくなり過ぎ、延伸時に破断が惹
起され易く、MFIが30g/10minを超える場合
は、延伸装置であるテンターにおけるクリップ外れが起
こり易く、また、密度の経時的均一性が悪化して密度コ
ントロールが難しくなり、その結果、生産性が悪化する
ことがある。なお、以下の説明においては、ポリエステ
ルに対して非相溶な熱可塑性樹脂をポリプロピレンで以
て代表する。
【0017】ポリエステル中のポリプロピレンの含有量
は、ポリエステルとの合計量に対する割合として、5〜
45重量%、好ましくは10〜35重量%、更に好まし
くは15〜25重量%の範囲でなければならない。ポリ
プロピレンの含有量が5重量%未満の場合は、フイルム
中に形成される気泡の量が少な過ぎるため、十分に軽量
化され且つ良好なクッション性を備えたフイルムを製造
することが出来ない。一方、ポリプロピレンの含有量が
45重量%を超える場合は、フイルム表面の粗度が大き
くなり過ぎる。斯かるフイルムは、風合い及び鮮明な印
刷性が要求される印刷用紙に不適当である。また、ポリ
プロピレンの含有量が45重量%を超える場合は、延伸
時にフイルム破断が頻発するといった生産性上の問題が
生じることもある。
【0018】本発明においては、フイルム化工程(延伸
工程)で形成される気泡の大きさをコントロールするこ
とにより、微細気泡含有ポリエステルフイルムの密度お
よびクッション性を所望の範囲とするため、上記のフイ
ルムを構成するためのポリエステル中に界面活性剤を含
有させることが好ましい。
【0019】上記の界面活性剤としては、アニオン系界
面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、非
イオン性界面活性剤などが挙げられるが、これらの中で
は、非イオン性界面活性剤、特にシリコーン系界面活性
剤が好ましい。シリコーン系界面活性剤の具体例として
は、オルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体、ポリオキシアルキレン側鎖を有するアルケニル
シロキサン等が挙げられる。界面活性剤の含有量は、通
常0.001〜1.0重量%、好ましくは0.01〜
0.5重量%とされる。界面活性剤の含有量が1.0重
量%を超える場合は、最早、界面活性剤の効果が向上し
ないのに加え、押出機でのトラブルやポリエステル等の
劣化を引き起こすことがある。
【0020】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、特に、受像用紙として使用する際、画像の鮮明さ
を向上する観点から、高い隠蔽度を備えているのが好ま
しい。斯かる特性は、微細気泡含有ポリエステルフイル
ムを構成するためのポリエステル中に二酸化チタン、硫
酸バリウム等の顔料を含有させることによって付与する
ことが出来る。
【0021】上記の顔料は、2種類以上含有させること
も出来、その場合、少なくとも二酸化チタン又は硫酸バ
リウムを含有させるのが好ましい。上記の顔料の平均粒
径は、通常5.0μm以下、好ましくは0.01〜3.
0μmの範囲から選択される。平均粒径が5.0μmを
超える場合は、フイルムの表面が粗面化し過ぎて印刷画
像の品質が低下したり、微細気泡含有ポリエステルフイ
ルム表面から顔料が脱落し易くなる等の問題を生ずる。
【0022】顔料の含有量は、ポリエステルに対し、通
常0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜15重量
%、更に好ましくは1〜5重量%とされる。含有量が
0.3重量%未満の場合は、微細気泡含有ポリエステル
フイルム全体の白色度が不足し、印刷画像の品質、特に
コントラストや鮮明さが不十分となる。一方、含有量が
30重量%を超える場合は、顔料が凝集して粗大突起を
形成する等の問題が生ずる。2種類以上の顔料を使用す
る場合は、顔料の合計含有量が上記範囲となる様に調整
される。
【0023】本発明において、顔料は、ポリエステルの
合成反応中に添加してもポリエステルに直接添加しても
よい。合成反応中に添加する場合は、エチレングリコー
ル等に顔料を分散させたスラリーをポリエステル合成の
任意の段階で添加する方法が好ましい。一方、ポリエス
テルに直接添加する場合は、乾燥した顔料として、また
は、水あるいは沸点が200℃以下の有機溶媒中に分散
したスラリーとして、2軸混練押出機を使用してポリエ
ステルに混合する方法が好ましい。
【0024】顔料の含有量を調節する方法としては、上
記した方法で高濃度に顔料を含有するマスター原料を調
製し、製膜時、実質的に顔料を含有しない原料でマスタ
ー原料を希釈して顔料含有量を調節する方法が有効であ
る。なお、顔料は、必要に応じ、事前に解砕、分散、分
級、濾過などの処理を施しておいてもよい。
【0025】また、本発明の微細気泡含有ポリエステル
フイルムは、特に、受像用紙として使用する際、画像の
鮮明さを向上する観点から、高度な白色度を備えている
のが好ましい。本発明の微細気泡含有ポリエステルフイ
ルムの白色度は、b値で表すことが出来る。好ましいb
値はー1.0以下であり、更に好ましいb値は−1.5
以下である。b値がー1.0より大きい場合は、印字画
像の色彩に影響を与え、印刷、複写用紙としての品質が
低下する。
【0026】上記の白色度は、微細気泡含有ポリエステ
ルフイルムを構成するためのポリエステル中に蛍光増白
剤を添加することによって付与することが出来る。好適
に使用し得る蛍光増白剤としては、チバガイギー社製の
商品「ユビテック」、イーストマン社製の商品「OB−
1」等が挙げられる。また、本発明の微細気泡含有ポリ
エステルフイルムは隠蔽度が0.3以上であることが好
ましい。好ましい隠蔽度は、0.5以上である。隠蔽度
が0.3未満の場合は、微細気泡含有ポリエステルフイ
ルムの遮光性が不足し、印字画像の鮮明さが低下する。
【0027】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、ポリプロピレンを配合したポリエステルをフイル
ム化(延伸)することによって得られるが、延伸は、少
なくとも一軸方向に行う必要がある。斯かる延伸方法自
体は、特殊な操作を必要とせず、通常のポリエステルフ
イルムを製造する条件の範囲内で行うことが出来る。
【0028】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、単独フイルム又は他のフイルムとの積層フイルム
として製造される。他のフイルムは、通常、微細な独立
気泡を殆ど含有しないポリエステルフイルムである。斯
かる積層フイルムは、通常、共押出法により、微細気泡
含有層と微細な独立気泡を殆ど含有しない層とを積層し
て形成させられる。具体的には、先ず、各層を形成する
原料を別個の押出機により溶融し、次いで、一つのダイ
に導き両層を溶融状態で積層してスリット状に押出して
シートを得る。そして、その後、延伸および熱処理を行
う。
【0029】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムが複数層からなる積層フイルムの場合、微細気泡を含
有する層についてのみ、前記の再生原料配合量、ポリエ
ステルの固有粘度、ポリプロピレン含有量の規定を満た
せばよい。なお、本発明においては、ポリエステル又は
ポリプロピレン中に、必要に応じ、酸化防止剤、熱安定
剤、潤滑剤、帯電防止剤、染料、顔料などの添加剤を配
合してもよい。
【0030】上記のシートの製造は、具体的には、次の
様に行うことが出来る。すなわち、ダイから押し出され
た溶融シートを回転冷却ドラム上でガラス転移温度以下
の温度になる様に急冷固化し、実質的に非晶状態の未配
向シートを得る。この場合、シートの平面性を向上させ
るため、シートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必
要があり、本発明においては静電印加密着法および/ま
たは液体塗布密着法が好ましく採用される。
【0031】静電印加密着法とは、通常、シートの上面
側にシートの流れと直交する方向に線状電極を張り、当
該電極に約5〜10kVの直流電圧を印加することによ
りシートに静電荷を与え、ドラムとの密着性を向上させ
る方法である。また、液体塗布密着法とは、回転冷却ド
ラム表面の全体または一部(例えばシート両端部と接触
する部分のみ)に液体を均一に塗布することにより、ド
ラムとシートとの密着性を向上させる方法である。本発
明においては必要に応じ両者を併用してもよい。
【0032】上記の延伸および熱処理は、具体的には、
次の様に行うことが出来る。すなわち、先ず、通常70
〜150℃、好ましくは75〜130℃の延伸温度、通
常3.0〜7倍、好ましくは3.2〜6倍の延伸倍率の
条件下、前記未延伸シートを一方向(縦方向)に延伸す
る。斯かる延伸には、ロール又はテンター方式の延伸機
を使用することが出来る。次いで、通常75〜150
℃、好ましくは80〜140℃の延伸温度、通常3.2
〜7倍、好ましくは3.5〜6倍の延伸倍率の条件下、
一段目と直交する方向(横方向)に延伸を行い二軸配向
フイルムを得る。斯かる延伸には、テンター方式の延伸
機を使用することが出来る。
【0033】上記の一方向の延伸を2段階以上で行う方
法も採用することが出来るが、その場合も最終的な延伸
倍率が上記した範囲に入ることが好ましい。また、前記
未延伸シートを面積倍率が10〜40倍になる様に同時
二軸延伸することも可能である。熱処理は、150〜2
50℃、30%以内の伸長、制限収縮または定長下で1
秒〜5分間行う。二軸延伸後、更に110℃〜180℃
の温度で縦方向に1.05〜2.0倍再延伸を行った
後、熱処理する方法も採り得る。この際、再縦延伸前熱
固定、再縦延伸後縦弛緩、再縦延伸前または後微小倍率
縦延伸等の手法を適宜採用してもよい。また、同様に横
方向に再延伸を行ってもよい。また、必要に応じて製膜
工程内で各種の表面処理などを施しても構わない。
【0034】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ム(積層フイルムの場合は微細気泡含有層)の密度は、
通常0.40〜1.30g/cm3 、好ましくは0.6
0〜1.20g/cm3 、更に好ましくは0.70〜
1.10g/cm3 の範囲とされる。上記の密度が1.
30g/cm3 を超える場合は、気泡の含有量が少な過
ぎ、本発明の微細気泡含有ポリエステルフイルムの特徴
であるクッション性や紙状の風合いが損なわれる傾向が
ある。一方、上記の密度が0.40g/cm3 未満の場
合は、フイルム表面が極端に粗面化し、画像の品質が低
下する傾向がある。
【0035】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムの全体厚さは、通常20〜250μm、好ましくは2
0〜75μmの範囲とされる。そして、積層フイルムの
場合は、微細気泡含有層の厚さが全体厚さの20%以上
であることが好ましい。微細気泡含有層の厚さが20%
未満の場合は、本発明の微細気泡含有ポリエステルフイ
ルムの特徴である軽量性やクッション性が十分に満足さ
れない。
【0036】本発明の微細気泡含有ポリエステルフイル
ムは、その特徴を活かし、ラベル、記録紙、ポスター、
平版印刷板、包装材料などに好適に使用されるが、特
に、レーザープリンター用受像紙として好適に使用され
る。
【0037】本発明のレーザープリンター用受像紙は、
上記の様な微細気泡含有ポリエステルフイルムから成
る。そして、印字が鮮明であり、印字のヌケがなく、印
刷時の紙詰まりがない等、品質的に優れ、しかも、安価
に製造することが出来る。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。なお、実施例および比較
例における評価方法は以下に示す通りである。また、実
施例および比較例中の成分比の「部」は全て「重量部」
を示し、蛍光増白剤は、イーストマン社製の商品「OB
−1」、シリコーン系界面活性剤は、東レシリコーン
(株)製「SH193」を示す。
【0039】(1)ポリエステルの固有粘度〔η〕(d
l/g):ポリエステルに非相溶な他のポリマー成分お
よび顔料を除去したポリエステル1gに対し、フェノ−
ル/テトラクロロエタン:50/50(重量比)の混合
溶媒100mlを加えて溶解させ、30℃で測定した。
【0040】(2)フイルム密度(g/cm3 ):フイ
ルムの任意の部分から10cm×10cmの正方形のサ
ンプルを切り出して重量を測定すると共にマイクロメー
ターで任意の点9点の厚みを測定し、その平均値と重量
とから単位体積当たりの重量を計算した。測定数はn=
5とし、その平均値をフイルム密度とした。なお複数の
層構成からなるフイルムの場合は、それぞれの層厚みを
透過型電子顕微鏡にて観測後、フイルム表面の層をミク
ロトームにて切削し、密度勾配管を用いて該表面層の密
度を測定し、この値より他の層(中間層)の密度値を算
出することとする。
【0041】(3)白色度(b値):カラーアナライザ
ー(東京電色(株)製「TC−1800MKII型」)を
使用し、JIS Z−8722の方法に準じ、フイルム
の色調(L、a、b)を測定し、b値を以て白色度とし
た。b値が+側に大きいと黄色味が強いことを示す。3
点の測定値の平均値で評価した。
【0042】(4)隠蔽度:マクベス濃度計「TDー9
04型」を使用し、ビジュアル光による透過濃度を測定
した。5点の測定値の平均値を隠蔽度値とした。この値
が大きいほど光線の透過率が低いことを示す。
【0043】(5)顔料の平均粒径および粒度分布値:
遠心沈降式粒度分布測定装置(島津製作所製「SA−C
P3型」)で測定した等価球形分布における積算体積分
率50%の粒径を平均粒径とした。
【0044】(6)メルトフローインデックス(MF
I)(g/10min):JIS K−6758−19
81に準じて測定した。この値が高いほどポリマーの溶
融粘性が低いことを示す。
【0045】(7)印字適性の評価:レーザープリンタ
(日本電気社製「PCーPR1000/4型」)を使用
してAー4版に裁断したフイルムに印刷を行い、得られ
た印字を目視観察した。そして、印字鮮明性、ヌケの有
無、印刷時の紙詰まりの有無より、高品質と認められる
場合を○、やや劣るが実用可能な場合を△、実用上問題
ある場合を×として評価した。
【0046】比較例1 固有粘度0.69のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップとを7:1の比で配合し、更に、平
均粒径0.3μmの酸化チタン(顔料)を2.5重量
%、蛍光増白剤を0.050重量%、シリコーン系界面
活性剤を0.3重量%となる様に均一に添加し、原料A
を調製した。
【0047】押出機中に上記の原料Aを投入し290℃
にて溶融し、得られた溶融体をダイに導いてスリット状
に押し出し、40℃の冷却ドラム上にて冷却して無延伸
シートを得た。当該無延伸シートを縦方向に85℃で
3.4倍延伸した後、更に、横方向に110℃で3.2
倍延伸し、230℃で5秒間熱処理を行い、最終的にフ
イルム厚さ75μm、密度0.97g/cm3 の二軸配
向フイルムを得た。当該フイルムの物性および特性評価
の結果は、表1及び2に示す通りであり、受像性には優
れるが再生原料を使用していないためコスト面では不利
である。
【0048】実施例1 比較例1のフイルムを製造する際に発生したスクラップ
を二軸押出機にて溶融押出を行い、再生原料チップCを
得た。当該再生チップ中のポリエチレンテレフタレート
の固有粘度は0.61であった。固有粘度0.82のポ
リエチレンテレフタレートチップとメルトフローインデ
ックス10g/10分の結晶性ポリプロピレンチップと
再生原料Cとを4:1:3の比で配合し、新たに平均粒
径0.3μmの酸化チタンを1.56重量%、蛍光増白
剤を0.10%、シリコーン系界面活性剤を0.2重量
%となる様に均一に添加し、原料Bを調製した。
【0049】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Bを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
1.04g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0050】実施例2 固有粘度0.66のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cとを4:1:3の比で配合し、新たに平均粒径
0.3μmの酸化チタンを1.56重量%、蛍光増白剤
を0.10重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2重
量%となる様に均一に添加し、原料Dを調製した。
【0051】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Dを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
0.99g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0052】実施例3 固有粘度0.73のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cとを2:1:1の比で配合し、新たに平均粒径
0.3μmの酸化チタンを1.88重量%、蛍光増白剤
を0.067重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2
重量%となる様に均一に添加し、原料Eを調製した。
【0053】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Eを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
0.87g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0054】比較例2 固有粘度0.43のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cとを4:1:3の比で配合し、新たに平均粒径
0.3μmの酸化チタンを1.56重量%、蛍光増白剤
を0.10重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2重
量%となる様に均一に添加し、原料Fを調製した。
【0055】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Fを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
1.21g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0056】比較例3 固有粘度0.99のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cを4:1:3の比で配合し、新たに平均粒径0.
3μmの酸化チタンを1.56重量%、蛍光増白剤を
0.10重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2重量
%となる様に均一に添加し、原料Gを調製した。
【0057】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Gを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
1.24g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0058】比較例4 固有粘度0.76のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cとを2:3:2の比で配合し、新たに平均粒径
0.3μmの酸化チタンを1.79重量%、蛍光増白剤
を0.065重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2
重量%となる様に均一に添加し、原料Hを調製した。
【0059】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Hを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
0.59g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0060】比較例5 極限粘度0.71のポリエチレンテレフタレートチップ
と実施例1におけるのと同様の再生原料Cとを3:1の
比で配合し、新たに平均粒径0.3μmの酸化チタンを
1.9重量%、蛍光増白剤を0.065重量%、シリコ
ーン系界面活性剤を0.2重量%となる様に均一に添加
し、原料Iを調製した。
【0061】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Iを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
1.35g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1及び2に示
す通りであった。
【0062】比較例6 極限粘度0.80のポリエチレンテレフタレートチップ
とメルトフローインデックス10g/10分の結晶性ポ
リプロピレンチップと実施例1におけるのと同様の再生
原料Cとを1:1:6の比で配合し、新たに平均粒径
0.3μmの酸化チタンを0.63重量%、蛍光増白剤
を0.083重量%、シリコーン系界面活性剤を0.2
重量%となる様に均一に添加し、原料Jを調製した。
【0063】比較例1において、原料Aの代わりに上記
の原料Jを使用した以外は、比較例1と同様にしてフイ
ルム化を行い、最終的にフイルム厚さ40μmで密度
1.09g/cm3 の二軸配向フイルムを得た。当該フ
イルムの物性および特性評価の結果は、表1に示す通り
であった。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、再生原料
を配合することにより原料コスト上の利点を有し、しか
も、十分な微細気泡を含有して単位体積当たりの重量が
軽減され且つクッション性を備えた微細気泡含有ポリエ
ステルフイルム及び当該フイルムから成るレーザープリ
ンター用受像紙が提供され、本発明の工業的価値は非常
に大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 9:00 C08L 67:02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル中に当該ポリエステルに対
    して非相溶な熱可塑性樹脂を含有する微細気泡含有ポリ
    エステルフイルムであって、当該ポリエステルフイルム
    は、上記の微細気泡含有ポリエステルフイルムから得ら
    れる再生ポリエステル5〜60重量%と新規ポリエステ
    ル40〜95重量%とから構成され且つ固有粘度が0.
    45〜0.72であるポリエステル中に当該ポリエステ
    ルに対して非相溶な熱可塑性樹脂を5〜45重量%含有
    し、そして、単独フイルム又は他のフイルムとの積層フ
    イルムを構成していることを特徴とする微細気泡含有ポ
    リエステルフイルム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微細気泡含有ポリエス
    テルフイルムから成ることを特徴とするレーザープリン
    ター用受像紙。
JP6940796A 1996-02-29 1996-02-29 微細気泡含有ポリエステルフイルム及び当該フイルムから成るレーザープリンター用受像紙 Pending JPH09235398A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0906822A1 (en) * 1997-08-04 1999-04-07 Mitsubishi Polyester Film Corporation Process for producing incompatible polymer-containing polyester film

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