JPH09234555A - 低圧鋳造装置 - Google Patents

低圧鋳造装置

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JPH09234555A
JPH09234555A JP4181796A JP4181796A JPH09234555A JP H09234555 A JPH09234555 A JP H09234555A JP 4181796 A JP4181796 A JP 4181796A JP 4181796 A JP4181796 A JP 4181796A JP H09234555 A JPH09234555 A JP H09234555A
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JP
Japan
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molten metal
gas
supply pipe
porous plug
inert gas
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JP4181796A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kuwabara
光雄 桑原
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型キャビティ内の酸化を防止して溶湯を非
酸化状態に維持して高品質の鋳造品を得る。 【解決手段】 ポーラスプラグ13を多孔質部材で形成
してポーラスプラグ13を第1ガス供給管11の先端に
取り付け、ポーラスプラグ13を介して給湯管5内へ不
活性ガスを吹き込むようにした。これにより、ポーラス
プラグ13の内周に不活性ガスのガス膜27を生成して
溶湯2の逆流を阻止できるので、不活性ガスを連続して
供給しながら溶湯2を金型キャビティ22内に給湯でき
る。これにより、金型キャビティ22内を非酸化雰囲気
に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低圧鋳造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マグネシウム合金材等を低圧鋳造装置で
鋳造する技術が特開平3−254352号公報「低圧鋳
造装置および低圧鋳造装置への希ガス供給方法」に開示
されている。同公報の第1図及び第2図を次図にて再掲
し、説明する。ただし、符号を振り直した。
【0003】図9(a),(b)は従来の低圧鋳造装置
の作用説明図であり、(a)は溶湯をキャビティ内に給
湯する場合を示す。低圧鋳造装置100は、キャビティ
101に溶湯102を供給する給湯管103と、給湯管
103に希ガスを供給する第1の通路104及び第2の
通路105と、第1の通路104を開閉するロッド10
6とを備える。溶湯102をキャビティ101内に給湯
するには、先ず、ロッド106を第1の通路104に嵌
入して希ガスの供給を停止し、この状態で、給湯管10
3及び湯口107を介して溶湯102をキャビティ10
1内に給湯する。
【0004】(b)は希ガスを給湯管内に供給する場合
を示す。キャビティ101内の溶湯102が凝固した
後、溶湯102を湯口107から切離して下降させるこ
とにより密閉容器(図示せず)内に戻す。溶湯102を
密閉容器内に戻した後、ロッド106を第1の通路10
4から抜き出して希ガスを第2の通路105、第1の通
路104を通して給湯管103内に供給する。これによ
り、給湯管103の内周面を酸化から防止して溶湯10
2を非酸化状態に保つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(a)に
示すように、キャビティ101内に溶湯102を給湯す
るときに、希ガスを給湯管103内に供給できないので
キャビティ101内を非酸化雰囲気にすることはできな
い。従って、キャビティ101の内周面が酸化しやすく
なり、溶湯102を非酸化状態に保つことが難しい。ま
た、第1の通路104をロッド106の出し入れで開閉
するため装置が大型になり、そのための制御手段が必要
になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、キャビティ内の
溶湯の酸化を防止し、装置の小型化を図り、希ガスの供
給通路を開閉する制御手段を必要としない技術を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、溶湯溜部、給湯管、金型を下か
ら上へこの順序で配列し、前記給湯管に第1ガス供給管
を通じて不活性ガスを供給して、給湯管及び金型キャビ
ティの内面の溶湯の酸化を防止するとともに、溶湯溜部
に第2ガス供給管を通じて不活性ガスを供給して溶湯溜
部中の溶湯を供給管を介して金型キャビティへ注湯する
低圧鋳造装置において、前記第1ガス供給管の先端に多
孔質部材で形成したポーラスプラグを取り付け、このポ
ーラスプラグを介して給湯管内へ不活性ガスを吹き込む
ことを特徴とする。
【0008】ポーラスプラグを介して給湯管内へ不活性
ガスを吹き込むようにしたので、鋳造開始前から鋳造終
了まで一貫して不活性ガスの供給をつづけることがで
き、供給管内の給湯のみでなく、金型キャビティのエア
を排除して、非酸化雰囲気とすることができる。従っ
て、酸化物やガスの混入のない健全な組織の鋳造品を得
ることができる。しかも、従来の「第1の通路104を
ロッド106の出し入れで開閉する装置」が不要となる
ので、設備の小型化と制御の簡素化とが容易に達成でき
る。
【0009】請求項2は、前記溶湯は、アルミニウム合
金材又はマグネシウム合金材であることを特徴とする。
溶湯をアルミニウム合金材又はマグネシウム合金材に特
定する理由は、アルミニウム合金材又はマグネシウム合
金材が酸化されやすいので、これらの溶湯内に酸化物が
生成して鋳造成形品に悪影響を及ぼすことを防止するた
めである。このため、不活性ガスで酸化防止を図ること
により、アルミニウム合金材又はマグネシウム合金材の
溶湯内に酸化物が混入することを防止する。
【0010】請求項3は、前記不活性ガスは、SF4
ス、SF6ガス又はArガスであることを特徴とする。
これらの不活性ガスは、型内及び金属の酸化防止を図る
ために使用する。特に、SF4ガスは型内に残留したエ
アと接触する溶湯表面の洗浄化をおこない、SF6ガス
は熱的化学的に安定で酸素(他に水素、ホウ素、ケイ
素、炭素、銅、塩化水素、アンモニア)と赤熱しても反
応しないほど安定なものである。また、ArガスもSF
6ガスと同様な作用がある。
【0011】請求項4は、前記ポーラスプラグを多孔質
のセラミックス材で形成したことを特徴とする。ポーラ
スプラグを多孔質のセラミックス材で形成したので、多
孔質の特性を高温の状態で維持することができる。従っ
て、鋳造中に金型キャビティ内に不活性ガスを安定的に
供給することができる。
【0012】請求項5は、前記ポーラスプラグを円筒と
し、この円筒の内周を溶湯の進行方向に先細となる傾斜
面にしたことを特徴とする。ポーラスプラグの内周を溶
湯の進行方向に先細となる傾斜面にしたので、給湯管内
のエア抜きを効率良くおこなうことができ、かつ金型キ
ャビティ内へ溶湯をスムーズに注入することができる。
【0013】請求項6は、前記ポーラスプラグを円筒と
し、この円筒の内周側の小孔の孔径を他の部位の小孔よ
り小径にしたことを特徴とする。ポーラスプラグの内周
側の小孔の孔径を他の部位の小孔より小径にしたので、
溶湯がポーラスプラグ内へと逆流することを効果的に阻
止できる。従って、ポーラスプラグの目詰りを防止で
き、金型キャビティ内に安定的に不活性ガスを供給する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る低圧鋳造装置(第1実
施例)の断面図である。低圧鋳造装置1は、溶湯2を蓄
える溶湯溜槽(溶湯溜部)3と、下端部5aを溶湯溜槽
3内に開口すると共に上端部5bを溶湯溜槽3の蓋3a
に固定した給湯管5と、給湯管5の上端部5bに取り付
けたカラー8を備えた不活性ガス供給手段7と、カラー
8の上端部に配設した金型20と、金型20に備えた第
1、第2ガス抜き手段30,35とからなる。
【0015】不活性ガス供給手段7は、高圧の不活性ガ
スを充填したボンベ9と、ボンベ9から吐出した不活性
ガスを加圧する加圧制御手段10と、加圧制御手段10
でP1に加圧した不活性ガスをカラー8内に供給する第
1ガス供給管11と、加圧制御手段10でP2に加圧し
た不活性ガスを溶湯溜槽3内に供給する第2ガス供給管
12と、カラー8内に配置して給湯管5に連通するポー
ラスプラグ13とからなる。なお、不活性ガスはエアよ
り重いSF4ガス、SF6ガス及びArガスが好適であ
る。すなわち、不活性ガスがエアより軽い場合は拡散が
早すぎて溶湯表面の酸化防止が充分に図れないうちに拡
散する。言い換えれば、エアより軽い不活性ガスはエア
と混合が早く生じてしまい、エア中の酸素と溶湯表面が
酸化反応する。
【0016】金型20は、カラー8の上端部に固定して
湯口21aがポーラスプラグ12に連通した固定金型2
1と、固定金型21と型組みして湯口21aに連通する
金型キャビティ22を形成する可動金型23とからな
る。25は排気用ダスト、26は排気用ファンである。
【0017】図2は本発明に係るポーラスプラグの斜視
図である。ポーラスプラグ13は多孔質のセラミックス
材(Si34、SiC、Al2)で形成し、筒型の
周壁14と、中央に開口15aを備えた天井壁15とか
らなる。ポーラスプラグ13は、Si4のとき孔径
dが0.1mm≦d≦0.3mm以下、SiCのとき孔
径dが0.05mm≦d≦0.2mm以下、Al23
とき孔径dが0.1mm≦d≦0.3mm以下である。
上述したポーラスプラグ13の孔径の最小値は、溶湯と
の濡れ性を考えた場合、不活性ガスを効果的に供給して
溶湯の飛散を防止しながらガス圧を充分にコントロール
できる孔径の下限値である。また、ポーラスプラグの孔
径の最大値は、ポーラスプラグのガス供給孔に対する溶
湯の進入を阻止して目詰まりを防ぐことのできる孔径の
上限値である。ポーラスプラグ13の周壁14とカラー
8とで環状のガス案内路16を形成し、ガス案内路16
は第1ガス供給管11と連通するものである。なお、天
井壁15の開口15aは固定金型21の湯口21a(図
1参照)に連通するものである。
【0018】図3は本発明に係る第1ガス抜き手段を示
す側面図である。第1ガス抜き手段30は、固定金型2
1の湯口21aに連通する第1ガス抜き穴31と、第1
ガス抜き穴31内に引抜き・押込み自在に嵌入した第1
湯ばり除去部材32と、第1湯ばり除去部材32を引抜
き・押込み方向に移動する第1シリンダ33とからな
る。S1,S1は第1ガス抜き穴31と第1湯ばり除去部
材32との隙間であり、隙間S1,S1から給湯管5内の
過剰ガスを外部に流出することができる。
【0019】図4は本発明に係る第2ガス抜き手段を示
す側面図である。第2ガス抜き手段35は、金型キャビ
ティ22に連通する第2ガス抜き穴36…と、第2ガス
抜き穴36…内に引抜き・押込み自在に嵌入した第2湯
ばり除去部材37…と、第2湯ばり除去部材37…を引
抜き・押込み方向に移動するシリンダ38…とからな
る。S2…は第2ガス抜き穴36…と第2湯ばり除去部
材37…との隙間であり、隙間S2…から金型キャビテ
ィ22内のエアやガスを外部に流出することができる。
【0020】本発明に係る低圧鋳造装置の作用を説明す
る。図5(a)〜(c)は本発明に係る低圧鋳造装置の
第1作用説明図である。(a)において、第1ガス供給
管11に圧力P1の不活性ガスを供給し、この不活性ガ
スをガス案内路16及びポーラスプラグ13を介して給
湯管5の内部に封入する。この不活性ガスで、給湯管5
内側の溶湯2の上面の酸化防止を図ると共に第2ガス抜
き穴36…と第2湯ばり除去部材37…の隙間S2
(図4参照)からエアを外部に流出させることにより金
型キャビティ22内のエアを不活性ガスに置換し溶湯の
注湯に備える。また、第2ガス供給管12に圧力P2
不活性ガスを供給し、溶湯溜槽3内の溶湯2の上面の酸
化防止を図る。
【0021】(b)において、圧力P2を圧力P1よりは
るかに高い所定圧まで高め、溶湯溜槽3内の溶湯2を押
し下げて、結果として溶湯2を給湯管5を介して金型キ
ャビティ22内に充填する。この溶湯2は不活性ガス2
9を上方に押し上げ、押し上げられた不活性ガスを、第
2ガス抜き穴36…と第2湯ばり除去部材37…の隙間
2…(図4参照)から外部に流出する。
【0022】このときに、ポーラスプラグ13の内周面
を不活性ガスのガス膜27でポーラスプラグ13の内周
及び湯口21aをカバーする。このガス膜27を形成す
る不活性ガスは、第1ガス抜き穴31と第1湯ばり除去
部材32との隙間S1,S1(図3参照)を通して外部へ
流出する。
【0023】(c)において、金型キャビティ22に溶
湯2が完全に充填したときをもって、第2ガス供給管1
2での不活性ガスの供給を停止して溶湯2を凝固させ
る。
【0024】図6(a)〜(c)は本発明に係る低圧鋳
造装置の第2作用説明図である。(a)において、金型
キャビティ22内の溶湯2が凝固した後、金型20を型
開きし、溶湯溜槽3内の不活性ガスの圧力P2を下げて
湯口21aから溶湯2を下降させる。
【0025】(b)において、第1ガス抜き手段30の
第1シリンダ33…を操作して第1湯ばり除去部材32
…を第1ガス抜き穴31内に押し込み、第1ガス抜き穴
31内に付着した湯ばり(図示しない)を除去する。
【0026】(c)において、第2ガス抜き手段35の
第2シリンダ38…を操作して第2湯ばり除去部材37
…を第2ガス抜き穴36…内に押し込んで、第2ガス抜
き穴36…内に付着した湯ばり(図示しない)を除去す
る。
【0027】図7は本発明に係るポーラスプラグ(第2
実施例)を示す断面図である。ポーラスプラグ40は略
円筒の周壁からなり、この周壁の内周40aを溶湯2の
進行方向(矢印方向)に先細となる傾斜面にしたもので
ある。これにより、ポーラスプラグ40内のエア抜きを
効率良くおこなうことができ、かつポーラスプラグ40
から湯口41側にスムーズに溶湯2を進入させることが
できる。
【0028】図8は本発明に係るポーラスプラグ(第3
実施例)を示す断面図である。ポーラスプラグ45は略
円筒の周壁からなり、この周壁の内周部45aを溶湯2
の進行方向(矢印方向)に先細となる傾斜面にしたもの
である。また、ポーラスプラグ45は、周壁の外周部位
45bの外孔46a…を大径とし、周壁の中部位の中孔
46b…を中径とし、周壁の内周部位45aの内孔46
c…を小径としたものである。
【0029】これにより、ポーラスプラグ45の内周側
の内孔46c…を他の部位の外孔46a…及び中孔46
b…より小径にしたので、溶湯2がポーラスプラグ45
内へと逆流することを効果的に阻止できる。従って、ポ
ーラスプラグ45の目詰りを防止できる。47は湯口で
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ポーラスプラグを介して給湯管内へ
不活性ガスを吹き込むようにしたので、鋳造開始前から
鋳造終了まで一貫して不活性ガスの供給をつづけること
ができ、供給管内の給湯のみでなく、金型キャビティの
エアを排除して、非酸化雰囲気とすることができる。従
って、酸化物やガスの混入のない健全な組織の鋳造を得
ることができる。しかも、設備の小型化と制御の簡素化
とが容易に達成できる。
【0031】請求項2は、アルミニウム合金材又はマグ
ネシウム合金材を低圧鋳造装置で鋳造することにより、
アルミニウム合金材又はマグネシウム合金材の溶湯に酸
化物が混入することを防止して高品質の軽量な鋳造品を
得る。
【0032】請求項3は、不活性ガスにSF4ガス、S
6ガス又はArガスを使用することにより、溶湯を洗
浄化して型内及び金属の酸化防止を図ることにより高品
質の鋳造品を得る。
【0033】請求項4は、ポーラスプラグを多孔質のセ
ラミックス材で形成したので、多孔質の特性を高温の状
態で維持することができる。従って、鋳造中に金型キャ
ビティ内に不活性ガスを安定的に供給することができ
る。
【0034】請求項5は、ポーラスプラグの内周を溶湯
の進行方向に先細となる傾斜面にしたので、給湯管内の
エア抜きを効率良くおこなうことができ、かつ金型キャ
ビティ内へ溶湯をスムーズに進入することができる。
【0035】請求項6は、ポーラスプラグの内周側の小
孔の孔径を他の部位の小孔より小径にしたので、溶湯が
ポーラスプラグ内へと逆流することを効果的に阻止でき
る。従って、ポーラスプラグの目詰りを防止でき、金型
キャビティ内に安定的に不活性ガスを供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低圧鋳造装置(第1実施例)の断
面図
【図2】本発明に係るポーラスプラグの斜視図
【図3】本発明に係る第1ガス抜き手段を示す側面図
【図4】本発明に係る第2ガス抜き手段を示す側面図
【図5】本発明に係る低圧鋳造装置の第1作用説明図
【図6】本発明に係る低圧鋳造装置の第2作用説明図
【図7】本発明に係るポーラスプラグ(第2実施例)を
示す断面図
【図8】本発明に係るポーラスプラグ(第3実施例)を
示す断面図
【図9】従来の低圧鋳造装置の作用説明図
【符号の説明】
1…低圧供給装置、2…溶湯、3…溶湯溜槽(溶湯溜
部)、5…給湯管、11…第1ガス供給管、12…第2
ガス供給管、13,40,45…ポーラスプラグ、20
…金型、22…金型キャビティ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯溜部、給湯管、金型を下から上へこ
    の順序で配列し、前記給湯管に第1ガス供給管を通じて
    不活性ガスを供給して、給湯管及び金型キャビティの内
    面の溶湯の酸化を防止するとともに、溶湯溜部に第2ガ
    ス供給管を通じて不活性ガスを供給して溶湯溜部中の溶
    湯を供給管を介して金型キャビティへ注湯する低圧鋳造
    装置において、前記第1ガス供給管の先端に多孔質部材
    で形成したポーラスプラグを取り付け、このポーラスプ
    ラグを介して給湯管内へ不活性ガスを吹き込むことを特
    徴とする低圧鋳造装置。
  2. 【請求項2】 前記溶湯は、アルミニウム合金材又はマ
    グネシウム合金材であることを特徴とする請求項1記載
    の低圧鋳造装置。
  3. 【請求項3】 前記不活性ガスは、SF4ガス、SF6
    ス又はArガスであることを特徴とする請求項1記載の
    低圧鋳造装置。
  4. 【請求項4】 前記ポーラスプラグを多孔質のセラミッ
    クス材で形成したことを特徴とする請求項1記載の低圧
    鋳造装置。
  5. 【請求項5】 前記ポーラスプラグを円筒とし、この円
    筒の内周を溶湯の進行方向に先細となる傾斜面にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の低圧鋳造装置。
  6. 【請求項6】 前記ポーラスプラグを円筒とし、この円
    筒の内周側の小孔の孔径を他の部位の小孔より小径にし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項5記載の低圧鋳
    造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011083776A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Sukegawa Electric Co Ltd 鋳造装置
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