JPH0923393A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH0923393A
JPH0923393A JP7171110A JP17111095A JPH0923393A JP H0923393 A JPH0923393 A JP H0923393A JP 7171110 A JP7171110 A JP 7171110A JP 17111095 A JP17111095 A JP 17111095A JP H0923393 A JPH0923393 A JP H0923393A
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JP
Japan
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JP7171110A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Fukatsu
治彦 深津
Takahito Saegusa
隆仁 三枝
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準映像信号からなる上下にブランクエリア
を有するシネマ映像をワイドテレビジョン受像機に伸長
して表示する際に、字幕の表示態様に適したモ−ドでシ
ネマ映像を表示する映像信号処理装置を提供する。 【解決手段】 標準画面内でのシネマ映像の開始ライン
および終了ラインを検出する映像エリア検出手段3、下
部ブランクエリア内に表示される字幕の開始ラインを検
出する字幕開始位置検出手段4、これら検出結果から表
示モ−ドを求める演算手段6を備え、映像終了ラインと
字幕開始ラインが連続していないときは字幕をシネマ映
像内に移動して表示するモ−ドとし、映像終了ラインと
字幕開始ラインとが連続するときは字幕をシネマ映像内
に移動せずに表示するモ−ドとするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイドアスペクト
比の表示画面を有するワイドテレビジョン受像機におい
て、表示映像に字幕が有る場合に字幕の表示態様を判定
し、その表示態様に適した表示モ−ドで映像を表示する
映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アスペクト比「4:3」の標準画面を有
する現行NTSC方式等による標準テレビジョン受像機
に対し、アスペクト比「16:9」の横長のワイド画面
を有するテレビジョン受像機が登場している。
【0003】このようなワイド画面を有するテレビジョ
ン受像機としては、純正のハイビジョン受像機、簡易型
のハイビジョン受像機、MUSE−NTSC変換器を備
えたワイドテレビジョン受像機、MUSE−NTSC変
換器を備えていないワイドテレビジョン受像機等があ
る。
【0004】ワイドテレビジョン受像機は標準テレビジ
ョン受像機と同じ走査線数で映像を表示するもので、現
行NTSC方式等による標準映像信号で構成されるアス
ペクト比「4:3」の標準映像を表示する場合は、映像
を横方向に伸長したワイド映像として表示することにな
る。
【0005】ところで、標準テレビジョン受像機でシネ
マスコ−プサイズまたはビスタビジョンサイズと呼ばれ
る映画等の映像(以下、シネマ映像、という)を表示す
る場合は、本来の映像サイズをトリミングすることなく
表示するために、シネマ映像の横幅を標準画面の横幅に
一致させて表示するようにしている。このようにして表
示すると、標準画面の上下に映像のない黒い帯がブラン
クエリアとして表示されることになる。
【0006】これに対し、シネマ映像をワイドテレビジ
ョン受像機で表示する場合は、映像部分を縦横同率比で
伸張し、映像の縦方向の長さをワイド画面の縦方向の長
さと一致させることにより、本来の映像サイズをトリミ
ングすることなくワイド画面いっぱいにフルサイズで表
示することができる。
【0007】しかし、洋画等のシネマ映像の中には、標
準テレビジョン受像機での放送または再生を前提として
ブランクエリア内に日本語の字幕を表示するものがあ
る。このような映像を伸張してワイドテレビジョン受像
機のワイド画面上にフルサイズで表示すると、字幕部分
が画面からはみ出してしまい、見えなくなってしまうと
いう不都合が生じる。
【0008】そこで、字幕部分の映像信号を遅延させ、
次のフレ−ムの映像信号と合成することによって字幕を
映像内に移動させ、映像の伸張後も字幕が見えるように
した技術が提案されている(例えば、特開平3−127
565号など)。また、入力映像信号から映像サイズを
検出し、自動的に最適な表示モ−ドに切り換える技術も
提案されている(例えば、特開平1−305786号な
ど)。これらの技術を用いることによって自動的に映像
サイズを最適な表示モ−ドに切り換え、同時に字幕を移
動することが可能になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シネマ映像
を伸長してワイドテレビジョン受像機のワイド画面にフ
ルサイズで表示し、ブランクエリア内の字幕をシネマ映
像内に移動して表示する場合に、字幕がブランクエリア
のみに表示されている場合はよいが、図8(a)に示す
ように、字幕が映像エリアとブランクエリアBLとに跨
がって表示されている場合は、図8(b)に示すよう
に、字幕の上部と下部とが分断され、字幕の下部が字幕
の上部より上方に位置して表示されるという不都合が生
じる。
【0010】これは、映像の開始ラインaから終了ライ
ンbまでを映像エリアと判定し、終了ラインbから下方
のブランクエリアBLにある字幕の映像信号のみを映像
内に移動したため生じる不都合である。
【0011】そこで、本発明は標準映像信号からなるシ
ネマ映像をワイドテレビジョン受像機のワイド画面に伸
長して表示する際に、字幕の表示態様を判定し、その表
示態様に適した表示モ−ドでシネマ映像を表示する映像
信号処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による映像信号処
理装置は、標準映像信号からなる上下にブランクエリア
を有するシネマ映像を伸長してワイドアスペクト比の画
面に表示するワイドテレビジョン受像機において、シネ
マ映像の標準画面内での映像開始ラインおよび終了ライ
ンを検出する映像エリア検出手段と、シネマ映像の下方
に位置するブランクエリア内に表示される字幕の開始ラ
インを検出する字幕開始位置検出手段と、映像エリア検
出手段および字幕開始位置検出手段の検出結果から表示
モ−ドを求め表示する映像のサイズを算出する演算手段
と、演算手段で決定した表示モ−ドに基づき表示する映
像のサイズに応じて標準映像信号を制御する映像サイズ
切換回路と、演算手段で決定した表示モ−ドに基づき字
幕をシネマ映像内に移動させる字幕移動手段とを設け、
演算手段は映像終了ラインおよび字幕開始ラインが連続
していないときは字幕をシネマ映像内に移動して表示す
る表示モ−ドとし、映像終了ラインおよび字幕開始ライ
ンが連続するときは字幕をシネマ映像内に移動せずに表
示する表示モ−ドとするように構成する。
【0013】また、字幕開始位置検出手段は、シネマ映
像の標準画面内での左右の映像から終了ラインを判定
し、この判定した終了ラインより下部の映像信号から字
幕開始ラインを検出するように構成する。
【0014】本発明による映像信号処理装置では、シネ
マ映像の終了ラインと字幕の開始ラインとが連続するか
否かを判定して表示モ−ドを切り換え、字幕の表示態様
に適した表示モ−ドでシネマ映像を表示する。
【0015】すなわち、映像終了ラインと字幕開始ライ
ンとが連続していると判定した場合は、字幕が映像エリ
アとブランクエリアとに跨がって表示されていると判定
し、字幕をシネマ映像内に移動させずそのまま表示する
字幕インモ−ドとする。このモ−ドでは、映像の水平方
向の長さを画面の長さと一致させ、垂直方向は字幕の最
終ラインが画面内に含まれるようにブランクエリアを垂
直方向に圧縮して表示するように、それぞれ標準映像信
号を制御する。
【0016】映像終了ラインと字幕開始ラインとが離れ
ていると判定したときは、字幕がブランクエリアのみに
表示されていると判定し、字幕をシネマ映像内に移動さ
せて表示する字幕移動モ−ドとする。このモ−ドでは、
字幕部分の映像信号を遅延させて次のフレ−ムの映像信
号と合成することによって字幕を映像内に移動させ、映
像を縦横同率比で画面いっぱいに伸張するように映像信
号を制御する。
【0017】また、字幕開始位置検出手段は、シネマ映
像の下部にある字幕の開始ラインを検出するに際し、字
幕は画面の中央部に表示されることを利用し、映像の水
平方向の中央部をマスクし、映像の水平方向の両サイド
で垂直方向の映像エリアを判定し、その判定結果から映
像から終了ラインを判定し、この判定した終了ラインよ
り下部の映像信号から字幕開始ラインを検出する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による映像信号処
理装置の一実施例を示すブロック図である。本実施例に
よる映像信号処理装置は、NTSC方式等によるカラ−
映像信号(標準映像信号)を入力して輝度成分とクロマ
成分とに分離するY/C分離回路1、分離した輝度成分
を所定の閾値と比較して映像信号中に輝度信号が含まれ
ているか否かを検出する輝度レベル比較回路2、その検
出結果に基づいて画面内の映像エリアを判定検出する映
像エリア検出回路3、画面内に字幕が有る場合に字幕の
開始ラインを判定検出する字幕開始位置検出回路4、映
像エリア検出回路3および字幕開始位置検出回路4から
のデ−タに基づいて字幕の開始位置デ−タを出力する字
幕判定回路5、映像エリア検出回路3および字幕判定回
路5からのデ−タに基づいて映像の表示モ−ドを決定す
る演算回路6を備える。
【0019】さらに、演算回路6での決定に基づいて表
示画面に表示する映像サイズを切り換える映像サイズ切
換回路7、表示する映像サイズに応じて映像のセンタ−
位置を決定する映像位置制御回路8、字幕の表示位置を
制御する字幕移動回路9を備える。
【0020】また、Y/C分離回路1で分離した輝度成
分から水平および垂直同期信号を抽出する同期分離回路
10、抽出した水平および垂直同期信号から各種のゲ−
ト信号を作成するゲ−ト信号発生回路11を有し、ゲ−
ト信号発生回路11で作成したゲ−ト信号が映像エリア
検出回路3および字幕開始位置検出回路4に出力される
ように構成されている。
【0021】図2は、字幕開始位置検出回路4のブロッ
ク図である。この判定回路4は、ゲ−ト信号発生回路1
1から出力されるマスク信号によって映像の水平方向の
中央部をマスクする中央部マスク回路41、中央部をマ
スクして得た両サイドの信号から映像エリアを判定する
映像終了判定回路42、輝度レベル比較回路2から出力
される信号と映像終了判定回路42から出力される信号
との論理積を取るANDゲ−ト43、ANDゲ−ト43
の出力から字幕の有無を判定する字幕有無判定回路4
4、字幕有無判定回路44の出力から字幕の表示される
垂直方向の開始ラインを求める字幕開始ライン出力回路
45からなる。
【0022】図3は、字幕判定回路5のブロック図であ
る。この字幕判定回路5は、映像エリア検出回路から出
力された映像終了ラインの位置データと字幕開始位置検
出回路から出力された字幕開始ラインの位置データの大
小を比較する大小比較器(マグニチュード・コンパレー
タ)と、字幕開始ラインが映像終了ラインより下方にあ
る場合にのみ、字幕開始ラインの位置データを演算回路
に出力するエラー処理回路とから構成されている。
【0023】この構成において、標準映像信号が入力さ
れると、Y/C分離回路1で輝度成分が分離され、輝度
レベル比較回路2および同期分離回路10に出力され
る。輝度レベル比較回路2は輝度成分のうち所定の閾値
以上の部分を2値論理で“H”の輝度レベル信号として
映像エリア検出回路3および字幕開始位置検出回路4に
出力する。
【0024】他方、同期分離回路10は輝度成分から水
平同期信号および垂直同期信号を抽出し、ゲ−ト信号発
生回路11に出力する。ゲ−ト信号発生回路11では、
この水平および垂直同期信号に基づいて各種のゲ−ト信
号を作成して映像エリア検出回路3および字幕開始位置
検出回路4に出力する。
【0025】映像エリア検出回路3は輝度レベル信号と
ゲ−ト信号発生回路11から送られて来るタイミング信
号とに基づいて映像の開始ラインaおよび終了ラインb
の検出を行い、この検出した両ラインのデ−タを字幕判
定回路5および演算回路6に出力する。
【0026】字幕開始位置検出回路4は輝度レベル信号
で表される映像の水平方向の中央部を中央部マスク回路
41でマスクし、映像終了判定回路42で映像の水平方
向の両サイドで垂直方向の映像エリアを判定する。これ
は、ブランクエリアに字幕を表示する場合は、字幕を画
面の中央部に表示することを利用し、字幕がない両サイ
ドで映像エリアを確定するためである。
【0027】こうして得た映像エリア信号と輝度レベル
比較回路2からの輝度レベル信号とをANDゲ−ト43
で論理積を取り、ブランクエリアに字幕が存在するか否
かを字幕有無判定回路44で判定する。下方のブランク
エリアに字幕が有る場合は、字幕開始ライン判定回路4
5で字幕の表示される開始ラインを求め、字幕判定回路
5に出力する。
【0028】図4に、字幕開始位置検出回路4の動作例
を示す。いま、同図(a)に示すように、標準映像信号
からなるシネマ映像が、アスペクト比「4:3」の標準
画面上に開始ラインaと終了ラインbとの間に存在し、
字幕(この例では、数字1,2,3)が映像エリアと下
部ブランクエリアBLとに跨がって表示される場合を例
に説明すると、中央部マスク回路41で同図(b)に示
すマスク信号によって水平方向の両サイドの映像エリア
を取り出し、映像終了判定回路42で同図(c)に示す
映像エリア信号を得る。
【0029】そして、ANDゲ−ト43でこの映像エリ
ア信号を反転した信号と輝度レベル比較回路2からの輝
度レベル信号との論理積を取る。輝度レベル信号は同図
(d)に示すように字幕にも所定の閾値以上の信号部分
があることを示すので、ANDゲ−ト43からは、同図
(e)に示すように字幕部分のみ論理“H”となる字幕
エリア信号が出力される。字幕開始ライン判定回路45
はこの字幕エリア信号から字幕の開始ラインcを求め出
力する。
【0030】図4では、字幕が映像エリアと下部ブラン
クエリアBLとに跨がって表示される例について説明し
たが、字幕が下部ブランクエリアBLのみに表示されて
いる例を図5に示す。この例の場合はラインbとライン
cとが数ライン離れた位置となる。
【0031】字幕判定回路5は、字幕開始位置検出回路
4で判定した字幕開始ラインcが、映像エリア検出回路
3で判定した映像終了ラインbよりも下部にあるか否か
等の判定を大小比較器で行い、エラー処理回路が字幕開
始ラインが映像終了ラインより下部にある場合に演算回
路6に字幕の開始デ−タを出力する。
【0032】次に、演算回路6の動作を、図6に示すフ
−ロ−チャ−トを参照しながら説明する。なお、以下の
一連の動作は標準映像信号の1フィ−ルド周期毎に所定
フィ−ルド期間行うこととする。
【0033】まず、映像エリアの開始ラインaと終了ラ
インbとから映像エリアの垂直方向の映像幅dを算出し
(ステップS1)、誤動作防止のために数フィ−ルドに
渡ってこの映像幅dが一致しているか否かをチェックす
る(ステップS2)。
【0034】次いで、映像幅dの大きさから送られて来
た標準映像信号で表示する映像がアスペクト比「16:
9」のシネマ映像かアスペクト比「4:3」の標準映像
かを判定する(ステップS3)。
【0035】シネマ映像であれば、映像開始ラインaの
上限エラ−チェック(ステップS4)、映像終了ライン
bの下限エラ−チェック(ステップS5)、映像幅dの
最小値エラ−チェック(ステップS6)を行う。
【0036】次いで、字幕開始ラインcを検出したか否
かを判定する(ステップS7)。これはシネマ映像でも
字幕のない映像があるためで、そのような映像は字幕の
処理が不要だからである。字幕開始ラインcを検出した
場合は、字幕開始ラインcが映像終了ラインbの次のラ
インか、すなわち字幕開始ラインcが映像終了ラインb
に連続しているか否かのチェックを行う(ステップS
8)。
【0037】その結果、字幕開始ラインcと映像終了ラ
インbとが連続している場合は、フラグfを立て(ステ
ップS9)、表示する映像は字幕が映像エリアとブラン
クエリアとに跨がって表示されているシネマ映像である
と判定し、字幕を映像内に移動させずにそのまま表示す
るシネマモ−ド字幕インモ−ドと判定する(ステップS
10)。
【0038】この判定結果を受けて映像サイズ切換回路
7および映像位置制御回路8は、表示する映像の水平方
向の長さは表示画面の長さと一致させ、垂直方向は字幕
の最終ラインが表示画面内に含まれるように、それぞれ
標準映像信号を制御する。この場合、字幕エリアのリニ
アリティ−を変えて字幕映像を垂直方向に圧縮して表示
することにより、シネマ映像のサイズをフルサイズに近
づけるようにする。図7(a)にその表示態様を示す。
【0039】ステップS8での判定の結果、字幕開始ラ
インcが映像終了ラインbに連続していないと判定した
場合は、フラグfが立っているか否か判定する(ステッ
プS11)。フラグfが立っていなければ表示する映像
は字幕がブランクエリアのみに表示されているシネマ映
像であると判定し、字幕を映像エリア内に移動させて表
示するシネマモ−ド字幕移動モ−ドと判定する(ステッ
プS12)。
【0040】この判定結果を受けて映像サイズ切換回路
7および映像位置制御回路8は、表示する映像を縦横同
率比で表示画面いっぱいに伸張するように映像信号を制
御する。また、字幕移動回路9はブランクエリアBLに
ある字幕を表示画面内に移動させて表示するように標準
映像信号を制御する。
【0041】これによりワイドアスペクト比の表示画面
上にはシネマ映像がフルサイズで表示され、映像下部に
字幕が表示される。図7(b)にその表示態様を示す。
ここで、フラグfはモ−ド変更が行われることがないよ
うにチェック用に使用しており、フラグfのクリアはチ
ャンネル変更や電源オンなどの操作があったときに行
う。
【0042】ステップS7での判定の結果、字幕開始ラ
インcが検出されなかった場合は、表示する映像は字幕
のないシネマ映像であるシネマモ−ド字幕なしモ−ドと
判定する(ステップS13)。この判定結果を受けて映
像サイズ切換回路7および映像位置制御回路8は、表示
する映像を縦横同率比で表示画面いっぱいに伸張するよ
うに標準映像信号を制御する。
【0043】ステップS3での判定の結果、映像の大き
さがアスペクト比「4:3」の標準映像であると判定し
た場合は、標準映像を横方向に伸長して表示するワイド
モ−ドと判定する(ステップS14)。
【0044】この判定結果を受けて映像サイズ切換回路
7および映像位置制御回路8は、表示する映像の水平お
よび垂直方向をそれぞれ表示画面いっぱいに伸長するよ
うに標準映像信号を制御する。
【0045】こうして、ステップS10,S12,S1
3,S14の処理が終了すると、あるいはステップS2
で映像幅dが連続一致していないと判定すると、ステッ
プS4〜S6でエラ−を検出すると、ステップS11で
フラグfが立っていると判定すると、それぞれステップ
S2で使用する映像幅dの連続一致を判定するためのカ
ウンタをクリアし(ステップS15)、処理を終了す
る。
【0046】
【発明の効果】本発明による映像信号処理装置は、現行
NTSC方式等による標準映像信号からなるシネマ映像
をワイドテレビジョン受像機に表示する際に、シネマ映
像の字幕がブランクエリアのみに表示されている場合は
字幕を映像内に移動して画面いっぱいにシネマ映像を伸
長して表示する表示モ−ドとし、字幕が映像エリアとブ
ランクエリアとに跨がって表示されている場合は字幕を
移動させずにそのままシネマ映像と共に伸長して表示す
る表示モ−ドとするなど、字幕の表示態様に応じてワイ
ド画面でのシネマ映像の表示態様を変化させることがで
きる。
【0047】また、字幕開始位置検出回路は、字幕がシ
ネマ映像の下部中央部に表示されることを利用し、映像
の水平方向の両サイドで垂直方向の映像エリアを判定
し、その判定結果からシネマ映像の終了ラインを判定
し、この判定した終了ラインから字幕開始ラインを検出
するので、確実に字幕開始ラインを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号処理装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す字幕開始位置検出回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す字幕判定回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】(a)〜(e)は字幕開始位置検出回路の動作
説明図である。
【図5】(a)〜(e)は字幕開始位置検出回路の動作
説明図である。
【図6】演算回路の動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。
【図7】(a)〜(b)は本発明によるシネマ映像の表
示態様を示す図である。
【図8】(a)〜(b)は従来のシネマ映像の表示態様
を示す図である。
【符号の説明】
1 Y/C分離回路 2 輝度レベル比較回路 3 映像エリア検出回路 4 字幕開始位置検出回路 5 字幕判定回路 6 演算回路 7 映像サイズ切換回路 8 映像位置制御回路 9 字幕移動回路 10 同期分離回路 11 ゲ−ト信号発生回路 41 中央部マスク回路 42 映像終了判定回路 43 ANDゲ−ト 44 字幕有無判定回路 45 字幕開始ライン出力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準映像信号からなる上下にブランクエ
    リアを有するシネマ映像を伸長してワイドアスペクト比
    の画面に表示するワイドテレビジョン受像機において、 前記シネマ映像の標準画面内での映像開始ラインおよび
    終了ラインを検出する映像エリア検出手段と、 前記シネマ映像の下方に位置する前記ブランクエリア内
    に表示される字幕の開始ラインを検出する字幕開始位置
    検出手段と、 前記映像エリア検出手段および前記字幕開始位置検出手
    段の検出結果から表示モ−ドを求め表示する映像のサイ
    ズを算出する演算手段と、 前記演算手段で決定した表示モ−ドに基づき前記表示す
    る映像のサイズに応じて前記標準映像信号を制御する映
    像サイズ切換回路と、 前記演算手段で決定した表示モ−ドに基づき前記字幕を
    前記シネマ映像内に移動させる字幕移動手段とを備え、 前記演算手段は前記映像終了ラインおよび前記字幕開始
    ラインが連続していないときは前記字幕を前記シネマ映
    像内に移動して表示する表示モ−ドとし、前記映像終了
    ラインおよび前記字幕開始ラインが連続するときは前記
    字幕を前記シネマ映像内に移動せずに表示する表示モ−
    ドとすることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記字幕開始位置検出手段は、前記シネ
    マ映像の標準画面内での左右の映像から終了ラインを判
    定し、この判定した終了ラインより下部の標準映像信号
    から前記字幕開始ラインを検出することを特徴とする請
    求項1記載の映像信号処理装置。
JP7171110A 1995-07-06 1995-07-06 映像信号処理装置 Pending JPH0923393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529832A (ja) * 2009-06-08 2012-11-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ビデオデータ処理装置及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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