JPH09233671A - ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

ケーブル接続用クロージャ

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JPH09233671A
JPH09233671A JP6715796A JP6715796A JPH09233671A JP H09233671 A JPH09233671 A JP H09233671A JP 6715796 A JP6715796 A JP 6715796A JP 6715796 A JP6715796 A JP 6715796A JP H09233671 A JPH09233671 A JP H09233671A
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忠 服部
Kengo Fukatsu
兼吾 深津
Ikuya Tsuruta
育也 鶴田
Hiroshi Yokosuka
洋 横須賀
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Tetsuo Nozawa
哲郎 野澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル接続部収容体の心線接続の取扱い整
理の簡便化を図り、安全性と気密性をも高めると共に、
組み立て作業性を大幅に向上できる安価な構造とする。 【解決手段】 スリーブ1の巾方向に多数並列配備され
る心線接続用コネクタ保持部11のある心線接続部収納
トレイ10をスリーブ1に巾方向に固設したレール12
に摺動自在に設けてあり、該レール12が、スリーブに
固定した連結体8に立設した支片13の上下に間隔をあ
けてスリーブ巾方向で水平に複数設けられ、各レール1
2に心線接続部収納トレイ10をそれぞれ嵌装配備した
ものであって、該心線接続部収納トレイ10を分割拡開
されるスリーブ1の外側に引出し移動位置させること
で、心線接続作業を能率よく労力も軽減でき、一側縁側
のみで作業ができるので、ケーブル接続部での作業性を
も大巾に高められ、心線余長の収納整理が確実で、伝送
特性に悪影響を与えることなくスリーブでの信頼性の高
い密封を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ケーブルなどの
通信ケーブルの接続部を保護するためのクロージャ、特
に光ケーブル用クロージャの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブル接続用クロージャは、
接続部を保護する収容体が用いられ、この収容体はケー
ブルを貫通して取付けられた端面板間に前記接続部をか
ぶせて収容する縦割りの筒状のスリーブとからなり、ケ
ーブル接続部を気密または水密に保護する構造のものが
多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブルの接続
部を保護する収容体では、ケーブルの分岐、引込,接続
等を行う場合に、ケーブル心線の接続部の余長を収納す
るために多数枚の収納トレイを多段に積み重ねた接続箱
を用いていて、心線相互をコネクタなどで接続し、心線
の接続余長をループ状に巻いてコネクタを収納トレイ内
に収納しているが接続箱内のコネクタやケーブル心線の
余長状況を確認しにくい不便があると共に、多数心線の
接続作業やそれぞれの収納トレイの取扱いも煩雑であっ
て、かつ構成も複雑であるなどの問題があった。本発明
は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、ケー
ブル接続部の取扱いを簡便化しケーブル接続の作業性を
大幅に向上できるケーブル接続用クロージャを構成簡単
で安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブルを導
入する筒状のスリーブ内にケーブル把持金具と、該ケー
ブル把持金具に固定したケーブルから導出されるケーブ
ル心線の心線接続部と、該心線接続部に連なるケーブル
心線余長の収納部とを備えたケーブル接続用クロージャ
において、前記スリーブの巾方向に多数並列配備される
心線接続用コネクタ保持部のある心線接続部収納トレイ
をスリーブに巾方向に固設したレールに摺動自在に設け
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の心線接続作業
では、分割スリーブを開いて心線接続部収納トレイをス
リーブ外に移動し蓋を外して多心ケーブル外被を固定す
る把持金具間の心線を露呈してこれに接続する心線相互
をコネクタによって接続し、該コネクタ或いはコネクタ
を複数サブユニットに入れたものをスリーブ外に移動し
た心線接続部収納トレイのコネクタ保持部に収納係止す
るので心線の接続作業や接続状況の確認を容易に行うこ
とができる。また、心線接続部収納トレイはスリーブの
巾方向に移動するので、心線余長を収納擦るため接続作
業終了後に心線にたるみが生じないし、伝送特性に悪影
響を与えない配線整理ができ、余長取扱い作業も著しく
簡便化できる。なお、分割スリーブはヒンジ機構で連結
しておき、ケーブルを端面板から挿通してスリーブ内の
接続機構に接続して、スリーブをヒンジ機構を中心とし
て回動して端面板を押しつけつつかぶせ、分割スリーブ
相互を押さえつけて組立てられ、クロージャとして安全
に用いられ、また連結を解くとスリーブをヒンジ中心に
容易に回転させスリーブを開き内部の接続作業を簡便に
できるものである。
【0006】
【実施例】本発明を図1乃至図6の筒状のスリーブ1
と、スリーブの側面嵌合部2に嵌装された端面板3とを
備えたクロージャの例で説明すると、端面板3,3に、
幹線光ケーブルが貫通されてケーブル把持金具4で固定
され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、テンシ
ョンメンバ把持金具5に接続連結されている。前記スリ
ーブ1は、筒状のハウジングで、軸方向に沿ってヒンジ
部11 で二つ割りに分割できるようにしたもので、合成
樹脂、例えばPP樹脂或いはガラス繊維を充填した難燃
性のFRPP或いは熱可塑性エラストマーなどから構成
され、軸方向に縦割りに二分割する突き合わせ接合面
と、該スリーブ1の両端に、嵌装される端面板3、例え
ば耐候性、耐オゾン性等の諸特性に優れたEPDMなど
のゴム板材とを備えてある。スリーブ1の巾方向に多数
並列配備される心線接続用コネクタ保持部11のある心
線接続部収納トレイ10をスリーブ1に巾方向に固設し
たレール12に摺動自在に設けてあり、該レール12
が、スリーブに固定した連結体8に立設した支片13の
上下に間隔をあけてスリーブ巾方向で水平に複数設けら
れ、各レール12に心線接続部収納トレイ10をそれぞ
れ嵌装配備したものであって、該心線接続部収納トレイ
10を分割拡開されるスリーブ1の外側に引出し移動位
置させるクロージャとしてある。
【0007】前記心線接続部収納トレイ10としては、
コネクタを嵌装するか或いは複数のコネクタを入れたサ
ブユニットを嵌装するかしてあり、スリーブ巾方向に仕
切リブ111 を複数間隔をあけて並設してコネクタ保持
部11を複数形成したものであって、該コネクタ保持部
11の両側壁に心線導出入用スリット14を設け、かつ
該トレイ上面に嵌脱可能の収納部蓋15を備えていて中
央下方部にレールの嵌挿凹溝16を形成してある。
【0008】また、前記心線接続部収納トレイ10、ス
リーブ軸方向の中央部に配置されるものであって、トレ
イ底板の下側とトレイ外側板とスリーブ両端の端面板と
の間にケーブル心線余長空間をそれぞれ形成したもの
で、レール12の嵌挿凹溝16を底部に備え、該嵌挿凹
溝16の挿入部と終端部とにレール端との係止片17,
18を突設してある。
【0009】なお、前記レール12は、一端に折曲げブ
ラケット部123 を備え、支片13に固着し、かつ他端
に係止爪部122 を備え、中央長手方向に長孔121
備え、前記心線接続部収納トレイ10の係止片17,1
8を嵌挿して前記心線接続部収納トレイ10のレール1
2からの脱落防止構造となっている。
【0010】さらに、前記端面板3に対向するスリーブ
内面側に、ケーブル外周に沿う押え挾持片からなるケー
ブル把持金具4と、テンションメンバ把持金具5および
支持線把持金具7とを設けた連結体8を固定装備し、さ
らに分割スリーブ1の対向接合面を締結するバックル3
0を備えてあるが、必要に応じ前記スリーブ1の外周に
バンドを着脱自在に巻回配備し、分離面での密封性が高
められて連結できるようにしてもよい。
【0011】前記スリーブ1は、分割可能の形態として
あるが端面板3間のクロージャ内の気密性を維持できる
ようにしてあり、互いに対向した接合面を固定手段で連
結一体化できるようにしてある。また、前記端面板3と
しては、小判形或いは楕円形、円形などのゴム弾性体か
らなり、複数のケーブル挿通孔20にそれぞれ薄肉キャ
ップ部またはスリットを有し、該薄肉キャップ部または
スリットを選択的に切除開口して貫通孔として用いクロ
ージャの内外に貫通するようにしてある。なお、前記ケ
ーブル挿通孔20、20で形成される貫通孔またはケー
ブル導出孔には、ゴム製などでのスペーサ、或いはエア
タイトテープを巻き付けてケーブルの外周面を密着でき
るようにすることが配慮されている。
【0012】さらに、前記ケーブル把持金具4として
は、連結体8と一体型、或いは別部材の連結タイプと
し、図3のようにケーブル挿通凹部のある受具にケーブ
ル外周に沿う彎曲保持片をピンで回動自在に設けて開閉
させて、ネジ24でケーブルを挾持固定化するようにし
てケーブル把持が簡便にできるようにしてある。なお、
前記弯曲保持片は、受具に着脱自在に設けた脱着構造と
することもできる。また、ケーブル吊垂金具23でスリ
ーブ1内の連結片81 を嵌装してケーブル及び支持線を
架装しやすくすることも配備されている。
【0013】また、テンションメンバ把持金具5に取付
けたケーブルテンションメンバは、アームで支持した線
体挿入部にネジを介して取付けられ、スリーブ1内に固
着されてケーブルを保持する。即ち、ケーブル把持金具
を必要なスペーサを用いてケーブル外被に装着し、締結
ボルトにより所定トルクで締結してからテンションメン
バをテンションメンバ把持金具の貫通孔に挿入し締結ね
じにて固着してある。このような構造の接続部を組み立
てる場合、各ケーブルにスペーサを挿入し、或いはケー
ブルシール材を巻き付け、ケーブルの端部の外被をケー
ブル把持金具4により固定したのち、端面板3の接合面
にシール材及びスリーブ1の接合面にガスケットを介し
て分割スリーブ1、1の接合面を突き合わせて、該スリ
ーブの外周にあるバックル30を締め付けて固定するも
ので、順次所定間隔ごとにバックル30の取付けと、締
め付けを繰り返してスリーブ1の全長にわたって気密維
持を強固にし信頼性の高い密封構造にすることができ
る。なお、この組立状態において、接合面間にはスリー
ブガスケットが径方向に圧縮されていることで、比較的
小さい挾持力で高い気密性を保持することができ、また
端面板3とケーブルとの間にはスペーサが、ケーブル長
さ方向に介在されシール材があって、スリーブ1、1の
姿勢が安定すると共に、組立てを容易にするし、気密性
を著しく向上できる。このスリーブガスケットは、断面
形状を長方形として角部に丸味をつけて、上下面に凹溝
を形成してリップ効果を持たせるようにし、組立性・気
密性の向上を図ることが考慮されている。
【0014】一方、前記スリーブ1,1の締結状態を解
除するときには、締結具のバックル30の締結を解除し
て端面板3からスリット開き、スリーブ1の接合面を離
間して分割すれば、ケーブルの交換も容易にすることが
できる。
【0015】図7及び図8の具体例では、心線接続部収
納トレイ10を支台部6に回転自在に備え、分割拡開さ
れるスリーブ1の外側に移動位置させるようにしたもの
で、収納時には係脱爪などの回転ロック機構(図示せ
ず)で固定化できるようにしてある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、ケーブルを導入する筒状のス
リーブ内にケーブル把持金具と、該ケーブル把持金具に
固定したケーブルから導出されるケーブル心線の心線接
続部と、該心線接続部に連なるケーブル心線余長の収納
部とを備えたケーブル接続用クロージャにおいて、前記
スリーブの巾方向に多数並列配備される心線接続用コネ
クタ保持部のある心線接続部収納トレイをスリーブに巾
方向に固設したレールに摺動自在に設けたことにより、
心線接続作業では、分割スリーブを開いて心線接続部収
納トレイをスリーブ外に移動し蓋を外して多心ケーブル
外被を固定する把持金具間の心線を露呈してこれに接続
する心線相互をコネクタによって接続し、心線の接続余
長をサブトレイに集束保持させつつコネクタをスリーブ
外に移動した心線接続部収納トレイのコネクタ保持部に
収納係止するので、心線の接続作業や接続状況の確認を
容易に行うことができる。また、心線接続部収納トレイ
はスリーブの巾方向に移動するので心線余長を収納擦る
ため接続作業終了後に心線にたるみが生じないし、伝送
特性に悪影響を与えない配線整理ができ、余長取扱い作
業も著しく簡便化できる。しかもスリーブ内での心線余
長の整理保管が信頼性高く、密封を確保できると共に、
スリーブの姿勢も安定して取扱い良好で、組立作業の容
易化に役立ち、接続固定も楽に安全に行え、コストの点
でも優れ、ケーブル接続用クロージャの構成も簡単で安
価な形態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切断側面図である。
【図2】図1のA−A線における切断正面図である。
【図3】図1の例の一使用状態の展開斜視図である。
【図4】図1の例の蓋を分離した接続部収納トレイで、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、
(d)は背面図、(e)は中央縦断面図、(f)はB−
B線における切断正面図である。
【図5】図1の例の作動状態を示す正面図で、(a)は
一方の接続部収納トレイの移動状態を示し、(b)は両
方の接続部収納トレイの移動状態を示す。
【図6】図5のC−C線における拡大切断平面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例の一使用状態の展開斜視図
である。
【図8】図7の例の作動状態を示す展開斜視図である。
【符号の説明】
1 スリーブ 11 ヒンジ部 2 嵌合部 3 端面板 4 ケーブル把持金具 5 テンションメンバ把持金具 6 支台部 7 支持線把持金具 8 連結体 9 サブユニット 10 心線接続部収納トレイ 11 コネクタ保持部 111 仕切リブ 12 レール 13 支片 14 スリット 15 収納部蓋 16 嵌挿凹溝 17,18 係止片
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに、前記端面板3に対向するスリーブ
内面側に、ケーブル外周に沿う押え挾持片からなるケー
ブル把持金具4と、テンションメンバ把持金具5および
支持線把持金具7とを設けた連結体8,8を固定装備
し、さらに分割スリーブ1の対向接合面を締結するバッ
クル30を備えてあるが、必要に応じ前記スリーブ1の
外周にバンドを着脱自在に巻回配備し、分離面での密封
性が高められて連結できるようにしてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、前記ケーブル把持金具4として
は、連結体8,8と一体型、或いは別部材の連結タイ
プとし、図3のようにケーブル挿通凹部のある受具にケ
ーブル外周に沿う彎曲保持片4をピンで回動自在に設
けて開閉させて、ネジ24でケーブルを挾持固定化する
ようにしてケーブル把持が簡便にできるようにしてあ
る。なお、ケーブルを挾持する前記弯曲保持片4は、
受具に着脱自在に設けた脱着構造とすることもできる。
また、ケーブル吊垂金具23でスリーブ1内の連結片8
を嵌装してケーブル及び支持線を架装しやすくするこ
とも配備されている。この場合、スリーブ1の両端にあ
る前記端面板3に対設される一対のケーブル把持金具
4,4は上下連結体8,8で一体成形されたフレーム
で構成してスリーブ1内にワンタッチで固着されるが、
スリーブ1の突き合せ端縁に係止嵌合部25,25
対設してスリーブ1,1を閉塞したときに係合され、さ
らにバックル30で二重ロックできる構成としてある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、テンションメンバ把持金具5に取付
けたケーブルテンションメンバは、アームで支持した線
体挿入部にネジを介して取付けられ、スリーブ1内に固
着されてケーブルを保持する。即ち、ケーブル把持金具
を必要なスペーサを用いてケーブル外被に装着し、締結
ボルトにより所定トルクで締結してからテンションメン
バをテンションメンバ把持金具の貫通孔に挿入し締結ね
じにて固着してある。このような構造の接続部を組み立
てる場合、各ケーブルにスペーサを挿入し、或いはケー
ブルシール材を巻き付け、ケーブルの端部の外被をケー
ブル把持金具4により固定したのち、端面板3の接合面
にシール材及びスリーブ1の接合面にガスケットを介し
て分割スリーブ1、1の接合面を突き合わせて係止嵌合
部で仮止め封塞し、該スリーブの外周にあるバックル3
0を締め付けて二重ロック状態で固定するもので、順次
所定間隔ごとにバックル30の取付けと、締め付けを繰
り返してスリーブ1の全長にわたって気密維持を強固に
し信頼性の高い密封構造にすることができる。なお、こ
の組立状態において、接合面間にはスリーブガスケット
が径方向に圧縮されていることで、比較的小さい挾持力
で高い気密性を保持することができ、また端面板3とケ
ーブルとの間にはスペーサが、ケーブル長さ方向に介在
されシール材があって、スリーブ1、1の姿勢が安定す
ると共に、組立てを容易にするし、気密性を著しく向上
できる。このスリーブガスケットは、断面形状を長方形
として角部に丸味をつけて、上下面に凹溝を形成してリ
ップ効果を持たせるようにし、組立性・気密性の向上を
図ることが考慮されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図6】
【図3】
【図4】
【図8】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 育也 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 横須賀 洋 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 玉木 康博 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 野澤 哲郎 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを導入する筒状のスリーブ内に
    ケーブル把持金具と、該ケーブル把持金具に固定したケ
    ーブルから導出されるケーブル心線の心線接続部と、該
    心線接続部に連なるケーブル心線余長の収納部とを備え
    たケーブル接続用クロージャにおいて、前記スリーブの
    巾方向に多数並列配備される心線接続用コネクタ保持部
    のある心線接続部収納トレイをスリーブに巾方向に固設
    したレールに摺動自在に設けたことを特徴とするケーブ
    ル接続用クロージャ。
  2. 【請求項2】 前記レールが、スリーブに固定した連結
    体に立設した支片の上下に間隔をあけてスリーブ巾方向
    で水平に複数設けられ、各レールに心線接続部収納トレ
    イをそれぞれ嵌装配備したものであって、該心線接続部
    収納トレイを分割拡開されるスリーブの外側に引出し移
    動位置させるものである請求項1記載のクロージャ。
  3. 【請求項3】 前記心線接続部収納トレイが、スリーブ
    巾方向に仕切リブを複数間隔をあけて並設してコネク
    タ、或いはコネクタを複数含むサブユニットのコネクタ
    保持部を複数形成したものであって、該コネクタ保持部
    の両側壁に心線導出入用スリットを設け、かつ該トレイ
    上面に嵌脱可能の収納部蓋を備えている請求項1または
    2記載のクロージャ。
  4. 【請求項4】 前記心線接続部収納トレイがスリーブ軸
    方向の中央部に配置されるものであって、トレイ底板の
    下側とトレイ外側板とスリーブ両端の端面板との間にケ
    ーブル心線余長空間をそれぞれ形成したものである請求
    項1,2または3記載のクロージャ。
  5. 【請求項5】 前記心線接続部収納トレイが、レールの
    嵌挿凹溝を底部に備え、該嵌挿凹溝の挿入部と終端部と
    にレール端との係止片を突設したものである請求項1,
    2,3または4記載のクロージャ。
  6. 【請求項6】 前記レールが、一端に折曲げブラケット
    部を備え、他端に係止爪部を備えていて前記心線接続部
    収納トレイの脱落防止構造となっている請求項1,2,
    3,4または5記載のクロージャ
  7. 【請求項7】 ケーブルを導入する筒状のスリーブ内に
    ケーブル把持金具と、該ケーブル把持金具に固定したケ
    ーブルから導出されるケーブル心線の心線接続部と、該
    心線接続部に連なるケーブル心線余長の収納部とを備え
    たケーブル接続用クロージャにおいて、前記スリーブの
    巾方向に多数並列配備される心線接続用コネクタ保持部
    のある心線接続部収納トレイをスリーブに回動自在に設
    けたことを特徴とするケーブル接続用クロージャ。
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