JPH09233551A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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Publication number
JPH09233551A
JPH09233551A JP8037721A JP3772196A JPH09233551A JP H09233551 A JPH09233551 A JP H09233551A JP 8037721 A JP8037721 A JP 8037721A JP 3772196 A JP3772196 A JP 3772196A JP H09233551 A JPH09233551 A JP H09233551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electric field
determination
signal
field strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP8037721A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Hoashi
正和 帆足
Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8037721A priority Critical patent/JPH09233551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況に応じて常に正しい通話品質表示を行う
ことのできる無線電話装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 通信状態を判定する判定部23と、前記
通信状態判定に用いる判定値を記憶した少なくとも2つ
以上のテーブルを持つ記憶部21と、通信相手の出力レ
ベルに応じて記憶部21に記憶した判定値のテーブルか
ら1つのテーブルを選択する制御部22とを備える。制
御部22により記憶部21に記憶してある最も状況に応
じた受信電界強度判定値をもつテーブルを選択して、判
定部23で受信電界強度信号により通話品質を判定す
る。これにより状況に応じた通話品質表示を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信等に用い
られる無線電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現行の無線電話機には、電波状態の表示
を行う機能が搭載されているのが一般的である。その方
法は無線電話機の受信電界強度に対応して、何らかの形
で受信状態を表示するものである。図6は従来の無線電
話装置のブロック図、図7は同通話品質表示の例図であ
る。図6に於いて、1はアンテナ、2はアンテナ1によ
り受信された信号のベースバンド信号と電界強度信号と
を出力する受信部である。4は受信部2からのベースバ
ンド信号をフレーム処理して音声信号に変換し、その音
声信号をスピーカー5に出力する装置と、逆にマイク6
からの音声信号を処理してベースバンド信号に変換する
装置とを兼ね備えたベースバンド部である。3はベース
バンド部4からの信号を無線周波数にコンバートし、ア
ンテナ1に送る送信部である。7は受信部2からの受信
電界強度信号信号をA/D変換するA/D変換部であ
る。8はA/D変換された受信電界強度信号により受信
電界強度のレベルを判定し、そのレベルに応じた表示を
表示部10で行わせるための制御信号を出力する判定部
である。9は通信全体を制御する制御部である。
【0003】例えば、現行のPHSでは、受信状態の表
示を図7のようなシンボルで3段階の表示を行ってい
る。つまり、受信電界強度がa[dBm]未満では棒を
1本、a[dBm]以上b[dBm]未満では棒を2
本、b[dBm]以上では棒を3本表示する、というも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現行の無線電話におい
ては、通信相手の無線出力や自己の動作状態とは無関係
に同一の判定用しきい値を用いて電波の受信状態の表示
を行っていた。その為、大出力の通信相手と小出力の通
信相手が存在した場合、通信路における伝搬ロスが等し
く、通話品質が同じであっても、表示上は大出力の通信
相手の場合は通話状態良好、小出力の通信相手の場合は
通話状態不良と表示され、実際の通話状態とくい違いが
生じるという問題点を有していた。また、自己の動作状
態即ち待ち受け中か通話中に関わらず、同一のしきい値
で電波状態の表示を行っており、発着呼時に通話を確立
するまでの制御シーケンスは通話時に比べ、高い通信品
質が要求されることから、待ち受け時と通話時を同一の
しきい値で電波状態の表示を行った場合、使用者に違和
感を与えるという問題点を有していた。
【0005】そこで本発明は、状況に応じて常に正しい
通話品質表示を行える無線電話装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アンテナで受信した飛来電磁波の電界強度信号に応
じた信号を生成する受信電界強度検出部と、前記受信電
界強度検出部からの信号より通信状態を判定する判定部
と、前記通信状態判定に用いる判定値を記憶した少なく
とも2つ以上のテーブルを持つ記憶部と、通信相手の出
力レベルに応じて前記記憶部に記憶した判定値のテーブ
ルから1つのテーブルを選択する制御部と、前記判定部
から出力される信号に応じて通信状態を表示する表示部
とを備えた無線電話装置に於いて、前記制御部によって
選択された前記記憶部のテーブルに記憶された判定値を
もとに前記判定部にて通信状態を判定し、前記通信状態
表示を行うようにした。
【0007】また請求項2に記載の発明は、アンテナで
受信した飛来電磁波の電界強度信号に応じた信号を生成
する受信電界強度検出部と、前記受信電界強度検出部か
らの信号より通信状態を判定する判定部と、前記通信状
態判定に用いる判定値を記憶した少なくとも2つ以上の
テーブルを持つ記憶部と、自らが通話中であるか待ち受
け中であるかで前記記憶部に記憶した判定値のテーブル
から1つのテーブルを選択する制御部と、前記判定部か
ら出力される信号に応じて通信状態を表示する表示部と
を備えた無線電話装置であって、前記制御部によって選
択された前記記憶部のテーブルに記憶された判定値をも
とに前記判定部にて通信状態を判定し、前記通信状態表
示を行うようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の発明によれば、通話品
質を表示する為のしきい値を、通信相手の出力レベルに
応じて可変としているので、実際の通信状態に即した通
話品質表示ができる。
【0009】また請求項2の発明によれば、通話品質を
表示する為のしきい値を、自らが通話中であるか待ち受
け中であるかで可変としているので、使用者が違和感を
感じることのない通話品質表示ができる。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における無線電話装置のブロック図、図2は同通信
系の概要図、図3は同記憶部のテーブルの例図である。
図1に於いて、1はアンテナ、2はアンテナ1により受
信された信号のベースバンド信号と電界強度信号とを出
力する受信部である。4は受信部2からのベースバンド
信号をフレーム処理して音声信号に変換し、その音声信
号をスピーカー5に出力する装置と、逆にマイク6から
の音声信号を処理してベースバンド信号に変換する装置
とを兼ね備えたベースバンド部である。3はベースバン
ド部4からの信号を無線周波数にコンバートし、アンテ
ナ1に送る送信部である。7は受信部2からの受信電界
強度信号信号をA/D変換するA/D変換部である。
【0011】21は通信状態判定に用いる判定値を記憶
した複数のテーブルを持つ記憶部である。22は記憶部
21に記憶してあるテーブルの中から、通信相手の出力
レベルに応じたテーブルを選択する機能を備えた、通信
全体を制御する制御部である。23は記憶部21からの
判定値を用いて、A/D変換された受信電界強度信号に
より通話品質を判定し、その結果を表示部10で行わせ
るための制御信号を出力する判定部である。
【0012】本無線電話装置は、上記のように、制御部
22により記憶部21に記憶してある最も状況に応じた
受信電界強度判定値をもつテーブルを選択して、判定部
23で受信電界強度信号により通話品質を判定するとい
う構成を有しているため、状況に応じた通話品質表示を
可能にしている。
【0013】次に具体例を挙げて説明する。図2の様
に、基地局A(または親機でもよい)と基地局B(同じ
く親機でもよい)があり、それぞれのアンテナ端出力が
27[dBm]と20[dBm]であったとする。ま
た、これらアンテナ端出力の違う基地局Aと基地局Bの
通話品質表示のためのテーブルとして、図3のようなテ
ーブルが記憶部21に記憶されているとする。いま、基
地局A、基地局Bからの子機における受信レベルが双方
とも15[dBm]だったとすると、従来の通話品質表
示方式では、双方に対して同じ通話品質表示を行ってい
た。しかし、基地局と子機の間のロスをみてみると、基
地局Aの方は12[dBm]、基地局Bの方は5[dB
m]となり、受信レベルは同じでも実際は基地局Bの方
が通話品質は良い、ということになる。そこで、図3の
ように各基地局のアンテナ端出力に応じてテーブルを使
い分けると、それぞれに対して正しく通話品質を表示す
る事ができるようになる。
【0014】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2における無線電話装置の通信品質の例図、図5は
同記憶部のテーブルの例図である。なお基本構成は図1
と同様である。
【0015】受信電界強度に対する通話品質の関係が図
4の様な状態だったとする。つまり、受信電界強度に対
する待ち受け時のリンク成功率と、受信電界強度に対す
る通話中の音質との関係にギャップがあるとする(一般
にこのギャップはある)。このような場合、リンクはな
かなかうまくいかないが、一度電話がつながると、音質
は良好だ、という状況が起こり得る。従来の通話品質表
示では待ち受け時のリンク成功率と通話中の音質とを区
別して表示してはいなかった。そこで、図5のようなテ
ーブルを記憶部21に記憶しておき、待ち受け時と通話
中とでテーブルを切り換えて表示を行えば、常に通信品
質を正確に表示することができることになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、通話品質を表示する為のしき
い値を可変とすることによって、様々な状況に応じた通
話品質表示を行うことができるので、使用者は違和感無
く無線電話を使用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線電話装置の
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における無線電話装置の
通信系の概要図
【図3】本発明の実施の形態1における無線電話装置の
記憶部のテーブルの例図
【図4】本発明の実施の形態2における無線電話装置の
通信品質の例図
【図5】本発明の実施の形態2における無線電話装置の
記憶部のテーブルの例図
【図6】従来の無線電話装置のブロック図
【図7】従来の無線電話装置の通話品質表示の例図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 送信部 4 ベースバンド部 5 スピーカー 6 マイク 7 A/D変換部 10 表示部 21 記憶部 22 制御部 23 判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナで受信した飛来電磁波の電界強度
    信号に応じた信号を生成する受信電界強度検出部と、前
    記受信電界強度検出部からの信号より通信状態を判定す
    る判定部と、前記通信状態判定に用いる判定値を記憶し
    た少なくとも2つ以上のテーブルを持つ記憶部と、通信
    相手の出力レベルに応じて前記記憶部に記憶した判定値
    のテーブルから1つのテーブルを選択する制御部と、前
    記判定部から出力される信号に応じて通信状態を表示す
    る表示部とを備えた無線電話装置であって、前記制御部
    によって選択された前記記憶部のテーブルに記憶された
    判定値をもとに前記判定部にて通信状態を判定し、前記
    通信状態表示を行うことを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】アンテナで受信した飛来電磁波の電界強度
    信号に応じた信号を生成する受信電界強度検出部と、前
    記受信電界強度検出部からの信号より通信状態を判定す
    る判定部と、前記通信状態判定に用いる判定値を記憶し
    た少なくとも2つ以上のテーブルを持つ記憶部と、自ら
    が通話中であるか待ち受け中であるかで前記記憶部に記
    憶した判定値のテーブルから1つのテーブルを選択する
    制御部と、前記判定部から出力される信号に応じて通信
    状態を表示する表示部とを備えた無線電話装置であっ
    て、前記制御部によって選択された前記記憶部のテーブ
    ルに記憶された判定値をもとに前記判定部にて通信状態
    を判定し、前記通信状態表示を行うことを特徴とする無
    線電話装置。
JP8037721A 1996-02-26 1996-02-26 無線電話装置 Pending JPH09233551A (ja)

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JP8037721A JPH09233551A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 無線電話装置

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JP8037721A JPH09233551A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 無線電話装置

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JPH09233551A true JPH09233551A (ja) 1997-09-05

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JP8037721A Pending JPH09233551A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 無線電話装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011166447A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Toshiba Tec Corp 無線通信端末およびその制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011166447A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Toshiba Tec Corp 無線通信端末およびその制御プログラム

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