JPH09233540A - 簡易携帯電話における通信回線接続方法および装置 - Google Patents

簡易携帯電話における通信回線接続方法および装置

Info

Publication number
JPH09233540A
JPH09233540A JP8038164A JP3816496A JPH09233540A JP H09233540 A JPH09233540 A JP H09233540A JP 8038164 A JP8038164 A JP 8038164A JP 3816496 A JP3816496 A JP 3816496A JP H09233540 A JPH09233540 A JP H09233540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
line
mobile phone
phs
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8038164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3489928B2 (ja
Inventor
Satoshi Aida
悟史 会田
Hitoshi Maruyama
等 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Communication Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP03816496A priority Critical patent/JP3489928B2/ja
Publication of JPH09233540A publication Critical patent/JPH09233540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3489928B2 publication Critical patent/JP3489928B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速移動体内での簡易携帯電話(PHS)の
利用を可能とすることを目的とする。 【解決手段】 地上には、公衆回線網28と接続された
無線基地局19を設ける。無線基地局19のカバーエリ
アは、高速移動体の移動速度、移動範囲を考慮して、十
分に広くしておく。一方、高速移動体1には、移動局7
を設ける。高速移動体1内のPHS3と公衆回線網28
との接続を、無線基地局19、移動局7を介して行う。
PHS3には、高速移動体での使用を前提としたモード
を設けることで、高速移動体1内のPHS3が、地上局
に直接接続されてしまう事態を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車、バス、自動
車などの移動体内でも簡易携帯電話(PHS)の利用を
可能とする簡易携帯電話用車上回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信装置としては、従来から、携
帯電話、自動車電話等がある。
【0003】このような従来からの移動体通信装置とは
別に、近年、新たに簡易携帯電話(PHS)が使用され
るようになった。簡易携帯電話(PHS)は、費用面で
安価なことから、移動体通信として普及が進むと考えら
れている。
【0004】簡易携帯電話(PHS)と携帯電話、自動
車電話などの一般に使われている無線電話、つまり移動
体通信の比較を表1に示した。
【0005】
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来から使用されてき
た携帯電話等は、電車、バス、自動車等による高速移動
中も利用可能である。これに対し、簡易携帯電話(PH
S)は高速移動中は利用できない。このような違いは、
主として、無線基地局のカバーエリアの広さの違いに起
因している。つまり、自動車電話等における無線基地局
は、一つのカバーエリアが約30〜50km程度と広い
ため、高速移動中においても無線基地局間を渡るときの
無線基地局内の処理が容易である。これに対し、簡易携
帯電話(PHS)における無線基地局のカバーエリアは
数百mと狭いため、歩く程度の速度より早く移動すると
無線基地局間を渡る処理が急増し、処理しきれなくな
る。
【0007】本発明は、高速移動中の移動体内において
も簡易携帯電話(PHS)を使用可能とするための簡易
携帯電話における通信回線接続方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その第1の態様としては、
移動体上の簡易携帯電話と当該移動体外に設けられた公
衆回線網とを接続する通信回線の接続方法において、上
記移動体上にある上記簡易携帯電話からの発信を、当該
移動体上に設けた移動局によって受け付けて上記公衆回
線網に回線接続された無線基地局に無線回線を通じて回
線接続することで、上記公衆回線網と上記簡易携帯電話
との回線接続を行うことを特徴とする簡易携帯電話にお
ける通信回線接続方法が提供される。
【0009】本発明の第2の態様としては、移動体上の
簡易携帯電話と当該移動体外に設けられた公衆回線網と
を接続する通信回線の接続方法において、公衆回線網か
ら上記移動体上の簡易携帯電話への呼を、該公衆回線網
に回線接続された無線基地局で受け付けて上記移動体上
に設けられた上記簡易携帯電話と通信を行う移動局に無
線回線を通じて回線接続することで、上記公衆回線網と
上記簡易携帯電話との回線接続を行うこと、を特徴とす
る簡易携帯電話における通信回線接続方法が提供され
る。
【0010】本発明の第3の態様としては、移動体上の
簡易携帯電話と当該移動体外に設けられた公衆回線網と
を接続する通信回線の接続方法において、移動体上には
当該移動体上の簡易携帯電話と通信を行う移動局を設
け、当該移動体外には公衆回線に接続された無線基地局
を設け、上記移動局と上記無線基地局とを無線回線を通
じて回線接続することで、上記移動体上の簡易携帯電話
と上記公衆回線とを回線接続すること、を特徴とする簡
易携帯電話における通信回線接続方法が提供される。
【0011】以上述べた第1、第2、第3の態様におけ
る作用をまとめて説明する。
【0012】移動体上には当該移動体上の簡易携帯電話
と通信を行う移動局を設けておく。一方、移動体外には
公衆回線に接続された無線基地局を設けておく。そし
て、移動局と無線基地局とを無線回線を通じて回線接続
することで、移動体上の簡易携帯電話と公衆回線とを回
線接続する。つまり、移動体上にある上記簡易携帯電話
からの発信の場合には、この発信を当該移動体上に設け
た移動局によって受け付ける。そして、これを公衆回線
網に回線接続された無線基地局に無線回線を通じて回線
接続する。これにより公衆回線網と簡易携帯電話との回
線接続を行うことができる。逆に、公衆回線網から上記
移動体上の簡易携帯電話への呼があった場合には、この
呼を、該公衆回線網に回線接続された無線基地局で受け
付ける。そして、これを移動体上に設けられた移動局に
無線回線を通じて回線接続する。これにより、公衆回線
網と簡易携帯電話との回線接続を行う。移動局、無線基
地局の出力を十分に強くしておけば(言い換えれば、一
の無線基地局のカバーエリアを広くしておけば)、カバ
ーエリアをわたる処理が頻繁に発生することはなくなる
ため、移動体が高速移動中でも通話が可能である。
【0013】本発明の第4の態様としては、一の移動体
上に存在する簡易携帯電話同士を接続する通信回線の接
続方法において、当該移動体上の簡易携帯電話と通信を
行うための複数の通信部と、上記通信部相互間の回線接
続を行う回線交換部とを上記移動体上に設け、1または
2以上の上記通信部を通じて回線を接続することで、上
記高速移動体上の簡易携帯電話同士を回線接続するこ
と、を特徴とする簡易携帯電話における通信回線接続方
法が提供される。
【0014】該第4の態様の作用を説明する。
【0015】通信部、回線交換部を介して、当該移動体
上の簡易携帯電話同士を接続することができる。
【0016】本発明の第5の態様としては、移動体上に
ある簡易携帯電話と、当該移動体外に設けられ公衆回線
網と接続された無線基地局とを接続する通信回線接続装
置において、簡易携帯電話の発信する信号を受信する受
信手段と、上記受信手段の受信した信号中から、簡易携
帯電話の使用状況を示すためにあらかじめ取り決められ
たコードを検出するコード認識手段と、上記コード認識
手段の検出したコードの内容を判定するコード判定手段
と、上記コード判定手段の判定の結果、当該コードが移
動体内での使用を意味したものであった場合に限り、上
記無線基地局との回線接続処理を無線回線を通じて行う
回線交換接続手段と、を有することを特徴とする通信回
線接続装置が提供される。
【0017】該第5の態様の作用を説明する。
【0018】受信手段は、簡易携帯電話の発信する信号
を受信する。コード認識手段は、上記受信手段の受信し
た信号中から、簡易携帯電話の使用状況を示すためにあ
らかじめ取り決められたコードを検出する。コード判定
手段は、コード認識手段の検出したコードの内容を判定
する。この判定の結果、当該コードが移動体内での使用
を意味したものであった場合に限り、回線交換接続手段
は無線基地局との回線接続処理を無線回線を通じて行
う。このようにすることで、地上において使用されてい
る簡易携帯電話の発信信号が誤って移動体上の移動局に
よって処理されることが無くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を用いて
説明する。
【0020】本実施形態は、高速移動体内で使用される
簡易携帯電話(PHS)と、地上側との回線接続を可能
としたものである。また、当該高速移動体内での簡易携
帯電話同士での通話を可能としたものである。なお、こ
こで高速移動体とは、人が歩く速度よりも高速に移動す
る移動体、例えば、新幹線を初めとする電車、バス、自
動車等を指す。
【0021】まずシステム概要を図1を用いて説明す
る。
【0022】本システムは、高速移動体1に搭載される
移動局7,8と、地上に設置される無線基地局19と、
公衆回線28と、公衆回線28に接続されたこの図には
示していない地上局35(図2参照)とからなる。
【0023】まず、移動局7,8について説明する。
【0024】移動局7は、該高速移動体1内で使用され
る簡易携帯電話(PHS)と地上に設置された無線基地
局19との回線接続、また、該高速移動体1内での簡易
携帯電話(PHS)3同士の回線接続、を行うためのも
のである。移動局7は、移動局無線通信部17、移動局
回線交換部15、移動局PHS通信部11を備えてい
る。
【0025】移動局無線通信部17は、地上の無線基地
局19との間で、無線信号の授受を行うためのものであ
る。該移動局無線通信部17は、高速移動体1から外部
への発信時には、当該エリアの無線基地局19の無線通
信部22に回線を接続する機能を備えている。一方、受
信時には、当該エリアの無線基地局19の無線通信部2
2に指定されたダイヤル番号を、移動局回線交換部15
に伝達する機能を備えている。該移動局無線通信部17
の信号送信能力は十分に高くされており、高速移動体1
の移動に伴って、無線基地局19のエリアをわたる処理
が処理不能なほどに頻繁に発生することがないようにな
っている。
【0026】移動局PHS通信部11は、高速移動体1
内にいる人が簡易携帯電話(PHS)3によって発信す
るときには、簡易携帯電話(PHS)3から送信されて
くるダイヤル操作信号を検知し、移動局回線交換部15
に接続するものである。また、受信時には、移動局回線
交換部15によって指定された簡易携帯電話(PHS)
3に回線を接続するものである。
【0027】移動局PHS通信部11の内部に設けられ
たコード認識部31(図2参照)は、簡易携帯電話(P
HS)3から送られてくる信号から当該簡易携帯電話
(PHS)の使用モードを示すコードを検出するための
ものである。コード認識部31は、検出したコードを、
移動局回線交換部15内のコード判定部32に伝達す
る。
【0028】移動局回線交換部15は、高速移動体1外
からの受信時には移動局無線通信部17に指定された簡
易携帯電話(PHS)のダイヤル番号を移動局PHS通
信部11(および、後述する移動局PHS通信部13)
に伝達するものである。一方、高速移動体1内にある簡
易形態電話(PHS)3からの発信時には、移動局PH
S通信部11(あるいは、移動局PHS通信部13)に
指定された移動局無線通信部17(あるいは、当該高速
移動体1に搭載されている他の移動局PHS通信部1
1,13)に回線を接続するものである。該移動局回線
交換部15は、以上の回線接続処理を、当該簡易携帯電
話(PHS)3の使用モードが“高速移動体用モード”
である場合にのみ行う構成となっている。使用モードの
判定は、移動局回線交換部15の内部に設けられたコー
ド判定部32(図2参照)が、コード認識部31の検出
したコードに基づいて行っている。このような構成を採
用しているのは、地上で使用されている簡易形態電話
(PHS)3が移動局7を介して回線接続されてしまう
のを防ぐためである。
【0029】高速移動体1が大きい場合には、当該高速
移動体1内にある簡易携帯電話(PHS)3の出力した
電波が、移動局7にまで届かない場合がある。移動局8
はこのような事態を防ぐためのものであり、当該高速移
動体1内の各所に設置され、簡易携帯電話(PHS)3
の出力信号を受信して、これを移動局7の移動局回線交
換部15に伝えるものである。また、移動局7から送ら
れてきた信号を、当該高速移動体1内の各所において発
信するものである。従って、移動局8は、移動局PHS
通信部11と同様の機能を備えたPHS通信部13のみ
を備えている。当該高速移動体1外への発信は、移動局
7を経由して行われるため、該移動局8は移動局無線通
信部17および移動局回線交換部15を備えていない。
【0030】移動局7,8のうち、移動局7は、通信容
量が足りさえすれば、一の高速移動体1について一台の
みを設ければ十分である。これに対し、移動局8は、当
該高速移動体1の大きさ等に応じて必要個数設ける必要
がある。例えば、移動局PHS通信部11,13として
数百mの範囲をカバーするものを採用した場合、1車両
の長さが20m前後(15〜25m)である電車では、
4両ごとに移動局7(あるいは移動局8)設置すればよ
い。新幹線は16両編成なので、2,3両目の間、6,
7両目の間、10,11両目の間、および14,15両
目の間に移動局PHS通信部を設置すればよいこととな
る。
【0031】次に地上に設置される無線基地局19につ
いて説明する。
【0032】無線基地局19は、高速移動体1に搭載さ
れている移動局7と、公衆回線網28(ここでは、NT
T,NCC回線)との間の接続を行うためのものであ
る。該無線基地局19は、上述の移動局無線通信部17
および後述する無線基地局無線通信部22の信号送受信
能力に応じて定まる所定のエリアごとに設けられてお
り、これらはすべて公衆回線網28に接続されている。
該無線基地局19は、無線基地局無線通信部22、無線
基地局回線交換部25を備えて構成される。
【0033】無線基地局無線通信部22は、移動局無線
通信部17へ向けての信号の送信、及び、移動局無線通
信部17から送信されてくる信号の受信を行うためのも
のである。具体的には、無線基地局無線通信部22は、
受信時には当該エリア内の移動局無線通信部17から無
線回線を通じて伝送された呼を、無線基地局回線交換部
25に接続する機能を備えている。一方、発信時には無
線基地局回線交換部25を経由して送られてきた公衆回
線28からの呼を、当該簡易携帯電話(PHS)3が載
っている高速移動体1の移動局無線通信部17に無線回
線を通じて接続する機能を備えている。該無線通信部2
2は、その信号送信能力が高く、そのカバーエリアは高
速移動体1の速度に比べて十分に広い。従って、高速移
動体1が移動しても、切換処理が処理不能なほどに頻繁
に発生することがないようにされている。
【0034】無線基地局回線交換部25は、無線基地局
無線通信部22を介して高速移動体1内の簡易携帯電話
(PHS)3からの呼を受信すると、該当する公衆回線
28への接続処理を行う機能を備えている。逆に、公衆
回線網28の側から高速移動体1内の簡易携帯電話(P
HS)3への発信時には、無線基地局無線通信部22に
回線を接続する機能を備えている。
【0035】次に、地上局について図2を用いて説明す
る。
【0036】地上局35は、公衆モードで使用されてい
る簡易携帯電話(PHS)3を公衆回線網28と接続す
るためのものである。該地上局35は、簡易携帯電話
(PHS)3の送信能力等に応じて定められた所定の広
さ(半径15〜25km程度)のサービスエリアが抜け
ずにうまく重なりあうように配置されている。図面上明
らかではないが、地上局35は、公衆回線28と接続さ
れている。地上局35は、地上局回線交換部38、地上
局PHS通信部36を備えて構成されている。
【0037】地上局PHS通信部36は、簡易携帯電話
(PHS)3を公衆回線網28と接続するためのもので
ある。地上局PHS通信部36が内部に備えるコード認
識部37は、簡易携帯電話(PHS)3から送信されて
くる信号中から、使用モードを示すコードを検出する機
能を備えている。コード認識部37は、検出したコード
を回線交換部38に出力している。
【0038】地上局回線交換部38は、簡易携帯電話
(PHS)3を公衆回線28に接続するためのものであ
る。該地上局回線交換部38は、当該簡易携帯電話(P
HS)3の使用モードが公衆用モードである場合に限
り、該接続処理を行う構成となっている。従って、高速
移動体用モードであった場合は接続処理を行わない。使
用モードの判定は、コード認識部37の検出したコード
に基づいて、地上局回線交換部38が内部に備えるコー
ド判定部39が行うようになっている。このような構成
を採用しているのは、移動体上で使用されている簡易携
帯電話(PHS)3が地上局35を介して接続されてし
まうのを防ぐためである。
【0039】次に、本実施形態における簡易携帯電話
(PHS)3の構成を図2を用いて説明する。ここで
は、本発明に関係のある部分についてのみ説明し、他の
部分については説明を省略する。
【0040】本実施形態の簡易携帯電話(PHS)3で
は、使用モードとして、従来からのモード(公衆用モー
ド、事業所・家庭用モード)に加えて、高速移動体内で
の使用を前提とした“高速移動体用モード”を備えてい
る。なお、“事業所・家庭用モード”とは、構内・家庭
内で使用することを前提としたモードである。“公衆用
モード”とは、構外・家庭外で使用することを前提とし
たモードである。
【0041】使用モードの指定は、当該簡易携帯電話
(PHS)の備えるコード入力部30を用いて、各モー
ドごとにあらかじめ取り決められている所定のコード
(特別番号)を入力することで行うようになっている。
簡易携帯電話(PHS)3は、電話の発信の際に通話相
手の電話番号のみならず、当該コードも送信するように
なっている。上述した移動局7、地上局35では、この
コードに基づいて、当該簡易携帯電話(PHS)の使用
モードを判定している。実際のコード入力部30は通常
のダイヤルボタンに兼ねさせることができる。つまり、
通話相手の電話番号の入力に先立って、ダイヤルの先頭
にコード(特別番号)を入力することで使用モードの指
定(あるいは、切換)を行うようにすることができる。
但し、使用モードの指定(あるいは切換)のための具体
的方法は、これに限定されるものではない。例えば、専
用の切換スイッチを設けてもよい。
【0042】特許請求の範囲において言う“移動局”と
は、本実施形態における移動局7に相当する。“受信手
段”とは、移動局PHS通信部11,13に相当する。
“コード認識手段”とは、移動局PHS通信部11,1
3の備えるコード認識部31に相当する。“コード判定
手段“とは、移動局回線交換部15の備えるコード判定
部32に相当する。”通信部“とは、移動局PHS通信
部11,13、”回線交換部“とは、移動局回線交換部
15に相当する。
【0043】次に、回線接続の動作及び接続経路につい
て説明する。
【0044】ここでは発信者と発信先との位置関係に基
づいて場合分けして説明する。
【0045】[1] 高速移動体1内のPHS3から当
該高速移動体1の外部への発信 移動局PHS通信部11は、簡易携帯電話(PHS)3
からの発信信号を受信すると、当該発信信号中のコード
を検出しこれを移動局回線交換部15に知らせる。移動
局回線交換部15は、該検出されたコードに基づいて、
当該簡易携帯電話(PHS)3の使用モードが高速移動
体用モードであるか否かを判定する。該判定の結果、高
速移動体用モードであった場合には、該移動局回線交換
部15及び他の各部は連携して、当該簡易携帯電話(P
HS)3の回線接続処理を行う。その結果、図3に示す
ように、[高速移動体1上の簡易携帯電話(PHS)3
−−移動局PHS通信部11,13−−移動局回線交換
部15−−移動局無線通信部17−−当該エリアの無線
基地局無線通信部22−−無線基地局回線交換部25−
−公衆回線28−−一般電話29]の経路で目的の電話
と接続されることになる。図中示した一般の電話29と
は、公衆回線に接続される電話で、携帯電話、自動車電
話なども含む。
【0046】図2に示すように、簡易携帯電話(PH
S)3を高速移動体1内で使用している場合であって
も、その発信信号が当該高速移動体1の近傍に存在する
地上局35にも受信される場合がある。しかし、当該地
上局35においても移動局7と同様のコード検出等の処
理が行われ、当該簡易携帯電話(PHS)3は高速移動
体用モードであると判定されることになる。その結果、
当該地上局35は、当該簡易携帯電話(PHS)3との
接続処理は行わない。このような処理が行われること
で、簡易携帯電話(PHS)3を停車中の高速移動体1
内で使用した場合に、その時、高速移動体1の近傍にあ
る地上局35と接続されてしまうことはない。なお、高
速移動体内の簡易携帯電話(PHS)3と地上局35と
が、移動局7等を介することなく直接接続されてしまう
と、高速移動体1が動きだした時に回線断となってしま
う可能性がある。
【0047】[2] 高速移動体1内のPHSから当該
高速移動体1内の他のPHSへの発信 高速移動体1の外部への発信があった場合と同様に、当
該簡易携帯電話(PHS)3が高速移動体用モードであ
る場合のみ、移動局7は接続処理を開始する。接続相手
となる簡易携帯電話(PHS)3が当該高速移動体1内
にいる場合には、移動局回線交換部15は、移動局PH
S通信部11,13を通じて、当該接続相手に接続す
る。この場合の回線接続の経路を図4に示した。
【0048】なお、簡易携帯電話(PHS)3同士の距
離が短い場合には、移動局7(あるい、地上局35)を
介することなく、簡易携帯電話(PHS)3をトランシ
ーバのごとく使用することも可能である。
【0049】[3] 高速移動体1の外部から、高速移
動体1内にあるPHSへの発信 図3に示すように、一般電話29からの呼は、[一般電
話29−−公衆回線28−−無線基地局回線交換部25
−−無線基地局無線通信部22−−当該簡易携帯電話
(PHS)3が載っている高速移動体1の移動局無線通
信部17−−移動局回線交換部15−−移動局PHS通
信部11,13−−簡易携帯電話(PHS)3]の経路
で、接続が行われる。
【0050】発信を簡易携帯電話(PHS)を用いて行
う場合には、その使用モードを公衆モードにしておく。
地上局PHS通信部36は、簡易携帯電話(PHS)3
の発信信号中のコードを検出する。地上局回線交換部3
8は、当該簡易携帯電話(PHS)の使用モードが公衆
用モードであるか否かを、該検出されたコードに基づい
て判定する。該判定の結果、公衆用モードであった場合
には、公衆電話回線28に回線を接続する。これ以降
は、図3に示したのと同様の経路を通って接続が行われ
ることになる。
【0051】簡易携帯電話(PHS)3を地上で用いて
いる場合であっても、その近くに高速移動体1がある場
合、その移動局7,8にも当該簡易携帯電話(PHS)
3の発信信号が受信される場合がある。移動局7,8に
おいても同様のコード検出等の処理が行われ、当該簡易
携帯電話(PHS)は公衆用モードであると判定される
ことになる。その結果、当該移動局7,8は、当該簡易
携帯電話(PHS)との接続処理は行わない。このよう
な処理を行なうことで、簡易携帯電話(PHS)3を停
車中の高速移動体1の近傍で使用した場合に、高速移動
体1に搭載されている移動局7と接続されてしまうこと
を防げる(図2参照)。なお、高速移動体1外の簡易携
帯電話(PHS)3と移動局7とが、地上局35、無線
基地局19等を介することなく直接接続されてしまう
と、高速移動体1が動きだした時に回線断となってしま
う可能性がある。
【0052】次に、移動局PHS通信部11,13およ
び移動局回線交換部15の処理ロジックを図5を用いて
説明する。
【0053】移動局PHS通信部11,13のコード認
識部31は、受信した信号中から当該簡易携帯電話(P
HS)の使用モードを示すコードを検出し(ステップ5
0)、移動局回線交換部15に当該コードを伝送する
(ステップ52)。
【0054】移動局回線交換部15は、その時接続回線
に余裕があるか否かを判定する(ステップ54)。判定
の結果、回線に余裕があった場合には、ステップ56に
進む。ステップ56においては、移動局回線交換部15
のコード判定部32は、コード認識部31の検出したコ
ードに基づいて、当該簡易携帯電話(PHS)3は高速
移動体用モードであるか否かを判定する(ステップ5
6)。その結果、高速移動体用モードであった場合に
は、回線接続処理を行う(ステップ58)。
【0055】ステップ54における判定の結果回線に余
裕がなかった場合、また、ステップ56における判定の
結果高速移動体用モードでなかった場合には、ステップ
60に進み、ビジー音を出力し処理を終了する。
【0056】地上局PHS通信部36、地上局回線交換
部38の処理ロジックも基本的には、図5に示したもの
と同様である。但し、ステップ56においては、公衆用
モードであるか否かを判定し、公衆用モードであった場
合に限りステップ58に進むようになっている。
【0057】車上/地上において簡易携帯電話(PH
S)から発信した場合に、当該簡易携帯電話(PHS)
に接続されるPHS通信部を表2に示した。
【0058】
【表2】
【0059】○:回線接続可能な状態 ×:回線接続不可能もしくは回線接続しない状態 △:高速移動体の停止中等に回線接続される可能性が有
るものの、動きだすと通話途中でも回線断となる状態 表2において簡易携帯電話(PHS)の“発明方式”と
は本発明の機能を有した方式で、“従来方式”はその機
能を有さないものとする。また、“発明運用”とはモー
ド切替処理を行う運用であり、“従来運用”とは高速移
動体用モードを設けない(利用しない)運用である。
“従来方式”における“発明運用”とは、従来方式の機
能にてモード切替えができる場合(10キー入力などに
よるモード切替えが可能な場合)を指す。
【0060】なお、移動局PHS通信部の従来方式と
は、従来一般に使用されている装置を移動局として高速
移動体に載せた場合を仮定して示したものである。
【0061】表2において簡易携帯電話(PHS)運用
の利便性向上のためには「△」を排除する必要がある。
移動局PHS通信部の従来方式とは仮定での話である。
車上の簡易携帯電話(PHS)の従来運用を行わないこ
と(言い換えれば、本発明の高速移動体用モードを設け
ること)により、「△」を排除することができる。
【0062】以上説明した実施形態によれば、移動局、
無線基地局を設置することで、簡易携帯電話(PHS)
を無線電話回線経由で地上の公衆網と接続できる。
【0063】また、高速移動体内で使用するための“高
速移動体用モード”を設けたことで、地上で使用中の簡
易携帯電話(PHS)が誤って高速移動体上の移動局と
接続されてしまうような事態を防ぐことができる。ま
た、逆に、停車中の高速移動体内で使用中の簡易携帯電
話(PHS)が地局と接続されてしまうこともない。現
在の簡易携帯電話(PHS)においても既に複数の使用
モード(事業所・家庭用モード/公衆用モード)を備
え、これを使用環境に応じて切り換えて使用している。
そのため、“高速移動体用モード”を導入するに当たっ
ては、簡易携帯電話(PHS)の構成を大きく変更する
必要はない。また、本発明を導入するに当たって、その
使用法方についてユーザに混乱が生じることもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、高
速移動体内においても簡易携帯電話(PHS)が利用で
きるようになる。具体的には次の通信が可能となる。
【0065】・高速移動体内の簡易携帯電話(PHS)
−−地上の公衆回線 ・高速移動体内の簡易携帯電話(PHS)−−当該高速
移動体内の他の簡易携帯電話(PHS) また、高速移動体内での使用を前提とした専用のモード
を設けることで、地上で使用中の簡易携帯電話(PH
S)が誤って高速移動体上の移動局と接続されてしまう
こともない。逆に、停車中の高速移動体内で使用してい
る簡易携帯電話(PHS)が、誤って地上局と接続され
てしまうこともない。
【0066】ユーザは、携帯電話、自動車電話などの他
の移動体通信との使い分けが不要となる。従って、複数
種類の電話端末を持つ必要がなくなり、移動体通信利用
者の利便性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるシステムの概要を示す
図である。
【図2】移動局7及び地上局35の内部構成および高速
移動体1内外で簡易携帯電話(PHS)3を使用する際
のモード切替えを示す図である。
【図3】高速移動体1中の簡易携帯電話(PHS)3と
地上の公衆回線28との接続形態を示す図である。
【図4】高速移動体1内における簡易携帯電話(PH
S)3同士の接続形態を示す図である。
【図5】移動局PHS通信部11,13および移動局回
線交換部15の処理ロジックを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1:高速移動体、3:簡易携帯電話(PHS)、7:移
動局、11:移動局PHS通信部、15:移動局回線交
換部、17:移動局無線通信部、19:無線基地局、2
2:無線基地局無線通信部、25:無線基地局回線交換
部、28:公衆回線網、29:一般の電話、30: コ
ード入力部、31:コード認識部、32:コード判定
部、、35:地上局、36:地上局PHS通信部、3
7:コード認識部、38:地上局回線交換部、39:コ
ード判定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体上の簡易携帯電話と当該移動体外に
    設けられた公衆回線網とを接続する通信回線の接続方法
    において、 上記移動体上にある上記簡易携帯電話からの発信を、当
    該移動体上に設けた移動局によって受け付けて上記公衆
    回線網に回線接続された無線基地局に無線回線を通じて
    回線接続することで、上記公衆回線網と上記簡易携帯電
    話との回線接続を行うこと、 を特徴とする簡易携帯電話における通信回線接続方法。
  2. 【請求項2】移動体上の簡易携帯電話と当該移動体外に
    設けられた公衆回線網とを接続する通信回線の接続方法
    において、 公衆回線網から上記移動体上の簡易携帯電話への呼を、
    該公衆回線網に回線接続された無線基地局で受け付けて
    上記移動体上に設けられた上記簡易携帯電話と通信を行
    う移動局に無線回線を通じて回線接続することで、上記
    公衆回線網と上記簡易携帯電話との回線接続を行うこ
    と、 を特徴とする簡易携帯電話における通信回線接続方法。
  3. 【請求項3】移動体上の簡易携帯電話と当該移動体外に
    設けられた公衆回線網とを接続する通信回線の接続方法
    において、 移動体上には当該移動体上の簡易携帯電話と通信を行う
    移動局を設け、 当該移動体外には公衆回線に接続された無線基地局を設
    け、 上記移動局と上記無線基地局とを無線回線を通じて回線
    接続することで、上記移動体上の簡易携帯電話と上記公
    衆回線とを回線接続すること、 を特徴とする簡易携帯電話における通信回線接続方法。
  4. 【請求項4】一の移動体上に存在する簡易携帯電話同士
    を接続する通信回線の接続方法において、 当該移動体上の簡易携帯電話と通信を行うための複数の
    通信部と、上記通信部相互間の回線接続を行う回線交換
    部とを上記移動体上に設け、 1または2以上の上記通信部を通じて回線を接続するこ
    とで、上記高速移動体上の簡易携帯電話同士を回線接続
    すること、 を特徴とする簡易携帯電話における通信回線接続方法。
  5. 【請求項5】移動体上にある簡易携帯電話と、当該移動
    体外に設けられ公衆回線網と接続された無線基地局とを
    接続するための、移動体に搭載されて使用される通信回
    線接続装置において、 簡易携帯電話の発信する信号を受信する受信手段と、 上記受信手段の受信した信号中から、当該信号を発した
    簡易携帯電話の使用状況を示すためのあらかじめ取り決
    められたコードを検出するコード認識手段と、 上記コード認識手段の検出したコードの内容を判定する
    コード判定手段と、 上記コード判定手段の判定の結果、当該コードが移動体
    内での使用を意味したものであった場合に限り、上記無
    線基地局との回線接続処理を無線回線を通じて行う回線
    交換接続手段と、 を有することを特徴とする通信回線接続装置。
JP03816496A 1996-02-26 1996-02-26 簡易携帯電話における通信回線接続方法 Expired - Lifetime JP3489928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03816496A JP3489928B2 (ja) 1996-02-26 1996-02-26 簡易携帯電話における通信回線接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03816496A JP3489928B2 (ja) 1996-02-26 1996-02-26 簡易携帯電話における通信回線接続方法

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003044143A Division JP3490082B2 (ja) 2003-02-21 2003-02-21 通信回線接続装置
JP2003199228A Division JP4025693B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 通信回線接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09233540A true JPH09233540A (ja) 1997-09-05
JP3489928B2 JP3489928B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=12517771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03816496A Expired - Lifetime JP3489928B2 (ja) 1996-02-26 1996-02-26 簡易携帯電話における通信回線接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3489928B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3489928B2 (ja) 2004-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6018672A (en) Arrangement for operating a mobile terminal in a wireless switching system based on different communication standards
JPH0884369A (ja) 多重モード無線電話
JP2000509924A (ja) 共に動く移動体トランシーバ装置のグループのための通信制御回路と方法
JP2000092541A (ja) 無線通信システム、基地局装置、及び無線携帯機器
US5842132A (en) Mobile telecommunication method and system
JP3165218B2 (ja) パーソナル通信システム
JPH07177571A (ja) 移動無線通信方式およびその移動局装置
JP3489928B2 (ja) 簡易携帯電話における通信回線接続方法
JP2003289283A (ja) 通信回線接続装置
JP4025693B2 (ja) 通信回線接続方法
JP2000236581A (ja) 通信システム
JPH11239376A (ja) パーソナルハンディホンシステムの加入者端末接続装置
JPH09247737A (ja) 位置情報検出システム
JPH09130862A (ja) 移動通信方式
JP2000349871A (ja) 複合携帯電話機
KR100275388B1 (ko) 셀룰러 무선통신 단말기의 불법 사용 방지방법
JP3538178B2 (ja) 移動局登録方法、移動通信システム、移動局及び通信ネットワーク
JPS63234740A (ja) 無線通信方式並びに移動端末、無線回線制御装置および無線基地局制御装置
KR19990038100A (ko) 이동통신 단말기의 무응답 제어방법
JP2681016B2 (ja) マルチチャネル方式無線電話システム
JP2006108862A (ja) 無線電話システム、無線中継器および無線端末
JPH1023532A (ja) セルラ・コードレス共用電話機
JP2956622B2 (ja) 無線電話装置及び無線電話システム
JPH11150760A (ja) 簡易型携帯電話陸上移動局
JPH0621880A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031021

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term