JPH09233516A - メッセージ送信装置 - Google Patents

メッセージ送信装置

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Publication number
JPH09233516A
JPH09233516A JP8041473A JP4147396A JPH09233516A JP H09233516 A JPH09233516 A JP H09233516A JP 8041473 A JP8041473 A JP 8041473A JP 4147396 A JP4147396 A JP 4147396A JP H09233516 A JPH09233516 A JP H09233516A
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JP
Japan
Prior art keywords
message
receiver
display
character
conversion table
Prior art date
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Pending
Application number
JP8041473A
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English (en)
Inventor
Eiji Chisoku
英司 千足
Shinya Tomita
晋也 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送信先が変換表示可能なメッセージのタイプを
も考慮し、メッセージ作成時の手間を大幅に簡略化し
て、効率的且つ確実にメッセージを送信する。 【解決手段】メッセージをコード列に変換する変換テー
ブルを種別毎に複数記憶し、受信機の種別データと受信
機が備える変換テーブルの種別データとを対応させて複
数記憶したROM17と、送信先の呼出番号と対応する受
信機の種別データとを複数記憶するRAM18と、RAM
18に記憶される送信先の決定時に送信先の受信機の種別
データと該受信機が有する変換テーブルの種別データと
をRAM18及びROM17から読出し、使用可能な文字種
別を表示する表示部2 と、メッセージを作成した際にメ
ッセージの各文字をROM17の変換テーブルによりコー
ド列に変換し、読出した送信先の呼出番号を付してDT
MF信号としてD/A変換部20及びスピーカ8 により送
信出力させる制御部15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばダイヤル送
信機能付きのページング受信機等に好適なメッセージ送
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイヤル送信機及びダイヤル送信
機能を有したページング受信機では、メッセージデータ
を任意の送信先に送信する際、まず文字を入力し、メッ
セージを作成した後にこの作成したメッセージタイプ、
すなわち数字表示/フリーワード、定型文/漢字かな交
じり文を選択し、その後に送信先の受信機の呼出番号を
選択して発信するような動作手順を有するものや、始め
にメッセージタイプを選択してからメッセージを作成
し、それから送信先の受信機の呼出番号を選択して発信
するような動作手順を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ダイヤル送信機能を有したページング受信機にあって
は、メッセージのタイプの選択と送信先の呼出番号の選
択とを別々に行なわなくてはならず、その手間が繁雑で
あると共に、選択したメッセージのタイプと送信先の受
信機で変換表示可能なメッセージのタイプとが一致しな
かった場合、例えば漢字かな交じり文によるメッセージ
を作成しても、送信先の受信機がこのメッセージに対応
する変換テーブルを持たず、数字あるいはフリーワー
ド、定型文のメッセージしか変換表示できないような場
合には、作成したメッセージを送信することができず、
メッセージ作成に要した時間と手間とが無駄になってし
まうという不具合があった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、送信先の受信機で
変換表示可能なメッセージのタイプをも考慮した上で、
メッセージを作成して送信する際の手間を大幅に簡略化
し、効率的且つ確実に任意の送信先にメッセージデータ
を送信することの可能なメッセージ送信装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
数字を含む各文字種の文字を入力する入力手段と、この
入力手段により入力された文字を順次表示してメッセー
ジを作成する作成手段と、この作成手段により作成され
たメッセージの各文字を対応するコードに変換してコー
ド列を送信する送信手段とを備えたメッセージ送信装置
において、上記作成手段により作成されたメッセージの
各文字を対応するコード列に変換するための変換テーブ
ルを種別毎に複数記憶した変換テーブル記憶手段と、メ
ッセージ送信先の受信機の呼出番号と該受信機が備える
変換テーブルの種別の種別データとを対応付けて複数記
憶する記憶手段と、メッセージ作成時にこの記憶手段に
記憶されるメッセージ送信先の受信機の呼出番号を選択
する選択手段と、この選択手段で選択した受信機の呼出
番号に基づいて該受信機が備える変換テーブルの種別に
おいて変換可能な文字種を表示する表示手段と、この表
示手段で表示された文字種以外の文字種の入力を禁止す
る禁止手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】このような構成とすることにより、送信先
の受信機で変換表示可能なコードのタイプに対応して、
使用可能な文字種のみ入力できるので、メッセージを作
成して送信する際の手間が大幅に簡略化され、簡単且つ
確実にメッセージを送信することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記記憶手段は、受信機の呼出番号と
該受信機が備える変換テーブルの種別及び送信可能なメ
ッセージの文字数とを対応付けて記憶し、上記表示手段
は、上記記憶手段より、この変換テーブルに基づく変換
可能なメッセージの文字種及び送信可能な文字数を読出
して表示することを特徴とする。
【0008】このような構成とすることにより、上記請
求項1の作用に加えて、送信先の受信機で変換表示可能
なメッセージのタイプに対応し、さらに送信可能な文字
数を表示するため、当該文字数の範囲内でより真意に近
いメッセージを作成して送信することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記記憶手段は、受信機の呼出番号と
対応付けて該受信機の所有者名をさらに記憶し、上記作
成されたメッセージを表示するメッセージ表示手段と、
このメッセージ表示手段に上記記憶手段に記憶される所
有者名の表示を指定する表示指定手段と、この表示指定
手段により上記所有者名の表示が指定された際、上記メ
ッセージ表示手段に表示されているメッセージの文字種
を判別し、この文字種の文字をコード変換する変換テー
ブルを備えた受信機を所有する所有者名を複数表示する
表示制御手段とをさらに具備したことを特徴とする。
【0010】このような構成とすることにより、上記請
求項1の作用に加えて、作成したメッセージについて、
これを受信し、変換表示可能な受信機の所有者をも表示
するため、当該メッセージ送信装置の所有者は、同様の
メッセージが誰に送信できるか確認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を電子手帳機能及びダ
イヤル送信機能付きのページング受信機に適用した場合
の実施の一形態について図面を参照して説明する。図1
及び図2はその外観構成を示すもので、図1が手帳型の
ページング受信機1を開いた状態の正面図、図2が同ペ
ージング受信機1を閉じた状態での背面図である。
【0012】図1において、ページング受信機1を開い
た状態でその左側1a内面には、ドットマトリクスタイ
プの液晶表示パネルを用いた表示部2、表示オンキー3
a、表示オフキー3b、表示切換キー3c、メニューキ
ー3d、メッセージキー3e、ベル番号キー3f、シー
クレットキー3g、サーチキー3h、絵文字サーチキー
3i、機能キー3j、解除キー3k、カーソルキー3
l、ダイヤルキー3m、実行キー3n、及びその上端部
にIR送受信部4が配設される。
【0013】表示オンキー3aは、電子手帳機能をオン
状態にし、またすでに電子手帳機能がオン状態のときは
データの新規入力状態へ移行するためのキーであり、表
示オフキー3bは、電子手帳機能をオフ状態にして表示
を消灯するためのキーである。
【0014】表示切換キー3cは、表示の切換えを行な
うためのキーであり、メニューキー3dは全モードのメ
ニュー表示へ移行するためのキーである。メッセージキ
ー3eは、メッセージ受信モードの最新受信メッセージ
のデータ表示へ移行するためのキーであり、ベル番号キ
ー3fは、電話帳モード内の登録データから名前とペー
ジング番号項目のみを一覧表示するためのキーである。
【0015】シークレットキー3gはシークレットモー
ドへの移行とシークレットモードから通常モードへの移
行を指示するキーである。サーチキー3hは、データの
検索あるいは同検索状態の解除を指示するキーであり、
絵文字サーチキー3iは絵文字毎のデータの検索あるい
は同検索状態の解除を指示するキーである。
【0016】機能キー3jは、キーパネルに使用してい
ない機能を使用するためのキーであり、解除キー3j
は、実行中の機能、操作を途中で解除し、あるいは漢字
変換を取消すためのキーである。
【0017】カーソルキー3lは、メニュー表示時、ラ
ベル表示時、ファイン選択表示時、日付選択表示時、文
字編集表示時等でそれぞれその状態に応じた形状で表示
されるカーソルの上下左右各方向への移動を指示するた
めのキーであると共に、後述するシートキー3oのシフ
トキーとの併用により前に表示されたデータあるいは次
のデータの表示を指示するためのキーである。
【0018】ダイヤルキー3mは、電話番号やメッセー
ジデータのDTMF(Dual Tone Multi
Frequency:ダイヤルトーン)信号の発信開
始を指示するためのキーであり、実行キー3nは各機能
の実行を指示するためのキーである。
【0019】IR送受信部4は、各種データ等を赤外線
信号で直接送受信するための発光部及び受光部を一体に
設けたものである。また、ページング受信機1の右側1
b内面には、多数のかなキー、アルファベットキー、数
値キー、記号キー、その他各種機能キーが重複して配列
されたシートキー3oが設けられるもので、データの入
力、データの編集、データの登録、電卓、メッセージの
保護等を入力、指示する。
【0020】図2はページング受信機1を閉じた状態で
の背面、上記図1の左側1aの裏面の外観構成を示すも
のであり、同図に示す如く動作電源としての電池、例え
ば単4乾電池×4本を収納するための電池蓋5、この電
池蓋5が不用意に開いてしまうのを防止するロックスイ
ッチ6、上記電池蓋5に収納される電池とは別にメモリ
内容をバックアップするボタン電池を収納するためのバ
ックアップ電池蓋7、DTMF信号の出力等を行なうた
めのスピーカ8等が設けられる。
【0021】続く図3は上記ページング受信機1内に設
けられる回路構成を示すものであり、このページング受
信機1を呼出すための電波はアンテナ11で受信されて
RF受信部12に送られる。RF受信部12は、アンテ
ナ11で受信した受信データを復調してデコーダ13へ
送出する。
【0022】デコーダ部13は、電源投入を検出した時
点においては制御部15の制御に基づき、所定時間内に
同期信号が受信されるまでRF受信部12を駆動させ、
同期信号を受信すると今度はID−ROM14のデータ
を取込んだ制御部15からの制御信号に基づいて間欠駆
動させる。そして、RF受信部12で復調した信号を8
ビットパラレルデータに変換して制御部15に送出し、
制御部15よりこれが自機に設定されているIDコード
のアドレスデータに一致したと判断する信号を入力する
と、続いて受信されるベクトルデータとメッセージデー
タとを制御部15に送出するようにしている。
【0023】制御部15は、その内部に、送信するコー
ド列からなるデータをバッファ記憶する出力バッファ1
5aを有し、上記ダイヤルキー3m、このダイヤルキー
3mを除く全キー3a〜3l,3n,3oからなるキー
入力部16、上記表示部2、ID−ROM14、ROM
17、RAM18、メッセージメモリ19、D/A変換
部20、バイブレータ21,スピーカ22、LED2
3、及び上記スピーカ8を接続するもので、ROM17
に記憶されている動作プログラムにしたがってデコーダ
13の受信制御、及び回路全体の制御動作を実行する。
【0024】ROM17は、図4に示すように上記制御
部15を動作させるための制御プログラム17a、表示
部2で漢字、数字を含む文字や絵記号等を表示させるた
めのキャラクタパターンデータでなるキャラクタジェネ
レータ17b、ページング受信機の種別番号とその種別
番号に対応して変換可能なメッセージデータのコードの
識別フラグでなる使用許可フラグテーブル17c、
「#」記号と4桁の数値コード列でJISに規定されて
いる漢字その他任意のひらがな、カタカナ等の文字及び
絵記号を表わすためのシフトJISコード変換テーブル
17d、2桁の数値コードに基づき、任意のカタカナ、
アルファベット、数値及び記号を表わすフリーワードマ
トリクステーブル17e、及び数値コードに対応して予
め設定されたカタカナ、アルファベット、数値及び記号
を用いた定型文によるメッセージを表わすための定型文
テーブル17fをそれぞれ固定的に記憶している。
【0025】図5は上記使用許可フラグテーブル17c
の記憶内容を例示するもので、ここでは種別番号「1」
〜「4」に対応してそれぞれ「シフトJISコード」、
「フリーワードマトリクス」、及び「定型文」に適宜フ
ラグ「1」が設定される。
【0026】すなわち、図中に示す如く種別番号「1」
の受信機では「シフトJISコード」、「フリーワード
マトリクス」、及び「定型文」のいずれによるメッセー
ジデータを受信してメッセージとして表示することがで
き、種別番号「2」の受信機では「フリーワードマトリ
クス」及び「定型文」によるメッセージデータを受信し
てメッセージとして表示することができるものとする。
【0027】また、種別番号「3」の受信機では「定型
文」のメッセージデータのみ受信してメッセージとして
表示することができ、種別番号「4」の受信機ではいず
れも受信することができず、直接数値によるメッセージ
データのみ受信して表示することができるものとする。
【0028】図6は上記フリーワードマトリクステーブ
ル17eの記憶内容を例示するもので、ここでは2桁の
数値に対応したカタカナ、アルファベット、数字及び記
号を読出すことができるようになっており、例えばコー
ド「27」を決定することでアルファベット「G」が得
ることができる。
【0029】図7は定型文テーブル17fの記憶内容を
例示するものであり、例えば、定型句コード「01」で
定型句メッセージデータ「キンキュウ」が得られ、定型
句コード「02」で定型句メッセージデータ「TELセ
ヨ」が得られるようになっている。
【0030】また、上記RAM18は、図4に示すよう
に電子手帳機能に対応したアドレス帳データバンク領域
AB、スケジュールデータバンク領域SD、メモデータ
バンク領域MD等を有する。
【0031】このうちアドレス帳データバンク領域AB
は、図9に示すようにRAM18上でのアドレス(番
地)毎に、送信先の名前、その読み、電話番号、所有し
ているページング受信機のタイプ、その種別番号、該ペ
ージング受信機の呼出番号、及び住所の各データを1組
として、複数組分のデータを記憶するものである。
【0032】上記メッセージメモリ19は、送信するメ
ッセージデータ及び着信したメッセージデータをそれぞ
れまとめて記憶するものである。上記バイブレータ2
1、スピーカ22、及びLED23は、制御部15の制
御により駆動されて呼出し状態をそれぞれ振動、ブザー
音、及び光の点滅で報知するものである。
【0033】上記D/A変換部20は、制御部15の出
力バッファ15aから出力されるコード列のデータをD
/A変換してそれぞれDTMF信号を得、これらDTM
F信号を順次上記スピーカ8より拡声出力させる。
【0034】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。図10は、主として制御部15が初期の全モードメ
ニュー画面においてメッセージデータを送信する送信モ
ードが選択指示された場合に実行される処理内容を示す
ものであり、その当初にはRAM18のアドレス帳デー
タバンク領域ABが読出され、メッセージデータの送信
先を促すため「名前」部分のみを一括検索し(ステップ
S1)、送信先の名前を表示部2に一覧表示する(ステ
ップS2)。
【0035】図11はこのときの表示部2での表示状態
を例示するもので、表示部2における表示容量は限られ
ているので、その第1行目には名前「姓字」を検索し易
くするためアルファベットを示す「A」の文字、あ行を
示す「あ」の文字、か行を示す「か」の文字、‥‥、わ
行を示す「わ」の文字、及びグループ名を示す「グ」の
文字を羅列表示し、特に現在「か」行に対応する送信先
の氏名を表示していることを示すべく当該文字「か」の
部分のみを反転表示すると共に、第2行目乃至第5行目
にその「か」行に該当する送信先の氏名4名分を五十音
順に表示している。
【0036】このような表示状態でキー入力部16中の
カーソルキー3l中の上下方向のキーのいずれかを操作
することにより、図12に示す如く送信先の氏名部分1
名分が送信者名カーソルNCとして反転表示され、随時
送信先の氏名がスクロール表示されると共に、上記図1
1での第1行目の表示が第2行目に移動し、代わって第
1行目に実行キー3nの操作による送信先の名前の設定
指示を促すためのガイドメッセージ「実行キーで選択」
を表示する。
【0037】この状態で実際に実行キー3nが操作され
たか否かにより送信先の決定指示がなされたか否か判断
し(ステップS3)、決定指示がなされない場合には再
度カーソルキー3l中の上下各方向のキー操作に対応し
て上記ステップS2からの指示に戻って送信先の名前の
一覧表示を繰返し実行する。
【0038】そして、実行キー3nが操作されたと判断
した時点で(ステップS3)、送信先の決定指示がなさ
れたものとして、次に決定した送信先の名前により上記
RAM18のアドレス帳データバンク領域ABを検索
し、その名前に対応する電話番号、ページング受信機の
タイプと種別番号、呼出番号、及び住所の各データを読
出して確認のために表示部2に表示する(ステップS
4)。
【0039】図13はこのときの表示部2での表示状態
を例示するもので、決定指示された名前「加藤太郎」、
電話番号「0000−00−0000」、ページング受
信機の呼出番号「11−1111−1111」、住所
「東京都○×市△‥‥」を表示すると共に、上記ページ
ング受信機の呼出番号の横位置にページング受信機のタ
イプ「漢字かな交じり文表示型」を示す「漢」の字の反
転表示を行なう。
【0040】次いで、アドレス帳データバンク領域AB
から読出した種別番号を基に上記図5に示したROM1
7の使用許可フラグテーブル17cを照合し(ステップ
S5)、メッセージを作成するにあたり使用可能な文字
のタイプ(文字種)のうち最も上位のものと1回の送信
での制限桁数(字数)とを表示する(ステップS6)。
【0041】図14はこのときの表示部2での表示状態
を例示するもので、シフトJISコードが使用可能であ
ることにより「入力可能な文字種」として「漢字」「ひ
らがな」「カタカナ」「アルファベット」及び「数字」
があること、及び「送信文字数上限」が「200」字で
あることを示している。
【0042】その後、主としてキー入力部16のシート
キー3oの操作により、必要によりかな/漢字変換等を
行ないながら文字を入力してメッセージを作成していく
と、その入力指示に従って順次作成されたメッセージが
表示部2に表示されていく(ステップS7)。
【0043】また、この際、入力不可能な文字種につい
ては入力されても無効データとなり、表示されない。こ
のキー入力の際、逐次入力されたキーが実行キー3nで
あるか否か、すなわちメッセージの作成の終了を決定す
る指示であるか否かが判断されるもので(ステップS
8)、実行キー3nでないと判断された際にはステップ
S7に戻って、順次作成されたメッセージの表示を続行
する。
【0044】図15はこのメッセージ作成時の表示部2
での表示状態を例示するもので、適宜かな文字を入力し
た後にかな/漢字変換を指定することで所望の漢字混じ
りのメッセージデータ「駅で午後7:00に待つ」を作
成した状態を示す。ここで、作成したメッセージ末尾の
文字の次桁位置に、続くデータ入力を促すためのカーソ
ルCが表示されると共に、この時点ですでにメッセージ
の文字数が「11」となっているので、続けて作成可能
な文字数が「189」字であることが表示されている。
【0045】そして、メッセージの作成終了を決定する
指示のために実行キー3nが操作されると、これを上記
ステップS8で判断して、それまでに入力されたメッセ
ージの文字数を表示部2にあらためて表示すると共に、
作成されたメッセージをシフトJISコード変換テーブ
ル17dに則ったコード列のメッセージデータに変換
し、その先頭に上記ステップS3,S4の処理で選択、
表示した送信先のページング受信機の呼出番号を付加し
た上で出力バッファ15aに設定する(ステップS
9)。
【0046】その後、実際の送信動作としてダイヤルキ
ー3mが押圧操作されるのを待機する(ステップS1
0)。これはすなわち、実際の送信動作として上記図2
で示したページング受信機1の背面にあるスピーカ8を
任意の電話機の送話器に当接した状態で呼出番号のDT
MF信号を出力するか否かを判断するもので、決定がな
されない場合には再度上記ステップS9からの送信する
メッセージの送信文字数の表示を繰返し実行する。
【0047】そして、ダイヤルキー3mが操作されたと
判断した時点で(ステップS10)、次に出力バッファ
15aに保持している送信先の呼出番号をまずD/A変
換部20に出力して順次DTMF信号に変換し、スピー
カ8より拡声出力させる(ステップS11)。
【0048】その後、ページングサービス会社からのア
ナウンスを確認した上で再度ダイヤルキー3mを操作し
て(ステップS12)、出力バッファ15aに保持して
いるメッセージデータをD/A変換部20に出力して順
次DTMF信号に変換し、スピーカ8より拡声出力させ
(ステップS13)、以上でこの処理を終了する。
【0049】なお、上記動作においては、送信先を決定
することでその送信先のページング受信機の種別番号を
RAM18のアドレス帳データバンク領域ABから読出
し、読出した種別番号によりRAM18の使用許可フラ
グテーブル17cを照合して使用可能な文字のタイプの
うち最も上位のもの、例えば種別番号が「1」であれば
シフトJISコードによる漢字を含む文字を自動的に選
択してメッセージデータの作成処理に移行するものとし
て説明したが、あえて使用可能な文字のタイプを一覧表
示し、その中から任意のものを選択するためのカーソル
キーの操作を待って、対応するタイプの文字あるいは数
字によるメッセージの作成処理に移行するものとしても
よい。
【0050】また、上記ステップS8でメッセージの作
成終了を決定する実行キー3nの操作による指示を確認
した段階で、作成したメッセージを上記ステップS2,
S3で決定した送信先以外の送信先へも送信したい場合
には、図16に示すような処理を実行することにより実
現できるものとする。
【0051】すなわち、図16は上記ステップS8とス
テップS9との間に挿入される、複数の送信先を決定す
るための処理内容を示すものであり、まず作成されたメ
ッセージの文字数を表示部2にあらためて表示すると共
に(ステップS21)、一旦全モードを表示部2にメニ
ュー表示するためのメニューキー3dが操作されるのを
待機する(ステップS22)。
【0052】そして、メニューキー3dが操作されたと
判断した時点で(ステップS22)、次に作成したメッ
セージデータを退避させるべく一旦RAM18のメモデ
ータバンク領域MDに保持させ、あらためて表示部2に
メニュー画面を表示させて(ステップS23)、送信先
を追加決定するためのアドレス帳モードが選択指示され
るのを待機する(ステップS24)。
【0053】ここでアドレス帳モードが指示された場合
には、次いで上記図11に示した如くRAM18のアド
レス帳データバンク領域ABの名前を種別番号と共に一
括検索して送信先の名前を表示部2に一覧表示する(ス
テップS25)。
【0054】このとき、同時に読出した種別番号により
ROM17の使用許可フラグテーブル17cを照合する
ことにより、作成したメッセージを受信して変換表示す
ることが可能なページング受信機を所有している送信先
に関しては、その名前を反転表示させることで、送信先
の決定をより容易とする。
【0055】そして、このように送信先の名前を一覧表
示した状態で実行キー3nの操作による送信先の決定指
示を待機するもので(ステップS26)、決定指示がな
された時点で上記ステップS9からの処理に移行し、実
際の送信動作を実行するものである。
【0056】なお、上記実施の形態では、呼出番号及び
メッセージデータはスピーカ8より出力して送信してい
たが、赤外線信号用のコードに変換し、IR送受信部4
より出力してもよい。
【0057】また、上記実施の形態では電子手帳機能及
びダイヤル送信機能付きのページング受信機に適用した
場合について説明したが、本発明はこれに限るものでは
なく、デジタル携帯電話、トランシーバ、通信機能付ペ
ンコンピュータ等、その他無線信号の送受によってメッ
セージデータの送受信を行なう各種電子機器に適用可能
であることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、送信先の
受信機で変換表示可能なコードのタイプに対応して、使
用可能な文字種のみ入力できるので、メッセージを作成
して送信する際の手間が大幅に簡略化され、簡単且つ確
実にメッセージを送信することができる。
【0059】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、送信先の受信機で変換表
示可能なメッセージのタイプに対応し、さらに送信可能
な文字数を表示するため、当該文字数の範囲内でより真
意に近いメッセージを作成して送信することができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、作成したメッセージにつ
いて、これを受信し、変換表示可能な受信機の所有者を
も表示するため、当該メッセージ送信装置の所有者は、
同様のメッセージが誰に送信できるか確認することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る外観構成を示す正
面図。
【図2】同実施の形態に係る外観構成を示す背面図。
【図3】同実施の形態に係る回路構成を示すブロック
図。
【図4】図3のROMのメモリ領域構成を示す図。
【図5】図4の使用許可フラグテーブルの記憶内容を例
示する図。
【図6】図4のフリーワードマトリクステーブルの記憶
内容を例示する図。
【図7】図4の定型文テーブルの記憶内容を例示する
図。
【図8】図3のRAMのメモリ領域構成を示す図。
【図9】図8のアドレス帳データバンク領域の記憶内容
を例示する図。
【図10】同実施の形態に係る処理内容を示すフローチ
ャート。
【図11】同実施の形態に係る動作表示例を示す図。
【図12】同実施の形態に係る動作表示例を示す図。
【図13】同実施の形態に係る動作表示例を示す図。
【図14】同実施の形態に係る動作表示例を示す図。
【図15】同実施の形態に係る動作表示例を示す図。
【図16】同実施の形態に係る他の処理内容を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…ページング受信機 2…表示部 3a…表示オンキー 3d…メニューキー 3l…カーソルキー 3m…ダイヤルキー 3n…実行キー 3o…シートキー 4…IR送受信部 5…電池蓋 6…ロックスイッチ 7…バックアップ電池蓋 8…スピーカ 11…アンテナ 12…RF受信部 13…デコーダ 14…ID−ROM 15…制御部 15a…出力バッファ 16…キー入力部 17…ROM 17a…制御プログラム 17b…キャラクタジェネレータ 17c…使用許可フラグテーブル 17d…シフトJISコード変換テーブル 17e…フリーワードマトリクステーブル 17f…定型文テーブル 18…RAM 19…メッセージメモリ 20…D/A変換部 21…バイブレータ 22…スピーカ 23…LED AB…アドレス帳データバンク領域 SD…スケジュールデータバンク領域 MD…メモデータバンク領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字を含む各文字種の文字を入力する入
    力手段と、この入力手段により入力された文字を順次表
    示してメッセージを作成する作成手段と、この作成手段
    により作成されたメッセージの各文字を対応するコード
    に変換してコード列を送信する送信手段とを備えたメッ
    セージ送信装置において、 上記作成手段により作成されたメッセージの各文字を対
    応するコード列に変換するための変換テーブルを種別毎
    に複数記憶した変換テーブル記憶手段と、 メッセージ送信先の受信機の呼出番号と該受信機が備え
    る変換テーブルの種別の種別データとを対応付けて複数
    記憶する記憶手段と、 メッセージ作成時にこの記憶手段に記憶されるメッセー
    ジ送信先の受信機の呼出番号を選択する選択手段と、 この選択手段で選択した受信機の呼出番号に基づいて該
    受信機が備える変換テーブルの種別において変換可能な
    文字種を表示する表示手段と、 この表示手段で表示された文字種以外の文字種の入力を
    禁止する禁止手段とを具備したことを特徴とするメッセ
    ージ送信装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、受信機の呼出番号と該
    受信機が備える変換テーブルの種別及び送信可能なメッ
    セージの文字数とを対応付けて記憶し、 上記表示手段は、上記記憶手段より、この変換テーブル
    に基づく変換可能なメッセージの文字種及び送信可能な
    文字数を読出して表示することを特徴とする請求項1記
    載のメッセージ送信装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、受信機の呼出番号と対
    応付けて該受信機の所有者名をさらに記憶し、 上記作成されたメッセージを表示するメッセージ表示手
    段と、 このメッセージ表示手段に上記記憶手段に記憶される所
    有者名の表示を指定する表示指定手段と、 この表示指定手段により上記所有者名の表示が指定され
    た際、上記メッセージ表示手段に表示されているメッセ
    ージの文字種を判別し、この文字種の文字をコード変換
    する変換テーブルを備えた受信機を所有する所有者名を
    複数表示する表示制御手段とをさらに具備したことを特
    徴とする請求項1記載のメッセージ送信装置。
JP8041473A 1996-02-28 1996-02-28 メッセージ送信装置 Pending JPH09233516A (ja)

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