JPH09233498A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

Info

Publication number
JPH09233498A
JPH09233498A JP8034688A JP3468896A JPH09233498A JP H09233498 A JPH09233498 A JP H09233498A JP 8034688 A JP8034688 A JP 8034688A JP 3468896 A JP3468896 A JP 3468896A JP H09233498 A JPH09233498 A JP H09233498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
signal processing
converting
lock clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8034688A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamamoto
浩章 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8034688A priority Critical patent/JPH09233498A/ja
Publication of JPH09233498A publication Critical patent/JPH09233498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動き検出信号及び位相基準信号を簡単な回路
構成にてラインロッククロックにクロック変換すること
により、クロックの切り換えを廃止して、誤動作の防止
を可能とした信号処理装置を提供する。 【解決手段】 第1の信号処理手段4から供給される動
き検出信号をバーストロッククロックを用いて、シリア
ル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換手段21
〜25と、該シリアル−パラレル変換手段からのパラレ
ル出力をラインロッククロックを用いて、パラレル−シ
リアル変換して第2の信号処理手段15に供給するパラ
レル−シリアル変換手段26〜31とを設けてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
処理装置、及び第2世代クリアビジョン信号処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、第2世代クリアビジョン信号にお
いては、主画面内に周波数多重された静止画水平解像
度の補強信号(以下、HH信号と称す)、主画面の上
下マスク部分に多重された動画垂直解像度の補強信号
(以下、VT信号と称す)、主画面の上下マスク部分
に多重された静止画垂直解像度の補強信号(以下、VH
信号と称す)の3種類の補強信号が含まれる。
【0003】HH信号においては、受信側での伝送フォ
ーマットからの復調に用いるキャリアの位相を、送信側
で用いられたキャリア位相と一致させる必要があり、V
T信号及びVH信号においては、受信側にて上下マスク
部分から主画面へ3倍に時間軸伸長する際、3倍伸長し
たVT/VH信号を主画面の本来の所定位置に戻すため
に、時間の基準が必要となる。従って、これらの補強信
号を再生するためには、ノイズに強く、且つ迅速に検出
することが可能な位相基準信号が必要となる。
【0004】従来の第2世代クリアビジョン信号処理装
置について、図6とともに以下説明する。ここで、図6
は従来の第2世代クリアビジョン信号処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0005】入力端子1より入力された複合テレビジョ
ン信号は、A/D変換器2及びバーストロッククロック
発生回路3に供給される。バーストロッククロック発生
回路3は、カラーバースト信号にロックした4fsc及
び8fscの周波数のシステムクロックを発生して各ブ
ロックに供給する。また、A/D変換器2でディジタル
化された複合テレビジョン信号は後述する第1の信号処
理回路4に供給される。
【0006】D/A変換器5でアナログ信号に変換され
た色信号(以下、C信号と称す)は色復調回路11で色
差信号R−Y,B−Yに変換され、該色差信号R−Y,
B−YはそれぞれA/D変換器13,14に供給され
る。また、D/A変換器6でアナログ信号に変換された
輝度信号(以下、Y信号と称す)はラインロッククロッ
ク発生回路7及びA/D変換器12に供給される。
【0007】ラインロッククロック発生回路7は、水平
同期周波数にロックした910fh,1820fhの周
波数のシステムクロックを発生してセレクタ19に供給
する。セレクタ19は入力が標準信号時にはバーストロ
ッククロック、非標準信号時にはラインロッククロック
をそれぞれ選択し、各ブロックに供給する。また、A/
D変換器12,13,14でディジタル化されたY信
号,R−Y信号,及びB−Y信号は後述する第2の信号
処理回路15に供給される。
【0008】そして、第2の信号処理回路15の出力信
号はD/A変換器16,17,18でアナログ信号に変
換され、デコードされたY信号,R−Y信号,及びB−
Y信号が出力される。
【0009】尚、上記構成において、第1の信号処理回
路4は、次の処理を行う。第2世代クリアビジョン信
号の識別信号をデコードし、補強信号再生用の位相基準
信号を作成して第2の信号処理回路15に供給する。
複合テレビジョン信号の動きを検出し、3次元Y/C/
HH分離に用いると同時に、第2の信号処理回路15に
供給する。3次元Y/C/HH分離し、HH信号の復
調・補強を行い、Y信号及びC信号をD/A変換器5,
6に供給する。
【0010】また、第2の信号処理回路15は、次の処
理を行う。VT/VH信号の復調・補強を行う。尚、
この際に、第1の信号処理回路4から供給される位相基
準信号を基準にしてVT/VH信号の3倍伸長を行う。
また、VT/VH信号の分離には第1の信号処理回路4
から供給される動き検出信号が用いられる。第1の信
号処理回路4から供給される動き検出信号を用いて動き
適応の走査線補間を行う。走査線変換(360本→4
80本)で有効画面の垂直伸長を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た信号処理装置においては、後半の処理に使われるクロ
ックとして、入力が標準信号時にはバーストロッククロ
ックに、非標準信号時にはラインロッククロックに切り
換えられるが、その切り換え時にクロックの連続性が失
われるために、回路の誤動作が発生し、画面上に妨害が
発生するという問題があった。
【0012】これを避けるためには、クロック切り換え
時に、黒レベル等で画面をマスクする必要があるが、入
力の標準/非標準の誤検出があった場合、不必要な場面
で画面がマスクされるため、画面の妨害となるという問
題があった。
【0013】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、動き検出信号及び位相基準信号を簡単
な回路構成にてラインロッククロックにクロック変換す
ることにより、クロックの切り換えを廃止して、誤動作
の防止を可能とした信号処理装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
の信号処理装置は、複合テレビジョン信号のカラーバー
ストにロックしたバーストロッククロックを発生する第
1のクロック発生手段と、該第1のクロック発生手段か
らのバーストロッククロックを用いて、複合テレビジョ
ン信号をディジタル信号に変換する第1のA/D変換手
段と、ディジタル化された複合テレビジョン信号からY
信号とC信号とを分離するとともに、動き検出を行う第
1の信号処理手段と、前記Y信号及びC信号をアナログ
信号に変換する第1のD/A変換手段と、前記Y信号か
ら水平同期信号と垂直同期信号とを分離する同期分離手
段と、前記Y信号の水平周波数にロックしたラインロッ
ククロックを発生する第2のクロック発生手段と、該第
2のクロック発生手段からのラインロッククロックを用
いて、Y信号及び色差信号をディジタル信号に変換する
第2のA/D変換手段と、ディジタル化されたY信号及
び色差信号に対して動き適応処理する第2の信号処理手
段と、Y信号及び色差信号をアナログ信号に変換する第
2のD/A変換手段とを具備したテレビジョン信号の処
理装置において、前記第1の信号処理手段から供給され
る動き検出信号をバーストロッククロックを用いて、シ
リアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換手段
と、該シリアル−パラレル変換手段からのパラレル出力
をラインロッククロックを用いて、パラレル−シリアル
変換して第2の信号処理手段に供給するパラレル−シリ
アル変換手段とを設けてなるものである。
【0015】これによって、第1の信号処理手段から供
給される動き検出信号を、バーストロッククロックを用
いてシリアル−パラレル変換し、該パラレル出力をライ
ンロッククロックを用いてパラレル−シリアル変換する
ことにより、クロック変換が行われ、第2の信号処理手
段に供給される。従って、動き検出信号のクロックをバ
ーストロックからラインロックに変換することができる
ので、入力の標準/非標準信号にかかわらず、後半の走
査線補間等動き適応処理を単一のクロックで処理するこ
とが可能となる。
【0016】本願請求項2に係る発明の信号処理装置
は、複合テレビジョン信号のカラーバーストにロックし
たバーストロッククロックを発生する第1のクロック発
生手段と、該第1のクロック発生手段からのバーストロ
ッククロックを用いて、複合テレビジョン信号をディジ
タル信号に変換する第1のA/D変換手段と、ディジタ
ル化された複合テレビジョン信号からY信号とC信号と
を分離するとともに、第2世代クリアビジョン放送の補
強信号再生用の位相基準検出を行う第1の信号処理手段
と、前記Y信号及びC信号をアナログ信号に変換する第
1のD/A変換手段と、前記Y信号から水平同期信号と
垂直同期信号とを分離する同期分離手段と、前記Y信号
の水平周波数にロックしたラインロッククロックを発生
する第2のクロック発生手段と、該第2のクロック発生
手段からのラインロッククロックを用いて、Y信号及び
色差信号をディジタル信号に変換する第2のA/D変換
手段と、ディジタル化されたY信号及び色差信号からV
T/VH信号を復調・補強する第2の信号処理手段と、
Y信号及び色差信号をアナログ信号に変換する第2のD
/A変換手段とを具備したテレビジョン信号の処理装置
において、水平画素カウンタ手段と、該水平画素カウン
タ手段のカウンタ出力からウィンドウパルスを作成する
パルス作成手段と、前記第1の信号処理手段から供給さ
れる位相基準パルスをラインロッククロックでサンプリ
ングするサンプリング手段と、ラインロッククロックで
サンプリングされた位相基準パルスがウィンドウ外で入
力された場合に、前記水平画素カウンタを初期化する初
期化手段と、前記水平画素カウンタの値をデコードし、
VT/VH信号の復調用の位相基準パルスとして、前記
第2の信号処理手段に供給するパルス作成手段とを設け
てなるものである。
【0017】これによって、ラインロッククロックで動
作する自走式水平画素カウンタ値からウィンドウパルス
を作成し、そのウィンドウパルス外の位置で位相基準信
号が入力された場合のみ水平画素カウンタが初期化され
る。そして、該自走式水平画素カウンタのデコード出力
が第2の信号処理手段に第2の位相基準信号として供給
される。従って、位相基準信号のクロックをバーストロ
ックからラインロックに変換することができるので、入
力が第2世代クリアビジョン信号であるか否かにかかわ
らず、後半の走査線補間及びVT/VH信号処理を単一
のクロックで処理することが可能となる。
【0018】本願請求項3に係る発明の信号処理装置
は、前記請求項2に記載の処理処理回路において、初期
化手段は、ラインロッククロックでサンプリングされた
位相基準パルスがウィンドウ外の予め決められた特定の
走査線に入力された場合にのみ水平画素カウンタを初期
化するようにしたものである。
【0019】これによって、ラインロッククロックで動
作する自走式水平画素カウンタ値からウィンドウパルス
を作成し、予め決められた特定の走査線で、且つウィン
ドウパルス外の位置で位相基準信号が入力された場合の
み、水平画素カウンタを初期化する。そして、該自走式
水平画素カウンタのデコード出力が第2の信号処理手段
用の第2の位相基準信号として供給される。従って、ラ
インロッククロックの精度不足による位相変動が大きく
ても、クロック変換後の位相基準信号の安定性を確保で
きるので、クロック変換後でも安定した位相基準が得ら
れ、その結果VT/VH信号を正常に安定して復調・再
生することができる。
【0020】本願請求項4に係る発明の信号処理装置
は、前記請求項2又は3に記載の処理処理回路におい
て、第1の信号処理手段から供給される位相基準パルス
をバーストロッククロックを用いて、2クロック以上の
幅のパルスに変換する第1の変換手段と、該2クロック
以上の幅に変換されたパルスをラインロッククロックで
サンプリングした後に、1クロック幅に変換する第2の
変換手段とを設けてなるものである。
【0021】これによって、第1の信号処理手段から供
給される位相基準パルスをバーストロッククロックを用
いて2クロック以上の幅のパルスに変換し、該2クロッ
ク以上の幅に変換されたパルスをラインロッククロック
でサンプリングした後に、1クロック幅に変換するの
で、異なるクロック間でも確実にパルスを伝達すること
が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の信号処理装置の一実施形
態を第2世代クリアビジョンデコーダについて、図1乃
至図5に基づき以下説明するが、上述した従来例と同一
部分は同一符号を付し、その説明は省略する。ここで、
図1は本実施形態の信号処理装置の概略構成を示すブロ
ック図、図2は本実施形態の信号処理装置における動き
信号クロック変換回路を示すブロック図、図3は本実施
形態の信号処理装置における動き信号クロック変換回路
の動作を示すタイミングチャート、図4は本実施形態の
信号処理装置における位相基準クロック変換回路を示す
ブロック図、図5は本実施形態の信号処理装置における
位相基準クロック変換回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0023】本実施形態の信号処理装置は、図1に示す
ように、D/A変換器6でアナログ信号に変換されたY
信号はラインロッククロック発生回路7、A/D変換器
12及び同期分離回路8に供給される。ラインロックク
ロック発生回路7は、水平同期周波数にロックした91
0fh,1820fhの周波数のシステムクロックを発
生して各部に供給する。同期分離回路8ではY信号から
水平同期信号と垂直同期信号とが分離され、動き信号ク
ロック変換回路10と位相基準クロック変換回路9とに
供給される。
【0024】第1の信号処理回路4から動き信号クロッ
ク変換回路10に供給された動き検出信号は、バースト
ロッククロックに同期したデータからラインロッククロ
ックに同期したデータに変換され、第2の信号処理回路
15に供給される。また、第1の信号処理回路4から位
相基準クロック変換回路9に供給された位相基準信号
は、バーストロッククロックに同期したデータからライ
ンロッククロックに同期したデータに変換され、第2の
信号処理回路15に供給される。
【0025】次に、本実施形態における動き信号クロッ
ク変換回路10の一例について、図2及び図3とともに
説明する。
【0026】入力された水平同期信号HAは差分回路2
3及び差分回路29にて、それぞれバーストロッククロ
ック、ラインロッククロックを用いて差分され(HB,
HC)、図3に示すタイミングで3ビットカウンタ2
4、3ビットカウンタ30に供給される。3ビットカウ
ンタ24はバーストロッククロックで動作し、その値
(CA)はデコーダ25でタイミング信号(DA)に変
換されて、4ビットレジスタ22に供給される。一方、
3ビットカウンタ30はラインロッククロックで動作
し、その値(CB)はマルチプレクサ27に供給される
とともにデコーダ31でタイミング信号(DB)に変換
されて、4ビットレジスタ26に供給される。
【0027】入力される動き検出信号(IN)は、例え
ば4ビットの信号であり、これが大きな値であれば動き
の度合が大きいことを表わし、小さな値であれば静止に
近い状態を表わす。動き検出信号(IN)はシフトレジ
スタ21に供給され、その出力(JA〜JH)は図3に
示すように互いに1クロック幅ずれた8本のパラレル信
号に変換され、4ビットレジスタ22に供給される。
【0028】4ビットレジスタ22では、デコーダ25
から供給されるタイミング信号(DA)を用いて8本の
信号が同一のタイミングに揃えられ(KA〜KH)、次
段の4ビットレジスタ26に供給される。4ビットレジ
スタ26では、デコーダ31から供給されるタイミング
信号(DB)を用いて、(KA〜KH)の変化点の中央
付近でデータが取り込まれ(LA〜LH)、マルチプレ
クサ27に供給される。
【0029】マルチプレクサ27では、3ビットカウン
タ30の値(CB)を用いて(LA〜LH)がシリアル
信号に変換され(MN)、フリップフロップ回路28に
供給される。フリップフロップ回路28はデータ(M
N)をラインロッククロックに同期させて出力する。
【0030】さらに、本実施形態における位相基準クロ
ック変換回路9の一例について、図4及び図5とともに
説明する。
【0031】水平同期信号及び垂直同期信号はラインカ
ウンタ38に供給され、垂直同期信号はラインカウンタ
のリセットに、水平同期信号はラインカウンタのインク
リメントに用いられる。ラインカウンタ38の出力はデ
コーダ39にて画面の中央部でのみハイレベルになるタ
イミング信号(HV)に変換され、AND回路40に供
給される。
【0032】位相基準信号(PA)は、フリップフロッ
プ回路31,32,34とOR回路33とで構成される
パルス幅伸長回路において、バーストロッククロックで
2クロック幅のパルスに変換される(PC)。次段のラ
インロッククロック系の処理では、フリップフロップ回
路35,36とAND回路37とで構成される差分回路
にて1クロック幅のパルスに変換され(PF)、AND
回路40に供給される。
【0033】910進カウンタ41はラインロッククロ
ックで自走動作し、AND回路40から供給されるパル
スがハイレベルになったときに外部からクリアされる構
成となっており、この出力(CO)はデコーダ43とウ
ィンドウ発生回路42に供給される。ウィンドウ発生回
路42では(CO)からウィンドウパルス(WI)が作
成され、AND回路40に供給される。
【0034】910進カウンタ41が外部からクリアさ
れる第1の条件は、ウィンドウパルス(WI)がハイレ
ベルであることであるから、ウィンドウパルス(WI)
がローレベルの期間で(PF)が多少変動してもカウン
タは安定に動作する。また、第2の条件は(HV)がハ
イレベルであることであるから、ラインロッククロック
に十分な精度がないために、例えば画面の上部と中央部
でラインロッククロックの位相が異なることがあるが、
このようにラインロッククロックの位相変動が大きい場
合でもカウンタの動作を安定化できる。
【0035】デコーダ43では、910進カウンタ41
の値(CO)がデコードされて第2の位相基準信号(P
O)として出力されるので、クロック変換後でも安定し
た位相基準が得られ、その結果VT/VH信号を正常に
安定して復調・再生することができる。
【0036】
【発明の効果】本願請求項1に係る発明の信号処理装置
によれば、簡単な構成にて、動き検出信号のクロックを
バーストロックからラインロックに変換できるので、入
力が標準/非標準信号にかかわらず、後半の走査線補間
等動き適応処理を単一のクロックで処理することが可能
となる。従って、従来必要であったクロック切り換え回
路が不要になり、クロックの連続性もあるので回路の誤
動作が解消され、画面をマスクする必要がなくなる。ま
た、入力の標準/非標準の誤検出があっても、不必要な
場面で画面がマスクされる妨害を解消することができ
る。
【0037】本願請求項2に係る発明の信号処理装置に
よれぱ、簡単な構成にて、位相基準信号のクロックをバ
ーストロックからラインロックに変換できるので、第2
世代クリアビジョン信号であるか否かにかかわらず、後
半の走査線補間及びVT/VH信号処理を単一のクロッ
クで処理することが可能となる。従って、従来必要であ
ったクロック切り換え回路が不要になり、クロックの連
続性もあるので回路の誤動作が解消され、画面をマスク
する必要がなくなる。
【0038】本願請求項3に係る発明の信号処理装置に
よれば、簡単な構成にて、ラインロッククロックの精度
不足による位相変動が大きくても、クロック変換後の位
相基準信号の安定性を確保できるので、クロック変換後
でも安定した位相基準が得られ、その結果VT/VH信
号を正常に安定して復調・再生することができる。
【0039】本願請求項4に係る発明の信号処理装置に
よれば、簡単な構成にて、バーストロッククロック系処
理から出力される位相基準信号を確実にラインロックク
ロック系処理で受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置の一実施形態の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の信号処理装置の一実施形態における動
き信号クロック変換回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の信号処理装置の一実施形態における動
き信号クロック変換回路の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図4】本発明の信号処理装置の一実施形態における位
相基準クロック変換回路を示すブロック図である。
【図5】本発明の信号処理装置の一実施形態における位
相基準クロック変換回路の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図6】従来の第2世代クリアビジョン信号処理装置の
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換器 3 バーストロッククロック発生回路 4 第1の信号処理回路 5 D/A変換器 6 D/A変換器 7 ラインロッククロック発生回路 8 同期分離回路 9 位相基準クロック変換回路 10 動き信号クロック変換回路 11 色復調回路 12 A/D変換器 13 A/D変換器 14 A/D変換器 15 第2の信号処理回路 16 D/A変換器 17 D/A変換器 18 D/A変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合テレビジョン信号のカラーバースト
    にロックしたバーストロッククロックを発生する第1の
    クロック発生手段と、 該第1のクロック発生手段からのバーストロッククロッ
    クを用いて、複合テレビジョン信号をディジタル信号に
    変換する第1のA/D変換手段と、 ディジタル化された複合テレビジョン信号から輝度信号
    と色信号とを分離するとともに、動き検出を行う第1の
    信号処理手段と、 前記輝度信号及び色信号をアナログ信号に変換する第1
    のD/A変換手段と、 前記輝度信号から水平同期信号と垂直同期信号とを分離
    する同期分離手段と、 前記輝度信号の水平周波数にロックしたラインロックク
    ロックを発生する第2のクロック発生手段と、 該第2のクロック発生手段からのラインロッククロック
    を用いて、輝度信号及び色差信号をディジタル信号に変
    換する第2のA/D変換手段と、 ディジタル化された輝度信号及び色差信号に対して動き
    適応処理する第2の信号処理手段と、 輝度信号及び色差信号をアナログ信号に変換する第2の
    D/A変換手段とを具備したテレビジョン信号の処理装
    置において、 前記第1の信号処理手段から供給される動き検出信号を
    バーストロッククロックを用いて、シリアル−パラレル
    変換するシリアル−パラレル変換手段と、 該シリアル−パラレル変換手段からのパラレル出力をラ
    インロッククロックを用いて、パラレル−シリアル変換
    して第2の信号処理手段に供給するパラレル−シリアル
    変換手段とを設けたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 複合テレビジョン信号のカラーバースト
    にロックしたバーストロッククロックを発生する第1の
    クロック発生手段と、 該第1のクロック発生手段からのバーストロッククロッ
    クを用いて、複合テレビジョン信号をディジタル信号に
    変換する第1のA/D変換手段と、 ディジタル化された複合テレビジョン信号から輝度信号
    と色信号とを分離するとともに、第2世代クリアビジョ
    ン放送の補強信号再生用の位相基準検出を行う第1の信
    号処理手段と、 前記輝度信号及び色信号をアナログ信号に変換する第1
    のD/A変換手段と、 前記輝度信号から水平同期信号と垂直同期信号とを分離
    する同期分離手段と、 前記輝度信号の水平周波数にロックしたラインロックク
    ロックを発生する第2のクロック発生手段と、 該第2のクロック発生手段からのラインロッククロック
    を用いて、輝度信号及び色差信号をディジタル信号に変
    換する第2のA/D変換手段と、 ディジタル化された輝度信号及び色差信号から動画垂直
    解像度の補強信号及び静止画垂直解像度の補強信号を復
    調・補強する第2の信号処理手段と、 輝度信号及び色差信号をアナログ信号に変換する第2の
    D/A変換手段とを具備したテレビジョン信号の処理装
    置において、 水平画素カウンタ手段と、 該水平画素カウンタ手段のカウンタ出力からウィンドウ
    パルスを作成するパルス作成手段と、 前記第1の信号処理手段から供給される位相基準パルス
    をラインロッククロックでサンプリングするサンプリン
    グ手段と、 ラインロッククロックでサンプリングされた位相基準パ
    ルスがウィンドウ外で入力された場合に、前記水平画素
    カウンタを初期化する初期化手段と、 前記水平画素カウンタの値をデコードし、動画垂直解像
    度の補強信号及び静止画垂直解像度の補強信号の復調用
    の位相基準パルスとして、前記第2の信号処理手段に供
    給するパルス作成手段とを設けたことを特徴とする信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の信号処理装置にお
    いて、 初期化手段は、ラインロッククロックでサンプリングさ
    れた位相基準パルスがウィンドウ外の予め決められた特
    定の走査線に入力された場合にのみ水平画素カウンタを
    初期化するようにしたことを特徴とする信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項2又は3に記載の信号処理装
    置において、 第1の信号処理手段から供給される位相基準パルスをバ
    ーストロッククロックを用いて、2クロック以上の幅の
    パルスに変換する第1の変換手段と、 該2クロック以上の幅に変換されたパルスをラインロッ
    ククロックでサンプリングした後に、1クロック幅に変
    換する第2の変換手段とを設けたことを特徴とする信号
    処理装置。
JP8034688A 1996-02-22 1996-02-22 信号処理装置 Pending JPH09233498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8034688A JPH09233498A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8034688A JPH09233498A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09233498A true JPH09233498A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12421338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8034688A Pending JPH09233498A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09233498A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7102692B1 (en) Digital and analog television signal digitization and processing device
CA2065461C (en) System and method for combining multiple composite video signals
CA2018529C (en) Method and apparatus for correcting timing errors for a multi-picture display
JPH01305689A (ja) 画像信号処理回路
JP2643939B2 (ja) テレビジョン受像機用回路装置
KR100843682B1 (ko) 텔레비젼 신호를 처리하기 위한 장치 및 방법
JPH09233498A (ja) 信号処理装置
KR100469233B1 (ko) 티브이영상신호디코딩장치
KR960001516B1 (ko) 화상압축처리장치
JP3185544B2 (ja) 高精細ワイドアスペクトテレビジョンデコーダ及びこれに用いる色復調回路
US5021871A (en) Conversion circuit for removing line-by-line phase alternation
JP2558087B2 (ja) 動き部分検出方法
JP3322057B2 (ja) Edtv2信号処理装置
JP2872269B2 (ja) 標準/高品位テレビジョン受信装置
JP2914268B2 (ja) 映像信号処理装置およびその処理方法
JP4943660B2 (ja) 伝送装置
KR0138576B1 (ko) 화면 크기 변환장치
JP3228072B2 (ja) テレビジョン受像機
KR200274172Y1 (ko) 디지털 그래픽 기능을 이용한 온스크린 디스플레이출력장치
JPH08331520A (ja) Edtvデコーダ装置
JP3304896B2 (ja) Pal方式カラーフレーム検出回路
JPH0496595A (ja) 映像信号処理回路
JPS62189894A (ja) 搬送波信号の多重,再生回路
JPH0720271B2 (ja) Pal方式テレビジョン受像機におけるフリッカーフリー回路
JPS6184196A (ja) ビデオ信号デイジタル処理方法