JPH09233287A - 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置 - Google Patents

記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置

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JPH09233287A
JPH09233287A JP8034922A JP3492296A JPH09233287A JP H09233287 A JPH09233287 A JP H09233287A JP 8034922 A JP8034922 A JP 8034922A JP 3492296 A JP3492296 A JP 3492296A JP H09233287 A JPH09233287 A JP H09233287A
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Yukio Nohata
之雄 野畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の挙動が正常でない場合でも正確な
インク残量検出が可能な記録装置及びその記録装置を用
いたファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 記録用紙12の搬送方向に関し、記録紙
検知センサ211が記録用紙12の後端部の通過を検出
し、その後方に設けられた記録ヘッドが記録ヘッド21
0を用いて、入力画像データに基づく画像を記録すると
ともに、その画像の記録後、所定のパターンを記録し、
記録ヘッド210の後方に設けられた反射型フォトセン
サ13が、記録された所定のパターンを検出すると、C
PUが上記の検出結果に従って、記録用紙12の後端部
付近の余白量を計測し、その計測結果に従って、インク
が残存しているかどうかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及びその記
録装置を用いたファクシミリ装置に関し、特に、例え
ば、インクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッド
を用い、入力画像データに基づいて記録媒体上に画像を
記録する記録装置及びその記録装置を用いたファクシミ
リ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インク滴を吐出する複数のノ
ズルを備えたインクジェット方式の記録ヘッドを用いて
記録媒体に画像を記録するインクジェットプリンタが知
られている。近年では、この様なインクジェットプリン
タをファクシミリ装置の記録部として用いるものも現わ
れている。
【0003】さて、インクジェットプリンタをファクシ
ミリ装置の記録部として用いた場合、受信データの記録
中にインクが無くなり、データ欠落してしまう恐れがあ
る。この問題を解決するために記録用紙1頁分の画像デ
ータの記録終了後、記録用紙端部の所定位置に所定パタ
ン(例えば、黒マーク)を記録し、このパターンの濃度
を光学的センサにより読み取り、読み取り結果に応じて
残存インクの有無を判断し、その結果、インクが無いと
判断されれば、記録用紙への画像記録は行わずに、受信
画像データをメモリに記憶する(メモリ代行受信)に切
り替える様な制御を行っている。
【0004】また、この所定パターンと画像データとの
区別をつけるために、所定パターンが光学的センサの設
置位置を通過する時点を予測してファクシミリ装置の記
録制御部にパターン検知開始を促すような制御も同時に
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、記録用紙に記録された所定パターンと受信画像
データに基づく画像との区別をするために、記録制御部
が所定パターンが光学的センサの設置位置を通過する時
点を予測してパターン検知開始を促すような制御をして
いたために、例えば、記録用紙の搬送ジャムが発生して
記録用紙が正しく搬送されないような場合には、予測さ
れたタイミングに所定パターンが光学的センサの設置位
置を通過せず、そのパターン検知が正確に行われないこ
とがあった。その結果、正確なインク残量検出を行うこ
とができないという問題があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、たとえ記録媒体の挙動が正常でない場合でも正確な
インク残量検出が可能な記録装置及びその記録装置を用
いたファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による記録装置は、次のような構成からな
る。
【0008】即ち、インクジェット方式に従って記録を
行う記録ヘッドを用いて記録媒体に画像を記録する記録
装置であって、外部より画像データを入力する入力手段
と、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
の搬送方向に関し、前記記録媒体各ページの後端部の通
過を検出する第1検出手段と、前記搬送手段の搬送方向
に関し、前記第1検出手段の後方に設けられ、前記記録
ヘッドを用いて、前記入力手段によって入力された画像
データに基づく画像を記録するとともに、前記画像の記
録後、所定のパターンを前記記録媒体の各ページに記録
する記録手段と、前記搬送手段の搬送方向に関し、前記
記録手段の後方に設けられ、前記記録媒体に記録された
前記所定のパターンを検出する第2検出手段と、前記第
1及び第2検出手段の検出結果に従って、前記記録媒体
各ページの後端部付近の余白量を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測結果に従って、インクが残存し
ているかどうかを決定する決定手段とを有することを特
徴とする記録装置を備える。
【0009】また他の発明によれば、上記の記録装置を
用いたファクシミリ装置であって、通信回線を介して画
像データを送受信する通信手段と、前記画像データを格
納する記憶手段とを有することを特徴とするファクシミ
リ装置を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、イン
クジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを用いて
記録媒体に画像を記録する際、記録媒体を搬送する搬送
手段の搬送方向に関し、第1検出手段が記録媒体各ペー
ジの後端部の通過を検出し、第1検出手段の後方に設け
られた記録手段が搬送手段の搬送方向に関し、記録ヘッ
ドを用いて、入力画像データに基づく画像を記録すると
ともに、その画像の記録後、所定のパターンを記録媒体
の各ページに記録し、記録手段の後方に設けられた第2
検出手段が搬送手段の搬送方向に関し、記録媒体に記録
された所定のパターンを検出すると、計測手段が第1及
び第2検出手段の検出結果に従って、記録媒体各ページ
の後端部付近の余白量を計測し、その計測結果に従っ
て、インクが残存しているかどうかを決定するよう動作
する。
【0011】ここで、第2検出手段には、光を記録媒体
に照射する照射手段と、その光の反射光を受光する受光
手段とが含まれている。
【0012】また、計測手段は、所定の時間間隔で、第
2計測手段からの出力結果が、所定パターンの存在を示
す第1の状態であるか、或は、所定パターンの存在を示
さない第2の状態であるかを判別し、その判別結果に基
づき、第2の状態が継続する限り、第2計測手段の出力
結果をパルスとして、カウントし、そのカウントされた
パルス数に基づいて、余白量を算出する。
【0013】さらに、計測手段は、第1検出手段が、記
録媒体の後端部の通過を検出した後に、余白量の検出を
開始するようしても良い。
【0014】さらにまた、記録手段の記録動作に従っ
て、記録媒体を搬送して装置外に排出するように指示す
る指示手段や、その指示手段による指示と、第1検出手
段による検出結果とに従って、記録媒体の搬送不良を通
知する第1通知手段とを更に有するようにしてもよい。
【0015】さらにまた、計測手段は、指示手段が指示
を発行した後に、余白量の検出を開始するようにしても
よい。
【0016】ここで、上記の記録ヘッドは、インクを吐
出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであっても
よいし、或は、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る記録ヘッドであって、インクに与える熱エネルギーを
発生するための熱エネルギー変換体を備えている構成で
も良い。
【0017】更に加えて、決定手段の決定に基づいて、
インクの補充や、インクを貯留するインクタンクの交換
するよう促す第2通知手段をさらに有するように構成し
ても良い。
【0018】以上説明した記録装置を記録部として用
い、通信回線を介して画像データを送受信する通信手段
や、画像データを格納する記憶手段を有したファクシミ
リ装置を構成しても良い。
【0019】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施の形態について詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の代表的な実施形態である記
録部にインクジェット方式に従って記録を行うインクジ
ェットプリンタ(以下、プリンタ部という)を備えたフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図1に
示すように、このファクシミリ装置は画像データの送受
信を行うファクシミリ部100と画像データのプリント
出力を行うプリンタ部200とから構成され、ファクシ
ミリ部100からプリンタ部200へのデータ転送はセ
ントロニクスインタフェースを介して行われる。
【0021】プリンタ部200は解像度360dpiの
記録密度で、最大B4の記録用紙の短手方向の幅で記録
が行えるようになっている。従って、その記録幅には最
大で3640ドット(≒360/25.4×25.6)
分の画素が記録される。
【0022】まず、ファクシミリ部100について説明
する。
【0023】図1において、101は電話回線を介して
画像データの送受信を行うためのモデム、102は受信
されたデータを復号化する復号化器、103は画像デー
タを符号化する符号化器、104は画像データを一時的
に蓄積するための画像バッファ、105は画像バッファ
104に蓄積された画像データの解像度変換を行う解像
度変換回路、106は1ライン分のデータが全て白デー
タ(画素の値が“0”であり、インク吐出による画像記
録が行わないデータ)であることを検知するための全白
検知回路、107は解像度変換回路105により解像度
変換されたデータ4ライン分が格納可能な4ラインバッ
ファで、2ライン分は解像度変換前のデータ格納用に、
残り2ライン分は解像度変換後のデータ格納用として用
いられる。また、108は種々のファンクションキーや
LCD表示器などを備えた操作部、109は送信時及び
コピー時に原稿画像を読み取る読取部、110は4ライ
ンバッファ107に格納されたラインデータをプリンタ
部200に送出するためのセントロニクス送信回路、1
11はファクシミリ部100の動作を制御するためのC
PU1である。さらに、13は記録用紙の搬送方向に関
して記録用紙の後端部に記録される黒マークの画像密度
を検知する反射型フォトセンサである。
【0024】次に、プリンタ部200について説明す
る。
【0025】図1において、201はセントロニクス送
信回路110から送信されてくるデータを受信するため
のセントロニクス受信回路、202はセントロニクス受
信回路201で受信されたデータを一時的に格納するレ
シーブバッファ、203はレシーブバッファ202に格
納されたデータをプログラム処理によりデコードしデコ
ード後のラインデータを格納するラスタバッファ、20
4はラスタバッファ203に格納されたラインデータを
縦方向のデータに変換する横/縦変換回路、205、2
06は夫々、横/縦変換回路204から出力されるデー
タを格納するプリントバッファである。プリントバッフ
ァ205、206は各々、記録ヘッドの1回の走査によ
り記録される領域(バンド)に対応したデータを格納す
る容量を持つ。
【0026】又、207はファクシミリ部100より送
出されるファクシミリ画像データの送受信に関連した通
信時刻やその通信結果などの情報を管理情報(通信管理
レポート)としてのキャラクタコードデータを格納する
テキストバッファ、208はテキストバッファ207内
に格納されたキャラクターコードをドットイメージに変
換した後プリントバッファ205又は206に送出する
ためのキャラクタジェネレータ(C.G.)、209は
プリントバッファ205又は206から読出されたデー
タをラッチするラッチ回路、210はラッチ回路209
にラッチされたデータに応じて駆動されインク滴を吐出
する記録ヘッドである。
【0027】又、211は記録ヘッド210の記録位置
手前で記録用紙を検知する記録紙センサ、212は後述
す記録ヘッド210を搭載したキャリッジ(不図示)を
駆動して記録用紙に対向して往復移動させるパルスモー
タ等から成るキャリッジ駆動部、215はファクシミリ
部とプリンタ部200とのデータ転送処理や記録動作を
制御するCPUである。
【0028】また、216はCPU215が実行するデ
ータ転送処理や記録制御のために必要な作業領域として
使用されるRAMであり、RAM216には後述する処
理で用いられる4つのカウンタ(カウンタ1、カウンタ
2、カウンタ3、カウンタ4)が確保されている。
【0029】ファクシミリ部100からプリンタ部20
0へのデータ転送は、セントロニクス送信回路110と
セントロニクス受信回路201との間の信号線PD0〜
PD7により、信号線PSTBに発生するパルス信号に同
期したタイミングで行われる。また、このデータ転送は
信号BUSYがオフの場合に可能となる。また、プリン
タ部200のCPU215からファクシミリ部100の
CPU111に対して後述の記録用紙の位置に応じた信
号Paper−Sts1,Paper−Sts2が出力
される。また、フォトセンサ13の出力はファクシミリ
部100のCPU111に入力される。
【0030】図2はプリンタ部200の記録ヘッド21
0の周辺の機構概略を示す図である。
【0031】図2に示されている記録ヘッド210は、
インクタンクを内蔵し、インクが無くなったときに記録
ヘッドごとに新品と交換するカートリッジ式の記録ヘッ
ドである。また、記録ヘッド210は、インクジェット
方式の記録ヘッドであり、解像度が360dpiであ
り、記録用紙12の搬送方向(矢印A方向)に64個の
ノズル列を持ち、ノズル内に設けた電気熱変換素子の発
熱によってインク中に生じた膜沸騰の圧力によってノズ
ル先端の吐出口よりインク滴を吐出する。記録ヘッド2
10はキャリッジ(不図示)により記録紙12の搬送方
向(副走査方向)とは直角方向、即ち、紙面垂直方向
(主走査方向)に往復移動し、この往路及び復路時に記
録走査を行う。
【0032】また、図2において、22は記録用紙の給
紙や排紙動作において記録用紙を搬送したり、記録ヘッ
ド210を用いた記録動作実行中に副走査方向の位置を
定めるために360dpiの精度で記録紙を搬送する搬
送ローラである。
【0033】記録紙センサ211は、そのセンサの検知
範囲に記録用紙がある場合にはON状態になり、ない場
合にはOFF状態になり、記録用紙の有無及びその先
端、後端を検知する。
【0034】反射型フォトセンサ13は記録用紙1頁に
ファクシミリ部100より送られてきた画像データに基
づいて画像記録を行った後に、記録用紙後端部に記録さ
れる所定パターン(黒マーク)の画像密度を検出し、そ
の検出結果に応じてインクの有無、記録用紙の搬送不良
をチェックする。反射型フォトセンサ13はLEDとフ
ォトトランジスタで構成され、画像記録がなされている
部分のような記録用紙面単位面積当たりの黒の部分が高
い割合(黒率の高い)の部分では、LEDの反射光が少
ないためにフォトトランジスタはOFF状態となり、一
方、黒率が低く記録用紙の地色からの反射光が大きく寄
与する部分ではON状態となる。
【0035】なお、LED光は、インクの材質等により
吸収する波長が異なるので、インクの材質により光源を
選択する必要がある。この実施形態では赤色の波長に対
して吸収率の高いインクを用いているので赤色のLED
を用いている。また、フォトトランジスタは装置の機構
上、記録用紙の排出口の近くにあるので、外光の影響を
受けない位置に置くように注意する。排紙ローラ9はゴ
ム等の材質でできており、記録紙が排紙ローラ9上にな
い場合、反射型フォトセンサ13はオフ状態となる。
【0036】次に、以上の構成のファクシミリ装置の動
作について説明する。
【0037】まず、ファクシミリ部100での動作を中
心に説明する。
【0038】受信ファクシミリ画像データは、モデム1
01によって、復調された後、復号化器102で復号化
してドットイメージデータに展開した後、通信エラーの
チェックが行われる。その後、このドットイメージデー
タは復号化器103で再び符号化されて、画像バッファ
104に格納される。そして、画像バッファ104に格
納した符号化データを順次再度読出し、CPU111の
処理により復号化して1ラインのドットイメージデータ
に展開し、4ラインバッファ107の最初の2ライン分
のデータ格納領域に格納する。このドットイメージデー
タを解像度変換回路105に送出し、解像度変換を行っ
た後、4ラインバッファ107の残りの2ライン分に格
納する。ここで、全白検知回路106が動作し、格納し
た1ライン分のデータの全てが白データであるかどうか
チェックする。その1ライン分のデータが全て白データ
の場合、CPU111に対して全白データであることを
通知すると、CPU1はこれに応じてセントロニクス送
信回路110に1ライン分のデータの全てが白データで
あることを示すコマンドを送出し、その後、4ラインバ
ッファ107内の前述の1ライン分のデータを消去し、
次のデータを格納できるようにする。そうでない場合、
4ラインバッファ107の解像度変換された画像データ
をそのまま送出し、その後、4ラインバッファ107内
の前述の1ライン分のデータを消去し、次のデータを格
納できるようにする。
【0039】さて、4ラインバッファ107に少なくと
も1ライン分のデータが格納されると、CPU1はBU
SY信号をチェックし、BUSY信号がオフであれば4
ラインバッファ107に格納された解像度変換後のデー
タをセントロニクス送信回路110を介してプリンタ部
201に送出し、プリンタ部200側ではセントロニク
ス受信回路201を介してこれを受信し、レシーブバッ
ファ202に受信データを格納する。BUSY信号はレ
シーブバッファ202に空きがあればオフ状態になって
いる。従って、4ラインバッファ107からレシーブバ
ッファ202へのデータ転送はレシーブバッファ202
に空きがあれば行われる。又、画像バッファ104から
4ラインバッファ107への転送は、4ラインバッファ
107に少くなくとも1ライン分の空きがあれば行われ
る。
【0040】ここで述べた解像度変換は、受信ファクシ
ミリ画像の解像度が通常、プリンタ部200の記録解像
度(360dpi×360dpi)と異なるため、受信
ファクシミリ画像データの解像度を記録解像度に合わせ
るために行われる。
【0041】次にプリンタ部200における動作につい
て説明する。
【0042】前述のようにファクシミリ部100よりセ
ントロニクスインタフェースを介して送られてくるデー
タはRAMにより構成されたレシーブバッファ202に
一時格納される。ここで、レシーブバッファ202に格
納されるデータは解像度変換回路105により記録解像
度(ここでは、360dpi)に変換された1ラインの
ドットイメージデータ及びコマンドである。まず、CP
U215はレシーブバッファ202の内容をチェックす
る。その受信データが画像データの場合はレシーブバッ
ファ202から読出され、ラスタバッファ203に転送
される。一方、受信データがコマンドの場合その内容を
解釈する。ここで、そのコマンドが1ラインのデータが
全白であることを示すコマンドの場合、ラスタバッファ
203の該当する記憶領域にはデータを格納せず、その
記憶領域には次のラインの画像データを格納する様にす
る。
【0043】ここで、ラスタバッファ203は8ライン
分の容量(即ち、8×3640ビット)を持つメモリで
ある。ラスタバッファ203に8ライン分のデータが格
納されると、ラスタバッファ203の左端のデータから
順番に横/縦変換回路204に送出して、横縦変換を行
い、プリントバッファ205又はプリントバッファ20
6のいづれか一方に転送する。これらのプリントバッフ
ァは共に記録ヘッド210の1回の走査により記録され
るデータ量に応じた記憶容量(64×3640ビット)
を持ったメモリであり、一方がデータの読みだし(記
録)に用いられる間、他方は次走査のためのデータの格
納に用いられる。
【0044】CPU215は8ライン分のデータの横縦
変換の回数をカウントし、8回カウントを行うと即ち、
64ライン分のデータの横縦変換が終了すると、記録ヘ
ッド210の1走査分のデータが揃ったと判断して記録
スタート信号をキャリッジ駆動部213に出力し、キャ
リッジの移動を開始し、プリントバッファ205又はプ
リントバッファ206に格納されたデータに基づく記録
動作を開始する。そして、 CPU215は64ドット
ごとにデータをラッチ回路209に送るように制御す
る。これによって、ラッチ回路209にラッチされたデ
ータに基づいて記録ヘッド210のインク吐出用ヒータ
が駆動されて記録が行われる。この間、他方のプリント
バッファには次の走査に備えてデータが格納される。
【0045】さて、CPU215はプリントバッファ2
05、206内の黒データがどのアドレスからどのアド
レス迄格納されているか予め検知し、その最後のアドレ
スまでデータが転送されるとその走査を終了し、プリン
トバッファを切り換え、データ格納に用いられたプリン
トバッファを記録用に、記録に用いられていたプリント
バッファをデータ格納用にする。
【0046】次に、実際の記録動作及びレシーブバッフ
ァ202からプリントバッファ205又は206へのデ
ータ転送タイミングについて説明する。
【0047】まず、ファクシミリ部100から画像デー
タが転送され、そのデータがレシーブバッファ202に
格納される。RAM216のワークエリアにはラスタバ
ッファ203に格納されたライン数をカウントするカウ
ンタ1が設定されており、CPU215はラスタバッフ
ァ203に1ラインのデータを格納するごとに、カウン
タ1をインクリメント(+1)した後、カウンタ1のカ
ウンタ値が8に達したか否かを判断する。カウンタ1の
カウント値が8に達する迄はレシーブバッファ202か
らラスタバッファ203へのデータ転送を続行する。そ
して、カウンタ1のカウント値が“8”に達すると、レ
シーブバッファ202からラスタバッファ203へのデ
ータ転送を中断し、更に、ラスタバッファ203内のデ
ータを左端から順番に横縦変換を行った後、そのデータ
をプリントバッファ205に格納する。
【0048】RAM216のワークエリアには又、この
横縦変換の実行回数をカウントするカウンタ2が設定さ
れており、CPU215は8ライン分のデータの横縦変
換を実行する毎にそのカウンタ値をインクリメント(+
1)した後、カウンタ2のカウント値が8に達したか否
かを判断する。カウンタ2のカウント値が8に達するま
で、即ち、64ライン分のデータの格納が終了するまで
は、レシーブバッファ202からラスタバッファ203
への8ライン分のデータ転送、及び、ラスタバッファ2
03からプリントバッファ205ヘのデータ転送を繰り
返し実行する。ここで、カウンタ2は、たかだか8回分
のカウント値をカウントすればよいので、記録ヘッドの
1走査分に相当するデータ数(64×3640)をカウ
ントするよりもはるかに、その処理が簡単になる。
【0049】カウンタ2のカウント値が“8”に達する
と、CPU215はプリントバッファ205に格納され
た1走査目のデータの記録を行うための記録スタート信
号を発生する。ここでCPU215はその記録に先立ち
プリントバッファ205に格納されたデータのうち黒デ
ータがどのアドレスからどれだけの幅存在するか(図1
のarea1を参照)を予め検知し、その情報をRAM
216の所定領域に記憶しておく。ここで、プリントバ
ッファ205と206は、そのアドレスが記録ヘッド2
10により行われる走査領域上の位置と1対1の対応関
係になっている。
【0050】又、記録ヘッド210の位置は、ホームポ
ジション(不図示)を基準として、キャリッジ駆動部2
13が駆動制御するキャリッジ駆動用パルスモータ(不
図示)に供給されたパルス数をカウントするためにRA
M216の所定領域に備えられたカウンタ4のカウント
値に応じて判断される。即ち、ホームポジションから離
れる方向にキャリッジの移動を行う場合は、キャリッジ
駆動用パルスモータに供給されたパルス数をカウントす
るカウンタ4のカウント値をインクリメントし、ホーム
ポジションに戻る方向にキャリッジの移動を行う場合
は、キャリッジ駆動用パルスモータに供給されるパルス
数に応じてカウンタ4のカウント値をデクリメントす
る。このカウント値により、CPU215は記録ヘッド
210の現在位置を検知することができる。
【0051】記録スタート信号の発生後、記録ヘッド2
10がホームポジションから移動し、黒データの存在す
る最初位置(即ち、インク吐出が発生する記録動作の位
置)に対応する位置に到達したことを検知すると、プリ
ントバッファ205に格納されたデータは、その時点か
ら64ドットずつ順番に読みだされ、ラッチ回路209
にラッチされ、そのラッチデータに応じて記録ヘッド2
10のインク吐出用ヒータが駆動され、第1回目の走査
による記録が行われていく。さて、RAM216の所定
領域には黒データ(インク吐出を発生させるデータ)の
幅に応じた画素数をセットするカウンタ3が設定されて
いる。このカウンタ値は、キャリッジの走査方向に関
し、黒データの存在する最初の位置からデータが読みだ
され、記録が行われる毎にデクリメントされていく。こ
のカウント動作もキャリッジ駆動用パルスモータに供給
されるパルスに応じたパルス信号をカウントすることに
より行われる。そして、カウンタ3のカウント値が
“0”になると、その走査は終了と判断し、記録ヘッド
210はその位置に停止する。そして、その走査終了に
応じて記録紙搬送部212が駆動され、記録ヘッド21
0の記録幅に応じた距離の紙送り(副走査)が行われ
る。
【0052】尚、第1回目の走査によるデータの記録中
に、第2回目の走査によって記録されるデータは、第1
回目の走査に用いられるデータの転送と同様にしてレシ
ーブバッファ202からプリントバッファ206に転送
され、格納される。従って、第1回目の走査による記録
動作の終了前に、第2回目の走査による記録に用いるデ
ータをプリントバッファ206に格納完了していれば、
第1回目の走査による記録動作の終了時点でプリントバ
ッファ206をデータ読みだし用に、プリントバッファ
205をデータ格納用に切り換え、第1回目の走査によ
る記録動作の場合と同様にプリントバッファ206から
データが読みだされて第2回目の走査による記録が行わ
れ、その時にプリントバッファ205に第3回目の走査
による記録に用いるデータ格納が行われる。
【0053】又、第1回目の走査による記録動作の終了
時点で、第2回目の走査による記録に用いるデータがプ
リントバッファ206に格納されていない場合は、記録
ヘッド210は第1回目の走査による記録動作の終了位
置で、第2回目の走査による記録に用いるデータがプリ
ントバッファ2に揃うまで待機する。又、待機中所定時
間(例えば、2秒)経過すると記録ヘッド210は一旦
ホームポジションに戻る。そして、第2回目の走査によ
る記録に用いるデータが揃うと、プリントバッファ20
6をデータ読み出し用に、プリントバッファ205をデ
ータ格納用に切り換え、プリントバッファ206からデ
ータが読みだされて第2回目の走査による記録が行われ
る。又、この走査による記録動作実行中、第3回目の走
査による記録に用いるデータがプリントバッファ205
に格納される。そして、第2回目の走査による記録動作
終了時に記録ヘッド210の記録幅に応じた紙送りが行
われる。
【0054】この様に、プリントバッファ205、20
6を交互にデータ読みだし(記録)用、データ格納用に
切り換えて前述した動作を以降繰り返すことにより記録
用紙1頁分の画像の記録が行われる。
【0055】前述のように、このファクシミリ装置は、
プリントバッファ205又は206に格納されたデータ
のうち黒データがどの位置からどれだけの幅存在するか
を予め検知し、RAM216に記憶している。
【0056】従って、キャリッジによる1回の走査終了
後、次の走査を開始する際、現走査の記録終了位置と次
走査の黒データの存在範囲を参照することによって、走
査終了位置からホームポジションまでの距離或は次の走
査における黒データの存在する位置までの距離の内、キ
ャリッジの移動距離が短い方を、次の走査の記録開始位
置として、次の記録を行う。このためムダなキャリッジ
の移動がない高速の記録が実現できる。ただし、データ
が例えばケイ線のように連続する2つのバンドにまたが
るような線である場合、記録方向を各バンド毎に逆にす
るとケイ線ズレをおこすので、記録終了位置、次の走査
の記録範囲にかかわらず同一方向に記録するよう制御す
る。
【0057】又、通信終了後又はユーザにより操作部1
08から通信管理レポートの出力が指示された時、CP
U111は通信管理情報をキャラクタデータでセントロ
ニクスインタフェースを介してプリンタ部200に送
る。この場合、受信データの記録時とは異なり、画像バ
ッファ104や4ラインバッファ107は用いられな
い。プリンタ部200では、その受信したキャラクタデ
ータをレシーブバッファ202に格納する。次に、レシ
ーブバッファ202に格納されたデータは順次、CPU
215によって読み出され、解析された後、テキストバ
ッファ207に格納される。テキストバッファ207に
格納されたデータキャラクタはキャラクタジェネレータ
(C.G.)208によりドットイメージに展開されて
プリントバッファ205又は206に格納される。以後
の記録動作は、受信ファクシミリ画像記録時と同様であ
る。
【0058】又、プリンタ部200のCPU215、は
ファクシミリ部100のCPU111から送られる制御
コマンドの指示に従い、記録ヘッド210、記録紙搬送
部22、記録紙センサ211を制御する。
【0059】次に、この実施形態におけるインク残量検
出処理に係わる記録用紙の後端余白量検出タイミング制
御について説明する。
【0060】上述のような構成をもつファクシミリ装置
においては、記録用紙1頁分のデータの記録終了後、そ
の記録用紙の後端部でその後端より所定の余白を設けた
位置に所定パターン(黒マーク)を記録し、このパター
ンの後の記録用紙後端までの余白量を反射型フォトセン
サ13により検出し、その検出結果に応じてインクの有
無及び記録用紙の搬送不良のチェックを行う。インク無
しを検知した場合にはメモリ代行受信に移り、画像バッ
ファ104にその頁以降の受信データを保存する。又、
搬送不良を検知した場合は操作部108のLCDに記録
用紙ジャムの旨を示すメッセージを表示する。
【0061】図3は、記録紙センサ211と反射型フォ
トセンサ13の位置関係と示した図である。図3におい
て、27はインク残量検出処理に用いるために記録ヘッ
ド211によって記録される黒マーク及びその記録位置
である。図3から分かるように、記録紙センサ211、
反射型フォトセンサ13及び黒マーク27は記録用紙の
搬送方向(図3のA方向)に一直線上に並ぶように配置
している。また、これらは記録ヘッド210によって記
録紙12に記録される記録可能範囲の内、記録用紙12
の最も後端に位置している。また、図3に示すB方向は
記録ヘッド210の走査方向である。
【0062】反射型フォトセンサ13の出力は、CPU
111に入力している。この所定パターン(黒マーク2
7)はCPU111から記録コマンドをプリンタ部20
0のCPU215に送出することにより記録されるので
あるが、この記録コマンドを送出後、実際に記録される
迄にはある程度の遅延があるため、CPU215がいつ
CPU111から送られた記録コマンドを実行するかC
PU111が判別できるように、CPU215は排紙動
作の実行開始時にCPU111に対してステータスを返
すようにしている。
【0063】図4はプリンタ部200のCPU215が
実行する記録動作制御を示すフローチャートである。
【0064】まず、ステップS1では、CPU215は
受信ファクシミリ画像データと図3に示すような黒マー
ク27に対応する画像データをファクシミリ部100か
らセントロニクス送信回路110とセントロニクス受信
回路201とを介して受信し、受信ファクシミリ画像デ
ータを記録用紙12に記録するとともに、図3に示すよ
うに記録用紙12の後端部には黒マーク27を記録す
る。次に、ステップS2ではCPU215はファクシミ
リ部100からセントロニクス送信回路110を介して
記録紙排紙コマンドが送られるのを待つ。ここで、記録
紙排紙コマンドを受信すると、処理はステップS3に進
み、このときの記録紙センサ211の状態を調べる。
【0065】ここで、記録紙センサ211の状態がON
の状態、即ち、“記録用紙有りの状態”となっていれ
ば、記録用紙の搬送不良が発生し、正常に画像の記録が
行われていないと判断し、処理はステップS4に進み、
CPU111ヘの信号Paper−Sts2を“H”と
して、CPU111に送出する。これに対して、ステッ
プS3で記録紙センサ211の状態がOFF状態、即
ち、“記録用紙無し状態”となっていば、黒マーク27
は正規の位置に記録されたと判断して信号Paper−
Sts2の値を“L”に保ったまま処理はステップS5
に進む。
【0066】次に、ステップS5ではCPU1への排紙
動作開始信号Paper−Sts1を“H”として、C
PU111に排紙動作の開始を伝え、その後、ステップ
S6では記録用紙の排紙動作を行う。そして、この排紙
動作を終了したならば、ステップS7でPaper−S
ts1、Paper−Sts2の値を“L”としてCP
U111ヘ排紙動作の終了を通知する。
【0067】図5は、CPU215が記録用紙の排紙動
作を行っているときのファクシミリ部100のCPU1
11の動作を示すフローチャートである。
【0068】まず、ステップS10ではセントロニクス
送信回路110を介してプリンタ部200のCPU21
5に対して排紙コマンドを送出する。これと同時に反射
型フォトセンサ13のLEDを“ON”とする。ここで
いう排紙コマンドとは黒マーク27に対応する画像デー
タを送出後にCPU111からプリンタ部200のCP
U215に対して送出するものである。
【0069】次に、そしてステップS11ではCPU2
15から送られてくる排紙動作開始信号Paper−S
ts1が“H”となるのを待つ。この信号が“H”とな
ったことが確認されると、処理はステップS12に進
み、CPU215から受信した信号Paper−Sts
2の状態を調べる。ここで、Paper−Sts2が
“H”となっていれば、CPU215が記録用紙が搬送
不良の状態にあると判断しているので、CPU111は
後端余白量の計数を行わず、処理はステップS13に進
み、記録用紙のジャム処理を行う。この記録紙ジャム処
理は、具体的には、記録用紙のジャムが発生した旨を通
知するメッセージを表示したり、或は、特定の音のブザ
ーを鳴動させて、ユーザに記録用紙のジャムが発生した
ことを通知する処理である。
【0070】一方、ステップS12において、Pape
r−Sts2の値が“L”であることが判別されたなら
ば、処理はステップS14に進み、記録用紙の後端余白
の検知を開始する。ここでは、ステップS7での排紙動
作により記録用紙が排出されるときに、反射型フォトセ
ンサ13で記録用紙に記録された黒マーク27の記録位
置の濃度を検出することにより、黒マーク27を判別
し、そのあとの後端余白量を計数する。この後端余白量
の計数の詳細は図7を用いて後述する。フォトセンサ1
3による記録用紙の後端余白量の検出は、ステップS1
5でPaper−Sts1の値が“L”となるまで、即
ち、CPU215が記録用紙の排紙を終了するまで続行
する。そして、Paper−Sts1の値が“L”とな
ったとき、即ち、CPU215が排紙動作を終了したと
きに、処理はステップS16に進み、反射型フォトセン
サ13の状態を調べる。ここで、反射型フォトセンサ1
3がON状態(記録用紙有り状態)であるときは、CP
U215が排紙動作を終了しているにもかかわらず、記
録用紙を排紙完了していないと判断し、処理はステップ
S13に進み、ステップS14での後端余白量の計数結
果にかかわらず、記録用紙のジャム処理を行う。
【0071】これに対して、ステップS16で反射型フ
ォトセンサ13の出力がOFF状態(記録用紙無し状
態)となっていればステップS17に進み、ステップS
14で行なった後端余白量の検知が正常に行われたかど
うかを調べる。ここで、予め記録用紙のサイズによって
定められる有効記録領域と黒マークのサイズから求めら
れる正常値の許容値内に計測された後端余白量があれ
ば、後端余白量の検知が正常に行われたと判断し、処理
はそのままステップS19に進み、反射型フォトセンサ
13のLEDをOFFして処理を終了する。これに対し
て、ステップS17で後端余白量が正常ではないと判断
した場合にはインクが無くなり記録が行われなかった恐
れがあると判断し、処理はステップS18に進み、記録
ヘッド210の交換をユーザに促す。これは、操作部1
08に備えられたLEDランプの点灯やメッセージをL
CDに表示することによって行う。その後、処理はステ
ップS19に進み、反射型フォトセンサ13のLEDを
OFFにし、処理を終了する。
【0072】次に、図5のステップS14に示した記録
用紙の後端余白量の計数処理の詳細について、図6に示
す後端余白量の計数のタイムチャート、及び、図7に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0073】既に述べたようにCPU111から発行さ
れる排紙コマンドをプリンタ部200が実行するとき
(排紙開始時)、CPU215は信号Paper−St
s1を“H”としてCPU111に排紙動作を開始した
ことを通知する。このとき、反射型フォトセンサ13の
LEDはONとなっているので、反射型フォトセンサ1
3は検知した画像パターンに応じた出力をCPU111
に送出する。ここではCPU111は反射型フォトセン
サ13の出力は5msのインタラプトを用いて監視して
いる。
【0074】そこで、まず、ステップS20ではCPU
111は反射型フォトセンサ13の出力が“L”である
かどうかを調べる。例えば、排紙動作によって、図6の
の地点に対応する記録用紙の部分が反射型フォトセン
サ13の検知位置にきたときには、反射型フォトセンサ
13の出力は“L(白)”を示しているので、処理はス
テップS22に進み、前回の(前のインタラプトにおけ
る)反射型フォトセンサ13の出力が“H(黒)”であ
ったかどうかを調べる。前回のフォトセンサ13の出力
は、RAM216に定義されたフラグ(BFLG)にセ
ットされる値によって判断する。ここで、BFLG=
“1”であれば、前回の出力は“H(黒)”であり、一
方、BFLG=“0”であれば、前回の出力は“L
(白)”である。さて、この処理では、BFLG=
“1”であれば、処理はステップS23に進み、今回の
出力が“L(白)”であるためにフラグBFLGの値を
リセット(即ち、“0”)にする。その後、処理はさら
にステップS24に進み、記録用紙後端余白を計数する
ためのカウンタ(不図示)を“0”クリアし、ステップ
S25でそのカウントを開始する。
【0075】これに対して、ステップS22で、BFL
G=“0”であることが判別されれば、処理はそのまま
ステップS25に進みカウンタの値をインクリメントす
る。
【0076】この実施形態では、5msの間隔でインタ
ラプトがはいる度に、反射型フォトセンサ13の出力が
“H(黒)”を示すまで、即ち、記録用紙の搬送が進
み、図6に示すの地点に対応する記録用紙の位置が反
射型フォトセンサ13の検出位置にくるまで、このカウ
ンタはインクリメントされていく。これにより、CPU
111は反射型フォトセンサ13からの出力に基づい
て、記録用紙の白の部分の長さを算出できる。即ち、そ
のカウント数と搬送速度の積が記録用紙の白の部分の長
さになる。
【0077】さて、記録用紙の搬送が進み、図6に示す
の地点に対応する記録用紙の位置が反射型フォトセン
サ13の検出位置にくると、反射型フォトセンサ13の
出力は“H(黒)”となるので、このときは処理はステ
ップS21に進んで、BFGLに“1”をセットする。
BFLG=“1”である間はカウンタの値はインクリメ
ントされない。そして、さらに、記録用紙の搬送が進
み、図6に示すの地点に対応する記録用紙の位置が反
射型フォトセンサ13の検出位置にくると、反射型フォ
トセンサ13の出力は再び“L(白)”を示すようにな
るが、この“H(黒)”から“L(白)”へ出力が変化
した時点で、CPU111はカウンタの値を“0”クリ
アし、再び、最初から反射型フォトセンサ13の出力が
“L(白)”となってからの経過時間を計数し始める。
【0078】そして、さらに、記録用紙の搬送が進み、
図6に示すの地点に対応する位置が反射型フォトセン
サ13の検出位置にくると、再びカウンタのインクリメ
ントは停止し、CPU215からの信号Paper−S
ts1の値が“L”になった時点で記録用紙の後端余白
の計数を終了する。
【0079】この計数終了時点でのカウンタの値には、
インク吐出が正常に行われている限り、黒マーク27を
検出した後、即ち、図6のに対応する領域後の記録用
紙の後端余白量に対応する示す値が入っていることにな
る。この正常時の後端余白量は、黒マークを記録する位
置と記録用紙の排紙時のモータのパルスレートが一定
(即ち、搬送速度が一定)であるためにある定められた
量であり、当然、CPU111による後端余白量の検知
時間も決まった量になる。この実施形態では正常記録時
の後端余白量は約6mmであり、反射型フォトセンサ1
3による後端余白量の検知時間は約150ms(カウン
タ値は約30)となっている。
【0080】さて、インクタンクにインクが残存せず、
正常に黒マーク27の記録ができなければ、図6に示す
の区間では反射型フォトセンサ13の出力は“L
(白)”となるために、結果としてに対応する区間で
はカウンタの値はリセットされず、CPU111のカウ
ンタ値は区間からまで連続してインクリメントされ
ることになり、正常記録時の約30というカウント値よ
りもかなり大きな値となることが予想される。従って、
この実施形態では、カウンタ値が50を超えている場合
には、ステップS17の後端余白量の判断において、イ
ンク無しと判断する。
【0081】仮に記録用紙の挙動が正常でない場合、例
えば、黒マーク27が正常記録動作の場合よりも速く反
射型フォトセンサ13の検出位置を通過してしまう場合
が有り得る。しかし、その場合でも、図6において〜
に示す反射型フォトセンサ13の出力パターンが時間
的に前方にシフトするだけであり計数の結果には何ら影
響はない。また、この実施形態の場合、Paper−S
ts1は排紙動作開始時に“H”にセットされているの
で、このPaper_Sts1が“H”となる前に黒マ
ーク27が反射型フォトセンサ13の検出位置を通過す
ることもない。
【0082】また、受信画像データや黒マーク27に対
応した記録動作が終了し、排紙コマンドが発行された後
に記録用紙センサ211が記録用紙の存在を検出した場
合には、記録用紙のジャムが発生したと判断し、ジャム
処理を行うので、記録用紙の後端余白検出とは異なる、
その状況に適切な処理を行う。
【0083】従って、以上説明した実施形態に従えば、
プリンタ部の記録動作によって記録用紙に記録された、
或は、記録されたかもしれない特定のパターン(ここで
は、黒マーク27)からの反射光から得られる反射型フ
ォトセンサ13の出力に基づいて、インク残存の有無を
判別するので、常に、記録用紙の搬送状態を反映した実
際の記録動作に基づくインク残量検出を行うことができ
る。さらに、記録用紙の挙動が正常ではなくとも得られ
る反射型フォトセンサ13の出力は、インク残量の検出
という観点からは、影響を受けることはないので、記録
用紙の挙動に左右されない常に正確なインク残量検出を
行うことができる。
【0084】さて、以上説明したようなファクシミリ装
置やプリンタ装置には、入力画像データをそのまま記録
するという動作モード(通常モード)の他にドラフトモ
ードと呼ばれる動作モードを有しているものがある。こ
のモードは、画像データをある一定の周期に従って間引
いて記録する動作モードのことである。このモードに従
って記録動作を実行すれば、例えば、ドット毎に画像デ
ータを市松模様に間引くことにより、インクの消費量を
節約するこが可能となったり、或は、隣接ドットが連続
してインク吐出が発生しないため記録周期を短縮し、高
速記録が可能となったりする。
【0085】このようなドラフトモードを装置が備えて
いる場合には、画像記録の動作モードに関わらず黒マー
クのみ、ドラフトモードで記録するようにしても良い。
また逆に、黒マークの検出の精度を高めたい場合には、
ドラフトモードで画像記録を行うように装置が設定され
ているときでも黒マークのみ通常モードで記録して黒マ
ークの記録濃度を高めるようにすることも可能である。
【0086】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0087】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0088】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0089】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0090】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0091】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0092】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0093】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0094】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0095】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0096】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0097】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても良いし、1つの機器からなる装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
にプログラムを供給することによって実施される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
に係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成す
ることになる。そして、該記憶媒体からそのプログラム
をシステム或は装置に読み出すことによって、そのシス
テム或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを用い
て記録媒体に画像を記録する際、記録媒体を搬送する搬
送手段の搬送方向に関し、第1検出手段が記録媒体各ペ
ージの後端部の通過を検出し、第1検出手段の後方に設
けられた記録手段が搬送手段の搬送方向に関し、記録ヘ
ッドを用いて、入力画像データに基づく画像を記録する
とともに、その画像の記録後、所定のパターンを記録媒
体の各ページに記録し、記録手段の後方に設けられた第
2検出手段が搬送手段の搬送方向に関し、記録媒体に記
録された所定のパターンを検出すると、計測手段が第1
及び第2検出手段の検出結果に従って、記録媒体各ペー
ジの後端部付近の余白量を計測し、その計測結果に従っ
て、インクが残存しているかどうかを決定するので、た
とえ記録媒体の挙動が正常でない場合でもインク残量を
正確に検知することができるという効果がある。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である記録部にイン
クジェット方式に従って記録を行うインクジェットプリ
ンタを備えたファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】プリンタ部200の記録ヘッド210の周辺の
機構概略を示す図である。
【図3】記録紙センサ211と反射型フォトセンサ13
の位置関係と示した図である。
【図4】プリンタ部200のCPU215が実行する記
録動作制御を示すフローチャートである。
【図5】CPU215が記録用紙の排紙動作を行ってい
るときのファクシミリ部100のCPU111の動作を
示すフローチャートである。
【図6】記録用紙の後端余白量の計数タイミングを示す
タイムチャートである。
【図7】記録用紙の後端余白量の計数処理の詳細を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
9 排紙ローラ 13 反射型フォトセンサ 27 黒マーク 210 記録ヘッド 211 記録紙検知センサ 212 記録紙搬送部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット方式に従って記録を行う
    記録ヘッドを用いて記録媒体に画像を記録する記録装置
    であって、 外部より画像データを入力する入力手段と、 前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段の搬送方向に関し、前記記録媒体各ページ
    の後端部の通過を検出する第1検出手段と、 前記搬送手段の搬送方向に関し、前記第1検出手段の後
    方に設けられ、前記記録ヘッドを用いて、前記入力手段
    によって入力された画像データに基づく画像を記録する
    とともに、前記画像の記録後、所定のパターンを前記記
    録媒体の各ページに記録する記録手段と、 前記搬送手段の搬送方向に関し、前記記録手段の後方に
    設けられ、前記記録媒体に記録された前記所定のパター
    ンを検出する第2検出手段と、 前記第1及び第2検出手段の検出結果に従って、前記記
    録媒体各ページの後端部付近の余白量を計測する計測手
    段と、 前記計測手段による計測結果に従って、インクが残存し
    ているかどうかを決定する決定手段とを有することを特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2検出手段は、 光を前記記録媒体に照射する照射手段と、 前記光の反射光を受光する受光手段とを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段は、 所定の時間間隔で、前記第2計測手段からの出力結果
    が、前記所定パターンの存在を示す第1の状態である
    か、或は、前記所定パターンの存在を示さない第2の状
    態であるかを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づき、前記第2の状態が継
    続する限り、前記第2計測手段の出力結果をパルスとし
    て、カウントするカウント手段と、 前記カウント手段によってカウントされたパルス数に基
    づいて、前記余白量を算出する算出手段とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段は、前記第1検出手段が、
    前記記録媒体の後端部の通過を検出した後に、前記余白
    量の検出を開始することを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段の記録動作に従って、前記
    記録媒体を搬送して装置外に排出するように指示する指
    示手段と、 前記指示手段による指示と、前記第1検出手段による検
    出結果とに従って、前記記録媒体の搬送不良を通知する
    第1通知手段とを更に有することを特徴とする請求項1
    に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記計測手段は、前記指示手段が指示を
    発行した後に、前記余白量の検出を開始することを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記決定手段の決定に基づいて、インク
    の補充や、インクタンクの交換するよう促す第2通知手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の記録装置を用いたフ
    ァクシミリ装置であって、 通信回線を介して画像データを送受信する通信手段と、 前記画像データを格納する記憶手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP8034922A 1996-02-22 1996-02-22 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置 Withdrawn JPH09233287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8038246B2 (en) 2002-07-05 2011-10-18 Seiko Epson Corporation Liquid ejection control method and liquid ejection apparatus

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