JPH0923257A - 小型通信機器内のプリント板支持構造 - Google Patents

小型通信機器内のプリント板支持構造

Info

Publication number
JPH0923257A
JPH0923257A JP7192512A JP19251295A JPH0923257A JP H0923257 A JPH0923257 A JP H0923257A JP 7192512 A JP7192512 A JP 7192512A JP 19251295 A JP19251295 A JP 19251295A JP H0923257 A JPH0923257 A JP H0923257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
loop antenna
printed board
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7192512A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Makino
孝明 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP7192512A priority Critical patent/JPH0923257A/ja
Publication of JPH0923257A publication Critical patent/JPH0923257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増大させたり、大型化、構造の複
雑化をもたらすことなく、筐体内部に複数のプリント板
を所定の間隔を隔てて平行に配置した場合に、衝撃、振
動、プリント板の自重等に起因して発生するプリント板
の傾倒、脱落等と、それに起因したプリント板間のショ
ート、コネクタ部の損傷等の不具合を完全に防止するこ
とができる小型通信機器内のプリント板支持構造を提供
する。 【解決手段】 筐体内に、所定の間隔を隔てて平行に配
置された複数のプリント板と、ループアンテナとを備え
たページャにおいて、上記各プリント基板は夫々の一端
縁を筐体により支持されることにより位置決めされ、一
方のプリント基板は、その他端部に上記ループアンテナ
を貫通させることにより、該ループアンテナにより位置
決めされ、他方のプリント基板は、その他端縁を上記ル
ープアンテナに設けた切欠きにより嵌合支持されること
により位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はページャ、携帯電話
機等の小型通信機器の内部に配置されるプリント板の支
持構造の改良に関し、特に小型を維持する必要と、性
能、特性の変動を防止する必要から、部品点数の増大や
内部構造の改変に限界のある小型通信機器において、部
品点数増大、構造の改変等を伴わずに、筐体内部に配置
されたプリント板のがたつきと位置ずれ等を有効に防止
することを可能とした小型通信機器内のプリント板支持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ページャ、携帯電話機等の小型通信機器
は、筐体内部に回路部品等を搭載したプリント板を備え
ているが、従来のプリント板は必ずしも十分な強度で支
持されているとは言い難く、衝撃、振動、プリント板の
自重等により本来の位置からずれたり、傾倒する等の事
態が発生しやすく、その結果、電気的なショート等の種
々の不具合が発生していた。このような不具合は、複数
のプリント板が所定の間隔を隔てて平行に配置されると
ともに、プリント板面に対して直交する方向へ抜き差し
可能なコネクタにより互いに接続されている構造のプリ
ント板において顕著に発生していた。
【0003】即ち、図8(a) 乃至(d) は従来のページャ
の筐体内部におけるプリント板支持構造を示す図であ
り、筐体1は電池2を収納する電池室3と、プリント板
等の部品を収納する空所4を有し、空所内には2枚のプ
リント板5、6が所定間隔をおいて平行配置されると共
に、一方のプリント板5の端部には環状のループアンテ
ナ7が固定されている。各プリント板5、6の各一端縁
は、電池室3との境界壁(筐体の一部)8に設けた段差
8a,凹部8b等により支持され、各プリント板5、6
間はプリント板の板面と直交する方向に抜き差し可能な
コネクタ9、10により接続されている。長尺な一方の
プリント板5は他端部をループアンテナ7により支持さ
れているので、位置決め性が十分確保されているが、短
尺な他方のプリント板の他端部はフリー状態であるの
で、衝撃、振動が加わった時や、自重により(b) や(c)
に示した如く、一方のプリント板5に対して傾倒した状
態となる。この結果、両プリント板上の電気実装部品同
士がぶつかり合って電気的ショートを起こしたり、コネ
クタ9、10に機械的な負荷を及ぼして耐久性を低下さ
せたり、断線、故障の原因となり易かった。
【0004】このような不具合を解消する為に、(d) に
示すようにプリント板間と、プリント板6と筐体内壁と
の間に夫々スポンジやゴム等の絶縁性弾性材料等から成
るスペーサ11、12を介在させることによりプリント
板6の傾倒を防止する対策が採られている。しかし、ス
ペーサを用いる場合には、スペーサ分の部品点数と、取
付け工程が増えるというデメリットが発生する。またス
ペーサとしてスポンジを用いた場合には、スポンジ自体
が変形容易であるので、大きな外力が加わった場合のプ
リント板6の傾倒を防止する手段としては不十分であ
る。ゴム等を用いた場合にはスポンジの場合のような不
具合はなくなるが、ゴム自体の重量が大きいために機器
の重量増大をもたらしたり、ゴムを介してプリント板上
の部品や配線に応力が加わって機械的ダメージを与える
事態も想定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、部品
点数を増大させたり、大型化、構造の複雑化をもたらす
ことなく、筐体内部に複数のプリント板を所定の間隔を
隔てて平行に配置した場合に、衝撃、振動、プリント板
の自重等に起因して発生するプリント板の傾倒、脱落等
と、それに起因したプリント板間のショート、コネクタ
部の損傷等の不具合を完全に防止することができる小型
通信機器内のプリント板支持構造を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するため、
本発明は、筐体内に、所定の間隔を隔てて平行に配置さ
れた複数のプリント板と、ループアンテナとを備えたペ
ージャにおいて、上記各プリント基板は夫々の一端縁を
筐体により支持されることにより位置決めされ、一方の
プリント基板は、その他端部に上記ループアンテナを貫
通させることにより、該ループアンテナにより位置決め
され、他方のプリント基板は、その他端縁を上記ループ
アンテナに設けた切欠きにより嵌合支持されることによ
り位置決めされることを特徴とする。また、上記他方の
プリント板の他端縁に凹所を設け、該凹所を上記切欠き
最奥部に嵌合させたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示した実施例によ
り詳細に説明する。図1は本発明の一実施例の小型通信
機器としてのページャ(選択呼出し受信機)の構成を示
す断面図、図2は該ページャの要部構成を示す斜視図で
ある。このページャの筐体21は電池22を収納する電
池室23と、プリント板等の部品を収納する空所24を
有し、空所内には2枚のプリント板25、26が所定間
隔をおいて平行配置されると共に、一方のプリント板2
5の端部には環状のループアンテナ27が固定されてい
る。各プリント板25、26の各一端縁は電池室23と
の境界壁28に設けた段差28a,凹部28b等により
支持され、各プリント板25、26間はプリント板の板
面と直交する方向に抜き差し可能なコネクタ29、30
により接続されている。図2に示すように長尺な一方の
プリント板25は他端部にループアンテナ27を貫通さ
せることにより位置決め支持されているので、位置決め
固定性が十分確保されている。また、短尺な他方のプリ
ント板の他端部はフリー状態ではなく、ループアンテナ
27の下部に設けた切欠き27a内に嵌合支持されるこ
とにより位置決め固定されている。従って、衝撃、振動
が加わった時や、自重により、図8の(b) や(c) に示し
た如き傾倒状態が発生することがなくなる。この結果、
両プリント板上の電気実装部品同士がぶつかり合って電
気的ショートを起こしたり、コネクタ29、30に機械
的な負荷を及ぼして耐久性を低下させたり、断線、故障
を起こす虞れがなくなる。
【0008】次に、図3(a) (b) 及び(c) は上記プリン
ト基板を組み付ける手順を示す図であり、ループアンテ
ナ27を一方のプリント板25の端部に貫通支持した状
態で、境界壁28に設けた凹部28bに一端を嵌合させ
たプリント板26の他端部に、ループアンテナ27の切
欠き27aを嵌合させるように接近させ((a) )、嵌合
後に、プリント板26の他端部と切欠き27aとの係合
部を支点としてプリント板25を回転させながら、両プ
リント板に設けたコネクタ29、30同志を結合させる
((b) (c) )。この結果、プリント板26の矢印方向へ
の移動が規制され、衝撃、振動、自重等による傾倒、脱
落が防止される。また、切欠き27aの形状は、コネク
タの挿抜を可能とする程度の余裕を有した形状とする。
【0009】図4はループアンテナ27に設ける切欠き
27aの形状例を示す拡大図であり、この切欠き27a
は最奥部の幅d1がプリント板26の端部の肉厚よりも
小さい為に該プリント板26の端部が切欠きの最奥部ま
で入り込むことができず、隙間Gが形成される。この場
合のプリント板26に対する規制方向は、矢印で示す上
下方向である。
【0010】次に、図5は切欠きの他の形状例を示す図
であり、この切欠き2aの最奥部の幅d2はプリント板
26の端部の肉厚と同等か僅かに大きい為、プリント板
26の端部が切欠きの最奥部まで入り込むことができ、
上記隙間Gが形成されることがない。この場合のプリン
ト板26に対する規制方向は、矢印で示す上下方向の他
に、図示の奥方向である。
【0011】図4、図5のいずれの実施例の切欠きも、
斜面27bを有しているので、図3に示した組み付け時
にプリント板25の上下方向への動きが自由となり、組
み付け性、取り外し性を高めることができる。
【0012】図6は本発明の他の実施例の要部構造を示
す斜視図であり、このループアンテナ27の切欠き27
aは、2つの突起27c,27c’の間に形成された凹
所であり、切欠き自体の形状は、図4、図5等に示した
形状とする。
【0013】次に、図7は本発明の他の実施例であり、
プリント板26の端縁にループアンテナ27の肉厚に相
当する凹所26Aを形成して、該凹所26Aを切欠き2
7aの最奥部に嵌合させることにより、両者の結合を強
固にした点が特徴的である。なお、この実施例では図
4、又は図5の切欠きを例示したが、図7の切欠きに適
用してもよいことは勿論である。この実施例によれば、
矢印で示すごとく、5方向への傾倒、位置ずれを防止す
ることが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明では、筐体内に、所
定の間隔を隔てて平行に配置された複数のプリント板
と、ループアンテナとを備えたページャにおいて、上記
各プリント基板は夫々の一端縁を筐体により支持される
ことにより位置決めされ、一方のプリント基板は、その
他端部に上記ループアンテナを貫通させることにより、
該ループアンテナにより位置決めされ、他方のプリント
基板は、その他端縁を上記ループアンテナに設けた切欠
きにより嵌合支持されることにより位置決めされるよう
にしたので、部品点数を増大させたり、大型化、構造の
複雑化をもたらすことなく、筐体内部に複数のプリント
板を所定の間隔を隔てて平行に配置した場合に、衝撃、
振動、プリント板の自重等に起因して発生するプリント
板の傾倒、脱落等と、それに起因したプリント板間のシ
ョート、コネクタ部の損傷等の不具合を完全に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す断面図。
【図2】図1の機器の要部斜視図。
【図3】(a) (b) 及び(c) は本発明の小型通信機器にお
けるプリント板の組み付け手順を示す図。
【図4】切欠き部の一例を示す拡大図。
【図5】切欠き部の他の例を示す拡大図。
【図6】切欠き部の他の例を示す拡大図。
【図7】プリント板端縁の他の例を示す拡大図。
【図8】(a) 乃至(d) は従来の小型通信機器の構成を示
す断面図。
【符号の説明】
21 ページャ、2 電池、23 電池室、24 空
所、25 一方のプリント板、26 他方のプリント
板、27 ループアンテナ、27a 切欠き、28境界
壁、28a 段差,28b 凹部,29、30 コネク
タ、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に、所定の間隔を隔てて平行に配
    置された複数のプリント板と、ループアンテナとを備え
    たページャにおいて、 上記各プリント基板は夫々の一端縁を筐体により支持さ
    れることにより位置決めされ、 一方のプリント基板は、その他端部に上記ループアンテ
    ナを貫通させることにより、該ループアンテナにより位
    置決めされ、 他方のプリント基板は、その他端縁を上記ループアンテ
    ナに設けた切欠きにより嵌合支持されることにより位置
    決めされることを特徴とする小型通信機器内のプリント
    板支持構造。
  2. 【請求項2】 上記他方のプリント板の他端縁に凹所を
    設け、該凹所を上記切欠きの最奥部に嵌合させたことを
    特徴とする請求項1記載の小型通信機器内のプリント板
    支持構造。
JP7192512A 1995-07-05 1995-07-05 小型通信機器内のプリント板支持構造 Pending JPH0923257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7192512A JPH0923257A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 小型通信機器内のプリント板支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7192512A JPH0923257A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 小型通信機器内のプリント板支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923257A true JPH0923257A (ja) 1997-01-21

Family

ID=16292526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7192512A Pending JPH0923257A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 小型通信機器内のプリント板支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923257A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092048A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Saxa Inc アンテナ基板の取付構造
JP2009290275A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd アンテナ装置及びそれを用いた負荷制御システム
JP2009290272A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd アンテナ装置及びそれを用いた負荷制御システム
JP2019178543A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 トーソー株式会社 基板固定構造を有するヘッドボックス

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092048A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Saxa Inc アンテナ基板の取付構造
JP2009290275A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd アンテナ装置及びそれを用いた負荷制御システム
JP2009290272A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd アンテナ装置及びそれを用いた負荷制御システム
JP2019178543A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 トーソー株式会社 基板固定構造を有するヘッドボックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5691504A (en) Multilayer computer chassis having integral circuit board mounting and grounding structure
US7248468B1 (en) Anti-shock structure for data storage device
CN108604746B (zh) 基板连接器
US6591088B1 (en) Assembly structure of housing for portable communication device
CN108270900B (zh) 一种用于电子设备的按键组件和电子设备
US20080119070A1 (en) Electrical Connector
JPH0923257A (ja) 小型通信機器内のプリント板支持構造
KR20020003548A (ko) 이동 전화용 진동기 어셈블리
CN114979433B (zh) 摄像模组和电子设备
JP2002299859A (ja) プリント基板取り付け構造
JP2944641B1 (ja) 電子機器の保持器具
CN113939170B (zh) 屏蔽罩和显示装置
US7515947B2 (en) Folder type mobile terminal
JP4684830B2 (ja) 携帯電子機器
JP3728392B2 (ja) 携帯情報端末
CN113606164B (zh) 风扇及用于风扇的壳体
JP3143739B2 (ja) フローティング機能を有するコネクタ装置
CN217718725U (zh) 指纹识别模组、中框、指纹识别组件及终端设备
JP3054808B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JPH11354966A (ja) シールド構造体
JPH07221475A (ja) 電子装置
CN216291137U (zh) 镜头支撑结构、摄像模组及电子设备
JP3179366B2 (ja) 電子機器における内蔵電池固定構造
KR20220130570A (ko) 기판 커넥터
JP3268617B2 (ja) 携帯無線通信機等におけるキーパッド保持構造