JPH09232247A - 電極取出構造を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

電極取出構造を有する半導体装置の製造方法

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JPH09232247A
JPH09232247A JP3407796A JP3407796A JPH09232247A JP H09232247 A JPH09232247 A JP H09232247A JP 3407796 A JP3407796 A JP 3407796A JP 3407796 A JP3407796 A JP 3407796A JP H09232247 A JPH09232247 A JP H09232247A
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JP
Japan
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insulating film
film
conductive layer
manufacturing
semiconductor device
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JP3407796A
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Inventor
Shigeru Kanematsu
成 兼松
Hiroaki Yasushige
博章 安茂
Katsuyuki Kato
克幸 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エキシマレーザアニールの拡散源となる膜の
導電化イオン注入時に不純物の基板中への裾引きを抑
え、かつアニール効率を最大にする。 【解決手段】 導電層36上にチャネリング抑制用の第
1の絶縁膜38を形成してイオン注入し、かつアニール
の効率を最大とする第2の絶縁膜38を積み増すこと
で、不純物拡散領域(例えばバイポーラトランジスタの
エミッタ領域42)の極浅化を図る。これに先立ち、同
じ導電層36を拡散源とした熱処理により、逆導電型の
不純物拡散領域(例えば真性ベース領域30)を形成す
ることもできる。その後の導電層36の外形加工は、第
3の絶縁膜44の成膜後行うとよい。導電層36は、多
結晶,非結晶シリコン又はこれらと高融点金属との積層
構造とし、その膜厚は電極取出し抵抗低減のため40〜
60nmが好ましい。また、第1,2の絶縁膜38,4
0は酸化シリコン膜とし、両絶縁膜厚の和を40〜60
nm又は160〜180nmとし、レーザ光源としては
塩化キセノンランプを用いるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高速バイポ
ーラトランジスタのエミッタ接合等、極く浅い接合を形
成するために、ポリシリコン膜などからの不純物拡散に
より接合を形成するタイプの電極取出構造を有する半導
体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラデバイスの高速化には、エミ
ッタ接合を極浅化する技術が重要である。従来、この極
浅エミッタ接合は、ハロゲンランプを用いた高温短時間
アニールをポリシリコン膜に施し、このポリシリコン膜
からの不純物拡散により形成することが多い。このた
め、まず、p型のベース接合を形成した後に、例えば砒
素(As)を1020〜1021/cm3 程度ドーピングし
たポリシリコン膜を、100〜150nmほど成膜す
る。その後、ポリシリコン膜上にハロゲンランプを用い
たIRAを行うことで、Asを単結晶シリコン基板中に
拡散し、拡散層深さxje=0.1μmを実現していた。
【0003】ところが、IRAを用いxjeを更に小さく
するためには、このエミッタ接合形成用のポリシリコン
膜を150〜200nmと厚くしなければならない。こ
れは、ハロゲンランプ光が200nmから6000nm
以上と広い波長域を有し、しかも透過力が強い長波長側
の光強度も強いことから、これによる基板界面部分の加
熱を抑えるためである。
【0004】エミッタ接合形成用のポリシリコン膜が厚
くなると、上層側の金属配線層に比べ高抵抗なポリシリ
コン膜の厚み方向の抵抗がエミッタ抵抗Reにきいてき
て、Reが増大する。その結果、エミッタ遅延時間を大
きくし高速化の妨げとなるとから、IRAによるエミッ
タ接合の極浅化には限界がある。
【0005】そこで、さらなる高温短時間アニールを実
現するために、ハロゲンランプの代わりに、エキシマレ
ーザ照射によりエミッタ拡散を行う手法(ELA: Exic
imerLaser Anneal)が試みられている。エキシマレーザ
のシングルパルス照射(例えば、XeCl:パルス幅=
20ns,波長=308nm)では、そのエネルギー密
度が800〜1000mJ/cm2 と大きく、さらなる
高温短時間アニールが可能である。また、Siの吸収係
数は106 /cm程度と比較的に大きく、このレーザ光
は表面から20nmの深さに達するまでにその約90%
のエネルギーが吸収されることから、拡散源となる上記
ポリシリコン膜の膜厚を30〜50nm程度と薄くでき
る。
【0006】したがって、このELAを用いた高温短時
間アニールによって、Reを低減しながらxje =0.0
5μm程度のエミッタ接合が実現できる。この結果、さ
らなるバイポーラトランジスタの高速化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方において、エミッ
タ接合の極浅化のためには、ポリシリコン膜中にイオン
注入する不純物の、シリコン基板中への拡がりをできる
限り抑える必要がある。しかし、ポリシリコン膜が薄く
なった場合、イオン注入におけるチャネリング等による
不純物プロファイルのすそが、単結晶シリコン基板側に
達する可能性がでてくる。
【0008】図9は、この不純物プロファイルのすそ引
きを、ポリシリコン膜が厚い場合とい薄い場合とで比較
して示す。図示のようにポリシリコン膜に導入した高濃
度不純物プロファイルの基板は、一般に、ポリシリコン
膜が薄い場合、厚い場合に比べて高濃度となり易い。し
たがって、その分、ポリシリコン膜が薄い場合の方がエ
ミッタ接合のすそ引きも大きくなり、その極浅化にとっ
て問題となる。
【0009】この不純物プロファイルのすそ引きの問題
を回避するためには、不純物のイオン注入のエネルギー
を低くすればよいが、イオン注入の低エネルギー化に
は、装置上の限界があり、またビーム電流がとれなくな
ることによりイオン注入にかかる時間が長くなるなど、
問題が多い。
【0010】このすそ引きがチャネリングに起因する場
合、ポリシリコン膜上に酸化シリコン膜等をキャップし
てチャネリングテールを抑えることが、一般に行われ
る。しかし、このキャップ層として用いる酸化シリコン
膜を余り厚くしすぎると、不純物導入時のイオン注入エ
ネルギー増により、却ってプロファイルのすその広がり
を大きくしてしまう。このため、酸化シリコン膜の膜厚
は、10〜30nm程度が望ましい。
【0011】一方、上記ELAとの関係では、照射する
エキシマレーザ光の波長に対する反射率が最小となるよ
うに酸化シリコン膜の膜厚を設定し、ポリシリコン膜で
のレーザ光の吸収量を極大化することが、アニール効率
を考えると理想的である。しかし、このELAに最適な
膜厚と、チャネリングテールを抑えるために最適な膜厚
とが、必ずしも一致するとは限らない。例えば、上記3
08nmのレーザ波長に対しては、図9に示すように酸
化シリコン膜厚が50nmのとき反射率が最小となる
が、これはチャネリングテールを抑えるための酸化シリ
コン膜としては厚すぎる。
【0012】かといって、チャネリングテール抑制用の
酸化シリコン膜を一旦剥離し、ELAに最適な厚さの膜
を付けなおす方法では、剥離工程が増えるのみならず、
ポリシリコン膜厚が50nm程度と薄いため、酸化シリ
コン膜の剥離時にポリシリコンのグレインを通して下地
がエッチングされるおそれがあり、望ましくない。
【0013】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、エキシマレーザアニールにより接合を形成する場
合、その拡散源としてのポリシリコン膜等に不純物を予
め導入するイオン注入時では、不純物プロファイルのす
そが基板中に拡がることを抑えながら、その後のレーザ
光照射時ではアニール効率を最大にでき、これにより極
浅接合の形成を可能とした半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の半導
体装置の製造方法は、チャネリングテール抑制用の膜
に、エキシマレーザ光照射に最適なだけ膜を積み増すこ
とにより、不純物拡散層の極浅化を図るものである。
【0015】すなわち、本発明では、エキシマレーザ光
照射に先立って行う、導電層の導電化工程では、該導電
層となる膜上に第1の絶縁膜を成膜し、該第1の絶縁膜
を介してイオン注入を行い、その後の拡散工程では、第
1の絶縁膜との膜厚の和がエキシマレーザ光の反射率を
最小にするような第2の絶縁膜を第1の絶縁膜上に成膜
し、その後、表面側からエキシマレーザ光を照射するこ
とにより不純物拡散領域を形成することを特徴とする。
【0016】本発明では、第1の絶縁膜の膜厚を任意に
設定できる。したがって、この第1の絶縁膜厚を最適化
すれは、導電化のためのイオン注入において、導電層が
薄い場合でも、半導体基板中へのチャネリング等による
不純物プロファイルのテール拡がりが効果的に抑制され
る。また、本発明では、エキシマレーザ光照射により高
温短時間アニールが施される。第2の絶縁膜の成膜後は
レーザ光の反射率が最小になることから、このアニール
効率を最大にできる。以上の結果、高速バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ領域等の不純物拡散領域について、
その接合深さを浅くできる。
【0017】一方、上記エキシマレーザ光照射に先立っ
て、逆導電型の他の不純物拡散領域(例えば、真性ベー
ス領域)を熱処理により形成することがある。この熱拡
散とエキシマレーザ照射による拡散とで、同じ導電層を
拡散源として用いることができる。この場合、エキシマ
レーザ光照射に先立ち、互いに逆導電層型不純物のイオ
ン注入を、熱処理による拡散を挟んで2度行うことを他
の特徴とする。これにより、比較的に深い熱拡散による
第1の不純物拡散領域(例えば、真性ベース領域)の基
板表面側に、エキシマレーザ照射による第2の不純物拡
散領域(例えば、エミッタ領域)が比較的に浅く形成さ
れる。
【0018】その後は、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜と
の上に、第3の絶縁膜を積み増した後、これら絶縁膜と
ともに導電層の外形加工を行い、更に加工後の導電層に
対しコンタクト形成を行うとよい。第3の絶縁膜を積み
増すのは、第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜は比較的に薄
く、これらをそのまま他の配線層等との層間絶縁膜とし
て用いると、絶縁耐性が不足する場合も多いと考えられ
るからである。
【0019】具体的に、導電層は、多結晶あるいは非結
晶からなるシリコン、もしくは多結晶あるいは非結晶か
らなるシリコンと高融点金属との積層構造とするとよ
い。また、導電層の膜厚は、好ましくは20〜80n
m、さらに好ましくは40〜60nmである。エキシマ
レーザ光は、導電層表面側で殆ど吸収されることからそ
の膜厚を薄くできるが、膜厚が薄すぎると不純物拡散領
域が厚くなりすぎ、厚すぎると基板側への不純物拡散が
されない場合もあるからである。このように、導電層の
膜厚を比較的に薄くできることにより、これがポリシリ
コン膜等、比較的に高抵抗な膜材からなる場合でも、電
極取出し抵抗を低減でき、この意味で好ましい。
【0020】第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜は、酸化シ
リコンから構成させることができ、エキシマレーザ光の
光源としては、塩化キセノンランプを用いることができ
る。この場合、第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜の膜厚の
和を、40〜60nm又は160〜180nmとすると
よい。このレーザ光(波長:308nm)に対し、反射
率を最小とする酸化シリコン膜厚は、周期的に存在し、
その最初と2番目の膜厚が、上記範囲内に存在するから
である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、高速バイポーラトラン
ジスタ等、エキシマレーザアニール(ELA)を用いて
導電層からの熱拡散により接合を形成する場合に、好適
に実施できる。
【0022】第1実施形態 以下、本発明の具体例として、2層ポリシリコン構造の
高速バイポーラ型半導体装置について、極薄いエミッタ
接合をELAにより形成する場合を説明する。ここで使
用する図1〜8は、本発明の実施形態に係るバイポーラ
型半導体装置の各製造工程を示す要部断面構造図であ
る。
【0023】バイポーラ型半導体装置は、通常、まずコ
レクタ不純物拡散領域を半導体基板に形成し、素子分離
を行い、次に、ベース及びエミッタ不純物拡散領域の形
成,取出電極の形成といった手順で製造される。図1〜
8は、ベース及びエミッタ不純物拡散領域の形成以後を
示し、コレクタ不純物拡散領域の形成,素子分離につい
ては、符号を付して表すのみとし、その具体的な形成手
順の図示は省略する。
【0024】コレクタ不純物拡散領域の形成,素子分離
については、常法に従って行われる。まず、図1に示す
ように、p型のシリコンウェーハ等の半導体基板2を準
備し、この半導体基板2の表面2aに、コレクタ埋込領
域4を形成する。コレクタ埋込領域4の形成は、例えば
酸化シリコン膜等を拡散マスクとした気相拡散などで、
n型の不純物を選択的に導入することで行う。
【0025】酸化シリコン膜を除去した後、この基板表
面2aに、n型のエピタキシャル層6が常法により積層
される。その後、このn型のエピタキシャル層6のう
ち、素子分離領域に酸化シリコン膜等からなる深いLO
COS8を形成する。深いLOCOS8は、recessed L
OCOS法により実現できる。すなわち、まず、酸化シリコ
ン膜等の薄いバッファー酸化膜と窒化シリコン膜等の酸
化阻止膜とをこの順で積層し、所定のパターンニング窓
明け後、RIE(Reactive Ion Etching)などの異方性
エッチングを施しエピタキシャル層6にリセスを形成す
る。そして、LOCOS酸化を行い、その後、表面の酸
化阻止膜のみ除去する。
【0026】薄いバッファー酸化膜が残った状態で、コ
レクタ電極のn+ シンカー領域10を形成する。このn
+ シンカー領域10の形成は、まず、LOCOS8の一
方側に開口するレジストパターンを形成し、これをマス
クにリン(P+ )をイオン注入し、次に、レジスト除
去,酸化シリコン膜の積増し後、アニールを施して熱拡
散することにより行う。
【0027】この段階で、前記LOCOS8のバーズヘ
ッドを平滑化するために、平滑化レジストを塗布し、バ
ーズヘッドが平滑化される条件でRIEを施す。その
後、残存する酸化シリコン膜をウエットエッチング等で
除去すれば、図1のような平坦化面が得られ、コレクタ
不純物拡散領域(コレクタ埋込領域4及びn+ シンカー
領域10)の形成が終了する。
【0028】つぎに、図1に示すように、熱酸化法によ
り、10〜30nm程度の薄い酸化シリコン膜12を成
膜する。その酸化シリコン膜12下の各LOCOS8に
対し、所定幅で開口するレジストパターン(不図示)を
形成し、このレジストパターンをマスクに、ホウ素(B
+ )を所定条件でイオン注入し、素子分離用のp+ 不純
物領域14を各LOCOS8の基板奥側に形成する。レ
ジストを除去すれば、素子分離が完了する。
【0029】以後の工程は、図1〜8に形成手順を図示
し、これに沿って説明する。図1には、アクティブ領域
の開口工程を示す。すなわち、まず、CVD法により、
薄い酸化シリコン膜12上の全面に、50〜200nm
程度の酸化シリコン膜16を成膜する。そして、図示の
ように、前記コレクタ埋込領域4上方で、バイポーラト
ランジスタのアクティブ領域となる所定位置に開口する
ように、レジストパターン18を形成し、RIEにより
酸化シリコン膜16,12をエッチングして第1開口部
16aを形成する。
【0030】つぎに、第1導電層20を形成するため
に、CVD法により、ポリシリコン膜を全面に堆積す
る。その後、フッ化ホウ素(BF2 + )をイオン注入し
て、このポリシリコン膜をp化(導電化)する。このイ
オン注入は、例えばエネルギー;30〜70keV,ド
ーズ量;1015オーダで行う。その後、図1で開口した
アクティブ領域部分を覆うようにレジストパターン22
を形成し、導電化後のポリシリコン膜(第1導電層2
0)を加工してベース取出電極を得る。図2は、この加
工直後の状態を示す。
【0031】レジストパターン22を除去後、図3に示
す酸化シリコン膜などからなる層間絶縁膜24を、CV
D法により300〜500nmほど全面に堆積する。そ
の上に、エミッタ領域となる基板部分に対し開口するレ
ジストパターン26を形成し、これをマスクとしたRI
Eにより層間絶縁膜24及び第1導電層20をエッチン
グ加工する。このエッチングにより、層間絶縁膜24及
び第1導電層20に、第2開口部24aが形成される。
図3は、第2開口部24a形成後の状態を示す。
【0032】レジストパターン26除去後、図4に示す
薄い酸化シリコン膜28を、開口基板表面に熱酸化によ
り10〜30nmほど形成し、この酸化膜28を通し
て、真性ベース領域30を形成するためのイオン注入を
行う。このイオン注入では、例えばフッ化ホウ素(BF
2 + )をエネルギー;30〜100keV,ドーズ量;
1014オーダで注入する。
【0033】つぎに、第2開口部24a内に、図4に示
すサイドウォール32を形成するための絶縁膜を、CV
D法等により約300〜800nmほど成膜する。この
状態で、アニールを行い、第1導電層20中に導入して
ある不純物(B)を、エピタキシャル層6表面に熱拡散
させ、p型の外部ベース領域34を形成する。アニール
条件は、例えば850〜950℃,30〜60分程度と
する。
【0034】そして、全面にRIEなどの異方性エッチ
ングを施し、前記第2開口部24a側壁にサイドウォー
ル32を形成する。これにより、第2開口部24a内側
に、これよりも小径の第3開口部32aが形成される。
図4は、第3開口部32a形成後の状態を示す。
【0035】その後、図5に示すように、第2導電層3
6を形成するために、ポリシリコン膜を、CVD法によ
り、全面にかつ前記第3開口部32aに入り込むように
堆積する。このポリシリコン膜の膜厚は、例えば40〜
60nm程度である。続いて、CVD法により、10〜
30nm程度の第1の絶縁膜38を成膜する。この第1
の絶縁膜38の材質は、特に限定されないが、後にレー
ザ光を透過させる等を考慮して選択する必要がある。こ
の意味では、例えば酸化シリコンから構成させるとよ
い。この状態で、砒素(As+ )をイオン注入して、こ
のポリシリコン膜をn化(導電化)し、第2導電層36
を得る。このイオン注入は、エネルギー;30〜70k
eV,ドーズ量;1015オーダで行い、例えば40ke
V,5×1015/cm2 程度とする。
【0036】ここで、第1の絶縁膜38は、イオン注入
時のチャネリングテール抑制膜として機能する。すなわ
ち、イオン注入される半導体基板2は、通常、その結晶
軸方向にイオン注入がされないように法線方向に対し数
度傾けられており、チャネリング防止がなされている。
ところが、ポリシリコン膜に注入されたイオンが、表面
付近で散乱され、その一部が前記第3開口部32a部分
から半導体基板2の結晶軸方向にチャネリングされるこ
とがある。上記第1の絶縁膜38の存在により、このよ
うなチャネリングによる半導体基板2への不純物の広が
り(チャネリングレテールの延び)を有効に抑制でき
る。図5は、このイオン注入後の状態を示す。
【0037】つぎに、図6に示すように、上記第1の絶
縁膜38上に、10〜30nm程度の第2の絶縁膜40
を、CVD法により成膜する。この第2の絶縁膜40に
ついても、第1の絶縁膜38同様、その材質に特に限定
はないが、後にエキシマレーザ光を照射させることを考
慮して、エネルギー損失が少ないものに選択される。こ
の意味では、例えば酸化シリコンから構成させるとよ
い。
【0038】また、この第2の絶縁膜40の膜厚は、エ
キシマレーザ光の波長に対する反射率が最小、言い換え
るとポリシリコン膜でのレーザ光の吸収が最大となるよ
うに、下層側の第1の絶縁膜38に積み増すかたちで設
定される。例えば、これら絶縁膜38,40を酸化シリ
コンから構成させた場合、図9に示すように、308n
mのレーザ波長に対して反射率を最小とする膜厚は、5
0nm或いは170nm程度である。したがって、両絶
縁膜38,40の膜厚合計が、これら最適膜厚を中心
に、例えば40〜60nm或いは160〜180nmと
いった範囲内で設定される。
【0039】その後、まず低温でアニールを行い第2導
電層36中に不純物(例えばAs)を均一に熱拡散させ
る。そして、第2の絶縁膜40上から、エネルギー密
度;1800〜1000mJ/cm2 のエキシマレーザ
光を照射して、高温短時間のアニール(ELA)を行
い、第2導電層36からAs等の不純物を真性ベース領
域30内に拡散させる。これにより、深さxjeが0.0
5μm程度の極浅のエミッタ領域42(不純物拡散領
域)が基板表面側に形成される。図6は、このエミッタ
領域42形成後の状態を示す。
【0040】次に、図7に示すように、前記第2導電層
36をエミッタ取出電極の外形に加工する。この加工で
は、まず、エミッタ取出電極外形を決定するレジストパ
ターン(不図示)を形成し、このレジストパターンをマ
スクに、RIEにより表面側から第2の絶縁膜40,第
1の絶縁膜38,第2導電層36を連続的にエッチング
する。その後、第3の絶縁膜として酸化シリコン膜44
を全面に成膜する(図7)。酸化シリコン膜44を成膜
するのは、第1の絶縁膜38及び第2の絶縁膜40は比
較的に薄く、これらをそのまま他の配線層等との層間絶
縁膜として用いると、絶縁耐性が不足することを考慮し
たからである。従って、これらの絶縁膜38,40を層
間絶縁膜として用いない場合,絶縁耐性が確保できる場
合等では、酸化シリコン膜44は省略できる。
【0041】続いて、図8に示すように、コンタクトホ
ールの開口を行う。この開口は、まず、所定のレジスト
パターン(不図示)を用いて、コレクタ電極のn+ シン
カー領域10とベース取出電極(第1導電層20)にそ
れぞれ達するコンタクトホール46,48を、RIEに
よるエッチングで形成する。また、同様な方法で、エミ
ッタ取出電極(第2導電層36)に達するコンタクトホ
ール50を開口する。
【0042】その後、図8に示すように、各コンタクト
ホール46,48,50を介して、それぞれn+ シンカ
ー領域10,第1導電層20,第2導電層36に接続す
るように、コレクタ電極52,ベース電極54,エミッ
タ電極56を形成する。この電極形成は、例えばスパッ
タ法により、Ti等のバリアメタル及びAl等の金属膜
を全面に成膜し、所定のレジストパターン形成後、RI
E加工することで達成される。
【0043】その後は、レジストパターンを剥離し、ま
た必要に応じて一般の多層配線,オーバーコート成膜,
パッド窓明け等の諸工程を行い、当該バイポーラ型半導
体装置が完成する。なお、上記説明で特に言及した以外
の事項については、特に限定はなく、本発明の範囲内で
種々に改変できる。例えば、バイポーラトランジスタ
は、上述したnpn型に限らず逆のpnp型としてもよ
く、この場合、全ての導電型を逆にすることで本発明を
同様に適用できる。
【0044】また、第1導電層20や第2導電層36と
なる膜は、上記したようにポリシリコン膜に限定され
ず、例えばポリサイド膜,αシコリン膜,αシコリンと
高融点金属との2層膜など、成膜後に導電化される膜か
ら種々選択できる。第2実施形態 本実施形態は、前記真性ベース領域30を、上記した第
1実施形態で述べたように図3の状態でイオン注入によ
り形成することなく、図5の状態で第2導電層36から
の拡散により形成する場合である。真性ベース領域30
形成以外の各工程は、図1〜8に図示し第1実施形態で
述べたと同様な方法により行われ、ここでの説明は省略
する。
【0045】前記第1実施形態では、第1の絶縁膜38
を介して行われる第1導電層36の導電化は、砒素(A
+ )イオンをイオン注入し、ポリシリコン膜をn化さ
せるとした。これに対し、本実施形態では、まず、逆導
電型のホウ素(B+ )をイオン注入し、ポリシリコン膜
をp化させて第1導電層36の形成を行う。第1実施形
態と同様、第1の絶縁膜38が成膜されていることによ
り、このイオン注入時もチャネリングテールの基板への
拡がりが有効に抑制される。
【0046】次に、アニールを行い、p型不純物(B)
を第1導電層36からエピタキシャル層6表面に熱拡散
させる。これにより、エピタキシャル層6表面に、真性
ベース領域30(第1の不純物拡散領域)が形成され
る。そして、第1の絶縁膜38をつけたまま、第1実施
形態と同様な条件で、As + )イオンをイオン注入す
る。先のアニールでかなりのp型不純物(B)が吸い出
されていることから、この2度目のイオン注入により、
少なくとも図5の前記第3開口部32a付近の第1導電
層36部分はn化される。
【0047】その後は、第1実施形態と同様に、前記第
2の絶縁膜40を成膜し、エキシマレーザ光を所定条件
で照射する。エピタキシャル層6に接した第1導電層3
6部分が少なくともn化されていることから、このエキ
シマレーザアニール(ELA)では、この第1導電層3
6がn型不純物の拡散源として機能し、これにより、図
6に示すように、接合深さxjeが0.05μm程度の極
浅のエミッタ領域42(第2の不純物拡散領域)が形成
される。
【0048】以後のエミッタ電極加工,コンタクトホー
ル開口等の諸工程は、第1実施形態の場合と同様であ
る。本実施形態の製法によれば、形成後の真性ベース領
域30に対し、エミッタ領域42形成の前に、第1実施
形態のように外部ベース領域34形成のためのアニール
など熱処理がかからない。このため、エミッタ領域42
に対する真性ベース領域30の深さ方向の制御性が向上
する。また、両者は自己整合的に形成されるため、横方
向の重ね精度も向上するといった利点を有する。
【0049】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の半導体
装置の製造方法によれば、第2の導電層の導電化のため
のイオン注入の際、第2の導電層上に形成する第1の絶
縁膜厚を、後のエキシマレーザアニールとは無関係に任
意に設定できるので、イオン注入時の不純物の半導体基
板中へのチャネリング等による拡がりを効果的に抑える
ことができる。
【0050】また、この不純物の半導体基板中への広が
り防止のため、第2の導電層の膜厚を厚くする必要がな
く、高エネルギー密度のエキシマレーザ光に適した薄い
拡散源の形成が可能となる。さらに、次のエキシマレー
ザアニールの際には、第2の導電層上の絶縁膜の膜厚の
和をレーザ光の反射率が最小となるように、第1の絶縁
膜上に第2の絶縁膜を積み増すこととし、これによりエ
キシマレーザ光による熱処理の効率を最大にすることが
できる。
【0051】以上の結果、第2の導電層を拡散源とした
不純物拡散領域の極薄化が達成できる。なお、本発明に
おいて、導電層上の絶縁膜は第1の絶縁膜に第2の絶縁
膜を積み増すことにより形成されるため、第1の絶縁膜
をフッ酸等でエッチング除去する必要がなく、このエッ
チング時にポリシリコン膜のグレイン等を通して下地が
エッチングされることもない。また、エッチング除去工
程といった余分な工程増もない。さらには、導電化イオ
ン注入時に、第1の絶縁膜の存在により、イオン注入装
置からの導入不純物以外の不純物混入を防止できるとい
った効果もある。
【0052】本発明をバイポーラ型半導体装置のエミッ
タ接合形成に適用すれば、エミッタ接合の品質を劣化さ
せることなく極浅化が図れる他、エミッタ取出電極(第
2導電層)の薄層化によるエミッタ抵抗の低減効果もあ
り、バイポーラ型半導体装置の高速化に多大な貢献をす
るものと期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバイポーラ型半導体装
置の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図2】図1に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図3】図2に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図4】図3に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図5】図4に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図6】図5に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図7】図6に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図8】図7に示す工程に続くバイポーラ型半導体装置
の製造工程を示す要部断面構造図である。
【図9】レーザ波長に対する酸化シリコン膜の反射特性
を示すグラフである。
【図10】ポリシリコン層が厚い場合と薄い場合とを比
較して示す導電化イオン注入後の濃度プロファイルであ
り、従来技術の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
2…半導体基板,2a…基板表面,4…コレクタ埋込領
域,6…エピタキシャル層,8…深いLOCOS,10
…コレクタ電極のn+ シンカー領域,12…薄い酸化シ
リコン膜,14…素子分離用のp+ 不純物領域,16…
酸化シリコン膜,16a…第1開口部,18…レジスト
パターン,20…第1導電層,22…レジストパター
ン,24…層間絶縁膜,24a…第2開口部,26…レ
ジストパターン,28…薄い酸化シリコン膜,30…真
性ベース領域(第1の不純物拡散領域),32…サイド
ウォール,32a…第3開口部,34…外部ベース領
域,36…第2導電層(導電層),38…第1の絶縁
膜,40…第2の絶縁膜,42…エミッタ領域(不純物
拡散領域,第2の不純物拡散領域),44…第3の絶縁
膜,46,48,50…コンタクトホール(接続孔),
52…コレクタ電極,54…ベース電極,56…エミッ
タ電極。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の絶縁層に形成した開口部
    を介し、導電層となる膜を、半導体基板に接続させて成
    膜する工程と、該膜にイオン注入により不純物を導入す
    る導電化工程と、その後、該導電層が接する半導体基板
    表面に不純物拡散領域を形成する拡散工程とを含む、電
    極取出構造を有する半導体装置の製造方法において、 前記導電化工程では、前記導電層となる膜上に第1の絶
    縁膜を成膜し、該第1の絶縁膜を介して前記イオン注入
    を行い、 その後の前記拡散工程では、上記第1の絶縁膜との膜厚
    の和がエキシマレーザ光の反射率を最小にするような第
    2の絶縁膜を、第1の絶縁膜上に成膜し、その後、表面
    側からエキシマレーザ光を照射することにより前記不純
    物拡散領域を形成する、電極取出構造を有する半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1における前記拡散工程では、 前記導電化工程で導電層に導入してある第1の導電型の
    不純物を、熱処理により半導体基板に拡散することで第
    1の不純物拡散領域を形成し、その後、第1の導電型と
    は逆導電型の第2の導電型の不純物を、イオン注入によ
    り該導電層に更に導入した後に、前記第2の絶縁膜の成
    膜と前記エキシマレーザ光の照射を行うことにより、第
    1の不純物拡散領域の基板表面側に第2の不純物拡散領
    域を形成する請求項1に記載の電極取出構造を有する半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記拡散工程後には、 前記導電膜と第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とをパターン
    ニングする工程と、 該パターンニング後のパターン表面に第3の絶縁膜を成
    膜する工程と、 該第3の絶縁膜表面側から前記導電層に達する接続孔を
    開口する工程とを更に有する請求項1に記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記拡散工程後には、 前記導電膜と第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とをパターン
    ニングする工程と、 該パターンニング後のパターン表面に第3の絶縁膜を成
    膜する工程と、 該第3の絶縁膜表面側から前記導電層に達する接続孔を
    開口する工程とを更に有する請求項2に記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記導電層が、バイポーラトランジスタ
    のエミッタ取出電極を構成する請求項1記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記導電層が、バイポーラトランジスタ
    のエミッタ取出電極を構成する請求項2記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記導電層を、多結晶あるいは非結晶か
    らなるシリコン、もしくは多結晶あるいは非結晶からな
    るシリコンと高融点金属との積層構造とする請求項1に
    記載の電極取出構造を有する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記導電層を、多結晶あるいは非結晶か
    らなるシリコン、もしくは多結晶あるいは非結晶からな
    るシリコンと高融点金属との積層構造とする請求項2に
    記載の電極取出構造を有する半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電層の膜厚が、40〜60nmで
    ある請求項1に記載の電極取出構造を有する半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記導電層の膜厚が、40〜60nm
    である請求項2に記載の電極取出構造を有する半導体装
    置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜
    が、酸化シリコンからなる請求項1に記載の電極取出構
    造を有する半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜
    が、酸化シリコンからなる請求項2に記載の電極取出構
    造を有する半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記エキシマレーザ光の光源として、
    塩化キセノンランプを用いる請求項1に記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記エキシマレーザ光の光源として、
    塩化キセノンランプを用いる請求項2に記載の電極取出
    構造を有する半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を
    酸化シリコンから構成し、両者の膜厚の和を、40〜6
    0nm又は160〜180nmとする請求項13に記載
    の電極取出構造を有する半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を
    酸化シリコンから構成し、両者の膜厚の和を、40〜6
    0nm又は160〜180nmとする請求項14に記載
    の電極取出構造を有する半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI381501B (zh) * 2009-01-17 2013-01-01 Univ Ishou An isolation layer substrate with metal ion migration and its encapsulation structure

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