JPH09230946A - Icテスタ用リファレンス電圧発生器 - Google Patents
Icテスタ用リファレンス電圧発生器Info
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- JPH09230946A JPH09230946A JP8067329A JP6732996A JPH09230946A JP H09230946 A JPH09230946 A JP H09230946A JP 8067329 A JP8067329 A JP 8067329A JP 6732996 A JP6732996 A JP 6732996A JP H09230946 A JPH09230946 A JP H09230946A
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- JP
- Japan
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- voltage
- data
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- range
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチおよび抵抗を減少し、信頼性の高い
ICテスタ用リファレンス電圧発生器を提供する。 【解決手段】 データ信号11をライト信号12でレジ
スタ1に書き込んで電圧データ13とレンジ・データ1
4を出力する。レンジ・データ14により電圧データ1
3をデータ変換回路2で変換して電圧データ21を出力
する。電圧データ21をライト信号32によりレジスタ
3に書き込み、レジスタ3から出力された電圧データ4
1をD/A変換器4によりアナログ電圧に変換する。ア
ナログの出力電圧42を電圧ホロワを構成する増幅器5
を通して出力する。
ICテスタ用リファレンス電圧発生器を提供する。 【解決手段】 データ信号11をライト信号12でレジ
スタ1に書き込んで電圧データ13とレンジ・データ1
4を出力する。レンジ・データ14により電圧データ1
3をデータ変換回路2で変換して電圧データ21を出力
する。電圧データ21をライト信号32によりレジスタ
3に書き込み、レジスタ3から出力された電圧データ4
1をD/A変換器4によりアナログ電圧に変換する。ア
ナログの出力電圧42を電圧ホロワを構成する増幅器5
を通して出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リファレンス電
圧発生器に関し、特に、論理的構成にし、電圧範囲を切
り換えるICテスタなどに用いられるICテスタ用リフ
ァレンス電圧発生器に関する。
圧発生器に関し、特に、論理的構成にし、電圧範囲を切
り換えるICテスタなどに用いられるICテスタ用リフ
ァレンス電圧発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、ICテスタなどに用いられる従
来のICテスタ用リファレンス電圧発生器の構成を示す
ブロック図である。この図2に示すレジスタ1には、デ
ータ信号11が入力されるようになっており、レジスタ
1はライト信号12によりデータ信号11を入力して電
圧データ13を出力するようになっている。
来のICテスタ用リファレンス電圧発生器の構成を示す
ブロック図である。この図2に示すレジスタ1には、デ
ータ信号11が入力されるようになっており、レジスタ
1はライト信号12によりデータ信号11を入力して電
圧データ13を出力するようになっている。
【0003】レジスタ3にライト信号32が入力される
と、レジスタ1から出力された電圧データ13をレジス
タ3に入力して電圧データ41をディジタル/アナログ
変換器(以下、D/A変換器という)4に出力するよう
になっている。
と、レジスタ1から出力された電圧データ13をレジス
タ3に入力して電圧データ41をディジタル/アナログ
変換器(以下、D/A変換器という)4に出力するよう
になっている。
【0004】レジスタ1からレンジ・データ14が出力
して、スイッチ9−1〜9−Nのうちの1つを選択的に
切り換えるようになっている。このレンジ・データ14
は図示しない被測定デバイスの測定電圧範囲を切り換え
るためのデータであり、出力端子51に出力される出力
電圧の範囲に対応している。
して、スイッチ9−1〜9−Nのうちの1つを選択的に
切り換えるようになっている。このレンジ・データ14
は図示しない被測定デバイスの測定電圧範囲を切り換え
るためのデータであり、出力端子51に出力される出力
電圧の範囲に対応している。
【0005】前記スイッチ9−1〜9−Nは出力端子5
1に出力される電圧の範囲を選択するために切り換えら
れるものである。
1に出力される電圧の範囲を選択するために切り換えら
れるものである。
【0006】D/A変換器4の出力端は、抵抗7−1と
抵抗8−1、から抵抗7−Nと抵抗8−Nのそれぞれを
直列にした直列回路を並列にして構成された並列回路を
介して増幅器5の出力端に接続されている。
抵抗8−1、から抵抗7−Nと抵抗8−Nのそれぞれを
直列にした直列回路を並列にして構成された並列回路を
介して増幅器5の出力端に接続されている。
【0007】増幅器5の反転入力端は、スイッチ9−1
〜9−Nを介して前記各直列回路の抵抗7−1〜7−N
と抵抗8−1〜8−Nとの各接続点間に接続されてい
る。増幅器5の非反転入力端は接地されている。増幅器
5の出力端は、前記出力端子51に接続されている。
〜9−Nを介して前記各直列回路の抵抗7−1〜7−N
と抵抗8−1〜8−Nとの各接続点間に接続されてい
る。増幅器5の非反転入力端は接地されている。増幅器
5の出力端は、前記出力端子51に接続されている。
【0008】次に、図2のICテスタ用リファレンス電
圧発生器の動作について説明する。レジスタ1はライト
信号12によりデータ信号11を取り込んで電圧データ
13として出力する。
圧発生器の動作について説明する。レジスタ1はライト
信号12によりデータ信号11を取り込んで電圧データ
13として出力する。
【0009】また、出力端子51に出力される出力電圧
の範囲の切り換えデータとして、レジスタ1からレンジ
・データ14が出力される。このレンジ・データ14が
出力されることにより、スイッチ9−1〜9−Nのうち
の一つ、例えば、スイッチ9−k(kは1,2,・・・
Nのうちの任意の数)が選択されたとする。
の範囲の切り換えデータとして、レジスタ1からレンジ
・データ14が出力される。このレンジ・データ14が
出力されることにより、スイッチ9−1〜9−Nのうち
の一つ、例えば、スイッチ9−k(kは1,2,・・・
Nのうちの任意の数)が選択されたとする。
【0010】これにより、スイッチ9−kが増幅器5の
反転入力端と抵抗7−kと抵抗8−k(k番目のこれら
は、いずれも図示されていない)との接続点間に接続さ
れることになる。その結果、増幅器5は、抵抗7−kと
抵抗8−kとスイッチ9−kとにより反転増幅器を構成
することになる。
反転入力端と抵抗7−kと抵抗8−k(k番目のこれら
は、いずれも図示されていない)との接続点間に接続さ
れることになる。その結果、増幅器5は、抵抗7−kと
抵抗8−kとスイッチ9−kとにより反転増幅器を構成
することになる。
【0011】この状態では、前記電圧データ13がレジ
スタ1から出力されており、レジスタ3にライト信号3
2が入力されることにより、電圧データ13がレジスタ
3に取り込まれ、レジスタ3から電圧データ41として
読み出されてD/A変換器4に入力される。D/A変換
器4では、この電圧データ41をアナログの出力電圧4
2に変換する。この出力電圧42は、抵抗7−kとスイ
ッチ9−kを通して増幅器5の反転入力端に入力され、
出力端子51に出力電圧を出力する。この出力電圧は図
示しないICテスタで計測される被測定デバイスの計測
のためにテストヘッド部の基準電圧とし使用される。
スタ1から出力されており、レジスタ3にライト信号3
2が入力されることにより、電圧データ13がレジスタ
3に取り込まれ、レジスタ3から電圧データ41として
読み出されてD/A変換器4に入力される。D/A変換
器4では、この電圧データ41をアナログの出力電圧4
2に変換する。この出力電圧42は、抵抗7−kとスイ
ッチ9−kを通して増幅器5の反転入力端に入力され、
出力端子51に出力電圧を出力する。この出力電圧は図
示しないICテスタで計測される被測定デバイスの計測
のためにテストヘッド部の基準電圧とし使用される。
【0012】ここで、抵抗7−1、8−1、7−2、8
−2の抵抗値をそれぞれR,R,2R,Rとすると、出
力端子51の電圧の関係は、 (1).スイッチ9−1が選択された場合には、 (出力端子51の出力電圧)=−(R/R)×(出力電
圧42) となる。
−2の抵抗値をそれぞれR,R,2R,Rとすると、出
力端子51の電圧の関係は、 (1).スイッチ9−1が選択された場合には、 (出力端子51の出力電圧)=−(R/R)×(出力電
圧42) となる。
【0013】(2).スイッチ9−2が選択された場合
には、 (出力端子51の出力電圧)=−(R/2R)×(出力
電圧42) となる。
には、 (出力端子51の出力電圧)=−(R/2R)×(出力
電圧42) となる。
【0014】ところで、上記D/A変換器4から出力さ
れる出力電圧42は、固定電圧範囲で、例えば、−10
Vから10Vが電圧データ41に対応して出力される。
したがって、スイッチ9−1が選択された場合には、出
力端子51の出力電圧範囲は10Vから−10Vが電圧
データ41に対応して出力され、スイッチ9−2が選択
された場合には、出力端子51には、出力電圧の範囲は
5Vから−5Vが出力される。
れる出力電圧42は、固定電圧範囲で、例えば、−10
Vから10Vが電圧データ41に対応して出力される。
したがって、スイッチ9−1が選択された場合には、出
力端子51の出力電圧範囲は10Vから−10Vが電圧
データ41に対応して出力され、スイッチ9−2が選択
された場合には、出力端子51には、出力電圧の範囲は
5Vから−5Vが出力される。
【0015】一般に、ICテスタなどのリファレンス電
圧発生器では、被測定デバイスの電圧範囲に適した電圧
範囲(レンジ)を切り換えて使用している。
圧発生器では、被測定デバイスの電圧範囲に適した電圧
範囲(レンジ)を切り換えて使用している。
【0016】このような場合に、上述のように、スイッ
チ9−1あるいは9−2というようにレンジ・データ1
4にしたがってスイッチを切り換える。
チ9−1あるいは9−2というようにレンジ・データ1
4にしたがってスイッチを切り換える。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のICテスタ用リ
ファレンス電圧発生器は、以上のように、2N個の抵抗
とN個のスイッチとで電圧範囲切り換え回路を構成して
いるので、複雑な回路構成となり、部品点数が多くな
り、ひいては、信頼性の低下を招来するものである。
ファレンス電圧発生器は、以上のように、2N個の抵抗
とN個のスイッチとで電圧範囲切り換え回路を構成して
いるので、複雑な回路構成となり、部品点数が多くな
り、ひいては、信頼性の低下を招来するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明のICテスタ用リファレンス電圧発生器
は、データ信号11を入力してライト信号12で電圧デ
ータ13と電圧範囲を選択するレンジ・データ14とし
て出力するレジスタ1と、レンジ・データ14で選択さ
れた電圧範囲に応じて電圧データ13を変換して電圧デ
ータ21を出力するデータ変換回路2と、データ変換回
路2の出力する電圧データ21をライト信号32で取り
込んで電圧データ41を出力するレジスタ3と、レジス
タ3から出力される電圧データ41を入力してアナログ
電圧を出力するディジタル/アナログ変換器4と、ディ
ジタル/アナログ変換器4の出力を入力として所定の電
圧範囲の電圧を出力する電圧ホロワ構成の増幅器5と、
を備えることを特徴とするものである。
に、この発明のICテスタ用リファレンス電圧発生器
は、データ信号11を入力してライト信号12で電圧デ
ータ13と電圧範囲を選択するレンジ・データ14とし
て出力するレジスタ1と、レンジ・データ14で選択さ
れた電圧範囲に応じて電圧データ13を変換して電圧デ
ータ21を出力するデータ変換回路2と、データ変換回
路2の出力する電圧データ21をライト信号32で取り
込んで電圧データ41を出力するレジスタ3と、レジス
タ3から出力される電圧データ41を入力してアナログ
電圧を出力するディジタル/アナログ変換器4と、ディ
ジタル/アナログ変換器4の出力を入力として所定の電
圧範囲の電圧を出力する電圧ホロワ構成の増幅器5と、
を備えることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明によれば、レジスタ1に
ライト信号12を入力すると、データ信号11を取り込
んで電圧データ13と電圧範囲を選択するレンジ・デー
タ14をデータ変換回路2に出力し、データ変換回路2
からレンジ・データ14で選択された電圧範囲に応じて
電圧データ21を出力する。
ライト信号12を入力すると、データ信号11を取り込
んで電圧データ13と電圧範囲を選択するレンジ・デー
タ14をデータ変換回路2に出力し、データ変換回路2
からレンジ・データ14で選択された電圧範囲に応じて
電圧データ21を出力する。
【0020】この電圧データ21は、ライト信号32で
レジスタ3に取り込んで電圧データ41をディジタル/
アナログ変換器4に入力してアナログ電圧に変換し、ア
ナログの出力電圧42に変換して電圧ホロワ構成の増幅
器5を経て出力する。
レジスタ3に取り込んで電圧データ41をディジタル/
アナログ変換器4に入力してアナログ電圧に変換し、ア
ナログの出力電圧42に変換して電圧ホロワ構成の増幅
器5を経て出力する。
【0021】以下、この発明のICテスタ用リファレン
ス電圧発生器の実施の形態について図面に基づき説明す
る。図1は、この実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この図1において、構成の説明に際し、図2と同
一部分には、同一符号を付して説明する。
ス電圧発生器の実施の形態について図面に基づき説明す
る。図1は、この実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この図1において、構成の説明に際し、図2と同
一部分には、同一符号を付して説明する。
【0022】この図1を図2と比較しても明らかなよう
に、図1における符号1,3,4,5で示す部分は、図
1と同様であるが、図1では、レジスタ1とレジスタ3
との間にデータ変換回路2が新たに介在されている。
に、図1における符号1,3,4,5で示す部分は、図
1と同様であるが、図1では、レジスタ1とレジスタ3
との間にデータ変換回路2が新たに介在されている。
【0023】すなわち、レジスタ1にライト信号12が
入力されると、レジスタ1がデータ信号11を取り込ん
で電圧データ13とレンジ・データ14とがレジスタ1
から出力され、データ変換回路2に入力されるようにな
っている。
入力されると、レジスタ1がデータ信号11を取り込ん
で電圧データ13とレンジ・データ14とがレジスタ1
から出力され、データ変換回路2に入力されるようにな
っている。
【0024】データ変換回路2は、レンジ・データ14
により電圧データ13を変換して電圧データ21を出力
するようになっている。レジスタ3はライト信号32が
入力されることにより、データ変換回路2から出力され
る電圧データ21を入力して電圧データ41をD/A変
換器4に送出するようになっている。
により電圧データ13を変換して電圧データ21を出力
するようになっている。レジスタ3はライト信号32が
入力されることにより、データ変換回路2から出力され
る電圧データ21を入力して電圧データ41をD/A変
換器4に送出するようになっている。
【0025】D/A変換器4の出力端の接続関係は、図
2とは異なり、図2で示した抵抗7−1〜7−N,8−
1〜8−N,スイッチ9−1〜9−Nの使用を廃止し、
D/A変換器4の出力端を直接増幅器5の非反転入力端
に接続し、増幅器5の出力端は出力端子51に接続する
とともに、増幅器5の反転入力端に接続されており、電
圧ホロワの増幅器としている。
2とは異なり、図2で示した抵抗7−1〜7−N,8−
1〜8−N,スイッチ9−1〜9−Nの使用を廃止し、
D/A変換器4の出力端を直接増幅器5の非反転入力端
に接続し、増幅器5の出力端は出力端子51に接続する
とともに、増幅器5の反転入力端に接続されており、電
圧ホロワの増幅器としている。
【0026】次に、この実施の形態の動作について説明
する。レジスタ1にライト信号12が入力されると、デ
ータ信号11はレジスタ1に取り込まれ、レジスタ1か
ら電圧データ13と、出力端子51から出力される出力
電圧の範囲を指定するレンジ・データ14としてデータ
変換回路2に出力される。
する。レジスタ1にライト信号12が入力されると、デ
ータ信号11はレジスタ1に取り込まれ、レジスタ1か
ら電圧データ13と、出力端子51から出力される出力
電圧の範囲を指定するレンジ・データ14としてデータ
変換回路2に出力される。
【0027】データ変換回路2は、レンジ・データ14
により電圧データ13を変換して、電圧データ21を出
力する。レジスタ3にライト信号32が入力されると、
レジスタ3は電圧データ21を取り込み、電圧データ4
1をD/A変換器4に出力する。
により電圧データ13を変換して、電圧データ21を出
力する。レジスタ3にライト信号32が入力されると、
レジスタ3は電圧データ21を取り込み、電圧データ4
1をD/A変換器4に出力する。
【0028】D/A変換器4は、レジスタ3から出力さ
れる電圧データ41を入力することにより、アナログの
出力電圧42に変換して電圧ホロワ構成の増幅器5の非
反転入力端に出力し、この非反転入力端の出力電圧42
を増幅器5を通して出力端子51に出力する。
れる電圧データ41を入力することにより、アナログの
出力電圧42に変換して電圧ホロワ構成の増幅器5の非
反転入力端に出力し、この非反転入力端の出力電圧42
を増幅器5を通して出力端子51に出力する。
【0029】この出力端子51に現れる出力電圧がたと
えば、±10Vのレンジと±5Vのレンジの二つのレンジ
があるとする。
えば、±10Vのレンジと±5Vのレンジの二つのレンジ
があるとする。
【0030】データ信号11のレンジデータは5Vレン
ジ、10Vレンジの2レンジとなり電圧データは−2048か
ら2047とする。
ジ、10Vレンジの2レンジとなり電圧データは−2048か
ら2047とする。
【0031】電圧データの−2048,0 ,2047それぞれ
は、5Vレンジでは、−5.000 V,0.000 V,4.9976V
に対応し、10Vレンジでは、−10.000V, 0.000V,9.
9951Vに対応する。
は、5Vレンジでは、−5.000 V,0.000 V,4.9976V
に対応し、10Vレンジでは、−10.000V, 0.000V,9.
9951Vに対応する。
【0032】D/A変換器は−32768 から32767 に対応
して−10Vから9.99969 Vを出力するとする。図3によ
りデータの例について説明する。
して−10Vから9.99969 Vを出力するとする。図3によ
りデータの例について説明する。
【0033】図3の(a) では、データ信号11の10Vレ
ンジの5.000 Vのデータは、ライト信号12により、レ
ジスタ1に取り込まれ、データ変換回路2に出力され
る。このとき、レンジデータ14は1(10Vレンジ)、
電圧データは1024が出力される。これらのデータを入力
されたデータ変換回路2は、電圧データ21に 16384
(=1024×16)を出力する。レジスタ3は、ライト信号
32で電圧データ21を取り込み、電圧データ41に16
384を出力する。電圧データ41に16384を入力されたD
/A変換器4は出力電圧42に5.000 Vを出力する。こ
の電圧は、増幅器5を経て出力端子51に出力される。
ンジの5.000 Vのデータは、ライト信号12により、レ
ジスタ1に取り込まれ、データ変換回路2に出力され
る。このとき、レンジデータ14は1(10Vレンジ)、
電圧データは1024が出力される。これらのデータを入力
されたデータ変換回路2は、電圧データ21に 16384
(=1024×16)を出力する。レジスタ3は、ライト信号
32で電圧データ21を取り込み、電圧データ41に16
384を出力する。電圧データ41に16384を入力されたD
/A変換器4は出力電圧42に5.000 Vを出力する。こ
の電圧は、増幅器5を経て出力端子51に出力される。
【0034】また、図3の(b) では、データ信号11の
5Vレンジの2.500Vのデータは、ライト信号12によ
り、レジスタ1に取り込まれ、データ変換回路2に出力
される。このとき、レンジデータ14は0(5Vレン
ジ)、電圧データは1024が出力される。これらのデータ
を入力されたデータ変換回路2は、電圧データ21に81
92(=1024×8)を出力する。レジスタ3は、ライト信
号32で電圧データ21を取り込み、電圧データ41に
8192を出力する。電圧データ41に8192を入力されたD
/A変換器4は出力電圧42に2.500 Vを出力する。こ
の電圧は、増幅器5を経て出力端子51に出力される。
5Vレンジの2.500Vのデータは、ライト信号12によ
り、レジスタ1に取り込まれ、データ変換回路2に出力
される。このとき、レンジデータ14は0(5Vレン
ジ)、電圧データは1024が出力される。これらのデータ
を入力されたデータ変換回路2は、電圧データ21に81
92(=1024×8)を出力する。レジスタ3は、ライト信
号32で電圧データ21を取り込み、電圧データ41に
8192を出力する。電圧データ41に8192を入力されたD
/A変換器4は出力電圧42に2.500 Vを出力する。こ
の電圧は、増幅器5を経て出力端子51に出力される。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明のICテスタ用
リファレンス電圧発生器によれば、データ変換回路にお
いて、レンジ・データにより選択された電圧範囲に応じ
て電圧データを変換し、その変換した電圧データをライ
ト信号でレジスタに入力し、レジスタから出力した電圧
データをD/A変換器によりアナログの出力電圧を得る
ようにしたので、リファレンス出力電圧範囲へのデータ
変換を論理的に構成することができる。
リファレンス電圧発生器によれば、データ変換回路にお
いて、レンジ・データにより選択された電圧範囲に応じ
て電圧データを変換し、その変換した電圧データをライ
ト信号でレジスタに入力し、レジスタから出力した電圧
データをD/A変換器によりアナログの出力電圧を得る
ようにしたので、リファレンス出力電圧範囲へのデータ
変換を論理的に構成することができる。
【0036】したがって、スイッチと抵抗の使用を減少
させることができ、回路構成が簡略になり、信頼性を高
めることができる。
させることができ、回路構成が簡略になり、信頼性を高
めることができる。
【図1】この発明のICテスタ用リファレンス電圧発生
器の実施の形態の構成を示すブロック図である。
器の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のICテスタ用リファレンス電圧発生器の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】データの例を示す図である。
1 レジスタ 2 データ変換回路 3 レジスタ 4 ディジタル/アナログ変換器 5 増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 データ信号(11)を入力してライト信号(1
2)で第1の電圧データ(13)と電圧範囲を選択するレンジ
・データ(14)として出力する第1のレジスタ(1) と、 レンジ・データ(14)で選択された電圧範囲に応じて第1
の電圧データ(13)を変換して第2の電圧データ(21)を出
力するデータ変換回路(2) と、 データ変換回路(2) の出力する第2の電圧データ(21)を
ライト信号(32)で取り込んで第3の電圧データ(41)を出
力する第2のレジスタ(3) と、 第2のレジスタ(3) から出力される第3の電圧データ(4
1)を入力してアナログ電圧を出力するディジタル/アナ
ログ変換器(4) と、 ディジタル/アナログ変換器(4) の出力を入力として所
定の電圧範囲の電圧を出力する電圧ホロワ構成の増幅器
(5) と、を備えることを特徴とするICテスタ用リファ
レンス電圧発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067329A JPH09230946A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | Icテスタ用リファレンス電圧発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067329A JPH09230946A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | Icテスタ用リファレンス電圧発生器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09230946A true JPH09230946A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13341884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8067329A Pending JPH09230946A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | Icテスタ用リファレンス電圧発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09230946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009143760A1 (zh) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | 炬力集成电路设计有限公司 | 一种校正和获取参考电压的方法和装置 |
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1996
- 1996-02-28 JP JP8067329A patent/JPH09230946A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009143760A1 (zh) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | 炬力集成电路设计有限公司 | 一种校正和获取参考电压的方法和装置 |
US8144541B2 (en) | 2008-05-28 | 2012-03-27 | Actions Semiconductor Co., Ltd. | Method and apparatus for adjusting and obtaining a reference voltage |
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