JPH09230102A - 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物 - Google Patents

樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Info

Publication number
JPH09230102A
JPH09230102A JP6031696A JP6031696A JPH09230102A JP H09230102 A JPH09230102 A JP H09230102A JP 6031696 A JP6031696 A JP 6031696A JP 6031696 A JP6031696 A JP 6031696A JP H09230102 A JPH09230102 A JP H09230102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
meth
resin composition
epoxy
urethane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6031696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nakayama
建二 中山
Tetsuya Abe
哲也 安倍
Ritsuko Yoshioka
律子 吉岡
Minoru Yokoshima
実 横島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP6031696A priority Critical patent/JPH09230102A/ja
Publication of JPH09230102A publication Critical patent/JPH09230102A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】硬化物が、脱型性、型再現性、復元性、接着性
に優れた樹脂組成物及びその硬化物を提供する。 【解決手段】ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は
エポキシ(メタ)アクリレート(A)、(A)成分以外
のエチレン性不飽和基含有化合物(B)、式(1)で表
される化合物(a)の重合体又は共重合体等の重合物
(C)を含むことを特徴とする樹脂組成物及びその硬化
物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線硬化性樹脂
組成物及びその硬化物に関する。更に詳しくは、ビデオ
プロジェクター、プロジェクションテレビなどに使用す
るフレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、液晶ディス
プレーなどに使用するプリズムレンズシート等のレンズ
類に特に適する樹脂組成物及びその硬化物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズはプレス法、キャ
スト法等の方法により成形されていた。前者のプレス法
は加熱、加圧、冷却サイクルで製造するため生産性が悪
かった。又、後者のキャスト法は金型にモノマーを流し
込んで重合するため製作時間が長くかかるとともに金型
が多数個必要なため、製造コストが上がるという問題が
あった。このような問題を解決するために、紫外線硬化
性樹脂組成物を使用することについて種々の提案がなさ
れている。(例えば、特開昭61−177215、特開
昭61−248707、特開昭61−248708、特
開昭63−163330、特開昭63−167301、
特開昭63−199302、特開昭64−6985等参
照)
【0003】これら紫外線硬化性樹脂組成物を使用する
ことによってフレネルレンズ、レンチキュラーレンズを
製造する方法はある程度成功している。しかしながら、
バックシートとの密着性が不十分でありバックシートに
プライマー処理をしなければならない事、型からの脱型
性が不十分である。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の目的は、その
硬化物がバックシートへの密着性に優れ、型から脱型
性、復元性、型再現性等に優れた樹脂組成物及びこれら
の硬化物を提供するものである。即ち、本発明は、ウレ
タン(メタ)アクリレート及び/又はエポキシ(メタ)
アクリレート(A)、(A)成分以外のエチレン性不飽
和基含有化合物(B)、式(1)で表される化合物
(a)の重合体又は共重合体等の重合物(C)
【0005】
【化2】
【0006】(式中、Rは水素原子又はメチル基であ
る。)を含むことを特徴とする樹脂組成物、レンズ用樹
脂組成物及びそれらの硬化物に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、ウレタン(メタ)ア
クリレート及び/又はエポキシ(メタ)アクリレート
(A)を使用する。ウレタン(メタ)アクリレートの具
体例としては、例えばエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、ポリカプロラ
クトンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカー
ボネートジオール、ポリテトラメチレングリコール等の
ポリオール類とヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、
キシリレンイソシアネート、トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート等の有機ポリイソシアネート類と2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールモ
ノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートのε−カプロラクトン付加物、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート等の水酸基含
有エチレン性不飽和化合物類の反応物を挙げることがで
きる。前記ウレタン(メタ)アクリレートは、ポリオー
ル類の水酸基1化学当量あたり有機ポリイソシアネート
類のイソシアネート基好ましくは1.1〜2.0化学当
量を反応温度好ましくは70〜90℃で反応させ、ウレ
タンオリゴマーを合成し、次いでウレタンオリゴマーの
イソシアネート基1化学当量あたり、水酸基含有エチレ
ン性不飽和化合物の水酸基好ましくは1〜1.5化学当
量を反応温度好ましくは70〜90℃で反応させて得る
ことができる。好ましいウレタン(メタ)アクリレート
としては、ポリエステルウレタンアクリレート、ポリカ
プロラクトンウレタンアクリレート、ポリテトラメチレ
ンウレタンアクリレートを挙げることができる。
【0008】次にエポキシ(メタ)アクリレートの具体
例としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型プロピレン
オキサイド付加物の末端グリシジルエーテル、フルオレ
ンエポキシ樹脂等のエポキシ樹脂類と(メタ)アクリル
酸との反応物等を挙げることかできる。エポキシ樹脂類
と(メタ)アクリル酸との反応は、エポキシ樹脂類のエ
ポキシ基の1化学当量に対して(メタ)アクリル酸好ま
しくは約0.8〜1.5化学当量、特に好ましくは約
0.9〜1.1化学当量となる比で反応させ、反応時に
希釈剤として、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、アク
リロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、フェニル
グリシジルエーテルの(メタ)アクリル酸エステル、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル
(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)ア
クリレート等の光重合性ビニル系モノマーを使用し、更
に反応を促進させるために触媒(例えば、ベンジルジメ
チルアミン、トリエチルアミン、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニウ
ムプロマイド、トリフェニルスチビン等)を使用するこ
とが好ましく、該触媒の使用量は反応混合物に対して好
ましくは0.1〜10重量%、特に好ましくは0.3〜
5重量%である。反応中の重合を防止するため重合防止
剤(例えば、メトキノン、ハイドロキノン、フェノチア
ジン等)を使用するのが好ましい。その使用量は、反応
混合物に対して好ましくは0.01〜1重量%、特に好
ましくは0.05〜0.5重量%である。反応温度は好
ましくは60〜150℃、特に好ましくは80〜120
℃である。好ましいエポキシ(メタ)アクリレートとし
ては、ビスフェノールA型エポキシアクリレート、ビス
フェノールF型エポキシアクリレート等ををげることが
できる。
【0009】本発明に使用する式(1)で示される化合
物(a)の重合体又は共重合体等の重合物(C)の具体
例としては、具体例例えば
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】等を溶媒中でラジカル重合あるいは、化合
物(a)と(a)成分以外の一官能反応性単量体(b)
(例えば、(メタ)アクリル酸、スチレン、α−、o
−、m−、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレ
ン、p−ter −ブチルスチレン、クロロメチルスチレ
ン、(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、2−エチルヘキシル、
2−メチルシクロヘキシル、ジシクロヘキシル、ラウリ
ル、イソボロニル、フェニル、ナフチル、パーフルオロ
エチル、パーフルオロ−n−プロピルエステル、(メ
タ)アクリル酸のアミド、(メタ)アクリル酸のN,N
−ジメチルアミド、N−ビニルピロリドン、酢酸ビニル
等を挙げることができる。)とをラジカル重合すること
により得られる。前記、重合物(C)中の(a)成分の
使用割合は、好ましくは50〜100重量%である。
【0013】重合物(C)を製造する際に用いられる溶
媒としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノールなどのアルコール類、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンなどの環状エーテル類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、DMF、N
−メチルピロリドンなどの非プロトン性極性溶媒、酢酸
エチル、酢酸ブチルなどの酢酸エステル類、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルなどのグリコールエーテル
類、メチルセロソルブアセテートなどのセロソルブアセ
テート類などが挙げられる。これらの反応媒質の使用量
は、通常、反応原料100重量部当たり、20〜100
0重量部である。
【0014】ラジカル重合開始剤としては、例えば、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−ア
ゾビス(2,4−メチルバレロニトリル)などのアゾ化
合物、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、ter −ブチルパーオキシピバレート、1,1−ビス
(ter −ブチルパーオキシ)シクロヘキサンなどの有機
過酸化物、過酸化水素等を挙げることができる。
【0015】本発明において使用される重合物(C)の
ポリスチレン換算、重量平均分子量は、通常、400〜
100000である。この様な重合物(C)の市販品と
しては、例えばLamberti社製、ESACURE KI
P、すなわち式
【0016】
【化5】
【0017】等を挙げることができる。本発明で使用す
る(A)成分以外のエチレン性不飽和基含有化合物
(B)の具体例としては、例えば、N−ビニルカプロラ
クタム、アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル
(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アク
リレート、フェノキシエチルオキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル(メ
タ)アクリレート、o−フェニルフェノキシエチル(メ
タ)アクリレート、o−フェニルフェノキシエチルオキ
シエチル(メタ)アクリレート、,イソボルニル(メ
タ)アクリレート、トリブロモフェニル(メタ)アクリ
レート、トリブロモフェニルグリシジルエーテルの(メ
タ)アクリル酸エステル、トリブロモベンジル(メタ)
アクリレート、トリブロモフェニルオキシエチル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリ
レート、テトラブロモビスフェノールAポリエトキシジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノールAテトラエトキ
シジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAポリ(n
≒10)エトキシジ(メタ)アクリレート、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネ
オペンチルグリコールのε−カプロラクトン付加物のジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート等を挙げることができる。好まし
いエチレン性不飽和基含有化合物(B)としては、フェ
ノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルプロピルアクリレート、o−フェニルフェノキシエ
チルアクリレート、o−フェニルフェノキシエチルオキ
シエチルアクリレート、フェノキシエチルオキシエチル
アクリレート、トリブロモフェニルオキシエチルアクリ
レート、ビスフェノールAテトラエトキシジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ビスフ
ェノールAポリ(n≒10)エトキシシジアクリレート
等を挙げることができる。
【0018】本発明に使用される各成分の使用割合は、
(A)成分を100重量部としたとき、(B)成分は、
10〜1000重量部が好ましく、特に好ましくは50
〜500重量部である。(A)+(B)を100重量部
とした場合、0.5〜30重量部が好ましく、特に好ま
しくは1〜20重量部である。
【0019】本発明の樹脂組成物は、(A)〜(C)成
分を加熱、攪拌、混合、分散等により調製することがで
きる。
【0020】本発明の組成物は、更に必要に応じて、光
重合開始剤、(例えば、1−ヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド等)、離型
剤、消泡剤、レベリング剤、光安定剤、酸化防止剤、重
合禁止剤、帯電防止剤、有機溶剤類等を併用することが
できる。本発明の樹脂組成物は、フレネルレンズ、レン
チキュラーレンズ、プリズムレンズシート等のレンズ類
用として有用であるが、その他に各種コーティング剤、
接着剤等に有用である。本発明の組成物の硬化物は常法
に従い紫外線の照射により硬化して得ることができる。
具体的には本発明のレンズ用樹脂組成物を、例えば、フ
レネルレンズ又はレンチキュラーレンズの形状を有する
スタンパー上に塗布し、該紫外線硬化性樹脂組成物の層
を設け、その層の上に硬質透明基板であるバックシート
(例えば、ポリメタクリル、ポリカーボネート,ポリエ
ステルからなる基板あるいはフィルム状のもの。)を接
着させ、次いで該硬質透明基板側から高圧水銀灯などに
より、紫外線を照射して該樹脂組成物を硬化させた後、
該スタンパーから剥離する。この様にして好ましくは屈
折率(23℃)が1.50以上、特に好ましくは1.5
5以上を有した軟質なフレネルレンズあるいはレンチキ
ュラーレンズ等のレンズが得られる。
【0021】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。実施例中の評価は次の方法で行なった。 (1)脱型性:硬化した樹脂を金型より離型させる時の
難易 ○・・・・金型からに離型性が良好 △・・・・離型がやや困難 ×・・・・離型が困難あるいは型のこりがある (2)型再現性:硬化した紫外線硬化性樹脂層の表面形
状と金型の表面形状を観察した。 ○・・・・再現性良好 ×・・・・再現性が不良 (3)復元性:硬化した紫外線硬化性樹脂層の金型より
離型した面に爪を押しつけ跡をつけ30分放置後観察し
た。 ○・・・・爪を押しつけた跡が全くない △・・・・爪を押しつけた跡がかすかに残っている ×・・・・爪を押しつけた跡が残っている (4)屈折率(23℃):硬化した紫外線硬化性樹脂層
の屈折率(23℃)を測定した。 (5)接着性:作製したフレネルレンズを1cm幅で1
0cmの長さに切り、硬化した紫外線硬化性樹脂層をア
クリル樹脂板より剥離し、90℃の角度でピール試験を
行ない引張り速度10mm/minでのピール強度(k
g/cm)を測定した。 ウレタン(メタ)アクリレート(A)の合成例
【0021】合成例1 ポリエステルジオール(ネオペンチルグリコールとアジ
ピン酸のポリエステルジオール、分子量2000、OH
価56.1)120部、エチレングリコール2.48
部、トリレンジイソシアネート34.8部を仕込み、昇
温後80℃で10時間反応し、次いで2−ヒドロキシエ
チルアクリレート24.4部、メトキノン0.1部を仕
込み、80℃で10時間反応を行いウレタンアクリレー
トを得た。
【0022】合成例2 ポリテトラメチレングリコール(分子量650、OH
価、172.6)130部、エチレングリコール49.
6部、トリレンジイソシアネート348部を仕込み、昇
温後80℃で10時間反応し、次いで2−ヒドロキシエ
チルアクリレート243.6部、メトキノン0.4部を
仕込み80℃で10時間反応を行いウレタンアクリレー
トを得た。
【0023】実施例1〜5 表1に示すような組成(数値は重量部を示す)の紫外線
硬化性樹脂組成物をフレネルレンズ金型の上に塗布し、
その上に2.5mm厚のアクリル樹脂板を接着させ紫外
線を照射して硬化させフレネルレンズを得た。
【0024】
【表1】 表1 実施例 比較例 1 2 3 4 1 (A)成分 合成例1で得たウレタンアクリレート 30 25 30 合成例2で得たウレタンアクリレート 30 KAYARAD R−310 *1 30 10 (B)成分 1,6 −ヘキサンジアオルジアクリレート 10 10 10 10 10 KAYARAD OPP−1 *2 25 25 35 30 25 フェノキシエチルアクリレート 20 20 10 10 10 ビスフェノールAポリ(n ≒10) エトキシジアクリレート 10 10 10 10 10 (C)成分 ESACURE KIP *3 7 7 7 7 2−ヒドロキシ−2−メチル−1− フェニルプロパン−1−オン 7 他成分 メトキノン(重合禁止剤) 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 脱型性 ○ ○ ○ ○ ○ 型再現性 ○ ○ ○ ○ ○ 復元性 ○ ○ ○ ○ ○ 屈折率(23℃) 1.551 1.550 1.559 1.557 1.552 接着性
【0025】 注 *1 KAYARAD R−310:日本化薬
(株)製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ(株)製,エピコート1004)のエポキシ
アクリレートの2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル
アクリレート50%希釈品 *2 KAYARAD OPP−1:日本化薬(株)
製、o−フェニルフェノキシエチルアクリレート。 *3 ESACURE KIP:Lamberti社製、構造
【0026】
【化6】
【0027】の光重合開始剤。
【0030】表1の評価結果から明らかなように、本発
明の樹脂組成物の硬化物は、脱型性、復元性、型再現
性、接着性に優れている。
【0031】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物及びレンズ用樹脂組
成物の硬化物は、脱型性、型再現性、復元性、接着性に
優れフレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、プリズム
レンズシートに適している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は
    エポキシ(メタ)アクリレート(A)、(A)成分以外
    のエチレン性不飽和基含有化合物(B)、式(1)で表
    される化合物(a)の重合体又は共重合体等の重合物
    (C)を含むことを特徴とする樹脂組成物。 【化1】 (式中、Rは水素原子又はメチル基である。)
  2. 【請求項2】ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は
    エポキシ(メタ)アクリレート(A)、(A)成分以外
    のエチレン性不飽和基含有化合物(B)、請求項1に記
    載の式(1)で表される化合物(a)の重合体又は共重
    合体等の重合物(C)を含むことを特徴とするレンズ用
    樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の樹脂組成物の硬化物。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のレンズ用樹脂組成物の硬
    化物。
JP6031696A 1996-02-23 1996-02-23 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物 Pending JPH09230102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6031696A JPH09230102A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6031696A JPH09230102A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09230102A true JPH09230102A (ja) 1997-09-05

Family

ID=13138658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6031696A Pending JPH09230102A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09230102A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211094A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 錫膜のアンダーコート層成形用組成物、錫膜のアンダーコート層及び錫膜被覆樹脂成型品
JP2012242464A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Nippon Kayaku Co Ltd 光学レンズシート用エネルギー線硬化型樹脂組成物及びその硬化物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211094A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 錫膜のアンダーコート層成形用組成物、錫膜のアンダーコート層及び錫膜被覆樹脂成型品
JP2012242464A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Nippon Kayaku Co Ltd 光学レンズシート用エネルギー線硬化型樹脂組成物及びその硬化物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4023762B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステル、樹脂組成物及びその硬化物
JPH08259648A (ja) レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP5328003B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3969513B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステル、樹脂組成物及びその硬化物
JPH09230102A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3788858B2 (ja) レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3077952B2 (ja) 透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP3058751B2 (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JPH10324726A (ja) 光学材料用樹脂組成物及びその硬化物
JPH0565318A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP3775544B2 (ja) 樹脂組成物、その硬化物及びシート状レンズ
JP3058749B2 (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP2000063447A (ja) 樹脂組成物及びその硬化物
JP3963239B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH08176090A (ja) 単官能性モノマー、それを用いた樹脂組成物及びその硬化物
JP3128322B2 (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JPH09235336A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3672059B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3067057B2 (ja) 透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP3555906B2 (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用樹脂組成物及びその硬化物
JPH05320286A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP2002363230A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH0616754A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用樹脂組成物及びその硬化物
JP4363804B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH11106456A (ja) フレネルレンズ及び透過型スクリーン

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070322

A521 Written amendment

Effective date: 20070330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070521

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02