JPH09229504A - ヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニット - Google Patents

ヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニット

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JPH09229504A
JPH09229504A JP6201796A JP6201796A JPH09229504A JP H09229504 A JPH09229504 A JP H09229504A JP 6201796 A JP6201796 A JP 6201796A JP 6201796 A JP6201796 A JP 6201796A JP H09229504 A JPH09229504 A JP H09229504A
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JP
Japan
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heat
heat source
side unit
source side
air
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Pending
Application number
JP6201796A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Ishihara
寿和 石原
Mitsuhiko Ishino
光彦 石野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼器や、熱源機本体の表面からの放熱など
の内部から発生する熱を、燃焼用空気として直ちに回収
し、燃焼効率の向上を図ると共に、燃焼器の燃焼に熱源
側ユニット内部の空気を使用し、熱源側ユニット内部の
空気を移動させることによって空気の循環経路を作り、
特に冷房時には、熱源側ユニット内部が高温になるのを
防止することができる熱源側ユニットを提供する。 【解決手段】 燃焼器と、この燃焼器を用いて駆動する
熱源機1とを収納する熱源側ユニット300において、
この熱源側ユニット300に収納される熱源機1の上方
の空間に、燃焼器に燃焼用空気を送るためのブロア40
0と、その空気吸込口401を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼器からの熱に
より駆動される熱源機を有するヒートポンプ式冷暖房装
置の熱源側ユニットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、低温熱交換器と高温熱交換器と
を有する熱源機を備え、この熱源機の低温熱交換器と高
温熱交換器とを通じて熱交換される熱媒体を、熱源側熱
交換器、及び利用側熱交換器に循環させて被調和室を冷
暖房するヒートポンプ式冷暖房装置は知られている。こ
の種のものでは、上述した熱源機のほかに、この熱源器
を駆動するための燃焼器を備えており、これらのものは
熱源側ユニット内に収容されている。この燃焼器には燃
焼用空気を送る必要がある。
【0003】従来のものでは、燃焼用空気を送るために
送風用ブロアが用いられ、このブロアは通常熱源側ユニ
ット内の空いた空間に設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
ものでは、燃焼器の燃焼による放熱や、熱源機の本体表
面からの放熱などによって、熱源側ユニット内の温度が
上昇して、各種機器類に熱的悪影響を及ぼすという問題
がある。またその一方で温度の高い空気を燃焼器に送風
すれば、その分だけ燃焼器の効率が向上するので、従来
から可能な限り温度の高い空気を燃焼器に送風したいと
いう要求がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解消
し、熱源側ユニット内の温度を向上させることなく、燃
焼器の効率を向上させることのできるヒートポンプ式冷
暖房装置の熱源側ユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
燃焼器からの熱により駆動される熱源機を有するヒート
ポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニットにおいて、前記燃
焼器に燃焼用空気を送るためのブロアを、熱源側ユニッ
ト内の熱源機の上方に配置したものである。
【0007】請求項2記載の発明は、燃焼器からの熱に
より駆動される熱源機を有するヒートポンプ式冷暖房装
置の熱源側ユニットにおいて、前記燃焼器に燃焼用空気
を送るためのブロアを、熱源側ユニット内の熱源機の上
方に配置し、このブロアの吸込口を下向きにしたもので
ある。
【0008】これらの発明によれば、燃焼器に燃焼用空
気を送るためのブロアと、その吸込口を熱源側ユニット
に収納される熱源機の上方の空間に、配置したので燃焼
器や、熱源機本体の表面からの放熱などの内部から発生
する熱を、燃焼用空気として直ちに回収することがで
き、燃焼効率の向上を図れると共に、燃焼器の燃焼に、
熱源側ユニット内部の空気を使用するため、熱源側ユニ
ット内部の空気の移動による循環経路が形成されるの
で、特に冷房時には熱源側ユニット内部が高温になるの
を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0010】図1は、本発明に係る熱源側ユニットを備
える空気調和装置の一実施の形態を示す回路図である
が、この回路には熱源機として、ヴィルミエサイクルを
利用した熱源機1が使用されている。
【0011】このヴィルミエサイクル熱源機1自体は公
知であり、詳細な説明は省略するが、互いに直交配置さ
れた高温側ピストン2と低温側ピストン3とを備え、こ
れらがヘリウム等の作動ガスを封入した容器内に収納さ
れている。容器内部は、高温室12と、中温室13、1
4と、低温室15に分かれている。また、加熱器16を
有しており、加熱器16は、燃焼器11により加熱され
る。
【0012】両ピストン2,3は、例えば高温側ピスト
ン2が上死点へ向かう中間の位置へ到達するときには、
低温側ピストン3は、右死点に達する等のように、互い
に90℃位相をずらして動作可能に、モータ9で駆動さ
れるクランク10を介してつながれている。高温側ピス
トン2と低温側ピストン3とが動作すると、封入された
作動ガスが、高温再生器4と低温再生器7を通って移動
し、これらの再生器4,7を通過する際に、加熱された
り冷却されたりすることで、作動ガスが昇圧されたり減
圧されたりする。例えば、高温室12の作動ガスが高温
再生器4を通って中温室13に移動するときには、作動
ガスは高温再生器4に熱を蓄える。また、作動ガスが高
温再生器4から高温室12に戻るとき、高温再生器4に
蓄えられた熱が作動ガスに戻される。
【0013】また、外部との熱のやり取りは、加熱器1
6,中温室と接続する中温熱交換器5,6及び低温室と
接続する低温熱交換器8が行う。例えば、加熱器16が
高温室12の作動ガスに熱を与え、中温室13,14の
作動ガスが中温熱交換器5,6において放熱するととも
に、低温室15の作動ガスが低温熱交換器8において吸
熱する。
【0014】すなわち、加熱器16と低温熱交換器8は
熱源機1の吸熱部を構成し、中温熱交換器5,6は熱源
機1の放熱部を構成する。
【0015】この実施の形態によれば、上述の熱源機1
を利用して、ヒートポンプ式冷暖房装置(以下、「空気
調和機」という。)100が構成される。この空気調和
機100は、利用側ユニット200と、熱源機1を収容
する熱源側ユニット300とからなる。利用側ユニット
200内には利用側熱交換器201が配設され、熱源側
ユニット300内には、上記の熱源機1のほかに、熱源
側熱交換器301が配設される。203は室内ファン、
303は室外ファンである。
【0016】例えば冷房時には、低温熱交換器(吸熱
部)8と利用側熱交換器201は、管路21と四方弁6
1と管路22によりつながれ、さらに利用側熱交換器2
00と低温熱交換器(吸熱部)8は、管路23と四方弁
62と管路24によりつながれる。
【0017】また、中温熱交換器(放熱部)5と熱源側
熱交換器301は、管路31と四方弁61と管路32に
よりつながれ、さらに熱源側熱交換器301と中温熱交
換器(放熱部)6は、管路33と四方弁62と管路34
によりつながれる。また、中温熱交換器(放熱部)5と
6は、管路35によりつながれる。管路を循環する熱媒
体としては、例えば、水が用いられる。
【0018】次に、熱源側ユニット300内の機器類の
配置構成を説明する。
【0019】図2に示すように、まず、熱源側ユニット
300内の左上隅部には室外ファン303が配置され、
右下隅部にはヴィルミエサイクルを利用した上述の熱源
機1が配置される。この配置構成には安定性がよいとい
う利点がある。
【0020】また、この実施の形態によれば、上述の燃
焼器11に燃焼用空気を送るためのブロア400が設け
られる。このブロア400は、空気吸込口401ととも
に、熱源側ユニット300の天井300aに固定され
る。すなわち、このブロア400は、熱源機1の上方に
位置しており、空気送風管403によって熱源機1の高
温部包囲体405に連結されている。
【0021】この高温部包囲体405は、熱源機1の高
温側ピストン2(図1)、高温再生器4(図1)、高温
室12(図1)などの熱源機1の主に加熱部を司る部位
を内蔵し、更には燃焼器11(図1)を内蔵し、上述し
たブロア400は、この燃焼器11よりも上位に配置さ
れている。
【0022】次に、冷暖房運転について説明する。
【0023】冷房運転時には、燃焼器11の点火により
熱源機1が作動して、中温熱交換器(放熱部)5,6か
ら放熱されるとともに、低温熱交換器(吸熱部)8が吸
熱される。また、四方弁61,62は図1において実線
で示すように切り替えられる。この場合、低温熱交換器
(吸熱部)8で吸熱された冷水は、管路21、四方弁6
1、管路22を通じて利用側熱交換器201に流れ、そ
こで熱交換を行い、室内ファン203を回転させること
により室内に冷風を送り出した(冷房)後、管路23、
四方弁62、管路24を通じて低温熱交換器(吸熱部)
8に戻る。
【0024】このとき、中温熱交換器(放熱部)5で放
熱を受けた温水は、管路31、四方弁61、管路32を
通じて熱源側熱交換器301に流れ、そこで室外ファン
303を回転させることにより、熱交換を行った後に、
管路33、四方弁62、管路34を通じて中温熱交換器
(放熱部)6に流れ、さらに管路35を通じて中温熱交
換器5に戻る。
【0025】暖房運転時には、燃焼器11の点火により
熱源機1が作動して、中温熱交換器(放熱部)5,6か
ら放熱されるとともに、低温熱交換器(吸熱部)8が吸
熱される。また、四方弁61,62は図1において点線
で示すように切り替えられる。この場合、中温熱交換器
(放熱部)5で放熱を受けた温水は、管路31、四方弁
61、管路22を通じて利用側熱交換器201に流れ、
そこで室内ファン203を回転させることにより熱交換
を行い、室内に温風を送り出した(暖房)後、管路2
3、四方弁62、管路34を通じて中温熱交換器(放熱
部)6に流れ、さらに管路35を通じて中温熱交換器5
に戻る。
【0026】このとき、低温熱交換器(吸熱部)8で吸
熱された冷水は、管路21、四方弁61、管路32を通
じて熱源側熱交換器301に流れ、そこで室外ファン3
03を回転させることにより熱交換を行った後、管路3
3、四方弁62、管路24を通じて低温熱交換器(吸熱
部)8に戻る。
【0027】このヒートポンプ式冷暖房装置を用いて冷
暖房運転を行なうときには、燃焼器11(図1)や熱源
機1の本体表面から熱が放熱され、この放熱された熱
は、熱源側ユニット300内の上層空間部に滞留する。
【0028】したがって、この実施の形態によれば、上
層空間部に滞留する高温の空気が、天井に設置されたブ
ロア400の空気吸込口401から吸い込まれ、この吸
い込まれた高温の空気が、空気送風管403を通って上
記の高温部包囲体405の中にある燃焼器11(図1)
に送風される。
【0029】これによれば、燃焼器11や熱源機1の本
体表面から放熱された熱を燃焼用空気として熱回収し、
燃焼器11の燃焼用に利用することによって、燃焼燃焼
器11の効率を高めることができる。また、熱源側ユニ
ット300内の空気を使用するため、熱源側ユニット3
00内では空気が循環し、移動するので空気の循環経路
が形成され、特に冷房時には熱源側ユニット300内が
高温になるのを防止することができるなどの効果を奏す
る。
【0030】
【発明の効果】燃焼器に燃焼用空気を送るためのブロア
を熱源側ユニットに収納される熱源機の上方の空間に、
配置したので燃焼器や、熱源機本体の表面からの放熱な
どの内部から発生する熱を、燃焼用空気として直ちに熱
回収し、燃焼効率の向上を図れると共に、燃焼器の燃焼
に熱源側ユニット内部の空気を使用するため、熱源側ユ
ニット内部の空気の移動による空気の循環経路が形成さ
れるので、特に冷房時には、熱源側ユニット内部が高温
になるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱源側ユニットを備える空気調和
装置の一実施の形態における冷媒回路図である。
【図2】本発明に係る熱源側ユニットを示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 熱源機 2 高温側ピストン 3 低温側ピストン 4 高温再生器 5,6 中温熱交換器(放熱部) 7 低温再生器 8 低温熱交換器(吸熱部) 11 燃焼器 12 高温室 13,14 中温室 100 空気調和機 200 利用側ユニット 300 熱源側ユニット 400 ブロア 401 空気吸込口 403 空気送風管 405 高温部包囲体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器からの熱により駆動される熱源機
    を有するヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニットに
    おいて、前記燃焼器に燃焼用空気を送るためのブロア
    を、熱源側ユニット内の熱源機の上方に配置したことを
    特徴とするヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 燃焼器からの熱により駆動される熱源機
    を有するヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニットに
    おいて、前記燃焼器に燃焼用空気を送るためのブロア
    を、熱源側ユニット内の熱源機の上方に配置し、このブ
    ロアの吸込口を下向きにしたことを特徴とするヒートポ
    ンプ式冷暖房装置の熱源側ユニット。
JP6201796A 1996-02-23 1996-02-23 ヒートポンプ式冷暖房装置の熱源側ユニット Pending JPH09229504A (ja)

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ID=13187988

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