JPH09229463A - ガイダンス表示システム - Google Patents

ガイダンス表示システム

Info

Publication number
JPH09229463A
JPH09229463A JP8032033A JP3203396A JPH09229463A JP H09229463 A JPH09229463 A JP H09229463A JP 8032033 A JP8032033 A JP 8032033A JP 3203396 A JP3203396 A JP 3203396A JP H09229463 A JPH09229463 A JP H09229463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
unit
air
air conditioning
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8032033A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Sugawara
進 菅原
Kenzo Yonezawa
憲造 米沢
Tomio Yamada
富美夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8032033A priority Critical patent/JPH09229463A/ja
Publication of JPH09229463A publication Critical patent/JPH09229463A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調システムで空調の設定を行う場合に、設
定の基準となる情報を表示することにより快適、省エネ
の図れる空調を行うことを促す。 【解決手段】 所定の区画内の環境についての快適性を
表す指標が快適と感じられる指標の値と一致するための
温度を演算する快適値演算部3を設けると共に、所定の
区画内の温度と快適と感じる温度を表示部5で表示す
る。所定の区画内が快適と感じられる環境となるための
温度を快適性の指標を用いて演算を行い、ここで演算さ
れた温度と空調の設定をする際に実際の温度を表示部5
で表示し、快適と感じられたり、省エネが図れる空調を
実現することを促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気温度、相対湿
度、送風等を空調を行う場合に空気温度、相対湿度、送
風等を制御要素として設定を行い、この設定値に基づい
て制御を行う空調システムに用いられ、設定の目安とな
る情報を表示するガイダンス表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テナントビルや個人住宅等の空
調システムにおいては空気温度、相対湿度、気流速度等
を制御要素として空調を行い、快適な空調環境を目指し
ている。
【0003】従来の空調システムでは図4に示すよう
に、空調を行う際、居住者はテナントビルや個人住宅の
壁等に掛けられた空調設定部16にて空調の目標となる
室温や運転モ−ド(冷房、暖房、送風等)等を入力す
る。空調設定部16で空調設備8に対する運転の設定が
されると、この空調設定部16で設定された情報は制御
信号生成部7及び表示部17に出力される。制御信号生
成部7では入力された情報に基づいて空調設備8を運転
するための制御信号を生成する。生成された制御信号は
制御信号生成部7から出力され、空調設備8に入力され
る。空調設備8は制御信号が入力されると、当該制御信
号に基づいて運転される。つまり空調設定部16で設定
された運転モ−ド通りに空調設備8が運転されたり、空
調設定部16で設定された室温等の値に近づくように空
調が行われている。例えば、暖房や冷房、風量の強弱を
設定した場合には、その設定通りに空調設備8が運転さ
れる。また、温度を25℃とした場合に、設定温度より
室内の温度が低い場合は暖かい風が、設定温度より室内
の温度が高い場合は涼しい風がそれぞれ出てくることに
なり、室内温度を25℃に近づけるように空調が行われ
る。
【0004】また、空調設定部16で設定された温度や
運転状態、現在の室温等は表示部17に出力され、表示
される。なお、この表示部17は空調設定部16と一緒
に設けられており、その一例を図5に示す。
【0005】ここで、このような空調が行われる場合で
の温度等の設定は、設定を行う者の感覚で行われる。つ
まり、設定された値に基づいて空調が行われた場合に本
当に快適な空調環境を達成することができるかどうかを
設定者が判断することはできない状態で設定を行ってい
た。このため、冷やし過ぎや暖め過ぎを招く等、快適で
ない空調が行われる結果、身体に不調を招いたり、必要
以上に空調を行うために省エネルギ−に反してしまう等
の問題があった。
【0006】そのほか屋外が暑い場合に屋外にいた人が
屋内に入ってきた場合、屋外が暑いため空調の設定温度
を低めに設定することもある。この場合、設定した当初
は快適に感じられる空調を行うが、しばらくすると設定
温度を低めに設定したために冷やし過ぎになり、寒く感
じる事もある。このように設定を行う際に快適な空調を
行うための目安がなく、快適な空調を行なうことが困難
だった。改めて設定温度を設定しなおさなければ、暑い
と感じていた場合に設定した温度に基づいて空調が行わ
れることになり、却って寒く感じたり、寒く感じないに
しても省エネに反していたり又、健康にも悪影響を与え
る事になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、空
調を行う場合には空調設備に対する設定を使用者の感覚
により行っており、このため、設定値が快適な空調を行
う値から外れている場合が多く、冷やし過ぎや暖め過ぎ
を招くなど快適な空調を行う事ができなかったり、省エ
ネルギ−に反する事になっていた。
【0008】本発明の目的は、空調設備に対する温度等
の設定を行う場合に、快適な空調或いは、省エネルギ−
が図れる空調を行うための目安を表示することにより、
快適で省エネルギ−が図れる空調環境の実現を促すガイ
ダンス表示システムを提供する事にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたガ
イダンス表示システムは、空調の目標となる空調制御変
数値を設定し、その設定された値に基づいて空調を行う
空調システムで、快適な空調を行う場合に設定する空調
制御変数値の目安を表示するもので、空調を行う室内の
人間の温熱感覚に影響を与える複数のプロセス変数から
演算される快適性指標値と、設定値入力部で設定された
快適と感じる快適性指標値とを一致させる空調制御変数
値を演算し、求められた空調制御変数値と設定値入力部
で設定された空調制御変数値を表示する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2に記載されたガイダンス表示シス
テムは、快適性演算部で求められた空調制御変数値と設
定値入力部で求められる空調制御変数値から非省エネル
ギ−効率を表す値を演算する事を特徴とする。
【0011】請求項3に記載されたガイダンス表示シス
テムは、人間の温熱感覚に影響を与える複数のプロセス
変数が空気温度、平均輻射温度、気流速度、相対湿度、
活動状態、着衣量の6つで、快適性指標がPMVである
事を特徴とする。
【0012】請求項4に記載されたガイダンス表示シス
テムは、最低消費電力量と一人当たりの基準電力量とを
設定しておく消費電力量設定部と、特定日時の在室人数
設定値を設定する在室人数設定部と、前記在室人数設定
部で設定された在室人数設定値より求められる推定在室
人数値および消費電力量から必要電力量を演算する必要
電力量演算部と、前記必要電力量演算部で演算された必
要電力量と実際に消費されている消費電力量とを比較
し、電気機器の切り忘れのガイダンス情報を出力するガ
イダンス出力部と、ガイダンス出力部から出力されたガ
イダンス情報を表示するガイダンス表示部とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】請求項5に記載されたガイダンス表示シス
テムは、最低消費電力量と一人当たりの基準電力量を設
定しておく消費電力量設定部と、特定日時の在室人数設
定値を設定する在室人数設定部と、前記在室人数設定部
で設定された在室人数設定値より求められる推定在室人
数値および消費電力量から必要電力量を演算する必要電
力量演算部と、前記必要電力量演算部で演算された必要
電力量と実際に消費されている消費電力量とを比較し、
電気機器の切り忘れのガイダンス情報を出力するガイダ
ンス出力部と、ガイダンス情報が非効率条件が成立した
場合に警報出力を発生する警報出力部と、警報出力を入
力すると警報内容を表示するビル監視制御装置とを具備
することを特徴とする。
【0014】請求項1のガイダンス表示システムでは、
人間の温熱感覚に影響を与えるプロセス変数により快適
性演算部で快適性指標値が演算され、快適値演算部に出
力される。設定値入力部では居住者が快適と感じる快適
性指標値が設定入力され、その値は快適値演算部に出力
される。快適値演算部に快適性演算部で演算された値と
設定入力部で入力された値が入力されると、快適値演算
部では設定値入力部で設定された快適性指標値と快適性
演算部で演算された快適性指標値とを一致させるように
空調制御変数値が求められ、表示部に出力される。表示
部では快適値演算部から入力された値の他に設定値入力
部から値が入力され、両方の値が表示される。これによ
り、現在の空調環境と快適である空調環境を比較して認
識することを促す。
【0015】請求項2のガイダンス表示システムでは、
ガイダンス演算部で快適値演算部で演算された値と設定
値入力部で設定された値とに基づいて非省エネルギ−効
率を表す値を演算し、表示する。これにより、現在の空
調環境と快適である空調環境を比較して認識することを
促す。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明を示すガイダンス表
示システムの実施例を示すブロック図であり、このシス
テムは個人住宅やオフィスビルのテナント等に用いられ
るものである。
【0017】ここで、暑さ、寒さに対する人間の温熱感
覚(いわゆるサ−マル・コンフォ−ト)に影響を与える
主な要素としては、図2に示すように空気温度、平均輻
射温度、気流速度、相対湿度、活動状態(人体の内部発
熱量)、着衣量の6つがあげられる。ここでいう活動状
態とは、例えば事務仕事を行っている場合や重労働を行
っている場合、その他、単に立っている状態や座ってい
る状態等の作業状態を意味するものであり、それぞれの
作業状態での人体の内部発熱量に関係するものである。
活動状態は通常、代謝量(met)で表される。また、
着衣量は通常衣服の熱絶縁性を表す単位の(clo)で
表される。
【0018】また、人の発熱量は、対流による放射熱
量、人からの発汗による蒸発熱量、呼吸による放熱量お
よび蓄熱量の合計であり、これらの熱平衡式が成立して
いる場合つまり、熱平衡が保たれている場合は、人体の
温熱感覚が熱的に中立であり、暑くも寒くもない快適状
態である。逆に熱平衡が崩れた場合に人体は暑さ寒さを
感じる。
【0019】上記熱平衡式に基づく温熱感覚を表す指標
の一つとして、近年注目されているものにPMV(Pr
edicted Mean Vote:予測平均回答)
がある。このPMVは、デンマ−ク工科大学のファンガ
−教授により提案され、1984年にISO−7730
として国際標準規格化されたものであり、1967年に
ファンガ−教授により発表されたファンガ−の快適方程
式に基づいて、人体の熱負荷と人間の温冷感を結び付け
たものである。
【0020】ここで、上述したように人体は熱平衡が崩
れた場合に暑さ、寒さを感じるのであるが、人体と環境
との間の熱の不平衡量は人体に対する熱負荷として求め
られる。しかし、人体の熱負荷は物理量で表されるため
(例えば、カロリ−で表される)、熱平衡が崩れている
ことは数値的には認識できるが人間の暑さ、寒さの度合
いを定量的に判断することはできなかった。
【0021】この点を克服するためにPMVは用いられ
る。つまり、PMVはファンガ−の快適方程式を出発点
として、熱平衡式で用いられる人体の熱負荷と人間の温
熱感覚を表す指標とを結び付けて、ある空調環境におけ
る人間の温熱感覚がどのようであるかを求めることがで
きるようにしたものである。
【0022】具体的には、まず、実際に人間が感じる温
冷感として温熱感覚的に0を中立とし、3を暑い、2を
暖かい、1をやや暖かい、−3を寒い、−2を涼しい、
−1をやや涼しいと定義する。そして、ある空調環境で
の人間の温熱感覚に影響を与える要素である空気温度、
平均輻射温度、気流速度、相対湿度、活動状態、着衣量
の6つの変数の値とその空調環境で実際に人間が感じた
温冷感との両方の値のアンケ−トをとり、6つの変数と
実際に人間が感じた温冷感とをアンケ−トの結果に基づ
いて結び付けたのである。
【0023】そのため、このPMV(予測平均回答)
は、所定の区画の在室者がその区画の温熱感覚に対して
下す平均的評価を表すものであるといえる。
【0024】例えば、仕切りのないオフィスに人が5人
おり、Aさんはやや暖かい(+1)と感じ、Bさんは涼
しい(−2)と感じ、Cさんはやや涼しい(−1)と感
じ、Dさんはやや暖かい(+1)と感じ、Eさんはやや
涼しい(−1)と感じたとする。この時、平均的な温熱
評価、すなわち平均回答(MV)は次のようになる。 MV=(1−2−1+1−1)/5=−2/5=−0.
4 この場合、ある所定の区画の環境での人体の温熱感覚に
影響を与える6つの要素に対するMVは−0.4である
と言えるのである。ここでは5人についてアンケ−トを
行ったが、もっと多くの人に対してアンケ−トを行い、
その結果に基づいて後述するような式が作成された。こ
の式を用いると、人体の温熱感覚に影響を与える6つの
要素がセンサを用いた測定等によって分かると、その環
境での所定の区画の在室者の平均的な温冷感覚が予測で
きるのである。
【0025】ここで、上述した例のように、大勢の被験
者によるデ−タから統計的に分析された結果、PMV
(予測平均回答)として、これを人体負荷Lおよび代謝
量Mとの関数として次式で与えている。
【0026】PMV=(0.352*exp(−0.0
42*M)+0.032)*L ここで、M:代謝量(kcal/m2 ・h) L:人体熱負荷(kcal/m2 ・h) である。ここでは、上記のように簡潔な形で記述した
が、実際にはPMVは前述した6つの人間の温熱感覚に
影響を与える変数に係る複雑な連立方程式を解くことに
よって求められるものである。
【0027】つまり、このPMVは環境側要素である空
気温度、平均輻射温度、気流速度、そして相対湿度及び
人体側要素である活動状態(人体の内部発熱量)と着衣
量の関数であるともいえ、またPMV値が−0.5〜+
0.5の範囲では90%の人が快適と感じるように定義
されているものである。ここで、ファンガ−の快適方程
式とPMVとの関係の概念を表す図を図2に示す。
【0028】ここで、実施例の構成、作用を図1を用い
て説明する。快適性演算部1では、センサ6で測定され
る室内環境デ−タ(空気温度、平均輻射温度、気流速
度、相対湿度)、予め求められる着衣量、活動状態(人
体の内部発熱量)に基づいて、人間の温熱感覚に影響を
与えるデ−タであるPMVをファンガ−の快適方程式や
ニュ−ラルネットワ−クを用いて演算する。
【0029】設定値入力部2では、居住者が任意に温
度、風量等を設定する場合に、設定しようとする温度、
湿度、風量等の値を入力するテンキ−や(+/−)キ−
等を有する。ここで、快適性演算部1で求められたPM
Vは一般的なもの(統計デ−タに基づいた一般的なも
の)であり、実際には後に詳述する如く季節等の要因に
より、真に快適と感じる値は多少変化する。このため、
季節の変わり目等においてこのPMV値を設定変更する
必要があり、このような場合の居住者が快適と感じるP
MVへの設定変更も、この設定値入力部2で入力を行
う。
【0030】快適値演算部3では、快適性演算部1で演
算されたPMV(以下、「基準PMV」という)と設定
値入力部2で設定されたPMV(以下、「設定PMV」
という)とが入力され、これらが比較される。また、空
調が行われる室内の空気温度、平均輻射温度、気流速
度、相対湿度はセンサ6で測定され、別途入力された着
衣量、活動状態と共に快適値演算部3に入力されてい
る。そして、前記設定PMVと基準PMVとに差がある
場合、前記6つの入力値を用いて、演算により求められ
る基準PMVの値が、設定PMVと同じ値になるような
空調制御変数をファンガ−の快適方程式又はファジ−推
論を用いて演算する。例えば空気温度のみが空調制御変
数とすると、空気温度を変更すると基準PMVがその変
更に伴って変化するのであり、上記のように空調制御変
数を求める場合には、基準PMVの値が設定PMVの値
と同じとなるように空気温度を演算するのである。
【0031】例えば、ファンガ−の快適方程式を用いて
演算する場合について概念的な説明をすると図2におい
て、空気温度以外の5つの人体に影響を与える要素と設
定PMVの値が分かっていれば、方程式を解くことによ
って空気温度が決まることになる。ただし、実際にファ
ンガ−の方程式を解くことは実用上困難であるため、空
調を行う場合の空調制御要素を求める場合にファジィ推
論を用いる方法がある(特開平5−126380号公報
参照)。快適値演算部3で演算された空調制御変数(上
記例では空気温度)の値がガイダンス演算部4に出力さ
れる。
【0032】ガイダンス演算部4では、設定値入力部2
で設定された温度と、快適値演算部3で演算された温度
の2つの値が入力されると、2つの温度の差を演算す
る。ここで求められた差の値を無駄温度とする。また、
設定値入力部2で入力された温度における空調負荷Q1
及び快適値演算値3で演算された温度における空調負荷
Q2 を算定し、さらにQ1 及びQ2 から非省エネ空調率
を算定してもよい。ここで、算定された無駄温度値や非
省エネ空調率はガイダンス表示部5に出力される。ま
た、ガイダンス演算部4に入力された設定値入力部2で
設定された温度と、快適値演算部3で演算された温度の
2つの値をそのまま出力してもよい。
【0033】ガイダンス表示部5では、ガイダンス演算
部4から入力される無駄温度及び非省エネ空調率等の値
が表示される。
【0034】次に実施例の作用を説明する。空調が行わ
れる室内に設けらた各種センサ6(ここでは、空気温
度、平均輻射温度、気流速度、相対湿度を測定するセン
サとする。)によって、測定された室内環境デ−タ及び
別途入力される活動状態、着衣量は、快適性演算部1及
び快適値演算部3に出力される。
【0035】各種センサ6で測定された室内環境デ−タ
と別途入力される活動状態、着衣量に関する値が快適性
演算部1に入力されると、快適性演算部1では入力され
た測定値等に基いて、ファンガ−の快適方程式やニュ−
ラルネットワ−クを用いて快適性指標であるPMV(基
準PMV)を学習により演算する。ここで、ファンガ−
の快適方程式を用いて求める方法は前述したファンガ−
の快適方程式を直接解くことによって求めるのである
が、実際にファンガ−の快適方程式により計算すること
は複雑であるため、ニュ−ラルネットワ−クを用いて求
めることが考えられている(特開平5−126380号
公報参照)。ここで演算された基準PMVは快適値演算
部3に出力される。
【0036】快適値演算部3では、快適性演算部1から
出力された基準PMVの値と設定値入力部2から出力さ
れた設定PMV(通常は値は0、つまり統計デ−タ上で
快適とされるPMVの値)とが一致するような空調制御
制御変数をファンガ−の方程式又はファジ−推論を用い
て演算する。つまり、空調制御変数を空気温度のみとし
た場合に、基準PMVと設定PMVとが一致するような
空気温度を演算するのである。この演算を行う場合に
は、快適値演算部3に入力されている設定PMVのほか
に室内に設置された各種センサから検知された平均輻射
温度等の値及び別途入力された活動状態等の値が入力さ
れることが必要となる。
【0037】ファジィ推論を用いる場合にはファジィ演
算部に時間的に前時点のPMVと現時点のPMVの値か
ら前時点のPMVの値を引いた値(以下「ΔPMV」と
する)と前時点の値とが入力される。ファジィ演算部で
は入力された2つの値に基づいてメンバ−シップ関数や
ル−ルテ−ブルを用いることにより空調制御変数の変更
すべき値が求められ、さらにこの値を使って変更後の空
気温度などの空調制御変数の値を求めることができる。
快適値演算部3で演算された空気温度と設定値入力部2
で設定された空気温度とはガイダンス演算部4に出力さ
れる。
【0038】ガイダンス演算部4では、快適値演算部3
では演算された室内温度T2 と設定値入力部2で設定さ
れた値T2 とが入力されると、これらから無駄温度を求
める。無駄温度=T2 −T1 また、快適値演算部3で演算された室内温度における空
調負荷Q1 および設定値入力部2で設定された室内温度
における空調負荷Q2 を演算し、この空調負荷Q1 およ
び空調負荷Q2 から非省エネ空調率を演算する。ここ
で、空調負荷はある室内温度で空調を行った場合に空調
機器を運転する際に消費するエネルギ−を単位をカロリ
−等で表したものである。この2つの空調負荷から非省
エネ空調率を次式により求める。
【0039】非省エネ空調率=(Q2 −Q1 )/Q1 ×
100 [%] 演算された無駄温度、非省エネ空調率はガイダンス表示
部5に出力される。ここで、演算は無駄温度および非省
エネ空調率の少なくとも1つを行えばよく、またこれら
に限るものではない。ガイダンス演算部4で求められた
値はガイダンス表示部5に出力される。
【0040】表示部5ではガイダンス演算部4で演算さ
れた値をCRT等の画面に表示する。例えば、「3℃高
すぎ、非省エネ空調率20%」といったように表示する
わけである。これにより居住者は空調が実際には快適に
は行われているかどうか、現在の空調は省エネルギ−が
図られているかどうかを認識する事ができる。一般に居
住者は室内の設定温度が高すぎたり低すぎたりする場合
や、非省エネルギ−空調率が大きい時、つまり省エネル
ギ−が図られていない場合は、表示部5の表示内容に基
づいて快適である室内温度に近づくように設定入力部2
で設定をしなおすのである。
【0041】表示部5で表示される内容に基づいて、居
住者が設定値入力部2で空調制御変数にかかる値を設定
すると設定された情報は制御信号生成部7に出力され
る。制御信号生成部7では空調設備8を運転するための
制御信号を生成し、空調設備8に出力する。空調設備8
は、その制御信号に基づいて設定された運転モ−ド通り
に運転されたり、設定された室温等の値に近づくように
空調が行われる。このように空調制御変数が変化すると
基準PMVもそれに応じて変化し、表示部5で表示され
る内容も変化するため、居住者は新たな表示内容(空調
環境)に対して対応を取ることができるのである。この
ようにして、快適で省エネルギ−が図れる空調環境を実
現させ得るガイダンス表示システムを実現できる。
【0042】ところで、通常設定PMVの値は0である
が(統計デ−タ上では快適と感じるPMVの値)、季節
が夏の時には平均的な気温が春・秋よりも高いため、快
適と感じるPMV(つまり設定PMV)の値は春・秋よ
りも少し高めである。この場合、設定PMV値を春・秋
と同じ設定PMV値としておいた場合に、快適と感じら
れるように空調を行うと冷やし過ぎを招く事になる。そ
のため、春・秋よりも少し高めに設定PMV値を設定し
ておく必要がある。
【0043】反対に、季節が冬の時には平均的な気温が
春・秋よりも低いため、快適と感じるPMVの値は春・
秋よりも少し低めである。この場合、設定PMV値を春
・秋と同じ設定PMV値としておいた場合に、快適と感
じられるように空調を行うと暖め過ぎを招く事になる。
このため、春・秋よりも少し低めに設定PMVの値を設
定しておく必要がある。
【0044】また、人それぞれによって快適と感じるP
MVの値が異なっており、このような時にも設定PMV
の値の設定を変える場合がある。
【0045】これらの場合、空調環境の快適さを表す基
準PMVを参照して快適と感じられるPMVの値を設定
値入力部2にて入力する。ここで設定入力された設定P
MVの値は快適値演算部3に出力される。また、PMV
の値の設定を変える場合に変更する新しいPMVの値を
人間が決定するのではなく、ニュ−ラルネットを用いて
もよい。すなわち、空調設備を使い始めてから定期的に
ある環境で在室者が感じた温冷感を入力するとニュ−ラ
ルネットで学習され、季節等に左右されずに人間の実際
の感覚に近いPMVの設定の変更が行われ、変更後のP
MVの値が快適値演算部3に出力されるようにしてもよ
い。
【0046】ここでは空調制御変数として空気温度を用
いたが、相対湿度、風量又は2以上の要素(空気温度と
相対湿度や空気温度と風量などのように)でもよく、ま
た快適性指標としてPMVを採用したが、例えば新標準
有効温度(SET:Standard New Eff
ective Temperature)等、PMV以
外の他の快適性指標を用いてもよい。
【0047】
【実施例】ここで、OA機器や照明機器の電源はスイッ
チのON/OFF制御されるため、使用者が不在の時に
もOA機器や照明の電源がONになったままで、無駄な
電力が使用されている場合が多い。つまり、使用者が不
在の時にOA機器や照明の電源が入っている場合が多い
ため、在室人数に合わない電力需要が生じており、エネ
ルギー無駄があるという問題を生じていた。
【0048】このような場合、使用機器および照明の無
駄使用や切り忘れをガイダンスするガイダンスシステム
は、最低消費電力量を設定しておく消費電力量設定部9
と、特定日時の在室人数設定値を設定する在室人数設定
部10と、在室人数設定部10で設定された在室人数設
定値より求められる推定在室人数値および消費電力量か
ら必要電力量を演算する必要電力量演算部11と、前記
必要電力量演算部11で演算された必要電力量と実際に
消費されている消費電力量とを比較し、電気機器の切り
忘れのガイダンス情報を出力するガイダンス出力部12
と、ガイダンス出力部12から出力されたガイダンス情
報を表示するガイダンス表示部13とを具備することを
特徴とする。また、ガイダンス表示部13の代わりに、
ガイダンス情報について非効率条件が成立した場合に警
報出力を発生する警報出力部14と、警報出力を入力す
ると警報内容を表示するビル監視制御装置15とを具備
することを特徴とするものであってもよく、さらには、
前記ガイダンス出力部12と警報出力部14およびビル
監視制御装置15との両方を具備するものであってもよ
い。
【0049】ここで、在室人数設定値はある特定の部屋
の実際の在室人数は曜日や時間等によってある程度パタ
ーン化されているため、あらかじめある特定の日時およ
び部屋の推定在室人数を在室人数設定値として在室人数
設定部10で設定しておく。この在室人数設定値は必要
電力量演算部11に入力される。必要電力量演算部11
では在室人数設定値をもとにしてある特定の部屋及び日
時の在室人数推定値が求められる(部屋及び日時の特定
ができればあらかじめ在室人数設定値として在室人数は
設定されているので、在室人数推定値が分かる)。必要
電力量演算部11では、一人でも在室していれば使用す
るOA機器・証明等、電気機器の最低消費電力量(共用
機器の消費電力量)である最低必要電力量および一人当
たりのOA機器等の使用電力量である一人当たりの基準
電力量を設定する。この最低必要電力量および一人当た
りの基準電力量および在室人数推定値から必要電力量を
以下の式等で演算する。
【0050】必要電力量=最低必要電力量+一人当たり
の基準使用電力量×在室人数推定値 上記のように演算された必要電力量はガイダンス出力部
12に入力される。ガイダンス出力部12には実際に使
用されている電力量(使用電力量)も入力され、以下の
式等により無駄電力量、無駄電力人数等(ガイダンス情
報)が演算される。無駄電力量=使用電力量−必要電力
量 無駄電力人数=無駄電力量/一人当たりの基準使用電力
量 ガイダンス表示部13では、ガイダンス出力部12での
演算により非効率条件が成立した場合、例えば無駄電力
量が正の値となった場合、ガイダンス表示は無駄電力に
ついては「電力××kwが無駄です」や、無駄電力人数
については「××人分の電力が無駄です」等のガイダン
スを表示する。また、ガイダンスは必ずしも言葉による
ものである必要はなく、無駄電力が生じている場合には
LEDを点滅表示させ、無駄電力がなくなった時点でL
EDを消灯する。というようにしてもよい。
【0051】また、無駄電力量が一定以上の値となった
場合には、イーサネットや、電話回線等を通じてビル監
視制御装置15を通してビル管理者に警報を出力する警
報出力部14を設けてもよい。警報出力部14はガイダ
ンス出力部12からの出力(無駄電力等がどれだけ生じ
ているかの情報)を入力している。警報出力部14で
は、入力された無駄電力等に関する値が、一定値以上の
値になった場合や無駄電力が一定時間以上継続する場合
となった時(例えば、温度が2℃以上の時や、エネルギ
ーが30%以上無駄になっている場合が10分以上続く
時など)、警報出力をビル監視制御装置15に出力す
る。ビル監視制御装置15に警報出力が出力されると、
ビル監視制御装置15の監視盤にどこの居住者が電力効
率の悪いOA機器等の運用を行っているかが表示され、
ビル管理者はこれらの情報に基づいて、居住者に無駄電
力の消費の是正を促したり、電気の消し忘れを発見でき
るなどビル管理の向上を図ることができる。
【0052】なお、本実施例ではビルを対象として説明
したがOA機器等の電気製品を使っている場所であれば
どこでも適用できるものである。また、無駄電力量や無
駄人数等は上記以外の式によって定義してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、快適で省
エネ効率の良い空調を行うための空調制御変数の基準を
表示することにより、より快適で省エネ効率のよい空調
を行うことを促すことができ、また、OA機器等の無駄
な使用による電力消費を抑え、さらにはビル管理の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガイダンス表示システムの実施例
を示すブロック図
【図2】ファンガ−方程式からPMVを演算する概念を
示す図
【図3】OA機器等の電力消費に関するガイダンス表示
システム
【図4】従来の空調システムを示すブロック図
【図5】従来の空調システムにおける空調設定部の一例
を示す図
【符号の説明】
1…快適性演算部 2…設定値入力部 3…快適値演算部 4…ガイダンス演算部 5…表示部 6…センサ 7…制御信号生成部 8…空調設備

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調制御変数値を調節する事により空調
    を行う空調システムで空調環境及び制御状態等を表示す
    るガイダンス表示システムにおいて、人間の温熱感覚に
    影響を与える複数のプロセス変数(空調制御変数を含
    む)から快適性指標値を演算する快適性演算部と、空調
    制御変数値や、快適と感じられる快適性指標の値を設定
    する設定値入力部と、前記快適性演算部で演算された快
    適性指標値と前記設定値入力部で設定された快適性指標
    値とを一致させる空調制御変数値を演算する快適値演算
    部と、前記設定値入力部によって設定された空調制御変
    数値と前記快適値演算部によって求められた快適性指標
    値に基づく空調制御変数値を表示する表示部とを有する
    事を特徴とするガイダンス表示システム。
  2. 【請求項2】 設定値入力部によって設定された空調制
    御変数値と快適値演算部によって求められた空調制御変
    数値とから非省エネ効率を表す値を演算するガイダンス
    演算部を設けたことを特徴とする請求項1記載のガイダ
    ンス表示システム。
  3. 【請求項3】 上記プロセス変数は空気温度、平均輻射
    温度、気流速度、相対湿度、活動状態(人体の内部発熱
    量)、着衣状態の6つの変数で、上記快適性指標はPM
    Vであることを特徴とする請求項1記載のガイダンス表
    示システム。
  4. 【請求項4】 最低消費電力量と一人当たりの基準電力
    量とを設定しておく消費電力量設定部と、特定日時の在
    室人数設定値を設定する在室人数設定部と、前記在室人
    数設定部で設定された在室人数設定値より求められる推
    定在室人数値および消費電力量から必要電力量を演算す
    る必要電力量演算部と、前記必要電力量演算部で演算さ
    れた必要電力量と実際に消費されている消費電力量とを
    比較し、電気機器の切り忘れのガイダンス情報を出力す
    るガイダンス出力部と、ガイダンス出力部から出力され
    たガイダンス情報を表示するガイダンス表示部とを具備
    することを特徴とするガイダンス表示システム。
  5. 【請求項5】 最低消費電力量と一人当たりの基準電力
    量を設定しておく消費電力量設定部と、特定日時の在室
    人数設定値を設定する在室人数設定部と、前記在室人数
    設定部で設定された在室人数設定値より求められる推定
    在室人数値および消費電力量から必要電力量を演算する
    必要電力量演算部と、前記必要電力量演算部で演算され
    た必要電力量と実際に消費されている消費電力量とを比
    較し、電気機器の切り忘れのガイダンス情報を出力する
    ガイダンス出力部と、ガイダンス情報が非効率条件が成
    立した場合に警報出力を発生する警報出力部と、警報出
    力を入力すると警報内容を表示するビル監視制御装置と
    を具備することを特徴とするガイダンス表示システム。
JP8032033A 1996-02-20 1996-02-20 ガイダンス表示システム Pending JPH09229463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032033A JPH09229463A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 ガイダンス表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032033A JPH09229463A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 ガイダンス表示システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09229463A true JPH09229463A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12347568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8032033A Pending JPH09229463A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 ガイダンス表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09229463A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323526A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 環境制御システム及び入力装置
JP2008261630A (ja) * 2007-01-17 2008-10-30 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2009187050A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Hirosuke Nakajima 快適条件の算出装置、および温熱情報表示システム
JP2010054153A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和装置の表示装置及び方法並びに空気調和システム
JP2011182513A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Secom Co Ltd 電力監視装置
JP2012172924A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Panasonic Corp エネルギー管理装置
JP2015014409A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 ダイキン工業株式会社 空調管理システムおよび空調管理プログラム
WO2022123661A1 (ja) * 2020-12-08 2022-06-16 三菱電機株式会社 換気情報表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323526A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 環境制御システム及び入力装置
JP2008261630A (ja) * 2007-01-17 2008-10-30 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP4618345B2 (ja) * 2007-01-17 2011-01-26 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP2009187050A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Hirosuke Nakajima 快適条件の算出装置、および温熱情報表示システム
JP2010054153A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和装置の表示装置及び方法並びに空気調和システム
JP2011182513A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Secom Co Ltd 電力監視装置
JP2012172924A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Panasonic Corp エネルギー管理装置
JP2015014409A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 ダイキン工業株式会社 空調管理システムおよび空調管理プログラム
WO2022123661A1 (ja) * 2020-12-08 2022-06-16 三菱電機株式会社 換気情報表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. Indoor thermal environment optimal control for thermal comfort and energy saving based on online monitoring of thermal sensation
CN101140450B (zh) 节能型热舒适控制器及控制方法
CN102042659B (zh) 湿度推定装置和湿度推定方法
Li et al. Experimental study of an indoor temperature fuzzy control method for thermal comfort and energy saving using wristband device
Zhang et al. Energy and comfort performance of occupant-centric air conditioning strategy in office buildings with personal comfort devices
JP2003042508A (ja) 空調制御方法および空調システム
JPH0821650A (ja) ビル制御装置
JP6668010B2 (ja) 空調制御装置、空調制御方法、および空調制御プログラム
JP3214317B2 (ja) 空調装置
JP3049266B2 (ja) 空調制御装置
Omarov et al. Design of fuzzy logic based controller for energy efficient operation in smart buildings
Nouvel et al. A novel personalized thermal comfort control, responding to user sensation feedbacks
JPH09229463A (ja) ガイダンス表示システム
JP2007120889A (ja) 空調制御装置
Ito et al. A practical case study of HVAC control with MET measuring in HEMS environment
JPH09217953A (ja) 空調制御装置
JP2002022238A (ja) 快適感評価装置及び空調制御装置
JP3361017B2 (ja) 快適性指標pmv学習装置
Vanus et al. Evaluation of thermal comfort of the internal environment in smart home using objective and subjective factors
JP2002213795A (ja) 空調制御装置
JPH06347077A (ja) 室内環境制御装置
Zhao et al. Experimental assessment of a satisfaction based thermal comfort control for a group of occupants
JPH08189683A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2015222126A (ja) 空調制御装置
JP2734193B2 (ja) 空気調和機の制御装置