JPH09229005A - エアコン付油圧機械の制御方法および制御装置 - Google Patents

エアコン付油圧機械の制御方法および制御装置

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JPH09229005A
JPH09229005A JP6025096A JP6025096A JPH09229005A JP H09229005 A JPH09229005 A JP H09229005A JP 6025096 A JP6025096 A JP 6025096A JP 6025096 A JP6025096 A JP 6025096A JP H09229005 A JPH09229005 A JP H09229005A
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horsepower
hydraulic
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air conditioner
control
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JP6025096A
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English (en)
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Sunao Komamiya
直 駒宮
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Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エアコン付油圧機械において、高負荷が作用
するとエアコンが巧く機能しないという課題がある。 【解決手段】 エアコン(5aまたは5b)のスイッチを投
入すると、制御器6 がエアコン馬力を確保した後、残り
の馬力を作業機等に使用するように演算し、ポンプ吐出
圧Pと1回転当りの吐出量Qを、馬力一定の制御に切り
換え、さらにエンジン馬力がパーシャル状態で第一スイ
ッチ4aを投入した場合には制御器6 はエアコン馬力を稼
働中の油圧馬力に加算し、エンジン出力を上げてエアコ
ン馬力を確保した上で、制御中の油圧馬力一定の制御続
行を組み合わせる外、高負荷作業中にエンジンの回転速
度が低速側へ移動した場合、エンジン回転速度が元の低
速回転速度に早期回復するよう、ポンプ吐出量Qを小さ
くする制御を付加したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエアコンを装着し
た、例えばクレーン車や油圧式掘削機械のようなエアコ
ン付油圧機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来自走車両には、例えばクレーン車や
油圧式掘削機械のように、各種油圧機器を装着した油圧
機械があり、近時オペレータの快適な居住性を図る上か
ら、キャビン内にエアコンを設けているのが普通となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のエア
コン付油圧機械は、高負荷作業を余儀無くさせられるた
め、エアコンが巧く機能しないという課題を抱えてい
る。詳しくは次の通りである。エンジンの馬力制御はミ
ニマム.マキシムスピード制御式と、オールスピード制
御式とに大別される。前者は乗用車やダンプトラック等
の自走車に装着され、オペレータがアクセルの踏込み量
を変更することにより、エンジン馬力はそれ自体を増減
し、これによりエンジン馬力を負荷にマッチングさせる
形式である。これに対し後者はブルドーザや油圧式掘削
機械等の自走車に装着され、オペレータがスロットルレ
バーを所望角に設定することにより、所望角度で定まる
エンジン馬力線を設定し、このエンジン馬力線上で負荷
がマッチングする形式である。ところが何れの制御形式
であれ、高負荷が作用すると、エンジン馬力はエンジン
回転と共に低下する。このため高負荷時でエアコン馬力
が不安定となり、キャビン内での快適な居住性を維持で
きなくなるのが普通である。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、エンジンにより駆動される可変容量式油
圧ポンプからの油圧を用い、油圧機器により作業機等を
稼働させるエアコン付油圧機械において、スロットルレ
バーの所望角で決まるエンジンガバナーの設定角度に対
応した、エンジン最大トルク線に沿って制御を実行中の
場合には、エアコンを入切する第一スイッチを投入する
と、制御器がエンジン回転センサーの回転速度検出値と
油圧センサーのポンプ吐出検出値とを受けて、ポンプ吐
出圧と1回転当りの吐出流量を、演算結果にマッチング
する油圧馬力で一定となる制御に切り換えるが、制御器
がエンジントルク線の低い設定で制御を実行中のエンジ
ン馬力がパーシャル状態の場合は、エアコンを入切する
第一スイッチを投入すると、制御器はエアコン馬力を稼
働中の油圧馬力に加算し、その演算結果にマッチングす
るアクチュエータトルク線に設定するよう、アクチュエ
ータにスロットルレバーを作動させて所望角とし、エン
ジン出力を上げてエアコン馬力を確保した上で、制御中
の油圧馬力を一定とする制御を続行する外、高負荷作業
中にエンジンの回転速度が低速側へ移動した場合、エン
ジン回転速度が元の定速回転速度に早期回復するようサ
ーボ弁に対して、ポンプ吐出量を小さくする制御を付加
した制御方法としている。
【0005】この制御方法を用いることにより、エンジ
ン最大馬力で稼働中の場合には、ともかくエンジン馬力
からエアコン馬力を確保し、次いでエンジン馬力からエ
アコン馬力を差し引いた馬力に油圧馬力が一致するよう
に、又エンジン馬力がパーシャル状態であれば、エアコ
ン馬力を上限として出力アップし、エアコン馬力を確保
した上で、エンジン馬力からエアコン馬力を差し引いた
馬力に油圧馬力が一致するように、ポンプ吐出圧が高く
なるとポンプ吐出量を減らし、逆にポンプ吐出圧が低く
なるとポンプ吐出量を増やすことになり、エアコンは油
圧馬力の変動に関係なく仕様通りの作動ができると共
に、エアコン速度についても一定に維持でき、キャビン
内のオペレータの居住性維持が容易となり、より快適な
環境にできる。
【0006】請求項2記載の発明はスロットルレバーの
所望角で決まるエンジンガバナーの設定角度に対応し
た、エンジントルク線に沿って制御を実行中の制御器
が、エアコンを入切する第二スイッチを投入すると、エ
アコン馬力を確保した後、残りの馬力を作業機等に使用
するように演算し、ポンプ吐出圧と1回転当りの吐出量
を、演算結果にマッチングする油圧馬力で一定とする制
御に切り換える制御方法としている。
【0007】即ち油圧馬力はエアコンを使用しない場合
に比較して、仕様を下げた状態となっていて、油圧馬力
がエアコン馬力分のしわよせを受けた形となる。このた
め油圧機器に高負荷が作用しても、油圧機器による油圧
馬力の変化に無関係に、エアコン馬力を確保できる。従
ってキャビン内でのオペレータの快適居住性を維持でき
ることになる。
【0008】請求項3及び請求項4記載の発明は、上述
の2種類の制御方法に対応して、制御装置を構成する機
器を示している。従って作用効果は全く上述の通りであ
るので詳しい説明は省略する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1の実施例の油圧機械は、図示
しない小型油圧式掘削機械であり、上部にはキャビン、
エンジン、作業機、旋回モータ、下部には走行モータ等
が装着されていて、これらのモータ、作業機の各種油圧
機器1はエンジン2で駆動された可変容量式油圧ポンプ
3からの油圧を受けて作動可能になっている。キャビン
にはエアコンの第一スイッチ4a、または第二スイッチ4
b、機械駆動式エアコン5a、または電気モータ駆動式エ
アコン5bと制御器6が装着されている。制御器6には前
記第一スイッチ4a、油圧ポンプ3の吐出側に取付られて
いる油圧機器1の負荷圧力を検出する油圧センサー7及
び油圧ポンプ3の吐出量を変更するサーボ弁8が接続さ
れている。
【0010】エンジンが最大出力状態の時、オペレータ
が第一スイッチ4aを「入」とした信号を制御器6が受け
ると、先ずエンジン馬力からエアコン馬力を確保し、次
いでエンジン馬力からエアコン馬力を差し引いた馬力に
油圧機器1で稼働中の油圧馬力が一致するように、ポン
プ吐出圧が高くなるとポンプ吐出量を減らし、逆にポン
プ吐出圧が低くなるとポンプ吐出量を増やす制御をサー
ボ弁8に行わせる。すなわち最大油圧馬力はエアコンを
使用しない場合に比較して、仕様を下げた状態となって
いて、油圧馬力がエアコン馬力分のしわよせを受けた形
となっている。ここでポンプ吐出圧Pは当然油圧センサ
ー7から入力される。
【0011】しかしエンジンがパーシャル出力状態で、
制御器6が第一スイッチ4aを「入」とした信号を受けた
場合には、先ず稼働中の油圧馬力にエアコン馬力を加算
して、エンジン馬力を増加させ、エアコン馬力を確保し
ておいて、油圧馬力の制御を続行しながら油圧機器1の
稼働を行う外、高負荷作業中のエンジンの定速回転速度
維持にサーボ弁8にポンプ吐出量を小さくする制御を負
荷させている。
【0012】一方オペレータが第二スイッチ4bを「入」
とした信号を制御器6が受けると、先ずエンジン馬力か
らエアコン馬力を確保し、次いでエンジン馬力からエア
コン馬力を差し引いた馬力に油圧機器1で稼働中の油圧
馬力が一致するように、ポンプ吐出量を増やす制御をサ
ーボ弁8に行わせる。即ち油圧馬力はエアコンを使用し
ない場合に比較して、仕様を下げた状態となっていて、
油圧馬力がエアコン馬力分のしわよせを受けた形となっ
ている。
【0013】図1のブロック図および図2、図3、図4
のトルク線図を参照して詳しく説明する。ここでエンジ
ントルクにエンジン回転速度を乗ずることにより、エン
ジン馬力が得られ、他方油圧トルクに油圧モータ回転速
度を乗ずることにより、油圧馬力が得られることはいう
までもない。図1のエンジン2は機械式オールスピード
制御式ガバナ9を備え、キャビン内のオペレータの操作
により、角度変更自在とされたスロットルレバー(図示
せず)が装着されている。スロットルレバーの基端には
スロットルレバー角を検出する角度検出器91が装着さ
れ、またスロットルレバーには制御器6からの信号を受
けて、スロットルレバー角をエアコン出力相当角度を上
限として増減させるアクチュエータ92(これはガバナス
プリングに設けてバネ定数を変更する例えば磁気歪素子
等であってもよい)が装着されている。そしてこれら角
度検出器91およびアクチュエータ92は制御器6に接触さ
れている。
【0014】オペレータがスロットルレバーを所望角に
設定すると、すなわち図2における横軸のエンジンアイ
ドル回転速度Lmax 、L1、L2、L3に相当する位置
のいずれかに設定すると、それぞれ所定のエンジントル
ク線Tmax 、T1、T2、T3が得られる。仮にオペレ
ータがスロットルレバーを最大出力位置Lmax に設定
し、これにより設定されるエンジントルク線Tmax で機
械を稼働させていたとする。またこの時の油圧ポンプト
ルクとのマッチングトルクは、図3に示すように仮にm
1であったとする。この状態では制御器6は、ポンプ吐
出圧検出器7から検出した油圧Pを入力しつつ、油圧P
に基づきサーボ弁8に対して、「PXQ(ポンプ吐出
量)=m1」とする油圧ポンプ3のトルク一定制御、す
なわち図4の双曲線となるPQ曲線にそって制御を行わ
せる。この実施例での説明はトルクを元としているの
で、ここでポンプ吐出量Qは油圧ポンプ3の1回転当り
の吐出流量である。つまりポンプ吐出圧Pが高くなると
ポンプ吐出量Qをへらし、逆にポンプ吐出圧Pが低くな
るとポンプ吐出量Qを増やすことにより、マッチングト
ルクm1を維持する制御を行うなお油圧機器1の負荷が
変動すると、マッチングトルクm1はエンジントルク線
max 上を移動することは勿論、この間制御器6は角度
検出器91からスロットルレバー角を受けている。
【0015】第1実施例はここで第一スイッチ4aを
「入」とした信号を制御器6が受けると、マッチングト
ルクm1からエアコントルクを差し引いた新たなマッチ
ングトルクm2を算出する。すなわち角度検出器91から
のスロットルレバー角を基に演算されたエンジントルク
線Tmax からエアコントルクを差し引いた新しいエンジ
ントルク線T1を算出記憶し、このエンジントルク線T
1を油圧機器1への油圧トルクに振り当てる。そして前
述と同様に制御器6は油圧Pを基にしてサーボ弁8に対
して、今回は「PXQ(ポンプ吐出量)=m2」とする
油圧ポンプ3の油圧トルク一定制御を行う。すなわち図
4の双曲線となるPQ曲線に沿った制御を行わせ、エア
コントルクは面積Ta、油圧ポンプトルクは面積Tuと
なり、エアコントルク分だけ油圧ポンプトルクが減った
ことになる。なお油圧機器1の負荷が変動すると、マッ
チングトルクm2はエンジントルク線T1上を移動する
ことは勿論である。
【0016】第2実施例は仮にオペレータがスロットル
レバーをパーシャル出力位置L1に設定し、エンジント
ルク線L1で油圧機械を稼働させ、この時の油圧ポンプ
トルクとのマッチングは図3のm2であるとする。この
場合制御器6はサーボ弁8に対して図4の「PXQ=m
2」の油圧トルク一定制御を行っている。ここで第一ス
イッチ4aを「入」とした信号を制御器6が受けると、マ
ッチングトルクm2からエアコントルク分だけエンジン
トルクを増やし、新たなマッチングトルクm1を算出
し、これに合わせてアクチュエータ92を駆動し、エンジ
ンガバナ9(又はガバナスプリングのバネ定数)でのス
ロットルレバー位置はLmaxに移動して、エンジントル
ク線もTmax に変わるが、制御器6はサーボ弁8に対し
て図4の「PXQ=m2」とする油圧トルク一定の制御
を続行する。すなわちエアコン分だけエンジン出力を増
加する制御方法である。
【0017】なお上述の第1実施例と第2実施例は単独
或いは組合せの何れでもよい。第3実施例は上述の第1
実施例と第2実施例において、エンジンの回転速度を検
出するエンジン回転センサー10を設けて、制御器6に検
出値を入力できるようにする。即ち油圧機器1による高
負荷作業中、仮にマッチングトルクm1またはm2がエ
ンジン低速側へ移動したものとするすると制御器6はエ
ンジン回転速度が元の低速回転速度に早期に回復するよ
うにサーボ弁8に対して、ポンプ吐出量を小さくする制
御を行う。この制御は第1実施例と第2実施例に加えて
もよい。
【0018】一方第二スイッチ4bを「入」とした信号を
制御器6が受けた場合には、前述と同様にエンジントル
ク線Tmax からエアコントルクを差し引いた新しいエン
ジントルク線T1を算出記憶し、このエンジントルク線
T1を油圧機器1への油圧トルクに振り当て、制御器6
は油圧Pを基にしてサーボ弁8に対して、「PXQ=m
2」とする油圧ポンプ3のトルク一定制御を行わせる。
すなわち小形油圧機械において、エンジン馬力に占める
エアコン馬力の比率が大きくなり、10%を越え30%近く
にもなってくるので、エアコンを使用する場合には頭か
らエアコン馬力を確保しておいて、油圧機器1に割り当
てる最大馬力を減らし、その限定範囲で油圧機械の作業
をするという、仕様を落とした状態で稼働を制御して行
く方が円滑に行くことが多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】スロットルレバー位置とエンジントルク線図で
ある。
【図3】実施例のエアコン馬力を確保したエンジントル
ク線図である。
【図4】可変容量式油圧ポンプの馬力一定制御のトクル
線図である。
【符号の説明】
1 油圧機器 2 エンジン 3 可変容量式油圧ポンプ 4b 第一スイッチ 4b 第二スイッチ 5a 機械駆動エアコン 5b 電気モータ駆動式エアコン 6 制御器 7 油圧センサー 8 サーボ弁 9 ガバナ 10 エンジン回転センサー 92 アクチュエータ P ポンプ吐出圧 Q ポンプ吐出量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(2) により駆動される可変容量
    式油圧ポンプ(3) からの油圧を用い、油圧機器(1) によ
    り作業機等を可動させるエアコン付油圧機械において、
    スロットルレバーの所望角で決まる、ガバナー(9) の設
    定角度に対応して、エンジン最大馬力設定に沿って制御
    中に、エアコン(5a 又は5b) を入切する第一スイッチ(4
    a)を投入すると、制御器(6) がエンジン回転センサー(1
    0)の回転速度検出値と油圧センサー(7) のポンプ吐出圧
    検出値とを受けて、ポンプ吐出圧(P)と1回転当りの
    吐出量(Q)を、演算結果にマッチングする油圧馬力で
    一定とする制御に切り換えるが、エンジン出力の低い設
    定で制御中の場合には、制御器(6) はエアコン馬力を可
    動中の油圧馬力に加算し、その演算結果にマッチングす
    るエンジン馬力に設定するよう、アクチュエータ(92)に
    スロットルレバー角度をエアコン出力相当角を上限とし
    て増加させ、エアコン馬力を確保した上で、制御中の油
    圧馬力を一定とする制御続行に切り換える外、高負荷作
    業中にエンジン(2) の回転速度が低速側へ移動した場
    合、エンジン回転速度が元の定速回転速度に早期回復す
    るようサーボ弁(8) に対して、ポンプ吐出量(Q)を小
    さくする制御を付加したことを特徴とするエアコン付油
    圧機械の制御方法。
  2. 【請求項2】 エンジン(2) により駆動される可変容量
    式油圧ポンプ(3) からの油圧を用い、油圧機器(1) によ
    り作業機等を稼働させるエアコン付油圧機械において、
    スロットルレバーの所望角で決まる、ガバナー(9) の設
    定角度に対応した、エンジン馬力設定に沿って制御中の
    制御器(6) がエアコン(5a 又は5b) を入切する第二スイ
    ッチ(4b)を投入すると、エアコン馬力を確保した後、残
    りの馬力を作業機等に使用するように演算し、ポンプ吐
    出圧(P)と1回転当りの吐出量(Q)を、演算結果に
    マッチングする油圧馬力で一定とする制御に切り換える
    ことを特徴とするエンジン付油圧機械の制御方法。
  3. 【請求項3】 エンジン(2) により駆動される可変容量
    式油圧ポンプ(3) からの油圧を用い、油圧機器(1) によ
    り作業機等を稼働させるエアコン付油圧機械において、
    スロットルレバーの所望角で決まる、ガバナー(9) の設
    定角度に対応して、エンジン最大馬力設定に沿って制御
    中に、エアコン(5a 又は5b) を入切する第一スイッチ(4
    a)を投入すると、制御器(6) がエンジン回転センサー(1
    0)の回転速度検出値トンネル油圧センサー(7) のポンプ
    吐出圧検出値とを受けて、エアコン馬力を確保した後、
    残りの馬力を作業機等に使用するように演算し、ポンプ
    吐出圧(P)と1回転当りの吐出量(Q)を、演算結果
    にマッチングする油圧馬力で一定とする制御に切り換え
    るが、エンジン出力の低い設定で制御中の場合には、制
    御器(6) はエアコン馬力を稼働中の油圧馬力に加算し、
    その演算結果にマッチングするエンジン馬力に設定する
    よう、アクチュエータ(92)にスロットルレバー角度をエ
    アコン出力相当角を上限として増加させ、エアコン馬力
    を確保した上で、制御中の油圧馬力を一定とする制御続
    行に切り換える外、高負荷作業中にエンジン(2) の回転
    速度が低速側へ移動した場合、エンジン回転速度が元の
    定速回転速度に早期回復するようサーボ弁(8) に対し
    て、ポンプ吐出量(Q)を小さくする制御を付加したこ
    とを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジン(2) により駆動される可変容量
    式油圧ポンプ(3) からの油圧を用い、油圧機器(1) によ
    り作業機等を稼働させるエアコン付油圧機械において、
    スロットルレバーの所望角で決まる、ガバナー(9) の設
    定角度に対応した、エンジン馬力設定に沿って制御中の
    制御器(6) がエアコン(5a 又は5b) を入切する第二スイ
    ッチ(4b)を投入すると、エアコン馬力を確保した後、残
    りの馬力を作業機等に使用するように演算し、ポンプ吐
    出圧(P)と1 回転当りの吐出量(Q)を、演算結果に
    マッチングする油圧馬力で一定とする制御に切り換える
    ことを特徴とする制御装置。
JP6025096A 1996-02-23 1996-02-23 エアコン付油圧機械の制御方法および制御装置 Pending JPH09229005A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103064404A (zh) * 2012-12-20 2013-04-24 中联重科股份有限公司 汽车起重机的功率匹配控制仿真测试系统
JP2014141859A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械
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CN111173067A (zh) * 2020-01-07 2020-05-19 国机重工集团常林有限公司 一种液压挖掘机功率匹配的方法

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