JPH09228856A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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JPH09228856A
JPH09228856A JP3150996A JP3150996A JPH09228856A JP H09228856 A JPH09228856 A JP H09228856A JP 3150996 A JP3150996 A JP 3150996A JP 3150996 A JP3150996 A JP 3150996A JP H09228856 A JPH09228856 A JP H09228856A
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governor
electronic governor
fuel
electronic
mechanical
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JP3150996A
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Inventor
Yasushi Matsuda
康 松田
Yasunori Shiraishi
安則 白石
Yasuichi Kamata
保一 鎌田
Hajime Yama
一 山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】電子ガバナ1とメカニカルガバナ2とを備
え、電子ガバナ1の作動中は、電子ガバナ1の作動に基
づいて燃料調量部3が制御され、電子ガバナ1の作動停
止中は、メカニカルガバナ2の作動に基づいて燃料調量
部3が制御されるようにした、エンジンの燃料供給装置
において、電子ガバナ1の作動中は、燃料調量部3のメ
カニカルガバナ用入力部4がメカニカルガバナ2の出力
部5から離脱するようにした。 【効果】電子ガバナ1の作動中は、メカニカルガバナ2
の作動が燃料調量部3に伝わらないため、電子ガバナ1
のガバナ精度が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃料供
給に関し、詳しくは、電子ガバナの作動中に、そのガバ
ナ精度を高く維持できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃料供給装置の従来技術とし
て図10に示すものがある。これは、本発明と同様、電
子ガバナ101とメカニカルガバナ102とを備え、電
子ガバナ101の作動中は電子ガバナ101の作動に基
づいて燃料調量部103が制御され、電子ガバナ101
の作動停止中はメカニカルガバナ102の作動に基づい
て燃料調量部103が制御されるようになっている。こ
の種の装置では、電子ガバナ101が正常に作動してい
る間は、電子ガバナ101による制御を行うが、故障に
より電子ガバナ101の作動が停止した場合、或いは故
障のために電子ガバナ101の作動を停止させた場合、
電子ガバナ101が修理されるまでの間、メカニカルガ
バナ102で代替制御を行うことができる。
【0003】この従来技術では、燃料調量部103の入
力部104にメカニカルガバナ102の出力部105を
嵌合させてあるため、電子ガバナ101の作動中も燃料
調量部103の入力部104がメカニカルガバナ102
の出力部105から離脱しない。尚、図中の符号110
は電磁ソレノイド、111は出力杆、113はコントロ
ーラ、114はバッテリ、115は回転数設定手段、1
16は実回転設定手段、119はガバナ力発生手段、1
20はガバナスプリング、128はガバナ力、129は
ガバナスプリング力である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある。 電子ガバナ101の作動中もメカニカルガバナ102
の作動が燃料調量部103に伝わるため、電子ガバナ1
01のガバナ精度が低くなる。
【0005】電子ガバナ101の作動を、メカニカル
ガバナ102の作動及び重量に抗して行う必要があるた
め、高出力用の電磁ソレノイド110を必要とし、電子
ガバナ101全体が大形高コスト化する。
【0006】本発明の課題は、電子ガバナの作動中に、
そのガバナ精度を高く維持できる、エンジンの燃料供給
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)第1発明は、図1〜図7に示すように、電
子ガバナ1とメカニカルガバナ2とを備え、電子ガバナ
1の作動中は、電子ガバナ1の作動に基づいて燃料調量
部3が制御され、電子ガバナ1の作動停止中は、メカニ
カルガバナ2の作動に基づいて燃料調量部3が制御され
るようにした、エンジンの燃料供給装置において、次の
ようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、電子ガバナ1の作動中は、燃料
調量部3のメカニカルガバナ用入力部4がメカニカルガ
バナ2の出力部5から離脱するようにしたことを特徴と
する。
【0009】(第2発明)第2発明は、図1〜図7に示
すように、第1発明のエンジンの燃料供給装置におい
て、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6に電子ガバナ
1の出力部7を臨ませ、燃料調量部3のメカニカルガバ
ナ用入力部4をメカニカルガバナ2の出力部5に臨ま
せ、燃料調量部3に付勢スプリング8で付勢力9を付与
することにより、電子ガバナ1の作動中は、燃料調量部
3の電子ガバナ用入力部6が電子ガバナ1の出力部7に
圧接し、電子ガバナ1の作動停止中は、燃料調量部3の
メカニカルガバナ用入力部4がメカニカルガバナ2の出
力部5に圧接するようにしたことを特徴とする。
【0010】(第3発明)第3発明は、図1〜図6に示
すように、第2発明のエンジンの燃料供給装置におい
て、電子ガバナ1の出力部7を備えた電磁ソレノイド1
0の出力杆11が、電磁力の増加につれて、付勢スプリ
ング8の付勢力9に抗する向き12に作動するようにし
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用及び効果】
(第1発明)第1発明によれば、次の作用効果を奏する
(図1〜図7参照)。 電子ガバナ1の作動中は、メカニカルガバナ2の作動
が燃料調量部3に伝わらないため、電子ガバナ1のガバ
ナ精度が高くなる。
【0012】電子ガバナ1の作動が、メカニカルガバ
ナ2の作動及び重量の影響を受けないので、低出力用の
電磁ソレノイド10で足り、電子ガバナ1全体が小型低
コストになる。
【0013】(第2発明)第2発明によれば、第1発明
の作用効果に加え、次の作用効果を奏する(図1〜図7
参照)。 電子ガバナ1の作動中は、燃料調量部3の電子ガバナ
用入力部6が電子ガバナ1の出力部7に圧接され、電子
ガバナ1の作動停止中は、燃料調量部3のメカニカルガ
バナ用入力部4がメカニカルガバナ2の出力部5に圧接
されるので、燃料調量部3に電子ガバナ1とメカニカル
ガバナ2とがいずれもガタつきなく接続され、いずれの
場合にも接続個所のガタ付きによるガバナ精度の低下を
抑制できる。
【0014】(第3発明)第3発明は第2発明の作用効
果に加え、次の作用効果を奏する(図1〜図6参照)。 電磁ソレノイド10で発生させる電磁力は、出力杆1
1を付勢スプリング8の付勢力9に抗して作動させる程
度の小さなものでよいため、低出力用の電磁ソレノイド
10で足り、電子ガバナ1全体が小型低コストになる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るエン
ジンの燃料供給装置を説明する図である。第1実施形態
では、ディーゼルエンジンの燃料供給装置を用いてい
る。この燃料供給装置は、電子ガバナ1とメカニカルガ
バナ2とを備えている。
【0016】電子ガバナ1は、電磁ソレノイド10をコ
ントローラ13を介してバッテリ14に連携させ、コン
トローラ13を回転数設定手段15と実回転数検出手段
16とに連携させてある。この電子ガバナ1では、コン
トローラ13で設定回転数と実回転数とを比較して、電
磁ソレノイド10を制御し、燃料調量部3を調量移動さ
せる。
【0017】メカニカルガバナ2の構成は次の通りであ
る。すなわち、枢軸17にガバナレバー2を構成するス
プリング力入力レバー24とガバナ力入力レバー25と
を枢支し、調速レバー21にガバナスプリング20を介
してスプリング力入力レバー24を連動連結し、ガバナ
スプリング力発生装置19にガバナ力入力レバー25を
介して燃料噴射ポンプの燃料調量部3を連携させてあ
る。図1中の符号26は燃料制限具、27はトルクアッ
プ装置である。このメカニカルガバナ2では、ガバナ力
28とガバナスプリング力29との不釣り合い力によ
り、ガバナレバー2を一体に揺動させて、燃料調量部3
を調量移動させる。エンジン始動時には、後述する付勢
スプリング8がスタートスプリングとして機能し、燃料
制限具26にスプリング力入力レバー24を置き残した
まま、ガバナ力入力レバー25が燃料増量側に引かれ、
燃料調量具3が始動増量位置に保持されているため、始
動性が良い。
【0018】この第1実施形態では、電子ガバナ1の作
動中は電子ガバナ1の作動に基づいて燃料調量部3が制
御され、電子ガバナ1の作動停止中はメカニカルガバナ
2の作動に基づいて燃料調量部3が制御されるようにな
っている。そして、図1(A)に示すように、電子ガバ
ナ1の作動中に、そのガバナ精度を高く維持するため、
電子ガバナ1の作動中は、燃料調量部3のメカニカルガ
バナ用入力部4がメカニカルガバナ2の出力部5から離
脱するようにしてある。
【0019】また、燃料調量部3が電子ガバナ1とメカ
ニカルガバナ2のいずれと接続する場合にも、その接続
個所のガタ付きによるガバナ精度の低下を抑制するた
め、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6に電子ガバナ
1の出力部7を臨ませ、燃料調量部3のメカニカルガバ
ナ用入力部4にメカニカルガバナ2の出力部5を臨ま
せ、燃料調量部3に付勢スプリング8で付勢力9を付与
することにより、図1(A)に示すように、電子ガバナ
1の作動中は、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6が
電子ガバナ1の出力部7に圧接し、図1(B)に示すよ
うに、電子ガバナ1の作動停止中は、燃料調量部3のメ
カニカルガバナ用入力部4がメカニカルガバナ2の出力
部5に圧接するようにしてある。
【0020】具体的には、電磁ソレノイド10にリニア
式のものを用い、これを燃料調量部3の燃料増量側に配
置し、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6に燃料調量
ラックの燃料増量側端部を用い、電子ガバナ1の出力部
7に電磁ソレノイド10の出力杆11の先端部を用い、
燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6にその燃料増量側
から電子ガバナ1の出力部7を臨ませてある。そして、
燃料調量部3のメカニカルガバナ用入力部4に燃料調量
ラックのラックピンを用い、メカニカルガバナ2の出力
部5にガバナ力入力レバー25の一部を用い、燃料調量
部3のメカニカルガバナ用入力部4にその燃料増量側か
らメカニカルガバナ2の出力部5を臨ませている。そし
て、ガバナ力入力レバー25に、燃料増減方向に遊動す
るスライダ33を装着し、このスライダ33の一部34
をメカニカルガバナ用入力部4にその燃料減量側から臨
ませ、このスライダ33を引きバネ製の付勢スプリング
8で燃料増量側に付勢してある。
【0021】このような構成によれば、電子ガバナ1の
回転数設定手段15による設定回転数を、メカニカルガ
バナ2の調速レバー21による設定回転数よりも小さく
しておくと、電子ガバナ1の制御による燃料調量部3の
調量位置は、メカニカルガバナ2の制御による燃料調量
部3の調量位置よりも常に燃料減量側に偏るため、図1
(A)に示すように、電子ガバナ1の作動中は、メカニ
カルガバナ2の出力部5から燃料調量部3のメカニカル
ガバナ用入力部4が離脱し、燃料調量部3の電子ガバナ
用入力部6は、付勢バネ8の付勢力9により電子ガバナ
1の出力部7に圧接する。そして、図1(B)に示すよ
うに、電子ガバナ1の作動停止中は、燃料調量部3のメ
カニカルガバナ用入力部4が、付勢バネ8の付勢力9に
よりメカニカルガバナ2の出力部5に圧接する。
【0022】この第1実施形態では、電子ガバナ1の出
力部7を備えた電磁ソレノイド10の出力杆11が、電
磁力の増加につれて、付勢スプリング8の付勢力9に抗
する向き12に作動するようにしてある。このため、電
磁ソレノイド10で発生させる電磁力は、出力杆11を
付勢スプリング8の付勢力9に抗して作動させる程度の
小さなものでよい。この電磁ソレノイド10は、非通電
時には、出力杆11が遊動状態となり、メカニカルガバ
ナ2の作動中に燃料調量部3が出力杆11に接当して
も、出力杆11が燃料増量側に逃げる。このため、電子
ガバナ1の作動停止中、メカニカルガバナ2の作動が電
磁ソレノイド10によって邪魔されることがない。
【0023】また、この第1実施形態では、ガバナ力入
力レバー25にレバー係合部32を設け、その燃料増量
側からエンジン停止レバー31を臨ませ、エンジン停止
レバー31の操作により、燃料調量部3をエンジン停止
位置まで移動できるようになっている。尚、図中の符号
30は負荷センサであり、燃料調量部3の位置検出に基
づいてエンジンにかかっている負荷を検出し、その検出
値やエンジン回転数の検出値に基づいて、トルクや馬力
等の検出を行う。
【0024】図2に示す第2実施形態では、電磁ソレノ
イド10にロータリ式のものを用い、燃料調量部3の電
子ガバナ用入力部6に燃料調量ラックのラックピンを用
い、電子ガバナ1の出力部7に電磁ソレノイド10の出
力杆11の先端部を用い、燃料調量部3の電子ガバナ用
入力部3にその燃料増量側から電子ガバナ1の出力部7
を臨ませてある。
【0025】図3に示す第3実施形態では、スライダ3
3の一部34をメカニカルガバナ用入力部4に嵌合さ
せ、スライダ33にレバー係合部32を設け、このレバ
ー係合部32にその燃料増量側からエンジン停止レバー
31を臨ませ、エンジン停止レバー31の操作により、
ガバナレバー18を置き残したまま、スライダ33と一
体に燃料調量部3を燃料無噴射位置まで移動できる。
【0026】図4に示す第4実施形態では、電磁ソレノ
イド10にロータリ式のものを用い、スライダ33の一
部34をメカニカルガバナ用入力部4に嵌合させ、この
スライダ33に電子ガバナ用入力部6を設け、電子ガバ
ナ1の出力部7に電磁ソレノイド10の出力杆11の先
端部を用い、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6にそ
の燃料増量側から電子ガバナ1の出力部7を臨ませてあ
る。
【0027】図5に示す第5実施形態では、電磁ソレノ
イド10にリニア式のものを用い、この電磁ソレノイド
10を燃料調量部3の燃料減量側に配置し、その出力杆
11の先端に連結体39を固定し、この連結体39の先
端に環状係合部を設け、この環状係合部を電子ガバナ1
の出力部7として用いる。そして、スライダ33の一部
34をメカニカルガバナ用入力部4に嵌合させ、このス
ライダ33に電子ガバナ用入力部6を設け、この電子ガ
バナ用入力部6に電子ガバナ1の出力部7を嵌合させて
ある。
【0028】図6に示す第6実施形態では、付勢スプリ
ング8に押しバネを用い、これをスプリングケース37
に収容し、スプリングケース37に押圧杆38を差し込
み、付勢スプリング8で押圧杆38を付勢し、この押圧
杆38で燃料調量部3を燃料増量側に付勢している。そ
して、スプリングケース37に負荷センサ30を設けて
いる。
【0029】図7に示す第7実施形態では、電磁ソレノ
イド10にリターンスプリング36を内蔵したリニア式
のものを用い、出力杆11が電磁力の増加につれて、リ
ターンスプリング36を圧縮しながら燃料増量側に作動
するようにし、電磁ソレノイド10への通電が解除され
た場合には、出力杆11がリターンスプリング36によ
り燃料減量側に突出し、燃料調量具3をエンジン停止位
置まで強制的に移動させるようになっている。このた
め、故障時、或いはキースイッチを切った時等、電磁ソ
レノイド10への通電が解除されると、エンジンが自動
停止される。
【0030】これら第2〜第7実施形態の他の構造及び
機能は、第1実施形態と同一であり、図2〜図7中、第
1実施形態と同一の要素には同一の符号を付しておく。
【0031】また、図8(A)〜(D)は付勢スプリン
グ8による燃料調量部3の付勢状態の各種構成例を説明
する図である。図8(A)のものは、ガバナレバー18
に燃料増減方向に遊動するスライダ33を装着し、この
スライダ33の一部34をメカニカルガバナ用入力部4
にその燃料減量側から臨ませ、このスライダ33を引き
バネ製の付勢スプリング8で燃料増量側に付勢してあ
る。図8(B)のものは、スライダ33の一部34をメ
カニカルガバナ用入力部4に嵌合させ、スライダ33ま
たはガバナレバー18のいずれか一方にレバー係合部3
2を設け、このレバー係合部32にその燃料増量側から
エンジン停止レバー31を臨ませ、エンジン停止レバー
31の操作により、燃料調量部3を燃料無噴射位置まで
移動させるようになっている。
【0032】図8(C)のものは、燃料調量部3に引き
バネ製の付勢スプリング8を直接に引っかけてある。図
8(D)のものは、付勢スプリング8に押しバネを用
い、これをスプリングケース37に収容し、スプリング
ケース37に押圧杆38を差し込み、付勢スプリング8
で押圧杆38を付勢し、この押圧杆38で燃料調量部3
を燃料増量側に付勢している。そして、スプリングケー
ス37に負荷センサ30を設けている。
【0033】図9(A)〜(D)は電磁ソレノイド10
による燃料調量部3の連動構造の各種構成例を説明する
図である。図9(A)のものは、電磁ソレノイド10に
リニア式のものを用い、これを燃料調量部3の燃料増量
側に配置し、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6に燃
料調量ラックの燃料増量側端部を用い、電子ガバナ1の
出力部7に電磁ソレノイド10の出力杆11の先端部を
用い、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6にその燃料
増量側から電子ガバナ1の出力部7を臨ませてある。図
9(B)のものは、電磁ソレノイド10にロータリ式の
ものを用い、燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6に燃
料調量ラックのラックピンを用い、電子ガバナの出力部
7に電磁ソレノイド10の出力杆11の先端部を用い、
燃料調量部3の電子ガバナ用入力部6にその燃料増量側
から電子ガバナ1の出力部7を臨ませてある。
【0034】図9(C)のものは、燃料調量部3の電子
ガバナ用入力部6としてラックピン35と相違する部分
を用いた点のほかは、図9(B)と同一である。図9
(D)のものは、電磁ソレノイド10にリニア式のもの
を用い、この電磁ソレノイド10を燃料調量部3の燃料
減量側に配置し、その出力杆11の先端に連結体39を
固定し、この連結体39の先端に環状係合部を設け、こ
の環状係合部を電子ガバナ1の出力部7として用いる。
そして、燃料調量部3のうち、ラックピン35以外の部
分を電子ガバナ用入力部6として用い、この電子ガバナ
用入力部6に電子ガバナ1の出力部7を嵌合させる。
【0035】本発明では、図8(A)〜(D)の各々
に、図9(A)〜(D)の各々を組み合わせることがで
き、図1は図8(A)と図9(A)の組み合わせの一
例、図2は図8(A)と図9(B)の組み合わせの一
例、図3は図8(B)と図9(A)の組み合わせの一
例、図6は図8(D)と図9(A)の組み合わせの一例
である。
【0036】本発明の実施形態の内容は以上の通りであ
るが、本発明の内容は上記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば、ディーゼルエンジンに限らず、火花点
火式エンジンに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の要部縦断面図で、図1
(A)は電子ガバナ作動中のもの、図1(B)は電子ガ
バナの作動停止中のものを示す。
【図2】本発明の第2実施形態の要部側面図である。
【図3】本発明の第3実施形態の要部側面図である。
【図4】本発明の第4実施形態の要部側面図である。
【図5】本発明の第5実施形態の要部側面図である。
【図6】本発明の第6実施形態の要部側面図である。
【図7】本発明の第7実施形態の要部側面図である。
【図8】付勢スプリングによる燃料調量部の付勢状態の
各種構成例の要部側面図である。
【図9】電磁ソレノイドによる燃料調量部の連動構造の
各種構成例を説明する要部側面図である。
【図10】従来技術の要部模式図である。
【符号の説明】
1…電子ガバナ、2…メカニカルガバナ、3…燃料調量
部、4…燃料調量部3のメカニカルガバナ用入力部、5
…メカニカルガバナ2の出力部、6…燃料調量部3の電
子ガバナ用入力部、7…電子ガバナ1の出力部、8…付
勢スプリング、9…付勢力、10…電磁ソレノイド、1
1…出力杆、12…向き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 一 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ガバナ(1)とメカニカルガバナ(2)
    とを備え、電子ガバナ(1)の作動中は、電子ガバナ(1)
    の作動に基づいて燃料調量部(3)が制御され、電子ガバ
    ナ(1)の作動停止中は、メカニカルガバナ(2)の作動に
    基づいて燃料調量部(3)が制御されるようにした、エン
    ジンの燃料供給装置において、 電子ガバナ(1)の作動中は、燃料調量部(3)のメカニカ
    ルガバナ用入力部(4)がメカニカルガバナ(2)の出力部
    (5)から離脱するようにした、ことを特徴とするエンジ
    ンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したエンジンの燃料供給
    装置において、燃料調量部(3)の電子ガバナ用入力部
    (6)に電子ガバナ(1)の出力部(7)を臨ませ、燃料調量
    部(3)のメカニカルガバナ用入力部(4)にメカニカルガ
    バナ(2)の出力部(5)を臨ませ、燃料調量部(3)に付勢
    スプリング(8)で付勢力(9)を付与することにより、電
    子ガバナ(1)の作動中は、燃料調量部(3)の電子ガバナ
    用入力部(6)が電子ガバナ(1)の出力部(7)に圧接し、
    電子ガバナ(1)の作動停止中は、燃料調量部(3)のメカ
    ニカルガバナ用入力部(4)がメカニカルガバナ(2)の出
    力部(5)に圧接するようにした、ことを特徴とするエン
    ジンの燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したエンジンの燃料供給
    装置において、電子ガバナ(1)の出力部(7)を備えた電
    磁ソレノイド(10)の出力杆(11)が、電磁力の増加に
    つれて、付勢スプリング(8)の付勢力(9)に抗する向き
    (12)に作動するようにした、ことを特徴とするエンジ
    ンの燃料供給装置。
JP3150996A 1996-02-20 1996-02-20 エンジンの燃料供給装置 Pending JPH09228856A (ja)

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JP3150996A JPH09228856A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 エンジンの燃料供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6220220B1 (en) 1999-01-19 2001-04-24 Kubota Corporation Fuel supplying device for engine

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US6220220B1 (en) 1999-01-19 2001-04-24 Kubota Corporation Fuel supplying device for engine

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