JPH09228580A - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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Publication number
JPH09228580A
JPH09228580A JP4153796A JP4153796A JPH09228580A JP H09228580 A JPH09228580 A JP H09228580A JP 4153796 A JP4153796 A JP 4153796A JP 4153796 A JP4153796 A JP 4153796A JP H09228580 A JPH09228580 A JP H09228580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
eaves
eaves gutter
side walls
gutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP4153796A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsu Hirata
立 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4153796A priority Critical patent/JPH09228580A/ja
Publication of JPH09228580A publication Critical patent/JPH09228580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋の接続施工が容易であり、しかも軒樋の
両側壁の変形を防止できる軒樋継手を提供することであ
る。 【解決手段】 本発明の軒樋継手1は、底壁23と両側
壁21、22とよりなる継手本体2と、この継手本体2
の両端部に設けられた軒樋接続部3、3と、支持片4と
よりなり、前記軒樋接続部3の内周面は軒樋の外周面と
ほぼ同じ形状になされ、継手本体2の両側壁21、22
上部の内側にピン孔51、61を有する取付部5、6が
設けられ、支持片4の両端部には前記ピン孔51、61
に係止可能なピン41、41が突設され、支持片4のピ
ン41が取付部5、6のピン孔51、61に挿入され、
支持片4が継手本体2の両側壁21、22に架け渡され
ているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋を接続する軒
樋継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軒樋継手は、例えば特開平5−2
30955号公報や特開平5−239893号公報に記
載されている。上記公報記載の軒樋継手は、いずれも、
軒樋を外側継手と内側継手で内外から挟持して接続する
ものであって、前者の公報記載のものは、内側継手が軒
樋の耳を下方から突き上げる突き上げ片を有していると
共に、軒樋の底壁内面を下方に押圧する底押え部を有し
ているものである。また、後者の公報記載の軒樋継手
は、内側継手が軒樋の耳を下方から突き上げる突き上げ
片を有していると共に、底押え部がループ形状になされ
ているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平5
−230955号公報や特開平5−239893号公報
に記載されている軒樋継手においては、いずれも内側継
手の底押え部で軒樋の底壁内面を下方に押圧するもので
あるから、水漏れを防止するのに有効であるけれども、
軒樋の両側壁の変形防止には寄与するものではなかっ
た。また、上記従来の軒樋継手を使用する施工において
は、軒樋の外側に外側継手を取り付けた後、内側継手を
軒樋の内側に接着して取り付けるものであるから、施工
が面倒であるという問題がある。本発明は、上記の従来
技術の問題を解決するためになされたものであって、本
発明の目的は、軒樋の接続施工が容易であり、しかも軒
樋の両側壁の変形を防止できる軒樋継手を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1記載の軒
樋継手は、底壁と両側壁とよりなる継手本体と、この継
手本体の両端部に設けられた軒樋接続部と、支持片とよ
りなり、前記軒樋接続部の内周面は軒樋の外周面とほぼ
同じ形状になされ、継手本体の両側壁上部の内側にピン
孔を有する取付部が設けられ、支持片の両端部には前記
ピン孔に係止可能なピンが突設され、支持片のピンが取
付部のピン孔に挿入され、支持片が継手本体の両側壁に
架け渡されているものである。
【0005】(作用)本発明の軒樋継手は、支持片のピ
ンが継手本体の両側壁上部に設けられた取付部のピン孔
に挿入され、支持片が継手本体の両側壁に架け渡されて
いるものであるから、軒樋継手の両側壁が内外に倒れて
変形するのを防止できる。また、本発明の軒樋継手を使
用して軒樋を接続する施工方法は、軒樋の外側に軒樋継
手の両端部に設けられた軒樋接続部を嵌め込み、支持片
をピン止めするだけなので、ワンタッチ感覚で容易に施
工できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜3を参照しながら説明する。図1は軒樋継手の斜視図
であり、図2は図1の軒樋継手の端面図、図3(イ)は
支持片の立面図、(ロ)は支持片の平面図である。1は
軒樋継手、2は継手本体、3は軒樋接続部、4は支持片
である。
【0007】本発明に係る軒樋継手1は、硬質塩化ビニ
ル樹脂で形成され、底壁23と前側壁21と後側壁22
とよりなる継手本体2と、この継手本体2の両側部に設
けられた軒樋接続部3、3と、板状の支持片4とからな
っている。前記軒樋接続部3の内周面は、図示省略の軒
樋の外周面とほぼ同じ形状になされている。
【0008】継手本体2の両側壁21、22の内側に
は、ピン孔51、61を有する取付部5、6が設けられ
ている。また、支持片4の両端部にはピン41、41が
突設され、このピン41は先端に割れ目がつけられ、前
記取付部5、6のピン孔に挿入すると係止可能になされ
ている。 この支持片4のピン41、41は取付部5、
6のピン孔51、61に挿入され、支持片4が継手本体
2の両側壁21、22に架け渡されている。
【0009】つぎに、上記軒樋継手1の使用方法を説明
しながら、作用を述べる。軒樋継手1の両側壁21、2
2を押し広げ、軒樋の端部下方から一方の軒樋接続部3
をあてがい、軒樋の両側壁に設けられている耳を軒樋接
続部の耳保持部に挿入して取り付ける。他方の軒樋接続
部3にも同様にしてもう一方の軒樋の端部を取り付け
る。つぎに、支持片4のピン41、41を取付部5、6
のそれぞれのピン孔51、61に挿入して係止する。
【0010】すると、支持片4が継手本体2の両側壁2
1、22に架け渡されているものであるから、軒樋継手
1の両側壁21、22が内外に倒れて変形するのを防止
できる。また、上記軒樋継手1を使用して軒樋を接続す
る施工する際、軒樋の外側に軒樋継手1の両端部に設け
られた軒樋接続部3を広げて嵌め込み、支持片4をピン
止めするだけなので、ワンタッチ感覚で容易に施工でき
る。
【0011】以上、本発明の実施の形態を図面に基づき
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
れるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の
実施の形態では、支持片が板状体になされものを示した
が、この支持片は板状体に限られるものでなく、円形ま
たは角形状の棒状体になされたものであってもよい。ま
た、支持片は、硬質塩化ビニル樹脂で形成されたものを
示したが、金属製であってもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の軒樋継手を使用すると、軒樋継
手の両側壁が内外に倒れて変形するのを防止できるの
で、軒樋が伸縮したとき軒樋接続部をスムースに摺動
し、軒樋の蛇行がなくなると共に、軒樋に軒樋接続部が
押しつけられて軒樋と軒樋接続部の隙間から漏水するの
を防止できる。また、本発明の軒樋継手を使用して軒樋
を接続する施工する際、軒樋の外側に軒樋継手の両端部
に設けられた軒樋接続部を広げて嵌め込み、支持片をピ
ン止めするだけなので、ワンタッチ感覚で容易に施工で
き、施工時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軒樋継手の斜視図である。
【図2】図1の軒樋継手の端面図である。
【図3】(イ)は支持片の立面図、(ロ)は支持片の平
面図である。
【符号の説明】
1 軒樋継手 2 継手本体 3 軒樋接続部 4 支持片 5 取付部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と両側壁とよりなる継手本体と、こ
    の継手本体の両端部に設けられた軒樋接続部と、支持片
    とよりなる軒樋継手であって、前記軒樋接続部の内周面
    は軒樋の外周面とほぼ同じ形状になされ、継手本体の両
    側壁上部の内側にピン孔を有する取付部が設けられ、支
    持片の両端部には前記ピン孔に係止可能なピンが突設さ
    れ、支持片のピンが取付部のピン孔に挿入され、支持片
    が継手本体の両側壁に架け渡されていることを特徴とす
    る軒樋継手。
JP4153796A 1996-02-28 1996-02-28 軒樋継手 Pending JPH09228580A (ja)

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JP4153796A JPH09228580A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 軒樋継手

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