JP2507096B2 - 樋継手 - Google Patents

樋継手

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JP2507096B2
JP2507096B2 JP1289411A JP28941189A JP2507096B2 JP 2507096 B2 JP2507096 B2 JP 2507096B2 JP 1289411 A JP1289411 A JP 1289411A JP 28941189 A JP28941189 A JP 28941189A JP 2507096 B2 JP2507096 B2 JP 2507096B2
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locking
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幸弘 加藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軒樋の接続に用いられる樋継手であって、
その中でも軒樋の内側に設けられる内側継手に関する。
(従来の技術) 従来、軒樋の内側に設けられる樋継手としては、例え
ば実公昭56-12354号公報に記載されているようなものが
知られている。
この樋継手は、外面形状が樋本体部の内面形状とほぼ
一致する形状に形成された溝形部と、該溝形部の上端部
に形成された耳係止部とで構成されており、前記溝形部
が半円筒形状に形成され、前記耳係止部が樋耳の外側に
嵌合可能な溝形状に形成されているものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の樋継手にあっては、
耳係止部を樋耳に嵌合させることで溝形部の浮き上りは
防止できるものの、耳係止部が樋耳の外側に表れるため
に、美観を損ねていた。
本発明は、上記従来の問題に着目し、耳係止部が樋耳
の外側に表われないようにして美観良く軒樋を接続する
ことができる樋継手を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明
は、樋耳の内側面に溝が形成され、該溝の上側に突部が
形成されている軒樋の接続に用いられる樋継手であっ
て、外面形状が樋本体部の内面形状とほぼ一致する形状
に形成された溝形部と、該溝形部の上端部に設けられた
耳係止部とで構成され、該耳係止部が、前記溝形部の上
端部から外向きに延設され、上下に所定間隔を置いて配
設された上側係止片と下側係止片とで形成されているも
のである。
(作用) 本発明の樋継手は、耳係止部が、溝形部の上端部から
外向きに延設され、上下に所定間隔を置いて配設された
上側係止片と下側係止片とで形成されているので、樋耳
の内側面に溝が形成され、該溝の上側に突部が形成され
ている軒樋に対し、溝形部の外面を樋本体部の内面に沿
わせると共に、上側係止片と下側係止片とで樋耳の突部
を挾持させることにより、溝形部が樋本体部の内面から
浮き上がらないようにでき、かつ、耳係止部が樋耳の外
側に表わされないようにできる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図に基づいて本実施例の構成を説明する。
第1図は本実施例の樋継手1を示す斜視図で、この樋
継手1は、第2図及び第3図に示すように、平坦な底壁
211の両側部から前側壁212と後側壁213が立設された樋
本体部21を有する角型軒樋2の接続に用いられるもの
で、外面形状が前記樋本体部21の内面形状とほぼ一致す
る形状に形成された溝形部11と、該溝形部11の上端部に
設けられた前耳係止部12及び後耳係止部13とで構成され
ている。
即ち、前記溝形部11は、平坦な底壁111の前側部から
前側壁112が立設され、かつ前記底壁111の後側部から後
側壁113が立設されている。また、前記前耳係止部12
は、前記前側壁112の上端部から外向きに延設され、上
下に所定間隔を置いて配設された上側係止片121と下側
係止片122とで形成されており、前記上側係止片121の先
端には爪123が下向きに形成され、下側係止片122の先端
には爪124が上向きに形成されている。更に、前記後耳
係止部13も、前記後側壁113の上端部から外向きに延設
され、上下に所定間隔を置いて配設された上側係止片13
1と下側係止片132とで形成されている。
次に、第2図及び第3図に基づいて本実施例の作用を
説明する。
第2図は前記樋継手1で軒樋2を接続した状態を示す
斜視図、第3図は第2図のIII-III断面図である。
これらの図面に示すように、前記軒樋2は、前側壁21
2の上端に前耳22が形成され、後側壁213の上端に後耳23
が形成されている。そして、前記前耳22の内側面には長
手方向に連続した溝24が形成されており、該溝24の上側
には長手方向に連続した中空状の突部26が形成されてい
る。更に、この突部26の上面と下面には係止片261,262
が突設されている。また、前記後耳23の内側面には長手
方向に連続した溝25が形成されており、該溝25の上側に
も長手方向に連続した中空状の突部27が形成されてい
る。
前記樋継手1は、溝形部11の外面を前記軒樋2の樋本
体部21の内面に沿わせ、かつ前耳係止部12の上側係止片
121と下側係止片122で前記前耳22の突部26を挾持させる
と共に、後耳係止部13の上側係止片131と下側係止片132
で前記後耳23の突部27を挾持させている。
このように、本実施例の樋継手1は、前耳22と後耳23
の各内側面に溝24,25が形成され、該溝24,25の上側に突
部26,27が形成されている軒樋2に対し、前耳係止部12
及び後耳係止部13でそれぞれ前耳22の突部26と後耳23の
突部27を挾持することによって、溝形部11が樋本体部21
の内面から浮き上がらないようにできるし、かつ、両耳
係止部12,13が両耳22,23の外側に表われないようにでき
る。即ち、美観良く軒樋1を接続することができる。
また、本実施例の樋継手1は、前耳係止部12及び後耳
係止部13によってそれぞれ前耳22の突部26と後耳23の突
部27を上下から挾持することができるので、積雪荷重等
で軒樋2の前側壁212が前方へ倒れようとしたり、後側
壁213が後方へ倒れようとしたりするのを防止すること
ができる。特に、前耳係止部12は、上側係止片121と下
側係止片122の各先端に爪123,124を備えているので、こ
れらの爪123,124が前耳22の突部26の係止片261,262に係
合することにより、前耳22を挾持する強度がより一層高
くなっている。
ちなみに、本実施例の樋継手1は、前記軒樋2に限ら
ず、前耳及び後耳の内側面に溝が形成され、かつ該溝の
上側に突部が形成されている軒樋であれば接続すること
ができる。第4図は、前記樋継手1で他の軒樋3aを接続
した状態を示す斜視図、第5図は第4図のV-V断面図で
ある。
前記軒樋2aは、後耳23aの形状が前記軒樋2と異なっ
ており、前記後耳23aが、前耳22と左右対称形に形成さ
れている。即ち、後耳23aの内側面に溝25aが形成されて
おり、該溝25aの上側に突部27aが形成されている。更
に、この突部27aの上面と下面には係止片271,272が突設
されている。尚、軒樋2aのその他の構成は軒樋2と同様
であるので、図面に同一符号を付して説明を省略する。
この軒樋2aに対し、本実施例の樋継手1は、第2図及
び第3図に示した軒樋2の場合と同様に、溝形部11の外
面を前記軒樋2aの樋本体部21の内面に沿わせ、かつ前耳
係止部12の上側係止片121と下側係止片122で前記前耳22
の突部26を挾持させると共に、後耳係止部13の上側係止
片131と下側係止片132で前記後耳23aの突部27aを挾持さ
せている。このように、上記軒樋2aに対し、前耳係止部
12及び後耳係止部13でそれぞれ前耳22の突部26と後耳23
aの突部27aを挾持することによって、溝形部11が樋本体
部21の内面が浮き上がらないようにできるし、かつ、両
耳係止部12,13が両耳22,23aの外側に表われないように
できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、平坦な底壁の両側部から前側壁
と後側壁が立設された角型軒樋と組み合せて使用する樋
継手を例にとって説明したが、半円筒状の丸型軒樋と組
み合せて使用する樋継手に適用してもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の樋継手にあって
は、耳係止部が樋耳の外側に表われないように軒樋の内
側に設けることができるので、美観良く軒樋を接続する
ことができるという効果が得られる。
また、本発明の樋継手にあっては、上側係止片と下側
係止片とで樋耳の突部を挾持することによって、耳係止
部が溝形部を下方に押すように働くので、溝形部の外面
は樋本体部の内面に密着して浮き上がらないように軒樋
を接続することができ、しかも、積雪荷重等で軒樋の前
側壁が前方へ倒れようとしたり、後ろ側壁が後方へ倒れ
ようとしたりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の樋継手を示す斜視図、第2図及
び第4図は前記樋継手で軒樋を接続した状態を示す斜視
図、第3図は第2図のIII-III断面図、第5図は第4図
のV-V断面図である。 1……樋継手 11……溝形部 12……前耳係止部 121……上側係止片 122……下側係止片 13……後耳係止部 131……上側係止片 132……下側係止片 2……軒樋 21……樋本体部 22……前耳 23……後耳

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樋耳の内側面に溝が形成され、該溝の上側
    に突部が形成されている軒樋の接続に用いられる樋継手
    であって、外面形状が樋本体部の内面形状とほぼ一致す
    る形状に形成された溝形部と、該溝形部の上端部に設け
    られた耳係止部とで構成され、該耳係止部が、前記溝形
    部の上端部から外向きに延設され、上下に所定間隔を置
    いて配設された上側係止片と下側係止片とで形成されて
    いることを特徴とする樋継手。
JP1289411A 1989-11-07 1989-11-07 樋継手 Expired - Lifetime JP2507096B2 (ja)

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