JPH09227936A - 低降伏点構造用鋼板の製造法 - Google Patents

低降伏点構造用鋼板の製造法

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JPH09227936A
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浩 壱岐
Kazushi Onishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震などに対し建築構造物を制振構造とする
際に用いる、振動吸収能力が高い低降伏点構造用鋼板の
製造法を開発する。 【解決手段】C:0.0050%以下、Si:0.02%以下、Ti:
0.005 〜0.080 %を含有し、さらに必要により、Nb:0.
005 〜0.030 %、B:0.0003〜0.0030%の1種または両
方を含有させ、これを 650〜830 ℃の温度範囲で仕上げ
圧延を行った後、830 〜930℃の温度範囲で焼ならし処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、降伏強度150 N/mm
2 以下と降伏強度の極めて低くかつ建築用鋼材として十
分な靱性を有する低降伏点構造用鋼板の製造法に関する
ものである。特に建築構造部の安定性を確保するため、
地震、風などの振動外乱に対し建築構造物の応答を抑制
しようとする制振構造が必要であるが、本発明は、振動
吸収能力が高い構造用鋼として利用範囲が広く産業上大
変有利である低降伏点構造用鋼板の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築や橋梁などの安全性向上のた
めに、地震時の構造部材のエネルギー吸収量の大きな材
料、すなわち降伏点の低い材料が望まれ、その製造方法
が下記のように種々提案されている。
【0003】(1) 強化元素の添加を抑制し、0.5 〜4.0
%のSiを添加して熱間圧延後の焼ならし処理時の昇温過
程で結晶粒の異常成長を起こさせ、降伏強さの低い構造
用鋼を製造する方法 (特開平5−320761号公報参照) 。
【0004】(2) 強化元素の添加を抑制し、0.4 〜4.0
%のSiおよび0.10〜3.0 %のAlを添加して熱間圧延後の
焼ならし処理時の昇温過程で結晶粒の異常成長を起こさ
せ、降伏強さの低い構造用鋼を製造する方法 (特開平5
−320762号公報参照) 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
による低降伏点鋼材は、いずれも結晶粒の粗大化により
低降伏点化を図っているため、結晶粒界が弱く靱性がや
や劣っており、建築用構造物への適用に問題があった。
【0006】本発明の目的は、Siを含有させることな
く、引張強さが200 〜280N/mm2、降伏強さが150 N/mm2
以下の範囲でバラツキが小さく、伸びが40%以上であ
り、0℃での衝撃値が47J以上と建築構造物として優れ
た靱性レベルを有する低降伏点構造用鋼板の製造法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】ところで、降伏強さを低
くする手法として各種添加元素を低下し純鉄系成分に近
づけ、結晶粒を極限まで粗大化することが有効である。
しかしこの場合同時に粒界脆化をおこし靱性が劣化す
る。これは成分が低く結晶粒が粗大であるため粒界強度
が粒内に比べ低くなり、粒界に応力集中を生じ粒界より
亀裂の発生が生じやすくなるためである。
【0008】本発明者らはここにおいて靱性の向上を種
々検討した結果、逆に粒内を低強度化することにより相
対的に粒界と粒内の強度差を低減し、粒界からの亀裂発
生を低減できることを見い出した。
【0009】すなわち、粒内の固溶強化元素であるSiを
添加せず、さらに固溶強化元素であるC、NをTi元素の
微量添加により炭窒化物として固定することにより低減
し、粒内強度が低下できる。これにより粒内、粒界の強
度差がなくなり応力集中による粒界からの亀裂発生を抑
制することで高靱性が可能となった。またさらにNbある
いはBの添加によりC、Nの固着をより強固にでき上記
特性をさらに高めることができるのである。
【0010】このようにして、本発明者らは、純鉄系材
質に微量TiまたはさらにNbあるいはBを微量添加し、適
当な仕上げ圧延を行い熱間圧延後、適当な温度で粗粒化
熱処理を施すことによって降伏強さを所定の低い範囲に
調節し、優れた靱性が得られることを知見し、本発明を
完成した。
【0011】ここに、本発明は、重量%で、C:0.0050
%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.01〜0.30%、Al:0.00
5 〜0.050 %、N:0.005 %以下、Ti:0.005 〜0.080
%を含有し、残部が不可避的不純物から成る鋼組成を有
する鋳片を熱間圧延し、650 〜830 ℃の温度範囲で仕上
げ圧延を行った後、830 〜930 ℃の温度範囲で焼ならし
処理をすることを特徴とする低降伏点構造用鋼板の製造
法である。本発明の別の態様にあっては、前記鋼組成
が、さらにNb:0.005 〜0.030 %、B:0.0003〜0.0030
%の1種または両方を含有するものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において化学成分を限定す
る理由は以下のとおりである。以下、成分含有量を表す
「%」は「重量%」を示す。
【0013】C:0.0050%以下 Cは固溶体強化と転位の固着により降伏強さを高くする
元素であり、かつ靱性を劣化させるため極力抑える必要
があるため、0.0050%を上限とする。好ましくは、0.00
3 以下である。
【0014】Si:0.02%以下 Siは、固溶強化によって鋼の強度を上昇させる元素であ
るが、靱性を劣化させるため本発明で必要とする強度範
囲では添加する必要がない。すなわち、実質的に0%で
あってもよい。しかしながら、少なく抑えることはコス
トアップを招くので、その上限は0.02%とした。好まし
くは、0.015 %以下である。
【0015】Mn:0.01〜0.30% Mnは、強度と靱性を向上させる元素である。CおよびSi
を含有せずにMnの含有のみで200 N/mm2 以上の引張強さ
を得るためには、0.01%以上必要である。しかし、0.30
%を超えると降伏強さが150 N/mm2 を超える。従って、
Mn含有量は0.01〜0.30%とした。好ましくは、0.05〜0.
15%である。
【0016】Al:0.005 〜0.050 % Alは、溶製時の脱酸に必要な元素であり、Siによる脱酸
は行わないので0.005%未満では脱酸効果が少なく、0.0
50 %を超えるとコストアップを招く。好ましくは、0.0
07 〜0.015 である。
【0017】N:0.005 %以下 Nは、固溶強化と転位の固着により降伏強さを高める元
素であり、かつ靱性を劣化させるため少なければ少ない
ほど望ましい。しかし、低N化することはコストアップ
を招くので許容上限を0.005 %とした。好ましくは、0.
003 %以下である。
【0018】Ti:0.005 〜0.080 % Tiは炭窒化物を生成し、固溶C、Nを減少させること
で、粒内強度を低下させ、靱性を向上させる。0.005 %
未満では固溶C、Nの減少が十分でなく効果が得られ
ず、0.080 %超では析出物量が非常に多く、粗大化する
ため逆に靱性が劣化する。従ってTi含有量は0.005 〜0.
080 %とした。好ましくは、0.010 〜0.05%である。
【0019】本発明鋼の基本成分は以上のとおりであ
り、それにより十分に目的を達成できるが、さらにその
好適態様にあっては、以下に述べるNb、Bを選択的に添
加すると、靱性の向上について更に好ましい結果が得ら
れる。
【0020】Nb:0.005 〜0.030 % NbはTiと同様に、炭窒化物を生成し、固溶C、Nを減少
させることで、粒内強度を低下させ、靱性を向上させ
る。0.005 %未満では固溶C、Nの減少が十分でなく所
期の効果が得られず、一方、0.030 %超では析出物量が
非常に多く、粗大化するため逆に靱性が劣化する。従っ
てNb含有量は0.005 〜0.030 %とした。好ましくは、0.
010 〜0.020 %である。
【0021】B:0.0003〜0.0030% Bは窒化物を生成し、固溶Nを減少させることで、粒内
強度を低下させ、靱性を向上させる。0.0003%未満では
固溶Nの減少が十分でなく所期の効果がえられず、一
方、0.0030%超では析出物量が非常に多く、粗大化する
ため逆に靱性が劣化する。従ってB含有量は0.0003〜0.
0030%とした。好ましくは、0.0005〜0.0015%である。
【0022】次に、製造方法を規定する理由について説
明する。 熱間仕上げ圧延温度:650 〜830 ℃ 熱間圧延に先立って行う加熱温度は特に制限はなく、一
般的には1000〜1300℃に加熱する。次いで、熱間仕上げ
圧延をフェライト域で行い、材料に適正量の歪みを導入
し、これを焼ならし熱処理を行い再結晶させることによ
り、低降伏強さで、かつバラツキの少ない鋼板が得られ
る。
【0023】圧延仕上げ温度が650 ℃より低いと導入さ
れる歪みが多すぎ、また830 ℃超と高温となると導入さ
れる歪みが少なく、いずれも降伏強さが高くなり好まし
くない。好ましくは、670 〜830 ℃である。
【0024】焼ならし温度:830 〜930 ℃ 歪みを導入した材料に焼ならし処理 (normalizing)をす
ることによって再結晶とともにその再結晶粒の粗粒化を
行う。このときの粗粒化の程度は100 μmであれば十分
である。しかし、焼ならし温度が830 ℃未満ではその効
果がなく、930℃を超えるオーステナイト域では変態に
よってむしろ細粒化され、いずれも降伏強さが高くなり
好ましくない。好ましくは、850 〜900 ℃である。加熱
時間は特に制限はないが、一般には、板厚さ25.4mm当た
り1時間程度であれば十分である。
【0025】
【実施例】表1に示す成分の鋼を転炉で溶製し、連続鋳
造鋳片とし、1000〜1250℃に加熱した後、熱間圧延を行
い、表2に示す熱間仕上げ温度で同じく表2に示す板厚
にまで熱間圧延した。
【0026】得られた熱延鋼板を表2に示す熱処理温度
で焼ならし処理を行い、空冷した後、熱処理材の中央か
ら引張試験片 (JIS5号試験片) 、2mmVノッチシャルピ
ー衝撃試験 (JIS4号試験片) を採取し、引張強さ、降伏
強さ、伸び、および0℃での吸収エネルギーを求めた。
それらの結果を表2にまとめて示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、引張強さが200 〜280N/mm2、降伏強さが150 N/mm2
以下の範囲でバラツキが小さく、伸びが40%以上であ
り、0℃での衝撃値が47J以上という特性が実現され、
地震、風などの振動外乱に対する制振性にすぐれた低降
伏点構造用鋼板が得られ、制振構造建築物に対する期待
の大きい今日、本発明の産業上の有利性は特に顕著であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C:0.0050%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.01〜0.30
    %、 Al:0.005 〜0.050 %、N:0.005 %以下、Ti:0.005
    〜0.080 %、 残部が不可避的不純物から成る鋼組成を有する鋳片を熱
    間圧延し、650 〜830 ℃の温度範囲で仕上げ圧延を行っ
    た後、830 〜930 ℃の温度範囲で焼ならし処理をするこ
    とを特徴とする低降伏点構造用鋼板の製造法。
  2. 【請求項2】 前記鋼組成が、さらにNb:0.005 〜0.03
    0 %、B:0.0003〜0.0030%の1種または両方を含有す
    る請求項1記載の低降伏点構造用鋼板の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104087831A (zh) * 2014-07-15 2014-10-08 首钢总公司 一种100MPa级别低屈服点建筑抗震用钢的制造方法
CN104087830A (zh) * 2014-07-15 2014-10-08 首钢总公司 一种160MPa级别低屈服点建筑抗震用钢的制造方法

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