JPH09226933A - コネクタ供給方法およびその装置 - Google Patents
コネクタ供給方法およびその装置Info
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- JPH09226933A JPH09226933A JP8039736A JP3973696A JPH09226933A JP H09226933 A JPH09226933 A JP H09226933A JP 8039736 A JP8039736 A JP 8039736A JP 3973696 A JP3973696 A JP 3973696A JP H09226933 A JPH09226933 A JP H09226933A
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Abstract
関し、例えば電線圧接装置等の作業対象機械に対応して
組込まれ、構造簡単で製作および組立易く、後続のコネ
クタから所望個数のコネクタを分離して作業対象機械に
供給し、コネクタを供給する等制御が容易で作業を効率
化する。 【解決手段】 本発明はレール部材5の移送路4内を移
送手段6により複数個のコネクタ3a,3b,3c…を
連続して移送し、この移送路に所望長さLの間隔をあけ
て設けた1対の移送手段7,7′の昇降操作とセパレー
タ8のエアーの吹出操作により、所望個数のコネクタを
後続のコネクタから分離し、供給する。
Description
に対応して組込まれるコネクタの供給方法およびその装
置に関し、先行するコネクタを連続する後続のものから
所望個数分離して自動的に作業対象機械等の前段に供給
するものであり、特に1対のコネクタ間に電線をクロス
して接続したり、または左右異なる数のコネクタ間に長
さが異なる電線を接続するのに最適に使用されるもので
ある。
めの電線圧接装置として従来、図15および図16に示
すように特開昭60−14780号公報記載の発明があ
る。この電線圧接装置aは、複数の電線Wを挿通させる
ガイドbと、該電線Wの前端部を把持するチャックc
と、該チャックcを前後に移動可能な搬送チェーンd
と、該複数の電線Wを切断するカッタeと、コネクタf
内のターミナルに複数の電線Wを同時に圧接させる圧接
パンチgおよび圧接ダイhと、複数の電線Wの後部側を
固定する押えシリンダiとを備える。
部は、圧接パンチgと圧接ダイhとで図16に示すよう
に第1のコネクタc1 のターミナルに圧接される。次い
で搬送チェーンdが駆動することにより該コネクタc1
が前方に移動され、電線Wの中間部に第2のコネクタc
2 のターミナルが接続される。そして搬送チェーンdが
前進した後に第3のコネクタc3 のターミナルが接続さ
れる。その後さらに搬送チェーンdを前進させることに
よって第3のコネクタc3 の後端で電線Wが切断され
る。このように上記従来の電線圧接装置aは、図16に
示すように電線Wの長手方向に複数個のコネクタc1 ,
c2 ,c3 …を直列に接続するものであった。
接装置a等において電線Wが圧接されるコネクタc1 ,
c2 ,c3 …を搬送チェーンdに供給するためのコネク
タ供給装置の一例として、例えば図17に示すものがあ
る。これはコンベアj上に立設される多数のロッドkの
間にコネクタc1 ,c2 ,c3 …を係合させてコンベア
jにより後段に移送するものである。またコネクタ供給
装置の他例として図18に示すように適宜角度θの傾斜
をつけて配置されるレール材lの収容溝m内を、勾配を
利用してコネクタc1 ,c2,c3 …を滑り落とすもの
である。
示す従来の上記コネクタ供給装置は、単にコンベアj上
に立設される多数のロッドkに各々コネクタc1 ,
c2 ,c3 …を係合して順次移送可能とするので、作業
対象機械が例えば図15に示す電線圧接装置aである場
合に、コネクタc1 ,c2 ,c3 …に対する電線Wの圧
接処理状況と同期してコネクタc1 ,c2 ,c3 …を供
給装置から順次、移送しなければ、搬送チェーンd上が
コネクタc1 ,c2 ,c3 …で一杯になって混乱を生
じ、電線圧接処理がスムーズに行えなかった。従ってコ
ネクタc1 ,c2 ,c3 …に対する電線Wの圧接処理状
況と、コネクタc1 ,c2 ,c3 …との供給とが同期す
るように制御を行う場合にはコネクタ供給装置の構造が
複雑になり、その製作および組立が容易ではない。しか
もこのコネクタ供給装置では、所定の方向性を維持して
コネクタc1 ,c2 ,c3 …を整列化して作業対象機械
に移送するのが難しかった。また上記従来のコネクタ供
給装置は、電線圧接装置aに対してコネクタc1 ,
c2 ,c3 …の移送や供給を停止したり、コネクタ
c1 ,c2 ,c3 …を待機させるのには、コンベアj自
体を停止させなければならない。このため、電線圧接装
置aにおける電線圧接作業に多くの時間と手間がかかり
非能率的であった。
をつけて配置されるレール材lの収容溝m内を勾配を利
用してコネクタc1 ,c2 ,c3 …を滑り落とす上記従
来のコネクタ供給装置は、構造が簡単で製作および組立
がし易いが、レール材lを滑り落ちるコネクタc1 ,c
2 ,c3 …が連続的に数珠繋ぎ状態になり易く、後続の
コネクタから必要な所望個数のコネクタを分離し、作業
対象機械に供給するのが困難であった。
になされ、構造簡単で製作および組立がし易く、後続の
コネクタから必要な所望個数のコネクタを容易且つ確実
に分離することにより作業対象機械に供給し、また作業
対象機械に対する作業処理状況と同期してコネクタを供
給する等の制御が容易であり、作業を効率化するコネク
タ供給方法およびその装置を提供するのを目的とする。
に請求項1に記載の本発明は、複数個のコネクタをレー
ル部材の移送路内において移送手段により強制的に案内
移送する工程と、前記移送路の上方にコネクタの移送方
向にわたり所望長さの間隔をあけて設けられる1対のス
トッパ手段の昇降操作により連続的に移送される複数個
のコネクタのうち最先端のコネクタに対して降下してそ
れらのコネクタを停止させる工程と、先行する前記コネ
クタを後続のコネクタから所望個数分離する工程とより
なるという手段を採用した。
コネクタを複数列のレール部材の移送路内において移送
手段により夫々強制的に案内移送する工程と、前記移送
路の上方にコネクタの移送方向にわたり所望長さの間隔
をあけて設けられる1対のストッパ手段の昇降操作によ
り連続的に移送される複数個のコネクタのうち最先端の
コネクタに対して降下してそれらのコネクタを停止させ
る工程と、各前記レール部材における前記先行するコネ
クタを後続の前記コネクタから所望個数分離する工程と
よりなるという手段を採用した。
コネクタを案内移送する移送路を有するレール部材と、
前記移送路内においてコネクタを強制的に移送する移送
手段と、前記移送路の上方にコネクタの移送方向にわた
り所望長さの間隔をあけて昇降可能に設けられ、このう
ち前記移送手段により複数個のコネクタが移送される間
は後方の1つが上昇して移送路を開放するとともに前方
の1つが最先端のコネクタの停止位置を設定可能に降下
する前後1対のストッパ手段と、コネクタの存否を検知
可能に設けられたセンサーと、先行するコネクタと後行
のコネクタとを分離可能に前記ストッパ手段の間に設け
られたセパレータとから成るという手段を採用した。
コネクタを案内移送する移送路を有する複数列のレール
部材と、前記移送路内においてコネクタを強制的に移送
する移送手段と、前記移送路の上方にコネクタの移送方
向にわたり所望長さの間隔をあけて昇降可能に設けら
れ、このうち前記移送手段により複数個のコネクタが移
送される間は後方の1つが上昇して移送路を開放すると
ともに前方の1つが最先端のコネクタの停止位置を設定
可能に降下する前後1対のストッパ手段と、コネクタの
存否を検知可能に設けられたセンサーと、先行するコネ
クタと後行のコネクタとを分離可能に前記ストッパ手段
の間に設けられたセパレータとから成るという手段を採
用した。
または請求項4において1対の前記ストッパ手段が、少
なくとも2個以上の複数個のコネクタが連続して並設さ
れる以上の所望長さの間隔をあけて設置され、且つ前記
セパレータの設置位置はn−1番目のコネクタの始端位
置または終端位置やコネクタ内のターミナル収容空間を
形成する隔壁間の何れかの空間凹部に位置して設けられ
るという手段を採用した。
または請求項4においてコネクタに対する前記移送手段
が、コネクタに風圧を加えて移送可能になすブロアーで
あるという手段を採用した。
または請求項4においてコネクタの前記移送路が、収容
溝であるという手段を採用した。
3、または請求項4、請求項5の何れかにおいて前記セ
パレータが、1対の前記ストッパ手段の間において前記
移送路内に収容された連続する複数個のコネクタの始端
または終端やコネクタ内にターミナル収容空間を形成す
る隔壁相互間の何れかの空間凹部に位置してコネクタの
移送方向に交叉して設けられたブロアーであるという手
段を採用した。
明の実施の形態の具体例を説明する。1はコネクタ供給
装置であり、2はコネクタ供給装置1が接続される作業
対象機械としての電線圧接装置である。
クタ3a,3b,3c…を案内移送する複数列、図示で
は移送路4を有する2列のレール部材5と、前記移送路
4内においてコネクタ3a,3b,3c…を強制的に移
送する移送手段6と、前記移送路4の上方にコネクタ3
a,3b,3c…の移送方向イに所望長さLの間隔をあ
けて昇降可能に設けられた前後1対のストッパ手段7,
7′と、該ストッパ手段7に対するコネクタ3a,3
b,3c…の移送方向イの手前およびストッパ手段7′
に対するコネクタ3a,3b,3c…の移送方向イの手
前にコネクタ3a,3b,3c…を検知可能に設けられ
たセンサーS,S′と、先行するコネクタ3aを、それ
に後続するコネクタ3b,3c…から分離可能に設けら
れたセパレータ8とから形成される。このコネクタ供給
装置1は、本実施例においては作業対象機械としての電
線圧接装置2の後記1対の圧接シリンダ33,33′に
対して2列の前記レール部材5,5が1対となって並設
される。
前記移送路4内に昇降可能になるロッド9,9′を有す
るエア式のシリンダが使用され、これらのストッパ手段
7,7′のうち後方の1つのストッパ手段7′は前記移
送手段6により複数のコネクタ3a,3b,3c…が移
送される間はそのロッド9′が上昇されることにより移
送路4を開放してコネクタ3a,3b,3c…の移送を
許容する(図4参照)。また前方の他のストッパ手段7
は最先端のコネクタ3aの停止位置を規制するためのも
のである。
さLとは2個以上の複数個のコネクタ3a,3b,3c
…が連続して並設される以上の長さ、例えばこの実施例
においては図示するように2個のコネクタ3a,3bが
ストッパ手段7,7′に跨がるか、または2個のコネク
タ3a,3bの始端から終端がストッパ手段7,7′の
間に存在する長さである。
b,3c…が移送可能になる断面矩形または断面U字状
の収容溝である。
の光学式のセンサーが最適であるほか、磁気センサー等
の磁気的手段を用いるもの、さらにはマイクロスイッチ
等の機械的な接触手段によるものであってもよい。
手段7,7′の間に設けられ、このセパレータ8は図
1、図2、図8に示すように、前記移送路4内にセット
される連続する複数個のコネクタ3a,3b,3c…の
所望位置、例えばn−1番目のコネクタ3bの始端20
aまたは1番目のコネクタ3aの終端20bに位置して
コネクタ3a,3b,3c…の外側に突出して衝合され
るバリ21,21相互間やコネクタ3a,3b,3c…
内のターミナル収容空間22の間の隔壁23相互間に位
置してコネクタ3a,3b,3c…の移送方向イに交叉
して設けられる。そして先行する所望個数、例えば最先
端のコネクタ3aを連続して後行するコネクタ3b,3
c…から分離して作業対象機械に供給するためのもので
ある。またこのセパレータ8は、本実施例ではブロアー
が使用され、このブロアーから吹き出されるエアーの風
圧を受けて先行するコネクタ3aが、後行するコネクタ
3b,3c…から分離されて作業対象機械に順次、供給
される。
4の上方にコネクタ3a,3b,3c…の移送方向イに
向けて設けたブロアーであり、このブロアーから吹き出
されるエアーの風圧をコネクタ3a,3b,3c…が受
けることにより移送路4内をコネクタ3a,3b,3c
…は前方へ移送される。
の移動可能なテーブル30に対して電線Wの移送方向ロ
に図には示さない電線導入部と、電線選択部31(図
1、図9、図10参照)と、電線検尺部32と、1対の
圧接シリンダ33,33′を有する電線圧接部34とを
配置してなる。
に、前後方向に貫通した電線挿通孔35を有し、レール
材36に沿って横方向(電線並設方向)に移動可能な電
線ガイド基台37と、該電線ガイド基台37の前端方に
立設され、電線導入部から導出された電線Wに対する縦
型エア式の極小の押圧シリンダ38を並列に内蔵したシ
リンダ収容壁39と、該電線ガイド基台37に螺合した
ネジ軸40を駆動するモータM1 とにより成る。
電線検尺部32の上下1対の検尺ローラ42,42′に
対する進入窓43が形成されている。前記電線ガイド基
台37の電線挿通孔35には選択された1本の電線Wが
挿通され、他の電線Wは押圧シリンダ38で押圧固定さ
れる。そして選択された電線Wは、駆動モータM1 によ
る電線ガイド基台37の横移動により上下の検尺ローラ
42,42′の間に対向して位置する。
に示すように、上下1対の検尺ローラ42,42′と、
各検尺ローラ42,42′を先端に固定させた1対の回
動軸45,45′を貫通して軸止させた上下の揺動基板
46,46′と、各揺動基板46,46′を回動自在に
軸止した支柱47′と、上側の揺動基板46の基端にロ
ッド先端を結合した縦型エア式の揺動シリンダ48と、
各揺動基板46,46′の支柱47′と同心に隣接した
一対の駆動軸49,49′に固定され互いに噛合した上
下の駆動歯車50,50′と、検尺ローラ42,42′
の回動軸45,45′の基端に固定され、各駆動歯車5
0,50′に噛合した従動歯車51,51′と、下側の
駆動軸49′に固定されたベルトプーリPと、上下の支
軸47,47′の中央に固定され、互いに噛合した揺動
用歯車52,52′とにより構成される。
た上下の駆動歯車50,50′の回動により常時回転
し、揺動シリンダ48の伸縮により接合・離間する。そ
して電線Wを上下の検尺ローラ42,42′により同時
に駆動して均一な力にて送り出し可能になる。電線Wは
検尺ローラ42,42′により直線的にその長さが一次
検尺されて前記電線圧接部34へと送り込まれる。
に、固定基台53に設置されてロッドの先端に圧接ブレ
ード54,54′を固定した1対の縦型エア式の圧接シ
リンダ33,33′と、該1対の圧接シリンダ33,3
3′の中間において固定基台53に設置され、1対の圧
接ブレード54,54′の間に位置する1対の開閉可能
な電線ガイド55,55′を有するチャックシリンダ5
6とよりなる。
半円形または断面矩形状の電線挿通溝55a,55′a
を有し、電線ガイド55,55′の前後端は圧接ブレー
ド54,54′に近接している。また、圧接シリンダ3
3,33′の中間の固定基台53には縦型エア式の電線
押し下げシリンダ57が設置されている。電線押し下げ
シリンダ57のロッド57aは開いた1対の電線ガイド
55,55′の間に進入し、前記検尺ローラ42,4
2′により送り出された電線WをU字状に押し下げる。
夫々コネクタ供給装置1のレール部材5,5に一致する
移動テーブル58,58′が中空部59を挟んで並設さ
れることにより、各圧接ブレード54,54′に対向し
てこの移動テーブル58,58′のコネクタ収容溝6
0,60′が位置する。61はコネクタ収容溝60,6
0′内の外側上方に配設された矩形状のブロック刃であ
り、電線Wはコネクタ収容溝60,60′内のコネクタ
3に圧接される直前に切断される。
30上に並設されたレール62,62′に横移動可能に
設けられ、この移動テーブル58,58′はその下面に
設けた突出部63にネジ軸nを螺合させ、テーブル30
に固定された駆動源としてのモータM2 ,M2 により独
立して横方向(電線の移送方向イに対する直交方向)に
移動可能となる。しかも移動テーブル58,58′の上
部には前記コネクタ収容溝60,60′を有し、該コネ
クタ収容溝60,60′の下側にはスリット64を介し
て連通される長手方向の中空孔65が形成されている。
挿通されたエア式のコネクタ移動シリンダであり、この
コネクタ移動シリンダ66のロッド66aの先端には、
コネクタ供給装置1,1から供給されるコネクタ3a,
3b,3c…を引っ掛けて送り出すための搬送フック6
7を有するスライドブロック68が連結されている。こ
のスライドブロック68は中空孔65内をスライドして
移動可能に設けられ、前記搬送フック67は前記スリッ
ト64内を移動することにより前記コネクタ収容溝6
0,60′内に突き出した先端部67aでコネクタ3
a,3b,3c…を押動させるようになる。
有し、その底端部をスライドブロック68側に設けたば
ね69で先端部67aの突出方向に附勢されるように、
スライドブロック68にピン70で揺動自在に軸止され
ている。前記テーパ背部67bはスライドブロック68
の復動時にコネクタ3a,3b,3c…との干渉を防止
するためのものであり、搬送フック67はばね69を押
して下方に揺動する。
例は以上の構成からなり、作業対象機械としての電線圧
接装置2に所望個数のコネクタを供給するには、先ず作
業者が手作業により図10に示すように平行に並設され
たレール部材5,5の移送路4,4内に複数個のコネク
タ3a,3b,3c…を連続して挿入し、セットする
(図2、図3、図10参照)。
前方の1つのストッパ手段7のロッド9が、レール部材
5の移送路4内に降下することにより連続して移送路4
内を移送されて来るコネクタ3a,3b,3c…の停止
位置を設定するように待機する。
入されたコネクタ3a,3b,3c…に対して移送手段
6としてのブロアーからエアーを移送方向イに向けて吹
き出すことによりコネクタ3a,3b,3c…を連続し
てレール部材5の移送路4内において強制的に前方へ移
送させる。こうして、先行する(最先端)のコネクタ3
aを前方のストッパ手段7のロッド9に押付ける(図4
参照)。この際、ロッド9が降下している前方のストッ
パ手段7に対して後方の他方のストッパ手段7′のロッ
ド9′は上昇位置にあることにより移送路4は開放され
るので、移送手段6によるコネクタ3a,3b,3c…
の移送は可能になる。
に最先端のコネクタ3aが衝突してそれ以上の移送が停
止されると、センサーS,S′により分離されるべき先
行するコネクタ3aと、これに後続する後行のコネクタ
3b,3c…とが分離個所に連続して存在するか否かを
検知する。
手段7と、第2のストッパ手段7′との間において移送
路4内に収容された連続する複数個のコネクタ3a,3
b,3c…は、その移送方向イに交叉して設けたセパレ
ータ8からエアーが噴出されると、第1のストッパ手段
7のロッド9に押付けられている少なくとも最先端のコ
ネクタ3aを含む先行する所望数個のコネクタから後続
のコネクタ3b,3c…がエアーの風圧を受けて分離さ
れる。
ッパ手段7,7′の間において連続する複数個のコネク
タ3a,3b,3c…のn−1番目、例えば本実施例で
は先行する最先端(1番目)のコネクタ3aの終端20
bの位置または後行(2番目の)するコネクタ3bの始
端20aの位置に設けたバリ21,21相互が衝合する
ことにより形成される空間凹部Kやコネクタ3a,3
b,3c…の内部にターミナル(図には示さない)を収
容するために形成された隔壁23相互間の空間凹部Kに
位置してコネクタ3a,3b,3c…の移送方向イに交
叉して設けたブロアーであるので、このブロアーから噴
出されるエアーは空間凹部K内に損失が少なく噴出さ
れ、その風圧により先行する1番目のコネクタ3aから
2番目以後の後行のコネクタ3b,3c…を容易且つ確
実に分離できる。
9′が降下し、次いで前方のストッパ手段7の手前に設
けたセンサーSにより先行するコネクタ3aが有るか否
かを検知し、また後方のストッパ手段7′の移送方向イ
の手前に設けたセンサーS′により後行のコネクタ3b
が有るか否かを検知することにより先行するコネクタ3
aから後行のコネクタ3b,3c…が分離されたか否か
が検知される。こうしてコネクタの分離作業は終了され
る(図6参照)。このような一連の各作業が繰り返して
行われることにより、連続してレール部材5,5の移送
路4,4内を移送されて行く先行するコネクタ3aから
後行のコネクタ3b,3c…が順次分離される。
分離された先行の2個1対のコネクタ3a,3aは、後
段に位置する作業対象機械としての電線圧接装置2に供
給される。
42,42′により送り出された電線Wは、電線ガイド
55,55′を通って1対の圧接シリンダ33,33′
の圧接ブレード54,54′に対向して配置される。そ
して1対の移動テーブル58,58′を電線Wの移送方
向ロに対して直交方向に独立して移動させることによ
り、圧接シリンダ33側から電線Wに一方のコネクタ3
aが圧接され、電線ガイド35を開放して検尺ローラ4
2,42′で電線Wを所要長さに延長した後に、電線送
り後方の圧接シリンダ33′側に他方のコネクタ3aが
圧接される。こうして電線Wの移送方向ロにクロスして
コネクタ3a,3aのターミナルが接続される。この
際、検尺ローラ42,42′から出される電線Wの長さ
を容易に長短調整できる。
として、エア式のシリンダのロッド9,9′が移送路4
に出没自在になるものを採用しているが、これに限らず
ロッド9,9′の代わりにレバーやリンク等が出没自在
になる構成であってもよい。
としての電線圧接装置2にコネクタ3a,3b,3c…
を供給するのに2個のレール部材5,5を作業対象機械
に並設し、この各レール部材5,5からコネクタ3a,
3a;3b,3b;3c,3c…を2個1対づつ作業対
象機械に並列的に夫々供給し、電線Wの両側に1対のコ
ネクタ3a,3a;3b,3b;3c,3c…を圧接す
る場合を代表的に説明しているが、レール部材5の設置
個数は上記実施例に限らず、任意に選択でき、コネクタ
の電線Wに対する圧接個数を容易に増減変更できる。
c,3c…の移送は、必ずしも上記実施例のように、電
線Wの圧接処理状況と同期してコネクタ3a,3a;3
b,3b;3c,3c…を移送する場合に限らない。例
えば各レール部材5に設けた移送手段6および1対のス
トッパ手段7,7′の駆動開始時間および駆動時間を長
短調整することにより、電線圧接装置2での電線圧接処
理状況に応じてコネクタ3a,3b,3c…の供給を容
易に制御できるとともにコネクタ3a,3b,3c…の
移送や供給を中断することなく、作業対象機械における
電線圧接作業を容易且つ確実に行なうことにより、作業
能率が向上する。しかもコネクタ3a,3b,3c…
は、レール部材5の移送路4に案内移送されることによ
り一定の方向に整列化して供給できる。
されるエアーにより移送される連続したコネクタ3a,
3b,3c…のうち、後行のコネクタから分離される先
行のコネクタの設置個数は、上記実施例のように1個に
限らず、2個以上の複数個であってもよく、その設置個
数は任意に増減変更することができる。さらにはレール
材5内にセットされる連続するコネクタ3a,3b,3
c…を移送するための移送手段6は、ブロアーからエア
ーを噴出するものに限らず、ピン体をコネクタの移送方
向イに移動可能に設ける等の機械的な手段によってもよ
い。
レール部材に、コネクタの移送を止める1対のストッパ
手段と、コネクタの存否を確認するセンサーと、コネク
タを移送するための移送手段およびコネクタを分離する
ためのセパレータとを設け、移送手段およびセパレータ
にはブロワーを用いるので、構造は簡単で製作および組
立が容易であり、コネクタを所望個数、確実に分離して
作業対象機械に供給できる。また作業対象機械に対する
作業処理状況に応じて移送手段およびセパレータからの
エアーの吹き出しと、1対のストッパ手段を駆動するこ
とによりコネクタを供給するための制御が容易に行える
とともにコネクタの供給を中断することなく、作業対象
機械での作業が効率よく行なえる。
ての電線圧接装置に組み込んだ一実施例を示す正面図で
ある。
ール部材にコネクタを連続してセットした状態の断面図
である。
の風圧によりコネクタを押付けるように移送した状態の
断面図である。
行のコネクタとを分離する状態を示す断面図である。
断面図である。
る作業対象機械としての電線圧接装置の一例を示す側面
図である。
である。
断面図である。
を示す側面図である。
である。
である。
平面図である。
である。
斜面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数個のコネクタをレール部材の移送路
内において移送手段により強制的に案内移送する工程
と、前記移送路の上方にコネクタの移送方向にわたり所
望長さの間隔をあけて設けられる1対のストッパ手段の
昇降操作により連続的に移送される複数個のコネクタの
うち最先端のコネクタに対して降下してそれらのコネク
タを停止させる工程と、先行する前記コネクタを後続の
前記コネクタから所望個数分離する工程とよりなるコネ
クタ供給方法。 - 【請求項2】 複数個のコネクタを複数列のレール部材
の移送路内において移送手段により夫々強制的に案内移
送する工程と、前記移送路の上方にコネクタの移送方向
にわたり所望長さの間隔をあけて設けられる1対のスト
ッパ手段の昇降操作により連続的に移送される複数個の
コネクタのうち最先端のコネクタに対して降下してそれ
らのコネクタを停止させる工程と、各前記レール部材に
おける前記先行するコネクタを後続の前記コネクタから
所望個数分離する工程とよりなるコネクタ供給方法。 - 【請求項3】 複数個のコネクタを案内移送する移送路
を有するレール部材と、前記移送路内においてコネクタ
を強制的に移送する移送手段と、前記移送路の上方にコ
ネクタの移送方向にわたり所望長さの間隔をあけて昇降
可能に設けられ、このうち前記移送手段により複数個の
コネクタが移送される間は後方の1つが上昇して移送路
を開放するとともに前方の1つが最先端のコネクタの停
止位置を設定可能に降下する前後1対のストッパ手段
と、コネクタの存否を検知可能に設けられたセンサー
と、先行するコネクタと後行のコネクタとを分離可能に
前記ストッパ手段の間に設けられたセパレータとから成
るコネクタ供給装置。 - 【請求項4】 複数個のコネクタを案内移送する移送路
を有する複数列のレール部材と、前記移送路内において
コネクタを強制的に移送する移送手段と、前記移送路の
上方にコネクタの移送方向にわたり所望長さの間隔をあ
けて昇降可能に設けられ、このうち前記移送手段により
複数個のコネクタが移送される間は後方の1つが上昇し
て移送路を開放するとともに前方の1つが最先端のコネ
クタの停止位置を設定可能に降下する前後1対のストッ
パ手段と、コネクタの存否を検知可能に設けられたセン
サーと、先行するコネクタと後行のコネクタとを分離可
能に前記ストッパ手段の間に設けられたセパレータとか
ら成るコネクタ供給装置。 - 【請求項5】 1対の前記ストッパ手段が、少なくとも
2個以上の複数個のコネクタが連続して並設される以上
の所望長さの間隔をあけて設置され、且つ前記セパレー
タの設置位置はn−1番目のコネクタの始端位置または
終端位置やコネクタ内のターミナル収容空間を形成する
隔壁間の何れかの空間凹部に位置して設けられることを
特徴とする請求項3または請求項4に記載のコネクタ供
給装置。 - 【請求項6】 コネクタに対する前記移送手段が、コネ
クタに風圧を加えて移送可能になすブロアーであること
を特徴とする請求項3または請求項4に記載のコネクタ
供給装置。 - 【請求項7】 コネクタの前記移送路が、収容溝である
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のコネ
クタ供給装置。 - 【請求項8】 前記セパレータが、1対の前記ストッパ
手段の間において前記移送路内に収容された連続する複
数個のコネクタの始端または終端やコネクタ内にターミ
ナル収容空間を形成する隔壁相互間の何れかの空間凹部
に位置してコネクタの移送方向に交叉して設けられたブ
ロアーであることを特徴とする請求項3、または請求項
4、請求項5の何れかに記載のコネクタ供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039736A JPH09226933A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | コネクタ供給方法およびその装置 |
US08/805,754 US6079547A (en) | 1996-02-27 | 1997-02-25 | Connector supply method and device |
DE19708032A DE19708032C2 (de) | 1996-02-27 | 1997-02-27 | Verbinder-Zuführverfahren und Verbinder-Zuführvorrichtung |
US09/321,616 US6065637A (en) | 1996-02-27 | 1999-05-28 | Connector supply method and device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8039736A JPH09226933A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | コネクタ供給方法およびその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09226933A true JPH09226933A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12561260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8039736A Pending JPH09226933A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | コネクタ供給方法およびその装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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JP (1) | JPH09226933A (ja) |
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-
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1999
- 1999-05-28 US US09/321,616 patent/US6065637A/en not_active Expired - Lifetime
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