JPH09226629A - 車両用エンジンフード - Google Patents
車両用エンジンフードInfo
- Publication number
- JPH09226629A JPH09226629A JP3518396A JP3518396A JPH09226629A JP H09226629 A JPH09226629 A JP H09226629A JP 3518396 A JP3518396 A JP 3518396A JP 3518396 A JP3518396 A JP 3518396A JP H09226629 A JPH09226629 A JP H09226629A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine hood
- vehicle
- bead
- hood
- fragile portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体重量を増加することなく、最大変形時の
エンジンフードの前後長を短くする。 【解決手段】 エンジンフード10のエンジンフードイ
ンナパネル18には、第1脆弱部を形成するためのビー
ド30と第2脆弱部を形成するためのビード32が車幅
方向に沿って形成されている。ビード30はエンジンフ
ード10の前後長を略三等分した車両前方側の分割部に
設けられており、車両上方へ向けて凸形状とされてい
る。ビード32はエンジンフード10の前後長を略三等
分した車両後方側の分割部に設けられており、車両上方
へ向けて凸形状とされている。ビード30、32の車幅
方向から見た断面形状は、開口部を下方へ向けた半円状
とされており、ビード30の深さβ1がビード32の深
さβ2より浅くなっている。
エンジンフードの前後長を短くする。 【解決手段】 エンジンフード10のエンジンフードイ
ンナパネル18には、第1脆弱部を形成するためのビー
ド30と第2脆弱部を形成するためのビード32が車幅
方向に沿って形成されている。ビード30はエンジンフ
ード10の前後長を略三等分した車両前方側の分割部に
設けられており、車両上方へ向けて凸形状とされてい
る。ビード32はエンジンフード10の前後長を略三等
分した車両後方側の分割部に設けられており、車両上方
へ向けて凸形状とされている。ビード30、32の車幅
方向から見た断面形状は、開口部を下方へ向けた半円状
とされており、ビード30の深さβ1がビード32の深
さβ2より浅くなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用エンジンフー
ドに係り、特に自動車等の車両の車室前方に設けられた
車両用エンジンフードに関する。
ドに係り、特に自動車等の車両の車室前方に設けられた
車両用エンジンフードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両前突時の後退を抑制する構成
とした車両用エンジンフードが知られており、その例が
実開昭55−127666号、特開昭58−17777
8号に示されている。
とした車両用エンジンフードが知られており、その例が
実開昭55−127666号、特開昭58−17777
8号に示されている。
【0003】この様な車両用エンジンフードでは、図6
に示される如く、エンジンフード70の車両前後方向略
中央部に変形部72を形成している。この変形部72
は、エンジンフード70が車両前後方向から所定値以上
の荷重を受けた場合に、図6に二点鎖線で示す様にエン
ジンフード70を車両上方へ向けて二つ折りに屈曲さ
せ、車両前後方向の衝撃を吸収すると共に、エンジンフ
ード70の後退を抑制するようになっている。
に示される如く、エンジンフード70の車両前後方向略
中央部に変形部72を形成している。この変形部72
は、エンジンフード70が車両前後方向から所定値以上
の荷重を受けた場合に、図6に二点鎖線で示す様にエン
ジンフード70を車両上方へ向けて二つ折りに屈曲さ
せ、車両前後方向の衝撃を吸収すると共に、エンジンフ
ード70の後退を抑制するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示される如く、フード開閉用のガスダンパ74を使用し
た車両用エンジンフード76では、エンジンフード76
のガスダンパ取付部76A付近は、ガスダンパ74の反
力を受けることから剛性を確保する必要がある。従っ
て、変形部となる脆弱部78は、エンジンフード76の
ガスダンパ取付部76A付近より前方の部位に形成され
ている。このため、エンジンフード76の折れポイント
が、エンジンフード76の車両前後方向中央部より前方
となり、エンジンフード76が最大変形した状態(図7
の状態)で、エンジンフード76の前後長Lが、エンジ
ンフード76の折れポイントを、エンジンフード76の
車両前後方向中央部に設定した場合に比べ長くなり、こ
のため、エンジンフード76の車両後方への移動量が増
加する。この対策としては、フードヒンジ80及びフー
ドヒンジ取付部の強度を上げエンジンフード76の車両
後方への移動を阻止することが考えられるが、この場合
には、車体重量が増加する。
示される如く、フード開閉用のガスダンパ74を使用し
た車両用エンジンフード76では、エンジンフード76
のガスダンパ取付部76A付近は、ガスダンパ74の反
力を受けることから剛性を確保する必要がある。従っ
て、変形部となる脆弱部78は、エンジンフード76の
ガスダンパ取付部76A付近より前方の部位に形成され
ている。このため、エンジンフード76の折れポイント
が、エンジンフード76の車両前後方向中央部より前方
となり、エンジンフード76が最大変形した状態(図7
の状態)で、エンジンフード76の前後長Lが、エンジ
ンフード76の折れポイントを、エンジンフード76の
車両前後方向中央部に設定した場合に比べ長くなり、こ
のため、エンジンフード76の車両後方への移動量が増
加する。この対策としては、フードヒンジ80及びフー
ドヒンジ取付部の強度を上げエンジンフード76の車両
後方への移動を阻止することが考えられるが、この場合
には、車体重量が増加する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、車体重量を増
加することなく、最大変形時のエンジンフードの前後長
を短くすることができる車両用エンジンフードを得るこ
とが目的である。
加することなく、最大変形時のエンジンフードの前後長
を短くすることができる車両用エンジンフードを得るこ
とが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
車両用エンジンフードは、エンジンフードの前後長を複
数に分割した各分割部に設けた脆弱部と、隣接する脆弱
部の間に設けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備え
たことを特徴としている。
車両用エンジンフードは、エンジンフードの前後長を複
数に分割した各分割部に設けた脆弱部と、隣接する脆弱
部の間に設けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備え
たことを特徴としている。
【0007】従って、エンジンフードは、車両前後方向
から所定値以上の荷重を受けた場合に、前後長を複数に
分割した各分割部に設けた脆弱部を起点にして折れ、複
数段折れになる。
から所定値以上の荷重を受けた場合に、前後長を複数に
分割した各分割部に設けた脆弱部を起点にして折れ、複
数段折れになる。
【0008】請求項2記載の本発明の車両用エンジンフ
ードは、エンジンフードの前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部と、エンジンフードの
前後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2
脆弱部と、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との間に設
けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備え、前記第1
脆弱部の折れ強度を前記第2脆弱部の折れ強度よりも強
くしたことを特徴としている。
ードは、エンジンフードの前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部と、エンジンフードの
前後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2
脆弱部と、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との間に設
けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備え、前記第1
脆弱部の折れ強度を前記第2脆弱部の折れ強度よりも強
くしたことを特徴としている。
【0009】従って、エンジンフードは、車両前後方向
から所定値以上の荷重を受けた場合に、先ず、前後長を
略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2脆弱部を
起点にして折れ、続いて、前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部を起点にして折れ、二
段折れになる。
から所定値以上の荷重を受けた場合に、先ず、前後長を
略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2脆弱部を
起点にして折れ、続いて、前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部を起点にして折れ、二
段折れになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の車両用エンジンフードの
一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図5に示される如く、本
実施形態の車両用エンジンフード10は、車両12のエ
ンジンルーム14を開閉可能に覆っており、エンジンフ
ード10の外側面を構成するエンジンフードアウタパネ
ル16とエンジンフード10の内側面を構成するエンジ
ンフードインナパネル18とを備えている。
印UPは車両上方方向を示す。図5に示される如く、本
実施形態の車両用エンジンフード10は、車両12のエ
ンジンルーム14を開閉可能に覆っており、エンジンフ
ード10の外側面を構成するエンジンフードアウタパネ
ル16とエンジンフード10の内側面を構成するエンジ
ンフードインナパネル18とを備えている。
【0012】図1に示される如く、エンジンフード10
の車両前後方向後端部の車幅方向両端部近傍は、フード
ヒンジ20を介して車体へ取付けられている。フードヒ
ンジ20は、軸20Aを回転中心にして、図示を省略し
た車体側取付部に対して図1の時計回転方向(図1の矢
印A方向)及び図1の反時計回転方向(図1の矢印B方
向)へ回転可能になっている。
の車両前後方向後端部の車幅方向両端部近傍は、フード
ヒンジ20を介して車体へ取付けられている。フードヒ
ンジ20は、軸20Aを回転中心にして、図示を省略し
た車体側取付部に対して図1の時計回転方向(図1の矢
印A方向)及び図1の反時計回転方向(図1の矢印B方
向)へ回転可能になっている。
【0013】エンジンフード10の車両前後方向略中央
部の車幅方向両端部近傍には、フード開閉用ダンパとし
てのガスダンパ22が取付けられている。エンジンフー
ド10のダンパ取付点P1には、ガスダンパ22の外筒
24の端部24Aが回転可能に軸支されており、ガスダ
ンパ22のピストン26の端部26Aは、図示を省略し
た車体側の取付部に回転可能に軸支されている。従っ
て、ガスダンパ22は図1の時計回転方向(図1の矢印
C方向)及び図1の反時計回転方向(図1の矢印D方
向)へ回転可能になっている。また、ガスダンパ22に
は、エンジンフード10を閉じた状態(図1の状態)で
ストロークの余裕代αが設定されている。
部の車幅方向両端部近傍には、フード開閉用ダンパとし
てのガスダンパ22が取付けられている。エンジンフー
ド10のダンパ取付点P1には、ガスダンパ22の外筒
24の端部24Aが回転可能に軸支されており、ガスダ
ンパ22のピストン26の端部26Aは、図示を省略し
た車体側の取付部に回転可能に軸支されている。従っ
て、ガスダンパ22は図1の時計回転方向(図1の矢印
C方向)及び図1の反時計回転方向(図1の矢印D方
向)へ回転可能になっている。また、ガスダンパ22に
は、エンジンフード10を閉じた状態(図1の状態)で
ストロークの余裕代αが設定されている。
【0014】図5に示される如く、エンジンフードイン
ナパネル18には、第1脆弱部を形成するためのビード
30と、第2脆弱部を形成するためのビード32が車幅
方向に沿って形成されている。
ナパネル18には、第1脆弱部を形成するためのビード
30と、第2脆弱部を形成するためのビード32が車幅
方向に沿って形成されている。
【0015】図1に示される如く、ビード30は、エン
ジンフード10の前後長を略三等分した車両前方側の分
割部に設けられており、車両上方へ向けて凸形状とされ
ている。また、ビード32は、エンジンフード10の前
後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けられてお
り、車両上方へ向けて凸形状とされている。ビード3
0、32の車幅方向から見た断面形状は、開口部を下方
へ向けた半円状とされており、ビード30の深さβ1
が、ビード32の深さβ2より浅くなっている(β1<
β2)。
ジンフード10の前後長を略三等分した車両前方側の分
割部に設けられており、車両上方へ向けて凸形状とされ
ている。また、ビード32は、エンジンフード10の前
後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けられてお
り、車両上方へ向けて凸形状とされている。ビード3
0、32の車幅方向から見た断面形状は、開口部を下方
へ向けた半円状とされており、ビード30の深さβ1
が、ビード32の深さβ2より浅くなっている(β1<
β2)。
【0016】従って、エンジンフード10は、ビード3
0を設けた第1脆弱部の折れ強度がビード32を設けた
第2脆弱部の折れ強度より強くなっている。
0を設けた第1脆弱部の折れ強度がビード32を設けた
第2脆弱部の折れ強度より強くなっている。
【0017】次に、本実施形態の作用を説明する。図2
に示される如く、前突時、エンジンフード10の前端1
0Aに、車両前方から荷重(図2の矢印F)が入力され
ると、ガスダンパ22がストロークの余裕代α長分につ
いて収縮する間に、エンジンフード10のビード32を
設けた第2脆弱部に折れが発生する。
に示される如く、前突時、エンジンフード10の前端1
0Aに、車両前方から荷重(図2の矢印F)が入力され
ると、ガスダンパ22がストロークの余裕代α長分につ
いて収縮する間に、エンジンフード10のビード32を
設けた第2脆弱部に折れが発生する。
【0018】ガスダンパ22が余裕代α長分について収
縮し底づくと、ガスダンパ22の反力が大きくなるた
め、第2脆弱部の折れが一時停止し、エンジンフード1
0のビード30を設けた第1脆弱部が折れ曲がる。
縮し底づくと、ガスダンパ22の反力が大きくなるた
め、第2脆弱部の折れが一時停止し、エンジンフード1
0のビード30を設けた第1脆弱部が折れ曲がる。
【0019】図3に示される如く、さらに、エンジンフ
ード10の前端10Aが車両後方へ押し込まれると、エ
ンジンフード10はビード30を折れ点として、く字状
に折曲し、ビード30が完全に潰れる角度まで折曲が進
む。この時、ガスダンパ22はガス圧により、エンジン
フード10を上方へ押し上げると共に、図3の矢印C方
向へ回転しつつ伸びる。
ード10の前端10Aが車両後方へ押し込まれると、エ
ンジンフード10はビード30を折れ点として、く字状
に折曲し、ビード30が完全に潰れる角度まで折曲が進
む。この時、ガスダンパ22はガス圧により、エンジン
フード10を上方へ押し上げると共に、図3の矢印C方
向へ回転しつつ伸びる。
【0020】ビード30が完全に潰れ、第1脆弱部での
折曲が停止すると、エンジンフード10にモーメント
(図3の矢印M)が発生する。
折曲が停止すると、エンジンフード10にモーメント
(図3の矢印M)が発生する。
【0021】このモーメントMにより、エンジンフード
10は、ガスダンパ22の取付点P1を支持点とし、ビ
ード32を折れ点として屈曲し、図4に示される如く二
段折れとなる。この時、ガスダンパ22はガス圧によ
り、エンジンフード10を上方へ押し上げると共に、図
4の矢印C方向へ回転しつつ伸びる。
10は、ガスダンパ22の取付点P1を支持点とし、ビ
ード32を折れ点として屈曲し、図4に示される如く二
段折れとなる。この時、ガスダンパ22はガス圧によ
り、エンジンフード10を上方へ押し上げると共に、図
4の矢印C方向へ回転しつつ伸びる。
【0022】従って、本実施形態では、エンジンフード
10が最大変形した状態(図4の状態)で、エンジンフ
ード10の前後長Lが、図7に示される従来の実施形態
に比べ短くなる。このため、フードヒンジ20及びフー
ドヒンジ取付部の強度を上げ、エンジンフード10の車
両後方への移動を阻止する必要がなく、車体重量が増加
することも無い。
10が最大変形した状態(図4の状態)で、エンジンフ
ード10の前後長Lが、図7に示される従来の実施形態
に比べ短くなる。このため、フードヒンジ20及びフー
ドヒンジ取付部の強度を上げ、エンジンフード10の車
両後方への移動を阻止する必要がなく、車体重量が増加
することも無い。
【0023】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、第1脆弱部及び第2脆
弱部を形成するためにビード30及びビード32を設け
たが、ビードに代えて、切欠、異なる板厚の鋼板を突き
合わせて溶接した溶接部等の他の手段によって第1脆弱
部及び第2脆弱部を形成しても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、第1脆弱部及び第2脆
弱部を形成するためにビード30及びビード32を設け
たが、ビードに代えて、切欠、異なる板厚の鋼板を突き
合わせて溶接した溶接部等の他の手段によって第1脆弱
部及び第2脆弱部を形成しても良い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の車両用エンジン
フードは、エンジンフードの前後長を複数に分割した各
分割部に設けた脆弱部と、隣接する脆弱部の間に設けた
フード開閉用ダンパ取付け部と、を備えた構成としたの
で、車体重量を増加することなく、最大変形時のエンジ
ンフードの前後長を短くすることができるという優れた
効果を有する。
フードは、エンジンフードの前後長を複数に分割した各
分割部に設けた脆弱部と、隣接する脆弱部の間に設けた
フード開閉用ダンパ取付け部と、を備えた構成としたの
で、車体重量を増加することなく、最大変形時のエンジ
ンフードの前後長を短くすることができるという優れた
効果を有する。
【0025】請求項2記載の本発明の車両用エンジンフ
ードは、エンジンフードの前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部と、エンジンフードの
前後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2
脆弱部と、第1脆弱部と第2脆弱部との間に設けたフー
ド開閉用ダンパ取付け部と、を備え、第1脆弱部の折れ
強度を第2脆弱部の折れ強度よりも強くしたので、車体
重量を増加することなく、最大変形時のエンジンフード
の前後長を短くすることができるという優れた効果を有
する。
ードは、エンジンフードの前後長を略三等分した車両前
方側の分割部に設けた第1脆弱部と、エンジンフードの
前後長を略三等分した車両後方側の分割部に設けた第2
脆弱部と、第1脆弱部と第2脆弱部との間に設けたフー
ド開閉用ダンパ取付け部と、を備え、第1脆弱部の折れ
強度を第2脆弱部の折れ強度よりも強くしたので、車体
重量を増加することなく、最大変形時のエンジンフード
の前後長を短くすることができるという優れた効果を有
する。
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用エンジンフー
ドを示す概略側面図である。
ドを示す概略側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る車両用エンジンフー
ドの作用説明図である。
ドの作用説明図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る車両用エンジンフー
ドの作用説明図である。
ドの作用説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る車両用エンジンフー
ドの作用説明図である。
ドの作用説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る車両用エンジンフー
ドが適用された車両を示す車両斜め前方から見た斜視図
である。
ドが適用された車両を示す車両斜め前方から見た斜視図
である。
【図6】従来の実施形態に係る車両用エンジンフードを
示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
【図7】従来の他の実施形態に係る車両用エンジンフー
ドを示す概略側面図である。
ドを示す概略側面図である。
【符号の説明】 10 エンジンフード 16 エンジンフードアウタパネル 18 エンジンフードインナパネル 20 フードヒンジ 22 ガスダンパ(フード開閉用ダンパ) 30 第1脆弱部を形成するためのビード 32 第2脆弱部を形成するためのビード
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンフードの前後長を複数に分割し
た各分割部に設けた脆弱部と、隣接する脆弱部の間に設
けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備えたことを特
徴とする車両用エンジンフード。 - 【請求項2】 エンジンフードの前後長を略三等分した
車両前方側の分割部に設けた第1脆弱部と、エンジンフ
ードの前後長を略三等分した車両後方側の分割部に設け
た第2脆弱部と、前記第1脆弱部と前記第2脆弱部との
間に設けたフード開閉用ダンパ取付け部と、を備え、前
記第1脆弱部の折れ強度を前記第2脆弱部の折れ強度よ
りも強くしたことを特徴とする車両用エンジンフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3518396A JPH09226629A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 車両用エンジンフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3518396A JPH09226629A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 車両用エンジンフード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226629A true JPH09226629A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12434740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3518396A Pending JPH09226629A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 車両用エンジンフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09226629A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321314A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のエンジンフード構造 |
JP2013151264A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用歩行者保護装置 |
JP2014108651A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Toyota Motor Corp | 車両用ポップアップフード装置 |
CN113460170A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的前部车身结构 |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP3518396A patent/JPH09226629A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321314A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のエンジンフード構造 |
JP2013151264A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用歩行者保護装置 |
JP2014108651A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Toyota Motor Corp | 車両用ポップアップフード装置 |
CN113460170A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的前部车身结构 |
JP2021160559A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
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