JP2009137452A - 自動車用バンパー補強材 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉断面構造のアルミニウム合金押出形材からなるバンパー補強材において、中央部の断面係数を比較的高くして中央部衝突における曲げ強度を確保し、かつ車体への取付部近傍のスペースを縮小する。
【解決手段】押出形材の断面は、車体側フランジ2と衝突側フランジ3、両フランジを接続する上下のウエブ4,5、上下のウエブ間に位置し前後方向長さが両フランジの前後方向間隔より短い中リブ6、中リブの前端に接続し当該中リブと共に両フランジを接続する断面略V字形をなす上下の斜壁7,8から構成される。斜壁は中間位置に断面内側方向に凹となる1つの折れ点9を有し、ウエブは中間位置に4つの折れ点10を有して断面外側に張り出している。バンパー補強材の車幅方向両端部は、衝突側から車体側に向かって潰し加工され、潰し加工した箇所の断面高さが中リブの長さと同等又はそれより大きく設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の前後に取り付けられるアルミニウム合金押出形材製のバンパー補強材の構造に関する。
自動車の車体の前端(フロント)及び後端(リア)に取り付けられているバンパーの内部には、強度補強材としてのバンパー補強材(バンパーリインフォースメントあるいはバンパーアマチャアなどとも言う)が設けられている。
このバンパー補強材は、周知の通り、バンパーと車体との間に、車体に対し略水平方向で車幅方向に対し平行に延在するように配置される。そして、車両平面視でのデザイン曲率に応じて、一部あるいは全体的に湾曲しているのが一般的である。
このようなバンパー補強材については、地球環境への対応から、さらに車体を軽量化したいとの要望も強くなり、従来使用されていた鋼材に代わって、高強度アルミニウム合金製の押出中空形材や超高張力鋼板などが使用され始めている。
特にアルミニウム合金押出形材は、溶接などの接合を伴わずに閉断面構造が形成可能であり、かつ断面内の肉厚配分を変更できるなど、軽量化と曲げ強度向上の両面で優れた性質を有する。一般的なアルミ押出形材製バンパー補強材は、押出長手方向の断面は一様であり、前記デザイン曲率に応じて一部あるいは全体的に曲げ加工されて用いることが多い。
これらバンパー補強材の車体への取り付けは、フロントサイドメンバやリヤサイドメンバ等、車体前後方向の骨格部材の車体フレーム類(車体メンバー類)に連結されて行われる。また、バンパー補強材の車体への固定は、車体のフロントやリヤのサイドメンバの先端或いは後端に直接、あるいはバンパーステイなどの後面からの支持部材(車体連結用部材)を介して行われる。
周知の通り、バンパー補強材は、バンパーと車体間で、車体の前方や後方からの衝突、あるいは前方や後方への衝突に対し、車体用のエネルギー吸収部材を構成している。したがって、車体用エネルギー吸収部材としてのバンパー補強材には、車体の衝突により、バンパー補強材前面から加わった衝突エネルギーを、自らの曲げ変形及び車体前後方向(略水平な断面方向)の押しつぶれ変形(圧壊)により吸収し、車体を保護する性能が求められている。
バンパー補強材は、通常は、衝突力を受けた際に、曲げ変形によりステイ取付部より中央寄りの部位が後方へとたわむ、たわみ変形を生じる。このたわみ変形が大きくなると、変形したバンパー補強材が車体側へ近づき、バンパーの後方に位置するラジエターを始めとする各種自動車部品と干渉し、これら部品を損傷する可能性が高くなる。
これに対し、バンパー補強材の衝突エネルギーの吸収性を高め、後方の各種自動車部品への干渉や損傷を防止するために、従来から、バンパー補強材の曲げ強度を上げる対策が採られてきた。バンパーの曲げ強度向上のためには、素材の高強度化あるいはバンパー補強材の断面係数を増加させることが必要である。なお、重量増加を最小限に抑えて断面係数を増加させようとすれば、バンパー補強材の車体前後方向幅を大きくした方が有利であり、他部品との干渉を回避できる範囲で車体前後方向幅を大きくすることが多い。
一方、高速衝突におけるエネルギ吸収量確保の観点から、バンパー補強材が接続されるサイドメンバの必要長さはおおむね定まっており、これに応じて、バンパー補強材の車体との接合位置が規定される。逆に、衝突面側は車両デザインに応じて規定されることから、バンパー補強材は、この車両デザインとサイドメンバとの接合位置に規定される空間内に配置される必要がある
そして、近年では、特に車体前面からの衝突において、歩行者の脚部保護を目的としたエネルギ吸収部品をバンパー補強材前面に設ける必要もあり、前記バンパー補強材を配置可能な空間は、特にサイドメンバとの取り付け部やその幅方向外側、すなわち車幅方向端部において非常に狭くなる傾向がある。
つまり、バンパー補強材には、曲げ強度向上のために、断面の車両前後方向幅の増大と、車幅方向端部でのスペースの節約という相反する要求を満たすことが求められている。
衝突時に最も変形量が大きくなるのは、支持点からの距離が最も遠いバンパ補強材の中央近傍に衝突荷重が加わった場合である。この際、曲げモーメントはバンパー補強材中央部が最も高くなる。これに対応するため、バンパ補強材の取り付け部に比べて、長手方向中央部近傍の断面係数を大きくし、前記した取り付けスペース制約への対応と曲げ強度向上の両立を図った構造がいくつか提案されている。
例えば、鋼板などのハット成形あるいはロール成形品で構成されたバンパー補強材の場合、長手方向に比較的簡単に断面形状を変化させることができる。例えば、開断面のハット型製品を対象としては、特許文献1,2のような構造が提案されている。
なお、これらの開断面構造バンパー補強材は、閉断面構造のバンパー補強材に比べて、衝突時に断面がひらき変形しやすく、最大荷重到達後に変形荷重が急激に低下し、エネルギ吸収性能に劣るという問題がある。
また、板部品により閉断面構造を構成した構造の場合についても、特許文献3,4のような構造が提案されている。
これらはバンパー補強材を2つ以上の部品で構成したものであり、部品点数増加によるコストアップが問題になる。また、溶接に起因する強度低下など問題となるため、一部品でのバンパ補強材構造が望まれる。
一方、長手方向の一部にプレス加工を施すことで、一部品構成で長手方向に断面の異なるバンパー補強材構造もいくつか検討及び実用化されている。バンパー補強材の端部を略車両前後方向にプレス成形した事例については、特許文献5,6のような構造がある。また、アルミニウム合金押出形材のように接合部の存在しない形材の衝突面側端部をプレス潰し加工した事例としては、特許文献8のような構造が提案されている。
しかし、特許文献8及び前記特許文献5は、ウエブ及び中リブを単純にクの字状に変形させることで、形材端部側の車両前後方向幅を小さくしたものである。
このような構造では,中リブ、ウェブともに、予めクの字状に変形が生じていることになる。このため、潰し変形部への衝突が生じた場合には,断面自体が容易に変形するという問題がある。つまり、端部側に潰し加工することで、車体端部側からの衝突に対しての衝突特性に劣るという問題がある
また,特許文献6の構造では、最も曲げ強度を高くする必要があるバンパ補強材中央部は中リブの無い略矩形断面になる。このため、フランジ面での座屈変形が生じやすく、中央部衝突における特性が劣るという問題がある。
一方、バンパ補強材は、一般にその端部において、車体あるいはステイなどとの接合が行われる。このため、端部に潰し加工を施す場合には、接合面確保が問題になることが多い。例えば、前述した特許文献5,6に示す構造は、いずれもバンパー補強材の背面側(車体側)を潰し加工した構造である。このように、背面側(車体側)を潰し加工する場合、潰し加工時に背面側が変形するために、接合面の形状精度を確保することが難しいという問題がある。
接合面の精度を確保するために、工具を用いて、この部位の変形を拘束を行うことが一般的ではある。しかし、前記したような端部の潰し加工では、開口部である端部側から工具を挿入しても、必要な部位を拘束することが困難であり、この部位の変形を押さえ込むことは難しいといえる。
そこで、特許文献7のように、プレス加工後にハイドロフォームすることで、形状精度を確保するという方法も提案されているが、製造コストが大幅にアップするという問題がある。また、特に中リブを有する押出形材のハイドロフォームでは、圧力バランスをうまく制御しないと、中リブ自体が変形するという問題が生じることも多い。
また、前述した特許文献8は、衝突面側を潰し加工するため、接合面となる背面側フランジの変形は少なくなる。しかし、特許文献8及び前記特許文献5は、ウエブ及び中リブを単純にクの字状に変形させることで、形材端部側の車両前後方向幅を小さくしたものである。
バンパー補強材を車体あるいはステイにボルト接合する場合、断面内部に張り出したウエブ又は中リブが邪魔になり、必要なボルトスペースを確保できないということが多い。このようなバンパー補強材は、ウエブや中リブのクの字状変形が生じてもボルト接合に必要な面積を確保することができるほど、フランジ面が広い場合にのみ適用可能といえる。しかし、フランジの上下方向幅が大きくなると、座屈が生じやすくなり、結果的に衝突性能が低下するという問題がある。つまり、このような構造のバンパ補強材は、実質上ボルトによる車体への締結が難しく、ステイとの溶接接合を介して車体に接合する必要があるといえる。
逆にバンパー取付部の形状を基準断面とし、中央部を車体上下方向に潰し加工して断面バンパ中央近傍の断面係数を増加させ、車体取付部でのスペース確保と中央部の曲げ強度の両立を図った構造も、特許文献9,10に提案されている。
これらの構造は、車体上下方向からプレス成形し、中央部を車体側に張り出したものである。しかし、このような加工は、対象とする断面形状が中リブの無い口型の場合には所定の効果は得られるが、中リブを設けた断面形状に適用した場合には、中リブがフランジを拘束するために、張出量を大きくすることが難しく、効果が小さくなるという欠点がある。
特表2006−527122号公報 特表2005−500196号公報 特開平7−2033号公報 特開2007−45171号公報 特開2003−146156号公報 特表2003−516902号公報 特開2003−146159号公報 特開平7−25296号公報 特開2001−63495号公報 米国特許第6,343,820号明細書
近年の自動車用バンパ補強材では、衝突安全基準の強化や、車高の異なる他車との衝突(コンパチビリティ)に対応するため、大型化が進んでおり、衝突時のフランジ座屈防止、曲げ加工における形状精度確保(しわ、凹み抑制)、押出時の形状精度確保などの観点から、断面内に中リブを設けることは必須となっている。
本発明は、以上のような状況を鑑みてなされたもので、中リブを設けた閉断面構造のアルミニウム合金押出形材製バンパー補強材において、大量生産が可能なプレス加工により車幅方向両端部を潰し加工して、車幅方向中央部の断面係数を端部の断面係数に比べて高くすることによるバンパー補強材の曲げ強度の確保と、車幅方向端部における車体への取り付けスペース縮小を両立可能にするとともに、潰し加工した車幅方向端部の衝突特性を改善することを主たる目的とする。また、本発明は上記プレスによる潰し形状を安定して得られるようにすることを他の目的とする。
本発明に係るバンパー補強材は、車体の前後方向に間隔を置いて位置する車体側及び衝突側のフランジと、車体の上下方向に間隔を置いて位置し前記両フランジを接続する上下のウエブと、上下のウエブ間に位置し前後方向長さが前記両フランジの前後方向間隔より短い少なくとも1つの中リブと、各中リブの車体側又は/及び衝突側の端に接続し当該中リブと共に前記両フランジを接続する断面溝形状をなす上下の斜壁から構成され、前記溝形状は開口側に向かうにつれて拡開しその閉鎖端が中リブの端に接続し、開口端が車体側又は衝突側のフランジに接続されるアルミニウム合金押出形材からなり、車幅方向両端部の衝突側が車体側に向かって潰し加工されているとともに、潰し加工された箇所の断面高さが中リブの前後方向長さと同等かそれよりも大きいことを特徴とする。上下一対の斜壁により構成される前記溝形状は典型的には略V字形状をなし、斜壁はそれぞれ平面状の壁面から構成される。ただし、本発明の斜壁には溝形状の閉じた一端(中リブ側)から開口した他端(フランジ側)へと湾曲した曲面状の壁面から構成されるものも含まれる。
上記バンパー補強材は、上下の斜壁がそれぞれ中間位置に断面内側方向に凹となる1つ以上の折れ点を有すること、又は/及びウエブがそれぞれ中間位置に2つ以上の折れ点を有することが望ましい。
本発明によれば、軽量かつ衝突特性に優れたバンパー補強材として、閉断面内部に1つ以上の中リブを設けたアルミニウム合金押出形材を用い、プレス加工により車幅方向両端部を潰し加工することで、バンパ−補強材の車幅方向中央部の断面係数を潰し加工した車幅方向端部の断面係数に比べて高くすることによるバンパー補強材の曲げ強度向上と、車幅方向端部におけるスペース縮小を両立させることができる。
そして、中リブの前後方向長さを両フランジの前後方向間隔より短くし、かつ潰し加工後の車幅方向両端部の断面高さを中リブの前後方向長さと同等かそれより大きく設定しているので、車幅方向両端部を潰し加工したとき該部において断面略V字形の斜壁が曲げ変形又は倒れ変形する一方で、中リブのクの字変形が抑制され、これによりバンパー補強材の車幅方向端部(潰し加工した箇所)での断面変形抑制による衝突特性(エネルギ吸収性能)向上が可能となる。
さらに、上下の斜壁の中間位置に断面内側方向に凹となる1つ以上の折れ点を形成した場合、及び/又はウエブの中間位置に2つ以上の折れ点を形成した場合、潰し加工時に斜壁が折れ点を起点として曲げ変形することにより、プレスによる潰し加工が安定して行われる。また、上下の斜壁に前記折れ点を形成した場合、斜壁に接続するフランジの上下方向への変位が生じにくく、潰し加工した箇所を車体又はステイとのボルト取り付け部にするときでも、車体側フランジに形成したボルト穴と衝突側に形成した作業穴の位置ずれが防止でき、ボルト接合が容易となり、一方、ウエブの中間位置に2つ以上の折れ点を形成した場合、潰し加工時にウエブが折れ点を起点として曲げ変形することでウエブの車体上下方向への張り出し量が抑制され、フランジの形状精度も向上する。
以下、図1〜図12を参照して、本発明に係るバンパー補強材について具体的に説明する。
本発明に係るバンパー補強材は一体のアルミニウム合金押出形材からなり、当初真っ直ぐで長手方向に実質的に同じ断面形状であったものが、図1に示すように、車体側に向けて一部に曲げ加工が施され、かつ車幅方向両端部において端に向かうに従って前後方向の厚みが小さくなるように潰し加工が施されている。バンパー補強材は、潰し加工が行われた端部においてステイ1の先端にボルトで固定される。
図1に示す仮想線B(潰し加工前の形状)をみると分かるように、潰し加工された端部において、車体側には潰し加工を行っていない部分と比べて材料の移動がなく、衝突側のみで材料の移動が生じている。すなわち、この潰し加工された端部では衝突側が車体側に向かってプレス潰し加工されている。
図2はバンパー補強材の断面形状の一例であり、実線で示す断面Cは潰し加工を行っていない中央部のC−C断面(図1参照)の断面形状であり、仮想線で示す断面Aは潰し加工を行った端部のA−A端面(図1参照)の形状である。
図2に示すバンパー補強材(断面C)は、車体の前後方向に所定間隔を置いて位置する車体側フランジ2と衝突側フランジ3、車体の上下方向に所定間隔を置いて位置し両フランジを2,3を接続する上ウエブ4と下ウエブ5、両ウエブ4,5の中央に位置する中リブ6、及び中リブ6と共に両フランジ2,3を接続する断面略V字形をなす上下の斜壁(上斜壁7、下斜壁8)からなり、これらにより2つの閉断面構造が構成される。両フランジ2,3は略鉛直面内に、両ウエブ4,5及び中リブ6は略水平面内に配置される。中リブ6の車体側の端(車体側フランジ2に近い端)は車体側フランジ2に接合し、中リブ6の衝突側の端は断面略V字形をなす上下の斜壁7,8の閉鎖側の端に接続し、上下の斜壁7,8の開口側の端は衝突側フランジ3に接続している。衝突側フランジ3は斜壁7,8の開口側の両端間にはなく、ここで上衝突側フランジ3aと下衝突側フランジ3bの2つに分断されている。
斜壁7,8はそれぞれ平面状の壁面7a,7b,8a,8bから構成され、中間位置に断面内側方向に凹となる1つの折れ点9が設けられている(折れ深さS)。また、ウエブ4,5には、中間位置に4つの折れ点10が設けられ、フランジ2,3と接続する面4a,5a,4b,5bとウエブ中央面4c,5c、及びこれらをつなぐ各2つの面4d,5d,4e,5eの合計5つの平面状の壁面で構成され、壁面4a〜4c,5a〜5cは略水平で、ウエブ中央面4c,5cが断面外側に張り出している。
一方、プレス潰し加工した端部の断面A(端部のA−A端面)をみると、斜壁7,8が折れ点9を起点として曲げ変形し、かつウエブ4,5が折れ点10を起点として曲げ変形(傾斜した壁面4d,5d,4e,5eが倒れ変形)して中央部が断面の外側に張り出し、衝突側フランジ3が車体側に移動し、バンパー補強材の断面高さ(前後方向の厚み)が小さくなっている。また、この潰し加工は、バンパー補強材端面において潰し加工後のバンパー補強材の断面高さ(より正確にいえば両フランジの厚みを除いた断面高さ)が、中リブ6の前後方向長さとほぼ同等になるように行われ(従って、潰し加工した箇所の車幅方向全長において、端面以外の断面高さは中リブ6の前後方向長さより大きい)、中リブ6のクの字状の変形が生じていない。
このように、前記バンパー補強材では、プレス潰し加工によってバンパー補強材の端部の断面高さを減少させることにより、曲げ強度が必要な中央近傍の断面係数を低下させることなく、端部取り付け部近傍のスペース縮小が達成されている。また、潰し加工したバンパ補強材端部の断面高さを中リブの前後方向長さと同等又はそれより大きくしたことで、潰し加工における中リブの変形が抑制され、バンパー補強材端部への衝突の際の変形強度低下を防止できる。
また、前記バンパー補強材では、アルミニウム合金押出形材の斜壁7,8とウエブ4,5に折れ点9,10を設けたことにより、プレス潰し加工に際して折れ点9,10を起点とした曲げ変形(屈曲)が容易に生じ、心金工具を用いることなく容易に安定した変形形状を得ることができ、また安価かつ大量生産に対応できる。
なお、中リブ6と衝突側フランジ3をつなぐ斜壁7,8に折れ点9を設けない場合(後述する図8参照)、プレス潰し加工に伴い、斜壁7,8が倒れ変形し、衝突側フランジ3が車体上下方向に張り出すように変位する。潰し加工部直下に車体あるいはステイとのボルト取付け部が存在する場合、潰し加工により衝突側フランジ3に設けたボルト接合用の作業穴も車体上下方向に変位する。一方、車体(サイドメンバ)あるいはステイ1との接合穴(ボルト穴)がある車体側フランジ2はそれほど大きく変位しないため、作業穴とボルト穴の位置がずれて、ボルト接合における作業性が悪化する。このため、潰し加工部近傍あるいは直下に車体あるいはステイとの取付け部が存在する場合には、斜壁7,8には断面内側に凹となる折れ点9を設けておくことが望ましい。ただし、折れ点の有無に関わらず、車両幅方向端部の潰し加工後の断面高さを、中リブ6の前後方向長さと同等又はそれより大きくなるように設定することで、中リブの変形が抑制され、端部衝突時の必要強度を確保することが可能となる。
さらに、前記バンパー補強材のように、ウエブ4,5の中央部が断面外側に張り出すように折れ点10を設けた場合、潰し加工部近傍あるいは直下に車体あるいはステイとのボルト取付け部が存在する場合でも、潰し加工後のウエブ4,5がボルト接合作業スペースWと干渉することはなく、より好ましいといえる。なお、両フランジ2,3の幅(上下方向幅)が十分に広く、ウエブ4,5が断面内部に倒れ変形しても十分な作業スペースが確保できる場合には、断面内側に張り出すように折れ点を設けてもよい(後述する図3参照)。
車体(サイドメンバ)あるいはステイとのボルト接合面は、プレス潰し加工において変形しないことが望ましい。前記バンパー補強材では、中リブ6の車体側の端が車体側フランジ2に接続されるとともに、中リブ6の衝突側の端が斜壁7,8を介して衝突面側フランジ3に接続されていることから、潰し加工における変形がバンパー補強材の衝突側フランジ3の側に主体的に生じることになり、ボルト接合面となる車体側フランジ2の変形量を抑えることができる。ただし、中リブ6の衝突側の端が衝突側フランジ3に接続され、かつ中リブ6の車体側の端が斜壁を介して車体側フランジ2に接続される形態、あるいは中リブ6の衝突側の端が斜壁を介して衝突側フランジ3に接続され、かつ中リブ6の車体側の端が斜壁を介して車体側フランジ2に接続される形態(後述する図4参照)も、本発明に含まれる。
前記バンパー補強材では、ウエブ4,5に4つの折れ点10を設けたため、潰し加工に際して倒れ変形する壁面4d,5d,4e,5eとフランジ2,3の間に各1つの壁面4a,5a,4b,5bが存在する。これにより潰し加工時においてフランジ2,3へ曲げモーメンが伝わりにくくなるため、フランジ2,3の形状精度が確保しやすいという利点がある。ただし、本発明において折れ点は4つに限定されているわけではない。
さらに、前記バンパ補強材のフランジ2,3には、ウエブ4,5との接続部よりも車両上下側に張り出した突出フランジ部を設けていないが、これを設けることが好ましい(後述する図7参照)。この突出フランジ部を設けておくことで、ウエブのフランジ接続部近傍の面が回転変形することが抑制される。つまり、潰し変形に伴うフランジのゆがみ変形防止に効果があるといえる。
本発明のバンパー補強材のその他の利点とし、曲げ加工性の向上が挙げられる。前記バンパー補強材のように、ステイ1の内側(車幅方向の内側)に曲げ加工部D(図1参照)を設けたいわゆる端部曲げ構造バンパーを対象とした場合、衝突側を潰し加工するため、曲げ角度を浅くすることができる。これにより、曲げ加工部Dでフランジ2,3に加わる応力は低下し、しわの発生や破断などが生じにくくなるという利点がある。
なお、前記バンパ補強材に用いるアルミニウム合金押出形材は、例えば6000系又は7000系のアルミニウム合金を用いることができる。
これまで図1,2を参照して本発明に係るバンパー補強材の構造について説明したが、以下、図3〜9を参照して、本発明に係るバンパー補強材の他の構造について説明する。なお、図3〜9において、図2のものと同等部位には同じ番号を付与している。図2と同じく、C−C断面の断面形状(断面C)は実線で、A−A端面の形状(断面A)は仮想線で示す。
図3に示すバンパー補強材(断面C)は、ウエブ4,5の一部を構成するウエブ中央面4c,5cが断面内側に張り出す形態で折れ点10が設けられている点のみで、図2に示すバンパー補強材と異なる。このバンパー補強材を潰し加工すると(断面A)、ウエブ4,5のウエブ中央面4c,5cが断面内側に張り出すように変形し、先に説明したように、ボルト接合作業スペースWが少し狭くなる。
図4に示すバンパー補強材(断面C)は、中リブ6の衝突側の端が斜壁7,8を介して衝突側フランジ3に接続され、かつ中リブ6の車体側の端が斜壁11,12(斜壁7,8と同様に断面略V字形をなし、それぞれ1つの折れ点を有する)を介し車体側フランジ2に接続されている点、及び各斜壁7,8,11,12の前後方向長さを合わせた長さが図2に示すバンパー補強材の斜壁7,8の前後方向長さに相当する点のみで、図2に示すバンパー補強材と異なる。このバンパー補強材を潰し加工すると(断面A)、衝突側フランジ3にも変形が生じやすく、衝突側フランジ3をボルト接合面とする場合に形状精度が低下し、その点で図2に示すバンパー補強材の方が優れる。
図5に示すバンパー補強材(断面C)は、ウエブ4,5の折れ点10が3個である点のみで、図2に示すバンパー補強材と異なる。このバンパー補強材を潰し加工すると(断面A)、 両側の折れ点を端部、中央の折れ点を頂点としたクの字変形が生じるため、ウエブ4,5の車体上下方向への張出量が、4つの折れ点を設ける図2に示すバンパー補強材に比べて大きくなる(張出量の増分を図5にΔTで示す)。また、折れ点(屈曲部)での曲げ角度がシャープになり、破断の危険性が増大するため、折れ点10は4つの方が望ましい。
図6に示すバンパー補強材(断面C)は、ウエブ4,5の折れ点10が2個である点のみで、図2に示すバンパー補強材と異なる。このバンパー補強材を潰し加工すると(断面A)、 ウエブ4,5を構成する面4d,5d,4f,5fの倒れ変形に応じて、フランジ2,3に直接曲げモーメントが加わり、4つの折れ点を設ける図2に示すバンパー補強材に比べフランジ2,3の形状精度が悪化しやすい。このため、図7に示す突出フランジを併用することでフランジ2,3の変形を抑制することが望ましい。
図7に示すバンパー補強材(断面C)は、フランジ2,3が、ウエブ4,5との接続部よりも車両上下側に張り出した突出フランジ13を有する点のみで、図2に示すバンパー補強材と異なる。突出フランジ13を設けることで、バンパー補強材を潰し加工したとき(断面A)、 ウエブ4,5のフランジ2,3との接続部近傍の面が回転変形することが抑制される。つまり、潰し変形に伴うフランジ2,3のゆがみ変形防止に効果がある。
図8に示すバンパー補強材(断面C)は、ウエブ4,5及び斜壁7,8に折れ点が形成されていない点で、図2に示すバンパー補強材と異なる。このため、バンパー補強材を潰し加工したとき(断面A)、斜壁7,8が倒れ変形し、衝突側フランジ3が車体上下方向に張り出すように変位し、衝突側フランジ3にボルト接合用の作業孔14(図8に両矢印で示す部分)を設けた場合、その作業穴14も車体上下方向に変位する。一方、車体(サイドメンバ)あるいはステイと接合するボルト穴15(図8に両矢印で示す部分)がある車体側フランジ2はそれほど大きく変位しないため、作業穴14とボルト穴15の位置が大きくずれて(作業方向を片矢印Eで示す)、ボルト接合における作業性が悪化する。また、両フランジ2,3の形状精度が悪くなる。このため、これらの構造では、潰し加工部近傍に車体あるいはステイとのボルト接合部を設けないことが望ましい。また、特に斜壁に折れ点を設けない場合、この部位の倒れ変形時に中リブが変形しやすいという問題がある。中リブの変形防止という観点からも、この斜壁には折れ点を設けることが望ましい。
図9に示すバンパー補強材(断面C)は、ウエブ4,5に折れ点が形成されていない点で、図2に示すバンパー補強材と異なる。このバンパー補強材を潰し加工したとき(断面A)、プレス潰し加工に伴うウエブ4,5の車体上下方向への張出量が大きくなり(張出量の増分を図9にΔTで示す)、屈曲部の曲げ角度がシャープになり、破断の危険性が増大する。同時にウエブ4,5の倒れ変形に応じて、フランジ2,3に直接曲げモーメントが加わり、フランジ2,3の倒れ変形が生じやすくなる。なお、折れ点が1つの場合も同様の変形が生じ、ウエブの車体上下方向への張出量は最も大きくなる。
潰し加工に伴う車両上下方向への断面の張り出しは、形状制約の観点からあまり好ましいとはいえない。このためウエブには2個以上の折れ点を設けて、張出量を制限することが望ましい。さらに好ましくは3個以上の屈曲点を設けることで、フランジに潰し加工に伴う曲げモーメントが直接加わるのを防止し、フランジの形状精度を確保することが望ましい。
なお、図8,9に示すバンパー補強材についても、車両幅方向端部の潰し加工後の断面高さを、中リブ6の前後方向長さと同等又はそれより大きくなるように設定することで、中リブの変形が抑制され、端部衝突時の必要強度を確保することが可能である。
次に、アルミニウム合金押出形材製のバンパー補強材について、端部のステイ取付部付近を衝突側からプレス潰し加工した場合の潰し加工後の断面形状を、有限要素法(FEM)により解析した。その解析条件は、バンパー補強材の材質としてAl−Zn−Mg系アルミニウム合金押出形材のT1処理材を想定し、その断面形状を図10(a)〜(c)に示す形状とし、長さ300mmの押出形材16を図11に示すように定盤17上に置いて左端をフィックスし、フィックスした側が上になるように傾斜角13度で傾斜させた平板状工具18を衝突面側から一方向に移動させるものとし、平板状工具18が押出形材16に当接してからの移動量Zを20mmに設定した。
押出形材16の断面形状は、いずれも閉断面部のサイズを60mm×110mm、突出フランジの突出長さを5mm、中リブは車体側の端を車体側フランジに接続させその長さを40mmに設定した。図10(a)の断面では、中リブの衝突側の端が開口側に向かうにつれて拡開する断面溝形状をなす上下の斜壁(曲面状の壁面からなる)を介して衝突側フランジに接続し、(b)の断面では、折れ点のない上下の斜壁を介して衝突側フランジに接続し、(c)の断面では、それぞれ1つの折れ点を有する上下の斜壁を介して衝突側フランジに接続している。図10(a)〜(c)においてRを伴う数値はその円弧の半径、Lを伴う数値はその間の長さ、Sを伴う数値はその間の距離、tを伴う数値は両矢印の範囲の肉厚を意味し、単位はmmである。なお、数値を記入していない部分の肉厚は全て2.0mmに設定されている。なお、FEM解析における断面形状のモデル化は肉厚中心の形状で行っている。従って、以上の寸法値は全て肉厚中心で採取した値であり、フランジの肉厚は無視した形になっている。
図12(a)〜(c)に、20mmの潰し加工が行われた箇所(図11において押出形材16の右端の箇所)での解析結果を示す。図12(a)〜(c)は、それぞれ図10(a)〜(c)の断面に対応する。また、図12において、図2のものと同等部位には同じ番号を付与している。
図12に示すように、(a)では、衝突側フランジ3の左右方向への変位が大きく、ウエブ4,5の左右方向への張出も大きいが、中リブ6はクの字変形していない。(b)でも、衝突側フランジ3の左右方向への変位が大きく、ウエブ4,5の左右方向への張出が大きく、フランジ2,3の形状精度が低下し、中リブ6のクの字変形が生じているが、このクの字変形は斜壁7,8を形成しない従来例に比べて抑制される。なお、20mm未満の潰し加工が行われた箇所では、中リブ6のクの字変形はさらに抑制される。一方、本発明例の最良の実施形態(c)では、中リブ6がクの字変形せず、衝突側フランジ3の左右方向への変位及びウエブ4,5の左右方向への張出量が比較的抑えられ、フランジ2,3の形状精度も比較的よい。
本発明に係るバンパー補強材の平面図である。 そのC−C断面図(実線)及びA−A断面図(仮想線)である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 本発明に係る他のバンパー補強材の断面図である。 潰し加工後の断面形状の解析に用いた潰し加工前の押出形材の断面図である。 潰し加工後の断面形状の解析に用いた潰し加工方法を説明する図である。 潰し加工後の断面形状の解析に用いた潰し加工前の押出形材の断面図及び潰し加工後の断面図である。
符号の説明
1 ステイ
2 衝突側フランジ
3 車体側フランジ
4 上ウエブ
5 下ウエブ
6 中リブ
7,8,11,12 斜壁
9,10 折れ点
13 突出フランジ

Claims (7)

  1. 車体の前後方向に間隔を置いて位置する車体側及び衝突側のフランジと、車体の上下方向に間隔を置いて位置し前記両フランジを接続する上下のウエブと、上下のウエブ間に位置し前後方向長さが前記両フランジの前後方向間隔より短い少なくとも1つの中リブと、各中リブの車体側又は/及び衝突側の端に接続し当該中リブと共に前記両フランジを接続する断面溝形状をなす上下の斜壁から構成され、前記溝形状は開口側に向かうにつれて拡開しその閉鎖端が中リブの端に接続し、開口端が車体側又は衝突側のフランジに接続されるアルミニウム合金押出形材からなり、車幅方向両端部の衝突側が車体側に向かって潰し加工されているとともに、潰し加工された箇所の断面高さが中リブの前後方向長さと同等かそれよりも大きいことを特徴とする自動車用バンパー補強材。
  2. 上下の斜壁がそれぞれ中間位置に断面内側方向に凹となる1つ以上の折れ点を有することを特徴とする請求項1に記載された自動車用バンパー補強材
  3. ウエブが中間位置に2つ以上の折れ点を有することを特徴とする請求項1又は2に記載された自動車用バンパー補強材
  4. ウエブに4つの折れ点が設けられていることを特徴とする請求項3に記載された自動車用バンパー補強材
  5. ウエブの中央部が断面外側に張り出していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された自動車用バンパー補強材。
  6. 中リブの車体側の端が車体側フランジに接続し、中リブの衝突側の端が上下の斜壁を介して衝突側フランジに接続していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された自動車用バンパー補強材。
  7. フランジがウエブとの接続部よりも車体の上下方向に張り出した突出フランジ部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載された自動車用バンパー補強材。
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