JPH09225411A - ガラス瓶の選別方法 - Google Patents

ガラス瓶の選別方法

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JPH09225411A
JPH09225411A JP3194796A JP3194796A JPH09225411A JP H09225411 A JPH09225411 A JP H09225411A JP 3194796 A JP3194796 A JP 3194796A JP 3194796 A JP3194796 A JP 3194796A JP H09225411 A JPH09225411 A JP H09225411A
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JP
Japan
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camera
light quantity
light
fluorescent lamp
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3194796A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kanda
雅之 神田
Katsutoshi Matsumoto
勝利 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理による光学選別装置の光源の劣化や
光量変化に基づく選別誤差を解消し、選別精度を安定に
し、処理効率を高めることにある。 【解決手段】 最初、ガラス瓶5は光学装置内に置か
ず、カメラ2(CCD)で蛍光灯1だけを撮像し、その
画像を画像処理し、発光部の各ピクセルの輝度値を計測
して光量分布を決定する。この光量分布を基準光源の光
量分布と比較し、基準光源の光量分布から大きく外れて
いる場合には蛍光灯1を取り替える。カメラ2で撮像す
る際には、カメラ2に取り込んだ蛍光灯1の光量を、画
像処理装置3内で基準光量と比較し、それに合わせてカ
メラ2の絞り6を自動調整する。こうして、カメラ2の
受光量は常に基準光量に保たれるので、立ち上がり時や
周囲温度が変化して蛍光灯1の光量が変化するような場
合でも正確な判別が安定して行え、処理効率も向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被選別物たるガラ
ス瓶をカメラで撮像し、その画像を画像処理して色や形
状で選別する方法に係り、詳しくはその選別精度の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物としてのガラス瓶やガラス容器を
再利用するのに、それらをカメラで撮像し、その画像を
画像処理し、色や形状で選別することは公知の技術であ
る。
【0003】このような画像処理を行う光学装置では、
光源として安価で入手の容易な蛍光灯が用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光灯
は、それが劣化してくると光量が減退してくるので、劣
化したものをそのまま使用して装置を作動させている
と、測定結果に大きな誤差が生じてくるという問題があ
る。特に、色判別の際にこの誤差は顕著である。
【0005】また、劣化していない蛍光灯で定常状態で
一定の光量分布を示すものであっても、点灯直後から定
常状態に至る立ち上がりの期間には光量が変化するの
で、この期間は精度上安定した測定が行えず、立ち上が
り期間が長い場合には光学装置の処理効率が低くなると
いう問題もある。
【0006】さらに、劣化していない蛍光灯でも周囲の
温度が変化すると光量変化が生じるので、この場合も選
別精度が安定しないという問題がある。ちなみに、劣化
していない蛍光灯について、周囲温度が変化した時の光
量変化を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】表1から理解されるように、20〜25℃
で100%の光量を示すが、その前後の温度では15%
程度の光量の低下がみられる。
【0009】そこで、この発明の課題は、画像処理を行
う光学装置につき、その光源の発光量が変動しても、画
像処理が精度よく安定して行え、かつ、処理効率の高い
装置にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、被選別物たるガラス瓶をカメラで撮
像し、その画像を画像処理して色や形状で選別する方法
において、前記被選別物を撮像する前に前記カメラで光
源を撮像し、その画像を画像処理し、発光部の各ピクセ
ルの輝度値を計測して光量分布を決定し、予め定められ
た基準光源の光量分布と比較して光源の劣化の程度を判
定し、上記選別の際には、劣化の程度が所定の基準以内
の光源の下で被選別物を撮像し、その際、カメラの内部
で受光量を測定し、その受光量が所定の基準光量になる
ように、カメラのレンズの絞りを自動調整するようにし
たのである。
【0011】このようにしたことにより、光源は定常状
態で常に一定の光量分布を示し、定常状態にいたる立ち
上がり時や周囲温度の変化による光量変化がある場合に
もカメラの受光量が一定の状態に保たれる。
【0012】
【実施の形態】図1にこの発明の実施の形態を示す。図
1はこの実施形態の光学装置である。光源は蛍光灯1で
あり、被選別物を撮像するカメラ2としてはCCDカメ
ラを用い、これには画像処理装置3が接続されている。
また、画像処理装置3からカメラ2に対し信号線4が接
続されている。この信号線4の信号内容については後述
する。図の一点鎖線で示すのが被選別物のガラス瓶5
(ガラス容器等も含むが、以下、単にガラス瓶5で代表
する)である。なお、カメラ2内の6と7はそれぞれ絞
りとレンズである。
【0013】このような装置構成の下、先ず、ガラス瓶
5は光学装置内に置かず、カメラ2で光源の蛍光灯1だ
けを撮像するようにする。そして、カメラ2が捕らえた
蛍光灯1の画像を画像処理し、発光部の各ピクセルの輝
度値を計測してその光量分布を決定する。この光量分布
を、予め作成しておいた基準光源の光量分布と比較し、
基準光源の光量分布から大きく外れていると判定された
場合には蛍光灯1を取り替える。蛍光灯1の取り替えの
目安としては、例えば、所定の輝度値で分布している領
域が新品の時の9割になったときとする。
【0014】なお、蛍光灯1の光量分布を測定するの
に、カメラ2とは別に光量計測装置を設けてもよい。
【0015】前記の判定に基づき、基準光量分布を示す
蛍光灯1を光源にし、この状態でガラス瓶を装置内に配
置し、カメラ2で撮像する。
【0016】この時、カメラ2に取り込んだ蛍光灯1の
光量を、画像処理装置3内で予め設定しておいた基準光
量のデーターと比較し、それに合わせてカメラ2のレン
ズ7の絞り6を自動調整する。この絞り6の絞り量をカ
メラ2側に送信するのが前述の信号線4であり、その信
号により絞り6が自動調整される。
【0017】この時の基準光量は、前述したように、色
判別の際の誤差が特に顕著であることに鑑みて、例え
ば、RGBの輝度値の平均が無色透明の瓶の場合に23
0以下となるような領域の光量とする。この領域の光量
では通常は判別の困難な透明や薄青等の色の瓶の判別が
可能である。
【0018】こうして、光源たる蛍光灯1の光量をカメ
ラ2で計測し、その値に基づいてレンズの絞り6を調整
することにより、カメラ2の受光量は常に基準光量に保
たれるので、装置立ち上がり時の蛍光灯1の”光量が変
化してゆく期間”でも正確な判別が行え、このような構
成のない装置に比べ、装置全体の処理効率が向上する。
【0019】また、周囲温度が変化して蛍光灯1の光量
が変化するような場合でも正確な判別が行え、装置の判
別精度を一定に保つことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、選別操作の前に光源を撮像し、画像処理によりその
光量分布を決定して光源の劣化の状態を知ることができ
るので、光源の劣化による光量変化に基づく選別誤差の
発生を防ぐことができる。
【0021】また、選別の際には受光量をカメラで測定
し、その値を基準光量と比較して絞りを調整するので、
装置の立ち上がり時や周囲温度の変化による光源の光量
に変動がある場合でも常に受光量が基準光量に保たれ
る。従って、立ち上がり時から正確な測定が安定して行
え、処理効率も高まるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す模式図
【符号の説明】
1 蛍光灯 2 カメラ 3 画像処理装置 4 信号線 5 ガラス瓶 6 絞り 7 レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被選別物たるガラス瓶をカメラで撮像
    し、その画像を画像処理して色や形状で選別する方法に
    おいて、 上記被選別物を撮像する前に上記カメラで光源を撮像
    し、その画像を画像処理し、発光部の各ピクセルの輝度
    値を計測して光量分布を決定し、予め定められた基準光
    源の光量分布と比較して光源の劣化の程度を判定し、上
    記選別の際には、劣化の程度が所定の基準以内の光源の
    下で被選別物を撮像し、その際、前記カメラの内部で受
    光量を測定し、その受光量が所定の基準光量になるよう
    に、カメラのレンズの絞りを自動調整するようにしたこ
    とを特徴とするガラス瓶の選別方法。
JP3194796A 1996-02-20 1996-02-20 ガラス瓶の選別方法 Pending JPH09225411A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3095531A1 (de) * 2015-05-19 2016-11-23 Binder + Co AG Verfahren und vorrichtung zur einstellung der in einen optischen detektor gelangenden strahlungsleistung
JP2020020650A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 澁谷工業株式会社 物品検査装置

Cited By (3)

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EP3095531A1 (de) * 2015-05-19 2016-11-23 Binder + Co AG Verfahren und vorrichtung zur einstellung der in einen optischen detektor gelangenden strahlungsleistung
AT15419U1 (de) * 2015-05-19 2017-08-15 Binder + Co Ag Verfahren und vorrichtung zur einstellung der in einen optischen detektor gelangenden strahlungsleistung
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