JPH09223064A - メモリ領域の管理方法 - Google Patents
メモリ領域の管理方法Info
- Publication number
- JPH09223064A JPH09223064A JP5235296A JP5235296A JPH09223064A JP H09223064 A JPH09223064 A JP H09223064A JP 5235296 A JP5235296 A JP 5235296A JP 5235296 A JP5235296 A JP 5235296A JP H09223064 A JPH09223064 A JP H09223064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory area
- program
- area
- library function
- address
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動的に使用されるメモリ領域の処理に関する
プログラムは、メモリ領域の獲得および解放に際し、そ
のアドレスおよびサイズを意識してその都度記述する必
要があり、プログラムコードが複雑になる。 【解決手段】 コンピュータプログラム上で動的に使用
されるメモリ領域のサイズおよびアドレスを管理するプ
ログラムを予めライブラリ関数として作成しておき、コ
ンピュータプログラムの作成に際しては、メモリ領域の
使用に関し、メモリ領域に番号を付与しその番号を対象
とするライブラリ関数の処理として記述する。
プログラムは、メモリ領域の獲得および解放に際し、そ
のアドレスおよびサイズを意識してその都度記述する必
要があり、プログラムコードが複雑になる。 【解決手段】 コンピュータプログラム上で動的に使用
されるメモリ領域のサイズおよびアドレスを管理するプ
ログラムを予めライブラリ関数として作成しておき、コ
ンピュータプログラムの作成に際しては、メモリ領域の
使用に関し、メモリ領域に番号を付与しその番号を対象
とするライブラリ関数の処理として記述する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータプロ
グラムの作成に際して、メモリの領域を動的に獲得し解
放する処理を容易にするためのメモリ領域の管理方法に
関する。
グラムの作成に際して、メモリの領域を動的に獲得し解
放する処理を容易にするためのメモリ領域の管理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラムにおいて大規模なメモ
リを必要とする処理を行うときには、プログラム側でメ
モリ領域の獲得および解放の処理をしている。すなわ
ち、アドレス、サイズを用いたメモリ領域の管理を、プ
ログラム側が行っていた。図2は、その例を示し、メッ
セージ情報を格納するために大きなメモリ領域を必要と
するメッセージ関連の処理を行うプログラムを示す。図
示例では、まず、プログラム側でメッセージ情報の格納
のためのメモリ領域を獲得する(ステップS21)。そ
の後、その領域の アドレスおよびサイズを用いて、必
要なメッセージ関連の処理を行い(ステップS22〜S
24)、最後にメモリ領域を解放する(ステップS2
5)。
リを必要とする処理を行うときには、プログラム側でメ
モリ領域の獲得および解放の処理をしている。すなわ
ち、アドレス、サイズを用いたメモリ領域の管理を、プ
ログラム側が行っていた。図2は、その例を示し、メッ
セージ情報を格納するために大きなメモリ領域を必要と
するメッセージ関連の処理を行うプログラムを示す。図
示例では、まず、プログラム側でメッセージ情報の格納
のためのメモリ領域を獲得する(ステップS21)。そ
の後、その領域の アドレスおよびサイズを用いて、必
要なメッセージ関連の処理を行い(ステップS22〜S
24)、最後にメモリ領域を解放する(ステップS2
5)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、メモリ領域の獲得および解放の処理
をその都度プログラムに記述する必要があり、プログラ
ムコードの複雑化を招くことになる。また、領域のサイ
ズやアドレスをプログラムにおいて意識する必要があ
る。そのため、大きなメモリ領域を必要とするプログラ
ムを記述する場合は、メモリ領域の管理だけでも非常に
煩雑な作業となり、記述されたコードも複雑になり、プ
ログラムの保守の点からも好ましくはなかった。
た従来の方法では、メモリ領域の獲得および解放の処理
をその都度プログラムに記述する必要があり、プログラ
ムコードの複雑化を招くことになる。また、領域のサイ
ズやアドレスをプログラムにおいて意識する必要があ
る。そのため、大きなメモリ領域を必要とするプログラ
ムを記述する場合は、メモリ領域の管理だけでも非常に
煩雑な作業となり、記述されたコードも複雑になり、プ
ログラムの保守の点からも好ましくはなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、本発明は、コンピュータプログラム上で動的
に使用されるメモリ領域のサイズおよびアドレスを管理
するプログラムを予めライブラリ関数として作成してお
き、コンピュータプログラムの作成に際しては、メモリ
領域の使用に関し、メモリ領域に番号を付与しその番号
を対象とするライブラリ関数の処理として記述すること
を特徴とする。
るために、本発明は、コンピュータプログラム上で動的
に使用されるメモリ領域のサイズおよびアドレスを管理
するプログラムを予めライブラリ関数として作成してお
き、コンピュータプログラムの作成に際しては、メモリ
領域の使用に関し、メモリ領域に番号を付与しその番号
を対象とするライブラリ関数の処理として記述すること
を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の実施形態にかかるプログ
ラムの内容を示すフローチャートである。図において、
プログラム側では、まず最初に、予め作成しておいたメ
ッセージ領域獲得用のライブラリ関数を呼び出す(ステ
ップS1)。このとき、任意の番号と必要とする領域の
サイズを渡す。すると、呼び出されたライブラリ関数
は、指定されたサイズの領域を確保し、その領域のアド
レスに渡された番号を結びつける(ステップS11)。
その結果、プログラム側では、獲得した領域を番号で管
理することが可能となり、メッセージに関連してメモリ
領域のアドレスおよびサイズを意識することなく領域番
号のみを用いて、メッセージ作成用のライブラリ関数を
呼び出してメッセージを作成する(ステップS2)。
態を説明する。図1は本発明の実施形態にかかるプログ
ラムの内容を示すフローチャートである。図において、
プログラム側では、まず最初に、予め作成しておいたメ
ッセージ領域獲得用のライブラリ関数を呼び出す(ステ
ップS1)。このとき、任意の番号と必要とする領域の
サイズを渡す。すると、呼び出されたライブラリ関数
は、指定されたサイズの領域を確保し、その領域のアド
レスに渡された番号を結びつける(ステップS11)。
その結果、プログラム側では、獲得した領域を番号で管
理することが可能となり、メッセージに関連してメモリ
領域のアドレスおよびサイズを意識することなく領域番
号のみを用いて、メッセージ作成用のライブラリ関数を
呼び出してメッセージを作成する(ステップS2)。
【0006】次いで、同じく、メモリ領域のアドレスお
よびサイズを意識することなく領域番号のみを用いてメ
ッセージ送信用のライブラリ関数を呼び出してメッセー
ジを送信する(ステップS3)。さらに同じく、メッセ
ージ受信用のライブラリ関数を呼び出してメッセージを
受信する(ステップS4)。次に、メッセージの使用が
終了すると、プログラム側は、領域使用を終了するため
ライブラリ関数を呼び出して、メモリ領域を解放する
(ステップS5)。これらの各処理におけるライブラリ
関数側では、それぞれ渡された番号に対応する領域につ
いてのアドレスおよびサイズの管理を行う(ステップS
12〜S15)。
よびサイズを意識することなく領域番号のみを用いてメ
ッセージ送信用のライブラリ関数を呼び出してメッセー
ジを送信する(ステップS3)。さらに同じく、メッセ
ージ受信用のライブラリ関数を呼び出してメッセージを
受信する(ステップS4)。次に、メッセージの使用が
終了すると、プログラム側は、領域使用を終了するため
ライブラリ関数を呼び出して、メモリ領域を解放する
(ステップS5)。これらの各処理におけるライブラリ
関数側では、それぞれ渡された番号に対応する領域につ
いてのアドレスおよびサイズの管理を行う(ステップS
12〜S15)。
【0007】以上、説明したように、このプログラム
は、メッセージの送受信を取り扱う際に、メッセージ情
報を格納するために必要なメモリの領域の管理につい
て、予めその獲得および解放処理のためのプログラムを
作成してライブラリ関数として備えておいたものであ
る。その結果、領域の管理はライブラリ側で行われるこ
ととなり、プログラム側は領域のアドレス、サイズを意
識することなく、領域に付与した番号により、各種処理
を実行することが可能となる。つまり、プログラム側で
は、メモリ領域の煩雑な管理から解放され、大幅なコー
ドの単純化が可能となり、プログラム作成の作業能率が
向上するとともに、作成後の保守も容易となる。
は、メッセージの送受信を取り扱う際に、メッセージ情
報を格納するために必要なメモリの領域の管理につい
て、予めその獲得および解放処理のためのプログラムを
作成してライブラリ関数として備えておいたものであ
る。その結果、領域の管理はライブラリ側で行われるこ
ととなり、プログラム側は領域のアドレス、サイズを意
識することなく、領域に付与した番号により、各種処理
を実行することが可能となる。つまり、プログラム側で
は、メモリ領域の煩雑な管理から解放され、大幅なコー
ドの単純化が可能となり、プログラム作成の作業能率が
向上するとともに、作成後の保守も容易となる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータプログラ
ム上で動的に使用されるメモリ領域のサイズおよびアド
レスを管理するプログラムを予めライブラリ関数として
作成しておき、コンピュータプログラムの作成に際して
は、メモリ領域の使用に関し、メモリ領域に番号を付与
しその番号を対象とするライブラリ関数の処理として記
述したことにより、全体のプログラムコードが簡潔にな
り、プログラムの作成作業および保守作業が容易とな
る。
ム上で動的に使用されるメモリ領域のサイズおよびアド
レスを管理するプログラムを予めライブラリ関数として
作成しておき、コンピュータプログラムの作成に際して
は、メモリ領域の使用に関し、メモリ領域に番号を付与
しその番号を対象とするライブラリ関数の処理として記
述したことにより、全体のプログラムコードが簡潔にな
り、プログラムの作成作業および保守作業が容易とな
る。
【図1】本発明の実施形態にかかるプログラムを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】従来例を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータプログラム上で動的に使用
されるメモリ領域のサイズおよびアドレスを管理するプ
ログラムを予めライブラリ関数として作成しておき、コ
ンピュータプログラムの作成に際しては、メモリ領域の
使用に関し、メモリ領域に番号を付与しその番号を対象
とするライブラリ関数の処理として記述することを特徴
とするメモリ領域の管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5235296A JPH09223064A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | メモリ領域の管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5235296A JPH09223064A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | メモリ領域の管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223064A true JPH09223064A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12912426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5235296A Withdrawn JPH09223064A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | メモリ領域の管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09223064A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10599586B2 (en) | 2017-05-15 | 2020-03-24 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus, memory control circuitry, and control method of information processing apparatus |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP5235296A patent/JPH09223064A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10599586B2 (en) | 2017-05-15 | 2020-03-24 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus, memory control circuitry, and control method of information processing apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |