JPH09222965A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09222965A
JPH09222965A JP8029700A JP2970096A JPH09222965A JP H09222965 A JPH09222965 A JP H09222965A JP 8029700 A JP8029700 A JP 8029700A JP 2970096 A JP2970096 A JP 2970096A JP H09222965 A JPH09222965 A JP H09222965A
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JP
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image forming
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image
message
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JP8029700A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Eguchi
博行 江口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、出力するページの指定が可能な画
像形成装置において、誤ったページを指定した後に新た
に正しいページを指定しても、不要なページの出力を避
けることができるようにする。 【解決手段】 画像データから可視画像として出力可能
な形態の出力データを生成する画像形成装置であって、
前記画像データが複数ページ分ある場合に、この複数ペ
ージ分の中で出力データとして生成するページを指定す
るページ指定手段14bと、前記複数ページ分の中で既
に出力データとして生成されたページを認識するページ
認識手段15と、前記ページ指定手段14bで指定され
たページの中から前記ページ認識手段15で認識された
ページを除いたページを出力データとして生成する画像
形成手段13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータに接続するプリンタ装置のように、ホストコン
ピュータから送信された画像データを基に画像の形成を
行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としては、例えばホ
ストコンピュータに接続され、このホストコンピュータ
から送信された画像データを可視画像として記録用紙等
に出力するプリンタ装置が知られている。また近年で
は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)上に
設けられ、このLAN上の複数のホストコンピュータに
よって共有されるプリンタ装置が多く提案されている。
これらのプリンタ装置は、ホストコンピュータから送ら
れてくる画像データを、一旦ハードディスク等の記憶手
段に蓄積するとともに、蓄積された画像データを基に画
像の形成を行い、これらを順次記録用紙等の記録媒体に
出力するようになっている。よって、ホストコンピュー
タの利用者(ユーザ)は、そのホストコンピュータがプ
リンタ装置から離れた位置に設置されていても、そのホ
ストコンピュータから出力指示を行うだけの簡単な操作
で記録媒体に出力された可視画像を得ることができる。
【0003】このとき、ホストコンピュータでは、印刷
支援機能の発達により、出力部数や出力ページの指定
を、簡単な操作でこのホストコンピュータのアプリケー
ションから行えるようになっている。特に、出力ページ
の指定機能は、指定ページのみを記録媒体に出力するこ
とができるため、大容量(ページ数の多い)文書の出力
を実行する場合に有効である。例えば、ホストコンピュ
ータ上で動作するアプリケーションにおいて、画像デー
タの出力指示を行う前に、出力するページのページ番号
(以下、出力ページ番号と称す)を入力すると、出力ペ
ージ番号として入力されたページだけが1つの文書とし
てプリンタ装置で記録媒体に出力される。すなわち、ホ
ストコンピュータにおいて出力ページ番号を入力すれ
ば、プリンタ装置では、不要なページを出力せずに済
み、資源(記録媒体やトナー等)の浪費を避けることが
できる。
【0004】ところで、上述したプリンタ装置では、画
像データの出力を実行する際に、ホストコンピュータに
おいてユーザが出力ページ番号の入力を忘れると、全て
のページの出力が指定されたものとしてしまう。また、
操作ミス等による誤った出力ページ番号を入力すると、
不要なページを出力してしまう。そこで、例えば特開平
6−210907号公報には、画像データの出力指示を
行った後であっても、その出力を停止することが可能な
プリンタ装置が開示されている。これにより、例えばユ
ーザが出力ページ番号の入力を忘れたり誤った出力ペー
ジ番号を入力しても、その出力の停止を指示することに
より、その時点において画像データの出力を停止するこ
とが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−210907号公報に開示されたプリンタ装置で
は、画像データの出力を停止すると、既にホストコンピ
ュータから受け取って記憶手段に蓄積している画像デー
タを破棄するようになっている。したがって、このプリ
ンタ装置では、一旦画像データの出力を停止した後に、
ユーザが新たに正しい出力ページ番号を入力すると、停
止前に出力したページと停止後に出力したページとが重
複してしまう可能性があり、結果として不要なページを
出力することとなってしまう。これは、特に大容量文書
等のようにページ数の多い画像データを出力する場合
に、多くの資源及び処理時間の浪費を招いてしまうこと
になる。
【0006】そこで、本発明は、例えば誤って出力ペー
ジ番号を指定した後に再び新たな出力ページ番号の指定
を行っても、不要なページの出力を避けることのできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された画像形成装置で、画像データを
送信する外部装置に接続され、この外部装置から送信さ
れた画像データを受け取ると、その画像データを基に可
視画像として出力可能な形態の出力データを生成するも
のであって、さらに、前記外部装置から送信される画像
データが前記可視画像の複数ページ分に相当する場合
に、これら複数ページ分の中で出力データとして生成す
るページを指定するページ指定手段と、このページ指定
手段で指定されたページが変更され、変更後のページが
前記ページ指定手段によって再び指定されると、前記複
数ページ分の中で先の指定に従って出力データとして既
に生成されたページを認識するページ認識手段と、前記
ページ指定手段で再び指定されたページの中に前記ペー
ジ認識手段で認識されたページがあると、前記再び指定
されたページの中から前記認識されたページを除いたペ
ージを出力データとして生成する画像形成手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】上記構成の画像形成装置によれば、外部装
置からの複数ページ分の画像データ中で、ページ指定手
段によって指定されたページを出力データとして生成す
る。このとき、一旦出力データとして生成するページが
指定された後にそのページが変更され、変更後のページ
が再びページ指定手段で指定されると、ページ認識手段
は、前記複数ページ分の中で先の指定に従って出力デー
タとして既に生成されたページを認識する。ページ認識
手段が既に生成されたページを認識すると、画像形成手
段は、ページ指定手段で再び指定された変更後のページ
の中から、ページ認識手段で認識されたページを除いた
ページを出力データとして生成する。したがって、この
画像形成装置では、ページ指定手段で指定されたページ
が変更され、変更後のページがこのページ指定手段によ
って再び指定されても、画像形成手段が前記複数ページ
分の中で同一ページを出力データとして生成することが
ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る画像形成装置について説明する。ただし、ここでは、
本発明を、画像データに対する画像形成処理を行ってこ
れを可視画像として記録媒体に出力するプリンタ装置に
適用した場合について説明する。図1に示すように、本
実施の形態のプリンタ装置10は、LAN31を介し
て、複数のホストコンピュータ32、33…に接続され
ているものである。ただし、LAN31は、ISDN
(Integrated Services Digital Network )等の通信回
線であってもよい。
【0010】ホストコンピュータ32、33…は、パー
ソナルコンピュータやワークステーション等からなるも
ので、本発明の外部装置として機能するものである。す
なわち、ホストコンピュータ32、33…は、ユーザ等
の操作によって画像データが入力されると、その画像デ
ータをアスキー(ASCII)コードデータ等の状態
で、LAN31を介してプリンタ装置10へ送信するも
のである。ただし、ホストコンピュータ32、33…か
ら送信される画像データは、プリンタ装置10で出力す
る記録媒体の複数ページ分に相当するものとする。さら
に、ホストコンピュータ32、33…は、プリンタ装置
10が画像形成処理を行う際に必要となる情報をコマン
ドとしてプリンタ装置10へ送信する機能を有してい
る。
【0011】このコマンドとしては、画像データの出力
部数を指定するコマンドを始めとして、例えば図2に示
すように、中断コマンド及びページ指定コマンドがあ
る。中断コマンドは、識別子からなるコマンドであり、
プリンタ装置10における画像形成処理を中断させるた
めのものである。また、ページ指定コマンドは、識別
子、開始ページ番号、及び終了ページ番号からなるコマ
ンドであり、ホストコンピュータ32、33…で入力さ
れる出力ページ番号に対応するものである。なお、ホス
トコンピュータ32、33…では、後述するプリンタ装
置10からのメッセージを、CRT(Cathode Ray Tub
e)等を用いて表示する機能も有している。
【0012】このようなホストコンピュータ32、33
…に接続されたプリンタ装置10は、図1に示すよう
に、外部インタフェース11と、画像記憶手段12と、
画像形成手段13と、制御手段14と、ページ認識手段
15と、記録情報記憶手段16と、画像記録手段17
と、ページ区別手段18と、メッセージ記憶手段19
と、メッセージ編集手段20と、メッセージ送信手段2
1と、操作手段22と、これらを互いに接続するバス2
3とから構成されている。
【0013】外部インタフェース11は、LAN31に
接続し、このLAN31より画像データ及び各種コマン
ドを受信するもので、例えばデータ通信用のインタフェ
ースからなるものである。画像記憶手段12は、外部イ
ンタフェース11で受信した画像データを一時的に蓄積
するもので、例えばハードディスク等の不揮発性メモリ
からなるものである。
【0014】画像形成手段13は、画像記憶手段12に
蓄積されている画像データを順次読み出して、その画像
データを基に、可視画像として出力可能な形態の出力デ
ータを生成するものである。すなわち、画像形成手段1
3は、画像記憶手段12から読み出した画像データに対
する画像形成処理を行うものであり、例えばASCII
コードデータをビットマップデータに変換するデコンポ
ーザからなるものである。ただし、画像形成手段13
は、制御手段14による制御、及びページ認識手段15
による認識結果を基に、画像形成処理を行うようになっ
ている。
【0015】制御手段14は、CPU(Central Proces
sing Unit )、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(R
andom Access Memory)等の組み合わせからなり、画像
形成手段13における画像形成処理を制御するものであ
る。そのために、制御手段14は、コマンド解釈手段1
4aと、ページ指定手段14bと、中断手段14cとを
備えている。コマンド解釈手段14aは、外部インタフ
ェース11で受信したコマンド、あるいは後述する操作
手段25で入力されたコマンドがあると、そのコマンド
の内容の解釈、すなわちコマンド判定を行うものであ
る。
【0016】ページ指定手段14bは、コマンド解釈手
段14aによりコマンド判定が行われたコマンドがペー
ジ指定コマンドであると、そのページ指定コマンドを基
に、ホストコンピュータ32、33…からの画像データ
の中で、出力データとして生成するページを画像形成手
段13に対して指定するものである。ただし、ページ指
定手段14bでは、ページ指定コマンドがなかった場合
に、画像データの全てのページを出力データとして生成
するよう画像形成手段13に対して指定するようになっ
ている。中断手段14cは、コマンド解釈手段14aに
よりコマンド判定が行われたコマンドが中断コマンドで
あると、画像形成手段13における出力データの生成の
中断をこの画像形成手段13に対して指示するものであ
る。ただし、中断手段14cでは、出力データの生成の
中断を指示した後に、ページ指定手段14bによる出力
ページの指定があると、再び画像形成手段13に対して
出力データの生成の再開を指示するようになっている。
【0017】ページ認識手段15は、ホストコンピュー
タ32、33…からの画像データに対して、画像形成手
段13が画像形成処理を開始してから、この画像形成手
段13が記録媒体1ページ分の出力データを生成する毎
に、そのページ数をカウントするカウンタであり、前記
画像データに対して既に出力データとして生成されたペ
ージ数を認識するものでる。記録情報記憶手段16は、
ページ認識手段15で認識されたページ数を出力済ペー
ジ数として記憶するもので、例えばRAM等のメモリか
らなるものである。ただし、記録情報記憶手段16で
は、出力済ページ数の他に、例えば中断手段14cによ
る中断の指示があった後に、画像形成手段13が画像形
成処理を再開するための再開ページ番号や、画像形成処
理を終了するための終了ページ番号を記憶するようにな
っている。
【0018】画像記録手段17は、画像形成手段13に
よって生成された出力データを記録媒体に記録(印刷)
するもので、例えばレーザービームプリンタからなるも
のである。ページ区別手段18は、中断手段14cによ
る中断の指示があった後にページ指定手段14bによる
出力ページの指定があると、この指定によって指定され
たページが印刷されている記録媒体と、それ以外の出力
済ページが印刷されている記録媒体とを区別して排出す
るもので、例えば多段ソーターからなるものである。
【0019】メッセージ記憶手段19は、ユーザに通知
するためのメッセージを予め格納しているもので、例え
ばROM等の不揮発性メモリからなるものである。メッ
セージ編集手段20は、メッセージ記憶手段19に記憶
されているメッセージの所定領域に、出力済ページ数、
再開ページ番号、終了ページ番号等をあてはめることに
より、新たなメッセージを作成するものである。メッセ
ージ送信手段21は、メッセージ編集手段20により編
集されたメッセージをホストコンピュータ32、33…
へ送信するためのものである。操作手段22は、画像形
成処理の中断の指示(中断コマンドの入力)、出力ペー
ジの指定(ページ指定コマンドの入力)、メッセージ編
集手段20により編集されたメッセージの表示などを行
うためのもので、例えば液晶タッチパネルからなるもの
である。つまり、操作手段22は、本発明における表示
手段としての機能を有するものである。
【0020】次に、以上のように構成されたプリンタ装
置10における動作例について説明する。
【0021】先ず、このプリンタ装置10における基本
的な処理(例えば、画像形成処理)の動作例について、
図3のフローチャートを参照して説明する。ただし、こ
こでは、ホストコンピュータ32、33…から送信され
た画像データの全ページについて画像形成処理等を行う
場合、すなわち例えばホストコンピュータにおいてユー
ザが出力ページ番号の入力を忘れ、ページ指定手段14
bが全ページについての画像形成処理を指定した場合を
例に挙げて説明する。外部インタフェース11がLAN
31を介して画像データを受信すると(ステップ10
1、以下ステップをSと略す)、画像記憶手段12は、
これらの画像データを一時的に蓄積する(S102)。
そして、画像形成手段13では、画像記憶手段12に蓄
積された画像データを順次読み出し(S103)、読み
出した画像データに対する画像形成処理を行う(S10
4)。このとき、ページ認識手段15では、画像形成手
段13において記録媒体1ページ分の出力データの生成
が終了したか否かを判断して(S105)、1ページ分
の出力データの生成が終了する毎にそのページ数をカウ
ントしている(S106)。
【0022】また、画像形成手段13において記録媒体
1ページ分の出力データの生成が終了すると、画像記録
手段17は、その出力データを記憶媒体に印刷する(S
107)。画像記録手段17が1ページ分の出力データ
を記憶媒体に印刷すると、画像形成手段13は、画像記
憶手段12に蓄積されている全ての画像データに対する
読み出し及び画像形成処理が終了したか否かを判断し
(S108)、終了していなければ全ての画像データが
画像記録手段17で出力されるまで上述のステップ(S
103〜S108)を繰り返す。
【0023】次に、このプリンタ装置10において画像
形成処理を中断する場合の動作例について、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。ホストコンピュータ3
2、33…から画像データを送信する際に、例えば、こ
のホストコンピュータ32、33…のユーザが出力ペー
ジ番号の入力を忘れると、ページ指定手段14bは、上
述したように送信される画像データの全ページについて
の画像形成処理が指定されたものとする。このとき、ユ
ーザが画像データの送信を開始した後に出力ページ番号
の入力を忘れたことに気付くと、ホストコンピュータ3
2、33…からは、このユーザによる操作に基づいて、
画像形成処理を中断させるための中断コマンド(図2参
照)がプリンタ装置10へ送信される。
【0024】ホストコンピュータ32、33…から中断
コマンドが送信されると、外部インタフェース11は、
その中断コマンドを受信し(S201)、これをコマン
ド解釈手段14aへ送出する(S202)。そして、コ
マンド解釈手段14aでは、そのコマンドの識別子を基
にコマンド判定を行い(S203)、そのコマンドが中
断コマンドであるか否かを判断する(S204)。ここ
で、コマンド解釈手段14aが中断コマンドであると判
断すると、その判断結果を基に、中断手段14cは、画
像形成手段13に対して画像形成処理の中断を指示す
る。これにより、画像形成手段13は、画像形成処理を
中断する(S205)。
【0025】このとき、記録情報記憶手段16は、ペー
ジ認識手段15による認識結果、すなわち画像形成処理
が中断した時に既に画像形成が行われたページ数をカウ
ントした値を取得し(S206)、出力済ページ数とし
て記憶する(S207)。ただし、画像形成手段13に
おいて画像形成処理を行っている最中に中断手段14c
から中断の指示があった場合に、画像形成手段13で
は、画像形成処理中のページに対する画像形成処理が終
了した後に、画像形成処理を中断するものとする。
【0026】なお、このプリンタ装置10では、ホスト
コンピュータ32、33…からの中断コマンドではな
く、操作手段22からの指示によっても、画像形成処理
を中断するようになっている。すなわち、図5に示すよ
うに、例えばユーザが操作手段22に設けられている中
断ボタン(ただし図示せず)を押下すると、操作手段2
2は、中断ボタンが押下されたことを検知し(S30
1)、その検知結果を中断コマンドに変換する(S30
2)。そして、操作手段22は、変換した中断コマンド
をコマンド解釈手段14aへ送出する(S303)。コ
マンド解釈手段14aに中断コマンドが送出されると、
このプリンタ装置10では、以下ホストコンピュータ3
2、33…からの中断コマンドの場合(図4におけるS
203〜S207)と同様に処理を行い(S304〜S
308)、画像形成処理を中断する。
【0027】次に、このプリンタ装置10において画像
形成処理を中断した後に、正しい出力ページを指定して
画像形成処理を再開する場合の動作例について、図6及
び図7のフローチャートを参照して説明する。図6に示
すように、ホストコンピュータ32、33…では、例え
ばプリンタ装置10における画像形成処理を中断した後
にユーザが正しい出力ページ番号を入力すると、その出
力ページ番号をページ指定コマンド(図2参照)として
プリンタ装置10へ送信する。ホストコンピュータ3
2、33…からページ指定コマンドが送信されると、外
部インタフェース11は、そのページ指定コマンドを受
信し(S401)、これをコマンド解釈手段14aへ送
出する(S402)。そして、コマンド解釈手段14a
では、そのコマンドの識別子を基にコマンド判定を行い
(S403)、そのコマンドがページ指定コマンドであ
るか否かを判断する(S404)。
【0028】ここで、コマンド解釈手段14aは、ペー
ジ指定コマンドであると判定すると、そのページ指定コ
マンドによって指定される指定ページ番号、すなわち開
始ページ番号(以下、開始ページmと称す)と終了ペー
ジ番号(以下、終了ページnと称す)とをページ指定手
段14bに送出する(S405)。また、ページ指定手
段14bでは、記録情報記憶手段16に記憶されている
出力済ページ数(以下、出力済ページxと称す)を、こ
の記録情報記憶手段16から読み出す(S406)。
【0029】コマンド解釈手段14aから開始ページm
及び終了ページnが送出され、かつ、記録情報記憶手段
16から出力済ページxを読み出すと、図7に示すよう
に、ページ指定手段14bは、先ず、開始ページmと出
力済ページxとを比較する(S407)。このとき、開
始ページmと出力済ページxとが等しければ、続いてペ
ージ指定手段14bは、終了ページnと出力済ページx
とを比較する(S408)。ここで、終了ページnが出
力済ページxより大きければ、記録情報記憶手段16
は、開始ページmに1を加えた値(以下、m+1と称
す)を出力ページ指定後の開始ページ番号として、か
つ、終了ページnを出力ページ指定後の終了ページ番号
として記憶する(S409)。一方、終了ページnと出
力済ページxとの比較の結果(S408)、終了ページ
nと出力済ページxとが等しいか、あるいは終了ページ
nが出力済ページxより小さければ、このプリンタ装置
10では全ての処理を終了する。
【0030】また、開始ページmと出力済ページxとの
比較の結果(S407)、開始ページmが出力済ページ
xより大きければ、画像形成手段13では、既に生成し
ている出力データがあっても、それを破棄し(S41
0)、新たに画像記憶手段12から1ページ分に相当す
る画像データを読み出す(S411)。そして、ページ
指定手段14bは、出力済ページxに1を加えて(S4
12)、その値を新たな出力済ページxとし、この新た
な出力済ページxと開始ページmとを比較する(S41
3)。ただし、出力済ページxに1を加えた際に、ペー
ジ認識手段15のカウント値も1つアップし、整合をと
る必要がある。
【0031】ここで、開始ページmが新たな出力済ペー
ジxより大きければ、画像形成手段13は、画像記憶手
段12から読み出した1ページ分に相当する画像データ
を破棄した後に(S414)、さらに次のページに相当
する画像データを画像記憶手段12から読み出して、開
始ページmと新たな出力済ページxとが等しくなるまで
上述のステップ(S412〜S414)を繰り返す。開
始ページmと新たな出力済ページxとが等しくなった
ら、記録情報記憶手段16は、開始ページmを出力ペー
ジ指定後の開始ページ番号として、かつ、終了ページn
を出力ページ指定後の終了ページ番号として記憶する
(S415)。
【0032】また、開始ページmと出力済ページxとの
比較の結果(S407)、開始ページmが出力済ページ
xより小さければ、続いてページ指定手段14bは、終
了ページnと出力済ページxとを比較する(S41
6)。ここで、終了ページnが出力済ページxより大き
ければ、記録情報記憶手段16は、出力済ページxに1
を加えた値(以下、x+1と称す)を出力ページ指定後
の開始ページ番号として、かつ、終了ページnを出力ペ
ージ指定後の終了ページ番号として記憶する(S41
7)。一方、終了ページnと出力済ページxとの比較の
結果(S416)、終了ページnと出力済ページxとが
等しいか、あるいは終了ページnが出力済ページxより
小さければ、このプリンタ装置10では全ての処理を終
了する。
【0033】記録情報記憶手段16が出力ページ指定後
の開始ページ番号及び終了ページ番号を記憶すると、画
像形成手段13は、この開始ページ番号で指定されるペ
ージに相当する画像データを画像記憶手段12から読み
出し、この読み出した画像データに対する画像形成処理
を再開する(S418)。そして、ページ指定手段14
bは、出力済ページxに1を加えてその値を新たな出力
済ページxとし、この新たな出力済ページxと終了ペー
ジnとを比較する(S419)。ただし、出力済ページ
xに1を加えた際に、ページ認識手段15のカウント値
も1つアップし、整合をとる必要がある。
【0034】終了ページnと新たな出力済ページxとの
比較の結果、終了ページnが新たな出力済ページxより
大きければ、画像形成手段13は、さらに次のページに
相当する画像データに対する画像形成処理を行う。そし
て、これを終了ページnと新たな出力済ページxとが等
しくなるまで繰り返す。また、終了ページnと新たな出
力済ページxとが等しくなれば、画像記憶手段12で
は、終了ページn以降のページに相当する画像データを
破棄する(S420)。なお、画像形成手段13におけ
る画像形成処理により生成された出力データは、画像記
録手段17によって記憶媒体に印刷される。
【0035】次に、上述のアルゴリズムに基づいて画像
形成処理を再開する場合の具体例について説明する。た
だし、ここでは、出力する画像データ(文書)が全30
ページから構成されており、ページ指定コマンドによっ
て10〜20ページの出力が指定されるものとする。図
8(a)に示すように、例えば全30ページの中の10
ページ目の画像形成処理中に中断が実行されると、出力
済ページxは「10」となるので、ページ指定コマンド
によって10〜20ページの出力が指定された場合に、
画像形成手段13では、11ページ目から画像形成処理
を再開する。そして、20ページまでの画像形成処理が
終了すると、画像記憶手段12は、21〜30ページに
相当する画像データを破棄する。
【0036】また、図8(b)に示すように、例えば全
30ページの中の15ページ目の画像形成処理中に中断
が実行されると、出力済ページxは「15」となるの
で、ページ指定コマンドによって10〜20ページの出
力が指定された場合に、画像形成手段13では、16ペ
ージ目から画像形成処理を再開する。そして、20ペー
ジまでの画像形成処理が終了すると、画像記憶手段12
は、21〜30ページに相当する画像データを破棄す
る。
【0037】さらに、図8(c)に示すように、例えば
全30ページの中の5ページ目の画像形成処理中に中断
が実行されると、出力済ページxは「5」となるので、
ページ指定コマンドによって10〜20ページの出力が
指定された場合に、画像記憶手段12は、6〜9ページ
に相当する画像データを破棄するとともに、画像形成手
段13では、10ページ目から画像形成処理を再開す
る。そして、20ページまでの画像形成処理が終了する
と、画像記憶手段12は、21〜30ページに相当する
画像データを破棄する。
【0038】なお、このプリンタ装置10では、ホスト
コンピュータ32、33…からのページ指定コマンドで
はなく、操作手段22からの指定によっても、画像形成
処理の再開を行うようになっている。すなわち、図9に
示すように、例えばユーザが操作手段22に設けられて
いるテンキー(ただし図示せず)を用いて出力ページ番
号を入力すると、操作手段22は、その入力情報をペー
ジ指定コマンドに変換する(S501)。そして、操作
手段22は、そのページ指定コマンドをコマンド解釈手
段14aへ送出する(S502)。コマンド解釈手段1
4aにページ指定コマンドが送出されると、このプリン
タ装置10では、ホストコンピュータ32、33…から
のページ指定コマンドの場合(図6におけるS403〜
S406)と同様に処理を行って(S503〜S50
6)、画像形成処理を再開する(図7におけるS407
〜S420)。
【0039】次に、このプリンタ装置10において出力
データを記録媒体に印刷する際のページ区別動作につい
て説明する。このプリンタ装置10では、画像形成手段
13により出力データが生成されると、その出力データ
が画像記録手段17によって記録媒体に印刷され、その
記録媒体がソータ等に排出される。このとき、画像形成
手段13における画像形成処理が、中断手段14cから
の指示に従って中断され、かつ、ページ指定手段14b
による出力ページの指定に従って再開されると、ページ
区別手段18では、中断前に排出された記録媒体と再開
後に排出された記録媒体とを区別する。
【0040】例えば、図10に示すように、ページ区別
手段18が複数の排出トレイ41、42…からなる多段
ソーターである場合に、このページ区別手段18では、
画像形成処理が中断される前は上段の排出トレイ41に
記録媒体を排出する。ここで、画像形成処理の中断及び
出力ページの指定が行われると、ページ区別手段18
は、画像形成処理再開後の記録媒体を下段の排出トレイ
42に排出する。これにより、例えば、誤って出力(中
断前に出力)してしまったページと出力ページの指定後
に出力したページとの区別が容易になる。
【0041】また、例えば、ページ区別手段18が複数
の給紙トレイ43、44…からなり、給紙トレイ43が
白色の用紙を、給紙トレイ44がピンク色の用紙を格納
している場合に、このページ区別手段18は、通常の状
態では給紙トレイ43から白色の用紙を供給する。ここ
で、画像形成処理の中断及び出力ページ番号の指定が行
われると、ページ区別手段18は、給紙トレイ44に格
納されたピンク色の用紙を出力済の白色の用紙に重なる
ように排出し、さらに画像形成処理再開後にこのピンク
色の用紙の上に再び白色の用紙を排出する。これによ
り、誤って出力(中断前に出力)してしまったページと
出力ページ番号の指定後に出力したページとが一目瞭然
となる。
【0042】なお、ページ区別手段18は、上述した多
段ソーターや仕切り紙を使用したもの以外にも、例え
ば、指定されたページの先頭にマークを記録したり、排
出される記録媒体の方向を90度または180度回転さ
せることにより、ページを区別することが考えられる。
また、多段ソーターをメールボックスとして使用してい
るのであれば、各段に異なる色のランプを配置し、通常
はグリーンに点灯するトレイに排出し、ページ指定後は
レッドに点灯するトレイに排出するように設定すること
により、より一層操作性を向上させることが考えられ
る。
【0043】次に、このプリンタ装置10において画像
形成処理を行った結果をユーザに対して通知する場合の
動作例について、図11のフローチャートを参照して説
明する。画像形成手段13における画像形成処理が、中
断手段14cからの指示に従って中断され、かつ、ペー
ジ指定手段14bによる出力ページの指定に従って再開
されると、メッセージ編集手段20は、メッセージ記憶
手段19から予め格納されているメッセージを読み出す
(S601)。また、これと同時に、メッセージ編集手
段20は、記録情報記憶手段16から出力済ページ数
と、出力ページ指定後の再開ページ番号及び終了ページ
番号とを読み出し(S602)、これらをメッセージ記
憶手段19から読み出したメッセージの所定領域にあて
はめて、新たなメッセージを作成する(S603)。
【0044】メッセージ編集手段20が新たなメッセー
ジを作成すると、メッセージ送信手段21は、その新た
なメッセージをホストコンピュータ32、33…へ送信
する(S604)。そして、新たなメッセージが送信さ
れたホストコンピュータ32、33…では、そのメッセ
ージをCRT等を用いて表示することにより、ユーザに
対する通知を行う。
【0045】また、メッセージ編集手段20で作成され
るメッセージは、操作手段22において表示してもよ
い。すなわち、図12に示すように、ホストコンピュー
タ32、33…へ送信する場合と同様にメッセージ編集
手段20が新たなメッセージを作成すると(S701〜
S703)、このメッセージ編集手段20は、作成した
新たなメッセージを操作手段22へ送出する。そして、
操作手段22では、その新たなメッセージを液晶パネル
等を用いて表示することにより(S704)、ユーザに
対する通知を行う。
【0046】なお、メッセージ編集手段20で作成する
メッセージには、例えば図13に示すようなものがあ
る。ただし、このメッセージは、出力済ページ数、再開
ページ番号、終了ページ番号等をあてはめて作成するも
のの他に、例えば不要(破棄)となったページ番号や全
出力部数などの各種記録情報を基にして作成することが
考えられる。このようなメッセージをユーザに対して通
知すれば、ユーザに提供するサービスがより向上するこ
ととなる。
【0047】以上のように、本実施の形態のプリンタ装
置10は、一旦ページ指定手段14bで出力ページが指
定された後に、これと異なる出力ページがこのページ指
定手段14bによって再び指定されても、後から指定さ
れた出力ページの中からページ認識手段15で認識され
たページを除いたページを、画像形成手段13が出力デ
ータとして生成するようになっている。よって、この画
像形成手段13では、ホストコンピュータ32、33…
からの複数ページ分の画像データ中で同一ページを出力
データとして生成してしまうことがない。これにより、
このプリンタ装置10では、例えば大容量文書等のよう
にページ数の多い画像データを出力する場合に、一旦出
力ページを指定した後に新たに出力ページを指定して
も、同一ページを出力データとして生成することがない
ので、不要なページを出力してしまうことがなく、資源
及び処理時間の浪費を避けることができる。
【0048】また、本実施の形態のプリンタ装置10
は、中断手段14cによる指示によって画像形成手段1
3における画像形成処理が中断されるとともに、この中
断後にページ指定手段14bでの出力ページの指定があ
ると画像形成手段13における画像形成処理が再開され
るようになっている。したがって、このプリンタ装置1
0では、例えば出力ページの指定が誤って行われた場合
に、画像形成処理を中断すれば必要以上に不要なページ
を出力せずに済み、さらに、その後に正しい出力ページ
の指定を行えば、誤った指定と正しい指定の間で同一ペ
ージを出力することがないので、より一層資源及び処理
時間の浪費を避けることができる。
【0049】さらに、本実施の形態のプリンタ装置10
は、画像記録手段17が画像形成手段13により生成さ
れた出力データを記録媒体に印刷し、これらの記憶媒体
の中で、ページ指定手段14bでの出力ページの指定前
に出力された記憶媒体と、この指定後に出力された記憶
媒体とを、ページ区別手段18が区別するようになって
いる。これにより、例えば誤った出力ページの指定によ
る記憶媒体と正しい出力ページの指定による記憶媒体と
の区別が容易になり、結果としてユーザにとって使い勝
手の良いものとなる。
【0050】また、本実施の形態のプリンタ装置10
は、画像形成手段13における画像形成処理の処理結果
が、メッセージ送信手段21あるいは操作手段22によ
って、ユーザに対して通知されるようになっている。し
たがって、ユーザは画像形成処理の結果を容易に把握す
ることができるので、ユーザにとって使い勝手が良く、
結果として操作性の向上を実現することができる。
【0051】なお、本実施の形態では、本発明をプリン
タ装置に適用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えばプリンタ機能と複
写機能とFAX機能とを統合した複合機等であっても適
用可能である。
【0052】また、本実施の形態では、先ずページ指定
手段14bが画像データの全ページについての画像形成
処理を指定し、次にこのページ指定手段14bが正しい
出力ページを指定して画像形成処理を再開する場合を例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、先ずページ指定手段14bがある出力
ページを指定し、続いてその出力ページに対する修正を
ページ指定手段14bが行う場合であってもよい。ただ
し、この場合に、ページ認識手段15は、ホストコンピ
ュータ32、33…からの通知を基に前記ある出力ペー
ジにおける初期値を認識し、その認識結果に出力データ
として生成されたページ数を加えることにより、出力済
ページ数を認識するようになっているものとする。
【0053】さらに、本実施の形態では、例えばユーザ
が誤った出力ページ番号の入力を行ったことに気付く
と、中断手段14cが画像形成手段13における画像形
成処理を一旦中断させる場合について説明したが、例え
ば画像形成処理を中断せずに新たな出力ページの指定を
行うことも考えられる。具体的には、出力する画像デー
タが全30ページであり、15ページ目の画像形成処理
中に新たに10〜20ページの出力が指定されると、画
像形成手段13では、これに引き続き16ページ目から
20ページ目までの画像形成処理を実行するようにな
る。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置は、ページ指定手段で指定されたページが変更さ
れ、変更後のページが前記ページ指定手段によって再び
指定されても、変更後のページの中からページ認識手段
で認識されたページを除いたページを、画像形成手段が
出力データとして生成するので、この画像形成手段が外
部装置からの複数ページ分の画像データ中で同一ページ
を出力データとして生成してしまうことがない。これに
より、この画像形成装置では、例えば大容量文書等のよ
うにページ数の多い画像データを出力する場合に、一旦
出力ページを指定した後に新たに出力ページを指定して
も、同一ページを出力データとして生成することがない
ので、不要なページを出力してしまうことがなく、資源
及び処理時間の浪費を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる画像形成装置の実施の形態の
一例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 中断コマンド及びページ指定コマンドの概略
構成を示す説明図である。
【図3】 図1の画像形成装置における基本的な画像形
成処理の動作例を示すフローチャートである。
【図4】 図1の画像形成装置において画像形成処理の
中断を実行する場合の動作例を示すフローチャート(そ
の1)である。
【図5】 図1の画像形成装置において画像形成処理の
中断を実行する場合の動作例を示すフローチャート(そ
の2)である。
【図6】 図1の画像形成装置において中断した画像形
成処理を再開する場合の動作例を示すフローチャート
(その1)である。
【図7】 図1の画像形成装置において中断した画像形
成処理を再開する場合の動作例を示すフローチャート
(その2)である。
【図8】 画像形成処理を中断した後に再開する場合の
各ページの処理の具体例を示す説明図であり、(a)は
具体例(その1)、(b)は具体例(その2)、(c)
は具体例(その3)である。
【図9】 図1の画像形成装置において中断した画像形
成処理を再開する場合の動作例を示すフローチャート
(その3)である。
【図10】 ページ区別手段の具体例を示す説明図であ
る。
【図11】 図1の画像形成装置において画像形成処理
の結果を通知する場合の動作例を示すフローチャート
(その1)である。
【図12】 図1の画像形成装置において画像形成処理
の結果を通知する場合の動作例を示すフローチャート
(その2)である。
【図13】 ユーザに通知されるメッセージの具体例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 プリンタ装置(画像形成装置) 14 画像形成手段 14b ページ指定手段 14c 中断手段 16 ページ認識手段 17 画像記録手段 18 ページ区別手段 19 メッセージ記憶手段 20 メッセージ編集手段 21 メッセージ送信手段 22 操作手段(表示手段) 32、33 ホストコンピュータ(外部装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを送信する外部装置に接続さ
    れ、該外部装置から送信された画像データを受け取る
    と、該画像データを基に可視画像として出力可能な形態
    の出力データを生成する画像形成装置であって、 前記外部装置から送信される画像データが前記可視画像
    の複数ページ分に相当する場合に、該複数ページ分の中
    で出力データとして生成するページを指定するページ指
    定手段と、 該ページ指定手段で指定されたページが変更され、変更
    後のページが前記ページ指定手段によって再び指定され
    ると、前記複数ページ分の中で先の指定に従って出力デ
    ータとして既に生成されたページを認識するページ認識
    手段と、 前記ページ指定手段で再び指定されたページの中に前記
    ページ認識手段で認識されたページがあると、前記再び
    指定されたページの中から前記認識されたページを除い
    たページを出力データとして生成する画像形成手段とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段における出力データの
    生成を中断させるとともに、該中断後に前記ページ指定
    手段でのページの指定があると前記画像形成手段におけ
    る出力データの生成を再開させる中断手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記出力データを可視画像として記録媒
    体に記録する画像記録手段と、 前記ページ指定手段で前記変更後のページの指定がある
    と、該指定以前に前記画像記録手段で記録された記録媒
    体と、該指定の後に前記画像記録手段で記録される記録
    媒体とを区別するページ区別手段とが設けられたことを
    特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定のメッセージを記憶しているメッセ
    ージ記憶手段と、 前記画像形成手段における出力データの生成結果を基
    に、前記メッセージ記憶手段に記憶されているメッセー
    ジを編集するメッセージ編集手段と、 該メッセージ編集手段での編集後のメッセージを前記外
    部装置へ送信するメッセージ送信手段とが設けられたこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 所定のメッセージを記憶しているメッセ
    ージ記憶手段と、 前記画像形成手段における出力データの生成結果を基
    に、前記メッセージ記憶手段に記憶されているメッセー
    ジを編集するメッセージ編集手段と、 該メッセージ編集手段での編集後のメッセージを表示す
    る表示手段とが設けられたことを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の画像形成装置。
JP8029700A 1996-02-16 1996-02-16 画像形成装置 Pending JPH09222965A (ja)

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JP8029700A JPH09222965A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076261A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076261A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム
US7869081B2 (en) 2005-09-15 2011-01-11 Ricoh Company, Limited Image-forming apparatus for printing data of a specified range, image-forming method thereof and computer product including thereof

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