JPH09222115A - 吸着具における吸着パッドの取付装置 - Google Patents

吸着具における吸着パッドの取付装置

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Publication number
JPH09222115A
JPH09222115A JP5383996A JP5383996A JPH09222115A JP H09222115 A JPH09222115 A JP H09222115A JP 5383996 A JP5383996 A JP 5383996A JP 5383996 A JP5383996 A JP 5383996A JP H09222115 A JPH09222115 A JP H09222115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction pad
suction
mounting
hollow body
mounting body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5383996A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takayama
公一 高山
Hideaki Sasaki
秀陽 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ALLOY KK
Exen Corp
Original Assignee
ALLOY KK
Exen Corp
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Publication date
Application filed by ALLOY KK, Exen Corp filed Critical ALLOY KK
Priority to JP5383996A priority Critical patent/JPH09222115A/ja
Publication of JPH09222115A publication Critical patent/JPH09222115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着パッドを対象物に押しつけて中空体内を
減圧することによって中空体を対象物に吸着固定するよ
うにした吸着具における、吸着パッドの交換を容易にす
ることを課題とする。 【解決手段】 中空体2の開口側に通気孔を有する吸着
パッド取付体3を着脱自在に取り付け、この取付体3に
吸着パッド4を取り付ける。取付体3を中空体2から取
り外すことによって、吸着パッド4を容易に交換するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸着パッドを対
象物に押しつけて中空体内を減圧することによって中空
体を対象物に吸着固定するようにした吸着具におけるに
吸着パッドの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の吸着具において、吸着パッドは、
減圧パイプの取付部を有する取付体の開口部に接着剤な
どで直接固着して取付られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吸着パッドはゴムその
他の弾性材であり、使用により磨耗したり素材の疲労に
よって破損したりすることが避けられず、交換が必要で
ある。また、吸着対象物によって最適な吸着パッドの材
質などが異なる。ところで、上記のとおり従来の吸着パ
ッドは接着剤などで中空体に固着されているので、交換
が困難であった。すなわち、吸着パッドを中空体から取
り外すとき、吸着パッドの接着面が中空体に付着したま
ま残ってしまうので、これを洗浄剤で除去しなければ別
の吸着パッドを取付ることができない。また別の吸着パ
ッドを取り付ける際には接着剤が必要であり、また接着
剤の乾燥、固着を待たなければ吸着具を使用することが
できない。そのために、作業現場における吸着パッドの
交換は事実上不可能であり、予備の吸着具を用意しなけ
ればならない。また吸着対象物に適した吸着パッド毎に
個別の吸着具を用意しなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、減圧パイプ
の取付部を有する中空体の開口側に環状の吸着パッドを
取り付けた吸着具において、前記中空体の開口側に、通
気孔を有する吸着パッドの取付体を着脱自在に取り付
け、この取付体の外周に吸着パッドを取り付けて吸着具
における吸着パッドの取付装置を構成したものである。
前記取付体への吸着パッドの取り付け構造は、吸着パッ
ドの内壁に溝を形成し、この溝に取付体の外周縁を着脱
自在に嵌装する構造が好ましいが、吸着パッドは取付体
に固着してもよい。また吸着パッドと取付体は一体的に
成形することも考えられる。前記取付体は、板体又は枠
体のいずれでもよい。
【0005】
【作用】この発明において、吸着パッドは取付体を介し
て中空体に取り付けてあるので、取付体を中空体から取
り外すことによって、簡易に吸着パッドを取り外すこと
ができ、残滓が中空体に付着することもない。そして、
吸着パッドを取付体に着脱自在に取り付けた構造におい
ては、吸着パッドを取付体から取り外し、新たな吸着パ
ッドを取付体に装着し、これを中空体に取り付けること
によって、吸着パッドを交換する。また、吸着パッドが
取付体に固着された構造においては、取付体を中空体か
ら取り外し、新たな吸着パッドが取り付けられた別の取
付体を中空体に取り付けることによって、吸着パッドを
交換する。いずれにおいても、接着部分の剥離作業を伴
わないので、作業現場で迅速に吸着パッドを交換するこ
とができ、予備の吸着具を用意する必要もない。
【0006】
【実施の形態】図において、減圧パイプの取付部1を有
する帽状の中空体2の開口側に吸着パッドの取付体3が
ボルトによって着脱自在に取り付けてあり、この取付体
3の外周縁に弾性材料で形成された吸着パッド4が取り
付けてある。前記取付体3は金属板であって中空体2の
開口部全面を覆う形状、大きさの板状とし、中央部に前
記減圧パイプの取付部1に連通する透孔5が設けてあ
り、この透孔の周縁部は前記減圧パイプの取付部1の下
方に突設された筒状部6に当接している。前記吸着パッ
ド4の内側壁には環状の溝7が形成してあり、この溝7
に前記取付体3の周縁部が着脱自在に嵌装してある。ま
た、前記吸着パッド4の上部は、前記中空体2の周壁8
の外側下部に形成された環状の凹部9に着脱自在に密嵌
してある。
【0007】上記実施の形態において吸着パッド4を交
換するときは、ボルトを外して取付体3を中空体2から
外し、次いで取付体3から吸着パッド4を取り外す。吸
着パッド4は中空体に接着されていないので、取付体3
を中空体2から取り外すと、取付体3と吸着パッド4が
一体となって中空体から外される。また、吸着パッド4
は取付体3に嵌装してあり、接着されていないので、吸
着パッド4を取り外すときにその残滓が取付体3に付着
することはない。上記のように吸着パッド4を取付体3
から取り外した後、新しい吸着パッドを取付体3に嵌装
し、取付体3をボルトによって中空体2に固定する。
【0008】上記において、取付体3を中空体2の開口
部全面を覆う大きさ形状の板としたが、取付体は吸着パ
ッド4を中空体2に取り付ける媒介としてのみ機能する
ものであるから、その形状は板状以外でもよい。例えば
中空体2の周壁8の下面に対応する形状、大きさの枠体
としてもよい。また、吸着パッド4は取付体3に接着剤
などで固着した構造とすることもできる。この場合は、
吸着パッドの交換は吸着パッドと取付体をユニット部品
として一体に交換する。
【0009】取付体と吸着パッドとを一体的に構成する
場合、いわゆる二色成形の手法で製造することもでき
る。すなわち、一段目の成形において弾性素材で吸着パ
ッドを成形した後、二段目の成形で硬質素材で取付体を
成形すればよい。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、吸着パッドを取付体
を介して中空体に取り付けることとしたので、吸着パッ
ドの交換に際して接着部分を剥離する必要が無く、迅
速、簡易に吸着パッドを交換することができる。したが
って、作業現場で吸着パッドの交換が可能となるので、
吸着パッドの破損に備えて予備の吸着パッドのみを用意
すれば足り、予備の吸着具を用意する必要がない。ま
た、吸着対象物によって吸着パッドを使い分ける必要が
生じるときも、作業現場で最適な吸着パッドに交換する
ことができるので、複数の吸着具を用意する必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一部を断面した正面
図である。
【符号の説明】
1 減圧パイプの取付部 2 中空体 3 取付体 4 吸着パッド 5 透孔 6 筒状部 7 溝 8 周壁 9 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧パイプの取付部を有する中空体の開
    口側に環状の吸着パッドを取り付けた吸着具において、 前記中空体の開口側に、通気孔を有する吸着パッドの取
    付体が着脱自在に取付られ、 前記取付体の外周に吸着パッドが取付られた、 吸着具における吸着パッドの取付装置
  2. 【請求項2】 吸着パッドの内壁には溝が形成され、こ
    の溝に取付体の外周縁が着脱自在に嵌装された、 請求項1記載の吸着具における吸着パッドの取付装置
  3. 【請求項3】 取付体は、板体又は枠体とした、 請求項1又は2に記載の吸着具における吸着パッドの取
    付装置
JP5383996A 1996-02-16 1996-02-16 吸着具における吸着パッドの取付装置 Pending JPH09222115A (ja)

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JP5383996A JPH09222115A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 吸着具における吸着パッドの取付装置

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JP5383996A JPH09222115A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 吸着具における吸着パッドの取付装置

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JPH09222115A true JPH09222115A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12953961

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5383996A Pending JPH09222115A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 吸着具における吸着パッドの取付装置

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JP (1) JPH09222115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019195878A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 アイシン精機株式会社 把持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019195878A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 アイシン精機株式会社 把持装置

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