JPH09222097A - 遠心送風機 - Google Patents
遠心送風機Info
- Publication number
- JPH09222097A JPH09222097A JP5679996A JP5679996A JPH09222097A JP H09222097 A JPH09222097 A JP H09222097A JP 5679996 A JP5679996 A JP 5679996A JP 5679996 A JP5679996 A JP 5679996A JP H09222097 A JPH09222097 A JP H09222097A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- outlet end
- ring
- side plate
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和機などに用いる遠心送風機におい
て、羽根車の送風性能が劣化したり送風騒音を増加した
りすることを抑えることを課題とする。 【解決手段】 吸込リング７の出口端部７ｂの内壁近傍
に板状のガイドリング８を設置することにより、吸込リ
ング７の出口端部７ｂの最小内径から半径方向に拡大さ
れる壁面近傍において、吸込気流を板状のガイドリング
８により強制的に吸込リング７の出口端部７ｂに付着さ
せ、出口端部７ｂから側板４の吸入部端部４ａに向かっ
て気流が流れ、吸込部端部４ａに一端付着して流入す
る。従って、側板４の壁面での気流の剥離を抑える。
て、羽根車の送風性能が劣化したり送風騒音を増加した
りすることを抑えることを課題とする。 【解決手段】 吸込リング７の出口端部７ｂの内壁近傍
に板状のガイドリング８を設置することにより、吸込リ
ング７の出口端部７ｂの最小内径から半径方向に拡大さ
れる壁面近傍において、吸込気流を板状のガイドリング
８により強制的に吸込リング７の出口端部７ｂに付着さ
せ、出口端部７ｂから側板４の吸入部端部４ａに向かっ
て気流が流れ、吸込部端部４ａに一端付着して流入す
る。従って、側板４の壁面での気流の剥離を抑える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等に用
いる遠心送風機に関するものである。
いる遠心送風機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、空気調和機等の送風機は生活レベ
ルの向上につれて低騒音化への要求が高まり、羽根車形
状や吸込リングの形状改善による性能改善策が提案され
ている。
ルの向上につれて低騒音化への要求が高まり、羽根車形
状や吸込リングの形状改善による性能改善策が提案され
ている。
【０００３】従来の空気調和機等の送風機に用いる遠心
送風機としては、実開昭５９−８１８００号公報に示さ
れているものがある。
送風機としては、実開昭５９−８１８００号公報に示さ
れているものがある。
【０００４】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の遠心送風機について説明する。図３は従来の遠心送風
機の構造を示すものである。図において、１は羽根車で
あり、複数の羽根２と、羽根２を固定した主板３と、羽
根２の反主板端面に固定した吸込部端部４ａを略円筒形
に形成した側板４より構成されている。５は羽根車１に
直結したモータであり、羽根車１とモータ５を収納する
ケーシング６に固定されている。７は入口部７ａから出
口端部７ｂにかけて湾曲し、かつ出口端部７ｂの内径を
吸込部最小径より大きい寸法とした吸込リングでありケ
ーシング６に固定されている。また、吸込リング７の出
口端部７ｂは羽根車１の側板４の略円筒形に形成された
吸込部端部４ａの近傍に挿入されている。
の遠心送風機について説明する。図３は従来の遠心送風
機の構造を示すものである。図において、１は羽根車で
あり、複数の羽根２と、羽根２を固定した主板３と、羽
根２の反主板端面に固定した吸込部端部４ａを略円筒形
に形成した側板４より構成されている。５は羽根車１に
直結したモータであり、羽根車１とモータ５を収納する
ケーシング６に固定されている。７は入口部７ａから出
口端部７ｂにかけて湾曲し、かつ出口端部７ｂの内径を
吸込部最小径より大きい寸法とした吸込リングでありケ
ーシング６に固定されている。また、吸込リング７の出
口端部７ｂは羽根車１の側板４の略円筒形に形成された
吸込部端部４ａの近傍に挿入されている。
【０００５】以上のように構成された遠心送風機につい
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
【０００６】まず、モータ５の駆動力によって羽根車１
が回転すると、吸込リング７を介して空気が羽根車１内
に導入され、複数の羽根２間を通過する際に静圧と動圧
を付加され羽根車１からケーシング６内に吐出される。
その後、ケーシング６内で動圧の一部は静圧に変換され
てケーシング６外に吐出され送風作用を為す。
が回転すると、吸込リング７を介して空気が羽根車１内
に導入され、複数の羽根２間を通過する際に静圧と動圧
を付加され羽根車１からケーシング６内に吐出される。
その後、ケーシング６内で動圧の一部は静圧に変換され
てケーシング６外に吐出され送風作用を為す。
【０００７】ここで、吸込リング７に沿って羽根車１内
に流入する気流は、吸込リングの出口端部７ｂから羽根
車１内に流入する際に、出口端部７ｂが側板４に向かっ
て広がっているので側板４の吸込部端部４ａに向かって
流れ、吸込部端部４ａに一端付着して流入するため、側
板４の壁面での気流の剥離を防止し、羽根車１内の気流
が主板３の方向へ偏って流れるのを防ぎ、送風効率を向
上することができる。
に流入する気流は、吸込リングの出口端部７ｂから羽根
車１内に流入する際に、出口端部７ｂが側板４に向かっ
て広がっているので側板４の吸込部端部４ａに向かって
流れ、吸込部端部４ａに一端付着して流入するため、側
板４の壁面での気流の剥離を防止し、羽根車１内の気流
が主板３の方向へ偏って流れるのを防ぎ、送風効率を向
上することができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この遠心送風
機では、図３（ｂ）で矢印によって示すように、吸込リ
ング７に沿って遠心送風機内に流入する気流は、吸込リ
ング７の入口部７ａで内周向きから軸方向に流れの方向
が偏向し、さらに出口端部７ｂでは、外周に流れの向き
が偏向されるため、気流にかかる慣性力により、吸込リ
ング７の出口端部７ｂの最小内径から外側に広がる壁面
に付着しきれず剥離し、側板４の吸込部端部４ａに完全
に付着できず流入するため、側板４の壁面での気流の剥
離が防げず、羽根車１の吐出側では側板近傍の流れが乱
れ、送風性能が劣化し、送風騒音も増加させる。
機では、図３（ｂ）で矢印によって示すように、吸込リ
ング７に沿って遠心送風機内に流入する気流は、吸込リ
ング７の入口部７ａで内周向きから軸方向に流れの方向
が偏向し、さらに出口端部７ｂでは、外周に流れの向き
が偏向されるため、気流にかかる慣性力により、吸込リ
ング７の出口端部７ｂの最小内径から外側に広がる壁面
に付着しきれず剥離し、側板４の吸込部端部４ａに完全
に付着できず流入するため、側板４の壁面での気流の剥
離が防げず、羽根車１の吐出側では側板近傍の流れが乱
れ、送風性能が劣化し、送風騒音も増加させる。
【０００９】従って、空気調和機等に用いる遠心送風機
において、側板の壁面での気流の剥離を抑え、羽根車の
送風性能が劣化と送風騒音の増加を抑えることが要求さ
れている。
において、側板の壁面での気流の剥離を抑え、羽根車の
送風性能が劣化と送風騒音の増加を抑えることが要求さ
れている。
【００１０】本発明は、空気調和機等に用いる遠心送風
機において、吸込リングに沿って遠心送風機内に流入す
る気流を出口端部の最小内径から外側に広がる壁面に付
着させ、さらに側板の吸込部端部に付着させ、側板の壁
面での気流の剥離を抑え、羽根車の送風性能が劣化した
り送風騒音が増加することを低減することを目的とす
る。
機において、吸込リングに沿って遠心送風機内に流入す
る気流を出口端部の最小内径から外側に広がる壁面に付
着させ、さらに側板の吸込部端部に付着させ、側板の壁
面での気流の剥離を抑え、羽根車の送風性能が劣化した
り送風騒音が増加することを低減することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、吸込リングの出口端部の内壁近傍に板状の
ガイドリングを設け、吸込リングの出口端部から吸込気
流を剥離させず、吸込リングの出口端部から側板の吸込
部端部に向かって気流が流れ、吸込部端部に一端付着し
て流入したものである。従って、側板の壁面での気流の
剥離を抑え、羽根車の送風性能の劣化と送風騒音の増加
を低減する遠心送風機が得られる。
に本発明は、吸込リングの出口端部の内壁近傍に板状の
ガイドリングを設け、吸込リングの出口端部から吸込気
流を剥離させず、吸込リングの出口端部から側板の吸込
部端部に向かって気流が流れ、吸込部端部に一端付着し
て流入したものである。従って、側板の壁面での気流の
剥離を抑え、羽根車の送風性能の劣化と送風騒音の増加
を低減する遠心送風機が得られる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
主板と複数の羽根と側板とを有する羽根車と、前記羽根
車を収納するケーシングと、入口端から出口端にかけて
湾曲し、かつ出口端径を吸込部最小径よりも大とし、か
つ出口端を前記側板の入口端より内側に挿入した吸込リ
ングと、前記吸込リングの出口端部の内壁近傍に前記出
口端部との間に間隔を設けて配設した板状のガイドリン
グを具備した遠心送風機であり、吸込リングの出口端部
の最小内径から外側に拡大される壁面近傍において、吸
込気流を板状のガイドリングにより強制的に吸込リング
の出口端部に付着させ、出口端部から側板の吸込部端部
に向かって気流が流れ、吸込部端部に一端付着して流入
する。従って、側板の壁面での気流の剥離を抑えるとい
う作用を有する。
主板と複数の羽根と側板とを有する羽根車と、前記羽根
車を収納するケーシングと、入口端から出口端にかけて
湾曲し、かつ出口端径を吸込部最小径よりも大とし、か
つ出口端を前記側板の入口端より内側に挿入した吸込リ
ングと、前記吸込リングの出口端部の内壁近傍に前記出
口端部との間に間隔を設けて配設した板状のガイドリン
グを具備した遠心送風機であり、吸込リングの出口端部
の最小内径から外側に拡大される壁面近傍において、吸
込気流を板状のガイドリングにより強制的に吸込リング
の出口端部に付着させ、出口端部から側板の吸込部端部
に向かって気流が流れ、吸込部端部に一端付着して流入
する。従って、側板の壁面での気流の剥離を抑えるとい
う作用を有する。
【００１３】請求項２記載の発明は、主板と複数の羽根
と側板とを有する羽根車と、前記羽根車を収納するケー
シングと、入口端から出口端にかけて湾曲し、かつ出口
端径を吸込部最小径よりも大とし、かつ出口端を前記側
板の入口端より内側に挿入した吸込リングと、前記吸込
リングの入口部から出口端部にかけた内壁近傍に設置し
た吸込リングの内壁に沿った円弧状のガイドリングを配
設し、前記吸込リングと前記円弧状のガイドリングのク
リアランスを吸込リングの入口部側より出口端部側で狭
くした遠心送風機であり、まず吸込リングに沿って遠心
送風機内に流入する気流の一部が円弧状のガイドリング
と吸込リングの間に流入し、この円弧状のガイドリング
と吸込リングの間に流入する気流に引きつけられ、吸込
気流の本流は円弧状のガイドリングの内壁に付着して流
れる。そして、吸込リングの出口端部では、円弧状のガ
イドリングと吸込リングの間を通過し、その間の流路に
よりスムーズに外周に向かって増速されて吹き出す気流
の伴流効果により、円弧状のガイドリングの内壁近傍を
流れてくる吸込気流の本流を吸込リングの出口端部の内
壁から剥離させず出口端部から側板の吸込部端部に向か
って流し、吸込部端部に一端付着して流入する。従っ
て、側板の壁面での気流の剥離を抑える。さらに、円弧
状のガイドリングと吸込リングの間を通過し、その間の
流路によりスムーズに外周に向かって増速されて吹き出
す気流の伴流効果に伴い、羽根車内の主板から側板にか
けての速度分布の均一化が促進されるという作用を有す
る。
と側板とを有する羽根車と、前記羽根車を収納するケー
シングと、入口端から出口端にかけて湾曲し、かつ出口
端径を吸込部最小径よりも大とし、かつ出口端を前記側
板の入口端より内側に挿入した吸込リングと、前記吸込
リングの入口部から出口端部にかけた内壁近傍に設置し
た吸込リングの内壁に沿った円弧状のガイドリングを配
設し、前記吸込リングと前記円弧状のガイドリングのク
リアランスを吸込リングの入口部側より出口端部側で狭
くした遠心送風機であり、まず吸込リングに沿って遠心
送風機内に流入する気流の一部が円弧状のガイドリング
と吸込リングの間に流入し、この円弧状のガイドリング
と吸込リングの間に流入する気流に引きつけられ、吸込
気流の本流は円弧状のガイドリングの内壁に付着して流
れる。そして、吸込リングの出口端部では、円弧状のガ
イドリングと吸込リングの間を通過し、その間の流路に
よりスムーズに外周に向かって増速されて吹き出す気流
の伴流効果により、円弧状のガイドリングの内壁近傍を
流れてくる吸込気流の本流を吸込リングの出口端部の内
壁から剥離させず出口端部から側板の吸込部端部に向か
って流し、吸込部端部に一端付着して流入する。従っ
て、側板の壁面での気流の剥離を抑える。さらに、円弧
状のガイドリングと吸込リングの間を通過し、その間の
流路によりスムーズに外周に向かって増速されて吹き出
す気流の伴流効果に伴い、羽根車内の主板から側板にか
けての速度分布の均一化が促進されるという作用を有す
る。
【００１４】
（実施例１）以下、本発明の実施例１について図１を用
いて説明する。
いて説明する。
【００１５】なお、従来例と同一構成の部分については
重複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
重複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
【００１６】図１において、８は吸込リング７の出口端
部７ｂの内壁近傍に設置した板状のガイドリングであ
る。
部７ｂの内壁近傍に設置した板状のガイドリングであ
る。
【００１７】この構成により、吸込リング７の出口端部
７ｂの最小内径から半径方向に拡大される壁面近傍にお
いて、図１（ｂ）で矢印で示したように吸込気流を板状
のガイドリング８により強制的に吸込リング７の出口端
部７ｂに付着させ、出口端部７ｂから側板４の吸込部端
部４ａに向かって気流が流れ、吸込部端部４ａに一端付
着して流入する。従って、側板４の壁面での気流の剥離
を抑え、羽根車１の送風性能の劣化と送風騒音の増加を
抑える。
７ｂの最小内径から半径方向に拡大される壁面近傍にお
いて、図１（ｂ）で矢印で示したように吸込気流を板状
のガイドリング８により強制的に吸込リング７の出口端
部７ｂに付着させ、出口端部７ｂから側板４の吸込部端
部４ａに向かって気流が流れ、吸込部端部４ａに一端付
着して流入する。従って、側板４の壁面での気流の剥離
を抑え、羽根車１の送風性能の劣化と送風騒音の増加を
抑える。
【００１８】（実施例２）以下、本発明の実施例２につ
いて図２を用いて説明する。
いて図２を用いて説明する。
【００１９】なお、従来例と同一構成の部分については
重複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
重複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
【００２０】図において、９は吸込リング７の入口部７
ａから出口端部７ｂにかけた内壁近傍に設置し、かつ吸
込リング７の内壁に沿った円弧状のガイドリングであ
り、吸込リング７と円弧状のガイドリング９のクリアラ
ンスを吸込リング７の入口部７ａ側より出口端部７ｂ側
で狭くしたものである。
ａから出口端部７ｂにかけた内壁近傍に設置し、かつ吸
込リング７の内壁に沿った円弧状のガイドリングであ
り、吸込リング７と円弧状のガイドリング９のクリアラ
ンスを吸込リング７の入口部７ａ側より出口端部７ｂ側
で狭くしたものである。
【００２１】この構成により、図２（ｂ）で矢印で示し
たように、まず吸込リング７に沿って遠心送風機内に流
入する気流の一部が円弧状のガイドリング９と吸込リン
グ７の間に流入し、この円弧状のガイドリング９と吸込
リング７の間に流入する気流に引きつけられ、吸込気流
の本流は円弧状のガイドリング９の内壁に付着して流れ
る。そして、吸込リング７の出口端部７ｂでは、円弧状
のガイドリング９と吸込リング７の間を通過し、その間
の流路１０によりスムーズに外周に向かって増速されて
吹き出す気流の伴流効果により、円弧状のガイドリング
９の内壁近傍を流れてくる吸込気流の本流を吸込リング
７の出口端部７ｂの内壁から剥離させず出口端部７ｂか
ら側板４の吸込部端部４ａに向かって流し、吸込部端部
４ａに一端付着して流入する。従って、側板４の壁面で
の気流の剥離を抑え、羽根車１の送風性能の劣化と送風
騒音の増加を抑える。さらに、円弧状のガイドリング９
と吸込リング７の間を通過し、その間の流路１０により
スムーズに外周に向かって増速されて吹き出す気流の伴
流効果に伴い、羽根車１内の主板３から側板４にかけて
の速度分布の均一化が促進され、送風効率が向上する。
たように、まず吸込リング７に沿って遠心送風機内に流
入する気流の一部が円弧状のガイドリング９と吸込リン
グ７の間に流入し、この円弧状のガイドリング９と吸込
リング７の間に流入する気流に引きつけられ、吸込気流
の本流は円弧状のガイドリング９の内壁に付着して流れ
る。そして、吸込リング７の出口端部７ｂでは、円弧状
のガイドリング９と吸込リング７の間を通過し、その間
の流路１０によりスムーズに外周に向かって増速されて
吹き出す気流の伴流効果により、円弧状のガイドリング
９の内壁近傍を流れてくる吸込気流の本流を吸込リング
７の出口端部７ｂの内壁から剥離させず出口端部７ｂか
ら側板４の吸込部端部４ａに向かって流し、吸込部端部
４ａに一端付着して流入する。従って、側板４の壁面で
の気流の剥離を抑え、羽根車１の送風性能の劣化と送風
騒音の増加を抑える。さらに、円弧状のガイドリング９
と吸込リング７の間を通過し、その間の流路１０により
スムーズに外周に向かって増速されて吹き出す気流の伴
流効果に伴い、羽根車１内の主板３から側板４にかけて
の速度分布の均一化が促進され、送風効率が向上する。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気調和
機等に用いる遠心送風機において、吸込リングに沿って
遠心送風機内に流入する気流を出口端部の最小内径から
半径方向に拡大される壁面に付着させ、さらに側板の吸
込部端部に付着させ、側板の壁面での気流の剥離を抑
え、羽根車の送風性能が劣化と送風騒音の増加を抑える
という有効な効果が得られる。
機等に用いる遠心送風機において、吸込リングに沿って
遠心送風機内に流入する気流を出口端部の最小内径から
半径方向に拡大される壁面に付着させ、さらに側板の吸
込部端部に付着させ、側板の壁面での気流の剥離を抑
え、羽根車の送風性能が劣化と送風騒音の増加を抑える
という有効な効果が得られる。
【００２３】またさらに、羽根車内の主板から側板にか
けての速度分布の均一化が促進され、送風効率が向上す
るという有効な効果が得られる。
けての速度分布の均一化が促進され、送風効率が向上す
るという有効な効果が得られる。
【図１】（ａ）本発明の実施例１における遠心送風機の
断面図 （ｂ）同遠心送風機の羽根車要部の拡大断面図
断面図 （ｂ）同遠心送風機の羽根車要部の拡大断面図
【図２】（ａ）本発明の実施例２における遠心送風機の
断面図 （ｂ）同遠心送風機の羽根車要部の拡大断面図
断面図 （ｂ）同遠心送風機の羽根車要部の拡大断面図
【図３】（ａ）従来例の遠心送風機の断面図 （ｂ）同遠心送風機の羽根車要部の拡大断面図
１ 羽根車 ２ 羽根 ３ 主板 ４ 側板 ４ａ 吸込部端部 ６ ケーシング ７ 吸込リング ７ａ 入口部 ７ｂ 出口端部 ８ 板状のガイドリング ９ 円弧状のガイドリング １０ 流路
Claims (2)
- 【請求項１】 主板と複数の羽根と側板とを有する羽根
車と、前記羽根車を収納するケーシングと、入口端から
出口端にかけて湾曲し、かつ出口端径を吸込部最小径よ
りも大とし、かつ出口端を前記側板の入口端より内側に
挿入した吸込リングと、前記吸込リングの出口端部の内
壁近傍に前記出口端部との間に間隔を設けて配設した板
状のガイドリングを具備した遠心送風機。 - 【請求項２】 主板と複数の羽根と側板とを有する羽根
車と、前記羽根車を収納するケーシングと、入口端から
出口端にかけて湾曲し、かつ出口端径を吸込部最小径よ
りも大とし、かつ出口端を前記側板の入口端より内側に
挿入した吸込リングと、前記吸込リングの入口部から出
口端部にかけた内壁近傍に設置した吸込リングの内壁に
沿った円弧状のガイドリングを配設し、前記吸込リング
と前記円弧状のガイドリングのクリアランスを吸込リン
グの入口端側より出口端部側で狭くした遠心送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5679996A JPH09222097A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 遠心送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5679996A JPH09222097A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 遠心送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222097A true JPH09222097A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=13037457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5679996A Pending JPH09222097A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 遠心送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222097A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1317512C (zh) * | 2003-10-22 | 2007-05-23 | 三星电子株式会社 | 鼓风装置及具有鼓风装置的空调装置 |
| CN102840170A (zh) * | 2012-10-09 | 2012-12-26 | 宁波风机有限公司 | 一种大型离心风机进风口导流装置 |
| DE102012023747A1 (de) * | 2012-12-04 | 2014-06-05 | DüRR DENTAL AG | Medizinisches oder dentales Gebläse |
| CN105102824A (zh) * | 2013-03-21 | 2015-11-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 单侧吸入式离心风机 |
| WO2016133014A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-25 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 遠心送風機 |
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-
1996
- 1996-02-19 JP JP5679996A patent/JPH09222097A/ja active Pending
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