JPWO2016133014A1 - 遠心送風機 - Google Patents

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Abstract

遠心送風機は、回転軸周りに環状に配置された複数枚のブレードを有し、径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す羽根車(2)と、羽根車を収容するとともに、回転軸方向の一端側に空気を吸入する空気吸入口(30)および羽根車が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口(34)へ導く空気通路(31)が形成されたケーシング(3)と、空気吸入口から吸入される空気の空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ状に形成され、空気吸入口からの空気をラッパ状の内周側と外周側に分岐させて羽根車の径内周側へ導く吸込導管(5)と、を備える。吸込導管は、羽根車の回転軸に対して非軸対称となっている。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2015年2月19日に出願された日本特許出願番号2015−30936号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、遠心送風機に関するものである。
従来、ケーシング内に、下流側がラッパ状に拡がった吸込導管を備え、吸込導管の後端部の延長線と羽根車翼の前縁との交点と羽根車翼の先端までの羽根車翼前縁との間に形成される領域(Δb1)に所定の空気流れを生じさせる遠心送風機がある。このような遠心送風機では、吸込導管の後端部のR面の空気流れの剥離を低減して送風効率を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−15696号公報
このような遠心送風機においては、吸込管および吸込導管から吸入された空気が羽根車の側板から排出される。また、羽根車の側板から排出された空気は、ケーシングの通路を通って吹出口から排出される。
ここで、吸込管と吸込導管の前縁との間の領域を通過する空気の流量がケーシングの周方向の各位置で一定となっていれば、特許文献1の遠心送風機のように吸込導管が羽根車の回転軸に対して軸対称となっていても羽根車にて生じる空気流れの剥離を防止できる。すなわち、吸込導管の後端部の延長線と羽根車翼の前縁との交点と羽根車翼の先端までの羽根車翼前縁との間に形成される領域(Δb1)に一定流量の空気が流れるため、羽根車の側板側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができる。
しかし、このような遠心送風機においては、吸込管と吸込導管の前縁との間の領域を通過する空気の流量がケーシングの周方向の各位置により異なる。
このため、上記特許文献1に記載された遠心送風機のように、羽根車の回転軸に対して軸対称となるように吸込導管を設けた場合、上記した領域(Δb1)に十分な流量の空気が流れない場合がある。このように、上記した領域(Δb1)に十分な流量の空気が流れないと、羽根車の側板側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止できず、効率が低下してしまうといった問題がある。
本開示は上記問題に鑑みたもので、ラッパ状の吸込導管を有する遠心送風機において、送風効率を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、遠心送風機は、回転軸周りに環状に配置された複数枚のブレードを有し、径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す羽根車と、羽根車を収容するとともに、回転軸方向の一端側に空気を吸入する空気吸入口および羽根車が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口へ導く空気通路が形成されたケーシングと、空気吸入口から吸入される空気の空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ状に形成され、空気吸入口からの空気をラッパ状の内周側と外周側に分岐させて羽根車の径内周側へ導く吸込導管と、を備え、吸込導管は、ケーシングの周方向の各位置において、空気吸入口と吸込導管の上流側開口端である前縁との間の領域を通過する空気の流量と、吸込導管の下流側開口端である後縁の延長線とブレードの先端部の交点とブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を通過する空気の流量と、が一致するように、羽根車の回転軸に対して非軸対称となっている。
このような構成によれば、吸込導管は、ケーシングの周方向の各位置において、空気吸入口と吸込導管の上流側開口端である前縁との間の領域を通過する空気の流量と、吸込導管の下流側開口端である後縁の延長線とブレードの先端部の交点とブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を通過する空気の流量と、が一致するように、羽根車の回転軸に対して非軸対称となっているので、より確実に羽根車2のブレード22側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができ、送風効率を向上することができる。
また、上記目的を達成するため、本開示の別の観点によれば、遠心送風機は、回転軸周りに環状に配置された複数枚のブレードを有し、径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す羽根車と、羽根車を収容するとともに、回転軸方向の一端側に空気を吸入する空気吸入口および羽根車が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口へ導く空気通路が形成されたケーシングと、空気吸入口から吸入される空気の空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ状に形成され、空気吸入口からの空気をラッパ状の内周側と外周側に分岐させて羽根車の径内周側へ導く吸込導管と、を備え、吸込導管は、羽根車の回転軸に対して非軸対称となっている。
このような構成によれば、吸込導管が非軸対称となっていることで、吸込導管の偏心角度によっては、より確実に羽根車2のブレード22側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができ、送風効率を向上することができる。
本開示の第1実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 本開示の第2実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図3中のIV−IV線に沿った断面図である。 本開示の第3実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図5中のVI−VI線に沿った断面図である。 本開示の第4実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図7中のVIII−VIII線に沿った断面図である。 本開示の第5実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図9中のX−X線に沿った断面図である。 本開示の第6実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図11中のXII−XII線に沿った断面図である。 本開示の第7実施形態に係る遠心送風機の概略上面図である。 図11中のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図13に示す遠心送風機の送風効率を示す図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1〜図4を参照して、本開示の第1実施形態に係る遠心送風機について説明する。本遠心送風機1は、羽根車2、スクロールケーシング(以下、ケーシングと記す)3および吸込導管5を備えている。
羽根車2は、遠心式ファンである。羽根車2は、この羽根車2の回転軸J周りに一定間隔で円環状に配置された複数枚のブレード22を有している。羽根車2は、回転駆動されることによって径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す。
ケーシング3は、例えば樹脂製であり、その内部に羽根車2を収容している。ケーシング3のうち羽根車2の回転軸方向の一端側には、羽根車2の内径側に空気を導く空気吸入口30が形成されている。また、ケーシング3のうち羽根車2の回転軸方向の他端側には、電動モータ(図示せず)の回転軸12が固定されている。羽根車2は、電動モータによって回転駆動するようになっている。
ケーシング3は、ほぼ中央に羽根車2が位置するように渦巻き状に形成されている。ケーシング3は、羽根車2が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口34へ導く空気通路31を形成している。この空気通路31は、ケーシング3の巻き始め部32から巻き終わり部33に向かうほど通路断面積が拡大している。
本遠心送風機1は、空気吸入口30と羽根車2のブレード22との流路面の連続性をできるだけ小さな空間で成立させるため、空気吸入口30において小さな曲率半径Rの曲面壁を形成している。
吸込導管5は、ケーシング3の空気吸入口30に設けられている。吸込導管5は、支持部材50によりケーシング3に連結されている。吸込導管5には、空気流れ上流端に位置する前縁5aと空気流れ下流端に位置する後縁5bが形成されている。吸込導管5は、空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ形状をなしている。吸込導管5は、空気吸入口30から吸入した空気をラッパ形状の内周側と外周側に分岐させて羽根車2の径内周側へと導く。吸込導管5により、羽根車2のブレード22側の入口部Cに生じる空気流れの剥離が防止されるようになっている。
このような遠心送風機は、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を通過する空気の流量がケーシングの周方向(図1中の矢印Vで示される方向)の各位置により異なる。そして、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を通過する空気の流量が少ない場合、羽根車2のブレード22側の入口部Cに生じる空気流れの剥離を防止できず、効率が低下してしまうといった問題がある。
そこで、本実施形態の遠心送風機1においては、吸込導管5が、羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。具体的には、吸込導管5が、ケーシング3の周方向の各位置において、領域Aiを通過する空気の流量と、領域Aoを通過する空気の流量と、が一致するように、羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。なお、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味している。また、ここでは、吸込導管5の前縁5aは上流側開口端を意味し、吸込導管5の後縁5bは下流側開口端を意味する。
具体的には、本遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において、図2に示した領域Aiを通過する空気の流量と領域Aoを通過する空気の流量が一致するように、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bが、それぞれ楕円形状となっている。すなわち、本遠心送風機1は、羽根車2の回転軸Jと吸込導管5の前縁5aの外周端との間の長さが、ケーシング3の周方向の位置により異なっている。また、羽根車2の回転軸Jと吸込導管5の後縁5bの外周端との間の長さが、ケーシング3の周方向の位置により異なっている。
なお、遠心送風機1は、So/S=h/Hとなっている。Soは、ケーシング3の空気吸入口30の内側に位置し、かつ、吸込導管5の前縁5aより外側に位置する開口部の面積である。ここで、Sは、ケーシング3の空気吸入口30の面積である。hは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の空気吸入口側端部との交点をPとし、ブレード22の空気吸入口30側の端部から交点Pまでの長さである。Hは、ブレード22の軸方向の長さを第2の長さである。
次に、本実施形態に係る遠心送風機1の作動について説明する。制御装置から電動モータに制御電圧が印加されると、電動モータは作動を開始し、羽根車2は電動モータにより図1中の矢印V方向に回転駆動される。
電動モータにより羽根車2が回転駆動されると、空気吸入口30から吸入された空気の一部は、図2の矢印B1に示すようにラッパ状の吸込導管5の外周側を通って羽根車2の径内周側へと導かれる。また、空気吸入口30から吸入された空気の残りの一部は、矢印B2に示すようにラッパ状の吸込導管5の内周側を通って羽根車2の径内周側へと導かれる。
また、ラッパ状の吸込導管5の外周側を通って羽根車2の径内周側へと導かれた空気と、ラッパ状の吸込導管5の内周側を通って羽根車2の径内周側へと導かれた空気は、それぞれ羽根車2の径外周側へ吹き出される。そして、羽根車2の径外周側へ吹き出された空気は、空気通路31内を空気吹出口34へ向かって流れ、空気吹出口34から吹き出される。
ここで、本遠心送風機1では、吸込導管5は、羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
これにより、本遠心送風機1では、吸込導管の偏心角度によっては、より確実に羽根車2のブレード22側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができ、送風効率を向上することができる。
具体的には、本遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において、領域Aiを通過する空気の流量と、領域Aoを通過する空気の流量と、が一致するように、羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。具体的には、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bは、それぞれ楕円形状となっている。
これにより、本遠心送風機1では、ケーシング3の流量の少ない周方向の位置でも、領域Aiを通過する空気と同じ量の空気が領域Aoに導入されるので、羽根車2のブレード22側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができ、送風効率を向上することができる。
本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して軸対称となっている遠心送風機と比較して、1パーセント程度の最高効率の向上効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bを、それぞれ楕円形状としたが、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bの一方を楕円形状とし、他方を円形状としてもよい。
(第2実施形態)
次に、図3〜図4を参照して、本開示の第2実施形態に係る遠心送風機について説明する。上記第1実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bが、それぞれ楕円形状となっている。しかしながら、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の後縁5bが円形状となっている。また、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。
すなわち、吸込導管5の前縁5aの中心Oと後縁5bの中心Oは、羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。なお、吸込導管5の前縁5aの中心Oと後縁5bの中心Oは一致している。
本遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において、領域Aiを通過する空気の流量と、領域Aoを通過する空気の流量と、が一致するように、吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。ここで、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味する。このように、本遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1実施形態と組み合わせることも可能である。
(第3実施形態)
次に、図5〜図6を参照して、本開示の第3実施形態に係る遠心送風機について説明する。上記第2実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。しかしながら、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aの中心Oが羽根車2の回転軸Jに対して偏心しており、吸込導管5の後縁5bの中心Oは羽根車2の回転軸Jと一致している。
遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において領域Aiを通過する空気の流量と領域Aoを通過する空気の流量が一致するように、吸込導管5の前縁5aの中心Oが回転軸Jに対して偏心し、吸込導管5の後縁5bの中心Oが回転軸Jと一致している。ここで、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味する。このように、本遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
本実施形態では、前述の第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第2実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第2実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1実施形態と組み合わせることも可能である。
(第4実施形態)
次に、図7〜図8を参照して、本開示の第4実施形態に係る遠心送風機について説明する。上記第2実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aおよび吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。しかしながら、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aの中心Oが羽根車2の回転軸Jと一致しており、吸込導管5の後縁5bの中心Oは羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。
遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において領域Aiを通過する空気の流量と領域Aoを通過する空気の流量が一致するように、吸込導管5の前縁5aの中心Oが回転軸Jと一致し、吸込導管5の後縁5bの中心Oが回転軸Jに対して偏心している。ここで、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域Aiを意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味する。このように、本遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
本実施形態では、前述の第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第2実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第2実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1実施形態と組み合わせることも可能である。
(第5実施形態)
次に、図9〜図10を参照して、本開示の第5実施形態に係る遠心送風機について説明する。上記第2実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心している。しかしながら、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の前縁5aの中心O、吸込導管5の後縁5bの中心Oおよび羽根車2の回転軸Jが互いに偏心している。
本遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において、領域Aiを通過する空気の流量と領域Aoを通過する空気の流量が一致するように、吸込導管5の前縁5aの中心O、吸込導管5の後縁5bの中心Oおよび羽根車2の回転軸Jが互いに偏心している。ここで、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域Aiを意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味する。このように、本遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
本実施形態では、前述の第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第2実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第2実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1実施形態と組み合わせることも可能である。
(第6実施形態)
次に、図11〜図12を参照して、本開示の第6実施形態に係る遠心送風機について説明する。上記第2実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の軸心が羽根車2の回転軸Jに対して偏心しているが、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して傾斜して設けられている。
本遠心送風機1は、ケーシング3の周方向の各位置において領域Aiを通過する空気の流量と領域Aoを通過する空気の流量が一致するように、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して傾斜して設けられている。すなわち、図12に示すようにl、吸込導管5の軸心O12は、羽根車2の回転軸Jに対して非平行となっている。ここで、領域Aiは、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aとの間の領域を意味し、領域Aoは、吸込導管5の後縁5bの延長線とブレード22の先端部の交点Pとブレードの空気吸入口側の上端部の間の領域を意味する。このように、本遠心送風機1は、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
本実施形態では、前述の第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第2実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第2実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜第5実施形態と組み合わせることも可能である。
(第7実施形態)
次に、図13〜図14を参照して、本開示の第7実施形態に係る遠心送風機について説明する。なお、本実施形態は、第2実施形態に基づいた実施形態であり、基本的には第2実施形態と同様であるため、第2実施形態と異なる部分のみについて説明する。
本実施形態の遠心送風機1では、吸込導管5の前縁5aの中心Oおよび吸込導管5の後縁5bの中心Oが、羽根車2の回転軸Jに対してケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に偏心している。また、吸込導管5の前縁5aの中心Oおよび吸込導管5の後縁5bの中心Oは、吸込導管5の軸心O12が羽根車2の回転軸Jと略平行となるように、偏心している。
ここで、吸込導管5が羽根車2の回転軸Jに対して軸対称となっている遠心送風機においては、羽根車2からケーシング3の巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域に向かって吹き出される空気が、巻き始め部32に衝突することで流れ難くなる。これにより、このような遠心送風機では、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に向かう空気が羽根車2のブレード22から剥離し易いという問題が生じ易い。
これに対して、上記したように、本実施形態の遠心送風機1では、吸込導管5の前縁5aの中心Oおよび吸込導管5の後縁5bの中心Oが、羽根車2の回転軸Jに対して、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に偏心している。このように、本実施形態の遠心送風機1は、吸込導管5の形状が羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
このため、図13に示すように、本遠心送風機1では、軸対称となっている上記遠心送風機に比べて、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側において、空気吸入口30と吸込導管5の前縁5aの間の領域の面積が狭くなっている。また、本遠心送風機1では、空気吸入口30と吸込導管5の後縁5bとの間の領域の面積が狭くなっている。これにより、軸対称となっている上記遠心送風機に比べて、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側において、羽根車2に吸入される空気のうち吸込導管5のラッパ形状の外周側を流れる空気が、確実に吸込導管5によって導かれ易くなる。よって、本実施形態の遠心送風機1では、軸対称となっている上記遠心送風機に比べて、送風効率を向上させることができる。なお、ここでは、吸込導管5のラッパ形状の外周側は、吸込導管5の前縁5aと後縁5bの間を意味する。
図15は、吸込導管5の中心O、中心Oを偏心させた遠心送風機1と、偏心させずに軸対称となっている遠心送風機のそれぞれの送風効率を比較して表したものである。図15の横軸は、羽根車2の回転軸Jとケーシング3の巻き始め部32を結んだ仮想線の方向を0[°]、360[°]としたときの吸込導管5の中心O、中心Oの偏心角度であり、縦軸は、遠心送風機の送風効率である。なお、吸込導管5の中心O、中心Oの偏心角度は、ケーシング3の空気通路31の空気流れ下流から上流に向かう方向に角度を測ったときの偏心角度を意味する。また、遠心送風機の送風効率は、P×Q/T×ω(で算出される一般的な値である。ここで、Pは、遠心送風機1の送風流量であり、遠心送風機1の送風圧力であり、Tは、羽根車2を回転駆動させる電動モータのトルクであり、ωは、羽根車2を回転駆動させる電動モータの角速度である。
図15に示すように、吸込導管5の中心O、中心Oを、羽根車2の回転軸Jに対して、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に偏心させた場合、軸対称となっている遠心送風機よりも送風効率が良くなるという結果が得られた。すなわち、吸込導管5の中心O、中心Oを、例えば0〜20[°]の方向に偏心させた場合、軸対称となっている遠心送風機よりも送風効率が良くなった。
なお、図15に示すように、遠心送風機1について吸込導管5の中心O、中心Oを270〜360[°]の方向に偏心させた場合においても、軸対称となっている遠心送風機よりも送風効率が良くなるという結果が得られた。
以上で説明したように、本遠心送風機1は、吸込導管5は、羽根車2の回転軸Jに対して非軸対称となっている。
これにより、本遠心送風機1では、吸込導管の偏心角度によっては、より確実に羽根車2のブレード22側の入口部に生じる空気流れの剥離を防止することができ、送風効率を向上することができる。
(他の実施形態)
(1)上記第1〜第7実施形態では、ケーシング3の巻き始め部32から巻き終わり部33に向かうほど空気通路31の断面積が拡大しているが、例えば、空気通路31の断面積は一定となっていてもよい。
(2)上記第1〜第6実施形態では、ケーシング3の形状が渦巻き状となっているが、このような形状以外としてもよい。
(3)上記第7実施形態では、吸込導管5の中心Oおよび中心Oを、羽根車2の回転軸Jに対して、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に偏心させていた。しかしながら、上記第7実施形態において、吸込導管5の中心Oおよび中心Oの一方のみを、羽根車2の回転軸Jに対して、ケーシング3のうち巻き終わり部33と巻き始め部32の間の領域側に偏心させてもよい。この場合においても、軸対称となっている遠心送風機よりも高い送風効率を得ることができる。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。

Claims (8)

  1. 遠心送風機であって、
    回転軸周りに環状に配置された複数枚のブレードを有し、径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す羽根車(2)と、
    前記羽根車を収容するとともに、前記回転軸方向の一端側に空気を吸入する空気吸入口(30)および前記羽根車が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口(34)へ導く空気通路(31)が形成されたケーシング(3)と、
    前記空気吸入口から吸入される空気の空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ状に形成され、前記空気吸入口からの空気をラッパ状の内周側と外周側に分岐させて前記羽根車の径内周側へ導く吸込導管(5)と、を備え、
    前記吸込導管は、前記ケーシングの周方向の各位置において、前記空気吸入口と前記吸込導管の上流側開口端である前縁(5a)との間の領域(Ai)を通過する空気の流量と、前記吸込導管の下流側開口端である後縁(5b)の延長線と前記ブレードの先端部の交点(P)と前記ブレードの前記空気吸入口側の上端部の間の領域(Ao)を通過する空気の流量と、が一致するように、前記羽根車の回転軸に対して非軸対称となっている遠心送風機。
  2. 遠心送風機であって、
    回転軸周りに環状に配置された複数枚のブレードを有し、径内周側に吸入した空気を径外周側へ吹き出す羽根車(2)と、
    前記羽根車を収容するとともに、前記回転軸方向の一端側に空気を吸入する空気吸入口(30)および前記羽根車が径外周側へ吹き出す空気を集合して空気吹出口(34)へ導く空気通路(31)が形成されたケーシング(3)と、
    前記空気吸入口から吸入される空気の空気流れ下流側に向かって拡径するラッパ状に形成され、前記空気吸入口からの空気をラッパ状の内周側と外周側に分岐させて前記羽根車の径内周側へ導く吸込導管(5)と、を備え、
    前記吸込導管は、前記羽根車の回転軸に対して非軸対称となっている遠心送風機。
  3. 前記吸込導管の前記前縁の外周端および前記後縁の外周端の少なくとも一方は、前記羽根車の回転軸との長さが前記ケーシングの周方向の位置により異なっている請求項1または2に記載の遠心送風機。
  4. 前記吸込導管の前記前縁の中心および前記吸込導管の前記後縁の中心は、それぞれ前記羽根車の回転軸に対して偏心している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心送風機。
  5. 前記吸込導管の前記前縁の中心は前記羽根車の回転軸に対して偏心し、前記吸込導管の前記後縁の中心は前記羽根車の回転軸に対して一致している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心送風機。
  6. 前記吸込導管の前記前縁の中心は前記羽根車の回転軸に対して一致し、前記吸込導管の前記後縁の中心は前記羽根車の回転軸に対して偏心している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心送風機。
  7. 前記吸込導管の前記前縁の中心、前記吸込導管の前記後縁の中心および前記羽根車の回転軸は、互いに偏心している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心送風機。
  8. 前記吸込導管の軸心は、前記羽根車の回転軸に対して非平行となっている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の遠心送風機。
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