JPH09221998A - 道路トンネル換気制御装置 - Google Patents
道路トンネル換気制御装置Info
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- JPH09221998A JPH09221998A JP2807496A JP2807496A JPH09221998A JP H09221998 A JPH09221998 A JP H09221998A JP 2807496 A JP2807496 A JP 2807496A JP 2807496 A JP2807496 A JP 2807496A JP H09221998 A JPH09221998 A JP H09221998A
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Abstract
状態に関する予測演算の精度を向上させ、換気設備の適
確な運用を可能にする。 【解決手段】 交通量演算装置aはセクション1に流入
する交通量を計測器TC1のデータに基いて演算し、本
坑入側風速演算装置dはセクション1へ流入する風速を
仮定する。演算装置1は、これらの情報に基き、セクシ
ョン1内の風速分布及び圧力分布を演算する。同様に、
交通量演算装置bはサブセクション1から流出する交通
量を演算し、風量分岐比演算装置eは分岐点におけるト
ンネル内風量の分岐比を仮定する。また、分岐点静圧差
演算装置gは、この風量分岐比に基き、分岐点における
圧力段差を演算する。演算装置1Aは、これらの情報に
基き、サブセクション1内の風速分布及び圧力分布を演
算する。以下同様にして、トンネル出口である坑口bの
風速及び圧力分布が演算装置3の演算結果として出力さ
れる。
Description
を有する道路トンネルの換気制御装置に関するものであ
る。
風機、排風機を使用し送気・排気両用のトンネルダクト
により換気を行う換気設備あるいはジェットファンなど
の換気設備が設置されている。これらの換気設備を必要
に応じて運転することによりトンネル内の汚染物質(煤
煙、一酸化炭素など)の濃度が許容レベル以下に維持さ
れる。この道路トンネル内の汚染物質の濃度は、トンネ
ル内で空間的な分布を持っており、汚染物質の濃度が最
も高くなる地点の濃度が許容レベル以下になるように換
気機の運転風量を制御する必要がある。また、道路トン
ネル内の風速も、空間的な分布を持っており、風速が最
も高くなる地点の風速が許容レベル以下になるように送
風機と排風機の風量を調整する必要がある。そして、ト
ンネル内の換気状態を制御するにあたっては、トンネル
内の圧力バランスを考慮しながら風速分布を演算し、そ
の結果をもとに煤煙濃度分布、一酸化炭素濃度分布を予
測演算するという手法がとられて来た。
トンネルは、トンネル入口から出口までの間に分岐・合
流の無い形態が一般的であり、このようなトンネルにつ
いては、上記の手法による換気制御で格別の問題は生じ
なかった。しかし、近時は、大都市圏において地下空間
を有効に利用するため、トンネルの途中に分岐点あるい
は合流点の存在するトンネルが注目され始めており、こ
のようなトンネルについてまで、上記した従来の手法を
そのまま適用したのでは、有効な換気制御を行うことは
不可能であった。
あり、分岐点及び合流点を有するトンネル内の換気状態
に関する予測演算の精度を向上させ、換気設備の適確な
運用を可能にする道路トンネル換気制御装置を提供する
ことを目的としている。
の手段として、請求項1記載の発明は、本坑、分岐坑、
及び合流坑により構成され、これら坑内の側方に、多数
の送風孔及び排気孔を有するトンネルダクトが設置され
ている一方通行の道路トンネルにおいて、前記本坑への
流入交通量、前記分岐坑への流出交通量、及び前記合流
坑からの流入交通量をそれぞれ予測する第1、第2、及
び第3の交通量演算装置と、前記本坑へ流入する風速の
演算を行う本坑入側風速演算装置と、前記本坑を流れる
風量と前記分岐坑を流れる風量との比率を演算する風量
分岐比演算装置と、前記本坑を流れる風量と前記合流坑
を流れる風量との比率を演算する風量合流比演算装置
と、前記分岐坑の分岐点近傍個所の静圧差を演算する分
岐点静圧差演算装置と、前記合流坑の合流点近傍個所の
静圧差を演算する合流点静圧差演算装置と、所定数のセ
クションに区分けされた前記トンネルの各セクション毎
の風速分布を演算する坑内風速分布演算装置と、所定数
のセクションに区分けされた前記トンネルの各セクショ
ン毎の圧力分布を演算する坑内圧力分布演算装置と、を
備えたことを特徴とするものである。
明において、前記第1、第2、及び第3の交通量演算装
置の演算結果並びに前記各セクション毎に設けられた坑
内風速分布演算装置の演算結果に基いて、各セクション
毎の煤煙濃度分布を演算する坑内煤煙濃度分布演算装
置、を備えたことを特徴とするものである。
明において、前記第1、第2、及び第3の交通量演算装
置の演算結果並びに前記各セクション毎に設けられた坑
内風速分布演算装置の演算結果に基いて、各セクション
毎の一酸化炭素濃度分布を演算する坑内一酸化炭素濃度
分布演算装置、を備えたことを特徴とするものである。
いずれかに記載の発明において、前記トンネル内の最大
風速が所定の許容レベルを超えないように、前記トンネ
ルダクトの送風機風量及び排風機風量を修正する換気機
風量修正装置、を備えたことを特徴とするものである。
いずれかに記載の発明において、前記トンネル内の最大
風速が所定の許容レベルを超えないように、ジェットフ
ァン運転台数の修正を行うジェットファン運転台数修正
装置、を備えたことを特徴とするものである。
明において、前記各セクション毎の煤煙濃度が所定の許
容レベルを超えないように、前記トンネルダクトの送風
機風量及び排風機風量を修正する換気機風量修正装置、
を備えたことを特徴とするものである。
明において、前記各セクション毎の一酸化炭素濃度が所
定の許容レベルを超えないように、前記トンネルダクト
の送風機風量及び排風機風量を修正する換気機風量修正
装置、を備えたことを特徴とするものである。
明において、トンネル内のいずれかの地点で火災が発生
した場合に、この火災発生地点の上流側に存在する車両
に対する保護のため、火災発生地点近傍の風速を所定値
以上に維持するように、前記トンネルダクトの送風機風
量及び排風機風量を修正する換気機風量修正装置、を備
えたことを特徴とするものである。
用いる手法について説明する。トンネル内に分岐合流点
を有するトンネルの換気状態を予測するにはトンネル内
の風速分布を如何にして求めるかが問題となる。例え
ば、図9のように内部に分岐点、合流点を各1箇所ずつ
有するトンネルを考える。このようなトンネルのトンネ
ル内風速分布を求めるために、図12に示すような、
,,の3種類の収束ループを設けている。
には、坑口aから流入する風速(本坑入側風速)が必要
となる。そこで、本発明では、この本坑入側風速に関し
ては収束演算によって求めている。具体的には、下記
のような収束演算ループを設けている。
口bに向かって順次トンネル内風速分布を演算してい
く。このように風速分布を演算していくことにより、ト
ンネル内の圧力バランス式から坑口bの圧力(本坑出側
圧力)が求まる。この本坑出側圧力が坑口bの外気圧と
一致していなければ、本坑入側風速の仮定値を修正し、
再度同様の演算を行なって本坑出側圧力を演算する。こ
のような演算を繰り返し行い、最終的に本坑出側圧力が
坑口bの外気圧に収束したならば演算を終了する。
行う装置が本坑入側風速演算装置である。そして、本坑
入側風速を仮定したとき、坑口aから坑口bに向かって
順次トンネル内風速分布を演算していく装置が坑内風速
分布演算装置である。
ンネル内風速分布を演算していく過程では分岐点および
合流点においてトンネル内風量がどのような比率で分岐
あるいは合流するのかについて求める必要がある。この
風量の分岐・合流に関する比率を求める際にも収束演算
が必要となる。そこで、本発明では、下記,で示さ
れる収束演算ループを設けている。
を演算していったときの分岐点における圧力と、坑口c
から分岐点に向かって圧力分布を演算していったときの
分岐点における圧力とが等しくなるように、分岐点にお
けるトンネル内風量の分岐比の仮定値を逐次修正してい
く収束演算ループ
を演算していったときの合流点における圧力と、坑口d
から合流点に向かって圧力分布を演算していったときの
合流点における圧力とが等しくなるように、合流点にお
けるトンネル内風量の合流比の仮定値を逐次修正してい
く収束演算ループ
圧力分布は、一般的には図10(a),(b)で示すよ
うな段差を有する。したがって、上記,の収束演算
ループに記された分岐点の圧力及び合流点の圧力とは、
図10(a),(b)の基準ポイントに相当する圧力を
意味するものとする。
内風量の分岐比を上記の収束演算ループにより求める
装置が風量分岐比演算装置であり、合流点におけるトン
ネル内風量の合流比を上記の収束演算ループにより求
める装置が風量合流比演算装置である。また、図10に
示された分岐点における圧力段差(静圧差と称する。)
ΔPd1,ΔPd2を演算する装置が分岐点静圧差演算
装置であり、合流点における圧力段差ΔPc1,ΔPc
2を演算する装置が合流点静圧差演算装置である。
収束演算ループ,,において必要となるトンネル
内の圧力分布の演算を行い、各交通量演算装置では、ト
ンネル内の圧力、風速、汚染濃度に影響を与える交通量
の予測演算を行う。
的に説明する。図1は第1の実施形態に係る演算装置2
1の構成を示すブロック図である。対象トンネルとして
は、図11に示すように、分岐点及び合流点を各々1箇
所ずつ有するような一方通行トンネルを考える。換気設
備としては、図11に示すように、トンネルダクトに設
けた多数の送風孔及び排気孔(図の矢印に相当する個
所)により送気・排気を行なうものを考える。なお、送
気・排気を行う際の送風量及び排風量は可変とし、ま
た、通常の換気方向は、図11のセクション1からセク
ション3へ向かう方向とする。
ン1へ流入する大型車交通量、小型車交通量および車速
を計測する。交通量計測器TC2は、図11のサブセク
ション1から流出する大型車交通量、小型車交通量およ
び車速を計測する。交通量計測器TC3は、図11のサ
ブセクション2から流入する大型車交通量、小型車交通
量および車速を計測する。
のデータをもとに図11のセクション1へ流入する大型
車交通量、小型車交通量および車速を予測する。予測方
法については、本発明の対象外であるため、説明を省略
するが、例えば、過去1ケ月の交通量計測器TC1のデ
ータをもとに、1日(24時間)の大型車交通量、小型
車交通量および車速の時系列的推移パターンを作成し、
予測したい時間帯のデータを該パターンから抽出するな
どの方法が公知となっている。同様にして、交通量演算
装置bは、交通量計測器TC2のデータをもとに図11
のサブセクション1から流出する大型車交通量、小型車
交通量および車速を予測し、交通量演算装置cは、交通
量計測器TC3のデータをもとに図11のサブセクショ
ン2から流入する大型車交通量、小型車交通量および車
速を予測する。
1演算装置1A,セクション2演算装置2,サブセクシ
ョン2演算装置2A,セクション3演算装置3は各々図
11のセクション1,サブセクション1,セクション
2,サブセクション2,セクション3の各坑内の換気状
態の演算を行う。
サブセクション1坑内風速分布演算装置i1A,セクシ
ョン2坑内風速分布演算装置i2,サブセクション2坑
内風速分布演算装置i2A,セクション3坑内風速分布
演算装置i3は各々図11のセクション1,サブセクシ
ョン1,セクション2,サブセクション2,セクション
3の各坑内の風速分布の演算を行う。
サブセクション1坑内圧力分布演算装置j1A,セクシ
ョン2坑内圧力分布演算装置j2,サブセクション2坑
内圧力分布演算装置j2A,セクション3坑内圧力分布
演算装置j3は各々図11のセクション1,サブセクシ
ョン1,セクション2,サブセクション2,セクション
3の各坑内の圧力分布の演算を行う。
1のセクション1へ流入する風速を収束演算する装置で
あり、風量分岐比演算装置eは、分岐点における風量の
分岐比を収束演算する装置であり、風量合流比演算装置
fは、合流点における風量の合流比を収束演算する装置
であり、分岐点静圧差演算装置gは、図10(a)の分
岐点における圧力段差(静圧差)を演算する装置であ
り、合流点静圧差演算装置hは、図10(b)の合流点
における圧力段差(静圧差)を演算する装置である。
セクション1演算装置1においては、交通量演算装置a
の演算結果として得られるセクション1へ流入する大型
車交通量、小型車交通量および車速を用いて、セクショ
ン1内の換気状態を演算する。換気状態としては、セク
ション1坑内風速分布演算装置i1により風速分布を、
セクション1坑内圧力分布演算装置j1により圧力分布
を演算する。
1へ流入する風速(風速分布を演算する際の境界条件と
して必要となる。)を仮定し、セクション1坑内風速分
布演算装置i1に送る。セクション1坑内風速分布演算
装置i1では、セクション1へ流入する風速を出発点と
して、図11の坑口aから分岐点に向かって風速分布を
演算する。風速分布は、 (地点xにおける風速) = (地点x−Δxにおける風速) +(地点x−Δx〜地点x間の送風量)/(トンネル断面積) −(地点x−Δx〜地点x間の排風量)/(トンネル断面積) ……(1) にしたがって演算すればよい。
と、セクション1内の圧力分布の演算が可能となる。セ
クション1坑内圧力分布演算装置j1では、図11の坑
口aの外気圧を出発点として、坑口aから分岐点に向か
って圧力分布を演算する。圧力分布は、 (地点xにおける圧力) = (地点x−Δxにおける圧力) +(地点x−Δx〜地点x間の機械換気力による昇圧増加分) +(地点x−Δx〜地点x間の交通換気力による昇圧増加分) −(地点x−Δx〜地点x間の管内摩擦損失等の圧力損失分) ……(2) にしたがって演算すればよい。
すると、この結果を受けて、次にサブセクション1演算
装置1Aの演算処理が行われる。サブセクション1演算
装置1Aにおいては、交通量演算装置bの演算結果とし
て得られるサブセクション1から流出する大型車交通
量、小型車交通量および車速を用いて、サブセクション
1内の換気状態を演算する。換気状態としては、サブセ
クション1坑内風速分布演算装置i1Aにより風速分布
を、サブセクション1坑内圧力分布演算装置j1Aによ
り圧力分布を演算する。
るトンネル内風量の分岐比を仮定し、サブセクション1
坑内風速分布演算装置i1Aに送る。分岐点におけるト
ンネル内風量の分岐比が仮定されると、サブセクション
1へ流入する風速が定まるため、サブセクション1坑内
風速分布演算装置i1Aでは、サブセクション1へ流入
する風速を出発点として、図11の分岐点から坑口cに
向かって風速分布を前述の(1) 式と同様にして演算す
る。サブセクション1内の風速分布が求められると、サ
ブセクション1内の圧力分布の演算が可能となる。サブ
セクション1坑内圧力分布演算装置j1Aでは、図11
の坑口cの外気圧を出発点として、坑口cから分岐点に
向かって圧力分布を前述の(2) 式と同様にして演算す
る。このとき、前述のセクション1坑内圧力分布演算装
置j1によって求めた分岐点の圧力とサブセクション1
坑内圧力分布演算装置j1Aによって求めた分岐点の圧
力とを風量分岐比演算装置eにおいて比較し(図10
(a)の基準ポイントに相当する位置の圧力を比較
し)、もし両者の差が許容誤差以上であった場合には、
再度、分岐点におけるトンネル内風量の分岐比を仮定し
直して、サブセクション1坑内風速分布演算装置i1A
内の演算を繰り返し行う。なお、分岐点静圧差演算装置
gでは、分岐点におけるトンネル内風量および風量分岐
比をもとに図10(a)の分岐点における圧力段差(静
圧差)を演算し、サブセクション1坑内圧力分布演算装
置j1Aに送っている。この圧力段差(静圧差)の演算
式は実験式を用いる。
が終了すると、この結果を受けて、次にセクション2演
算装置2の演算処理が行われる。セクション2演算装置
2では、セクション2の大型車交通量、小型車交通量お
よび車速を用いて、セクション2内の換気状態を演算す
る。換気状態としては、セクション2坑内風速分布演算
装置i2により風速分布を、セクション2坑内圧力分布
演算装置j2により圧力分布を演算する。
装置2A,セクション3演算装置3の演算が順次行わ
れ、セクション3演算装置3の結果として得られる図1
1の坑口bに相当する圧力と坑口bの外気圧との比較を
本坑入側風速演算装置dにおいて行い、両者の誤差が許
容誤差以上であった場合には、セクション1へ流入する
風速を再度仮定し直し、セクション1から再度演算を繰
り返す。このような繰り返し演算により、トンネル内風
速分布が演算される。
示すブロック図である。本実施形態では、図1全体の構
成に相当する演算装置21の他に、内部に煤煙発生量演
算装置kVIを含む坑内煤煙濃度分布演算装置kを備え
ている。
場合と同様に演算された交通量データ23(大型車交通
量、小型車交通量に関するデータ)をもとに、煤煙発生
量演算装置kVIがトンネル内の煤煙発生量を演算す
る。煤煙発生量演算に当たっては、実験データあるいは
統計データとして得られている通行車両の煤煙発生量デ
ータを用いればよい。この煤煙発生量の演算結果と演算
装置21の演算結果として得られるトンネル内風速分布
22をもとに、坑内煤煙濃度分布演算装置kにおいてト
ンネル内の空間的な煤煙濃度分布24が演算される。
示すブロック図である。本実施形態は、演算装置21と
坑内一酸化炭素濃度分布演算装置mとから構成される。
坑内一酸化炭素濃度分布演算装置mの内部には一酸化炭
素発生量演算装置mCOを含んでいる。
る交通量データ23(大型車交通量、小型車交通量に関
するデータ)をもとに、一酸化炭素発生量演算装置mC
Oがトンネル内の一酸化炭素発生量を演算する。一酸化
炭素発生量演算に当たっては、実験データあるいは統計
データとして得られている通行車両の一酸化炭素発生量
データを用いればよい。この一酸化炭素発生量の演算結
果と演算装置21の演算結果として得られるトンネル内
風速分布22をもとに、坑内一酸化炭素濃度分布演算装
置mにおいてトンネル内の空間的な一酸化炭素濃度分布
25が演算される。
示すブロック図である。本実施形態は、演算装置21と
換気機風量修正装置pとから構成される。換気機風量修
正装置pの内部には、最大風速チェック演算装置26と
修正風量演算装置27とが含まれている。図4では、演
算装置21がトンネル内風速分布予測演算装置として機
能し、坑内の最大風速を演算して該最大風速が許容レベ
ル以下となるように、送風量及び排風量の設定値(指令
値)の修正演算を行うようになっている。
は、送風量基準値Qb0及び排風量基準値Qe0をもと
にトンネル内風速分布22を演算する。このトンネル内
風速分布からトンネル内風速の最大値を抽出するのが最
大風速チェック演算装置26である。そして、抽出され
たトンネル内の最大風速を許容範囲内におさめるための
修正風量を演算するのが修正風量演算装置27である。
修正風量演算装置27で演算された送風量の修正量ΔQ
bおよび排風量の修正量ΔQeは演算装置21に送ら
れ、修正後の風量値に基づき、再度、トンネル内風速分
布22が演算される。このようにして、トンネル内風速
の最大値が許容範囲内におさまるまで、送風量の修正量
ΔQbおよび排風量の修正量ΔQeの演算が繰り返され
る。そして、最終的に求められた送風量及び排風量が送
風量設定値(指令値)Qbref 及び排風量設定値(指令
値)Qeref として出力される。
示すブロック図である。本実施形態は、演算装置21と
ジェットファン運転台数修正装置qとから構成される。
ジェットファン運転台数修正装置qの内部には、最大風
速チェック演算装置26と修正ジェットファン台数演算
装置28とが含まれている。図5の場合も図4と同様
に、演算装置21がトンネル内風速分布予測演算装置と
して機能し、坑内の最大風速を演算して該最大風速が許
容レベル以下となるようにジェットファン運転台数につ
いての設定値(指令値)の修正演算を行うようになって
いる。
は、ジェットファン運転台数基準値JF0をもとにトン
ネル内風速分布22を演算する。このトンネル内風速分
布からトンネル内風速の最大値を抽出するのが最大風速
チェック演算装置26である。そして、抽出されたトン
ネル内の最大風速を許容範囲内におさめるためのジェッ
トファン運転台数の修正値を演算するのが修正ジェット
ファン台数演算装置28である。修正ジェットファン台
数演算装置28で演算されたジェットファン運転台数の
修正量ΔJFは演算装置21に送られ、修正後のジェッ
トファン運転台数値に基づき、再度、トンネル内風速分
布22が演算される。このようにして、トンネル内風速
の最大値が許容範囲内におさまるまで、ジェットファン
運転台数の修正量ΔJFの演算が繰り返される。そし
て、最終的に求められたジェットファン運転台数がジェ
ットファン運転台数設定値(指令値)JFref として出
力される。
示すブロック図である。本実施形態は、図2全体の構成
に相当する演算装置rと、換気機風量修正装置tと、ト
ンネル内の煙霧透過率を計測するVI(Visibility)計
であるVI1〜VInとから構成されており、煤煙濃度
フィードバック制御装置としての機能を有するものであ
る。なお、VIとは、トンネル内の空気の透明度を0%
〜100%の値にて表す指標である。そして、0%は煤
煙濃度が無限大(トンネル内空気が真っ黒)の状態を表
わし、100%は煤煙濃度がゼロの状態を表わしてい
る。
各制御タイミングにおいてトンネル内の代表的な位置に
設置されたVI計(VI1〜VIn)の出力であるVI
(1)〜VI(n) を取り込む。そして、これらの出力を許
容レベル以上に維持するための送風量指令値Qbref 及
び排風量指令値Qeref を設定している。この設定を行
うために、現状の送風量Qb及び排風量Qeに対する修
正量ΔQb,ΔQeの適正値を選択している。修正量Δ
Qb,ΔQeの適正値を選択するためには、送風量修正
及び排風量修正が煤煙濃度分布に与える影響を予測演算
し、その予測演算結果を用いて適正な修正量を選択する
必要がある。
は、現状の送風量Qb及び排風量Qeに対するトンネル
内煤煙濃度分布と、送風量Qb+ΔQb、排風量Qe+
ΔQeに対するトンネル内煤煙濃度分布が演算され、V
I計設置位置に対応するVI値の変化量の予測値ΔVI
(1) 〜ΔVI(n) が換気機風量修正装置tに送られる。
換気機風量修正装置tでは、現状のVI計出力であるV
I(1) 〜VI(n) にVI値の変化量の予測値ΔVI(1)
〜ΔVI(n) を加算した値、すなわち、 VI(1) +ΔVI(1) : : VI(n) +ΔVI(n) をチェックする。VI(1) +ΔVI(1) 〜VI(n) +Δ
VI(n) の中の最小値(空気の透明度が最悪な地点のV
I値)が、「目標レベル〜目標レベル+ε」の範囲(ε
は微小値)に入っていれば、送風量の指令値Qbref 及
び排風量の指令値Qeref として、 Qbref =Qb+ΔQb Qeref =Qe+ΔQe を出力する。「目標レベル〜目標レベル+ε」の範囲に
入っていないときは、ΔQb,ΔQeを変更し、再度、
演算装置rによりΔVI(1) 〜ΔVI(n) の演算を行
い、上記チェックを繰り返す(これを「目標レベル〜目
標レベル+ε」の範囲に入るまで繰り返す。)。
示すブロック図である。本実施形態は、図3全体の構成
に相当する演算装置uと換気機風量修正装置wとトンネ
ル内の一酸化炭素濃度を計測するCO計であるCO1〜
COkとから構成されており、一酸化炭素濃度フィード
バック制御装置としての機能を有するものである。
各制御タイミングにおいてトンネル内の代表的な位置に
設置されたCO計(CO1〜COk)の出力であるCO
(1)〜CO(k) を取り込む。そして、これらの出力を許
容レベル以下に維持するための送風量指令値Qbref 及
び排風量指令値Qeref を設定している。この設定を行
うために、現状の送風量Qb及び排風量Qeに対する修
正量ΔQb,ΔQeの適正値を選択している。修正量Δ
Qb,ΔQeの適正値を選択するためには、送風量修正
及び排風量修正が一酸化炭素濃度分布に与える影響を予
測演算し、その予測演算結果を用いて適正な修正量を選
択する必要がある。
は、現状の送風量Qb及び排風量Qeに対するトンネル
内一酸化炭素濃度分布と、送風量Qb+ΔQb、排風量
Qe+ΔQeに対するトンネル内一酸化炭素濃度分布が
演算され、CO計設置位置に対応する一酸化炭素濃度の
変化量の予測値ΔCO(1) 〜ΔCO(k) が換気機風量修
正装置wに送られる。換気機風量修正装置wでは、現状
のCO計出力であるCO(1) 〜CO(k) に一酸化炭素濃
度の変化量の予測値ΔCO(1) 〜ΔCO(k) を加算した
値、すなわち、 CO(1) +ΔCO(1) : : CO(k) +ΔCO(k) をチェックする。CO(1) +ΔCO(1) 〜CO(k) +Δ
CO(k) の中の最大値(一酸化炭素濃度が最悪な地点の
CO値)が、「目標レベル〜目標レベル−ε」の範囲に
入っていれば、送風量の指令値Qbref 及び排風量の指
令値Qeref として、 Qbref =Qb+ΔQb Qeref =Qe+ΔQe を出力する。「目標レベル〜目標レベル−ε」の範囲に
入っていないときは、ΔQb,ΔQeを変更し、再度、
演算装置uによりΔCO(1) 〜ΔCO(k) の演算を行
い、上記チェックを繰り返す(これを「目標レベル〜目
標レベル−ε」の範囲に入るまで繰り返す。)。
理する必要があるため、実際には、図6及び図7の双方
の機能を有する装置が用いられることになると考えられ
る。この場合には、図6の構成において決定された送風
量の指令値Qbref 及び排風量の指令値Qeref と、図
7の構成において決定された送風量の指令値Qbref及
び排風量の指令値Qeref のうち大きい方を採用すれば
よい。
示すブロック図である。本実施形態は、演算装置21と
換気機風量修正装置zとトンネル内の風速を計測する風
速計であるWS1〜WSmとから構成されており、火災
発生時に火災発生地点の風速を車両通行方向に一定速度
で流し、火災発生地点に向かう走行車両が火災に巻き込
まれることを回避させる機能を有するものである。
各制御タイミングにおいてトンネル内の代表的な位置に
設置されたWS計(WS1〜WSm)の出力であるVr
(1)〜Vr(m) を取り込む。そして、これらの出力を目
標値に維持するための送風量指令値Qbref 及び排風量
指令値Qeref を設定している。この設定を行うため
に、現状の送風量Qb及び排風量Qeに対する修正量Δ
Qb,ΔQeの適正値を選択している。修正量ΔQb,
ΔQeの適正値を選択するためには、送風量修正及び排
風量修正がトンネル内風速分布に与える影響を予測演算
し、その予測演算結果を用いて適正な修正量を選択する
必要がある。
風量Qeに対するトンネル内風速分布と、送風量Qb+
ΔQb、排風量Qe+ΔQeに対するトンネル内風速分
布が演算され、WS計設置位置に相当する風速値の変化
量の予測値ΔVr(1) 〜ΔVr(m) が換気機風量修正装
置zに送られる。換気機風量修正装置zでは、現状のW
S計出力であるVr(1) 〜Vr(m) に風速値の変化量の
予測値ΔVr(1) 〜ΔVr(m) を加算した値、すなわ
ち、 Vr(1) +ΔVr(1) : : Vr(m) +ΔVr(m) をチェックする。Vr(1) +ΔVr(1) 〜Vr(m) +Δ
Vr(m) の中の火災発生地点近傍の風速が、「目標レベ
ル±ε」の範囲に入っていれば、送風量の指令値Qbre
f 、排風量の指令値Qeref として、 Qbref +Qb+ΔQb Qeref =Qe+ΔQe を出力する。「目標レベル±ε」の範囲に入っていない
ときは、ΔQb,ΔQeを変更し、再度、演算装置rに
よりΔVI(1) 〜ΔVI(n) を行い、上記チェックを繰
り返す(これを「目標レベル±ε」の範囲に入るまで繰
り返す。)。つまり、火災発生時に、トンネル内風速計
により計測された火災発生地点近傍の風速を一定値以上
に維持するために必要な送風量・排風量の修正量を演算
している。
岐点及び合流点が各1個所ずつ存在する例について記述
しているが(特に図1乃至図3)、分岐点及び合流点の
数が変化しても、セクション及びサブセクションの数を
変更することにより、同様の演算を行うことが可能であ
る。また、図1乃至図8の構成を、種々の条件に応じ
て、適宜組合わせて採用することも可能である。なお、
図1乃至図8に示した第1乃至第8の実施形態の各効果
を次の通り説明しておく。
流を考慮してトンネル内の風速分布を演算するように構
成されている。したがって、トンネル内に分岐・合流を
有する複雑なトンネルに対して、本坑への流入交通量、
分岐坑への流出交通量、合流坑からの流入交通量、換気
機風量などの各データに応じて、トンネル内の換気状態
を予測するための基礎となるトンネル内風速分布を予測
演算することができる。
流を考慮したトンネル内風速分布に基づき、トンネル内
の煤煙濃度分布を演算している。したがって、トンネル
内に分岐・合流を有する複雑なトンネルに対して、本坑
への流入交通量、分岐坑への流出交通量、合流坑からの
流入交通量、換気機風量などの各データに応じて、トン
ネル内の煤煙濃度分布を予測演算することができる。
流を考慮したトンネル内風速分布に基づき、トンネル内
の一酸化炭素濃度分布を演算している。したがって、ト
ンネル内に分岐・合流を有する複雑なトンネルに対し
て、本坑への流入交通量、分岐坑への流出交通量、合流
坑からの流入交通量、換気機風量などの各データに応じ
て、トンネル内の一酸化炭素濃度分布を予測演算するこ
とができる。
流を考慮したトンネル内風速分布に基づき、トンネル内
の風速値が過大となりすぎていないかチェックを行って
いる。したがって、トンネル内に分岐・合流を有する複
雑なトンネルに対して、本坑への流入交通量、分岐坑へ
の流出交通量、合流坑からの流入交通量などの各データ
に応じて、トンネル内の風速を適正値以下に抑制するた
めの送風機風量及び排風機風量を設定できる効果を有す
る。
流を考慮したトンネル内風速分布に基づき、トンネル内
の風速値が過大となりすぎていないかチェックを行って
いる。したがって、トンネル内に分岐・合流を有する複
雑なトンネルに対して、本坑への流入交通量、分岐坑へ
の流出交通量、合流坑からの流入交通量などの各データ
に応じて、トンネル内の風速を適正値以下に抑制するた
めのジェットファン運転台数を設定できる効果を有す
る。
煤煙濃度を計測すると共に、分岐・合流を有するトンネ
ルにおいて換気機風量を変更した際のトンネル内煤煙濃
度分布に与える影響を予測演算するように構成されてい
る。したがって、トンネル内に分岐・合流を有する複雑
なトンネルに対して、煤煙濃度を適正レベルに維持する
ための換気機風量をダイナミックに制御できる効果を有
する。
一酸化炭素濃度を計測すると共に、分岐・合流を有する
トンネルにおいて換気機風量を変更した際のトンネル内
一酸化炭素濃度分布に与える影響を予測演算するように
構成されている。したがって、トンネル内に分岐・合流
を有する複雑なトンネルに対して、一酸化炭素濃度を適
正レベルに維持するための換気機風量をダイナミックに
制御できる効果を有する。
風速を計測すると共に、分岐・合流を有するトンネルに
おいて換気機風量を変更した際のトンネル内風速分布に
与える影響を予測演算するように構成されている。した
がって、トンネル内に分岐・合流を有する複雑なトンネ
ルに対して、火災発生地点の風速を適正レベルに維持す
るための換気機風量をダイナミックに制御できる効果を
有する。
及び合流点を有するトンネル内の換気状態に関する予測
演算の精度を向上させ、換気設備の適確な運用を可能に
する道路トンネル換気制御装置を実現することができ
る。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
成図。
力分布を示す特性。
ーチャート。
装置 j1,j1A,j2,j2A,j3 坑内圧力分布演算
装置 k 坑内煤煙濃度分布演算装置 m 坑内一酸化炭素濃度分布演算装置 p,w,t,z 換気機風量修正装置 q ジェットファン運転台数修正装置
Claims (8)
- 【請求項1】本坑、分岐坑、及び合流坑により構成さ
れ、これら坑内の側方に、多数の送風孔及び排気孔を有
するトンネルダクトが設置されている一方通行の道路ト
ンネルにおいて、 前記本坑への流入交通量、前記分岐坑への流出交通量、
及び前記合流坑からの流入交通量をそれぞれ予測する第
1、第2、及び第3の交通量演算装置と、 前記本坑へ流入する風速の演算を行う本坑入側風速演算
装置と、 前記本坑を流れる風量と前記分岐坑を流れる風量との比
率を演算する風量分岐比演算装置と、 前記本坑を流れる風量と前記合流坑を流れる風量との比
率を演算する風量合流比演算装置と、 前記分岐坑の分岐点近傍個所の静圧差を演算する分岐点
静圧差演算装置と、 前記合流坑の合流点近傍個所の静圧差を演算する合流点
静圧差演算装置と、 所定数のセクションに区分けされた前記トンネルの各セ
クション毎の風速分布を演算する坑内風速分布演算装置
と、 所定数のセクションに区分けされた前記トンネルの各セ
クション毎の圧力分布を演算する坑内圧力分布演算装置
と、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の道路トンネル換気制御装置
において、 前記第1、第2、及び第3の交通量演算装置の演算結果
並びに前記各セクション毎に設けられた坑内風速分布演
算装置の演算結果に基いて、各セクション毎の煤煙濃度
分布を演算する坑内煤煙濃度分布演算装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項3】請求項1記載の道路トンネル換気制御装置
において、 前記第1、第2、及び第3の交通量演算装置の演算結果
並びに前記各セクション毎に設けられた坑内風速分布演
算装置の演算結果に基いて、各セクション毎の一酸化炭
素濃度分布を演算する坑内一酸化炭素濃度分布演算装
置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の道路ト
ンネル換気制御装置において、 前記トンネル内の最大風速が所定の許容レベルを超えな
いように、前記トンネルダクトの送風機風量及び排風機
風量を修正する換気機風量修正装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかに記載の道路ト
ンネル換気制御装置において、 前記トンネル内の最大風速が所定の許容レベルを超えな
いように、ジェットファン運転台数の修正を行うジェッ
トファン運転台数修正装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項6】請求項2記載の道路トンネル換気制御装置
において、 前記各セクション毎の煤煙濃度が所定の許容レベルを超
えないように、前記トンネルダクトの送風機風量及び排
風機風量を修正する換気機風量修正装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項7】請求項3記載の道路トンネル換気制御装置
において、 前記各セクション毎の一酸化炭素濃度が所定の許容レベ
ルを超えないように、前記トンネルダクトの送風機風量
及び排風機風量を修正する換気機風量修正装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。 - 【請求項8】請求項1記載の道路トンネル換気制御装置
において、 トンネル内のいずれかの地点で火災が発生した場合に、
この火災発生地点の上流側に存在する車両に対する保護
のため、火災発生地点近傍の風速を所定値以上に維持す
るように、前記トンネルダクトの送風機風量及び排風機
風量を修正する換気機風量修正装置、 を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02807496A JP3523738B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 道路トンネル換気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02807496A JP3523738B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 道路トンネル換気制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221998A true JPH09221998A (ja) | 1997-08-26 |
JP3523738B2 JP3523738B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=12238633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02807496A Expired - Lifetime JP3523738B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 道路トンネル換気制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3523738B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102536295A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-04 | 山西潞安环保能源开发股份有限公司 | 一种智能局部通风系统 |
CN112412518A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-02-26 | 湖南长院悦诚装备有限公司 | 一种隧道掌子面循环供风系统 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP02807496A patent/JP3523738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102536295A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-04 | 山西潞安环保能源开发股份有限公司 | 一种智能局部通风系统 |
CN112412518A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-02-26 | 湖南长院悦诚装备有限公司 | 一种隧道掌子面循环供风系统 |
CN112412518B (zh) * | 2020-10-16 | 2023-06-09 | 湖南长院悦诚装备有限公司 | 一种隧道掌子面循环供风系统 |
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JP3523738B2 (ja) | 2004-04-26 |
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