JPH09221952A - 鍵 - Google Patents

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JPH09221952A
JPH09221952A JP5389296A JP5389296A JPH09221952A JP H09221952 A JPH09221952 A JP H09221952A JP 5389296 A JP5389296 A JP 5389296A JP 5389296 A JP5389296 A JP 5389296A JP H09221952 A JPH09221952 A JP H09221952A
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JP
Japan
Prior art keywords
key
battery
light source
lock
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP5389296A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetaka Namita
宗隆 波田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUNETAKA KK
Original Assignee
MUNETAKA KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗闇でも容易かつ迅速に解錠操作が行えるよ
うにする。 【解決手段】 この鍵1は、鍵操作のための撮み部2
と、錠の鍵孔へ挿入される筒状部3とが一体化された構
造のものである。前記筒状部3の内孔6には光源7が収
納配備され、前記撮み部2の内部には、電池10と、こ
の電池10と前記光源7との導通路を構成する第1,第
2の各リード13,14とが組み込まれる。撮み部2を
構成する一方のケース体2Aには押釦5が形成されてお
り、押釦5が外部より押されると、第2のリード14が
電池10に押し付けられて前記導通路が閉じ、光源7が
点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自転車用錠などの操
作に用いられる鍵に関連し、特にこの発明は、鍵操作の
ための撮み部と、錠の鍵穴へ挿入される筒状部とが一体
化された鍵に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自転車用錠として、特開平7−1
80418号公報に記載されているようなワイヤー錠と
称される錠が提案されている。この自転車用錠は、図7
に示すように、可撓性のあるワイヤー部30の一端に、
シリンダ錠より成る円筒形の錠本体31が取り付けら
れ、またワイヤー部30の他端には、係合溝33が周設
された端子部32が取り付けられた構造のものである。
前記錠本体31は、外周面に前記端子部32が挿入され
る接続穴34が開設され、また先端面には、鍵35の筒
状部35aが挿入されるリング状の鍵穴36が開設され
ている。図8は、鍵35の筒状部35aを示し、図9
は、この筒状部35aが挿入される鍵本体31の鍵穴3
6を示す。
【0003】この自転車用錠では、前記端子部32が錠
本体31の接続穴34より解放された解錠状態にあると
き、前記鍵35は鍵穴36へ挿入された状態で保持され
ている。ワイヤー部30を自転車の車体と車輪との間に
巻き付け、端子部32を錠本体31の接続穴34へ挿入
した後、鍵35を回すと、前記接続穴34の内部へロッ
ク部材が突出し、その先端が端子部32の係合溝33と
係合して施錠状態となる。このとき鍵35は鍵穴36よ
り抜き取ることができる。解錠するには、前記鍵35の
筒状部35aを錠本体31の鍵穴36へ挿入した後、鍵
35を回すと、前記ロック部材が接続穴34より引っ込
み、端子部32の係合溝33との係合が外れるため、端
子部32を接続穴36より抜き取ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが夜間に解錠操
作を行う場合、暗闇で錠本体31の鍵穴36が見えない
ため、鍵35の筒状部35aを鍵穴36に位置合わせし
て挿入するのが困難である。平板状の鍵であれば、鍵穴
が矩形状であるため、手探りで鍵穴の向きを知ることも
できるが、鍵穴がリング形状の場合は、手探りでは鍵穴
の向きを知り得ず、鍵穴に鍵の筒状部を正しく位置合わ
せするのが困難である。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、筒状部の内孔に光源を配備し、筒状部の先端面
の開口より錠の鍵穴に向けて光を照射できる構成となす
ことにより、暗闇でも容易かつ迅速に解錠操作が行える
鍵を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の鍵は、鍵操作
のための撮み部と、錠の鍵孔へ挿入される筒状部とが一
体化されたものである。前記筒状部は、先端面が開口
し、内孔には光源が配備される。また前記撮み部には、
電池と、この電池と前記光源との導通路中に介装される
スイッチ機構と、前記スイッチ機構を作動させる外部操
作が可能な操作機構とが設けられる。
【0007】
【作用】撮み部を持って操作機構を指先で外部操作する
と、スイッチ機構が作動して電池と光源との導通路が閉
じ、光源が点灯する。光源を発した光は、筒状部の内孔
で収束され、光束が先端面の開口より錠の鍵穴へ照射さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施形態が図
1および図3に示してある。図示の鍵1は、鍵操作のた
めの撮み部2と、錠の鍵孔へ挿入される筒状部3とが一
体化されたものである。前記筒状部3は、先端面が開口
し、内孔6には光源7が配備されている。前記撮み部2
の内部には、電池10と、この電池10と前記光源7と
の導通路を構成する第1,第2の各リード13,14と
が組み込まれている。撮み部2を構成する一方のケース
体2Aには、操作機構を構成する押釦5が形成されてい
る。この押釦5は外部より押操作される。前記第2のリ
ード14は、スイッチ機構を構成するもので、常時は電
池10より離れて導通路を開放し、押釦5の押操作によ
り電池10と接触して導通路を閉じる。
【0009】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例であ
る鍵1の外観を示す。図示例の鍵1は、ワイヤー錠と称
される自転車用錠に適用されるが、ワイヤー錠以外の自
転車用錠、さらには自転車用錠以外の錠にも適用可能で
ある。
【0010】この鍵1は、合成樹脂製の撮み部2とステ
ンレスのような金属製の筒状部3とが一体化された構造
のものである。前記撮み部2は、両側面が平坦面であ
り、先端面より前記筒状部3が突き出ている。撮み部2
には、キーホルダなどに取り付けるための両側面に開口
した取付孔4が開設され、一方の側面の中央部には、押
釦5が形成されている。
【0011】前記筒状部3は、自転車用錠のリング状の
鍵孔へ先端部が挿入できるように円筒形状に形成されて
おり、筒状部3の内孔6には、図3に示すように、筒状
部3の錠の鍵孔への挿入深さhより深い底部位置に、発
光ダイオードより成る光源7が収納配備されている。な
お図1および図2において、8は、自転車用鍵の鍵孔に
形成されるガイド溝と係合するガイド片である。
【0012】前記筒状部3の基端部には、図3および図
4に示すように、筒状部3と同じ金属材料より成る電極
板9が一体に取り付けられている。この電極板9の表面
は、円盤状の電池10を支持しかつ電池10の第1の電
極10aと面接触する支持面9aを構成する。この電極
板9の基端部には、後述する位置決め突起11と係合す
る位置決め孔12が開設してある。
【0013】前記筒状部3の基端部からは前記光源7と
電池10との導通路を形成する2本の金属製リード1
3,14が引き出されている。第1のリード13は電極
板9の裏面と接触しており、その先端部は前記位置決め
孔12に達して、位置決め孔12の中央を横切ってい
る。
【0014】第2のリード14は、電極板9の支持面9
aから浮いており、このリード14の基端部には絶縁チ
ューブ15が被せてある。前記電極板9の支持面9aと
絶縁チューブ15との間隙へ前記電池10を挿入して支
持面9a上に電池10を支持したとき、第2のリード1
4は電池10の押込力により基端部が起立して先端部が
押し上げられ、第2のリード14と電池10の第2の電
極10bとは非接触状態となる。この第2のリード14
は、常時は前記導通路を開放し、前記押釦5の押操作に
より電池10に接触して導通路を閉じるスイッチ機構を
構成する。なお押釦5の押圧力を解除すると、第2のリ
ード14は弾性力により復元して電池10から離れる。
【0015】前記撮み部2は、一方が開口した一対のケ
ース体2A,2Bの開口面を互いに嵌め合わせることに
より、開閉可能に形成されている。各ケース体2A,2
Bは、図5および図6に示すように、前記筒状部3の基
端部を支持する支持凹部16A,16Bを備えており、
一方のケース体2Aには、外周縁の内側位置に立ち上が
り壁17が、また他方のケース体2Bには、前記立ち上
がり壁17の外側に嵌まる外周壁18が、それぞれ設け
られている。前記立ち上がり壁17の外面の適所には複
数の突部19が、一方外周壁18の内面には各突部19
と係合する凹部20が、それぞれ形成されており、両ケ
ース体2A,2Bを嵌合したとき、各突部19と凹部2
0とが係合して両ケース体2A,2Bが一体化する。
【0016】一方のケース体2Aの内面には、前記電極
板9の位置決め孔12に係脱する位置決め突起11と、
電極板9の支持面9aに支持された電池10が嵌まる円
弧状の支持壁21とが一体形成されており、前記位置決
め突起11の上面には、前記第1のリード13が係合す
る係合溝22が形成されている。他方のケース体2Bの
内面には、前記電極板9の支持面9aに支持された電池
10を押圧支持するための2個の弾性板23,23が貼
付されている。
【0017】またケース体2Bには、前記第2のリード
14の位置に合わせて、円弧状の切込み溝24を形成す
ることにより、前記押釦5が形成されている。この押釦
5を外側より押圧すると、繋がり部分25を支えとして
押釦5が内側へ弾性変形して撓み、前記第2のリード1
4を電池10の第2の電極10bへ押し付ける。
【0018】しかして暗闇で解錠操作するには、鍵1の
撮み部2を持って指先で押釦5を外部より押操作する。
これにより第2のリード14が押圧されて電池10の第
2の電極10bと接触し、電池10と光源7との導通路
が閉じて光源7が点灯する。光源7を発した光は、筒状
部3の内面を反射しつつ内孔6で収束され、光束が先端
面の開口より錠の鍵穴へスポット光として照射される。
この光により照らし出された錠の鍵穴へ鍵1の筒状部3
を位置合わせして挿入した後、鍵1を回して解錠する。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記の如く、鍵操作のための
撮み部と、錠の鍵孔へ挿入される筒状部とが一体化され
た鍵において、前記筒状部の内孔に光源を配備すると共
に、前記撮み部には、電池と、この電池と前記光源との
導通路中に介装されるスイッチ機構と、前記スイッチ機
構を作動させる外部操作が可能な操作機構とを設けたか
ら、操作機構の操作で光源を点灯して錠の鍵穴へ光を照
射することにより、夜間であっても、容易かつ迅速に解
錠操作を行うことができる。また光源を発した光は、筒
状部の内孔で収束されるため、光が散乱せずに効率的で
あり、鍵穴に向けて明るいスポット光を照射できる。さ
らに光源は筒状部の内孔に配備されているから、物理的
な衝撃から光源が保護され、損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である鍵の外観を示す正面
図である。
【図2】図1の鍵を筒状部の側から見た側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】筒状部に一体化された電極板を示す正面図であ
る。
【図5】押釦を有するケース体を取り外した状態を示す
正面図である。
【図6】押釦を有するケース体の内部構造を示す正面図
である。
【図7】従来のワイヤー錠と鍵を示す正面図である。
【図8】従来の鍵を筒状部の側から見た側面図である。
【図9】従来のワイヤー錠の錠本体を鍵孔の側から見た
側面図である。
【符号の説明】
1 鍵 2 撮み部 3 筒状部 5 押釦 7 光源 10 電池 13,14 リード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵操作のための撮み部と、錠の鍵孔へ挿
    入される筒状部とが一体化された鍵において、 前記筒状部は、先端面が開口し、内孔には光源が配備さ
    れており、 前記撮み部には、電池と、この電池と前記光源との導通
    路中に介装されるスイッチ機構と、前記スイッチ機構を
    作動させる外部操作が可能な操作機構とが設けられて成
    る鍵。
JP5389296A 1996-02-15 1996-02-15 Pending JPH09221952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5389296A JPH09221952A (ja) 1996-02-15 1996-02-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP5389296A JPH09221952A (ja) 1996-02-15 1996-02-15

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JPH09221952A true JPH09221952A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12955384

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JP5389296A Pending JPH09221952A (ja) 1996-02-15 1996-02-15

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JP (1) JPH09221952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5953422B1 (ja) * 2014-09-22 2016-07-20 株式会社Tbwa Hakuhodo 自転車用錠装置

Cited By (1)

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