JPH09221920A - ベランダへの改装方法 - Google Patents

ベランダへの改装方法

Info

Publication number
JPH09221920A
JPH09221920A JP2922096A JP2922096A JPH09221920A JP H09221920 A JPH09221920 A JP H09221920A JP 2922096 A JP2922096 A JP 2922096A JP 2922096 A JP2922096 A JP 2922096A JP H09221920 A JPH09221920 A JP H09221920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
unit
veranda
fence wall
fence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2922096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3004904B2 (ja
Inventor
Yoshio Hirose
宣雄 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunrail Co Ltd
Original Assignee
Sunrail Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunrail Co Ltd filed Critical Sunrail Co Ltd
Priority to JP2922096A priority Critical patent/JP3004904B2/ja
Publication of JPH09221920A publication Critical patent/JPH09221920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3004904B2 publication Critical patent/JP3004904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根の一部を撤去して、これに水密性のよい
ベランダを容易に施工することができるようにするこ
と。 【解決手段】 既設の建物の掃き出し窓12に面する屋
根13の基端部を撤去して、これに平坦なベランダ用取
付基台11を水密的に設け、また舟型底枠1を備える
が、ベランダの表面側の外壁を形成する柵壁外壁材4を
除いた状態のベランダユニットBを予め形成し、このベ
ランダユニットBを前記ベランダ用取付基台11に取り
付け、最後に建物躯体5の外壁の色調等に合わせて、上
記ベランダユニットBの表面側に柵壁外壁材4を取り付
けるようにしたベランダへの改装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、既設の木造やコ
ンクリート建物の屋根の一部を撤去して、これを新しい
ベランダに改装するための施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、既設の建物の主に二階部分
の掃き出し窓に面する屋根の一部を撤去して、これを新
しいベランダに改装することは水密上の問題があり、こ
れがために従来では、屋根の上部または地面に適当な支
柱を建てて、これに支持される簡易型のベランダを屋根
の上部側に形成するようにしていた。
【0003】これでは外観上の体裁が悪く、また強度上
も充分とは言えないという難点があった。
【0004】さらには、ベランダの外観は建物の特に外
壁に色調等を合わせて製作しなければならないが、従来
のでは、これらの配慮が充分でなかった。
【0005】本発明は、これらの難点を解消するため
に、できるだけ工場生産によってベランダを組み立て、
取付現場ではできるだけ簡単な施工作業だけでベランダ
を建物躯体に水密的に形成することができるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、実施形態に示す参照符号
を付して示すと、既設の建物の二階等の階層部分の掃き
出し窓12に面する屋根13の一部を利用して、これを
新しいベランダAに改装するベランダへの改装方法であ
って、掃き出し窓12に面してその室外側下方部にある
屋根13の基端部を撤去して、これに平坦なベランダ用
取付基台11を水密的に設け、また舟型底枠1を備える
が、ベランダの表面側の外壁を形成する柵壁外壁材4を
除いた状態のベランダユニットBを予め形成し、このベ
ランダユニットBを前記ベランダ用取付基台11に取り
付け、最後に建物躯体5の外壁の色調等に合わせて、上
記ベランダユニットBの表面側に柵壁外壁材4を取り付
けるようにしたベランダへの改装方法に係るものであ
る。
【0007】この発明によれば、屋根の一部を撤去して
これにベランダ取付基台11を形成し、これに直接にベ
ランダAを形成するものであるから、強度上は、既存の
建物そのものの強度を利用することになり、従来の簡易
型ベランダに比べて充分な強度を有する。
【0008】またこの発明によれば、予め、舟型底枠1
を備えるベランダユニットBを工場生産し、これを取付
現場である前記ベランダ用取付基台11に取り付けるよ
うにしているため、充分な水密性を確保することができ
ると共に、現場ではベランダユニットBの組み立てだけ
でよいからそれだけ現場施工を迅速容易に行うことがで
きる。
【0009】またこの発明によれば、予め、ベランダの
表面側の外壁を形成する柵壁外壁材4を除いた状態のベ
ランダユニットBを形成し、このベランダユニットBを
前記ベランダ用取付基台11に取り付け、最後に建物躯
体5の外壁の色調等に合わせて、ベランダユニットBの
表面側に柵壁外壁材4を取り付けるようにしたため、建
物躯体5の色調等に合わせてベランダユニットBに柵壁
外壁材4を取り付けることができ、それだけ現場施工の
条件に自由に合わせることができる。言い換えれば、建
物躯体5の色調や意匠形状に影響されることなく、上記
ベランダユニットBを工場生産することができるから、
それだけ量産の実を上げることができ、また現場施工の
実情に合致するものである。
【0010】また請求項2に記載の発明は、前記ベラン
ダユニットBは、舟型底枠1と、該底枠の周囲に立設す
る柵壁2とからなり、予め舟型底枠1と、柵壁2とを別
個独立して形成すると共に、更に柵壁2を、表面側の柵
壁外壁材4を除いた状態で、平面略L字状のコーナー側
柵壁ユニット2Aと、正面側柵壁ユニット2Bと、に分
割形成し、取付現場において、ベランダ用取付基台11
と、舟型底枠1と、コーナー側柵壁ユニット2Aと、正
面側柵壁ユニット2Bと、を互いに連結して取り付け、
最後に建物躯体5の外壁5aの色調等に合わせて、上記
柵壁ユニット2A,2Bからなる柵壁2に柵壁外壁材4
を取り付けるようにしたベランダへの改装方法に係るも
のである。
【0011】また請求項3に記載の発明は、前記ベラン
ダユニットBは、舟型底枠1と、該底枠の周囲に立設す
る柵壁2と、該柵壁の上面に取り付ける手摺3とからな
り、予め舟型底枠1と、柵壁2およびその上面に取り付
けられる手摺3とを別個独立して形成すると共に、更に
柵壁2を、表面側の柵壁外壁材4を除いた状態で、平面
略L字状のコーナー側柵壁ユニット2Aと、正面側柵壁
ユニット2Bと、に分割形成し、取付現場において、ベ
ランダ用取付基台11と、舟型底枠1と、コーナー側柵
壁ユニット2Aと、正面側柵壁ユニット2Bと、を互い
に連結して取り付ける共に、手摺3をコーナー柵壁ユニ
ット2Aおよび正面側柵壁ユニット2Bに取り付け、最
後に建物躯体5の外壁5aの色調等に合わせて、上記柵
壁ユニット2A,2Bからなる柵壁2に柵壁外壁材4を
取り付けるようにしたベランダへの改装方法に係るもの
である。
【0012】請求項2および請求項3に記載の発明によ
れば、面倒な組立作業を必要とする柵壁2を、コーナー
柵壁ユニット2Aと正面側柵壁ユニット2Bとに分割し
て工場生産しておき、取付現場であるベランダ用取付基
台11には、これらのユニット部材を連結すると共に、
同じく工場でユニット生産された手摺3を適宜これらの
ユニット部材に連結するだけでよいから、建物躯体5へ
のベランダユニットBの施工作業が容易であり、短期間
に施工することができる。
【0013】またこの発明によれば、ベランダユニット
Bの床面は、周囲に立ち上がり壁1b〜1eを有する舟
型の底枠1によって一体形成されるから、水密性が良好
であり、安心して使用することができる。
【0014】更にこの発明によれば、コーナー側柵壁ユ
ニット2Aおよび正面側柵壁ユニット2Bには、柵壁外
壁材4を積極的に取り付けない状態でユニット生産さ
れ、ベランダユニットBの施工終了時点で最後に柵壁外
壁材4が上記ユニット2A,2Bに取り付けられるよう
になっているため、ベランダユニットBが取り付けられ
る建物躯体5の色調等に合わせて柵壁外壁材4を取り付
けることができ、それだけ現場施工の条件に自由に合わ
せることができる。言い換えれば、建物躯体5の色調や
意匠形状に影響されることなく、上記柵壁ユニット2
A,2Bを工場生産することができるから、それだけ量
産の実を上げることができ、また現場施工の実情に合致
するものである。
【0015】また請求項4に係る発明は、前記ベランダ
ユニットBは、舟型底枠1と、該底枠の周囲に立設する
柵壁2と、該柵壁の上面に取り付ける手摺3とからな
り、予め舟型底枠1と、柵壁2およびその上面に取り付
けられる手摺3とを別個独立して形成すると共に、更に
柵壁2およびその上面の手摺3とを、表面側の柵壁外壁
材4を除いた状態で、平面略L字状のコーナー側柵壁ユ
ニット2Aおよびコーナー側手摺ユニット3Aと、正面
側柵壁ユニット2Bおよび正面側手摺ユニット3Bと、
に分割形成し、取付現場において、ベランダ用取付基台
11と、舟型底枠1と、コーナー側柵壁ユニット2Aお
よびコーナー側手摺ユニット3Aと、正面側柵壁ユニッ
ト2Bおよび正面側手摺ユニット3Bと、を互いに連結
して取り付け、最後に建物躯体5の外壁5aの色調等に
合わせて、上記柵壁ユニット2A,2Bからなる柵壁2
に柵壁外壁材4を取り付けるようにしたベランダへの改
装方法に係るものである。
【0016】この発明によれば、面倒な組立作業を必要
とする柵壁2およびその上面に取り付けられる手摺3
を、コーナー側側ユニット部材と正面側ユニット部材と
に分割して工場生産しておき、取付現場である建物躯体
5には、これらのユニット部材を連結するだけでよいか
ら、建物躯体5へのベランダユニットBの施工作業が容
易であり、短期間に施工することができる。
【0017】またこの発明によれば、ベランダユニット
Bの床面は、周囲に立ち上がり壁1b〜1eを有する舟
型の底枠1によって一体形成されるから、水密性が良好
であり、安心して使用することができる。
【0018】更にこの発明によれば、コーナー側柵壁ユ
ニット2Aおよび正面側柵壁ユニット2Bには、柵壁外
壁材4を積極的に取り付けない状態でユニット生産さ
れ、ベランダユニットBの施工終了時点で最後に柵壁外
壁材4が上記ユニット2A,2Bに取り付けられるよう
になっているため、建物躯体5の色調等に合わせて柵壁
外壁材4をベランダユニットBに取り付けることがで
き、それだけ現場施工の条件に自由に合わせることがで
きる。言い換えれば、建物躯体5の色調や意匠形状に影
響されることなく、上記柵壁ユニット2A,2Bを工場
生産することができるから、それだけ量産の実を上げる
ことができ、また現場施工の実情に合致するものであ
る。
【0019】また請求項5に係る発明は、舟型底板1の
裏面に根太枠10が一体的に取り付けられるようになっ
ている請求項1〜4のいずれか記載のベランダの施工方
法を採用するものである。
【0020】この発明によれば、ベランダの床面を形成
する舟型底枠1は根太枠10と予め一体的に取り付けら
れているため、これを現場で建物躯体側の根太11に取
り付ける際に、ベランダ側根太枠10を躯体側根太枠1
1に固着すればよいから現場施工が容易である。
【0021】またこの発明によれば、根太枠10を舟型
底枠1の面積に合わせて工場生産しておくことができる
ため、それだけ現場での施工を迅速に行うことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に示す実施
の形態に基づいて説明する。
【0023】図1は、一階の屋根13が二階部分の掃き
出し窓12の室外側の下方部にある既設の二階建の建物
を示す。
【0024】図2は、掃き出し窓12に面する屋根13
の基端部を撤去して、その撤去後に新しいベランダAを
取り付けるためのベランダ用取付基台11が形成された
状態を示す。このベランダ用取付基台11に以下の構造
のベランダユニットBが取り付けられる。
【0025】図3および図4は、この発明に係るベラン
ダユニットBが、建物躯体5の二階の掃き出し窓12に
面している一階の屋根13の基端部側に取り付けられた
状態を示す。
【0026】このベランダユニットBは、ベランダの床
部分を構成する舟型底枠1(図6)と、ベランダ側根太
枠10(図6)と、建物躯体5から突出する舟型底枠1
の三周囲を囲繞する柵壁2と、該柵壁2の上面側に取り
付けられる手摺3とからなる。
【0027】図5に示すように、柵壁2は、左右両側の
平面略L字状のコーナー側柵壁ユニット2Aと、正面側
の柵壁ユニット2Bとからなり、また手摺3は同じく左
右両側のコーナー側手摺ユニット3Aと、正面側の手摺
ユニット3Bとからなり、各柵壁ユニット2A,2Bに
は補強骨枠9が内蔵されている。
【0028】手摺3は、上述のように必ずしもコーナー
手摺ユニット3Aと、正面側手摺ユニット3Bとに分割
形成する必要はなく、図7に示すように、ベランダユニ
ットBの面積に合わせた大きさの一つの手摺ユニット3
Cに形成しても、該図に鎖線a,b,bで示す部分で分
割された複数の分割ユニット部材に形成するようにして
もよい。あるいは手摺3を構成する手摺横枠3aと手摺
支柱3bとをトックダウン方式で現場で簡単に取り付け
る構造のものでもよい。
【0029】更に詳細には、図6に示すように、左右両
側のコーナー側柵壁ユニット2Aと、正面側の柵壁ユニ
ット2Bとは、工場生産によって別個独立に製作され、
またコーナー側手摺ユニット3Aと、正面側手摺ユニッ
ト3B、あるいは図7に示すように、適当な長さの複数
または単数の手摺ユニットCも工場生産によって別個独
立して製作される。
【0030】また、舟型底枠1は、その矩形状の底壁1
aに対してその四周が立ち上がり壁1b〜1eをなすよ
うに周知の強化合成趣旨(FRP)またはアルミニウム
材によって一体の略舟型に形成されたものからなり、図
8に示すように、タイルの意匠をかもしだすように格子
模様に微小1fな溝を入れ、且つ適当な個所に排水通路
1gと排水部1hを形成し、該排水部1hは排水管1i
(図10)に連結されている。
【0031】特に、舟型底枠1の裏側には、図6の下方
の右寄りに示すように、また図10に示すように、ベラ
ンダ側根太枠10が一体的に取り付けられている。即
ち、該根太桟10は、室外側に下り勾配に形成された根
太桟10aとその上面に固着される根太板10bとから
なるが、このベランダ側根太枠10は、舟型底枠1を強
化合成趣旨(FRP)またはアルミニウム板によって形
成する際に、同時に強化合成樹脂や接着材によってベラ
ンダ側根太枠10の裏側にベランダ側根太枠10を一体
に固着した状態に工場生産しておくことが肝要である。
【0032】なお、舟型底枠1が室外側に大きく突出す
る場合や、建物躯体5の外壁5aに沿って長く形成する
場合には、図9に示すように単位枠の2台の舟型底枠1
を間隔支持桟23を介して互いに対向させ、両舟型底枠
1,1の立ち上がり壁1d,1bとにわたって略下向き
コ字状の水切り枠24を被せ、該水切り枠24と立ち上
がり壁1d、1bと間隔支持桟23とをビス25によっ
て一体的に固着し、シール材26を充填することによっ
て、複数の舟型底枠1を水密連結し、これによって所望
の大きさの舟型底枠1を形成することができる。
【0033】また、図6に示すように、各柵壁ユニット
2A,2Bの裏面側には裏板6が取り付けられるが、こ
の裏板6も、平面略L字状の左右のコーナー側裏板6A
と、正面側の裏板6Bとからなり、予め各コーナー側裏
板6Aをコーナー側柵壁ユニット2Aに、また正面側裏
板6Bを正面側柵壁ユニット2Bに取り付けておく。こ
のようにコーナー側裏板6Aおよび正面側裏板6Bを予
め各コーナー側柵壁ユニット2Aおよび正面側柵壁ユニ
ット2Bに取り付けておく場合には、これらの裏板部材
との組み合わせによってコーナー側部材および正面側部
材を構成することになるが、これらの裏板部材6A,6
Bは必ずしも予め各柵壁ユニット2A、2Bに取り付け
ておく必要はなく、取付現場で、後述のように舟型底枠
1との水密結合に注意を払いながら各柵壁ユニット2
A,2Bに取り付けるようにしてもよい。
【0034】柵壁2は、図6、図8、図10、図11、
図12に示すように、柵壁上枠7と柵壁下枠8と裏板6
と、これらに囲繞されて内部に取り付けられる補強骨枠
9とかなり、上述のようにコーナー側部材および正面側
部材毎に分割して形成される。補強骨枠9は、図6に示
すように横方向に適当間隔に配設されるチャンネル状の
縦骨枠9aとこれに交叉する上端側および中間側の同じ
くチャンネル状の横骨枠9bとからなり(上端側の横骨
枠9bは図12に示す。なお、図4等に見える符号9c
は、後述の水密結合部の突出部を示すが、横骨枠をも兼
ねるものである。)、縦骨枠9aと上端側の横骨枠9b
と柵壁上枠7とは図11に示すようにビス14によって
一体的に固着され、また縦骨枠9aと柵壁下枠8とは図
8に示すように縦骨枠9aの下端部に突設した取付フラ
ンジ15と柵壁下枠8とをビス16で固着することによ
って連結される。また裏板6と補強骨枠9とは周知の接
着材によって固着されると共に、図12に示すように柵
壁上枠7および横骨枠9bにビス14によって一体的に
固着される。
【0035】そして本発明の最大の特徴とする点は、柵
壁2を形成するコーナー側柵壁ユニット2Aおよび正面
側柵壁ユニット2Bには、表面側の柵壁外壁材4を何ら
含まないということである。勿論、最終工程では、柵壁
外壁材4は各柵壁ユニット3A,3Bに取り付けられる
ことになるが、工場生産では、積極的に柵壁外壁材4を
柵壁ユニット2A,2Bの構成部材として形成しないこ
とを特徴とするものである。
【0036】しかし、最終工程で柵壁外壁材4を柵壁ユ
ニット2A,2Bに取り付けるようにするため、図12
に示すように柵壁ユニット2A,2Bを形成する柵壁上
枠7の室内外方向の幅L1は、その他の構成部材の幅、
具体的には補強骨枠9および柵壁下枠8の幅L2よりも
大きく取り、室外側に柵壁外壁材4を取り付けるための
取付用空間部37を形成してある。
【0037】そして、図13に示すように、柵壁2を形
成するコーナー側側および正面側柵壁ユニットの2A,
2Bのうち、コーナー側柵壁ユニット2Aを形成する柵
壁上枠7のコーナー側部分には、柵壁上枠7の外周面の
沿う断面形状の平面L字状のコーナー側継手枠32を被
せ、ビス33によって両者を固定するようにするが、勿
論のこの結合構造に限定されることはない。
【0038】また、手摺3は、図6、図7、図10〜図
12に示すように、丸パイプ状の手摺横枠3aとこれに
交叉して固着される意匠形状の手摺支柱3bとからな
り、手摺支柱3bは、図12に示すようにボルト・ナッ
ト18によって補強骨枠9の横骨枠9bと柵壁上枠7と
にわたって一体的に固着され、これによって手摺3は柵
壁2に一体的に取り付けられ、上述のようにコーナー側
ユニット部材および正面側ユニット部材毎に分割形成さ
れるが、図7に示すように適当な長さの複数または単数
の手摺ユニットCに製作されるようにしてもよい。
【0039】そして、図14に示すように、手摺3を形
成するコーナー側および正面側手摺ユニットの3A,3
Bのうち、コーナー側手摺ユニット3Aを形成する手摺
上枠3aのコーナー側部分には、手摺上枠3aの内部に
位置決めガイド部34を設け、このガイド部34の形状
に合致する断面形状の角筒状のコーナー側継手枠35を
一方の手摺上枠3aと、これにL字状に対面する他方の
手摺上枠3aとに夫々嵌合し、両者間にわたってボルト
36をねじ込み、互いの引き寄せ力によってL字状に対
向する手摺上枠3a,3aを結合するようにするが、勿
論のこの結合構造に限定されることはない。
【0040】舟型底枠1は、図6、図10、図15およ
び図16に示すように、柵壁2の下端部に水密結合され
るが、具体的には舟型底枠1の建物躯体5から突出する
側の立ち上がり壁1b〜1dの上端部が図14に示すよ
うに外側に向かって略L字状に突出して内側が窪んでお
り、この窪んだ部分に柵壁2の裏板6の下端部を略U字
状に弯曲させてその端部をビス19によって立ち上がり
壁1b〜1dに固着し、該窪んだ部分にシール材20を
充填することによって舟型底枠1と柵壁2とを水密結合
する。また、図16に示すように、舟型底枠1の建物躯
体5側の立ち上がり壁1eと外壁5aとは、該立ち上が
り壁1eの上端部と図10に示す掃き出し窓12の下枠
12aの延長部12bとを一体的にビス21によって建
物躯体5に固着し、立ち上がり壁1eの窪んだ部分にシ
ール材22を充填することによって建物躯体5の外壁5
aと舟型底枠1との間を水密結合する。なお、下枠12
aの延長部12bには室外側に突出する水切り枠12c
を形成してある。
【0041】次に、ベランダの施工順序を説明すると、
図20の先ず(a) に示すように、階層建物の掃き出し窓
12に面する屋根13の基端部を撤去して、この撤去後
の建物躯体5にベランダ用取付基台11を形成し、この
ベランダ用取付基台11には水密または耐熱構造とする
ためにアスファルトルーフィングやポリエチレンフィル
ム等の防水材11aを敷設しておくと共に、前述の排水
管1i(図10)等を配管するための空隙11bを形成
しておく。
【0042】次に、(b) に示すように、舟型底枠1と共
に、舟型底枠1の底面に一体的に取り付けられたベラン
ダ側根太枠10を防水材11aを介して躯体側根太枠1
1に載置して舟型底枠1と両根太材10,11の三者を
釘やビスあるいは接着材によって一体に固定する。勿
論、釘やビス打ちの際にはその周辺にシール材を塗布な
いし充填して水密状態にすることが必要である。
【0043】次に、(c) に示すように、該舟型底枠1に
ベランダユニットBの他の構成部分を取り付けることに
なるが、具体的にはコーナー側柵壁ユニット2Aを舟型
底枠1の左右周囲に沿って立設し、図8および図11に
示すように、コーナー側柵壁ユニット2Aの基端部をそ
の補強骨枠9を利用して該補強骨枠9から建物躯体5に
アンカーボルト26を打ち込んで左右両側のコーナー側
柵壁ユニット2Aを建物躯体5に固定し、各ユニット2
Aの下端部をその柵壁下枠8を利用して釘打ち等によっ
てベランダ用取付基台11に固定する。
【0044】また、(c) ′に示すように、コーナー側柵
壁ユニット2Aおよびコーナー側手摺ユニット3Aとか
らなるコーナー側ユニット部材を舟型底枠1の左右周囲
に沿って立設するようにしてもよい。
【0045】次に、(d) に示すように、正面側柵壁ユニ
ット2Bを、左右両側のコーナー側柵壁ユニット2A間
にあって、舟型底枠1の正面側に沿って載置する。そし
て、図15に示すように、互い対面する柵壁ユニット2
A,2Bは、両者の補強骨枠9,9を利用してボルト・
ナット27によって互いに連結されると共に、両柵壁ユ
ニット2A,2Bの互いの対面する柵壁上枠7,7は、
図16に示すように、両柵壁上枠7,7にわたって同一
断面形状の継手枠28を図示のように上部側から、或い
は図示しないが内部側から重ね合わせ、ビス29によっ
て固定する。
【0046】また、(d) ′に示すように、正面側柵壁ユ
ニット2Bおよび正面側手摺ユニット3Bからなる正面
側ユニット部材を、コーナー側柵壁ユニット2Aおよび
コーナー側手摺ユニット3Aからなる左右両側のコーナ
ー側ユニット部材の間にあって、舟型底枠1の正面側に
沿って載置固定するようにしてもよい。
【0047】次に、(e) に示すように、図6に示すコー
ナー手摺ユニット3Aおよび正面側手摺ユニット3B、
あるいは図7に示す適当長さの複数の手摺ユニット3C
からなる手摺3の場合には、手摺ユニット3A,3B,
3Cの互いに対面するパイプ状の手摺横枠3a,3a
は、図19に示すように、その内周面の沿う外周面形状
のパイプ状の継手枠30を両手摺横枠3a,3aにわた
って挿入し、ビス31によって固定した後に、また図7
に示すような長尺な単体の手摺ユニット3Cの場合には
そのままで、またノックダウン方式で現場組立も行うも
のである場合には、手摺横枠3aと手摺支柱3bとを組
み合わせながら、コーナー柵壁ユニット2Aと正面側柵
壁ユニット2Bにわたって載置し、図12に示すように
手摺支柱3b、柵壁上枠7および横骨枠9bとに渡って
ねじ込むボルト・ナット18によって手摺ユニット3
A,3B,3Cを柵壁ユニット2A,2Bに固定する。
コーナー側手摺ユニット3A,3Cの基端部は特に固定
しなくてもよいが、L金具等の周知の固定金具によって
該基端部も建物躯体5に固定するようにしてもよい。
【0048】そして最後に、各柵壁ユニット2A,2B
の下端部および建物躯体5の外壁5aと舟型底枠1の立
ち上がり壁1b〜eとの間を前述のように水密結合する
ことになる。
【0049】なお、上記両者の水密結合の際に、各柵壁
ユニット2A,2Bは、予め裏板6をユニット2A,2
Bの一部として工場生産する場合と、裏板6は別個に施
工現場で各柵壁ユニット2A,2Bに取り付けられる場
合があるが、裏板6を施工現場で各柵壁ユニット2A,
2Bに取り付ける場合には、裏板6は、必ずしもコーナ
ー側側の部材と、正面側の部材とに分割形成する必要は
なく、適当な横幅の裏板6を各柵壁ユニット2A,2B
を立設後に取り付けるようにしてもよい。
【0050】以上の工程を経ることによって、本発明に
よるベランダユニットBの建物躯体5への施工作業を終
了するが、以上の施工工程から分かるように、各柵壁ユ
ニット2A,2Bには、図5または図6に示すように、
未だ柵壁外壁材4が取り付けられていない。
【0051】一般にベランダ施工業者と、建物本体の施
工業者、即ち建物躯体5の施工業者とは異なるものであ
り、建物本体の施工業者は、建物の外観を示す建物外壁
材に意匠形状や色調等のデザインを施して建築主に渡す
ことになる。
【0052】ところで、建物躯体5とその外部側に設け
られるベランダユニットBとは当然に一体のものであ
り、ベランダユニットBの外観の特にその色調は、建物
全体のデザインに大きく影響する。
【0053】そこで本発明では、ベランダ業者は、ベラ
ンダユニットBを建物躯体5に施工する際に、ベランダ
ユニットBの柵壁外壁材4を除いて施工を完了し、該柵
壁外壁材4は、建物本体の施工業者または建築主の希望
に応じて随時所望の色調或いは形状のものを取り付ける
ようにし、原則として建物本体の施工業者が建物躯体5
の色調等に合わせて、図10〜図12に示すように、柵
壁外壁材4を柵壁ユニット2A,2Bの表面側に沿わせ
てその上端を柵壁上枠7の取付用空間部27に嵌合し、
適宜周知の方法で該外壁材4を柵壁ユニット2A,2B
の補強骨枠9に接着材等で固定し、該外壁材4の下端部
は、図10および図11に示すように、適宜水切り枠3
8を介して建物躯体5の屋根13に水密結合するように
すればよい。
【0054】なお、上記実施形態では手摺3までも組み
立てたベランダを示したが、手摺3の不要な場合には当
然に柵壁2だけを施工すればよく、該柵壁2の上端部の
柵壁上枠7が所謂笠木としての役割を果たすことにな
る。
【0055】以上の改装作業によって、図3に示すよう
に既設の建物に建物躯体5の色調等に合わせて体裁の良
いベランダAを形成することができるのである。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、屋根の
一部を撤去してこれにベランダ取付基台を形成し、これ
に直接にベランダを形成するものであるから、強度上
は、既存の建物そのものの強度を利用することになり、
従来の簡易型ベランダに比べて充分な強度を有する。
【0057】またこの発明によれば、予め、舟型底枠を
備えるベランダユニットを工場生産し、これを取付現場
である前記ベランダ用取付基台に取り付けるようにして
いるため、充分な水密性を確保することができると共
に、現場ではベランダユニットの組み立てだけでよいか
らそれだけ現場施工を迅速容易に行うことができる。
【0058】またこの発明によれば、予め、ベランダの
表面側の外壁を形成する柵壁外壁材を除いた状態のベラ
ンダユニットを形成し、このベランダユニットを前記ベ
ランダ用取付基台に取り付け、最後に建物躯体の外壁の
色調等に合わせて、ベランダユニットの表面側に柵壁外
壁材を取り付けるようにしたため、建物躯体の色調等に
合わせてベランダユニットに柵壁外壁材を取り付けるこ
とができ、それだけ現場施工の条件に自由に合わせるこ
とができる。言い換えれば、建物躯体の色調や意匠形状
に影響されることなく、上記ベランダユニットを工場生
産することができるから、それだけ量産の実を上げるこ
とができ、また現場施工の実情に合致するものである。
【0059】また請求項2および請求項3に記載の発明
によれば、面倒な組立作業を必要とする柵壁を、コーナ
ー柵壁ユニットと正面側柵壁ユニットとに分割して工場
生産しておき、取付現場であるベランダ用取付基台に
は、これらのユニット部材を連結すると共に、同じく工
場でユニット生産された手摺を適宜これらのユニット部
材に連結するだけでよいから、建物躯体へのベランダユ
ニットの施工作業が容易であり、短期間に施工すること
ができる。
【0060】またこの発明によれば、ベランダユニット
の床面は、周囲に立ち上がり壁を有する舟型の底枠によ
って一体形成されるから、水密性が良好であり、安心し
て使用することができる。
【0061】更にこの発明によれば、コーナー側柵壁ユ
ニットおよび正面側柵壁ユニットには、柵壁外壁材を積
極的に取り付けない状態でユニット生産され、ベランダ
ユニットの施工終了時点で最後に柵壁外壁材が上記ユニ
ットに取り付けられるようになっているため、ベランダ
ユニットが取り付けられる建物躯体の色調等に合わせて
柵壁外壁材を取り付けることができ、それだけ現場施工
の条件に自由に合わせることができる。言い換えれば、
建物躯体の色調や意匠形状に影響されることなく、上記
柵壁ユニットを工場生産することができるから、それだ
け量産の実を上げることができ、また現場施工の実情に
合致するものである。
【0062】また請求項4に係る発明によれば、面倒な
組立作業を必要とする柵壁およびその上面に取り付けら
れる手摺を、コーナー側側ユニット部材と正面側ユニッ
ト部材とに分割して工場生産しておき、取付現場である
ベランダ用取付基台には、これらのユニット部材を連結
するだけでよいから、建物躯体へのベランダユニットB
の施工作業が容易であり、短期間に施工することができ
る。
【0063】またこの発明によれば、ベランダユニット
の床面は、周囲に立ち上がり壁を有する舟型の底枠によ
って一体形成されるから、水密性が良好であり、安心し
て使用することができる。
【0064】更にこの発明によれば、コーナー側柵壁ユ
ニットおよび正面側柵壁ユニットには、柵壁外壁材を積
極的に取り付けない状態でユニット生産され、ベランダ
ユニットの施工終了時点で最後に柵壁外壁材が上記ユニ
ットに取り付けられるようになっているため、建物躯体
の色調等に合わせて柵壁外壁材をベランダユニットに取
り付けることができ、それだけ現場施工の条件に自由に
合わせることができる。言い換えれば、建物躯体の色調
や意匠形状に影響されることなく、上記柵壁ユニットを
工場生産することができるから、それだけ量産の実を上
げることができ、また現場施工の実情に合致するもので
ある。
【0065】また請求項5に係る発明によれば、ベラン
ダの床面を形成する舟型底枠は根太枠と予め一体的に取
り付けられているため、これを現場で建物躯体側の根太
に取り付ける際に、ベランダ側根太枠を躯体側根太枠に
固着すればよいから現場施工が容易である。
【0066】またこの発明によれば、根太枠を舟型底枠
の面積に合わせて工場生産しておくことができるため、
それだけ現場での施工を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な建物の外観を示す。
【図2】 一般的な建物の屋根の一部を本発明によって
ベランダに改装した状態の外観を示す。
【図3】 本発明の一実施形態の外観を示す側面図で
ある。
【図4】 同正面図である。
【図5】 同内部構造を示す斜視図である。
【図6】 同内部構造の分解斜視図である。
【図7】 同別の実施形態の内部構造の分解斜視図で
ある。
【図8】 同平面図である。
【図9】 図7のIX ーIX 線断面図である。
【図10】 ベランダの正面側の縦断側面図である。
【図11】 ベランダのコーナー側の縦断側面図であ
る。
【図12】 ベランダの要部の縦断拡大側面図であ
る。
【図13】 同要部の斜視図である。
【図14】 (a) は同要部の横断平面図、(b) は(a) 図
の縦断面図である。
【図15】 同要部の縦断面図である。
【図16】 同要部の縦断面図である。
【図17】 同要部の縦断面図である。
【図18】 同要部の斜視図である。
【図19】 同要部の縦断面図である。
【図20】 ベランダの組立工程を示す説明図である。
【符号の説明】 1 舟型底枠 2 柵壁 2A コーナー側柵壁ユニット 2B 正面側柵壁ユニット 3 手摺 3A コーナー側手摺ユニット 3B 正面側手摺ユニット 3C 手摺ユニット 4 柵壁外壁材 5 建物躯体 6 裏板 7 柵壁上枠 8 柵壁下枠 9 補強骨枠 10 根太枠 11 ベランダ用取付基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/00 9232−2E E04F 15/00 G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の建物の二階等の階層部分の掃き出
    し窓に面する屋根の一部を利用して、これを新しいベラ
    ンダに改装するベランダへの改装方法であって、掃き出
    し窓に面してその室外側下方部にある屋根の基端部を撤
    去して、これに平坦なベランダ用取付基台を水密的に設
    け、また舟型底枠を備えるがベランダの表面側の外壁を
    形成する柵壁外壁材を除いた状態のベランダユニットを
    予め形成し、このベランダユニットを前記ベランダ用取
    付基台に取り付け、最後に建物躯体の外壁の色調等に合
    わせて、上記ベランダユニットの表面側に柵壁外壁材を
    取り付けるようにしたベランダへの改装方法。
  2. 【請求項2】 前記ベランダユニットは、舟型底枠と、
    該底枠の周囲に立設する柵壁とからなり、予め舟型底枠
    と、柵壁とを別個独立して形成すると共に、更に柵壁
    を、表面側の柵壁外壁材を除いた状態で、平面略L字状
    のコーナー側柵壁ユニットと、正面側柵壁ユニットと、
    に分割形成し、取付現場において、ベランダ用取付基台
    と、舟型底枠と、コーナー側柵壁ユニットと、正面側柵
    壁ユニットと、を互いに連結して取り付け、最後に建物
    躯体の外壁の色調等に合わせて、上記柵壁ユニットから
    なる柵壁に柵壁外壁材を取り付けるようにした請求項1
    記載のベランダへの改装方法。
  3. 【請求項3】 前記ベランダユニットは、舟型底枠と、
    該底枠の周囲に立設する柵壁と、該柵壁の上面に取り付
    ける手摺とからなり、予め舟型底枠と、柵壁およびその
    上面に取り付けられる手摺とを別個独立して形成すると
    共に、更に柵壁を、表面側の柵壁外壁材を除いた状態
    で、平面略L字状のコーナー側柵壁ユニットと、正面側
    柵壁ユニットと、に分割形成し、取付現場において、ベ
    ランダ用取付基台と、舟型底枠と、コーナー側柵壁ユニ
    ットと、正面側柵壁ユニットと、を互いに連結して取り
    付ける共に、手摺をコーナー柵壁ユニットおよび正面側
    柵壁ユニットに取り付け、最後に建物躯体の外壁の色調
    等に合わせて、上記柵壁ユニットからなる柵壁に柵壁外
    壁材を取り付けるようにした請求項1記載のベランダへ
    の改装方法。
  4. 【請求項4】 前記ベランダユニットは、舟型底枠と、
    該底枠の周囲に立設する柵壁と、該柵壁の上面に取り付
    ける手摺とからなり、予め舟型底枠と、柵壁およびその
    上面に取り付けられる手摺とを別個独立して形成すると
    共に、更に柵壁およびその上面の手摺とを、表面側の柵
    壁外壁材を除いた状態で、平面略L字状のコーナー側柵
    壁ユニットおよびコーナー側手摺ユニットと、正面側柵
    壁ユニットおよび正面側手摺ユニットと、に分割形成
    し、取付現場において、ベランダ用取付基台と、舟型底
    枠と、コーナー側柵壁ユニットおよびコーナー側手摺ユ
    ニットと、正面側柵壁ユニットおよび正面側手摺ユニッ
    トと、を互いに連結して取り付け、最後に建物躯体の外
    壁の色調等に合わせて、上記柵壁ユニットからなる柵壁
    に柵壁外壁材を取り付けるようにしたベランダへの改装
    方法。
  5. 【請求項5】 舟型底板の裏面に根太枠が一体的に取り
    付けられるようになっている請求項1〜4のいずれか記
    載のベランダへの改装方法。
JP2922096A 1996-02-16 1996-02-16 ベランダへの改装方法 Expired - Fee Related JP3004904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2922096A JP3004904B2 (ja) 1996-02-16 1996-02-16 ベランダへの改装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2922096A JP3004904B2 (ja) 1996-02-16 1996-02-16 ベランダへの改装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09221920A true JPH09221920A (ja) 1997-08-26
JP3004904B2 JP3004904B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=12270131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2922096A Expired - Fee Related JP3004904B2 (ja) 1996-02-16 1996-02-16 ベランダへの改装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3004904B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3004904B2 (ja) 2000-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2121044C1 (ru) Строительная панель, способ ее изготовления и созданные на этой основе фундаментный строительный блок, фундамент строения, трехмерная строительная конструкция, высотное здание и трехмерное строение, а также способ крепления деталей архитектурной отделки к поверхности строения
EA000200B1 (ru) Способ возведения многоуровневого, многомодульного, на каждом уровне, здания с каркасом
US20070130841A1 (en) Construction module system and method
US4352260A (en) Underground house and construction method
US4545169A (en) Prefabricated transportable concrete floor system and method for producing same
JPH09221920A (ja) ベランダへの改装方法
JPH09221824A (ja) ベランダとその施工方法
JPH09221825A (ja) ベランダの施工方法
JP3233531B2 (ja) 組み立て階段
JPH054504B2 (ja)
WO2010015042A2 (en) Modular building construction system
JPH0932310A (ja) 既存木造建物の補強工法
JPH076387Y2 (ja) 金属製簡易車庫の屋根構造
WO2021221542A1 (ru) Опалубочная система
JP2840215B2 (ja) 妻壁構造
WO2011125146A1 (ja) 建築物の設計方法
KR20020041064A (ko) 피씨판넬로 건축물의 코아를 선조립 시공하는 건축물의시공방법
JPS5846979B2 (ja) 組立式手摺
JP2000027478A (ja) 立体駐車場の落下防止壁構築法および落下防止壁
JP3583207B2 (ja) ポーチ柱ユニット
JP4157973B2 (ja) 住宅用の階段、住宅用階段の構築方法
JPS627808Y2 (ja)
JPH08184204A (ja) 集合住宅の建築方法
JPS59438Y2 (ja) 建屋構造体
JP2618058B2 (ja) 建物の構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991019

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees