JPS59438Y2 - 建屋構造体 - Google Patents

建屋構造体

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JPS59438Y2
JPS59438Y2 JP5471377U JP5471377U JPS59438Y2 JP S59438 Y2 JPS59438 Y2 JP S59438Y2 JP 5471377 U JP5471377 U JP 5471377U JP 5471377 U JP5471377 U JP 5471377U JP S59438 Y2 JPS59438 Y2 JP S59438Y2
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JP
Japan
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frame
rigid
plate
foundation
beams
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Expired
Application number
JP5471377U
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English (en)
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JPS53149427U (ja
Inventor
豊作 福田
Original Assignee
デンコ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建屋構造体、特にバス、鉄道等の待合所に用い
られる組立簡単にしてそれでいて体裁が良く且つ堅牢な
建屋構造体に関する。
従来この種の建屋構造体は極めて大がかりなものかある
いはその逆に極めて簡便なものしがなく、前者にあって
は通常の建築構造物と同様に完成する迄日数、手間、費
用が多く掛り又、後者にあっては長期の耐久性に問題が
生じ易く、駅ホームや駅前あるいは道路際の様に半ば公
共の用地に用いるものとしては外観、サイズその他に於
いて満足のゆくものは少なくというのが実情である。
そこで本考案者は通常の建築構造物のような大がかりな
ものは必要がなく、組立て簡単で且つ十分な堅牢さを備
え、しかも屋外設置面としても外観に富み美麗であるこ
と等の諸条件を満足せしめる建屋構造体を提供せんとす
るものである。
具体的には型鋼材を予め方形枠状に剛接合し角部4ケ所
に高さ調整用のアジャストボルトを設けた基礎を施工場
所に配すことにより、基礎コンクノートを用いてその水
平調整をする等の煩しい作業を行なうことなくアジャス
トボルトにて容易に水平調整ができしかも十分な強度を
持たせ、この基礎上に、複数の柱とこれら柱上に予め剛
接合された梁とで形威した門形状の複数のラーメン架構
体を順次立設・固定し且つ該ラーメン架構体の梁同士を
つなぎ梁にて連結して略ボックス状の骨組を形成するこ
とにより、堅牢な骨組を容易に構成し得るようにすると
共に、骨組を構成する上記隣接ラーメン架構体の各柱間
の下方に若干の空隙を残し且つ少なくとも1つの柱間に
出入口相応部分を残して強化ガラス及び軽量板を上下に
組込み又はその一方を組込み固定して容易に壁を形威し
得るようにし、しかも軽量板及び強化ガラスの組合せで
柱間の壁をスッキリまとめて外観美麗になし得るように
し且つ上記空隙にて壁、特に軽量板の腐蝕を防止し得る
ようにし、更にラーメン架構体の梁上にケタ材を介して
方形状の波状プレートを若干傾斜させて取付は且つ上記
波状プレートの4辺をカバープレートにて囲繞すると共
に、波状プレートの傾斜下端側に位置するカバープレー
トに内雨樋部を一体成形して容易に屋根を形成し得るよ
うにし、しかもカバープレートにて屋根外観を美麗にし
且つ雨樋をも兼用させるようにしたものである。
以下その詳細を図示の実施例に基づき説明すると、第1
図には本考案に係る建屋構造体の全体概略図が示されて
おり、この建屋構造体は骨組1、壁2、そして屋根3と
から主に構成される。
骨組1は、基礎4、ラーメン架構体5a〜5d及びつな
ぎ梁6とからなる。
基礎4は方形枠状を有し予め剛接合、ここでは予め角部
を突当て溶着した4本の型鋼材としてのH型鋼で形成さ
れている。
これら4本のH型鋼の両端は第3図に示す如く突合せる
一方のH型鋼の上下フランジ7a、7bの端部を切り欠
いてウェブ8を突出せしめ、該ウェブ8が他方のH型鋼
のウェブ9に当接するようにして溶着し且つその内側角
部には各々タイ10を溶着し補強しである。
しかし勿論これに限定されるものではなく図示せぬが恰
も額縁の角部の如く各々のH型鋼の端部を斜めに切断し
各々を溶着しても良い。
また基礎4には少くともその角部4ケ所の下部位置にナ
ツト11を溶着し該ナツト11へ基礎4下方へ突出する
如くアジャストボルト12を嵌挿しである(第4図)。
これは、アジャストボルト12を調整することにより基
礎4の高さ位置並びに水平状態の調整をし得るようにす
るものである。
この予め方形枠状に形成された基礎4を現場にて駅ホー
ム、駅前等の施工場所に配して固定する。
この場合基礎4の水平調整は上記アジャストボルト12
にて行ない水平調整用の基礎コンクリートは不要となり
、水平調整後は単にボルトやモルタルその他で固定すれ
は゛良い。
そして、この上にラーメン架構体5a〜5dを立設・固
定する(第4図)。
尚、図中13は下敷き用のブロックで゛ある。
ラーメン架構体5a〜5dは各々角パイプ製の柱及び梁
を予め剛接合したものであって、各々3本の柱を有し骨
組1の両側面を形成する2つのラーメン架構体5 a
、5 bと、この両側面を形成するラーメン架構体5
a 、5 bの間に更に2本の柱を有する2つのラーメ
ン架構体5 C,5dとが上記基礎4上にアンカーボル
トを介し固設されるようにしである。
図示の例では4つのラーメン架構体5 a 、5 b
、5 C,5dを用いているが、勿論これに限定される
ものではなく建屋の大きさに相応させて増)威しても良
いことは言うまでもなく、また図示せぬが各柱の下部に
補強用リブを形成するようにしても良い。
そしてこのラーメン架構体5a〜5dの各梁間は角パイ
プ製のつなぎ梁6で連結しである。
その連結は第5図に示す如く各梁より突出させた突出片
15とつなぎ梁14の突出片16とをボルト・ナツトを
介し固着するようにしであるが、これに限定されず溶着
するようにしても良い。
また図示せぬがこのつなぎ梁に加えて筋かいを用いると
一層良い このようにして形成°された骨組1の前面中央の出入ロ
17相応部分を残し各柱間下部へ軽量板18、上部へ強
化ガラス19を組込み固定して壁2を形成しである。
しかし勿論これに限定されるものではなく、出入口17
及び強化ガラス、軽量板は設置場所に適合した配置とす
るのが好ましい。
軽量板18は耐腐蝕性の金属板18 aを外側に防水ベ
ニヤ板20を内側に備えたものとしであるが(第8図)
、これに限定されず例えば図示せぬが2枚の薄鋼板間に
ウレタンフオームを組込んだものとしても良く、要は耐
水、耐熱、耐腐蝕性の材質のものであればいかなるもの
でも良い。
また壁2は軽量板18の下方に、若干の空隙21を残し
て形成されており、各軽量板18の下端には外側下方へ
向は突出する如く下方空隙用のカバ一体22を設けであ
る(第8図)。
これは、壁2の下端を地面位置より若干上方とすること
により雨水、泥その他で壁2、特に軽量板18が腐蝕す
るのを防止し且つカバ一体22で空隙21に雨水や雪が
内部へ入り込むのを防止するためのものである。
そして、骨組1を構成するラーメン架構体の梁上に屋根
3が設けられる。
屋根3は梁上にケタ材23をわたし、このケタ材23を
介して方形状の波状プレート24を若干傾斜させて取付
は且つ該波状プレート4辺をカバープレート25にて囲
繞して形成される。
波状プレート24は角型の波状プレートとしであるか゛
(第7図)、勿論これに限定されるものではなく穴型波
状プレートとしても良い。
また、波状プレート25の傾斜下端側に位置するカバー
プレート25は口形状とし内側に雨樋部26を一体成形
しである。
更には波状プレート24が下方に有する空間27及び上
記雨樋部26を連通状態とし、それを利用して換気自在
としたものである。
尚図中28は縦樋で、カバープレート25の雨樋部26
に接続しである。
以上説明してきたように、本考案の建屋構造体によると
、型鋼材を予め剛接合した方形状枠体の角部4ケ所に高
さ調整実のアジャストボルトを設けた基礎、この基礎上
に、順次立設・固定される複数の柱及びこれら柱上に予
め剛接合された梁とで形成した門形状の複数のラーメン
架構体、且つ該ラーメン架構体の梁同士を連結するつな
ぎ梁にて形成した略ボックス状の骨組と、該骨組を横取
する上記隣接ラーメン架構体の各柱間の下方に若干の空
隙を残し且つ少なくとも1つの柱間に出入口相応部分を
残して強化ガラス及び軽量板が上下に組込まれ又はその
一方が組込まれ固定されてそこに形成された壁と、上記
ラーメン架構体の梁上にケタ材を介し若干傾斜させて取
付けられた波状プレートの4辺をカバープレートにて囲
繞すると共に、波状プレートの傾斜下端側に位置するカ
バープレート内に雨樋部を一体成形した屋根とから戊る
建屋構造体とすることとしたので、アジャストポルI・
の調整をするだけで容易に高さ及び水平調整ができ、そ
の結果基礎コンクリートを用いて水平調整等をするとい
う煩しい作業を省略して直接基礎をボルトやモルタル等
で施工場所に固定できる上に、基礎は型鋼材を予め剛接
合しているので簡単な取付にして十分な強度を得ること
ができ、また型絞材を予め方形枠状に剛接合し角部4ケ
所に高さ調整用のアジャストボルトを設けた基礎を施工
場所に配して略ボックス状の骨組を形成するようにして
いるので、ラーメン架構体が剛体であるところから、こ
れらはつなぎ梁で連結するのみで足り、組立てが容易で
ある上に基礎及びラーメン架構体が剛体であるので十分
な堅牢さを、備えたものとすることができると共に、骨
組を構成する上記隣接ラーメン架構体の各柱間の下方に
若干の空隙を残し且つ少なくとも1つの柱間に出入口相
応部分を残して強化ガラス及び軽量板を上下に組込み又
はその一方を組込み固定して壁を形成するようにしたの
で、容易に壁を形成でき、しかも軽量板及び強化ガラス
の組合せで柱間にあって壁がスッキリまとまったことに
より外観美麗になすことができ且つ上記空隙にて壁、特
に軽量板の腐蝕を防止して耐用性を向上させることがで
き、更に、ラーメン架構体の梁上にケタ材を介して方形
状の波状プレートを若干傾斜させて取付は且つ上記波状
プレートの4辺をカバープレートにて囲繞すると共に、
波状プレートの傾斜下端側に位置するカバープレートに
雨樋部を一体成形して屋根を形成するようにしたので、
容易に屋根の形成ができ、しかもカバープレートの存在
にて外観を美麗にすることができる上に、カバープレー
トが雨樋兼用となるので雨樋が外部に露見することなく
一層外観を美麗にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る建屋構造体の全体概略斜視図、第
2図はその側面図、第3図は基礎枠角部の接合状態を示
す説明図、第4図は基礎枠下部のアジャストボルトを示
す拡大断面図、第5図はつなぎ梁の接合状態を示す説明
図、第6図は屋根部の要部拡大側面図、第7図はカバー
プレートの一部を切欠いた屋根部の拡大部分正面図、そ
して第8図は壁部下方の拡大断面図である。 図中 1・・・・・・骨組、2・・・・・・壁、3・・
・・・・屋根、4・・・・・・基礎、5a−d・・・・
・・ラーメン架構体、6・・・・・・つなぎ梁、12・
・・・・・アジャストボルト、17・・・・・・出入口
、18・・・・・・軽量板、19・・・・・・強化ガラ
ス、21・・・・・・壁下前空隙、22・・・・・・下
方空隙用カバ一体、24・・・・・・波状プレート、2
5・・・・・・カバープレート、26・・・・・・カバ
ー雨樋−1−雨樋部、27・・・・・・波状プレート下
方空間。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)型鋼材を予め剛接合した方形状枠体の角部4ケ所
    に高さ調整用のアジャストボルトを設けた基礎、この基
    礎上に、順次立設・固定される複数の柱及びこれら柱上
    に予め剛接合された梁とで形威した門形状の複数のラー
    メン架構体、且つ該ラーメン架構体の梁同士を連結する
    つなぎ梁にて形成した略ボックス状の骨組と、 該骨組を構成する上記隣接、ラーメン架構体の各柱間の
    下方に若干の空隙を残し且つ少なくとも1つの柱間に出
    入口相応部分を残して強化ガラス及び軽量板が上下に組
    込まれ又はその一方が組込まれ固定されてそこに形威さ
    れた壁と、 上記ラーメン架構体の梁上にケタ材を介し若干傾斜させ
    て取付けられた波状プレートの4辺をカバープレートに
    て囲繞すると共に、波状プレートの傾斜下端側に位置す
    るカバープレート内に雨樋部を一体成形した屋根とから
    成る建屋構造体。
  2. (2)上記壁部の軽量板は耐水、断熱、耐腐蝕性の材質
    からなるものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の建屋構造体。
JP5471377U 1977-04-28 1977-04-28 建屋構造体 Expired JPS59438Y2 (ja)

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JPS53149427U JPS53149427U (ja) 1978-11-24
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