JPH09221170A - 商品パッケージ、及びその製造方法 - Google Patents

商品パッケージ、及びその製造方法

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JPH09221170A
JPH09221170A JP8112791A JP11279196A JPH09221170A JP H09221170 A JPH09221170 A JP H09221170A JP 8112791 A JP8112791 A JP 8112791A JP 11279196 A JP11279196 A JP 11279196A JP H09221170 A JPH09221170 A JP H09221170A
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勝彦 熊倉
Shuji Ono
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2585/00Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials
    • B65D2585/68Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form
    • B65D2585/86Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form for electrical components
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が物品の種類、グレード、製造者名など
の視認に不便を生じることなく、かつ物品の収容作業を
容易に行えること。 【解決手段】 予め物品の向きを揃えて並べた複数の物
品をシュリンクパックして包装部を形成し、包装部を台
紙と保持体の間で収容・保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池その他の小さ
い物品を収容して販売などのため展示する商品パッケー
ジ、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、電池、洗顔用具などの日用雑貨
品、あるいは加工食料品などを収容する商品パッケージ
として、店頭での展示効果、低コストなどの理由によ
り、ブリスタパックが広く用いられている。ブリスタパ
ックでは、透明な合成樹脂シートに熱形成などでくぼみ
を形成し、このくぼみに物品を収容している。厚紙など
の台紙にくぼみの周縁を接着することにより、くぼみの
開口部を塞いで物品を保持している。
【0003】従来の商品パッケージの一例として、電池
を収容した電池パッケージを、図16及び図17を参照
して以下に説明する。図16は従来の電池パッケージを
示す正面図であり、図17は図16に示した従来の電池
パッケージの分解斜視図である。図16において、従来
の電池パッケージ51は、厚紙製の台紙52と複数、例
えば4本の電池40を収容する透明な合成樹脂シート製
の保持体53とで構成される。台紙52は、店頭などで
当該電池パッケージ51をピンなどにより吊り下げるた
めに、孔部52aを有する。また、台紙52には、ミシ
ン目52bが、台紙52の下端縁と後述のくぼみ53a
の開口部を取り囲むように設けられている。このミシン
目52bと台紙52の下端縁とで区画された開封部52
c(図17)を台紙52から切り離すことにより、電池
パッケージ51が開封されて、電池40を電池パッケー
ジ51から取り出すことができる(詳細は後述)。保持
体53は、電池40を横向き姿勢に並べて一列に収容す
るくぼみ53a、くぼみ53aの開口部の回りに設けら
れ、台紙52に接着される接着用のつば状部53b、及
びくぼみ53aの下端に設けられた一対の脚部53cで
構成される。くぼみ53a及び脚部53cは、金型を用
いてシート状の合成樹脂を加熱成形することにより、形
成される。尚、くぼみ53aの外形は、電池40の収容
作業性を向上するために、電池40の外形に応じてその
外形よりも若干大きく形成されている。また、脚部53
cの底面が、台紙52の下端縁に一致している。このこ
とにより、電池パッケージ51は、脚部53cの底面と
台紙52の下端縁とにより、垂直に立てて展示すること
ができる。
【0004】図17に示すように、電池パッケージ51
は、下向きにした保持体53に電池40を1本ずつ手作
業でくぼみ53aに収容した後、台紙52とつば状部5
3bとを感熱感圧性の接着剤を用いたホットプレスによ
り接着することで形成される。また、電池40の収容作
業の際に、4本の電池40を同一の方向にそれぞれ向け
てくぼみ53aに収容するフェーシング作業が行われ
る。すなわち、一般に、電池40の外周表面には、電池
40の種類、グレード、製造者名等を表示した部分(以
下、”フェイス面”と略称)が設けられている。各電池
40は、フェイス面がそれぞれ電池パッケージ51の前
面に向かうように、フェーシング作業を行いつつくぼみ
53a内に配置される。台紙52には、上述したよう
に、ミシン目52bと台紙52の下端縁とで区画された
開封部52cが設けられている。開封部52cは、くぼ
み53aとの間で電池40を実質的に保持する。開封部
52cは、くぼみ53aの開口部よりも若干大きく形成
されている。また、開封部52cの下端部は、つば状部
53bに接着されている。
【0005】顧客または販売人等が電池パッケージ51
を開封する場合には、開封部52cの下端縁52c1と
つば状部53bとの間に爪等を差し入れる。続いてつば
状部53bに接着された開封部52cの下端部をつば状
部53bから引きはがす。そして、顧客は、開封部52
cの下端部をつかんでミシン目52bを台紙52の下端
側から切り裂く。このことにより、開封部52cが台紙
52から切り離されくぼみ53aが開口する。このよう
に、顧客が従来の商品パッケージに収容された物品を使
用する場合、開封部の下端部とつば状部との接着をはが
すと共に、ミシン目を台紙の下端側から切り裂いてい
く。そのことにより、開封部を台紙から切り離してくぼ
みを開口して、物品を取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の商
品パッケージでは、例えば電池を1本ずつくぼみに収容
し、かつフェーシング作業も行っていた。このようなフ
ェーシング作業を伴う収容作業は自動化が困難で、人手
による作業で行われていた。それゆえ、その収容作業に
要する時間が長くかかるという問題点があった。さら
に、その収容作業中に手指の汗などが電池に付着して発
錆等の問題を起こす恐れがあった。また、くぼみの外形
が電池の外形に応じてその外形よりも大きく形成されて
いる。それゆえ、商品(電池)パッケージ内に電池を収
容した後で、運送中の振動などで電池が個別にくぼみ内
で回転する。従って、すべてのフェイス面が視認できな
い、あるいは各フェイス面の向きが不揃いとなるなどの
ため、電池の種類、グレード、製造者名などの視認に不
便を生ずる恐れがあった。このような電池の回転の防止
対策として、例えば特公平6−79476号は、台紙に
向かって突出する複数の小突起をくぼみの内側に設ける
ことを示している。すなわち、その従来の電池パッケー
ジでは、電池を小突起で挟んで固定し、前面側に向けて
いる。しかしながら、その従来の電池パッケージでは、
電池の収容作業性が低下し、その作業時間を長くすると
いう問題点があった。さらに、くぼみの形状を複雑なも
のにする必要があり、保持体の成形において、高い加工
精度が要求された。
【0007】さらに、従来の商品パッケージでは、開封
部の下端部、すなわち開封部の開封開始部が接着剤によ
りつば状部に接着されている。それ故、商品パッケージ
を開封する場合に、開封開始部とつば状部との間に爪等
を差し入れて、開封開始部とつば状部との接着を引きは
がす必要があった。従って、商品パッケージの開封作業
に時間と手間がかかるという問題点があった。さらに、
開封部がくぼみの開口部よりも大きく形成されているの
で、商品パッケージを開封した後では、未使用状態の電
池を商品パッケージで保管するのが困難であった。例え
ば商品パッケージを孔部を用いて吊り下げた場合に、当
該電池がくぼみからこぼれ落ちる恐れがあった。また、
個々の電池が封かんされずに収容されているので、使用
しない電池の端子部などに手の汗などがついて発錆する
ことがある。このため、残った電池の品質が低下すると
いう問題点があった。さらに、万一いたずらなどで使用
ずみ物品が展示販売中の商品パッケージの中に挿入され
た場合、これが使用ずみかどうかの判断が不可能であっ
た。このように、従来の商品パッケージを開封した後で
は、物品の保管性が低減しまたその中に残っている物品
が新品であることの保証ができないという問題点があっ
た。
【0008】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、電池などの物品のフェー
シング作業を含めた収容作業を容易に行える商品パッケ
ージ、及びその製造方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、顧客等が常に物品の種類、グレー
ド、製造者名などを明瞭に視認できる商品パッケージ、
及びその製造方法を提供することを目的とする。また、
この発明は、爪等を用いて開封部とつば状部との接着を
引きはがすことなく、台紙に設けられたミシン目を切り
裂いて開封作業を容易に行える商品パッケージ、及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。また、この発
明は、商品パッケージを開封した後でも、物品の保管性
が低減することなく、物品を保管することができる商品
パッケージ、及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の商品パッケージ
またはその製造方法は、シュリンクパックした物品で包
装部を構成し、包装部を保持体に収容している。このよ
うに構成することにより、物品の収容作業を殆ど自動化
できる。さらに、商品パッケージ内に物品を収容した後
でも、物品が回転せずに、物品の種類、グレード、製造
者名などの視認に不便を生じない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の商品パッケージは、台紙
と、実質的に透明な部材で構成され、物品をシュリンク
パックした包装部と、前記包装部を収容するくぼみと、
前記台紙に接着されるつば状部とを有し、前記台紙との
間で前記包装部を保持する保持体と、を具備する。上記
のように構成された商品パッケージでは、シュリンクパ
ックした物品で包装部を構成し、包装部を保持体に収容
している。このため、物品の収容作業を殆ど自動化して
容易なものにする。また、物品はシュリンクパックされ
ているので、商品パッケージ内に物品を収容した後で
も、物品が回転せずに、物品の種類、グレード、製造者
名などの視認に不便を生じない。
【0011】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記包装部において、前記物品のフェイス面を所定の方向
に配置してシュリンクパックしている。上記のように構
成された商品パッケージでは、シュリンクパックを行う
際に、物品のフェイス面を所定の方向に配置してるの
で、顧客が常に物品の種類、グレード、製造者名などを
明瞭に視認できる。
【0012】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記保持体に複数の前記包装部を保持している。上記のよ
うに構成された商品パッケージでは、複数の包装部を保
持体で保持しているので、使用しない物品は包装部で包
装されたままの状態となり、容易に未使用なものである
と認識でき、かつ当該物品の品質の低下を招かない。
【0013】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記くぼみに窓部を設けている。上記のように構成された
商品パッケージでは、窓部がくぼみに設けられているの
で、物品の外周部分を覆うくぼみの面積を低減でき、顧
客が常に物品の種類、グレード、製造者名などを明瞭に
視認できる。
【0014】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記窓部の周縁に、前記くぼみの内方へ向かう折り返し部
を設けている。上記のように構成された商品パッケージ
では、折り返し部が窓部の周縁に設けられているので、
くぼみの強度を向上しつつ、窓部を大きくすることがで
きる。
【0015】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記窓部が矩形状もしくは楕円状に形成している。上記の
ように構成された商品パッケージでは、矩形状もしくは
楕円状に形成された窓部がくぼみに設けられているの
で、物品の外周部分を覆うくぼみの面積を低減でき、顧
客が常に物品の種類、グレード、製造者名などを明瞭に
視認できる。
【0016】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記接着部の縁と前記窓部との間を結ぶように、前記くぼ
みと前記つば状部に切り離し部を設けている。上記のよ
うに構成された商品パッケージでは、切り離し部が接着
部の縁と窓部との間を結ぶように、前記くぼみと前記接
着部に設けられているので、物品をパックした包装部を
容易に取り出せる。
【0017】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、前記保持体には、前
記台紙の前記一端縁に、前記2条のミシン目の間におい
て前記つば状部に設けられ、前記台紙の前記一端縁に向
かって開口する形の切欠部が設けられている。上記のよ
うに構成された商品パッケージでは、切欠部と対向する
台紙に力を加えるだけで、ミシン目を切り裂くことがで
き、商品パッケージの開封作業を容易なものとする。
【0018】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、前記保持体には、前
記台紙の前記一端縁に、前記2条のミシン目の間におい
て前記つば状部に設けられ、前記一端縁に向かって開口
する形の切欠用半切部が設けられている。上記のように
構成された商品パッケージでは、切欠用半切部及び当該
半切部と対向する台紙とに力を加えるだけで、ミシン目
を切り裂くことができ、商品パッケージの開封作業を容
易なものとする。
【0019】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、前記保持体には、前
記台紙の前記一端縁に、前記2条のミシン目の間におい
て前記つば状部に設けられ、前記一端縁に向かって開口
する形のミシン目状の切欠きが設けられている。上記の
ように構成された商品パッケージでは、ミシン目状の切
欠き及び当該切欠きと対向する台紙とに力を加えるだけ
で、ミシン目を切り裂くことができ、商品パッケージの
開封作業を容易なものとする。
【0020】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、前記2条のミシン目
の外側の領域で、前記台紙と前記つば状部とを接着して
いる。上記のように構成された商品パッケージでは、2
条のミシン目の内側の台紙に力を加えるだけで、ミシン
目を切り裂くことができ、商品パッケージの開封作業を
容易なものとする。
【0021】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、前記2条のミシン目
の間隔が前記開口部の開口幅よりも小さい。上記のよう
に構成された商品パッケージでは、ミシン目に沿って台
紙を切り取ることにより、商品パッケージを開封した後
は、くぼみと切り残された台紙の耳部との間で物品を保
管できる。
【0022】さらに、他の発明の商品パッケージは、台
紙と、物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
つば状部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持す
る保持体とを備え、前記台紙には、その一端縁から他端
縁部に向かって互いに所定の間隔を置いて前記台紙に形
成した2条のミシン目が設けられ、少なくとも2つの半
切部が、前記2条のミシン目を結ぶように、前記台紙の
一端縁と前記台紙の他端縁との間で前記台紙に設けられ
ている。上記のように構成された商品パッケージでは、
ミシン目に沿って台紙を切り取る際に、切り取られる台
紙が少なくとも2つの半切部の間のつば状部の下の部分
でその厚さ方向において2つの部分に分けられる。この
ため、台紙の切り取りを容易に行え、電池パッケージの
開封作業を容易なものとする。
【0023】さらに、他の発明の商品パッケージは、前
記少なくとも2つの半切部の一方が、前記台紙の一端縁
と前記つば状部との間に設けられ、前記少なくとも2つ
の半切部の他方が、前記つば状部の内側に設けられてい
る。上記のように構成された商品パッケージでは、ミシ
ン目に沿って台紙を切り取る際に、切り取られる台紙が
少なくとも2つの半切部の間のつば状部の下の部分でそ
の厚さ方向において2つの部分に分けられる。この際、
つば状部の内側の半切部により、切り取られる台紙は容
易に2つの部分に分けることができる。その結果、台紙
の切り取りをさらに容易に行え、電池パッケージの開封
作業を容易なものとする。
【0024】本発明の商品パッケージの製造方法は、台
紙、及び物品を収容するくぼみと前記くぼみの開口部の
回りに設けられ前記台紙に接着される接着用のつば状部
とを有するよう成形された合成樹脂製の保持体を、前記
つば状部において互いに接着した商品パッケージの製造
方法であって、合成樹脂シートに金型を押圧して加熱す
ることにより、前記くぼみを形成するすると共に、前記
金型に設けられた円弧状の刃により前記合成樹脂シート
を貫通して円弧状の切れ目を前記合成樹脂シートに形成
する工程を具備する。上記のように構成された商品パッ
ケージの製造方法では、くぼみを形成する際に、円弧状
の刃により円弧状の切れ目を合成樹脂シートに形成す
る。このような円弧状の切れ目を設けることにより、開
封作業が容易な商品パッケージを形成することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の商品パッケージの好ましい実
施例について図面を参照して説明する。尚、本発明の商
品パッケージの一例として、電池を収容した電池パッケ
ージについて説明する。
【0026】《実施例1》図1は本発明の実施例1であ
る電池パッケージの正面図であり、図2は同電池のパッ
ケージの分解斜視図である。図1において、電池パッケ
ージ1は、厚紙製の台紙2と複数、例えば4本の電池4
0を互いに平行にしてシュリンクパックした透明な合成
樹脂製の包装部3、及び台紙2との間で包装部3を収容
して保持する保持体4で構成される。台紙2は、店頭で
当該電池パッケージ1を吊り下げるために、孔部2aを
有する。尚、包装部3を形成するシュリンクパックは、
周知のように、一般に同時に小売される例えば4個など
の、複数の電池40を互いに固定し、かつ、密封する。
したがって販売に当たってシュリンクパックを開封する
ことがなく、それらの品質の低下が生じない。また、シ
ュリンクパッキングの工程は、電池40の生産ラインの
終端部に直結されている。この終端部では、電池40は
負極を下にした縦向き姿勢で一列に並べて搬送されてい
る。さらに、この終端部においては、電池40は、例え
ば、電池40の種類、グレード、製造者名等を表示した
部分(以下、”フェイス面”と略称)が光電管ベーシン
グ等により検出される。そして、各フェイス面が電池4
0の搬送方向と直角な方向の一の方向にそれぞれ向けら
れて搬送されている。それ故、包装部3において、4本
の電池40は、各フェイス面が揃った状態でシュリンク
パックされる。その結果、後述の包装部3をくぼみ4a
に収容する際に、電池40の各フェイス面を電池パッケ
ージ1の前面に向けるフェーシング作業を容易にでき
る。そのことにより、電池40の収容作業を素早くする
ことができる。また、電池40は、各フェイス面が揃っ
た状態で強くシュリンクパックされ、かつ、互いに固定
される。そのことにより、電池パッケージ1に収容され
た後に、電池40が回転することはない。その結果、電
池の種類、グレード、製造者名などの視認に不便を生じ
ない。
【0027】保持体4は、包装部3を収容するくぼみ4
a、所定の寸法で矩形状にくぼみ4aを開口した窓部4
b、くぼみ4aの回りに設けられ、台紙2に接着される
接着用のつば状部4c、及びくぼみ4aの下端に設けら
れた一対の脚部4dで構成される。尚、くぼみ4aの外
形は、包装部3の収容作業性を向上するために、包装部
3の外形よりも若干大きく形成されている。また、窓部
4bは、電池パッケージ1の前面側に設けられる。その
結果、包装部3を覆う保持体4の面積を低減することが
できる。そのため、顧客が常に電池の種類、グレード、
製造者名などを明瞭に視認できる。また、脚部4dの底
面が、台紙2の下端縁に一致している。それゆえ、電池
パッケージ1は、脚部4dの底面と台紙2の下端縁とに
より、垂直に立った状態で展示することができる。
【0028】図2に示すように、電池パッケージ1は、
下向きにした保持部4にフェイス面が電池パッケージ1
の前面にくるように包装部3を手作業でくぼみ4aに収
容した後、台紙2とつば状部4cとを感熱感圧性の接着
剤を用いたホットプレスにより接着することで形成され
る。尚、本実施例では、図1に示すように、4本の電池
40を横向き姿勢にして電池パッケージ1で収容・保持
したものを説明したが、4本の電池40を縦向き姿勢に
して電池パッケージ1で収容・保持してもよい。また、
本実施例では、4本の電池40の各フェイス面を揃える
構成を示した。しかしこれとは別に、電池パッケージ1
の前面側に配置される4本の電池40の外周表面を組み
合わせて、電池40の種類、グレード、製造者名等を表
示する構成としてもよい。
【0029】《実施例2》図3は、本発明の実施例2で
ある電池パッケージを示す分解斜視図である。電池パッ
ケージ1の構成において、包装部以外の構成は実施例1
のものと全く同じである。それ故、それらの重複した説
明は省略する。本実施例の実施例1との違いは、4本の
電池40をシュリンクパックした包装部3の代わりに、
2本の電池40をシュリンクパックした2つの包装部
3’を用いたことである。すなわち、図3に示すよう
に、2つの包装部3’がくぼみ4a内で上下2段に配置
されている。その結果、2本以下の電池40しか使用し
ない場合には、2つの包装部3’のうちいずれか一方の
包装部3’を開封するだけでよい。このことにより、使
用しない電池40の品質を維持することができる。ま
た、当該電池40が未使用であると容易に認識すること
ができる。さらに、1本の電池40をシュリンクパック
して包装部を構成することもできる。
【0030】《実施例3》図4の(a)は本発明の実施
例3である保持体を示す正面図であり、図4の(b)は
図4の(a)のIVb−IVb線で断面をとった断面図
である。図5は本発明の実施例3である電池パッケージ
を示す分解斜視図である。電池パッケージ1の構成にお
いて、保持体以外の構成は実施例1のものと全く同じで
ある。それ故、それらの重複した説明は省略する。本実
施例の実施例1との違いは、くぼみ4aに折り返し部4
eを設けたことである。すなわち、図4の(a)及び図
4の(b)に示すように、折り返し部4eが、電池パッ
ケージ1の前面側からくぼみ4aの内側に向かって、窓
部4bの周縁のくぼみ4aの先端部を折り返すことによ
り形成されている。その結果、折り返し部4eが窓部4
bの周縁に形成される。そのことにより、くぼみ4aの
正面側での強度を向上することができる。その強度を向
上した結果、実施例1のものと比べて窓部4bの開口面
積を大きくすることができる。また、折り返し部4eの
先端、すなわち窓部4bの切り口が、電池パッケージ1
のくぼみ4aの内側に向かっている。このため、切り口
での指等のひっかかりがなくなり、切り口による指の裂
傷などを防止することができる。また、包装部3が、図
5に示すように、くぼみ4aに収容された場合に、包装
部3は、包装部3の外側表面が折り返し部4eの先端に
のるように、台紙部2と折り返し部4eとの間で収容・
保持される。その結果、包装部3はそのパック面31が
折り返し部4eの先端41と窓部4bとの距離の分だけ
電池パッケージ1の前面側から内側で保持される。この
ことにより、実施例1のものと比べて包装部3のシュリ
ンクパックが爪等により破られるのを防止することがで
きる。
【0031】《実施例4》図6は、本発明の実施例4で
ある電池パッケージの保持体を示す正面図である。電池
パッケージ1の構成において、窓部以外の構成は実施例
1のものと全く同じである。それ故、それらの重複した
説明は省略する。本実施例の実施例1との違いは、窓部
4fの形状を楕円状に形成したことである。すなわち、
図6に示すように、電池パッケージ1の前面側でくぼみ
4aを楕円状に開口して窓部4fを形成している。この
ように、本実施例においては、窓部4fの縁が曲線状な
ので、実施例1のものと比べて窓部4bのコーナーから
の亀裂の発生を低減できる。その結果、指の裂傷を低減
できる。
【0032】《実施例5》図7の(a)は本発明の実施
例4である電池パッケージの保持体を示す正面図であ
り、図7の(b)は図7の(a)のVIIb−VIIb
線で断面をとった拡大断面図である。電池パッケージ1
の構成において、保持体以外の構成は実施例1のものと
全く同じである。それ故、それらの説明は、省略する。
本実施例の実施例1との違いは、微細な幅を有する2つ
の半切部4g1、4g2を所定の間隔をおいて設けた切り
離し部4gが、図7のそれぞれ上部と下部とにおいて、
くぼみ4aとつば状部4cに設けられていることであ
る。すなわち、図7の(a)に示すように、例えば半切
部4g1、4g2が、つば状部4cの上縁と窓部4bとの
間を結ぶように、くぼみ4aとつば状部4cに設けられ
ている。これらの半切部4g1、4g2は図7の(b)に
示すように、保持体4の厚みの半分程の厚さだけ保持体
4を切り欠くことにより形成される。その結果、切り離
し部4gの突出部4g3を引っ張って保持体4から切り
放すことにより、包装部3(図2)を容易に取り出すこ
とができる。尚、半切部4g1、4g2は、保持体4の前
面及び背面のいずれか一方の面に設けられる。さらに、
半切部4g1、4g2をミシン目状に形成してもよい。
【0033】《実施例6》図8は本発明の実施例6であ
る電池パッケージを示す正面図であり、図9は図8に示
した電池パッケージの分解斜視図である。電池パッケー
ジ1の構成において、台紙と保持体以外の構成は実施例
1のものと同様である。それ故、それらの重複した説明
は、省略する。本実施例の実施例1との主な違いは、所
定の形状のミシン目2bを台紙2に設け、台紙2の全面
を覆った保持体4のつば状部4cに切欠部4hを設けた
ことである。すなわち、図8において、保持体4が台紙
2の全面を覆って、台紙2と保持体4のつば状部4cと
が接着されている。また、つば状部4cには、切欠部4
hが一対の脚部4dの間に設けられている。この切欠部
4hは、台紙2の下端縁に向かって開口する円弧状の切
断面をつば状部4cに設けることにより形成されてい
る。さらに、切欠部4hは、後述の第1、第2のミシン
目2b1、2b2(図9)の間に配置されている。また、
店頭で当該電池パッケージ1を吊り下げるために、実施
例1のものと同様に、電池パッケージ1には上端部に孔
部5が設けられている。この孔部5は、台紙2と保持体
4とを接着した後で、台紙2と保持体4とに一体的に開
口して設けられるものである。図9に示すように、台紙
2には、ミシン目2bが台紙2の下端縁から所定の形状
で設けられている。このことにより、開封部2cがミシ
ン目2bと台紙2の下端縁とで区画される。この開封部
2cは、電池パッケージ1を開封する場合に、台紙2の
下端縁からミシン目2bに沿って台紙2から切り取られ
るものである。尚、上述したように、切欠部4hが、後
述の第1、第2のミシン目2b1、2b2の間に配置され
ている。このため、開封部2cを台紙2から切り離す際
に、第1、第2のミシン目2b1、2b2に力を作用しや
すい。その結果、電池パッケージ1の開封作業を容易な
ものにできる。
【0034】ここで、図10を参照して切欠部4hの具
体的な形成方法を以下に説明する。図10に示すよう
に、所定の寸法、例えば400mm×270mmの合成
樹脂シート30に複数個の同一の金型(図示せず)を押
圧して加熱することにより、上述のくぼみ4a、窓部4
b及び一対の脚部4dが形成される。また、上記金型に
は、断面が円弧状の刃が設けられている。そのことによ
り、当該刃が合成樹脂シート30を貫通して円弧状の切
れ目4h’が合成樹脂シート30に形成される。そし
て、保持体4を下向きにして、フェイス面が電池パッケ
ージ1の前面にくるように包装部3及び3’を手作業で
くぼみ4aに収容する。続いて、合成樹脂シート30と
同一寸法の台紙を感熱感圧性の接着剤を用いたホットプ
レスにより、合成樹脂シート30に接着する。尚、この
台紙と合成樹脂シート30との接着の際、第1、第2の
ミシン目2b1、2b2の間に配置される部分4iには、
上記接着剤を塗着しない。そして、図10の一点鎖線3
1で示す箇所で、合成樹脂シート30と台紙とを切断す
ることにより、部分4iがつば状部4cから切り落とさ
れて、切欠部4h(図8)がつば状部4cに形成され
る。尚、破線32で示す箇所で台紙と合成樹脂シート3
0とを切断することにより、電池パッケージ1が形成さ
れる。
【0035】尚、部分4iに接着剤を途着しないという
上記構成以外に、部分4iを台紙に接着剤により接着す
る構成としても良い。そのことにより、電池パッケージ
1を開封する際に、部分4iが台紙に接着されたままつ
ば状部4cから切り離され、その結果円弧状に凹んだ切
欠部4hが下端のつば状部4cに形成される。さらに、
切れ目4h’に代えてミシン目状の切欠きを設け、ある
いは合成樹脂シート30の厚みの半分程の厚さだけ上記
断面が円弧状の刃を合成樹脂シート30に入れて、切欠
用半切部4h’を構成してもよい。
【0036】次に、図9を参照して、ミシン目2bを詳
細に説明する。図9に示すように、ミシン目2bは、台
紙2の下端縁から互いに平行に設けられた第1、第2の
ミシン目2b1、2b2、互いに平行に設けられた第3、
第4のミシン目2b3、2b4、及び台紙2の下端縁と平
行な方向に設けられた第5のミシン目2b5を有する。
第3、第4のミシン目2b3、2b4の一端は、第1、第
2のミシン目2b1、2b2にそれぞれ接続されている。
第3、第4のミシン目2b3、2b4の他端は、第5のミ
シン目2b5の一端、及び他端にそれぞれ接続されてい
る。第1、第2のミシン目2b1、2b2の間隔は、保持
体4のくぼみ4aの開口部の開口幅よりも小さく形成さ
れている。また、第3、第4のミシン目2b3、2b4の
間隔は、くぼみ4aの開口部の開口幅と実質的に同じに
形成されている。それ故、電池パッケージ1を開封した
場合に、図11に示すように、例えば4本の未使用状態
の電池40を切り残された台紙2の耳部2d、2d’と
くぼみ4aとの間で保持することができる。
【0037】以上のように、本実施例の電池パッケージ
1では、2条のミシン目2b1、2b2を台紙2の一端縁
から他端縁部に向かって互いに所定の間隔をおいて台紙
2に形成している。さらに、台紙2の一端縁に向かって
開口する形の切欠部4hを2条のミシン目2b1、2b2
の間でつば状部4cに設けている。したがって切欠部4
hと対向する台紙2に力を加えるだけで、2条のミシン
目2b1、2b2を切り裂くことができる。その結果、電
池パッケージ1の開封作業を容易なものにすることがで
きる。また、上述したように、くぼみ4aの開口部の開
口幅よりも小さい。このため、ミシン目2b1、2b2に
沿って台紙2を切り取ることにより、電池パッケージ1
を開封した後でも、くぼみ4aと切り残された台紙2の
耳部2d、2d’との間で電池40を保管することがで
きる。
【0038】《実施例7》図12は、本発明の実施例7
である電池パッケージを示す背面図である。図13の
(a)は図12に示した電池パッケージの開封後の状態
を示す背面図であり、図13の(b)は同電池パッケー
ジの開封後の状態を示す側面図である。電池パッケージ
1の構成において、台紙以外の構成は実施例6のものと
全く同じである。それ故、それらの重複した説明は省略
する。本実施例の実施例6との違いは、第1のミシン目
2b1を直線的に台紙2の下端縁からくぼみ4aの開口
部の上端縁まで形成し、かつ肉薄部2eを第4のミシン
目2b4から台紙2の下端縁まで設けたことである。す
なわち、図12に示すように、第1のミシン目2b1
が、台紙2の下端縁とくぼみ4a(図9)の開口部の上
端縁との間で形成されている。そして、第1のミシン目
2b1は、第5のミシン目2b5に接続されている。その
結果、電池パッケージ1を開封した場合に、耳部2dの
面積を実施例6のものに比べて大きくすることができ
る。そのことにより、未使用状態の電池40の保管性を
向上することができる。さらに、肉薄部2eが、台紙2
の下端縁と第4のミシン目2b4との間で、第2のミシ
ン目2b2と平行に耳部2d’上に設けられている。肉
薄部2eは、耳部2d’をくぼみ4a側に折り曲げやす
くするためのものであり、耳部2d’をプレスすること
により形成される。肉薄部2eは、未使用状態の電池4
0をくぼみ内に収容する際に、図13の(a)及び図1
3の(b)に示すように、電池40の側面と耳部2d’
の端部が当接することにより、くぼみ4aの内方に向か
って曲げられる。このことにより、電池40の保管中に
電池40が電池パッケージ1の上下方向に動くことを防
止することができる。また、実施例6のものに比べて電
池40を強固に保管することができる。
【0039】《実施例8》図14は、本発明の実施例8
である電池パッケージを示す背面図である。電池パッケ
ージ1の構成において、台紙以外の構成は実施例6のも
のと全く同じである。それ故、それらの重複した説明は
省略する。本実施例の実施例6との違いは、第3、第4
のミシン目2b3、2b4(図9)を形成することなく、
第1、第2のミシン目2b1、2b2を台紙2の下端縁か
らくぼみ4a(図9)の開口部の上端縁までそれぞれ延
長したことである。すなわち、図14に示すように、第
1、第2のミシン目2b1、2b2は、台紙2の下端縁か
らくぼみ4aの開口部の上端縁までそれぞれ延長するこ
とにより形成されている。そして、第1、第2のミシン
目2b1、2b2は、第5のミシン目2b5に接続されて
いる。その結果、電池パッケージ1を開封した場合に、
耳部2d、2d’の面積を実施例6のものに比べて大き
くすることができる。尚、電池40の取り出し、及び未
使用状態の電池40の収容は、電池パッケージ1の前面
の中央部が湾曲内側になるように電池パッケージ1を上
から見てヘ字状に変形することにより、両側の耳部2
d、2d’の間隔を一時的に大きくすることで行われ
る。
【0040】《実施例9》図15の(a)は本発明の実
施例9である電池パッケージを示す斜視図であり、図1
5の(b)は図15の(a)のXVb−XVb線で断面
をとった拡大断面図である。電池パッケージ1の構成に
おいて、台紙以外の構成は実施例6のものと同様であ
る。それ故、それらの重複した説明は省略する。尚、図
15の(a)及び図15の(b)において、包装部3は
図の簡略化のために省略する。本実施例の実施例6との
主な違いは、第1及び第2の半切部2f1及び2f2を台
紙2に設けたことである。また、その台紙のサイズは、
つば状部4cの外周で定義されるサイズよりも大きい。
すなわち、図15の(a)及び図15の(b)に示すよ
うに、第1の半切部2f1が、第1、第2のミシン目2
b1、2b2の間を結ぶように、台紙2の下端縁とつば状
部4cの下端縁との間の台紙2上の位置に設けられてい
る。同様に、第2の半切部2f2が、第3、第4のミシ
ン目2b3、2b4の間を結ぶように、つば状部4cの内
縁に沿って台紙2上に設けられている。そのことによ
り、開封部2cを台紙2から切り離した時、開封部2c
は第1、第2の半切部2f1、2f2の間のつば状部4c
の下の部分でその厚さ方向において2つの部分に分けら
れる。すなわち、分かれた一方は、つば状部4cに接着
された台紙2の表面部分である。他方は当該表面部分か
らはがれてつば状部4cから離れる部分である。この場
合つば状部4cの内側の2f2の半切部が設けてあるの
で、開封部2cの取外しは容易に行え、電池パッケージ
1の開封作業を容易なものとする。尚、図8に示したよ
うな切欠部4hを第1、第2の半切部2f1、2f2の間
でつば状部4cに設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の商品パッケージによれば、シュ
リンクパックした物品で包装部を構成し、包装部を保持
体に収容している。このため、物品の収容作業を殆ど自
動化して容易なものにする。また、物品はシュリンクパ
ックされているので、商品パッケージ内に物品を収容し
た後でも、物品が回転せずに、物品の種類、グレード、
製造者名などの視認に不便を生じない。
【0042】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、シュリンクパックを行う際に、物品のフェイス面を
所定の方向に配置してるので、顧客が常に物品の種類、
グレード、製造者名などを明瞭に視認できる。
【0043】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、複数の包装部を保持体で保持しているので、使用し
ない物品は包装部で包装されたままの状態となり、容易
に未使用なものであると認識でき、かつ当該物品の品質
の低下を招かない。
【0044】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、窓部がくぼみに設けられているので、物品の外周部
分を覆うくぼみの面積を低減でき、顧客が常に物品の種
類、グレード、製造者名などを明瞭に視認できる。
【0045】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、折り返し部が窓部の周縁に設けられているので、く
ぼみの強度を向上しつつ、窓部を大きくすることができ
る。
【0046】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、矩形状もしくは楕円状に形成された窓部がくぼみに
設けられているので、物品の外周部分を覆うくぼみの面
積を低減でき、顧客が常に物品の種類、グレード、製造
者名などを明瞭に視認できる。
【0047】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、切り離し部がつば状部の縁と窓部との間を結ぶよう
に、くぼみとつば状部に設けられているので、物品をパ
ックした包装部を容易に取り出せる。
【0048】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、台紙の一端縁に向かって開口する形の切欠部が2条
のミシン目の間でつば状部に設けられている。このた
め、切欠部と対向する台紙に力を加えるだけで、ミシン
目を切り裂くことができ、商品パッケージの開封作業を
容易なものとする。
【0049】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、台紙の一端縁に向かって開口する形の切欠用半切部
が2条のミシン目の間でつば状部に設けられている。こ
のため、切欠用半切部及び当該半切部と対向する台紙と
に力を加えるだけで、ミシン目を切り裂くことができ、
商品パッケージの開封作業を容易なものとする。
【0050】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、台紙の一端縁に向かって開口する形のミシン目状の
切欠きが2条のミシン目の間でつば状部に設けられてい
る。このため、ミシン目状の切欠き及び当該切欠きと対
向する台紙とに力を加えるだけで、ミシン目を切り裂く
ことができ、商品パッケージの開封作業を容易なものと
する。
【0051】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、2条のミシン目の外側の領域で、台紙とつば状部と
を接着している。このため、2条のミシン目の内側の台
紙に力を加えるだけで、ミシン目を切り裂くことがで
き、商品パッケージの開封作業を容易なものとする。
【0052】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、その2条のミシン目の間隔をくぼみの開口部の開口
幅よりも小さく構成している。このため、ミシン目に沿
って台紙を切り取ることにより、商品パッケージを開封
した後は、くぼみと切り残された台紙の耳部との間で物
品を保管できる。
【0053】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、2条のミシン目が台紙の一端縁から他端縁部に向か
って互いに所定の間隔をおいて台紙に設けられ、さら
に、少なくとも2つの半切部が、2条のミシン目を結ぶ
ように、台紙の一端縁と台紙の他端縁との間で台紙に設
けられている。このことにより、ミシン目に沿って台紙
を切り取る際に、切り取られる台紙が少なくとも2つの
半切部の間のつば状部の下の部分でその厚さ方向におい
て2つの部分に分けられる。このため、台紙の切り取り
を容易に行え、電池パッケージの開封作業を容易なもの
とする。
【0054】さらに、他の発明の商品パッケージによれ
ば、少なくとも2つの半切部の一方が、台紙の一端縁と
つば状部との間に設けられ、少なくとも2つの半切部の
他方が、つば状部の内側に設けられている。このことに
より、ミシン目に沿って台紙を切り取る際に、切り取ら
れる台紙が少なくとも2つの半切部の間のつば状部の下
の部分でその厚さ方向において2つの部分に分けられ
る。この際、つば状部の内側の半切部により、切り取ら
れる台紙は容易に2つの部分に分けることができる。そ
の結果、台紙の切り取りをさらに容易に行え、電池パッ
ケージの開封作業を容易なものとする。
【0055】本発明の商品パッケージの製造方法によれ
ば、くぼみを形成する際に、円弧状の刃により円弧状の
切れ目を合成樹脂シートに形成する。このような円弧状
の切れ目を設けることにより、開封作業が容易な商品パ
ッケージを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である電池パッケージを示す
正面図。
【図2】図1に示した電池パッケージの分解斜視図。
【図3】本発明の実施例2である電池パッケージを示す
分解斜視図。
【図4】本発明の実施例3である電池パッケージの保持
体を示す構造図。
【図5】本発明の実施例3である電池パッケージを示す
分解斜視図。
【図6】本発明の実施例4である電池パッケージの保持
体を示す正面図。
【図7】本発明の実施例5である電池パッケージの保持
体を示す正面図。
【図8】本発明の実施例6である電池パッケージを示す
正面図。
【図9】図8に示した電池パッケージの分解斜視図。
【図10】図8に示した電池パッケージの切欠部の形成
方法を示す説明図。
【図11】図8に示した電池パッケージの開封後の状態
を示す背面図。
【図12】本発明の実施例7である電池パッケージを示
す背面図。
【図13】図12に示した電池パッケージの開封後の状
態を示す構造図。
【図14】本発明の実施例8である電池パッケージを示
す背面図。
【図15】本発明の実施例9である電池パッケージを示
す構造図。
【図16】従来の電池パッケージを示す正面図。
【図17】図16に示した電池パッケージの分解斜視
図。
【符号の説明】
1 電池パッケージ 2 台紙 2b ミシン目 2f1、2f2 半切部 3、3’ 包装部 4 保持体 4a くぼみ 4b、4f 窓部 4c つば状部 4e 折り返し部 4g 切り離し部 4h 切欠部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と、 実質的に透明な部材で構成され、物品をシュリンクパッ
    クした包装部と、 前記包装部を収容するくぼみと、前記台紙に接着される
    つば状部とを有し、前記台紙との間で前記包装部を保持
    する保持体と、 を具備することを特徴とする商品パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記包装部において、前記物品のフェイ
    ス面を所定の方向に配置してシュリンクパックしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の商品パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記保持体に複数の前記包装部を保持し
    たことを特徴とする請求項1に記載の商品パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記くぼみに窓部を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の商品パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記窓部の周縁に、前記くぼみの内方へ
    向かう折り返し部を設けたことを特徴とする請求項4に
    記載の商品パッケージ。
  6. 【請求項6】 前記窓部が矩形状もしくは楕円状に形成
    されたことを特徴とする請求項4に記載の商品パッケー
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記接着部の縁と前記窓部との間を結ぶ
    ように、前記くぼみと前記つば状部に切り離し部を設け
    たことを特徴とする請求項4に記載の商品パッケージ。
  8. 【請求項8】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔をおいて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 前記保持体には、前記台紙の前記一端縁に、前記2条の
    ミシン目の間において前記つば状部に設けられ、前記台
    紙の前記一端縁に向かって開口する形の切欠部が設けら
    れ、 ていることを特徴とする商品パッケージ。
  9. 【請求項9】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔をおいて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 前記保持体には、前記台紙の前記一端縁に、前記2条の
    ミシン目の間において前記つば状部に設けられ、前記一
    端縁に向かって開口する形の切欠用半切部が設けられ、 ていることを特徴とする商品パッケージ。
  10. 【請求項10】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔をおいて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 前記保持体には、前記台紙の前記一端縁に、前記2条の
    ミシン目の間において前記つば状部に設けられ、前記一
    端縁に向かって開口する形のミシン目状の切欠きが設け
    られ、 ていることを特徴とする商品パッケージ。
  11. 【請求項11】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔をおいて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 前記2条のミシン目の外側の領域で、前記台紙と前記つ
    ば状部とを接着したことを特徴とする商品パッケージ。
  12. 【請求項12】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔をおいて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 前記2条のミシン目の間隔が前記開口部の開口幅よりも
    小さいことを特徴とする商品パッケージ。
  13. 【請求項13】 台紙と、 物品を収容するくぼみと、前記台紙に接着されるつば状
    部とを有し、前記台紙との間で前記物品を保持する保持
    体とを備え、 前記台紙には、その一端縁から他端縁部に向かって互い
    に所定の間隔を置いて前記台紙に形成した2条のミシン
    目が設けられ、 少なくとも2つの半切部が、前記2条のミシン目を結ぶ
    ように、前記台紙の一端縁と前記台紙の他端縁との間で
    前記台紙に設けられ、 ていることを特徴とする商品パッケージ。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも2つの半切部の一方
    が、前記台紙の一端縁と前記つば状部との間に設けら
    れ、 前記少なくとも2つの半切部の他方が、前記つば状部の
    内側に設けられていることを特徴とする請求項13に記
    載の商品パッケージ。
  15. 【請求項15】 台紙、及び物品を収容するくぼみと前
    記くぼみの開口部の回りに設けられ前記台紙に接着され
    る接着用のつば状部とを有するよう成形された合成樹脂
    製の保持体を、前記つば状部において互いに接着した商
    品パッケージの製造方法であって、 合成樹脂シートに金型を押圧して加熱することにより、
    前記くぼみを形成するすると共に、前記金型に設けられ
    た円弧状の刃により前記合成樹脂シートを貫通して円弧
    状の切れ目を前記合成樹脂シートに形成する工程を具備
    することを特徴とする商品パッケージの製造方法。
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