JPH09220979A - 作業車両における乗降用ステップ装置 - Google Patents

作業車両における乗降用ステップ装置

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JPH09220979A
JPH09220979A JP8032198A JP3219896A JPH09220979A JP H09220979 A JPH09220979 A JP H09220979A JP 8032198 A JP8032198 A JP 8032198A JP 3219896 A JP3219896 A JP 3219896A JP H09220979 A JPH09220979 A JP H09220979A
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vehicle
steps
getting
step device
rotary shaft
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JP8032198A
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Kimiyasu Kato
公康 加藤
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Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
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Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両側部位に対する設置・格納位置の自由度に
富み、複数の中間位置または方向でステップを張出すこ
とができるとともに、操作力量が小さい軽量かつコンパ
クトな構造の乗降用ステップ装置の提供を目的としてい
る。 【解決手段】本発明の乗降用ステップ装置70は、作業
車両1の車体10に回転可能に支持され、車体10の高
さ方向に延びる回転軸41と、回転軸41の長手方向に
沿って互いに所定の間隔で設けられ、回転軸41に対し
て略垂直に延びる複数のステップ40a〜40dとから
なり、回転軸41の回転によってステップ40a〜40
dが車体10の幅内に収まる格納位置と車体10の幅外
に張出す張出位置との間で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デッキや運転室の
地上高が高いクレーン車等の作業車両に設けられる乗降
用ステップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デッキや運転室の地上高が高い
クレーン車等の作業車両には、楽な姿勢で容易かつ安全
に乗り降りできるように、乗降用のステップ装置が備え
られている。こうしたステップ装置は、通常、梯子部材
を、車両側から突出するように張り出す張出位置と車両
側に格納する格納位置との間で動作させるようになって
おり、その動作機構としては従来から様々なものが提案
されている。
【0003】例えば、実開平5ー78643号公報で提
案されているステップ装置は、油圧シリンダを用いて、
梯子部材を、車両に鉛直状態で格納する格納位置と車両
から傾斜状態で張り出す張出位置との間で揺動させるよ
うにしている。
【0004】また、実開平5ー71047号公報で提案
されているものは、車輪カバーの傾斜部の傾斜面に沿っ
て梯子部材を取り付けるとともに、この梯子部材を車両
の車幅より外側に張り出す張出位置と車両の車幅内に格
納する格納位置との間で移動可能に案内する油圧制御の
案内機構を、梯子部材と前記傾斜部との間に設けてい
る。
【0005】また、実開平5ー61200公報で提案さ
れているステップ装置は、リンク機構を用いて、梯子部
材を、車両側から突出するように張り出す張出位置と車
両側に格納する格納位置との間で動作させるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の乗
降用ステップ装置は、梯子部材と、この梯子部材と別個
に設けられて梯子部材を格納位置と張出位置との間で動
作させる動作機構とから構成されており、それ自体、比
較的大掛かりな装置として作業車両に搭載されているも
のである。これは、梯子部材の重量が比較的大きく、し
かも、この重量の大きい梯子部材を格納位置と張出位置
との間で動作させるために油圧機構やリンク機構を採用
しているためである。
【0007】このように、装置自体が大掛かりなものと
なると、装置を設置できる車両側部位の位置が制約され
たり、あるいは、装置の設置空間を確保するために車両
設計の自由度が狭められる虞がある。特に、格納位置で
梯子部材が占める空間は大きく、梯子部材を格納できる
車両側部位はさらにその位置が限られてくる。
【0008】また、油圧機構を用いて梯子部材を動作さ
せる場合には、油圧制御が必要となるため、電気的およ
び機械的にその機構が非常に複雑となる。また、リンク
機構を用いて梯子部材を動作させる場合でも、リンク機
構が比較的複雑な構造となり、特に重量のある梯子部材
をリンク機構によって手動で動作させる場合には、大き
な操作力量が要求されることとなる。
【0009】さらに、前述した従来例の場合、梯子部材
を任意の位置または方向で張出すことが難しく、足場の
悪い場所に梯子部材を張出さざるを得ない場合もある。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、車両側部位に対する設置・格納位
置の自由度に富み、複数の中間位置または方向でステッ
プを張出すことができるとともに、操作力量が小さい軽
量かつコンパクトな構造の乗降用ステップ装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の乗降用ステップ装置は、作業車両の車体に
回転可能に支持され、車体の高さ方向に延びる回転軸
と、回転軸の長手方向に沿って互いに所定の間隔で設け
られ、回転軸に対して略垂直に延びる複数のステップと
からなり、前記回転軸の回転によって前記ステップが車
体の幅内に収まる格納位置と車体の幅外に張出す張出位
置との間で動作するように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。まず、本発明の第1の実
施形態について説明する。図2は、クレーン作業と走行
運転の両方を兼用できる兼用運転室(以下、キャブとい
う。)14を備えたホイールクレーン(ラフテレーンク
レーン)1を示している。
【0012】このホイールクレーン1は、走行車体とし
てのキャリア10を備えており、キャリア10上には旋
回台12が載置されている。また、旋回台12上には、
キャブ14と伸縮ブーム18とを備えた旋回体16が回
転自在に搭載されている。伸縮ブーム18は、複数段の
ブームが伸縮自在に連結されて成り、図示しない伸縮シ
リンダによって伸長可能であるとともに、旋回体16と
基端側ブーム18aの下面との間に掛け渡された図示し
ない起伏シリンダにより起伏動作されるようになってい
る。
【0013】キャリア10の前後の両側にはそれぞれア
ウトリガ 26が取り付けられている。これらのアウト
リガ26は、クレーン作業時にキャリア10の側方にビ
ームを張り出し、ビームの先端に取着されたシリンダ・
ピストン構造のジャッキ部26aを伸長させることによ
り、ジャッキ部26aの下端に取り付けられた接地板2
6bを地面に圧接させて、キャリア10を支えるように
なっている。
【0014】また、旋回体16にはウインチ(図示せ
ず)が設けられており、このウインチによりワイヤ22
が巻き取られ、あるいは、繰り出されるようになってい
る。ウインチから繰り出されたワイヤ22は、ブーム1
8のブームヘッド25に取着されたシーブと図示しない
荷吊りフックを有するフックブロック28のシーブとの
間で多索巻回されて、ブーム18の先端から前記荷吊り
フックを昇降自在に垂下させることができるようになっ
ている。
【0015】キャブ14の下側に位置するキャリアフレ
ーム55の側部には、キャリアフレーム55の内側空間
に格納されたブレーキタンク等の内部装置を保護する保
護板あるいは化粧板としてのサイドフェンダ30が設け
られている。そして、このサイドフェンダ30の内側の
空間には、本実施形態に係る乗降用ステップ装置70が
設置されている。
【0016】図1に拡大して示すように、サイドフェン
ダ30は、前記内部装置が配設されたキャリアフレーム
55の内側空間を側方に部分的に露出させる開口32を
有している。この開口32は、キャリアフレーム55の
長手方向に沿って延びる複数の仕切り部材31…によっ
て例えば4つの開口部32a〜32dに分割されてい
る。すなわち、サイドフェンダ30には、上側から下側
に向かって順に、第1の開口部32a、第2の開口部3
2b、第3の開口部32c、第4の開口部32dがそれ
ぞれ形成されている。
【0017】サイドフェンダ30の開口32の内側、す
なわち、サイドフェンダ30に隣接するキャリアフレー
ム55の内側空間には、ステップ装置 70が設けられ
ている。このステップ装置70は、キャリア10側の所
定部位、例えばサイドフェンダ30の内側面の下部に固
設された軸受け42と、軸受け42に回転自在に支持さ
れ且つキャブ14に向かって垂直に延びる回転軸41と
を有している。回転軸41には、サイドフェンダ30の
開口部32a〜32dの数と一致する例えば4つのステ
ップ40a〜40dが形成されている。
【0018】各ステップ40a〜40dは、回転軸41
に対して垂直に且つ互いに同一方向に延びており、回転
軸41の回転に伴ってそれぞれが別個の開口部32a〜
32dから突没するように回転軸41の長手方向に沿っ
て所定の間隔で設けられている。つまり、回転軸41が
回転すると、回転軸41の最も上側に位置する第1のス
テップ40aが第1の開口部32aから突没し、第2の
ステップ40bが第2の開口部32bから突没し、第3
のステップ40cが第3の開口部32cから突没し、第
4のステップ40dが第4の開口部32dから突没する
ようになっている。
【0019】また、ステップ40a〜40dは、上側の
ステップほどその回転軸41からの水平延出長さが短く
設定されており、上側から下側に向かって順にその延出
長さが長くなる階段状に設置されているものである。す
なわち、回転軸41の最も上側に位置する第1のステッ
プ40aの延出長さが最も短く、最も下側に位置する第
4のステップ40dの延出長さが最も長く設定されてい
る。
【0020】キャリア10側の所定部位、例えばサイド
フェンダ30の内側面の上部には、回転軸41を回転さ
せるモータ43が固設されている。このモータ43は、
ステップ40a〜40dがサイドフェンダ30の内側に
格納される格納位置X(図3および図4に実線で示す位
置)とサイドフェンダ30の外側すなわちキャリア10
の車幅外に張出す張出位置Y,Z(図3および図4に一
点鎖線で示す位置)との間を旋回するように、回転軸4
1を回転させる。
【0021】また、図1に示すように、キャブ14の外
側からステップ40a〜40dの張出しおよび格納を行
なうことができるように、キャブ14の扉の外側取手4
7の下方には、モータ43を駆動させるための操作スイ
ッチ46が設けられている。この操作スイッチ46は地
面に降りた作業者の手が届く位置に設けられており、操
作スイッチ46からの操作信号は、信号線48とロータ
リーブラシ49とを介してモータ43に送られて、モー
タ43を駆動させるようになっている。
【0022】なお、キャブ14の内側からステップ40
a〜40dの張出しおよび格納を行なうことができるよ
うに、キャブ14内にもモータ43を駆動させるための
操作スイッチ75が設けられている。
【0023】また、回転軸41の上端には、回転軸41
と一体に回転する回転部材44の一端部が固定されてい
る。回転部材44の他端部には、図4に示すように、回
転部材44の回転を規制して回転軸41および回転軸4
1と一体のステップ40a〜40dの位置決めを行なう
ロックピン45(図1参照)が挿入される挿入穴44a
が設けられている。この場合、回転部材44の上側に位
置するキャリアフレーム55の上面には、回転部材44
の回転によって描かれる挿入穴44の移動軌跡に沿って
ピン挿入穴が設けられており、このピン挿入穴に回転部
材44の挿入穴44を一致させた状態でロックピン45
を前記ピン挿入穴と挿入穴44とに挿入することによ
り、回転部材44の回転が規制され、ステップ40a〜
40dの位置決めがなされるようになっている。
【0024】また、図4に示すように、キャリア10側
の所定部位、例えばサイドフェンダ30の内側面の上部
には、ステップ40a〜40dが格納位置Xに位置され
たことを検出するリミットスイッチ51が設けられてい
る。このリミットスイッチ51は、ステップ40a〜4
0dが格納位置Xに位置した際に回転部材44の他端部
と当接してステップ40a〜40dの格納状態を検知す
るものであり、その検知信号は、ロータリーブラシ49
を介してキャブ14側に伝えられ、キャブ14内に設け
られたランプ50を点灯させるとともに、モータ43の
駆動を停止させるようになっている。
【0025】次に、上記構成の乗降用ステップ装置70
の動作について説明する。まず、ステップ40a〜40
dがサイドフェンダ30の内側に格納された状態すなわ
ち格納位置Xに位置する状態で、キャブ14内の操作ス
イッチ75もしくはキャブ14外に設置された操作スイ
ッチ46の張出ボタンをON操作すると、モータ43が
駆動されて、回転軸41が回転する。これによって、回
転軸41に一体に形成されたステップ40a〜40dが
開口部32a〜32dを通じてサイドフェンダ30の外
側すなわちキャリア10の車幅外に張出すように旋回す
る。この場合、ステップ40a〜40dの旋回角度すな
わち張出方向は、例えばモータ43の駆動を制御するこ
とにより任意に設定することができる。例えば、本実施
形態の場合、回転部材44の回転角度を検知する検知セ
ンサなどを用いて、回転部材44の上側に位置するキャ
リアフレーム55の上面に設けられた前記ピン挿入穴と
回転部材44の挿入穴44とが一致する所定の張出位置
でモータ43の駆動が停止するように制御し、この所定
の張出位置で互いに一致する前記ピン挿入穴と挿入穴4
4とにロックピン45を挿入することにより、回転部材
44の回転を規制して、ステップ40a〜40dの位置
決め固定を行なうようにする。図3および図4には、そ
の具体的な例として、最大張出位置Zと、格納位置Xと
最大張出位置Zとの中間に位置する中間張出位置Yとに
位置決め固定されたステップ40a〜40dが一点鎖線
でそれぞれ示されている。
【0026】この場合、キャリアフレーム55の上面に
設けられた前記ピン挿入穴の数が多ければ多いほど、ス
テップ40a〜40dを位置決め固定できる張出方向を
細かく設定することができ、ステップ張出方向の自由度
が増大することは言うまでもない。
【0027】なお、所定の張出位置、例えば中間張出位
置Yからさらに最大張出位置Zに向けてステップ40a
〜40dを大きく張出す場合には、再度、操作スイッチ
46,75の張出ボタンをON操作すれば良く、また、
所定の張出位置、例えば中間張出位置Yからステップ4
0a〜40dの張出量を小さくする場合には、操作スイ
ッチ46,75の格納ボタンをON操作して回転軸41
を逆方向に回転させれば良い。いずれの場合も、例え
ば、キャリアフレーム55の上面に設けられた前記ピン
挿入穴と回転部材44の挿入穴44とが一致する所定の
張出位置で、モータ43の駆動が停止するように制御さ
れる。
【0028】一方、所定量張出したステップ40a〜4
0dを格納位置Xに格納する場合には、操作スイッチ4
6,75の格納ボタンをON操作して、回転軸41を逆
方向に回転させる。そして、ステップ40a〜40dが
格納位置Xに位置すると、回転部材44の他端部がリミ
ットスイッチ51に当接してステップ40a〜40dの
格納状態が検知される。これにより、リミットスイッチ
51からの検知信号がロータリーブラシ49を介してキ
ャブ14側に伝えられ、キャブ14内に設けられたラン
プ50が点灯するとともに、モータ43の駆動が停止さ
れる。
【0029】以上説明したように、本実施形態の乗降用
ステップ装置70は、従来のように油圧機構やリンク機
構を用いて梯子部材を格納位置と張出位置との間で動作
させるのではなく、いわば回転軸41それ自体がステッ
プ40a〜40dを形成し、回転軸41を単に回転させ
るだけでステップ40a〜40dを格納位置と張出位置
との間で旋回させて位置決めするようにしているため、
構造がコンパクトであり、格納位置でステップ装置70
が占める空間は極めて僅かである。したがって、ステッ
プ装置70を設置できる車両側部位の位置が制約された
り、あるいは、ステップ装置70の設置空間を確保する
ために車両設計の自由度が狭められるといったことがな
い。すなわち、車両側部位に対する設置・格納位置の自
由度に富んでいる。
【0030】また、本実施形態の乗降用ステップ装置7
0は、油圧機構やリンク機構といった複雑な機構によっ
て重量の大きい梯子部材を動作させるのではなく、モー
タ43によって1本の回転軸41を単に回転させるだけ
の構成となっている。したがって、軽量であり、その操
作力が小さくて済む。
【0031】さらに、本実施形態の乗降用ステップ装置
70は、上記構成により、複数の中間位置または方向で
ステップ40a〜40dを張出すことが容易であるた
め、例えば足場の悪い場所を避けてステップ 40a〜
40dを張出すことが可能である。
【0032】図5は、本発明の第2の実施形態を示して
いる。本実施形態では、第1の実施形態のように回転軸
41をモータ43で回転させるのではなく、回転軸41
をハンドル60を用いて手動で回転操作するようにした
ものである。なお、その他の構成は第1の実施形態と同
一である。
【0033】このような構成では、操作ハンドル60を
操作して、キャリアフレーム55の上面に設けられた前
記ピン挿入穴と回転部材44の挿入穴44とが一致する
所定の張出位置まで回転軸41を回転させ、この所定の
張出位置で互いに一致する前記ピン挿入穴と挿入穴44
とにロックピン45を挿入すれば、回転部材44の回転
が規制され、ステップ 40a〜40dをその張出位置
で固定することができる。
【0034】このように、本実施形態のステップ装置
は、第1の実施形態と同一の作用効果を奏するととも
に、ハンドル60を用いて回転軸41を手動で回転させ
るようにしているため、第1の実施形態のようにモータ
43の駆動を制御する制御機構等が不要となり、構成が
より簡単となる。また、装置が軽量であるため、僅かな
操作力でハンドル60を操作することができるため、ス
テップ40a〜40dの格納・張出し動作が楽である。
【0035】なお、上記各実施形態では、本発明のステ
ップ装置をクレーン車に適用した場合について説明した
が、運転室やデッキの地上高が高い他の作業車両にも適
用できることは言うまでもない。
【0036】また、上記各実施形態では、ステップ装置
が運転室の下側のサイドフェンダの内側に設けられてい
るが、設置・格納位置の自由度に富む本発明のステップ
装置によれば、これを他の車両側部位に容易に設けるこ
とができることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の乗降用ス
テップ装置は、操作力量が小さく、軽量かつコンパクト
な構造であるとともに、車両側部位に対する設置・格納
位置の自由度に富み、複数の中間位置または方向でステ
ップを張出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る乗降用ステップ
装置が備えられたホイールクレーンの要部拡大側面図で
ある。
【図2】本発明に係る乗降用ステップ装置が備えられた
ホイールクレーンを概略的に示す側面図である。
【図3】図1のAーA方向矢視図である。
【図4】図1のBーB方向矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る乗降用ステップ
装置が備えられたホイールクレーンの要部拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
10…キャリア(車体) 40a,40b,40c,40d…ステップ、 41…回転軸 70…ステップ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車両の車体に回転可能に支持され、
    車体の高さ方向に延びる回転軸と、 回転軸の長手方向に沿って互いに所定の間隔で設けら
    れ、回転軸に対して略垂直に延びる複数のステップと、 からなり、 前記回転軸の回転によって前記ステップが車体の幅内に
    収まる格納位置と車体の幅外に張出す張出位置との間で
    動作することを特徴とする作業車両における乗降用ステ
    ップ装置。
JP8032198A 1996-02-20 1996-02-20 作業車両における乗降用ステップ装置 Pending JPH09220979A (ja)

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Cited By (3)

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