JPH09220820A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

Info

Publication number
JPH09220820A
JPH09220820A JP3163496A JP3163496A JPH09220820A JP H09220820 A JPH09220820 A JP H09220820A JP 3163496 A JP3163496 A JP 3163496A JP 3163496 A JP3163496 A JP 3163496A JP H09220820 A JPH09220820 A JP H09220820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print
serial printer
print head
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3163496A
Other languages
English (en)
Inventor
Emiko Oishi
笑子 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3163496A priority Critical patent/JPH09220820A/ja
Publication of JPH09220820A publication Critical patent/JPH09220820A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体が大型化されること無く、安価な構
成でパスを減少させてドラフト印字を合理的に行い得る
シリアルプリンタを提供すること。 【解決手段】 8個のピンPが所定の間隔Xで配列規定
されると共に、縦方向における寸法が所定値Yで規定さ
れて横方向に間引き印字を行う既存の印刷ヘッド1に対
し、印刷ヘッド1´は同数のピンPを所定の間隔Xの2
倍の間隔2Xで配列規定し、縦方向における寸法を所定
値Yの2倍の2Yで規定して縦抜きの間引き印字を行う
ようにしている。この印刷ヘッド1´を備えたシリアル
プリンタでは、印刷ヘッド1´をドラフト印刷で1パス
で2行印刷するように縦方向に間引き印字制御すると、
一度に2行印字できて印字パスを減少できる上、モータ
の立ち上げ,立ち下げの時間も短縮されて通常の2倍の
速さによる印字が可能になるため、結果として全データ
のスループットが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドを縦方
向に移動させながらその移動のタイミングによってイン
クやピンを駆動して文字,グラフィクス等をドット構成
してドラフト印字するシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシリアルプリンタとして
は、印字ヘッドにピンを配列して直接紙を叩いて印刷す
るタイプのインパクトプリンタや印字ヘッドにノズルを
配列して紙にインクを噴射して印刷するタイプのインク
ジェットプリンタが知られている。
【0003】これらの技術を適用した装置としては、例
えば特開平1−310968号公報に開示されたプリン
タの高速印刷方式に記載のものが挙げられる。ここでの
ドットマトリックス式プリンタは、マトリックス構成に
よる文字フォント等を印刷するもので、各々ピン(ノズ
ルの場合も同様)に対して1ドット前の印刷データを記
憶する記憶回路と、記憶された印刷データと入力された
データとを演算する演算回路とを備え、間引き印字する
場合には記憶回路で各々ピンに対して上から(N−1)
番目のデータ及びN番目のデータを記憶し、演算回路で
これらのデータを論理演算する。具体的に云えば、横方
向に間引き印字する場合であれば、印刷ドットの上から
N番目のデータと(N−1)番目のデータとを1ドット
シフトさせ、論理和の演算結果を印刷することによっ
て、印字濃度を落とさずに2倍以上の高速印字を可能に
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したドットマトリ
ックス式プリンタ(シリアルプリンタ)の場合、ピン
(又はノズル)を横方向に1ドットおきに間引き印字す
ることで印字するドット数を減少させて印字ヘッドの横
方向の移動速度を上げており、1パスでの印字時間を通
常印字の半分にできるようにしているが、これによって
印字ヘッドの横送りモータには、スピードアップ分に対
応すべく、通常印字以上のパワーを有するハイパワーな
ものが必要となっている。
【0005】ところが、このようなハイパワーモータは
大型であると共に高価であるため、装置内での占有スペ
ースを取り、装置全体が大型化されて高価になる要因と
なっている。
【0006】又、このシリアルプリンタの場合、横送り
モータを改良して印字ヘッドをそのまま既存のものを用
いて印字するパス数を通常印字と同様にしているため、
横送りモータの立ち上げ、立ち下げの回数は通常印字と
同様となっており、全体的なスループットが通常印字の
2倍速以下になるという不合理もある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、装置全体が大型化
されること無く、安価な構成でパスを減少させて印字を
合理的に行い得るシリアルプリンタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定数
のピンが所定の間隔で配列規定されると共に、縦方向に
おける寸法が所定値で規定されたヘッド面を有する印刷
ヘッドにおいて、印刷ヘッドは、ヘッド面における所定
数のピンが所定の間隔の2倍の間隔で配列規定されると
共に、縦方向における寸法が所定値の2倍で規定されて
成る印刷ヘッドが得られる。
【0009】又、本発明によれば、上記印刷ヘッドを含
むシリアルプリンタにおいて、印刷ヘッドをドラフト印
刷で1パスで2行印刷するように縦方向に間引き印字制
御する印字データ制御回路を備えたシリアルプリンタが
得られる。
【0010】更に、本発明によれば、上記シリアルプリ
ンタにおいて、印字データ制御回路は、所用の印字パタ
ーンに関する入力データに基づいて奇数ドットデータと
偶数ドットデータとを論理和演算して生成出力するシリ
アルプリンタが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のシ
リアルプリンタについて、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るシリアル
プリンタの要部構成である印刷ヘッドのヘッド面を従来
装置のものと比較して示したもので、同図(a)は従来
装置に関するもの,同図(b)は一実施例の装置に関す
るものである。
【0013】図示のように、従来の印刷ヘッド1のヘッ
ド面では所定数(ここでは8個)のピン(又はノズル)
Pが所定の間隔Xで配列規定されると共に、縦方向にお
ける寸法が所定値Yで規定されているのに対し、一実施
例の印刷ヘッド1´のヘッド面では同数のピンが所定の
間隔Xの2倍の間隔2Xで配列規定されると共に、縦方
向における寸法が所定値Yの2倍の2Yで規定されてい
る。
【0014】即ち、従来の印刷ヘッド1は横方向に間引
き印字を行うものであるが、一実施例の印刷ヘッド1´
はピンPを1ドットおきに配置して縦抜きの間引き印字
を行うようになっている。
【0015】このような各印刷ヘッド1,1´を備えた
シリアルプリンタでドラフト印字を行ったときの印字パ
スを説明する。例えば印字例が図2(a)に示されるよ
うな印字幅△sの6文字から成る印刷パターンである場
合、従来の装置では同図(b)に示されるように、印字
パスは2パスとなり、通常印字に関する印字速度をMm
s/1パスであるとすると、その印字速度は1/2Mm
s×2パス=Mmsとなるが、一実施例の装置では同図
(c)に示されるように、各ピンPが所定の間隔の2倍
の間隔2Xで配列されているため、1パスの印字となっ
てその印字速度は横抜きの間引き印字ではなく、通常印
字と同様にMmsとなる。従って、印字幅△sに対する
印字速度は各印刷ヘッド1,1´で同じになる。
【0016】ところで、モータの立ち上げ,立ち下げに
関する時間tM 1,tM 2を考慮し、これらの時間を全
て一律の同じ時間Smsだけ必要であると仮定すると、
各装置による印刷所要総時間を比べれば、従来の装置で
は図3(a)に示されるように、Sms×2(立ち上
げ,立ち下げの分)×2パス=4Smsとなり、印刷所
要総時間はM+4Smsとなるが、一実施例の装置では
同図(b)に示されるように、Sms×2(立ち上げ,
立ち下げの分)×1パス=2Smsとなり、印刷所要総
時間はM+2Smsとなる。従って、一実施例の装置の
方が1パス分の立ち上げ,立ち下げの分の時間(2Sm
s)を短縮でき、通常印字に比べて1パス分短縮できる
ため、結果として2倍の速さで印字できることになる。
【0017】このようなドラフト印字を行わせる場合、
シリアルプリンタには印刷ヘッド1´をドラフト印刷で
1パスで2行印刷するように縦方向に間引き印字制御す
る印字データ制御回路を備え、この印字データ制御回路
で所用の印字パターンに関する入力データに基づいて奇
数ドットデータと偶数ドットデータとを論理和(OR)
演算して生成出力すれば良い。これによって、印字品質
を保つことができる。
【0018】一方、通常印字を行う場合、1パス目に奇
数ドットデータを印字し、2パス目に偶数ドットデータ
を印字するように印刷パターンを生成出力させれば良
い。このような奇数ドットデータと偶数ドットデータと
の読み込みは、例えば図4に示されるような構成の印字
データ制御回路によって、所用の印字パターンに関する
入力データが入力される演算制御回路2からスイッチ回
路3の切り替えによって奇数ドットデータ又は偶数ドッ
トデータを出力データとして印刷ヘッド1´へ送出して
印字する。因みに、ここでの演算制御回路2は、ソフト
ウェアとして変換テーブルを持たせることで奇数ドット
データ,偶数ドットデータを取り出すようにすることも
できる。
【0019】又、通常印字における印字手順は、1パス
目で奇数ドットデータを印字した後、X改行(1ドット
分)して2パス目で偶数ドットデータを印字する。これ
により、2パスで2行印字することになる。この後、印
字ヘッド1´の分をYとすると、(Y−X)改行してか
ら、1パス目で奇数ドットデータを印字した後、X改行
して2パス目で偶数ドットデータを印字するという具合
の印字を繰り返す。図5(a)はこのような手順で通常
印字した場合の上述した印字パターンの局部を示したも
ので、この場合にはドット抜けが生じていない。
【0020】因みに、図5(b)は従来の装置で同じ印
字パターンの局部をドラフト印字した場合を示したもの
であるが、この場合には横方向にドット抜けが生じてい
る。これに対し、図5(c)は一実施例の装置で同じ印
字パターンの局部をドラフト印字した場合を示したもの
であるが、この場合には縦方向にドット抜けが生じてい
る。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のシリア
ルプリンタよれば、所定数のピンが従来の間隔の2倍の
間隔で配列規定されると共に、縦方向における寸法も従
来の値の2倍で規定されるヘッド面を有する印刷ヘッド
を備え、この印刷ヘッドを印字データ制御回路によって
ドラフト印刷を行う場合には1パスで2行印刷するよう
に縦方向に間引き印字制御しているので、一度に2行印
字できて印字パスを減少できる上、モータの立ち上げ,
立ち下げの時間も短縮されて通常の2倍の速さによる印
字が可能になり、結果として全データのスループットが
向上するようになる。又、特に従来の装置のようにモー
タの立ち上げ,立ち下げの時間短縮を計るためにパワー
アップされた大型で高価なモータを必要としないため、
この分の装置内における占有スペースを要することが無
く、比較的小型で安価に構成できるという長所も具現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシリアルプリンタの要
部構成である印刷ヘッドのヘッド面を従来装置のものと
比較して示したもので、(a)は従来装置に関するも
の,(b)は一実施例の装置に関するものである。
【図2】図1に示した各印刷ヘッドを備えたシリアルプ
リンタでドラフト印字を行ったときの印字パスを説明す
るために示したもので、(a)は6文字から成る印字パ
ターンの一例に関するもの,(b)はその印字パターン
に対する従来装置の印字パスに関するもの,(c)はそ
の印字パターンに対する一実施例の装置の印字パスに関
するものである。
【図3】図1に示した各印刷ヘッドを備えたシリアルプ
リンタでドラフト印字を行う場合のモータの立ち上げ,
立ち下げ時間を含む印刷所要総時間を対比して示したタ
イミングチャートであり、(a)は従来装置に関するも
の,(b)は一実施例の装置に関するものである。
【図4】図1に示した一実施例に係る印刷ヘッドを備え
たシリアルプリンタで通常印字を行う場合の印字データ
制御回路における回路構成を例示したものである。
【図5】図2に示した印字パターンの局部を通常印字又
はドラフト印字で印字した場合の対比を示したもので、
(a)は一実施例の装置によりその印字パターンの局部
に対して通常印字した場合に関するもの,(b)はその
印字パターンの局部に対して従来の装置によりドラフト
印字した場合に関するもの,(c)はその印字パターン
の局部に対して一実施例の装置によりドラフト印字した
場合に関するものである。
【符号の説明】
1,1´ 印刷ヘッド 2 演算制御回路 3 スイッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のピンが所定の間隔で配列規定さ
    れると共に、縦方向における寸法が所定値で規定された
    ヘッド面を有する印刷ヘッドにおいて、前記印刷ヘッド
    は、前記ヘッド面における前記所定数のピンが前記所定
    の間隔の2倍の間隔で配列規定されると共に、前記縦方
    向における寸法が前記所定値の2倍で規定されて成るこ
    とを特徴とする印刷ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷ヘッドを含むシリア
    ルプリンタにおいて、前記印刷ヘッドをドラフト印刷で
    1パスで2行印刷するように縦方向に間引き印字制御す
    る印字データ制御回路を備えたことを特徴とするシリア
    ルプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシリアルプリンタにおい
    て、前記印字データ制御回路は、所用の印字パターンに
    関する入力データに基づいて奇数ドットデータと偶数ド
    ットデータとを論理和演算して生成出力することを特徴
    とするシリアルプリンタ。
JP3163496A 1996-02-20 1996-02-20 シリアルプリンタ Withdrawn JPH09220820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163496A JPH09220820A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 シリアルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163496A JPH09220820A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 シリアルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09220820A true JPH09220820A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12336650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3163496A Withdrawn JPH09220820A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 シリアルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09220820A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108237786A (zh) * 2016-12-27 2018-07-03 精工爱普生株式会社 点击打式印刷头以及印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108237786A (zh) * 2016-12-27 2018-07-03 精工爱普生株式会社 点击打式印刷头以及印刷装置
CN108237786B (zh) * 2016-12-27 2019-07-05 精工爱普生株式会社 点击打式印刷头以及印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1029693A1 (en) Printing with multiple passes
JP2000218890A (ja) 長尺印刷を行うための印刷システム
JPH08300642A (ja) 液体インクプリンタによるランダム印刷法
JPH01218851A (ja) ドットマトリクス式プリンタ
JPS60230867A (ja) ドツトマトリクス式プリンタの印刷方式
JPH09220820A (ja) シリアルプリンタ
JPH03169656A (ja) 印刷装置
US5876132A (en) Method and system for high character density printing utilizing low pel density characters
EP0903931B1 (en) Thermal recording apparatus
JP2004338215A (ja) プリンタ
JPH08267733A (ja) インクジェットプリンタ
US5073049A (en) Print control for dot matrix printer
JP2005169777A (ja) 印刷領域に応じて解像度変換量を変える印刷
JP3861940B2 (ja) シリアルプリンタ、及び印字制御方法
JPS60143988A (ja) ドツトプリンタのアンダライン印字方法
JP2927092B2 (ja) ドット印字方法
JPH02192957A (ja) ドットインパクトシリアルプリンタ
JPH1177992A (ja) インクジェット記録装置
JPH04371866A (ja) ジャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方法
JPS58124670A (ja) 記録式電子卓上計算機
JP3852201B2 (ja) 感熱記録装置
JP2003127465A (ja) ドットインパクトプリンタ
JPH0948110A (ja) 画像記録装置
US6254291B1 (en) Dot-impact printing head control apparatus
JP3866961B2 (ja) ラインサーマルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506