JPH09219751A - 携帯情報端末装置 - Google Patents
携帯情報端末装置Info
- Publication number
- JPH09219751A JPH09219751A JP2495596A JP2495596A JPH09219751A JP H09219751 A JPH09219751 A JP H09219751A JP 2495596 A JP2495596 A JP 2495596A JP 2495596 A JP2495596 A JP 2495596A JP H09219751 A JPH09219751 A JP H09219751A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 公衆回線用や携帯電話用との接続手段を一本
化した携帯情報端末装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の携帯情報端末装置21は、公衆
回線や携帯電話を用いて通信するための、モデム3や携
帯電話用インターフェース回路8を含む通信手段2と、
通信手段2を公衆回線や携帯電話に接続するための接続
手段としてのモジュラージャック22とを備え、モジュ
ラージャック22に端子を5端子以上設け、公衆回線用
には2端子を宛がい、携帯電話用には残りの端子の内の
3端子を宛がうように構成したことにより、公衆回線用
や携帯電話用との接続手段を一本化することが可能とな
り、本体の小型化が一層促進される。
化した携帯情報端末装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の携帯情報端末装置21は、公衆
回線や携帯電話を用いて通信するための、モデム3や携
帯電話用インターフェース回路8を含む通信手段2と、
通信手段2を公衆回線や携帯電話に接続するための接続
手段としてのモジュラージャック22とを備え、モジュ
ラージャック22に端子を5端子以上設け、公衆回線用
には2端子を宛がい、携帯電話用には残りの端子の内の
3端子を宛がうように構成したことにより、公衆回線用
や携帯電話用との接続手段を一本化することが可能とな
り、本体の小型化が一層促進される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線や携帯電
話に接続して通信可能な携帯情報端末装置に関するもの
である。
話に接続して通信可能な携帯情報端末装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、基地局と無線通信を行うPHS
(パーソナル・ハンディホン・システム=簡易型携帯電
話)を含む携帯電話の普及に伴い、公衆回線(有線)の
みならず、携帯電話を利用して無線でも通信可能な、い
わゆる通信機能付きの電子手帳等に代表される携帯情報
端末装置が急速に普及しつつある。
(パーソナル・ハンディホン・システム=簡易型携帯電
話)を含む携帯電話の普及に伴い、公衆回線(有線)の
みならず、携帯電話を利用して無線でも通信可能な、い
わゆる通信機能付きの電子手帳等に代表される携帯情報
端末装置が急速に普及しつつある。
【0003】このような従来の携帯情報端末装置では、
公衆回線や携帯電話に接続するための接続手段として、
公衆回線用にモジュラージャックを設けると共に、携帯
電話用に別途専用のコネクタを準備している。
公衆回線や携帯電話に接続するための接続手段として、
公衆回線用にモジュラージャックを設けると共に、携帯
電話用に別途専用のコネクタを準備している。
【0004】図2は従来の携帯情報端末装置のブロック
図である。図2において、携帯情報端末装置1は、図示
しない表示手段や入力手段、そして、公衆回線や携帯電
話を用いて通信するための通信手段2を備えている。通
信手段2を構成する各種機器の内、モデム3はファクシ
ミリ信号のデータ構成を公衆回線や携帯電話に適合する
ように変調すると共に、公衆回線や携帯電話から受信し
たデータ信号をファクシミリ信号に復調する。
図である。図2において、携帯情報端末装置1は、図示
しない表示手段や入力手段、そして、公衆回線や携帯電
話を用いて通信するための通信手段2を備えている。通
信手段2を構成する各種機器の内、モデム3はファクシ
ミリ信号のデータ構成を公衆回線や携帯電話に適合する
ように変調すると共に、公衆回線や携帯電話から受信し
たデータ信号をファクシミリ信号に復調する。
【0005】公衆回線を利用して通信する場合は、モデ
ム3から4線/2線変換回路4側へデータを送ると、4
線/2線変換回路4は、モデム3が出力する双方向4線
式の通信信号形式を公衆回線用の2線式に変換する。こ
こで公衆回線用の2線とは、TIP線とRING線のこ
とである。トランス5は公衆回線の絶縁とインピーダン
スの整合とを行うためのものである。網制御回路6は回
線の閉結や解放を行うものであり、着信検出回路やダイ
ヤルパルス送出回路も含んでいる。モジュラージャック
7は、公衆回線のTIP線とRING線の2線に接続す
るための端子を備えており、ここに公衆回線を接続する
と携帯情報端末1は有線により通信可能となる。
ム3から4線/2線変換回路4側へデータを送ると、4
線/2線変換回路4は、モデム3が出力する双方向4線
式の通信信号形式を公衆回線用の2線式に変換する。こ
こで公衆回線用の2線とは、TIP線とRING線のこ
とである。トランス5は公衆回線の絶縁とインピーダン
スの整合とを行うためのものである。網制御回路6は回
線の閉結や解放を行うものであり、着信検出回路やダイ
ヤルパルス送出回路も含んでいる。モジュラージャック
7は、公衆回線のTIP線とRING線の2線に接続す
るための端子を備えており、ここに公衆回線を接続する
と携帯情報端末1は有線により通信可能となる。
【0006】携帯電話を利用して通信する場合は、モデ
ム3から携帯電話用インターフェース回路8側へデータ
を送ることになる。携帯電話用インターフェース回路8
は、その内部に携帯電話側からのイヤホン出力を増幅す
る増幅器9と、携帯電話側へのマイク入力を減衰する減
衰器10とを有するものである。コネクタ11は、携帯
電話のマイク線とイヤホン線とGND線の3線に接続す
るための端子を備えており、ここに携帯電話を接続する
と携帯情報端末1は無線により通信可能となる。
ム3から携帯電話用インターフェース回路8側へデータ
を送ることになる。携帯電話用インターフェース回路8
は、その内部に携帯電話側からのイヤホン出力を増幅す
る増幅器9と、携帯電話側へのマイク入力を減衰する減
衰器10とを有するものである。コネクタ11は、携帯
電話のマイク線とイヤホン線とGND線の3線に接続す
るための端子を備えており、ここに携帯電話を接続する
と携帯情報端末1は無線により通信可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の携帯情報端末装置では、公衆回線でも携帯
電話でも通信できるように、それぞれ別個の接続手段と
してモジュラージャック7とコネクタ11とを設置する
必要がある。このため、ただでさえ小型軽量化に腐心し
ている携帯情報端末装置1の小型化が更に阻害されると
いう課題を有していた。
ような従来の携帯情報端末装置では、公衆回線でも携帯
電話でも通信できるように、それぞれ別個の接続手段と
してモジュラージャック7とコネクタ11とを設置する
必要がある。このため、ただでさえ小型軽量化に腐心し
ている携帯情報端末装置1の小型化が更に阻害されると
いう課題を有していた。
【0008】本発明は、以上の問題点を解決し、公衆回
線用や携帯電話用との接続手段を一本化した携帯情報端
末装置を提供することを目的とする。
線用や携帯電話用との接続手段を一本化した携帯情報端
末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、公衆回線や携帯電話を用いて通信するため
の、モデムや携帯電話用インターフェース回路を含む通
信手段と、通信手段を公衆回線や携帯電話に接続するた
めの接続手段としてのモジュラージャックとを備えた携
帯情報端末装置であって、モジュラージャックに端子を
5端子以上設け、公衆回線用には2端子を宛がい、携帯
電話用には残りの端子の内の3端子を宛がうように構成
したものである。
に本発明は、公衆回線や携帯電話を用いて通信するため
の、モデムや携帯電話用インターフェース回路を含む通
信手段と、通信手段を公衆回線や携帯電話に接続するた
めの接続手段としてのモジュラージャックとを備えた携
帯情報端末装置であって、モジュラージャックに端子を
5端子以上設け、公衆回線用には2端子を宛がい、携帯
電話用には残りの端子の内の3端子を宛がうように構成
したものである。
【0010】この発明によれば、公衆回線用や携帯電話
用との接続手段を一本化した携帯情報端末装置を提供す
ることができる。
用との接続手段を一本化した携帯情報端末装置を提供す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、公衆回線や携帯電話を用いて通信するための、モデ
ムや携帯電話用インターフェース回路を含む通信手段
と、通信手段を公衆回線や携帯電話に接続するための接
続手段としてのモジュラージャックとを備えた携帯情報
端末装置であって、モジュラージャックに端子を5端子
以上設け、公衆回線用には2端子を宛がい、携帯電話用
には残りの端子の内の3端子を宛がうように構成したも
のである。このことにより、公衆回線用や携帯電話用と
の接続手段を一本化することが可能となるので、携帯情
報端末装置を小型化できるという作用を有する。
は、公衆回線や携帯電話を用いて通信するための、モデ
ムや携帯電話用インターフェース回路を含む通信手段
と、通信手段を公衆回線や携帯電話に接続するための接
続手段としてのモジュラージャックとを備えた携帯情報
端末装置であって、モジュラージャックに端子を5端子
以上設け、公衆回線用には2端子を宛がい、携帯電話用
には残りの端子の内の3端子を宛がうように構成したも
のである。このことにより、公衆回線用や携帯電話用と
の接続手段を一本化することが可能となるので、携帯情
報端末装置を小型化できるという作用を有する。
【0012】(実施の形態)以下、図面を参照しながら
本発明の一実施の形態を説明するが、従来例と同一の部
分には同一の符号を付している。図1は本発明の一実施
の形態による携帯情報端末装置を示すブロック図であ
る。
本発明の一実施の形態を説明するが、従来例と同一の部
分には同一の符号を付している。図1は本発明の一実施
の形態による携帯情報端末装置を示すブロック図であ
る。
【0013】図1において、携帯情報端末装置21は、
図示しない表示手段や入力手段、そして、公衆回線や携
帯電話を用いて通信するための通信手段2を備えてい
る。通信手段2を構成する各種機器の内、モデム3はフ
ァクシミリ信号のデータ構成を公衆回線や携帯電話に適
合するように変調すると共に、公衆回線や携帯電話から
受信したデータ信号をファクシミリ信号に復調する。
図示しない表示手段や入力手段、そして、公衆回線や携
帯電話を用いて通信するための通信手段2を備えてい
る。通信手段2を構成する各種機器の内、モデム3はフ
ァクシミリ信号のデータ構成を公衆回線や携帯電話に適
合するように変調すると共に、公衆回線や携帯電話から
受信したデータ信号をファクシミリ信号に復調する。
【0014】公衆回線を利用して通信する場合は、モデ
ム3から4線/2線変換回路4側へデータを送ると、4
線/2線変換回路4は、モデム3が出力する双方向4線
式の通信信号形式を公衆回線用の2線式に変換する。こ
こで公衆回線用の2線とは、TIP線とRING線のこ
とである。トランス5は公衆回線の絶縁とインピーダン
ス整合とを行うためのものである。網制御回路6は回線
の閉結や解放を行うものであり、着信検出回路やダイヤ
ルパルス送出回路も含んでいる。モジュラージャック2
2は5端子以上の端子を備えており、内訳は公衆回線の
TIP線とRING線の2線に接続するために2端子、
そして、携帯電話のマイク線とイヤホン線とGND線の
3線に接続するために別途3端子を宛がい、これらをま
とめて1つのモジュラージャックに一本化して構成した
ものである。このため、従来例では接続手段が公衆回線
用と携帯電話用とに2通り必要であったのが、本実施の
形態では1つのモジュラージャックで代用でき、接続手
段の小型化が一層促進できる。このモジュラージャック
22に公衆回線を接続すると、TIP線とRING線の
2線に接続されて携帯情報端末21は有線により通信可
能となる。
ム3から4線/2線変換回路4側へデータを送ると、4
線/2線変換回路4は、モデム3が出力する双方向4線
式の通信信号形式を公衆回線用の2線式に変換する。こ
こで公衆回線用の2線とは、TIP線とRING線のこ
とである。トランス5は公衆回線の絶縁とインピーダン
ス整合とを行うためのものである。網制御回路6は回線
の閉結や解放を行うものであり、着信検出回路やダイヤ
ルパルス送出回路も含んでいる。モジュラージャック2
2は5端子以上の端子を備えており、内訳は公衆回線の
TIP線とRING線の2線に接続するために2端子、
そして、携帯電話のマイク線とイヤホン線とGND線の
3線に接続するために別途3端子を宛がい、これらをま
とめて1つのモジュラージャックに一本化して構成した
ものである。このため、従来例では接続手段が公衆回線
用と携帯電話用とに2通り必要であったのが、本実施の
形態では1つのモジュラージャックで代用でき、接続手
段の小型化が一層促進できる。このモジュラージャック
22に公衆回線を接続すると、TIP線とRING線の
2線に接続されて携帯情報端末21は有線により通信可
能となる。
【0015】携帯電話を利用して通信する場合は、モデ
ム3から携帯電話用インターフェース回路8側へデータ
を送ることになる。モデム3とモジュラージャック22
との間に並列に接続された携帯電話用インターフェース
回路8は、その内部に携帯電話側からのイヤホン出力を
増幅する増幅器9と、携帯電話側へのマイク入力を減衰
する減衰器10とを有するものである。モジュラージャ
ック22は前述したように、携帯電話のマイク線とイヤ
ホン線とGND線の3線に接続するための端子を備えて
おり、ここに携帯電話を接続するとマイク線とイヤホン
線とGND線の3線に接続されて携帯情報端末装置21
は無線により通信可能となる。
ム3から携帯電話用インターフェース回路8側へデータ
を送ることになる。モデム3とモジュラージャック22
との間に並列に接続された携帯電話用インターフェース
回路8は、その内部に携帯電話側からのイヤホン出力を
増幅する増幅器9と、携帯電話側へのマイク入力を減衰
する減衰器10とを有するものである。モジュラージャ
ック22は前述したように、携帯電話のマイク線とイヤ
ホン線とGND線の3線に接続するための端子を備えて
おり、ここに携帯電話を接続するとマイク線とイヤホン
線とGND線の3線に接続されて携帯情報端末装置21
は無線により通信可能となる。
【0016】なお、本文中では触れなかったが、携帯電
話用インターフェース回路8は接続する携帯電話装置が
アナログならばアナログ対応に、デジタルならばデジタ
ル対応に設定しておく必要がある。
話用インターフェース回路8は接続する携帯電話装置が
アナログならばアナログ対応に、デジタルならばデジタ
ル対応に設定しておく必要がある。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、公衆回線
用の端子と携帯電話用の端子とを一本化して1つのモジ
ュラージャックにまとめたことにより、携帯情報端末装
置の接続手段の小型化が一層促進される。
用の端子と携帯電話用の端子とを一本化して1つのモジ
ュラージャックにまとめたことにより、携帯情報端末装
置の接続手段の小型化が一層促進される。
【図1】本発明の一実施の形態による携帯情報端末装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】従来の携帯情報端末装置のブロック図
1 携帯情報端末装置 2 通信手段 3 モデム 4 4線/2線変換回路 5 トランス 6 網制御回路 7 モジュラージャック 8 携帯電話用インターフェース回路 9 増幅器 10 減衰器 11 コネクタ 21 携帯情報端末装置 22 モジュラージャック
Claims (1)
- 【請求項1】公衆回線や携帯電話を用いて通信するため
の、モデムや携帯電話用インターフェース回路を含む通
信手段と、通信手段を公衆回線や携帯電話に接続するた
めの接続手段としてのモジュラージャックとを備えた携
帯情報端末装置であって、モジュラージャックに端子を
5端子以上設け、公衆回線用には2端子を宛がい、携帯
電話用には残りの端子の内の3端子を宛がうことを特徴
とする携帯情報端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2495596A JPH09219751A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 携帯情報端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2495596A JPH09219751A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 携帯情報端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219751A true JPH09219751A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12152420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2495596A Pending JPH09219751A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 携帯情報端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09219751A (ja) |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP2495596A patent/JPH09219751A/ja active Pending
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