JP3008764U - 変復調装置と移動電話とを接続するための接続コード - Google Patents
変復調装置と移動電話とを接続するための接続コードInfo
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- JP3008764U JP3008764U JP1994012290U JP1229094U JP3008764U JP 3008764 U JP3008764 U JP 3008764U JP 1994012290 U JP1994012290 U JP 1994012290U JP 1229094 U JP1229094 U JP 1229094U JP 3008764 U JP3008764 U JP 3008764U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動電話の形状、形式および種類を問わずに
常に安定した高品位かつ高速度のデータ通信を可能にす
る接続コードを提供する。 【構成】 変復調装置のライン端子に接続されるモジュ
ラジャック2を先端に有するモジュラジャックコード3
と、移動電話のイヤホンマイク端子に接続されるプラグ
4を先端に有するプラグコード5と、これらモジュラジ
ャックコードおよびプラグコードと基端側において接続
される回路保護ケース6とを有する接続コード1であ
る。回路保護ケースには、変復調装置のライン端子と移
動電話無線回線とを遮断し、変復調装置のライン端子か
らのインピーダンスを均等に移動電話無線回線に振り分
ける作用を果たす回路が内蔵されている。
常に安定した高品位かつ高速度のデータ通信を可能にす
る接続コードを提供する。 【構成】 変復調装置のライン端子に接続されるモジュ
ラジャック2を先端に有するモジュラジャックコード3
と、移動電話のイヤホンマイク端子に接続されるプラグ
4を先端に有するプラグコード5と、これらモジュラジ
ャックコードおよびプラグコードと基端側において接続
される回路保護ケース6とを有する接続コード1であ
る。回路保護ケースには、変復調装置のライン端子と移
動電話無線回線とを遮断し、変復調装置のライン端子か
らのインピーダンスを均等に移動電話無線回線に振り分
ける作用を果たす回路が内蔵されている。
Description
【0001】
本考案は、ファクシミリ装置等の変復調装置と移動電話とを接続してデータ通 信を可能とするための接続コードに関する。
【0002】
近年における移動電話ないし携帯電話の著しい普及に伴って、移動電話を介し てデータ通信を行うことの必要性が高まってきている。このような用途に好適に 用いられる小型の携帯型変復調装置や携帯ファクシミリ装置も開発され市販され ている。
【0003】 たとえば移動電話からデータ通信を行う場合、一般には音響カプラが使用され ている。すなわち、変復調装置と音響カプラとをモジュラジャックコード等で接 続し、音響カプラに移動電話の送話、受話口を正確に密着させた状態でデータ通 信を行う。これにより、変復調装置からの通信信号を音響カプラを介して音響的 に接続し、携帯電話無線回線からデータ通信を行うことができる。
【0004】 また、一部の携帯ファクシミリ装置には、あらかじめ特定の移動電話(デジタ ル式移動電話)と接続するための回路が内蔵されている。
【0005】
しかしながら、音響カプラを用いる場合には、音響カプラと移動電話の送話口 および受話口同士を正確に密着させることが要求されるが、移動電話には様々な 形状のものがあり、音響カプラとの形状的整合性を常に確保することは困難であ る。音響カプラと移動電話の形状が整合しないと、データ通信時にノイズを拾っ てしまい、通信不良の原因となる。
【0006】 特定の移動電話と接続するための回路を内蔵したファクシミリ装置の場合には 、音響カプラを用いた場合のような不都合は解消されるが、該回路は特定の移動 電話専用のものとなるので、汎用性が損なわれてしまう。
【0007】 また、別タイプの回路内蔵型のファクシミリ装置の場合、DIN(ディン)ジ ャックと呼ばれるプラグから、移動電話のイヤホンマイク端子に接続されるが、 この場合には2400bps以下の通信速度に固定されてしまう。これは、移動 電話に接続される電話回線の通信状態が悪い場合にも安全に電送を可能にする利 点はあるものの、通信速度が遅くなった分、電送中に通信状態が悪化することに よるリスクを伴う。
【0008】 また、DINジャックは、通常変復調装置の端子としては使用されていないた め、市販されている変復調装置に移動電話を接続するために用いることはできな い。
【0009】
本考案は、上記従来技術の問題点を解消し、移動電話の形状、形式および種類 を問わずに常に安定した高品位かつ高速度のデータ通信を可能とするための接続 コードを提供することを目的とする。
【0010】 この目的を達成するために鋭意工夫の末に創案された本考案は、変復調装置の ライン端子に接続されるモジュラジャックを一端に有し、移動電話のイヤホンマ イク端子に接続されるプラグを他端に有してなることを特徴とする変復調装置と 移動電話とを接続するための接続コードである。
【0011】 また、本考案による接続コードは、変復調装置のライン端子に接続されるモジ ュラジャックを先端に有するモジュラジャックコードと、移動電話のイヤホンマ イク端子に接続されるプラグを先端に有するプラグコードと、これらモジュラジ ャックコードおよびプラグコードと基端側において接続される回路とを有してな ることを特徴とする変復調装置と移動電話とを接続するための接続コードである 。
【0012】 好ましくは、前記回路は、前記変復調装置のライン端子と前記移動電話の無線 回線とを遮断するための直流電流遮断手段を有する。前記直流電流遮断手段は、 コンデンサ、リレーおよびトランスのいずれか一または二以上の組み合わせから 構成することができる。
【0013】 また、前記回路は、トランスと、該トランスと前記移動電話のイヤホンマイク 端子の送話端子および受話端子との間にそれぞれ接続されるコンデンサとを有し て構成されることが好ましい。
【0014】
本考案による変復調装置と移動電話とを接続するための接続コードは、変復調 装置側の端子として一般的に採用されているモジュラジャックを採用するため、 ほぼすべての変復調装置に対して接続可能である。
【0015】 本考案の接続コードは、音声信号をデジタル変換せずにアナログ信号のまま送 受信可能に変復調装置と移動電話とを接続する。
【0016】
図1は本考案の一実施例による接続コードが示されている。この接続コード1 は、変復調装置のライン端子に接続されるモジュラジャック2を先端に有するモ ジュラジャックコード3と、移動電話のイヤホンマイク端子に接続されるプラグ 4を先端に有するプラグコード5と、これらモジュラジャックコード3およびプ ラグコード5と基端側において接続される回路保護ケース6とを有している。
【0017】 回路保護ケース6には図2に示される回路構成を有する基板が内蔵されている 。ここで、端末審査協会の技術基準を取得するためには、接続する回路は直流電 源を遮断した回路でなければならないと定められていることから、この規格を満 足するために、コンデンサ、リレー、トランス等を用いて回路を遮断しなければ ならない。本実施例の回路では、コンデンサC1およびC2を設けることによっ て変復調装置のライン端子と移動電話無線回線とを遮断すると共に、トランスT 1によって回路の遮断性を更に高めている。本実施例においてトランスT1の耐 電圧は250ボルトとされている。また、トランスT1は、変復調装置のライン 端子からのインピーダンスを均等に移動電話無線回線に振り分ける作用をも同時 に果たしている。
【0018】 更に、トランスT1とモジュラジャックコード3との接続端子U、Vとの間に はフィルムコンデンサC3、C4がそれぞれ直列に接続される。これらフィルム コンデンサは、突発的な電圧に対しても回路を保護する作用を果たす。
【0019】 回路に設けられる抵抗R1、R2、R3、R4およびR5は、コンデンサC1 、C2およびトランスT1によって振り分けられた回路を均等にする作用を果た す。
【0020】 プラグコード5に接続される接続端子T、GおよびRは、移動電話のイヤホン マイク端子の送話端子、接地端子および受話端子にそれぞれ接続される。
【0021】 この接続コードの用法は次の通りである。まず、使用する変復調装置もしくは それに準ずる機器に対して通信に必要な設定を行った後、モジュラジャック2を 変復調装置もしくはそれに準ずる機器のライン・壁側端子に差し込む。次いで、 移動電話の電源を入れ、電池残量を確認した後、アンテナを十分に伸ばし、受信 感度を確認する。このとき、受話の音量を最大に設定する。そして、通信相手の 電話番号をダイヤルし、CNGトーンを確認した後、プラグ4を移動電話のイヤ ホンマイク端子に接続する。これにより、接続コードを介して変復調装置と移動 電話との間のデータ通信が可能とされる。
【0022】
【考案の効果】 本考案の接続コードを用いることにより、移動電話の形状、形式および種類を 問わずに常に安定した高品位のデータ通信を行うことができる。
【0023】 また、本考案の接続コードはモジュラジャックを採用しているため、変復調装 置もしくはそれに準ずる機器も技術基準を満足していれば、形状、形式および種 類を問わずに接続可能であり、きわめて汎用性が高い。
【0024】 更に、本考案の接続コードを用いた場合には、遅くとも7200bpsで送信 することができ、従来の回路内蔵型ファクシミリ装置における通信速度の約3倍 の速度でのデータ通信が可能となるので、通信時間が短縮され、通信コストを減 少させると共に、通信状態の変化に伴うリスクも低減することができる。
【図1】本考案の一実施例による接続コードの外観図で
ある。
ある。
【図2】図1の接続コードに内蔵される回路構成の一例
を示す図である。
を示す図である。
1 接続コード 2 モジュラジャック 3 モジュラジャックコード 4 プラグ 5 プラグコード 6 回路保護ケース C1、C2 コンデンサ C3、C4 フィルムコンデンサ T1 トランス R1、R2、R3、R4、R5 抵抗
Claims (5)
- 【請求項1】 変復調装置のライン端子に接続される
モジュラジャックを一端に有し、移動電話のイヤホンマ
イク端子に接続されるプラグを他端に有してなることを
特徴とする変復調装置と移動電話とを接続するための接
続コード。 - 【請求項2】 変復調装置のライン端子に接続される
モジュラジャックを先端に有するモジュラジャックコー
ドと、移動電話のイヤホンマイク端子に接続されるプラ
グを先端に有するプラグコードと、これらモジュラジャ
ックコードおよびプラグコードと基端側において接続さ
れる回路とを有してなることを特徴とする変復調装置と
移動電話とを接続するための接続コード。 - 【請求項3】 前記回路は、前記変復調装置のライン
端子と前記移動電話の無線回線とを遮断するための直流
電流遮断手段を有することを特徴とする請求項2の接続
コード。 - 【請求項4】 前記直流電流遮断手段がコンデンサ、
リレーおよびトランスのいずれか一または二以上の組み
合わせからなることを特徴とする請求項3の接続コー
ド。 - 【請求項5】 前記回路は、トランスと、該トランス
と前記移動電話のイヤホンマイク端子の送話端子および
受話端子との間にそれぞれ接続されるコンデンサとを有
してなることを特徴とする請求項2の接続コード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012290U JP3008764U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 変復調装置と移動電話とを接続するための接続コード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012290U JP3008764U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 変復調装置と移動電話とを接続するための接続コード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008764U true JP3008764U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=43144579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012290U Expired - Lifetime JP3008764U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 変復調装置と移動電話とを接続するための接続コード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008764U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9747474B2 (en) | 2009-06-10 | 2017-08-29 | Robert E. Morley, Jr. | Card reader device and method of use |
US10970709B2 (en) | 2009-02-10 | 2021-04-06 | 4361423 Canada Inc. | Apparatus and method for commercial transactions using a communication device |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP1994012290U patent/JP3008764U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10970709B2 (en) | 2009-02-10 | 2021-04-06 | 4361423 Canada Inc. | Apparatus and method for commercial transactions using a communication device |
US9747474B2 (en) | 2009-06-10 | 2017-08-29 | Robert E. Morley, Jr. | Card reader device and method of use |
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