JPH09219738A - インタフェース装置及びボタン電話装置 - Google Patents

インタフェース装置及びボタン電話装置

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JPH09219738A
JPH09219738A JP2365496A JP2365496A JPH09219738A JP H09219738 A JPH09219738 A JP H09219738A JP 2365496 A JP2365496 A JP 2365496A JP 2365496 A JP2365496 A JP 2365496A JP H09219738 A JPH09219738 A JP H09219738A
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voice
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JP2365496A
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Inventor
Keiichi Senda
圭一 千田
Takeshi Horiuchi
猛志 堀内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産型デジタル端末を接続するデジタル制御
ユニットに少量生産型の高機能端末を接続して十分な性
能を発揮させること。 【解決手段】 ピンポン伝送回路21はインタフェース
装置50のワンチップマイクロコンピュータ31を介し
て少量生産型の高機能端末を構成するコーデック22や
CPU23と接続されている。このため、ワンチップマ
イクロコンピュータ31はシリアル/パラレル変換器3
2又は35を介して、入力される受話又は送話音声信号
のレベルを調整したり、或いは警報音などの音声信号を
受話又は送話経路に挿入して、パラレル/シリアル変換
器33又は34からコーデック22又はピンポン伝送回
路21に出力すると共に、ピンポン伝送回路21とCP
U23間の制御データのフォーマットを相互に変換し
て、少量生産型の高機能端末から警報音を発生させた
り、各種情報の表示などを行わせ、通信制御を円滑に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル型のボタン
電話装置に係り、特に前記ボタン電話装置を構成するデ
ジタルボタン電話機端末をデジタル端末制御ユニットに
接続するためのインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のボタン電話装置は図9に示
すような概略構成例を有し、公衆回線網を収容する主装
置1の制御ユニット11はデジタル端末ユニット12、
(2B+D)チャネルのピンポン伝送路3を通して、複
数のデジタルボタン電話機端末(以降単にボタン電話機
端末と称することもある)2a、2b…2nを制御する
ことにより、各ボタン電話機端末と局線、又はボタン電
話機端末同志の通話が行われるようになっていた。尚、
主装置1は局線ユニット13を介して公衆回線網(図示
せず)を収容している。
【0003】図10は図9に示した従来の量産型ボタン
電話機端末の構成例を示したブロック図である。21は
図9に示した主装置1とピンポン伝送を行うピンポン伝
送回路、22はピンポン伝送回路21で受信した受話音
声信号(PCMコード)をアナログ音声に変換したり、
マイクロフォン29で収音したアナログ音声信号をデジ
タル音声信号(PCMコード)に変換するコーデック、
23はピンポン伝送回路21を通して前記主装置1と制
御データのやり取りを行って、コーデック22やトーン
発生回路部25の制御やサブプロセッサ24を介した表
示制御を行うCPU、24は図示されない表示器に各種
メッセージ等を表示する制御を行うサブプロセッサ、2
5は各種のトーンを発生するトーン発生回路部、26は
受話音声の音量を調整するボリューム、27は受話音声
信号を増幅するアンプ、28は受話音を出力するスピー
カ、29は使用者の音声を収音して音声信号に変換する
マイクロフォン、30は送話音声信号を増幅するアンプ
である。
【0004】ピンポン伝送回路21により主装置1から
受信された受話音声信号(PCMコード)は、コーデッ
ク22によりアナログ音声信号に変換された後、CPU
23により制御されるボリューム26によりそのレベル
が調整されてからアンプ27により増幅されてスピーカ
28から外部に出力される。マイクロフォン29から入
力される音声信号はアンプ30により増幅された後、コ
ーデック22によりデジタル音声信号(PCMコード)
に変換された後、ピンポン伝送回路21から主装置1に
送信される。
【0005】上記のような従来の量産型ボタン電話機端
末では、CPU23の制御により必要があると、トーン
発生回路251やトーン発生回路252によりリングバ
ックトーンやビープ音などを発生し、これを同CPU2
3により同時に制御されるスイッチ群253を介してス
ピーカ28から出力したり、コーデック22及びピンポ
ン伝送回路21を通して前記主装置1に送信することが
行われて、リングバックトーンや警報音などの各種の音
声信号が出るようになっている。
【0006】ところで、図1に示した主装置1の制御ユ
ニット11に少量生産型の高機能端末を接続すると、量
産型ボタン電話機端末に設けられているトーン発生回路
部25やボリューム26などを備えていないために、こ
の少量生産型の高機能端末からは警報音が出ない、受話
音声のレベルが合わないなどの不具合が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ボタン電話装置のデジ
タル化のため、デジタルボタン電話機端末2とデジタル
型の制御ユニット11が開発され、通話品質の向上や部
品の集積化が図られた。しかし、デジタルボタン電話機
端末2は量産型端末に特化した設計だったため、主装置
を構成する制御ユニット11に少量生産型の高機能端末
を接続すると、無音になる、警報音が出ない、受話音声
のゲインが合わない等その性能を十分発揮できないとい
う不具合があった。
【0008】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、量産型デジタル端末を接続す
るデジタル制御ユニットに少量生産型の高機能端末を接
続して十分な性能を発揮させることができるインタフェ
ース装置及びこのインタフェース装置を用いたボタン電
話装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主装
置と、この主装置が制御するデジタルボタン電話機端末
とを備えたボタン電話装置の前記デジタルボタン電話機
端末内に設けられ、前記主装置との間で音声信号及び制
御データを送受するピンポン伝送回路を、音声信号をデ
ジタル信号からアナログ信号に相互に変換する前記端末
内のコーデック及び前記端末の制御を前記制御データに
よって行う前記端末内の制御部に接続するインタフェー
ス装置において、前記コーデックから送話音声信号を入
力する入力回路と、この入力回路から入力された送話音
声信号のレベルを調整する音声レベル調整手段と、この
音声レベル調整手段によりレベルが調整された送話音声
信号を前記ピンポン伝送回路に出力する出力回路とを具
備した構成を備えている。
【0010】請求項2の発明は、主装置と、この主装置
が制御するデジタルボタン電話機端末とを備えたボタン
電話装置の前記デジタルボタン電話機端末内に設けら
れ、前記主装置との間で音声信号及び制御データを送受
するピンポン伝送回路を、音声信号をデジタル信号から
アナログ信号に相互に変換する前記端末内のコーデック
及び前記端末の制御を前記制御データによって行う前記
端末内の制御部に接続するインタフェース装置におい
て、前記ピンポン伝送回路から受話音声信号を入力する
入力回路と、この入力回路から入力された受話音声信号
のレベルを調整する音声レベル調整手段と、この音声レ
ベル調整手段によりレベルが調整された受話音声信号を
前記コーデックに出力する出力回路とを具備した構成を
備えている。
【0011】請求項3の発明は、前記音声レベル調整手
段はワンチップマイクロコンピュータで構成される。
【0012】請求項4の発明は、主装置と、この主装置
が制御するデジタルボタン電話機端末とを備えたボタン
電話装置の前記デジタルボタン電話機端末内に設けら
れ、前記主装置と音声信号及び制御データを送受するピ
ンポン伝送回路を、音声信号をデジタル信号からアナロ
グ信号に相互に変換する前記端末内のコーデック及び前
記端末の制御を前記制御データによって行う前記端末内
の制御部に接続するインタフェース装置において、前記
制御部から入力される制御データを前記主装置で扱われ
るフォーマットの制御データに変換したり、或いは前記
主装置から入力される制御データを前記制御部で扱われ
るフォーマットの制御データに変換する制御データ変換
手段とを具備した構成を備えている。
【0013】請求項5の発明は、前記制御データ変換手
段はワンチップマイクロコンピュータで構成される構成
を備えている。
【0014】請求項6の発明は、前記インタフェース装
置は前記ピンポン伝送回路を含む構成を備えている。
【0015】請求項7の発明は、主装置と、この主装置
が制御するコードレスデジタルボタン電話機端末とを備
えたボタン電話装置において、前記デジタルボタン電話
機端末がコードレス電話機の親機を構成する場合に、請
求項1乃至6いずれかに記載のインタフェース装置を用
いて、前記主装置と音声信号及び制御データを送受する
前記親機内のピンポン伝送回路を、音声信号をPCMコ
ードからADPCMコードに相互に変換する前記親機内
のADPCMトランスコーダに接続すると共に前記制御
データによってコードレス通信制御を行う前記親機内の
制御部に接続する構成を備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のインタフェース装
置を搭載した高機能型デジタルボタン電話機端末を有す
るボタン電話装置の一実施の形態の構成を示したブロッ
ク図である。1はデジタルボタン電話機端末2a〜2n
を制御する主装置、2は主装置1の制御により、局線、
又は他のデジタルボタン電話機端末間との通話を行うデ
ジタルボタン電話機端末、3は主装置1とデジタルボタ
ン電話機端末2a〜2nとを接続する伝送線である。
【0017】ここで、主装置1は、デジタルボタン電話
機端末2a〜2nからの音声データや制御データを処理
して交換処理や呼処理を行って各デジタルボタン電話機
端末2a〜2nの通話を可能にする制御ユニット11、
主装置1とデジタルボタン電話機端末2a〜2n間のピ
ンポン伝送を行うデジタル端末ユニット12、図示され
ない公衆回線網に対する発着信処理を行う局線ユニット
13、制御ユニット11とデジタル端末ユニット12又
は局線ユニット13間の制御データの伝送を行うデータ
ハイウェイ14、制御ユニット11とデジタル端末ユニ
ット12又は局線ユニット13間の音声情報の伝送を行
うスピーチハイウェイ15を有している。
【0018】図2は図1に示したデジタルボタン電話機
端末に内蔵されている本発明のインタフェース装置の詳
細構成例を示したブロック図である。21は図1に示し
た主装置1とピンポン伝送を行うピンポン伝送回路、2
2はピンポン伝送回路21で受信した受話音声信号(P
CMコード)をアナログ音声信号に変換したり、マイク
ロフォン29で収音したアナログ音声信号をデジタル音
声信号(PCMコード)に変換するコーデック、23は
インタフェース装置50のワンチップマイクロコンピュ
ータ31を通して前記主装置1と制御データのやり取り
を行って、コーデック22や図示されないサブプロセッ
サを介して表示制御を行ったり、通話に関する各種制御
を行うCPU、27は受話音声信号を増幅するアンプ、
28は受話音を出力するスピーカ、29は使用者の音声
を収音して音声信号に変換するマイクロフォン、30は
送話音声信号を増幅するアンプ、31は受話や送話音声
のレベルの変換や各種音声信号の発生及び制御データの
フォーマットの変換などを行うワンチップマイクロコン
ピュータ、32はシリアル受話音声信号をパラレル受話
音声信号に変換するシリアル/パラレル変換回路、33
はパラレル受話音声信号をシリアル受話音声信号に変換
するパラレル/シリアル変換回路、34はパラレル送話
音声信号をシリアル送話音声信号に変換するパラレル/
シリアル変換回路、35はシリアル送話音声信号をパラ
レル送話音声信号に変換するシリアル/パラレル変換回
路、36、37はタイミング信号伝送線、38、41は
上りの制御データを伝送する制御データ伝送線、39、
40は制御データを伝送する下りの制御データ伝送線、
50はピンポン伝送回路21とコーデック22、CPU
23側を接続するインタフェース装置である。
【0019】ここで、ワンチップマイクロコンピュータ
31は制御データの変換表や発生する音声データ表など
を格納するROM311、ワンチップマイクロコンピュ
ータ31が動作するためのワークエリアを提供するRA
M312を有している。又、上記CPU23は端末内の
制御部を構成し、シリアル/パラレル変換器35はコー
デック23から送話音声信号を入力する入力回路を構成
し、パラレル/シリアル変換器34は送話音声信号をピ
ンポン伝送回路21に出力する出力回路を構成し、シリ
アル/パラレル変換器32はピンポン伝送回路21から
受話音声信号を入力する入力回路を構成し、パラレル/
シリアル変換器33はコーデック23に受話音声信号を
出力する出力回路を構成する。
【0020】次に本実施の形態の動作について説明す
る。ピンポン伝送回路21により主装置1から受信した
受話音声信号(PCMコード)はシリアル/パラレル変
換器32によりパラレル受話音声信号となってワンチッ
プマイクロコンピュータ31に入力される。ワンチップ
マイクロコンピュータ31は入力された音声信号のレベ
ルを調整した後、パラレル/シリアル変換器33よりシ
リアル受話音声信号としてコーデック22に出力する。
コーデック22は入力された受話音声信号をアナログ音
声信号に変換した後、アンプ27を介してスピーカ28
から出力する。マイクロフォン29から入力された送話
音声信号はアンプ30により増幅された後、コーデック
22に入力されてデジタル音声信号(PCMコード)と
なる。
【0021】コーデック22から出力されたデジタル送
話音声信号はシリアル/パラレル変換器35によりパラ
レル送話音声信号となってワンチップマイクロコンピュ
ータ31に入力される。ワンチップマイクロコンピュー
タ31は入力された音声信号のレベルを調整した後、パ
ラレル/シリアル変換器34よりシリアル送話音声信号
としてピンポン伝送回路21に出力する。ピンポン伝送
回路21は入力された送話音声信号を主装置1へ伝送す
る。尚、コーデック22、ワンチップマイクロコンピュ
ータ31はピンポン伝送回路21からタイミング信号伝
送線36、37を介して伝送されるタイミング信号によ
ってその動作を行っている。
【0022】ここで、上記したワンチップマイクロコン
ピュータ31による音声信号のレベル調整について説明
する。例えばシリアル/パラレル変換器35から「0
0」「7A」というレベルの送話信号が入力されると、
ワンチップマイクロコンピュータ31はROM311に
格納されている図3に示すようなレベル変換表の2dP
AD+7Aのアドレスを参照し、このアドレスに書き込
まれている7Cを読み出して、これをパラレル/シリア
ル変換器34よりピンポン伝送回路21に出力する。こ
れにより、ワンチップマイクロコンピュータ31は送話
信号を+2dB上昇させる調整を行う。
【0023】ワンチップマイクロコンピュータ31は、
通常、上記のような処理を行っているが、ピンポン伝送
回路21を通して主装置1から例えばビープ音を出力す
る指示が制御データ伝送線39を介して与えられると、
図4のフローチャートに示すような音声信号発生処理を
行ってスピーカ28から出力する制御を行う。ステップ
401にて、主装置1から音声信号発生指示の制御デー
タが入力されると、ステップ402に進んで、ROM3
11内の音声データテーブルに記載されている必要な種
類(ビープ音、リングバックトーン等)の音声データ部
分にアクセスして、ステップ403にて該当の音声デー
タ(PCM音声コード)を読み出し、これを受話側(パ
ラレル/シリアル変換器33)又は送話側(パラレル/
シリアル変換器34)に挿入してステップ404にて出
力する。
【0024】例えば、主装置1から警報音を出力する指
示が来ると、ワンチップマイクロコンピュータ31は上
記のようにしてROM311からビープ音を読み出し、
これをパラレル/シリアル変換器33からコーデック2
2の受話側音声経路に出力して、スピーカ28からビー
プ音を発生させる。又、主装置1から相手電話機よりの
着信中を示す制御データが入力されると、ワンチップマ
イクロコンピュータ31はこれをリンガートーン及びリ
ングバックトーンの発生指示と解釈して、ROM311
からリンガートーン及びリングバックトーンを読み出
し、リンガートーンをパラレル/シリアル変換器33か
らコーデック22の受話側音声経路に出力してスピーカ
28からリングバックトーンを出力すると共に、リング
バックトーンをパラレル/シリアル変換器34からピン
ポン伝送回路21の送話側音声経路に出力して、発呼側
電話機に送る。
【0025】又、ワンチップマイクロコンピュータ31
は例えばピンポン伝送回路21から制御伝送線39を介
して図5(A)に示すようなダイアル番号1の表示指示
を受け取ると、これをROM311に格納されているデ
ータ変換表により、図5(B)に示すようなCPU23
特有のフォーマットに変換して、これをCPU23に出
力する。これにより、CPU23は図示されない表示部
にダイアル番号1を表示する。同様に、ワンチップマイ
クロコンピュータ31が主装置1から図5(C)に示す
ような「7B」というダイアル表示指示を受けた場合
も、上記と同様にして、これを図5(D)に示すように
CPU23の制御データフォーマットに変換して、これ
をCPU23に出力する。
【0026】図6は上記のようなワンチップマイクロコ
ンピュータ31による制御データの変換処理を示したフ
ローチャートである。ステップ601にて、ピンポン伝
送回路21又はCPU23から制御データが入力される
と、ステップ602にてROM311内の該当の変換テ
ーブルを参照して、ステップ603にて入力された前記
制御データを変換する。この制御データの変換は、CP
U23側から被変換制御データが入力された場合は、主
装置1側で取り扱うフォーマットの制御データに変換
し、主装置1側から被変換制御データが入力された場合
は、CPU23側で取り扱うフォーマットの制御データ
に変換する。ワンチップマイクロコンピュータ31はス
テップ604にて変換して得た制御データを、主装置1
側又はCPU23側に出力して、処理を終了する。
【0027】図7は上記したワンチップマイクロコンピ
ュータ31の全体的な動作を説明するフローチャートで
ある。ワンチップマイクロコンピュータ31はステップ
701にてデータの読み込み要求が生じると、ステップ
702にて受話データ、送話データ及び制御データを読
み込み、ステップ703にて、相手電話機からの呼び出
し中(着信中)であるかどうかを判定し、そうでない場
合はステップ704に進み、そうである場合はステップ
709に進む。
【0028】ワンチップマイクロコンピュータ31はス
テップ704にてROM311内の音声データ表からリ
ンガートーン、リングバックトーンデータを読み出した
後、この音声データ表のアドレスをステップ705にて
インクリメントしてから、ステップ706に進む。その
後、ワンチップマイクロコンピュータ31はステップ7
06にて、リンガートーンを受話側に挿入すると共に、
ステップ707にてリングバックトーンを送話側に挿入
して、これら音声信号をステップ708にて送信側に出
力する。
【0029】一方、ステップ703にて、着信中でない
と判定した場合、ワンチップマイクロコンピュータ31
はステップ709にて、警報音発生要求があるかどうか
を判定し、ない場合はステップ713に進み、ある場合
はステップ710に進む。ワンチップマイクロコンピュ
ータ31はステップ710にてROM311内の音声デ
ータ表からビープ音データを読み出した後、この音声デ
ータ表のアドレスをステップ711にてインクリメント
してから、ステップ712に進む。その後、ワンチップ
マイクロコンピュータ31はステップ712にてビープ
音を受話側に挿入することにより、ビープ音をステップ
708にて受話側に出力する。
【0030】又、ステップ709にて、警報音発生要求
がないと判断した場合、ワンチップマイクロコンピュー
タ31はステップ713にて受話データ又は送話データ
のPAD値を計算して、受話又は送話データの音声レベ
ルを調整した後、これをステップ708にて、受話側又
は送話側に出力する。
【0031】本実施の形態によれば、少量生産型のデジ
タルボタン電話機端末のピンポン伝送回路21とコーデ
ック22及びCPU23との間に、ワンチップマイクロ
コンピュータ31にからなるインタフェース装置50を
挿入し、ピンポン伝送回路21とコーデック22を接続
する送話路、受話路を前記ワンチップマイクロコンピュ
ータ31を介するようにすると共に、ピンポン伝送回路
21とCPU23を接続する制御データ伝送路38、3
9、40、41を同ワンチップマイクロコンピュータ3
1を介するように構成して、ワンチップマイクロコンピ
ュータ31により、送話、受話音声信号のレベルの調
整、送話、受話音声信号経路に警報音のような音声信号
の挿入、制御データのフォーマットの変換などを行っ
て、少量生産型のデジタルボタン電話機端末を量産型の
主装置1の制御ユニット11に接続しても、無音にな
る、警報音が出ない、送/受話音声のゲインが合わない
等の不具合を回避でき、十分な性能を発揮させることが
できる。
【0032】尚、上記実施例とは異なり、インタフェー
ス装置にピンポン伝送回路21を含めてインタフェース
装置50とすれば、ピンポン伝送回路21を備えていな
い少量生産型のデジタルボタン電話機端末を主装置1に
接続して、上記と同様の効果を得ることができる。
【0033】図8は本発明の他の実施の形態の構成を示
したブロック図である。本例は、コードレス電話機能を
有する少量生産型のボタン電話機端末を本発明のインタ
フェースユニットを用いて量産型の主装置の制御ユニッ
トに接続した例である。ピンポン伝送回路21とADP
CMトランスコーダ71とを接続する受話、送話音声伝
送路は、インタフェース装置50を経由しており、同様
にピンポン伝送回路21と親機CPU72とを接続する
制御データ伝送路はインタフェース装置50を経由して
いる。
【0034】ピンポン伝送回路21が主装置(図示せ
ず)から着信を示す制御データを受信すると、インタフ
ェース装置50はそのフォーマットを親機100用に変
換して、親機100の親機CPU72に知らせる。これ
と共に、インタフェース装置50はリンガートーン(P
CMコード)を発生して、ADPCMトランスコーダ7
1に送ると共に、リングバックトーン(PCMコード)
を発生して、ピンポン伝送回路21から図示されない主
装置に送る。ADPCMトランスコーダ71は入力され
たリンガートーンをADPCMコードに変換して、無線
回路73に出力する。この時、無線回路73は親機CP
U72により送信モードになっているため、入力される
リンガートーンをアンテナ74から子機200a、bに
向かって発信する。
【0035】子機200aの無線回路76は、前記リン
ガートーンを受信すると、これをADPCMトランスコ
ーダ77に入力して、PCMコードに変換した後、コー
デック78に渡す。コーデック78はPCMコードのリ
ンガートーンをアナログのリンガートーンに変換するた
め、スピーカ80からリンガーが出力される。尚、この
時、親機CPU72は無線回路73から制御チャネルを
用いて、子機200aの子機CPU79に着信を示す制
御コードを送っているため、子機200aの無線回路7
6は子機CPU79により受信モードになっている。
【0036】その後、通話状態になって、マイクロフォ
ン81から入力された受話音声信号(アナログ)は、コ
ーデック78、ADPCMトランスコーダ77によりA
DPCMコードの受話音声信号となって、無線回路76
から親機1に送信される。この時、子機CPU79から
無線回路76の制御チャネルを用いて親機1の親機CP
U72に子機が送信モードになっていることを知らせて
あるため、親機CPU72は無線回路73を受信モード
にする。
【0037】親機の無線回路73は受信した子機からの
受話音声信号をADPCMトランスコーダ71によりP
CMコードにした後、インタフェース装置50に出力す
る。インタフェース装置50は入力された受話音声信号
のレベルを調整した後、ピンポン伝送回路21を通して
主装置に送る。
【0038】本実施例も、インタフェース装置50によ
り親機100と図示されない主装置間の送話、受話レベ
ルを合わせたり、送話、受話伝送路に各種音声信号を挿
入したり、或いは量産型の制御データのフォーマットと
親機1の制御データのフォーマットを相互に変換するこ
とができ、量産型の主装置の制御装置にコードレス電話
機能を有する少量生産型のボタン電話機端末を接続し
て、その性能を十分発揮させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1又は3の発明
によれば、少量生産型デジタルボタン電話機端末から出
力される受話音声のレベルを適切に調整したり、或いは
受話音声経路に警報音等の各種音声信号を挿入して前記
端末から出力することができる。
【0040】請求項2又は3の発明によれば、少量生産
型デジタルボタン電話機端末から主装置に入力される送
話音声のレベルを適切に調整したり、或いは送話音声経
路にリングバックトーン等の各種音声信号を挿入して前
記主装置に送ることができる。
【0041】請求項4又は5の発明によれば、少量生産
型デジタルボタン電話機端末の通信制御を円滑に行うこ
とができる。
【0042】請求項6の発明によれば、ピンポン伝送回
路を含んでいない少量生産型デジタルボタン電話機端末
を量産型の主装置に容易に接続することができる。
【0043】請求項7の発明によれば、少量生産型デジ
タルボタン電話機端末がコードレス電話機の親機であっ
ても、これを量産型の主装置に接続して十分な性能を発
揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインタフェース装置を搭載したボタン
電話装置の一実施の形態の構成を示したブロック図。
【図2】本発明のインタフェース装置の一実施の構成を
示したブロック図。
【図3】図2に示したROMに格納されている音声デー
タ表の一例を示した図。
【図4】図2に示したワンチップマイクロコンピュータ
による音声信号の挿入処理を示したフローチャート。
【図5】図2に示したワンチップマイクロコンピュータ
による制御データの変換過程を説明する図。
【図6】図2に示したワンチップマイクロコンピュータ
による制御データの変換処理を示したフローチャート。
【図7】図2に示したワンチップマイクロコンピュータ
による音声信号処理を示したフローチャート。
【図8】本発明のボタン電話装置の一実施の形態の構成
を示したブロック図。
【図9】従来のデジタルボタン電話装置の構成例を示し
たブロック図。
【図10】図9に示したデジタルボタン電話機端末の詳
細例を示したブロック図。
【符号の説明】
1…主装置 2(2a〜2n)…デジタルボタン電話機端末 21,78…ピンポン伝送回路 22…コーデック 23…CPU(制御部) 27、30…アンプ 28…スピーカ 29…マイクロフォン 31…ワンチップマイクロコンピュータ(制御データ変
換手段)(音声レベル調整手段) 32、35…シリアル/パラレル変換器(入力回路) 33、34…パラレル/シリアル変換器(出力回路) 50…インタフェース装置 311、312…内蔵RAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と、 この主装置が制御するデジタルボタン電話機端末とを備
    えたボタン電話装置の前記デジタルボタン電話機端末内
    に設けられ、前記主装置との間で音声信号及び制御デー
    タを送受するピンポン伝送回路を、音声信号をデジタル
    信号からアナログ信号に相互に変換する前記端末内のコ
    ーデック及び前記端末の制御を前記制御データによって
    行う前記端末内の制御部に接続するインタフェース装置
    において、 前記コーデックから送話音声信号を入力する入力回路
    と、 この入力回路から入力された送話音声信号のレベルを調
    整する音声レベル調整手段と、 この音声レベル調整手段によりレベルが調整された送話
    音声信号を前記ピンポン伝送回路に出力する出力回路と
    を具備したことを特徴とするインタフェース装置。
  2. 【請求項2】 主装置と、 この主装置が制御するデジタルボタン電話機端末とを備
    えたボタン電話装置の前記デジタルボタン電話機端末内
    に設けられ、前記主装置との間で音声信号及び制御デー
    タを送受するピンポン伝送回路を、音声信号をデジタル
    信号からアナログ信号に相互に変換する前記端末内のコ
    ーデック及び前記端末の制御を前記制御データによって
    行う前記端末内の制御部に接続するインタフェース装置
    において、 前記ピンポン伝送回路から受話音声信号を入力する入力
    回路と、 この入力回路から入力された受話音声信号のレベルを調
    整する音声レベル調整手段と、 この音声レベル調整手段によりレベルが調整された受話
    音声信号を前記コーデックに出力する出力回路とを具備
    したことを特徴とするインタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記音声レベル調整手段はワンチップマ
    イクロコンピュータで構成されることを特徴とする請求
    項1又は2記載のインタフェース装置。
  4. 【請求項4】 主装置と、 この主装置が制御するデジタルボタン電話機端末とを備
    えたボタン電話装置の前記デジタルボタン電話機端末内
    に設けられ、前記主装置と音声信号及び制御データを送
    受するピンポン伝送回路を、音声信号をデジタル信号か
    らアナログ信号に相互に変換する前記端末内のコーデッ
    ク及び前記端末の制御を前記制御データによって行う前
    記端末内の制御部に接続するインタフェース装置におい
    て、 前記制御部から入力される制御データを前記主装置で扱
    われるフォーマットの制御データに変換したり、或いは
    前記主装置から入力される制御データを前記制御部で扱
    われるフォーマットの制御データに変換する制御データ
    変換手段とを具備したことを特徴とするインタフェース
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御データ変換手段はワンチップマ
    イクロコンピュータで構成されることを特徴とする請求
    項4記載のインタフェース装置。
  6. 【請求項6】 前記インタフェース装置は前記ピンポン
    伝送回路を含むことを特徴とする請求項1、2、4いず
    れかに記載のインタフェース装置。
  7. 【請求項7】 主装置と、 この主装置が制御するコードレスデジタルボタン電話機
    端末とを備えたボタン電話装置において、 前記デジタルボタン電話機端末がコードレス電話機の親
    機を構成する場合に、請求項1乃至6いずれかに記載の
    インタフェース装置を用いて、前記主装置と音声信号及
    び制御データを送受する前記親機内のピンポン伝送回路
    を、音声信号をPCMコードからADPCMコードに相
    互に変換する前記親機内のADPCMトランスコーダに
    接続すると共に前記制御データによってコードレス通信
    制御を行う前記親機内の制御部に接続することを特徴と
    するボタン電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252621A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Saxa Inc Ip電話機

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