JPH09219359A - 半導体露光装置およびこの装置を用いた半導体露光方法 - Google Patents

半導体露光装置およびこの装置を用いた半導体露光方法

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JPH09219359A
JPH09219359A JP8046875A JP4687596A JPH09219359A JP H09219359 A JPH09219359 A JP H09219359A JP 8046875 A JP8046875 A JP 8046875A JP 4687596 A JP4687596 A JP 4687596A JP H09219359 A JPH09219359 A JP H09219359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体露光時のマスクとウェハの位置合わせ
精度および転写精度を向上し、生産性を向上させる。 【解決手段】 吸収体パターンをマスクメンブレン上に
有するマスクと半導体ウェハとの間隔を測定する測定手
段と、前記マスクとウェハの間隔を調整する調整手段
と、一つのウェハの複数の部分にステップ移動するため
の駆動手段が設けられ、前記マスクパターンを微少間隔
で露光するための半導体露光装置において、前記測定手
段の情報に基づき、前記マスクとウェハの間隔を前記調
整手段によって調整しながらステップ移動をすることを
特徴とする半導体露光方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク上に描画さ
れた半導体集積回路の微細パターンを、半導体ウェハ上
に露光、転写形成する半導体露光装置、特にマスクとウ
ェハを微少間隔(以下プロキシミティーギャップとす
る)に接近させて露光を行なう、いわゆるプロキシミテ
ィ露光装置およびこの露光装置を用いた半導体製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロキシミティ露光装置の代表的な例と
して、X線露光装置がある。たとえば、SR光源を利用
したX線露光装置が、特開平2−100311号公報に
示されている。
【0003】このX線露光装置の一般的な構成を図7に
示す。図7において、101はマスク、102はマスク
を保持するマスクチャック、103はマスクメンブレ
ン、104はマスクチャックベースである。105はウ
ェハ、106はウェハ105を保持するウェハチャック
である。107はマスク101とウェハ105の位置合
わせに用いられる微動ステージ、108は各ショット間
の移動に用いられる粗動ステージであり、109は粗動
ステージ108の案内が固定されるステージベースであ
る。ウェハ105およびウェハチャック106は微動ス
テージ107上に搭載されている。
【0004】X線露光装置においては一般的に、マスク
101のパターンをウェハ105上に複数回繰り返し露
光を行ういわゆるステップアンドリピート方式で露光を
行い、マスク101とウェハ105を10〜50μmの
間隔で対向させて露光(プロキシミティ露光)を行う。
また、X線マスク101においては、吸収体パターンが
形成される部分は2μm程度の厚さの薄膜103(メン
ブレン)になっている。
【0005】以下、従来のX線露光装置において、ダイ
バイダイ方式にて露光を行う手順を説明する。
【0006】(1) ウェハ105の第nショット目を
露光する部分がマスクメンブレン103の下にくるよ
う、粗動ステージ108を駆動する。 (2) 微動ステージ107によってウェハ105を、
マスク101とウェハ105の間隔(以下ギャップとす
る)をステップ時のギャップからギャップ計測(以下A
F計測とする)を行うギャップに駆動し、AF計測を行
なう。 (3) 微動ステージ107にてマスク101とウェハ
105の平行だしを行った後、マスク101とウェハ1
05の面内方向の位置ずれ計測(以下AA計測とする)
を行なうギャップに駆動し、AA計測を行なう。 (4) マスク101とウェハ105の位置合わせを行
ない露光する。 (5) ステップ時のギャップに退避する。 以下、(1)〜(5)を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロキシミティ
露光装置においては、マスクとウェハが微少間隔(数十
μm)に接近しているため、ステップ移動時などステー
ジ移動の時に、マスクメンブレンが変形していることが
想定される。そのため以下の様な問題点がある。 (1)AF計測の値がマスクメンブレンの変形の分だけ
変化してしまう。 (2)マスクメンブレンが変形することによりメンブレ
ン上の位置合わせマークが面内方向に位置ずれを起こ
し,位置合わせ精度が低下する。 (3)転写精度(像性能)が低下する。
【0008】これらの課題を解決するために例えば,露
光ギャップ設定後十分に時間をおいてからAF、AA計
測、露光を行なう。あるいはメンブレンが変形しないよ
うにゆっくりとステージを駆動する等の方法が考えられ
るが、これらの方法ではスループットの低下が起きてし
まう。
【0009】本発明の目的は、ステージ移動時のマスク
メンブレンの変形を所定の値以下にするためにマスクと
ウェハのギャップの情報によりマスクとウェハの間隔を
調整しながらステップ移動することによりマスクとウェ
ハの位置合わせ精度および転写精度が高く、また生産性
の良い半導体露光装置および半導体露光方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明者は、
上記課題を達成するために鋭意検討を行った結果、吸収
体パターンをマスクメンブレン上に有するマスクと半導
体ウェハとの間隔を測定する測定手段と、前記マスクと
ウェハの間隔を調整する調整手段と、1枚のウェハの複
数の部分にステップ移動するための駆動手段が設けら
れ、前記マスクパターンを微少間隔で露光するための半
導体露光装置において、前記ステップ移動時に前記マス
クとウェハの間隔を調整しながらステップ移動させる制
御手段を持つことを特徴とする半導体露光装置およびこ
の装置を用いた半導体露光方法により本発明を完成する
に至った。
【0011】また、本発明の半導体露光装置は、あらか
じめ前記マスクとウェハの間隔測定手段によりウェハ全
面の高さ情報をマッピングする制御手段を有してもよ
く、前記制御手段は前記マッピングした結果に基ずきウ
ェハ1枚分のステージ駆動経路をあらかじめ決定する機
能を有することが望ましい。
【0012】このように、本発明によれば、マスクとウ
ェハのギャップの情報によりマスクとウェハの間隔を調
整しながらステップ移動をするため、マスクとウェハの
位置合わせ精度、像性能、また生産性の向上がはかれ
る。
【0013】
【実施例】実施例1 図1は、本実施例のX線露光装置の構成および説明に使
用する座標系を示す図である。以下に図1を用いて、本
実施例のX線露光装置について説明する。
【0014】図1において、1はマスク、2はマスクメ
ンブレン、3はマスク1を保持するマスクチャックであ
り、4はマスクチャックベースである。5はウェハ、6
はウェハ5を保持するウェハチャックである。7はマス
ク1とウェハ5の位置合わせに用いられる微動ステー
ジ、8は各ショット間の移動に用いられる粗動ステージ
である。9はマスクチャック3側からウェハ5面の高さ
を計測する非接触変位計である。この変位計9は非接触
でウェハ5の高さが計測できるもので、例えば、レーザ
ーをウェハ5に当て反射光により計測するもの、静電容
量により計測するもの等がある。また、非接触変位計9
はウェハ5の面情報を得るために少なくとも3つ必要で
ある。10は測距センサー9の計測値によりステージの
高さを制御するステージ制御手段である。
【0015】以下に図2および図3のフローチャートを
用いて、本発明のステージのステップ移動時の高さ制御
の方法について露光装置の動作に従って説明する。
【0016】(1)粗動ステージ8によりウェハの第1
ショットの位置をマスクの下に移動する(ステップS
1)。この時マスク1とウェハ5のギャップは露光時の
ギャップより広い状態である。 (2)非接触変位計9の出力に基づき微動ステージ7を
Z方向に駆動し露光ギャップにマスク1とウェハ5の間
隔を設定する(ステップS2)。この時のギャップはあ
らかじめマスク1の高さを露光装置とは別の系で測定し
ておき、その値をマスク毎のデータとしてステージ制御
手段10内に保存しておき、非接触変位計9の測定値と
マスクの高さデータから算出する。 (3)非接触変位計9とは別系の不図示のマスク、ウェ
ハ位置測定手段によりギャップを微調整し(ステップS
3)、位置合わせをした後露光する(ステップS4)。 (4)露光終了後、ギャップを変えずに第2ショットの
位置に粗動ステージ8によりウェハ5を移動する(ステ
ップS5)。詳しくは後術するが、この時3つの非接触
変位計9の出力より算出されるウェハの仮想平面の空間
的な位置が常に所定の範囲内にあるように微動ステージ
7のZ方向の位置をステージ制御手段10により制御し
ながら粗動ステージ8を駆動し第2ショットの位置に移
動する。 (5)ウェハ5が第2ショットの位置に移動したら不図
示のマスク、ウェハ位置測定手段によりギャップを微調
整し(ステップS6)、位置合わせをした後露光をする
(ステップS7)。 以下、(4)〜(5)と同様の処理を繰り返しウェハ5
に所定のショット数露光を行なう。
【0017】また、ステップ駆動時のステージのテイル
ト量が所定の大きさを越えた場合はウェハ5の変形量が
大きく、ウェハ5がマスク1に衝突する可能性があるの
で一旦ギャップを広げ次のショットに移動し再び第1シ
ョット目と同様のシーケンスで露光を開始する。
【0018】また、ステップS5において、ステップ駆
動時のステージのティルト量が所定の大きさを超えた場
合はウェハ5の変形量が大きく、ウェハ5がマスク1に
衝突する可能性があるので一旦ギャップを広げ次のショ
ットに移動し再び第1ショット目と同様のシーケンスで
露光を始める。図3はこのようなウェハの高さの異常を
検出する手順を詳細に示したフロー図であり、nショッ
ト目からn+1ショット目にステージをX、Y方向に駆
動する際の処理をフローチャートで示したものである。
【0019】以下に、図3を用いてこのステップ駆動時
の処理を更に詳細に説明する。第nショット目の露光シ
ーケンスが終了し(ステップS8)次のショット(n+
1ショット)へステップ駆動する場合、マスク1とウェ
ハ5のギャップは露光時のギャップのままで、n+1シ
ョットの方向へステップをX、Y平面上で移動させる
(ステップS9)。次に、前記3つの非接触変位計9の
出力よりウェハ5の仮想平面の空間的な位置を算出する
(ステップS11)。この位置が所定の範囲内にある時
は、ステップS12に移り、微動ステージ7のZ方向の
位置をステージ制御手段10により制御し、ステップS
9からの処理を繰り返す。このS9〜S12の処理を繰
り返すことによって、ウェハ5がn+1の位置まで移動
したらX、Y平面上での移動を終了し、第n+1ショッ
ト目の露光シーケンスを開始する(ステップS14)。
すなわち、図2のステップS3、S4またはステップS
6、S7と同様の処理を行う。
【0020】一方、前記3つの非接触変位計9の出力よ
り算出されたウェハ5の仮想平面の空間的な位置が所定
の範囲を超えてしまう場合、ステップS15に移り、一
旦ギャップを広げn+1ショット目にステージを移動さ
せ、第1ショット目と同様に非接触変位計9の出力に基
づき微動ステージ7をZ方向に駆動し露光ギャップにマ
スク1とウェハ5の間隔を設定し(ステップS15)、
第n+1ショット目の露光シーケンスを開始する(ステ
ップS14)。
【0021】以上の様な処理を行うことにより、第nシ
ョット目から第n+1ショット目まで、ステップ駆動時
のステージのティルト量が所定の大きさを超えないかぎ
り、マスク1とウェハ5のギャップを露光時のギャップ
に保ちながらステップ駆動を行う。
【0022】次に図4を用いて、非接触変位計9の配置
について説明する。図4は、本実施例に用いられるマス
ク1をウェハ5側から見たものである。なお、図1、図
4および図5において、同一の符号は同一の部材を示
す。
【0023】マスク1とウェハ5の間隔を測定する場
合、本実施例は露光ギャップを保ったままステップ移動
させるためステップ移動時にメンブレン2は振動する可
能性があり正確な計測が出来ない。従って、ステップ移
動時の間隔を測定する手段はメンブレン2を通してマス
ク1とウェハ5の間隔を直接測るのではなく、ウェハ5
の高さを計測し、あらかじめ測定されたマスク1の高さ
から間隔を算出する方法の方が適している。また、マス
クメンブレン2の変形を所定の大きさ以内に抑えるため
にはメンブレン2とウェハ5の間の圧力変化が所定の値
以下であることが必要である。そのためにはメンブレン
2とウェハ5の間の空間の体積の変化を所定の値以下に
しなければならない。
【0024】従って、非接触変位計9で測定する点とそ
の測定値より算出される仮想平面で囲まれる空間が、マ
スクメンブレン2とウェハ5で囲まれる空間を包含する
とより効果的である。従って、本実施例において非接触
変位計9の配置はマスクメンブレン3に外接するn角形
(n=非接触変位計9の数)より外側である。また、あ
まり広い範囲でウェハ5の高さを計測すると算出された
仮想平面と実際のウェハ面の差が大きくなる。従って、
非接触変位計9の位置は、図3に示すようにマスク1に
外接する円の内側程度の位置が適当である。しかしなが
ら、これ以外のセンサーの配置でも本発明の効果は得ら
れる。
【0025】以上の様にマスクメンブレン2とウェハ5
のギャップの測定値によりマスクメンブレン2とウェハ
5の間の体積の変化量が所定の値以下になるようにマス
クメンブレン2とウェハ5のギャップを調整しながらス
テップ移動することにより、マスクメンブレン2の変形
を所定の値以下にすることが可能となり、以下のような
効果が得られる。
【0026】(1) AF,AA計測を高精度に行なう
ことが出来る。 (2) 像性能が向上する。 (3) ショット毎にギャップを広げないのでステップ
移動が早くできスループットが向上する。
【0027】実施例1はダイバイダイアライメント方式
の場合について説明したが、上記のステップ移動方法は
グローバルアライメント方式のマスク、ウェハの位置合
わせ計測時、露光時にも有効である。
【0028】また、本実施例ではギャップの調整の為に
ウェハステージを高さ調整したが、マスクステージ側で
高さ調整をしても同様の効果が得られるのは当然であ
る。実施例2 実施例2は、あらかじめ、チャッキングされたウェハ5
の高さの全面計測を行ない、ウェハ5高さのマッピング
を行なう方法である。図5は本実施例の半導体露光装置
を示す図で、図中の11はマスク1とウェハ5の間隔を
計測する計測手段である。
【0029】以下に、露光装置の動作に従い本発明を説
明する。図6はこれをフローチャートにより示したもの
である。
【0030】(1) ステージをステップ移動してもマ
スクメンブレン2が変形しないギャップでチャッキング
されたウェハ5とマスク1の間隔を計測手段11により
複数点計測する(ステップS16)。 (2) (1)で得られた情報を処理し、ウェハ全体の
高さをマッピングし、ステージ制御手段10にロードす
る(ステップS17)。 (3) ステージ制御手段10において、マップに基づ
きステップ移動の経路に於いてマスクメンブレン2とウ
ェハ5の間の体積変化が所定の値以下になるようにマス
クメンブレン2の下を通過する時のウェハ5の高さ、姿
勢を算出する。このため、例えば第nショットから第n
+1ショットへステップ移動する際の移動経路を例えば
10分割し、その10ケ所でのメンブレン2とウェハ5
の間の部分の体積がそれぞれ所定の範囲になるように、
作成したマップからそれぞれの位置でのステージの姿勢
を決定する。これにより第nショットから第n+1ショ
ットへ移動するときの経路をその10ケ所の姿勢を結ぶ
滑らかな駆動とする。また、体積を算出する方法以外に
各位置でのメンブレンの中心の位置のウェハ5の高さと
その位置のウェハ面の法線ベクトルが所定の範囲以内に
なるようにステージの姿勢を算出する方法もある。以上
の方法によりウェハ1枚分の駆動経路を決定する(ステ
ップS18)。 (4) あらかじめ決められたステージ駆動経路に基づ
きウェハ5の高さ調整を行ないながら第1ショットの位
置にウェハ5を移動する(ステップS19)。 (5) マスク1とウェハ5の位置合わせをして露光す
る(ステップS20ないしS22)。 (6) あらかじめ決められたステージ駆動経路に基づ
きウェハ5の高さ調整を行ないながら第2ショットの位
置にウェハ5を移動する(ステップS23)。 (7) マスク1とウェハ5の位置合わせをして露光す
る(ステップS24、S25)。 以下(6)〜(7)と同様の処理を繰り返し所定のショ
ット数、ウェハ5に露光する。
【0031】また、マッピングの結果、ウェハ5の変形
が大きくギャップの設定が出来ない位置ではギャップを
広げてステージの移動をする。またギャップ設定の不能
ショットはあらかじめスキップするようにステージを制
御する。
【0032】以上の様にマスク1とウェハ5の間隔測定
手段により、ウェハ5の高さをあらかじめマッピング
し、ステージの駆動経路を決めておくことにより以下の
ような効果が得られる。
【0033】(1) 各ショットの位置でギャップの調
整をする必要がなくスループットの向上が測れる。 (2) 変形の大きい位置をあらかじめ特定できるので
各ショット毎にエラー判定をしないですみ、スループッ
トが向上する。 (3) 高さ情報を統計処理することによりウェハ5全
体の高さ分布を算出することが出来、より高精度のマス
ク1とウェハ5の間隔調整が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る半導
体露光方法の発明によれば、マスクメンブレンの変形を
所定の値以下にすることが出来、高精度の位置合わせ、
像性能の向上、スループットの向上を計ることが出来
る。また、本出願に係る半導体露光装置の発明によれば
マスクメンブレンの変形を所定の値以下にすることが出
来、高精度の位置合わせ、像性能の向上、スループット
の向上が期待出来る半導体露光装置が実現できる。ま
た、あらかじめ前記マスクとウェハの間隔測定手段によ
りウェハ全面の高さ情報をマッピングする制御手段を有
する半導体露光装置の発明によれば、各ショット位置で
ギャップの調整をする必要がなくスループットの向上が
計れる。さらに、前記マッピングした結果に基ずきウェ
ハ1枚分のステージ駆動経路をあらかじめ決定する機能
を有する半導体露光装置の発明によれば、あらかじめギ
ャップの調整の不可能な位置を特定し、位置ではギャッ
プを広げてステージの移動をする。またギャップ設定の
不能なショットはあらかじめスキップするようにステー
ジを制御することが出来スループットの向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の装置構成を示す模式的断面図。
【図2】 実施例1の露光手順を示すフローチャート。
【図3】 実施例1のウェハ高さ異状検出手順を示すフ
ローチャート。
【図4】 実施例1の変位計の配置を示す模式的平面
図。
【図5】 実施例2の装置構成を示す模式的断面図。
【図6】 実施例2の露光手順を示すフローチャート。
【図7】 従来のX線露光装置の構成示す模式的断面
図。
【符号の説明】
1:マスク、2:マスクメンブレン、3:マスクチャッ
ク、4:マスクチャックベース、5:ウェハ、6:ウエ
ハチャック、7:微動ステージ、8:粗動ステージ、
9:非接触変位計、10:ステージ制御部、11:計測
手段、101:マスク、102:マスクチャック、10
3:マスクメンブレン、104:マスクチャックベー
ス、105:ウェハ、106:ウェハチャック、10
7:微動ステージ、108:粗動ステージ、109:ス
テージベース。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収体パターンをマスクメンブレン上に
    有するマスクと半導体ウェハとの間隔を測定する測定手
    段と、前記マスクとウェハの間隔を調整する調整手段
    と、一つのウェハの複数の部分にステップ移動するため
    の駆動手段が設けられ、前記マスクパターンを微少間隔
    で露光するための半導体露光装置において、前記測定手
    段の情報に基づき、前記マスクとウェハの間隔を前記調
    整手段によって調整しながらステップ移動をすることを
    特徴とする半導体露光方法。
  2. 【請求項2】 吸収体パターンをマスクメンブレン上に
    有するマスクと半導体ウェハとの間隔を測定する測定手
    段と、前記マスクとウェハの間隔を調整する調整手段
    と、1枚のウェハの複数の部分にステップ移動するため
    の駆動手段が設けられ、前記マスクパターンを微少間隔
    で露光するための半導体露光装置において、 前記ステップ移動時に前記マスクとウェハの間隔を調整
    しながらステップ移動させる制御手段を持つことを特徴
    とする半導体露光装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体露光装置において、あらかじ
    め前記マスクとウェハの間隔測定手段によりウェハ全面
    の高さ情報をマッピングする制御手段を有することを特
    徴とする請求項2記載の半導体露光装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が前記マッピングした結果
    に基ずきウェハ1枚分のステージ駆動経路をあらかじめ
    決定する機能を有することを特徴とする半導体露光装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053453A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Dainippon Printing Co Ltd 露光装置及び露光方法
JP2008064833A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Hitachi High-Technologies Corp 露光装置、露光方法、及び表示用パネル基板の製造方法

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