JPH09218820A - 画像処理装置及び画像メモリのマッピング方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像メモリのマッピング方法

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JPH09218820A
JPH09218820A JP8025631A JP2563196A JPH09218820A JP H09218820 A JPH09218820 A JP H09218820A JP 8025631 A JP8025631 A JP 8025631A JP 2563196 A JP2563196 A JP 2563196A JP H09218820 A JPH09218820 A JP H09218820A
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JP
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JP8025631A
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English (en)
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Kazuhiko Kondo
和彦 近藤
Minoru Takeuchi
実 竹内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロック単位のアクセスを高速に行うことが可
能な画像メモリのマッピング方法を用いた画像処理装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】ラスタアドレス回路16は、1画面分の画
素G2の画像データD1,D3を、各画素G2の座標値
に対応して、ブロック単位でアクセスされる8ライン分
をコラムアドレスCA方向に格納するとともに8ライン分
毎にラスタアドレスRA方向に、1ライン分の画像データ
を64画素毎にロウアドレスRA方向にアクセスするよう
にラスタアドレスRADを発生させる。ブロックアドレ
ス回路17は、ブロック単位でアクセスされる各画素の
ブロックアドレスBADを、同一ロウアドレスRAで発生
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像メモリのマッピング方法に係り、詳しくは、画像デー
タを圧縮・伸長する場合に圧縮データの書き込み・読み
出しを画像メモリに対して高速に行うことができるよう
にしたマッピング方法、及びそのマッピング方法を用い
た画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データの圧縮・伸長の手法と
して、例えばJPEG規格(ISO/IEC 10918-1) による方法を
用いた画像処理装置がある。この画像処理装置は、カメ
ラ等の入力装置により取り込んだ1画面分の画像データ
を、JPEGコーデック(エンコーダ)によって圧縮し、光
ディスク等の記憶装置に記憶する。また、画像処理装置
は、記憶装置に記憶されている画像データを読み出し、
JPEGコーデック(デコーダ)によって伸長してビデオ信
号としてCRT等の表示装置に送出して画像を表示す
る。
【0003】JPEGコーデックは、画像データの圧縮・伸
長を行う場合に、画像データを8×8画素のブロック単
位で入出力を行う。しかし、カメラやテレビジョンなど
の入力・表示装置は、画像データをラスター単位で入出
力が行われる。このため、これら相互のデータ授受のた
めに、画像メモリを用いてラスタブロック変換が行われ
ている。
【0004】図9に示すように、画像メモリは、1画面
分の画像データ51を充分に格納可能な容量を有してい
る。そして、一般的には、画像メモリには、高速ページ
モードで動作するDRAMが用いられる。そして、画像
データ51は、ラスタ単位のイメージでメモリ上にマッ
ピングされ記憶される。例えば、640×480画素の
画像データ51の場合、画像メモリには、ラスタ単位で
ある1ライン52毎(640画素)の画像データが同一
ロウアドレスRAによりアクセスされるページ内に格納
され、アクセスの高速化を図っている。そして、画像メ
モリに格納された画像データ51は、JPEGコーデックに
よって8×8画素のブロック単位でアクセスされ、圧縮
されて記憶装置に記憶される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画素数が例
えば640×480画素以上の高解像度画像をフルモー
ション(30フレーム/秒)で圧縮・伸長することで動
画の記録・表示を実現するモーションJPEG(motion
JPEG) が近年採用されている。このモーションJPEG
においては、画像メモリは、記憶された画像データ51
が1/30秒に2フィールドの割合でアクセスされると
ともに、JPEGコーデックから1/30秒の間に1フレー
ムに含まれるブロック52の数分だけアクセスされる。
【0006】しかしながら、上記のマッピングでは、画
像メモリは、JPEGコーデックによりブロック単位でアク
セスされる場合、8ライン分の画像データ51からそれ
ぞれ8画素分づつアクセスされる。即ち、画像メモリに
おいては、ブロック単位でアクセスされる場合に、8画
素の画像データを読み出す毎にロウアドレスRAを変更
するページアウトが発生する。そのため、ロウアドレス
RAを変更する分だけブロック単位のアクセス速度が低
下するので、DRAMのバンド幅に余裕が無くなる場合
がある。その結果、フルモーションで画像データ51の
圧縮・伸長を行う場合に、画像メモリのアクセスが追従
できなくなるという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ブロック単位のアクセ
スを高速に行うことができるメモリのマッピング方法を
提供することにある。また、そのようなマッピング方法
を用いた画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも1画面分の画像データを記憶する画像メ
モリに対し、上記画像データを1行毎に連続するラスタ
単位または所定数の行及び列毎に連続するブロック単位
で書き込み、書き込んだ上記画像データを書き込み時の
入力単位とは異なる単位で読み出して上記画像データの
配列順序を変更する画像処理装置であって、ラスタ単位
で配列される上記画像データに対応し、ブロック単位の
配列の行数の整数倍のラスタ数をコラム方向にアクセス
するコラムアドレス及び各ラスタをブロック単位の配列
の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複数のロウライ
ンにアクセスするロウアドレスからなるラスタアクセス
アドレスを発生させるラスタアクセスアドレス発生回路
と、ブロック単位で配列される上記画像データに対応
し、少なくとも1ブロックをコラム方向に離散的にアク
セスするコラムアドレス及び1ブロックのアクセスが完
了するまで同一のロウラインをアクセスするロウアドレ
スからなるブロックアクセスアドレスを発生するブロッ
クアクセスアドレス発生回路とを備えたことを要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、上記ラスタアクセスアドレス
発生回路は、ブロック単位の配列の列数の整数倍のコラ
ム数毎に上記コラムアドレスを初期値に戻し、上記コラ
ムアドレスが初期値に戻される毎に上記ロウアドレスを
1ずつ更新するようにした。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、上記ブロックアクセスアドレ
ス発生回路は、ブロック単位の配列の列数に一致するコ
ラム数毎に上記コラムアドレスをブロック単位の配列の
列数の整数倍のコラム数ずつ更新するようにした。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の画像処理装置において、ブロッ
ク単位で配列された上記画像データに対して、所定のア
ルゴリズムに従う圧縮あるいは伸長の処理を施す処理手
段を含む。
【0012】請求項5に記載の発明は、少なくとも1画
面分の画像データを記憶する画像メモリに対し、上記画
像データを1行毎に連続するラスタ単位または所定数の
行及び列毎に連続するブロック単位で書き込み、書き込
んだ上記画像データを書き込み時の入力単位とは異なる
単位で読み出す画像メモリのマッピング方法であって、
ラスタ単位で配列される上記画像データに対しては、ブ
ロック単位の配列の行数の整数倍のラスタ数をコラム方
向にアクセスすると共に、各ラスタをブロック単位の配
列の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複数のロウラ
インにアクセスし、ブロック単位で配列される上記画像
データに対しては、少なくとも1ブロックをコラム方向
に離散的にアクセスすると共に1ブロックのアクセスが
完了するまで同一のロウラインをアクセスするようにし
た。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の画像メモリのマッピング方法において、ラスタ単位で
配列される上記画像データを、ブロック単位の配列の列
数の整数倍のコラム数毎にコラム方向にアクセスするコ
ラムアドレスを初期値に戻し、上記コラムアドレスが初
期値に戻される毎に上記ロウラインをアクセスするロウ
アドレスを1ずつ更新してアクセスするようにした。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の画像メモリのマッピング方法において、ブロック単位
で配列される上記画像データを、ブロック単位の配列の
列数に一致するコラム数毎にコラム方向にアクセスする
コラムアドレスをブロック単位の配列の列数の整数倍の
コラム数ずつ更新してアクセスするようにした。
【0015】従って、請求項1に記載の発明によれば、
ラスタアクセスアドレス発生回路とブロックアクセスア
ドレス発生回路とが備えられる。ラスタアドレス発生回
路は、ラスタ単位で配列される画像データに対応し、ブ
ロック単位の配列の行数の整数倍のラスタ数をコラム方
向にアクセスするコラムアドレス及び各ラスタをブロッ
ク単位の配列の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複
数のロウラインにアクセスするロウアドレスからなるラ
スタアクセスアドレスを発生させる。ブロックアクセス
アドレス発生回路は、ブロック単位で配列される画像デ
ータに対応し、少なくとも1ブロックをコラム方向に離
散的にアクセスするコラムアドレス及び1ブロックのア
クセスが完了するまで同一のロウラインをアクセスする
ロウアドレスからなるブロックアクセスアドレスを発生
させる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、ブロック
単位の配列の列数の整数倍のコラム数毎にコラムアドレ
スが初期値に戻され、コラムアドレスが初期値に戻され
る毎にロウアドレスが1ずつ更新される。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、ブロック
単位の配列の列数に一致するコラム数毎にコラムアドレ
スがブロック単位の配列の列数の整数倍のコラム数ずつ
更新される。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、ブロック
単位で配列された画像データに対して、処理手段によっ
て、所定のアルゴリズムに従う圧縮あるいは伸長の処理
が施される。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、画像メモ
リにラスタ単位で配列された画像データに対しては、ブ
ロック単位の配列の行数の整数倍のラスタ数がコラム方
向にアクセスされると共に、各ラスタをブロック単位の
配列の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複数のロウ
ラインがアクセスされる。画像メモリにブロック単位で
配列された画像データに対しては、少なくとも1ブロッ
クがコラム方向に離散的にアクセスされると共に1ブロ
ックのアクセスが完了するまで同一のロウラインがアク
セスされる。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、ラスタ単
位で配列された画像データは、ブロック単位の配列の列
数の整数倍のコラム数毎にコラム方向にアクセスするコ
ラムアドレスが初期値に戻され、そのコラムアドレスが
初期値に戻される毎にロウラインをアクセスするロウア
ドレスが1ずつ更新されてアクセスされる。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、ブロック
単位で配列された画像データは、ブロック単位の配列の
列数に一致するコラム数毎にコラム方向にアクセスする
コラムアドレスがブロック単位の配列の列数の整数倍の
コラム数ずつ更新されてアクセスされる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図7に従って説明する。図1に示すよう
に、画像処理装置1には、入力装置2、表示装置3、及
び、記憶装置4が接続されている。図4に示すように、
入力装置2は、カラー静止画等の自然画像G1を取り込
み、その画像G1を複数の画素G2に分割する。そし
て、入力装置2は、分割した各画素G2のデータを入力
画像データD1として画像処理装置1に出力する。
【0023】画像処理装置1は、所定の方式(本実施の
形態ではJPEG方式)に基づいて画像データの圧縮・伸長
を行うためのものである。画像処理装置1は、CCDカ
メラ等よりなる入力装置2から入力した入力画像データ
D1をJPEGアルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮した
圧縮画像データD2を磁気ディスク装置等よりなる記憶
装置4に出力し、その記憶装置4に記憶させる。また、
画像処理装置1は、記憶装置4に記憶された圧縮画像デ
ータD2を読み出して、その圧縮画像データD2をJPEG
アルゴリズムに従って伸長して伸長画像データD3とし
てCRT等よりなる表示装置3に出力し、その表示装置
3は画像を復元する。
【0024】また、画像処理装置1には、画像メモリ5
が接続されている。画像メモリ5は、1画面分の画像G
1を構成する各画素G2を記憶するのに充分な容量のD
RAMよりなり、高速ページモードでの動作が可能であ
る。画像処理装置1は、画像メモリ5を用いて画像デー
タのラスタブロック変換を行うとともに、JPEGアルゴリ
ズムに従って圧縮伸長処理を行う。即ち、画像処理装置
1は、記録時には、入力装置2から入力した入力画像デ
ータD1をラスタ単位で画像メモリ5に一旦記憶させる
とともに、画像メモリ5に記憶された入力画像データD
1を所定の画素数、例えば8×8画素のブロック単位で
読み出し、JPEGアルゴリズムに従って圧縮処理した後、
圧縮画像データD2として記憶装置4に記憶させる。
【0025】ここで、画像メモリ5に対しては、ラスタ
単位の入力画像データD1が読み出しのブロック単位を
構成する水平方向の画素数の整数倍の数で折り返されて
記憶される。尚かつ、画像メモリ5の各ロウラインは、
読み出しのブロック単位を構成する垂直方向の画素数の
整数倍の数に均等区分され、各分割領域にラスタ単位の
入力画像データが記憶される。例えば、画像メモリ5が
512コラムで構成されるとき、各ロウラインが64カ
ラム毎に8個の領域に分割され、各分割領域にラスタ単
位の入力画像データD1が64個毎に折り返されて記憶
されることになる。
【0026】また、動画の再生時には、画像処理装置1
は、記憶装置4から読み出した圧縮画像データD2をJP
EGアルゴリズムに従って伸長処理し、伸長画像データD
3をブロック単位で画像メモリ5に一旦記憶させた後、
ラスタ単位で読み出して表示装置3に表示させる。ここ
で、画像メモリ5に対しては、記録時とは逆に、ブロッ
ク単位の伸長画像データD3が均等分割された各ロウラ
インの分割領域にそれぞれ離散して記録される。
【0027】また、画像処理装置1は、画像メモリ5を
高速ページモードで動作させるとともに、ラスタ単位の
画像データ(入力画像データD1,伸長画像データD
3)とブロック単位の画像データとをインターリーブし
てアクセスする。高速ページモードを用いることによっ
て、画像処理装置1は、連続して入力画像データD1の
入力、又は連続して伸長画像データD3を出力すること
ができる。また、インターリーブすることによって、画
像処理装置1は、入力画像データD1の入力又は伸長画
像データD3の出力と、圧縮画像データD2の入出力と
を同時に行うことができる。
【0028】次に、画像処理装置1の構成を詳述する。
画像処理装置1は、入出力制御回路11、バッファメモ
リ12、メモリコントローラ13、バッファメモリ1
4、JPEGコーデック15、ラスタアクセスアドレス発生
回路16、及び、ブロックアクセスアドレス発生回路1
7により構成されている。
【0029】動画を記録する場合、入力装置2から入力
された入力画像データD1は、入出力制御回路11、バ
ッファメモリ12、メモリコントローラ13を介してラ
スタ単位で画像メモリ5に記憶される。その画像メモリ
5に記憶された画像データD1は、ブロック単位で読み
出され、メモリコントローラ13及びバッファメモリ1
4を介してJPEGコーデック15に取り込まれ、圧縮され
た圧縮画像データD2として記憶装置4に出力される。
【0030】動画を再生する場合、記憶装置4から読み
出された圧縮画像データD2は、JPEGコーデック15に
よって伸長され、ブロック単位でバッファメモリ14及
びメモリコントローラ13を介して画像メモリ5に記憶
される。また、画像メモリ5に記憶された画像データD
3は、ラスタ単位で読み出され、メモリコントローラ1
3、バッファメモリ12及び入出力制御回路11を介し
て伸長画像データD3として表示装置3に出力される。
【0031】ラスタアクセスアドレス発生回路(以下、
単にラスタアドレス回路という)16は、画像メモリ5
に対して入力画像データD1又は伸長画像データD3を
ラスタ単位でアクセスする場合のラスタアドレスRAD
を発生させるための回路である。ラスタアドレス回路1
6は、アクセスする画素G2の座標値(x,y)に基づ
いてラスタアドレスRADを発生させ、メモリコントロ
ーラ13に出力する。そして、メモリコントローラ13
は、入力したアドレスRADに基づいてラスタ単位で画
像メモリ5に記憶された画像データD1,D3をアクセ
スする。
【0032】ブロックアクセスアドレス発生回路(以
下、単にブロックアドレス回路という)17は、画像メ
モリ5に対して入力画像データD1又は伸長画像データ
D3をブロック単位でアクセスする場合のブロックアド
レスBADを発生させるための回路である。ブロックア
ドレス回路17は、1画面分の画像データD1,D3に
おいてアクセスする画素G2が含まれるブロックの位置
と、そのブロック内における画素G2の位置とに基づい
てアドレスBADを発生させ、メモリコントローラ13
に出力する。そして、メモリコントローラ13は、入力
したアドレスBADに基づいてブロック単位で画像メモ
リ5に記憶された画像データD1,D3をアクセスす
る。
【0033】次に、ラスタアドレス回路16の動作を図
2のフローチャートに従って説明する。ここでは、図4
と同様に、画像データD1,D3が640×480画素
で構成され、この画像データD1,D3を8×8画素の
ブロック単位で処理する場合を示す。
【0034】ラスタアドレス回路16は、アクセスする
画素G2の座標値(x,y)に基づいてラスタアドレス
RADを発生させる。このとき、ラスタアドレス回路1
6は、画像データD1,D3を構成する各ラインL0〜L4
79をアクセスするためのラインアドレス(RAa,CAa) と、
各ラインL0〜L479をそれぞれ構成する画素G2をアクセ
スするための画素アドレス(RAb,CAb) とを発生させる。
そして、ラスタアドレス回路16は、発生させたライン
アドレス(RAa,CAa) と画素アドレス(RAb,CAb)を加算し
てラスタアドレスRAD(RA,CA) としてメモリコントロ
ーラ13に出力する。
【0035】即ち、ステップ(以下、単にSという)1
において、ラスタアドレス回路16は、初期値として、
ロウアドレスRAa,RAb 、コラムアドレスCAa,CAb をクリ
ア(=0)にする。また、最初に書き込むラインL0に対
応して座標値yをクリア(=0)にする。
【0036】次に、S2において、ラスタアドレス回路
16は、座標値yに基づいて1画面分の画像データD
1,D3のアドレスRADを発生させたか否かを判断す
る。1画面分の座標値yは、「0」〜「479」までで
あり、座標値y<480のときには、まだ1画面分の画
像データD1,D3を処理中であると判断して処理を継
続する。
【0037】次に、S3において、座標値xをクリアし
た後、S4において、座標値xに基づいて1ライン分の
画素G2のアドレスRADを発生させたか否かを判断す
る。1ライン分の座標値xは「0」〜「639」までで
あり、座標値x<640のときにはまだ1ライン分のア
ドレスRADを発生させていないと判断する。その場
合、続くS5において、そのときのアドレスRADを発
生させる。このとき、ラスタアドレス回路16は、ロウ
アドレスRAa とロウアドレスRAb とを加算させてロウア
ドレスRAとする。また、コラムアドレスCAa とコラムア
ドレスCAb とを加算させてコラムアドレスCAとする。ま
た、図2においてnは自然数である。
【0038】S6〜S10において、ラスタアドレス回
路16は、1ライン分のデータに対応し、各画素G2の
座標値Xが「1」ずつ増加する(S10)毎にコラムア
ドレスCAb を「1」ずつ加算する(S7)とともに、6
4個の画素G2のデータに対するラスタアドレスRAD
を発生させる(S6)と、コラムアドレスCAb をクリア
(S8)しロウアドレスRAb を「1」加算(S9)す
る。従って、同一ロウアドレスRAb に対してコラムアド
レスCAb は「0」〜「63」まで発生する。そして、S
4において、ラスタアドレス回路16は、座標値x=6
40となるまでS5〜S10を繰り返し、ロウアドレス
RAb を「0」〜「9」まで変化させて1ライン分のデー
タのラスタアドレスRADを発生させる。
【0039】次に、S11〜S16において、ラスタア
ドレス回路16は、1画面分の画像データに対応し、各
ラインの座標値Yが「1」ずつ増加する(S16)毎に
コラムアドレスCAa を「64」ずつ加算する(S11)
とともに、8ライン分の画像データに対するラスタアド
レスRADを発生させる(S13)と、ロウアドレスRA
a を「10」加算(S14)しコラムアドレスCAa をク
リア(S15)する。従って、コラムアドレス方向に8
ライン分の画素G2に対するラスタアドレスRADが発
生する。そして、S2において、ラスタアドレス回路1
6は、座標値y=480となるまでS3〜S16を繰り
返し、1画面分の画像データのラスタアドレスRADを
発生させる。
【0040】上記のように発生されたラスタアドレスR
ADによる画像データD1,D3のアクセスを、図4〜
図6に従って説明する。図4に示すように、入力装置2
に取り込まれた画像G1は、各画素G2の座標値を行方
向(図において横方向)の座標値xと、列方向(図にお
いて縦方向)の座標値yとでp(x,y)と表すと、画素p(0,
0)〜画素p(639,479)で表される。
【0041】入力装置2は、先ず、1行目のラインL0を
構成する画素p(0,0)から順に行方向の画素p(1,0),画素
p(2,0),・・・と出力し、画素p(639,0)を出力すると、
次に2行目のラインL1を構成する画素p(0,1)から順に出
力する。そして、最後の480行目のラインL479を構成
する画素p(639,479)を出力すると、入力装置2は、続い
て次の画面の画素p(0,0)から順に出力する。
【0042】画像処理装置1のラスタアドレス回路16
は、入力画像データD1を構成する各ラインL0〜L479の
データを、図2に示すフローチャートに従ってラスタア
ドレスRADを発生させて画像メモリ5に格納する。す
ると、図5に示すように、1画面分の画像データD1,
D3を構成する各ラインL0〜L479は、64個単位で折り返
されて8ライン分ずつコラムアドレスCA方向に並べら
れて格納される。また、図6に示すように、1ライン分
の画素G2のデータは、同一ロウアドレスRAにそれぞれ
64個(=512/8)の画素の画像データが記憶される。そし
て、1 ライン分は640 個の画素G2により構成されるこ
とから、ロウアドレスRAは、10行(=640/64) に画像デー
タD1が記憶される。
【0043】そして、コラムアドレス方向に格納される
ライン数は、アクセスされるブロック単位を構成する垂
直方向の画素数の整数倍に設定される。また、1ライン
分の画像データのうち、同一ロウアドレスに格納される
画素数は、アクセスされるブロック単位を構成する水平
方向の画素数の整数倍に設定される。
【0044】例えば、8行目のラインL7の場合、ロウア
ドレスRA0 には画素p(0,7)〜画素p(63,7) までが記憶さ
れ、ロウアドレスRA1 には画素(64,7)〜画素p(127,7)が
記憶される。そして、ラインL7は、640 個の画素p(0,7)
〜(639,7) により構成されることから、ラインL7は、ロ
ウアドレスRA0 〜RA9 までに格納される。尚、コラムア
ドレスCAは、CA448 〜CA511 となる。
【0045】以上のように、コラムアドレスCA0 〜CA63
には、ロウアドレスRA0 にラインL0の画素p(0,0)〜画素
p(63,0) までが格納され、ロウアドレスRA1 にラインL0
の画素(64,0)〜画素p(127,0)が記憶される。また、コラ
ムアドレスCA64〜CA127 には、ロウアドレスRA0 にライ
ンL1の画素p(0,1)〜画素p(63,1) までが格納され、ロウ
アドレスRA1 にラインL1の画素(64,1)〜画素p(127,1)が
記憶される。従って、同一ロウアドレスRA0 には、ライ
ンL0〜L7までの対応する64個の画素の画像データ( 図4
において左から64個づつ)が記憶される。即ち、ライン
L0〜L7の画素の画像データは、1ブロックとなる64個の
画素G2のデータが同一ロウアドレスに書き込まれるこ
とになる。従って、画像メモリ5が高速ページモードで
動作する場合、64個の画像データG2がページアウト
を発生させることなくアクセスされる。
【0046】尚、画像メモリ5に書き込まれた画像デー
タD3をラスタ単位で読み出す場合には、ラスタアドレ
ス回路16は、上記と同様にロウアドレスRAとコラムア
ドレスCAとからなるラスタアドレスRADを発生させ
る。そのため、メモリコントローラ13は、ラスタ単位
の64個の画素G2のデータにおいてページアウトを発生
を発生させることなく読み出すことができる。即ち、ペ
ージアウトが発生する頻度が低減し、高速アクセスが可
能になる。
【0047】ところで、ラスタ単位の画像データを一旦
記憶するバッファメモリ12の容量は、画像メモリ5の
画像データD1,D3をアクセスする際にページアウト
が発生する画素数(64画素)に対応して設定されてい
る。しかしながら、従来のマッピング方法では、画像デ
ータ51の1ライン分の画素毎にページアウトが発生す
る。そのため、従来の画像処理装置は、高速ページモー
ドを用いて高速にアクセスするために、1ライン分のデ
ータをアクセスするためにその1ライン分に対応した大
容量のバッファメモリが必要となるので、装置が大規模
化する。そのため、本実施の形態の画像処理装置1で
は、従来のように1ライン分の画素に対応した容量は必
要ないので、バッファメモリの容量を従来に比べて小さ
くすることができる。
【0048】次に、ブロックアドレス回路17の動作を
図3のフローチャートに従って説明する。ここでもラス
タアドレス回路16と同様に、画像データD1,D3が
640×480画素で構成され、この画像データD1,
D3を8×8画素のブロックで処理する場合を示す。
【0049】ブロックアドレス回路17は、アクセスす
るブロックの位置p、及びそのブロック内の画素の位置
qに基づいてブロックアドレスBADを発生させる。ブ
ロック位置pは、図4に示す画像G1の左上から横方向
及び縦方向に8×8画素のブロックに順次付したシーケ
ンシャル番号である。例えば、640×480画素の画
像データの場合、4800個のブロック単位でアクセス
され、ブロック位置pは「0」〜「4799」の値とな
る。また、画素位置qは、8×8画素の各ブロックの左
上から横方向及び縦方向に1画素に付したシーケンシャ
ル番号であり、「0」〜63」の値となる。
【0050】このとき、ブロックアドレス回路17は、
1画面分の画像G1を構成する各ブロックをアクセスす
るための位置アドレス(RAa,CAa) と、各ブロックをそれ
ぞれ構成する各ラインに対応した8画素単位の画素アド
レス(RAb,CAb) と、各ラインにおける画素G2をアクセ
スする画素位置に対応したコラムアドレスCAc とを発生
させる。そして、ブロックアドレス回路17は、発生さ
せたラインアドレス(RAa,CAa) と画素アドレス(RAb,CA
b) とコラムアドレスCAc を加算してブロックアドレス
BAD(RA,CA) としてメモリコントローラ13に出力す
る。
【0051】即ち、ステップ(以下、単にSという)2
1において、ブロックアドレス回路17は、初期値とし
て、ロウアドレスRAa,RAb 、コラムアドレスCAa,CAb,CA
c をクリア(=0)にする。また、最初にアクセスする
ブロックに対応してブロック位置pをクリア(=0)に
する。
【0052】次に、S22において、ブロックアドレス
回路17は、ブロック位置pに基づいて1画面分の画像
データD1,D3に対するアドレスBADを発生させた
か否かを判断する。1画面分のブロック位置pは、
「0」〜「4799」までであり、ブロック位置p<4
800のときには、まだ1画面分の画像データD1,D
3を処理中であると判断して処理を継続する。
【0053】次に、S23において、画素位置qをクリ
アする。即ち、S24において、画素位置qに基づいて
1ブロック分の画素G2に対するアドレスBADを発生
させたか否かを判断する。1ブロック分の画素位置qは
「0」〜「63」までであり、画素位置q<64のとき
にはまだ1ブロック分のアドレスBADを発生させてい
ないと判断する。そのため、S25において、そのとき
のアドレスBADを発生させる。このとき、ブロックア
ドレス回路17は、ロウアドレスRAa とロウアドレスRA
b とを加算させてロウアドレスRAとする。また、コラム
アドレスCAa とコラムアドレスCAb とコラムアドレスCA
c とを加算させてコラムアドレスCAとする。また、図3
においてnは自然数である。
【0054】S26〜S30において、ブロックアドレ
ス回路17は、1ブロック分のデータに対応して各画素
G2の画素位置qが「1」ずつ増加する(S30)毎に
コラムアドレスCAc を「1」ずつ加算する(S27)と
ともに、8個の画素G2のデータに対するブロックアド
レスBADを発生させる(S26)と、コラムアドレス
CAb を「64」加算(S28)しコラムアドレスCAc を
クリア(S29)する。この時、ロウアドレスRAa,RAb
は変化していない。従って、同一ロウアドレスRAa,RAb
において1ブロック分のコラムアドレスCAa,CAb,CAc が
発生する。そして、S24において、ブロックアドレス
回路17は、ブロック内の画素位置q=64となるまで
S24〜S30を繰り返すことから、1ブロック分の画
像データD1,D3のブロックアドレスBADを発生さ
せる。
【0055】次に、S31〜S39において、ブロック
アドレス回路17は、8ブロック分のブロックアドレス
BADを発生させる(S32)までの間、コラムアドレ
スCAa を「8」づつ加算(S38)する。この時、ロウ
アドレスRAa,RAb は変化していない。従って、同一ロウ
アドレスRAa,RAb において8ブロック分のコラムアドレ
スCAa,CAb,CAc が発生する。そして、8ブロック分のブ
ロックアドレスBADを発生させると、次の8ブロック
分の画像データに対するブロックアドレスBADを発生
させるためにコラム信号バーCASアドレスCAa をクリ
ア(S33)する。
【0056】さらに、ブロックアドレス回路17は、ブ
ロックを構成する8ライン分の全ての画素G2のデータ
に対するブロックアドレスBADを発生させる(S3
4)までの間、ロウアドレスRAb を「1」づつ加算(S
35)する。1ラインが640画素であることから、8
ライン分の画像データは80ブロックとなる。そして、
8ライン分のデータ全てに対してブロックアドレスBA
Dを発生させると、次の8ライン分の画像データに対す
るブロックアドレスBADを発生させるためにロウアド
レスRAa を「10」加算(S36)しコラムアドレスCA
b をクリア(S37)する。そして、S22において、
ブロックアドレス回路17は、ブロック位置p=480
0となるまでS22〜S39を繰り返すことから、1画
面分の画像データのブロックアドレスBADを発生させ
る。
【0057】上記のように発生されたブロックアドレス
BADによる画像データD1,D3のアクセスを、図7
に従って説明する。図7に示すように、ブロック単位で
の読み出しは、8×8画素の単位で行われる。例えば、
図4の点線で囲まれた画像に対するブロックB1を読み
出す場合、ラインL0の画素p(0,0)〜p(7,0)からラインL7
の画素p(0,7)〜p(7,7)までが1回にアクセスされる。ラ
インL0の画素p(0,0)〜p(7,0)は、ロウアドレスRA0 であ
ってコラムアドレスCA0 〜CA7 に格納されている。そし
て、ラインL7の画素p(0,7)〜p(7,7)は、ロウアドレスRA
0 であってコラムアドレスCA448 〜CA455 に格納されて
いる。即ち、ブロックB1を構成するラインL0〜L7の画
素p(i,j)[i=0〜7,j=0〜7]は、同一のロウアドレスRA0
内のコラムアドレスCA64j+i に記憶されていることにな
る。従って、メモリコントローラ13は、1つのブロッ
クを構成する8×8画素の画像データを高速ページモー
ドでアクセスしても、ページアウトは発生しない。その
結果、画像処理装置1は、画像メモリ5に記憶した入力
画像データD1をブロック単位で高速ページモードを用
いてアクセスする場合にページアウトが発生しないの
で、従来に比べて高速にアクセスすることができる。
【0058】尚、画像メモリ5に対して圧縮画像データ
D2をブロック単位で書き込む場合には、ブロックアド
レス回路17は、上記と同様にロウアドレスRAとコラム
アドレスCAとからなるブロックアドレスBADを発生さ
せる。そのため、メモリコントローラ13は、画像デー
タD3をブロック単位でページアウトを発生させること
なく書き込むことができる。
【0059】以上記述したように、本形態によれば、以
下の効果を奏する。 (1)ラスタアドレス回路16は、1画面分の画素G2
の画像データD1,D3を、各画素G2の座標値に対応
して、ブロック単位でアクセスされる8ライン分をコラ
ムアドレスCA方向に格納するとともに8ライン分毎にラ
スタアドレスRA方向に、1ライン分の画像データを64
画素毎にロウアドレスRA方向にアクセスするようにラス
タアドレスRADを発生させるようにした。その結果、
ブロックアドレス回路17は、ブロック単位でアクセス
される各画素のブロックアドレスBADを、同一ロウア
ドレスRAで発生させる。その結果、メモリコントローラ
13が1ブロックを構成する画素G2のデータをアクセ
スする場合に、ページアウトは発生しない。従って、ブ
ロック単位でアクセスする場合にページアウトが発生し
ないので、ブロック単位のアクセスを従来に比べて高速
に行うことができる。
【0060】(2)ラスタ単位の画像データを一旦記憶
するバッファメモリ12の容量を、画像メモリ5の画像
データD1,D3をアクセスする際にページアウトが発
生する画素数に対応して設定した。その結果、従来のよ
うに1ライン分の画素に対応した容量は必要なく、バッ
ファメモリの容量を従来に比べて小さくすることができ
るので、装置1が大規模化するのを防ぐことができる。
【0061】尚、本発明は上記形態に限定されるもので
はなく、以下のように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、1画面を構成する各ライン
の画像データをブロック単位でアクセスされる8ライン
毎にロウアドレスRA方向にアクセスするためのラスタア
ドレスRADを発生するようにしたが、図8に示すよう
に、16ライン毎にロウアドレスRA方向にアクセスす
るラスタアドレスを発生するようにしてもよい。この他
にも24ライン、32ライン等の8の倍数の任意のライ
ン数毎にアクセスするためのラスタアドレスRADを発
生させるようにしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態では、1ラインを構
成する各画素の画像データを64画素毎にロウアドレス
RA方向にアクセスするためのラスタアドレスRADを発
生するようにしたが、例えば、16画素、24画素、3
2画素、128画素等の任意の画素数毎にアクセスする
ためのラスタアドレスRADを発生させるようにしても
よい。
【0063】(2)上記実施の形態では、1画面を64
0×480画素により構成したが、1画面分の画素数を
適宜変更して実施してもよい。例えば、1画面を320
×240画素、1280×1200画素等の様々な画素
数の画像データを圧縮・伸長するようにしてもよい。そ
の際、画像データの画素数に対応して画像メモリ5の容
量を設定することは言うまでもない。 (3)上記実施の形態では、JPEG規格を用いて自然画像
を圧縮・伸長する画像処理装置1に具体化したが、MPEG
(Moving Picture coding Experts Group) 規格等の他の
方式を用いて画像を圧縮・伸長する伸長して表示する画
像処理装置に具体化して実施してもよい。
【0064】その際、メモリコントローラ13は、各規
格に適合する任意の画素数(3×3,4×4,6×6,
16×16等)のブロック単位でアクセスするように
し、ラスタ単位でアクセスする画像データの画素数、バ
ッファメモリ12,14の容量等もそのアクセスするブ
ロック単位に適合させれば、同様の効果を奏する。以
上、本発明の実施の各形態について説明したが、各形態
から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下
にそれらの効果と共に記載する。
【0065】(イ)請求項1に記載の画像処理装置にお
いて、ブロックアドレス発生手段は、JPEG方式に従
って前記画像メモリに対して画像データを連続的に圧
縮,伸長するブロック単位でアクセスするためのアドレ
スを発生させるようにした画像処理装置。この構成によ
れば、連続した画像を圧縮・伸長して記憶・再生を行う
モーションJPEGに容易に対応することが可能とな
る。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ブ
ロック単位のアクセスを高速に行うことが可能な画像メ
モリのマッピング方法を提供することができる。また、
そのようなマッピング方法を用いた画像処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の画像処理装置のブロック回路
図。
【図2】 ラスタアドレスの発生を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】 ブロックアドレスの発生を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】 画像データを示す説明図。
【図5】 画像メモリのマッピングを示す説明図。
【図6】 ラスタ単位のアクセスを示す説明図。
【図7】 ブロック単位のアクセスを示す説明図。
【図8】 別の画像メモリのマッピングを示す説明図。
【図9】 従来の画像データの入出力を示す説明図。
【符号の説明】
5 画像メモリ 15 処理手段としてのJPEGコーデック 16 ラスタアクセスアドレス発生回路 17 ブロックアクセスアドレス発生回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1画面分の画像データを記憶
    する画像メモリに対し、上記画像データを1行毎に連続
    するラスタ単位または所定数の行及び列毎に連続するブ
    ロック単位で書き込み、書き込んだ上記画像データを書
    き込み時の入力単位とは異なる単位で読み出して上記画
    像データの配列順序を変更する画像処理装置であって、 ラスタ単位で配列される上記画像データに対応し、ブロ
    ック単位の配列の行数の整数倍のラスタ数をコラム方向
    にアクセスするコラムアドレス及び各ラスタをブロック
    単位の配列の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複数
    のロウラインにアクセスするロウアドレスからなるラス
    タアクセスアドレスを発生させるラスタアクセスアドレ
    ス発生回路と、 ブロック単位で配列される上記画像データに対応し、少
    なくとも1ブロックをコラム方向に離散的にアクセスす
    るコラムアドレス及び1ブロックのアクセスが完了する
    まで同一のロウラインをアクセスするロウアドレスから
    なるブロックアクセスアドレスを発生するブロックアク
    セスアドレス発生回路とを備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記ラスタアクセスアドレス発生回路
    は、ブロック単位の配列の列数の整数倍のコラム数毎に
    上記コラムアドレスを初期値に戻し、上記コラムアドレ
    スが初期値に戻される毎に上記ロウアドレスを1ずつ更
    新する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ブロックアクセスアドレス発生回路
    は、ブロック単位の配列の列数に一致するコラム数毎に
    上記コラムアドレスをブロック単位の配列の列数の整数
    倍のコラム数ずつ更新する請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 ブロック単位で配列された上記画像デー
    タに対して、所定のアルゴリズムに従う圧縮あるいは伸
    長の処理を施す処理手段を含む請求項1乃至請求項3の
    何れかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1画面分の画像データを記憶
    する画像メモリに対し、上記画像データを1行毎に連続
    するラスタ単位または所定数の行及び列毎に連続するブ
    ロック単位で書き込み、書き込んだ上記画像データを書
    き込み時の入力単位とは異なる単位で読み出す画像メモ
    リのマッピング方法であって、 ラスタ単位で配列される上記画像データに対しては、ブ
    ロック単位の配列の行数の整数倍のラスタ数をコラム方
    向にアクセスすると共に、各ラスタをブロック単位の配
    列の列数の整数倍のカラム数毎に改行して複数のロウラ
    インにアクセスし、ブロック単位で配列される上記画像
    データに対しては、少なくとも1ブロックをコラム方向
    に離散的にアクセスすると共に1ブロックのアクセスが
    完了するまで同一のロウラインをアクセスする画像メモ
    リのマッピング方法。
  6. 【請求項6】 ラスタ単位で配列される上記画像データ
    を、ブロック単位の配列の列数の整数倍のコラム数毎に
    コラム方向にアクセスするコラムアドレスを初期値に戻
    し、上記コラムアドレスが初期値に戻される毎に上記ロ
    ウラインをアクセスするロウアドレスを1ずつ更新して
    アクセスする請求項5に記載の画像メモリのマッピング
    方法。
  7. 【請求項7】 ブロック単位が配列される上記画像デー
    タを、ブロック単位の配列の列数に一致するコラム数毎
    にコラム方向にアクセスするコラムアドレスをブロック
    単位の配列の列数の整数倍のコラム数ずつ更新してアク
    セスする請求項5に記載の画像メモリのマッピング方
    法。
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TW085113028A TW330273B (en) 1996-02-13 1996-10-24 The image-processing device and method for mapping image memory
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US08/799,341 US5781242A (en) 1996-02-13 1997-02-13 Image processing apparatus and mapping method for frame memory

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8078011B2 (en) 2008-02-25 2011-12-13 Seiko Epson Corporation Image processing circuit and multi-function apparatus
JP2021111318A (ja) * 2019-12-31 2021-08-02 北京百度網訊科技有限公司 データ書き込み方法、装置および記憶媒体

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