JPH09217536A - 自転車用施錠機構 - Google Patents

自転車用施錠機構

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Publication number
JPH09217536A
JPH09217536A JP2376596A JP2376596A JPH09217536A JP H09217536 A JPH09217536 A JP H09217536A JP 2376596 A JP2376596 A JP 2376596A JP 2376596 A JP2376596 A JP 2376596A JP H09217536 A JPH09217536 A JP H09217536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
tire
locking
locking mechanism
retractable member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2376596A
Other languages
English (en)
Inventor
Koushirou Kamisaka
皓四郎 上坂
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Individual
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車の施錠機構を無理のない姿勢で狭い場
所でも施錠操作を可能にすること。 【解決手段】 自転車1のハンドル21の支柱に沿って施
錠機構2を設け、施錠機構2の上部には操作機構3を設
け、下部には出没部材4を設け、操作機構3と出没部材
4との間に連動機構5を設けた。操作機構3を押し下げ
ると、出没部材4が出てきてタイヤスポークの間に入り
込むのでタイヤの回転が不可能になり、施錠状態とな
る。操作機構3を引き上げると、出没部材4が引き込ま
れてタイヤの回転が可能になり、解錠状態となる。解錠
した後に飛び出しボタン55を押すと、掛止爪57が掛止凹
部58から外れるので、軸は自由になって上がり、出没部
材4を引き込みタイヤの回転が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の施錠機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般の自転車の施錠機構とし
ては、前輪のフォークに固定された錠を操作して、前輪
を施錠するように構成されていた。よって、施錠もしく
は解錠するときには、体を屈めて前輪のフォークに固定
された錠を操作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の施
錠機構を操作するには、前輪のフォークの高さまで体を
屈めなければならないので不便であった。特に、自転車
置場等のように多数の自転車を接近させて止めてある場
合には、前輪の左右とも別の自転車が近接しており、フ
ォークの位置の錠まで手を差し込むことすら困難が場合
が多々ある。
【0004】特に、雨天のときには片手で傘をさしなが
ら狭いところで体を屈めようとすると、雨に濡れやすく
なり、容易には解錠することも施錠することもできなく
なる。また、近接する他の自転車をずらそうとしても、
余分な隙間はなく施錠機構を操作する空間は確保するこ
とが困難である。無理に、押し広げると自転車は倒れて
しまい、将棋倒しのように何台もの自転車が次々に倒れ
て大変な状態になってしまう。
【0005】これらは、全て施錠機構が不便な部位に固
定されていることに起因することであると気付いた発明
者は、施錠機能を無理のない姿勢で、狭い場所でも操作
できるような構造を発明するに至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、ハンドルの近傍に
は、施錠状態と解錠状態とに操作する操作機構を配設
し、前輪のフォークには、突出位置においては前輪のス
ポークの間に挿入され、後退位置においては前輪の回転
を可能にする出没部材を配設し、前記操作機構と前記出
没部材との間には、操作機構が施錠状態のときに出没部
材を突出させ、操作機構が解錠状態のときに出没部材を
後退させる連動機構を配設するという手段を講じた。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1の発明の実施の形態を以
下に説明する。図1において、1は通常の自転車、2は
そのハンドル21の支柱に沿って設けられた施錠機構であ
る。この施錠機構2の上部には操作機構3が設けられ、
下部には出没部材4が設けられ、それらは連動機構5に
よって連動するよう構成されている。
【0008】前記施錠機構2の詳細を、図2、図3の正
面断面図に示した。出没部材4は円弧状に形成され、押
し出された場合には、図2のように、フレームに固定さ
れた円弧状の筒状部材41の両側部41A,41Bに、出没部
材4の両端4A,4Bが嵌入した状態となり、タイヤの
回転を不可能にするので、施錠状態となる。
【0009】出没部材4が後退した場合には、図3のよ
うに、出没部材4の先端4Aは筒状部材41の片側部41A
から引き抜かれて、片側部41Bに収まるので、タイヤの
回転は可能になり、解錠状態となる。
【0010】連動機構5は、図5に示したように、シリ
ンダー筒51とその中に挿入されたシリンダー軸52とを備
え、シリンダー軸52はシリンダー筒51内を少ない摩擦抵
抗でスライドできるように潤滑剤が塗布された支持構造
53を備えているとともに、シリンダー軸52を上方に付勢
するためのスプリング54を備えている。シリンダー軸52
の回転防止のために、軸の外面に軸に平行な凸条を設
け、筒の内面には前記凸条が摺動する溝を設けるとよ
い。また、施錠・解錠操作を容易にするために、軸を押
し込んだ状態で止める飛び出しボタン55を設けるとよ
い。図6に示したように、この飛び出しボタン55の先端
の掛止爪57が、軸の側面に形成された掛止凹部58に掛合
すると軸の飛び出しを阻止する。この状態にして施錠解
錠の操作を行う。操作後に、前記飛び出しボタン55を押
すと、掛止爪57が掛止凹部58から外れるので、軸は自由
になって、施錠されていなければ飛び出し、施錠されて
いれば飛び出さない。また、筒の上端には雨水の侵入を
防止するためにゴムキャップ56を設けるとよい。
【0011】シリンダー軸52の下端と前記出没部材の上
端とは金属製のリンク55で連結されている。このリンク
55の両端はそれぞれ回動自在に連結されている。また、
リンク55は、シリンダー軸52のスライド方向は直線状で
あるが、出没部材4の上端のスライド方向は筒状部材41
に沿って円弧状であるため、両者の移動方向の不一致を
補うために、また、上下してもタイヤの側面に接触しな
いように、若干外側に湾曲形成されている。
【0012】操作機構3は、連動機構5の上部に形成さ
れており、シリンダー軸52の上部に形成された貫通孔31
と、シリンダー筒51の上端に固定された錠32とから構成
されている。前記シリンダー軸52を押し込んだ状態で
は、錠32の出没軸33とシリンダー軸52に形成された貫通
孔31とが同じ高さになるので、出没軸33を押し出して貫
通孔31に挿通して、キー34を抜くと、シリンダー軸52は
押し込まれた状態に固定されて上方へスライドすること
は不可能な状態となる。この状態では、シリンダー軸52
の下端に連結されたリンク55を介して、出没部材4は押
し下げられて、その先端は筒状部材41Aに嵌入した状態
となるので、タイヤは回転することができない。このよ
うな状態は即ち施錠状態である。
【0013】施錠状態にあるとき、錠32にキー34を差し
込むと、出没軸33が後退してシリンダー軸52に形成され
た貫通孔31から抜けるので、シリンダー筒51に内装され
たスプリング54の作用によって、シリンダー軸52は図3
に示したように上方へスライドする。このとき、シリン
ダー軸52の下端に連結されたリンク55を介して、出没部
材4は引き上げられて、その先端は筒状部材41Aから引
き抜かれて後退した状態となるので、タイヤは回転する
ことが可能となる。このような状態は即ち解錠状態であ
る。
【0014】以上の説明のように、ハンドル近傍の操作
機構3において、キーを抜き差しすることによって、タ
イヤ部に配設された出没部材を連動させて施錠状態と解
錠状態に操作することができるので、身体を屈めること
が不必要であるとともに、他の自転車が近接している駐
輪場等においても、狭い空間に手を差し込むことなく、
施錠/解錠が可能になる。
【0015】なお、操作機構としては、図示した形態に
限られるものではなく、図4に示したように、連動機構
の上端にキー孔を設けて、これに差し込んだキーを操作
することによって施錠状態と解錠状態に操作するように
構成してもよい。また、操作機構の位置はハンドルの近
傍に限らずサドルの近傍に位置させてもよい。また、連
動機構はシリンダーに限定されるものではなく、ワイヤ
ー等の他の手段でもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドル近傍の操作機
構において、キーを抜き差しすることによって、タイヤ
部に配設された出没部材を連動させて施錠状態と解錠状
態に操作することができるので、身体を屈めることが不
必要であるとともに、他の自転車が近接している駐輪場
等においても、狭い空間に手を差し込むことなく、施錠
/解錠ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自転車用施錠機構を備えた自転車の
斜視図である。
【図2】 本発明の自転車用施錠機構の要部の施錠状態
を示す正面図である。
【図3】 本発明の自転車用施錠機構の要部の解錠状態
を示す正面図である。
【図4】 別実施例の斜視図である。
【図5】 本発明の自転車用施錠機構の要部の断面図で
ある。
【図6】 本発明の自転車用施錠機構の要部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 自転車 21 ハンドル 2 施錠機構 3 操作機構 4 出没部材 5 連動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルの近傍には、施錠状態と解錠状態
    とに操作する操作機構を配設し、前輪のフォークには、
    突出位置においては前輪のスポークの間に挿入され、後
    退位置においては前輪の回転を可能にする出没部材を配
    設し、前記操作機構と前記出没部材との間には、操作機
    構が施錠状態のときに出没部材を突出させ、操作機構が
    解錠状態のときに出没部材を後退させる連動機構を配設
    したことを特徴とする自転車用施錠機構。
JP2376596A 1996-02-09 1996-02-09 自転車用施錠機構 Pending JPH09217536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2376596A JPH09217536A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 自転車用施錠機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2376596A JPH09217536A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 自転車用施錠機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09217536A true JPH09217536A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12119445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2376596A Pending JPH09217536A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 自転車用施錠機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH09217536A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019660A (ja) * 2001-06-04 2002-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 盗難防止装置付き自転車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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