JPH09217484A - 滑動型枠装置 - Google Patents
滑動型枠装置Info
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- JPH09217484A JPH09217484A JP2684396A JP2684396A JPH09217484A JP H09217484 A JPH09217484 A JP H09217484A JP 2684396 A JP2684396 A JP 2684396A JP 2684396 A JP2684396 A JP 2684396A JP H09217484 A JPH09217484 A JP H09217484A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長く使用している間にはベルトと受圧板との
間にセメントや砂などが入り込み、両者間の摩擦抵抗が
増し、ベルトを損耗させる。 【解決手段】 一対の側板20間に支持された受圧板2
2と、受圧板の上部及び下部にあって、両側板に回転可
能に枢支されたローラ24と、両ローラ間に掛渡されて
無端状に移動可能で受圧板に常時摺接するベルト26と
を備え、ベルトの表面を打設コンクリートに常時接触さ
せるようにした滑動型枠装置である。下部側ローラの外
周上部には、受圧板の下部に穿設された孔22a内に配
置された圧縮コイルバネ30の付勢圧力により突出する
押圧子32に摺接し、この結果下部側に向けて常時押圧
付勢されることで、常時ベルトにテンションをかけ、こ
れによって弛みを抑制し、また受圧板との密着力を増し
ている。また、受圧板及びベルトとの接触面を磁性材料
により構成し、その磁力により互いに吸着させた。
間にセメントや砂などが入り込み、両者間の摩擦抵抗が
増し、ベルトを損耗させる。 【解決手段】 一対の側板20間に支持された受圧板2
2と、受圧板の上部及び下部にあって、両側板に回転可
能に枢支されたローラ24と、両ローラ間に掛渡されて
無端状に移動可能で受圧板に常時摺接するベルト26と
を備え、ベルトの表面を打設コンクリートに常時接触さ
せるようにした滑動型枠装置である。下部側ローラの外
周上部には、受圧板の下部に穿設された孔22a内に配
置された圧縮コイルバネ30の付勢圧力により突出する
押圧子32に摺接し、この結果下部側に向けて常時押圧
付勢されることで、常時ベルトにテンションをかけ、こ
れによって弛みを抑制し、また受圧板との密着力を増し
ている。また、受圧板及びベルトとの接触面を磁性材料
により構成し、その磁力により互いに吸着させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、滑動型枠工法に
用いる滑動型枠装置の改良に関する。
用いる滑動型枠装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】滑動型枠工法(スリップフォーム工法)
は、型枠内にコンクリートを打設しつつ型枠を引上げる
ことにより、連続的にコンクリート躯体を構築する工法
であり、サイロ、タンクなどのようにその横断面が一様
なコンクリート構造物の躯体構築工事に採用されてい
る。この工法に用いる型枠装置は、一般に鋼製型枠が用
いられ、既設の躯体に反力をとって順次上昇する。
は、型枠内にコンクリートを打設しつつ型枠を引上げる
ことにより、連続的にコンクリート躯体を構築する工法
であり、サイロ、タンクなどのようにその横断面が一様
なコンクリート構造物の躯体構築工事に採用されてい
る。この工法に用いる型枠装置は、一般に鋼製型枠が用
いられ、既設の躯体に反力をとって順次上昇する。
【0003】この工法における弱点は、コンクリートと
鋼板とが強固に付着する性質があるため、型枠を絶えず
スライドさせて打設コンクリートとの縁切りを行ってい
ないと、型枠をスライドさせるための荷重がジャッキ能
力を越えてしまい、型枠が固着する点にある。そのた
め、昼夜連続作業を余儀なくされ、また、工事休止前に
は数時間にわたって縁切りのための空スライド作業が必
要となる。
鋼板とが強固に付着する性質があるため、型枠を絶えず
スライドさせて打設コンクリートとの縁切りを行ってい
ないと、型枠をスライドさせるための荷重がジャッキ能
力を越えてしまい、型枠が固着する点にある。そのた
め、昼夜連続作業を余儀なくされ、また、工事休止前に
は数時間にわたって縁切りのための空スライド作業が必
要となる。
【0004】さらに、このように常時スライド作業を行
っていても、型枠表面に次第にセメント分が付着し、コ
ンクリート表面との摺動摩擦によってコンクリート表層
部が削れたり、欠損して仕上り状態が悪くなるため、左
官による表面修復作業が不可欠となっていた。
っていても、型枠表面に次第にセメント分が付着し、コ
ンクリート表面との摺動摩擦によってコンクリート表層
部が削れたり、欠損して仕上り状態が悪くなるため、左
官による表面修復作業が不可欠となっていた。
【0005】以上の改良技術として、特公平3−302
5公報に示す滑動型枠装置が提案されている。この滑動
型枠装置は、堰板、すなわち受圧板の上下にローラを配
置し、両ローラ間に無端状に移動するフィルタとなるベ
ルトを配置し、このベルトの表面を打設コンクリートに
接触させ、水分及び気体をベルト表面から通過させる
が、コンクリートの微粒分の通過を阻止するとともに、
コンクリートと受圧板とを縁切りしている。
5公報に示す滑動型枠装置が提案されている。この滑動
型枠装置は、堰板、すなわち受圧板の上下にローラを配
置し、両ローラ間に無端状に移動するフィルタとなるベ
ルトを配置し、このベルトの表面を打設コンクリートに
接触させ、水分及び気体をベルト表面から通過させる
が、コンクリートの微粒分の通過を阻止するとともに、
コンクリートと受圧板とを縁切りしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際にはこの
ような技術においても、長く使用している間にはベルト
と受圧板との間にセメントや砂などが入り込み、両者間
の摩擦抵抗が増し、ベルトを損耗させる欠点があった。
ような技術においても、長く使用している間にはベルト
と受圧板との間にセメントや砂などが入り込み、両者間
の摩擦抵抗が増し、ベルトを損耗させる欠点があった。
【0007】この発明は、以上の問題を解決するもので
あり、ベルトと受圧板間の隙間の発生がなく、噛込みに
よるベルトの損耗を極力防止できるようにした滑動型枠
装置を提供することを目的としている。
あり、ベルトと受圧板間の隙間の発生がなく、噛込みに
よるベルトの損耗を極力防止できるようにした滑動型枠
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、一対の側板
と、両側板間に支持された受圧板と、該受圧板の上部及
び下部にあって、前記両側板に回転可能に枢支されたロ
ーラと、両ローラ間に掛渡されて無端状に移動可能であ
るとともに、前記受圧板に常時摺接するベルトとを備
え、該ベルトの表面を打設コンクリートに常時接触させ
るようにした滑動型枠装置において、前記ローラのう
ち、少なくとも一方のローラをバネにより前記ベルトに
テンションをかける方向に付勢したものである。この構
成により、ベルトと受圧板との間がバネ力により密着し
つつ、受圧板の上昇によって相対的にベルトが移動し、
新たな面をコンクリート面に供給することによって縁切
り作業が自動的になされることになる。
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、一対の側板
と、両側板間に支持された受圧板と、該受圧板の上部及
び下部にあって、前記両側板に回転可能に枢支されたロ
ーラと、両ローラ間に掛渡されて無端状に移動可能であ
るとともに、前記受圧板に常時摺接するベルトとを備
え、該ベルトの表面を打設コンクリートに常時接触させ
るようにした滑動型枠装置において、前記ローラのう
ち、少なくとも一方のローラをバネにより前記ベルトに
テンションをかける方向に付勢したものである。この構
成により、ベルトと受圧板との間がバネ力により密着し
つつ、受圧板の上昇によって相対的にベルトが移動し、
新たな面をコンクリート面に供給することによって縁切
り作業が自動的になされることになる。
【0009】ここで、受圧板とは従来の堰板に相当する
部材を示す。ベルトはコンクリートに対する付着性のな
い素材から構成される。また、「ローラのうち、少なく
とも一方」とは、上部ローラ、下部ローラのいずれか一
方または双方を含むものである。
部材を示す。ベルトはコンクリートに対する付着性のな
い素材から構成される。また、「ローラのうち、少なく
とも一方」とは、上部ローラ、下部ローラのいずれか一
方または双方を含むものである。
【0010】本発明のうち請求項2記載の発明は、前記
受圧板及び前記ベルトとの接触面を磁性材料により構成
し、その磁力により互いに吸着させたものである。この
構成により、バネ力に加え、磁力によりベルトと受圧板
間の密着力がさらに向上し、しかもベルトの弛みも防止
される。
受圧板及び前記ベルトとの接触面を磁性材料により構成
し、その磁力により互いに吸着させたものである。この
構成により、バネ力に加え、磁力によりベルトと受圧板
間の密着力がさらに向上し、しかもベルトの弛みも防止
される。
【0011】本発明のうち請求項3の発明は、前記受圧
板の表面に滑剤を塗布またはコーティングしたことを特
徴とする。この構成としたことにより、吸着面の摩擦抵
抗を減じ、なめらかな相対移動を実現できる。
板の表面に滑剤を塗布またはコーティングしたことを特
徴とする。この構成としたことにより、吸着面の摩擦抵
抗を減じ、なめらかな相対移動を実現できる。
【0012】ここで「滑剤」とは、例えばグリースのよ
うな消耗性のある潤滑剤、あるいはテフロンのような滑
性のあるプラスチック素材である。それ故その素材特性
に応じて「塗布またはコーティング」によって受圧板表
面に施される。
うな消耗性のある潤滑剤、あるいはテフロンのような滑
性のあるプラスチック素材である。それ故その素材特性
に応じて「塗布またはコーティング」によって受圧板表
面に施される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、この発明を適用した滑動型枠装置
を示している。図において、滑動型枠装置は、サイロ、
タンクなどのような壁構造物の一部を構成する壁体10
の上部にまたがって配置されるコ字型ヨーク12と、ヨ
ーク12の上部中央に固定配置され、壁体10の中心を
貫通してこれに埋設される主筋となるロッド14を挿通
した上昇ジャッキ16と、ヨーク12の内側に固定配置
された、一対の滑動型枠18とを備えている。
を示している。図において、滑動型枠装置は、サイロ、
タンクなどのような壁構造物の一部を構成する壁体10
の上部にまたがって配置されるコ字型ヨーク12と、ヨ
ーク12の上部中央に固定配置され、壁体10の中心を
貫通してこれに埋設される主筋となるロッド14を挿通
した上昇ジャッキ16と、ヨーク12の内側に固定配置
された、一対の滑動型枠18とを備えている。
【0015】滑動型枠18は、同図1及び図2に分解し
て示すように、これをヨーク12の内側に固定する一対
の側板20と、両側板20間に挟持固定された型枠本体
としての受圧板22と、受圧板22の上下にあって、両
側板20間に両端軸部24aを軸受された上下一対のロ
ーラ24と、各ローラ24間に掛渡されて無端状に移動
するベルト26とを備えており、ベルト26の壁体10
を構成する打設コンクリートCとの対面側において、ベ
ルト26の内側は受圧板22に密着している。
て示すように、これをヨーク12の内側に固定する一対
の側板20と、両側板20間に挟持固定された型枠本体
としての受圧板22と、受圧板22の上下にあって、両
側板20間に両端軸部24aを軸受された上下一対のロ
ーラ24と、各ローラ24間に掛渡されて無端状に移動
するベルト26とを備えており、ベルト26の壁体10
を構成する打設コンクリートCとの対面側において、ベ
ルト26の内側は受圧板22に密着している。
【0016】なお、ベルト26の幅は、図示の幅でな
く、得ようとする壁体の幅に応じて種々の長さに設定さ
れる。
く、得ようとする壁体の幅に応じて種々の長さに設定さ
れる。
【0017】受圧板22は、前記側板20に複数のボル
ト28を介して固定される。また上部側ローラ24の軸
部24aは、側板20の上部側に設けた軸受メタル部2
0aに回転可能に軸受される。これに対し、下部側ロー
ラ24の軸部24aは、側板20の下部側に設けた長溝
状の軸受メタル部20bに回転かつ上下移動可能に軸受
されている。
ト28を介して固定される。また上部側ローラ24の軸
部24aは、側板20の上部側に設けた軸受メタル部2
0aに回転可能に軸受される。これに対し、下部側ロー
ラ24の軸部24aは、側板20の下部側に設けた長溝
状の軸受メタル部20bに回転かつ上下移動可能に軸受
されている。
【0018】下部側ローラ24の外周上部には、図3に
拡大して示すように、受圧板22の下部に穿設された孔
22a内に配置された圧縮コイルバネ30の付勢圧力に
より突出する押圧子32に摺接し、この結果下部側に向
けて常時押圧付勢されることで、常時ベルト26にテン
ションをかけ、これによって弛みを抑制し、また受圧板
22との密着力を増している。なお、以上のバネ機構
は、前記ローラ24の長さ方向複数箇所に設けられ、均
一な付勢圧をかけられるようにしているが、以上の機構
だけでなく、例えば軸部24aの軸端と側板との間にバ
ネを介在させ、ローラ24を常時下方に付勢するように
することも可能である。
拡大して示すように、受圧板22の下部に穿設された孔
22a内に配置された圧縮コイルバネ30の付勢圧力に
より突出する押圧子32に摺接し、この結果下部側に向
けて常時押圧付勢されることで、常時ベルト26にテン
ションをかけ、これによって弛みを抑制し、また受圧板
22との密着力を増している。なお、以上のバネ機構
は、前記ローラ24の長さ方向複数箇所に設けられ、均
一な付勢圧をかけられるようにしているが、以上の機構
だけでなく、例えば軸部24aの軸端と側板との間にバ
ネを介在させ、ローラ24を常時下方に付勢するように
することも可能である。
【0019】さらに、前記受圧板22は鋼板などの磁性
体材料により構成されているとともに、ベルト26との
接触面側にテフロンなどの滑性樹脂層34をコーティン
グし、その表面に定着させている。
体材料により構成されているとともに、ベルト26との
接触面側にテフロンなどの滑性樹脂層34をコーティン
グし、その表面に定着させている。
【0020】なお、滑性樹脂層34に換えてグリースな
どの潤滑剤を塗布することもできることは勿論である。
どの潤滑剤を塗布することもできることは勿論である。
【0021】これに対し、前記ベルト26の表面側、す
なわち打設コンクリートCとの接触面側は滑性があり、
かつコンクリートCに対する付着性がなく、かつ引張り
強度の高いシート素材26aから構成されているととも
に、裏面側には着磁した磁性体を分散混合した磁石ゴム
シート34が一体にライニングされ、これを前記受圧板
22に強固に吸着させている。
なわち打設コンクリートCとの接触面側は滑性があり、
かつコンクリートCに対する付着性がなく、かつ引張り
強度の高いシート素材26aから構成されているととも
に、裏面側には着磁した磁性体を分散混合した磁石ゴム
シート34が一体にライニングされ、これを前記受圧板
22に強固に吸着させている。
【0022】なお、シート素材24aは、以上の特性に
加えて、気体、水分は通過させるが、セメント微粒子を
投下させない、フィルタ機能をもたらせても良いことは
勿論である。
加えて、気体、水分は通過させるが、セメント微粒子を
投下させない、フィルタ機能をもたらせても良いことは
勿論である。
【0023】以上の構成の滑動型枠18を備えた型枠装
置にあっては、コンクリートCを打設しつつジャッキ1
6によりロッド14に反力を取りつつ上昇する。この上
昇時において、ベルト26はローラ24を回転しつつ相
対的に下方に移動し、この移動に伴う引き剥がしによっ
てコンクリートCとの接触面に対する縁切りを行いつ
つ、常時新たな面をコンクリート面に供給する。
置にあっては、コンクリートCを打設しつつジャッキ1
6によりロッド14に反力を取りつつ上昇する。この上
昇時において、ベルト26はローラ24を回転しつつ相
対的に下方に移動し、この移動に伴う引き剥がしによっ
てコンクリートCとの接触面に対する縁切りを行いつ
つ、常時新たな面をコンクリート面に供給する。
【0024】また、ベルト26と受圧板22とは磁力に
よる吸着力に加え、バネ圧により、常時密着状態を保っ
ているため、セメント微粒子や砂が両者間に入り込む余
地がなく、常時円滑な摺動を行うことができる。
よる吸着力に加え、バネ圧により、常時密着状態を保っ
ているため、セメント微粒子や砂が両者間に入り込む余
地がなく、常時円滑な摺動を行うことができる。
【0025】なお装置を停止した場合においてもベルト
26とコンクリートCとは付着性がないため、次に上昇
動作を行う場合においても上昇ジャッキ16に過度な負
担をかけることなく円滑に上昇開始することができる。
26とコンクリートCとは付着性がないため、次に上昇
動作を行う場合においても上昇ジャッキ16に過度な負
担をかけることなく円滑に上昇開始することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明にかかる滑動型枠装置にあっては、ベルトと受圧板間
は磁力により密着しつつ、受圧板の上昇によって相対的
にベルトが移動し、新たな面をコンクリート面に供給す
ることによって縁切り作業が自動的になされることにな
る。また、ベルトと受圧板間はバネ力または磁力により
密着されているため、セメント微粒子や砂が入り込む余
地がなく、長期にわたって円滑な摺動作業を行うことが
できる。
明にかかる滑動型枠装置にあっては、ベルトと受圧板間
は磁力により密着しつつ、受圧板の上昇によって相対的
にベルトが移動し、新たな面をコンクリート面に供給す
ることによって縁切り作業が自動的になされることにな
る。また、ベルトと受圧板間はバネ力または磁力により
密着されているため、セメント微粒子や砂が入り込む余
地がなく、長期にわたって円滑な摺動作業を行うことが
できる。
【図1】この発明にかかる滑動型枠装置の断面図であ
る。
る。
【図2】同滑動型枠装置の分解斜視図である。
【図3】図2のA部拡大断面図である。
10 壁体 12 ヨーク 16 上昇ジャッキ 18 滑動型枠 20 側板 22 受圧板 24 ローラ 24a 軸部 26 ベルト 30 バネ 34 滑性樹脂層 36 磁石ゴムシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 章子 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 奥田 幸男 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 原田 恒則 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の側板と、両側板間に支持された受
圧板と、該受圧板の上部及び下部にあって、前記両側板
に回転可能に枢支されたローラと、両ローラ間に掛渡さ
れて無端状に移動可能であるとともに、前記受圧板に常
時摺接するベルトとを備え、該ベルトの表面を打設コン
クリートに常時接触させるようにした滑動型枠装置にお
いて、 前記ローラのうち、少なくとも一方のローラをバネによ
り前記ベルトにテンションをかける方向に付勢したこと
を特徴とする滑動型枠装置。 - 【請求項2】 前記受圧板及び前記ベルトとの接触面を
磁性材料により構成し、その磁力により互いに吸着させ
たことを特徴とする請求項1記載の滑動型枠装置。 - 【請求項3】 前記受圧板の表面に滑剤を塗布またはコ
ーティングしたことを特徴とする請求項1または2記載
の滑動型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2684396A JPH09217484A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 滑動型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2684396A JPH09217484A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 滑動型枠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09217484A true JPH09217484A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12204562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2684396A Pending JPH09217484A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 滑動型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09217484A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017136911A1 (pt) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | Farias Rogério | Esteira rolante de edificação de torres de concreto |
CN108560907A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-21 | 苏州中材建设有限公司 | 熟料库筒体滑模施工装置 |
CN117166377A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 山西路桥第八工程有限公司 | 一种用于桥梁承台墩柱模板拆卸的施工脚手架 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP2684396A patent/JPH09217484A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017136911A1 (pt) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | Farias Rogério | Esteira rolante de edificação de torres de concreto |
CN108560907A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-21 | 苏州中材建设有限公司 | 熟料库筒体滑模施工装置 |
CN108560907B (zh) * | 2018-06-26 | 2024-03-26 | 苏州中材建设有限公司 | 熟料库筒体滑模施工装置 |
CN117166377A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 山西路桥第八工程有限公司 | 一种用于桥梁承台墩柱模板拆卸的施工脚手架 |
CN117166377B (zh) * | 2023-11-03 | 2024-01-02 | 山西路桥第八工程有限公司 | 一种用于桥梁承台墩柱模板拆卸的施工脚手架 |
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