JPH09217316A - 表面切削土木作業用のカッタ装置 - Google Patents
表面切削土木作業用のカッタ装置Info
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- JPH09217316A JPH09217316A JP2652396A JP2652396A JPH09217316A JP H09217316 A JPH09217316 A JP H09217316A JP 2652396 A JP2652396 A JP 2652396A JP 2652396 A JP2652396 A JP 2652396A JP H09217316 A JPH09217316 A JP H09217316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- mounting
- cutters
- road surface
- cutter device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のカッタを路面に均一に押しつけて区画
線を効率良く切削して消すことができるようにする。 【解決手段】 取付部材20に取付けた油圧モータ50
で回転駆動部材96を回転駆動し、この回転駆動部材9
6に円板状のカッタ取付体97を上下揺動変位可能に取
付け、そのカッタ取付体97のカッタ取付面97aに複
数のカッタ99を下向きに取付けたカッタ装置である。
これによって取付部材20を斜め方向に押したり、路面
が波形に変形している場合に回転駆動部材96とカッタ
取付体97が相対的に上下方向に揺動変位して複数のカ
ッタ99を路面に均一に押しつけできる。
線を効率良く切削して消すことができるようにする。 【解決手段】 取付部材20に取付けた油圧モータ50
で回転駆動部材96を回転駆動し、この回転駆動部材9
6に円板状のカッタ取付体97を上下揺動変位可能に取
付け、そのカッタ取付体97のカッタ取付面97aに複
数のカッタ99を下向きに取付けたカッタ装置である。
これによって取付部材20を斜め方向に押したり、路面
が波形に変形している場合に回転駆動部材96とカッタ
取付体97が相対的に上下方向に揺動変位して複数のカ
ッタ99を路面に均一に押しつけできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面に描かれた区
画線を切削して消したり、コンクリート表面を平坦面に
切削したり、トンネル内壁を切削したり、冬季に凍結し
た路面表面を切削したりなどの表面切削土木作業に用い
るカッタ装置に関する。
画線を切削して消したり、コンクリート表面を平坦面に
切削したり、トンネル内壁を切削したり、冬季に凍結し
た路面表面を切削したりなどの表面切削土木作業に用い
るカッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路の路面には中央分離線、停止線、横
断面歩道線などの区画線が白色又は黄色の塗料等によっ
て描かれており、その区画線を変更して新らたに区画線
を描く場合には旧い区画線を消しているが、その作業が
大変面倒である。
断面歩道線などの区画線が白色又は黄色の塗料等によっ
て描かれており、その区画線を変更して新らたに区画線
を描く場合には旧い区画線を消しているが、その作業が
大変面倒である。
【0003】例えば、作業者がバーナーによって旧い区
画線を加熱して路面から剥離し易くした後に鋭利な刃物
状の工具で旧いて区画線を路面から剥離しているので、
その作業が大変面倒である。
画線を加熱して路面から剥離し易くした後に鋭利な刃物
状の工具で旧いて区画線を路面から剥離しているので、
その作業が大変面倒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は種々の実験
・研究の結果、駆動源により回転駆動されるカッタ装置
を用いて、旧いて区画線を切削して消すことで容易に消
すことができることを見い出した。
・研究の結果、駆動源により回転駆動されるカッタ装置
を用いて、旧いて区画線を切削して消すことで容易に消
すことができることを見い出した。
【0005】しかしながら、回転体にカッタを放射状に
取付けたカッタ装置であるとカッタが路面に喰い込みす
ぎて道路自体を深く切削することがあった。
取付けたカッタ装置であるとカッタが路面に喰い込みす
ぎて道路自体を深く切削することがあった。
【0006】また、回転体の回転中心と直交する平面部
に複数のカッタを取付け、その複数のカッタにより旧い
区画線を切削したところ、道路自体を深く切削すること
はなかったが、複数のカッタを路面に均一に押しつける
には真直ぐ上から下に向けて押す必要があり、その操作
が面倒であるし、路面が波形に変形している場合にカッ
タを路面に均一に押しつけて切削することが困難であっ
た。
に複数のカッタを取付け、その複数のカッタにより旧い
区画線を切削したところ、道路自体を深く切削すること
はなかったが、複数のカッタを路面に均一に押しつける
には真直ぐ上から下に向けて押す必要があり、その操作
が面倒であるし、路面が波形に変形している場合にカッ
タを路面に均一に押しつけて切削することが困難であっ
た。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした表面切削土木作業用のカッタ装置を提供する
ことを目的とする。
ようにした表面切削土木作業用のカッタ装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、取付部材20と、この取付部材20に取付けた油
圧モータ50と、この油圧モータ50により回転駆動さ
れる回転駆動部材96と、この回転駆動部材96に回転
中心を境として上下方向に揺動変位可能に取付けたカッ
タ取付体97と、このカッタ取付体97のカッタ取付面
97aに下向きに取付けた複数のカッタ99より構成し
たことを特徴とする表面切削土木作業用のカッタ装置で
ある。
明は、取付部材20と、この取付部材20に取付けた油
圧モータ50と、この油圧モータ50により回転駆動さ
れる回転駆動部材96と、この回転駆動部材96に回転
中心を境として上下方向に揺動変位可能に取付けたカッ
タ取付体97と、このカッタ取付体97のカッタ取付面
97aに下向きに取付けた複数のカッタ99より構成し
たことを特徴とする表面切削土木作業用のカッタ装置で
ある。
【0009】第1の発明によれば、回転駆動部材96と
カッタ取付体97が回転中心を境として上下方向に揺動
変位することにより、取付部材20を斜め下向きに押し
つけたり、被切削面が波形に変形している場合に回転駆
動部材96とカッタ取付体97が相対的に上下方向に揺
動変位して複数のカッタ99を被切削面に均一に押しつ
けできる。
カッタ取付体97が回転中心を境として上下方向に揺動
変位することにより、取付部材20を斜め下向きに押し
つけたり、被切削面が波形に変形している場合に回転駆
動部材96とカッタ取付体97が相対的に上下方向に揺
動変位して複数のカッタ99を被切削面に均一に押しつ
けできる。
【0010】したがって、取付部材20をただ単に下方
に押しつける簡単な操作によって、平坦な被切削面は勿
論波形に変形した被切削面でも複数のカッタによって切
削できるから、路面の区画線を効率良く切削して消すこ
とができるし、トンネル内壁の古い塗装を効率良く剥離
できる。
に押しつける簡単な操作によって、平坦な被切削面は勿
論波形に変形した被切削面でも複数のカッタによって切
削できるから、路面の区画線を効率良く切削して消すこ
とができるし、トンネル内壁の古い塗装を効率良く剥離
できる。
【0011】第2の発明は、第1の発明におけるカッタ
取付体97のカッタ取付面97aを球面状とし、このカ
ッタ取付面97aに同一長さの複数のカッタ99を下向
きに取付けた表面切削土木作業用のカッタ装置である。
取付体97のカッタ取付面97aを球面状とし、このカ
ッタ取付面97aに同一長さの複数のカッタ99を下向
きに取付けた表面切削土木作業用のカッタ装置である。
【0012】第2の発明によれば、複数のカッタ99に
よる切削面が弯曲面となるので、トンネル内壁の弯曲部
の表面を効率良く切削できる。
よる切削面が弯曲面となるので、トンネル内壁の弯曲部
の表面を効率良く切削できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るカッタ装置を備えた
表面切削土木作業機の全体構造を説明する。図1に示す
ように、走行体1に機械本体2が旋回機構3により旋回
自在に取付けてあり、この機械本体2にブーム4がブー
ムシリンダ5で上下揺動自在に取付けてあり、そのブー
ム4にアーム6がアームシリンダ7により上下揺動自在
に取付けてある。このアーム6には作業機用シリンダ8
が取付けてあり、この作業機シリンダ8のピストン杆9
には第1リンク10と第2リンク11がピンにより連結
してあり、その第1リンク10は前記アーム6にピンに
より連結されている。
表面切削土木作業機の全体構造を説明する。図1に示す
ように、走行体1に機械本体2が旋回機構3により旋回
自在に取付けてあり、この機械本体2にブーム4がブー
ムシリンダ5で上下揺動自在に取付けてあり、そのブー
ム4にアーム6がアームシリンダ7により上下揺動自在
に取付けてある。このアーム6には作業機用シリンダ8
が取付けてあり、この作業機シリンダ8のピストン杆9
には第1リンク10と第2リンク11がピンにより連結
してあり、その第1リンク10は前記アーム6にピンに
より連結されている。
【0014】以上の構成はパワーショベルの本体部分と
同様であり、そのアーム6の先端部にバケットを作業機
用シリンダ8により上下揺動自在に取付けてパワーショ
ベルとしているが、図1に示す実施例においてはアーム
6の先端部に本発明は係るカッタ装置Aが作業機用シリ
ンダ8により上下揺動自在に取付けられて表面切削土木
作業機としてある。
同様であり、そのアーム6の先端部にバケットを作業機
用シリンダ8により上下揺動自在に取付けてパワーショ
ベルとしているが、図1に示す実施例においてはアーム
6の先端部に本発明は係るカッタ装置Aが作業機用シリ
ンダ8により上下揺動自在に取付けられて表面切削土木
作業機としてある。
【0015】(カッタ装置Aの具体構造)前記カッタ装
置Aは図2、図3に示すように、前記アーム6に取付け
るための取付部材20を備えている。この取付部材20
は円板状の横板21の上面に一対の縦板22を相互に平
行で間隔を置いて固着したものである。その各縦板22
の上部寄りには第1ピン孔23と第2ピン孔24が形成
してあり、前記横板21における一対の縦板22間には
円形の孔25が形成してある。
置Aは図2、図3に示すように、前記アーム6に取付け
るための取付部材20を備えている。この取付部材20
は円板状の横板21の上面に一対の縦板22を相互に平
行で間隔を置いて固着したものである。その各縦板22
の上部寄りには第1ピン孔23と第2ピン孔24が形成
してあり、前記横板21における一対の縦板22間には
円形の孔25が形成してある。
【0016】前記一対の縦板22の上下中間部間に跨っ
て板状の補強材26が固着され、各縦板22と横板21
に亘って補強縦リブ27が固着してある。
て板状の補強材26が固着され、各縦板22と横板21
に亘って補強縦リブ27が固着してある。
【0017】前記取付部材20の一対の縦板22が図1
に示すアーム6の両側面と第2リンク11の両側面にそ
れぞれ対向し、第1ピン孔23とアーム6とに亘って第
1ピン28を嵌合して一対の縦板22とアーム6を連結
し、第2ピン孔24と第2リンク11とに亘って第2ピ
ン29を嵌合して一対の縦板22と第2リンク11を連
結する。
に示すアーム6の両側面と第2リンク11の両側面にそ
れぞれ対向し、第1ピン孔23とアーム6とに亘って第
1ピン28を嵌合して一対の縦板22とアーム6を連結
し、第2ピン孔24と第2リンク11とに亘って第2ピ
ン29を嵌合して一対の縦板22と第2リンク11を連
結する。
【0018】このようであるから、アーム6、第2リン
ク11と取付部材20を第1ピン28、第2ピン29を
嵌合することで簡単に連結できるし、第1ピン28、第
2ピン29を抜き出すことで簡単に外すことができ、カ
ッタ装置Aをバケットと同様にしてアーム6に取付け、
外しすることができる。
ク11と取付部材20を第1ピン28、第2ピン29を
嵌合することで簡単に連結できるし、第1ピン28、第
2ピン29を抜き出すことで簡単に外すことができ、カ
ッタ装置Aをバケットと同様にしてアーム6に取付け、
外しすることができる。
【0019】前記取付部材20の横板21下面には板状
のモータ取付部材30が緩衝機構31を介して取付けて
ある。前記緩衝機構31は複数の緩衝部材32を回転中
心の回りにほぼ円形軌跡に沿って配設したものであり、
この緩衝部材32は図4に示すように、長方形の金属製
の板33の上面と下面に弾性材より直方体となった第1
緩衝体34と第2緩衝体35をそれぞれ焼結により固着
した緩衝体36と、前記第1緩衝体34に焼結により固
着した金属製の第1取付プレート37と、第2緩衝体3
5に焼結により固着した金属製の第2取付プレート38
より成る。
のモータ取付部材30が緩衝機構31を介して取付けて
ある。前記緩衝機構31は複数の緩衝部材32を回転中
心の回りにほぼ円形軌跡に沿って配設したものであり、
この緩衝部材32は図4に示すように、長方形の金属製
の板33の上面と下面に弾性材より直方体となった第1
緩衝体34と第2緩衝体35をそれぞれ焼結により固着
した緩衝体36と、前記第1緩衝体34に焼結により固
着した金属製の第1取付プレート37と、第2緩衝体3
5に焼結により固着した金属製の第2取付プレート38
より成る。
【0020】前記第1取付プレート37は横片39と、
この横板39の一側縁に一体的に設けた一側縦片40
と、前記横板39の他側縁に一体的に設けた鉤形状の他
側縦片41とによりほぼ下向きコ字状となっている。具
体的には一枚の板を折り曲げ加工してあり、その横片3
9に取付用ボルト42が固着してある。
この横板39の一側縁に一体的に設けた一側縦片40
と、前記横板39の他側縁に一体的に設けた鉤形状の他
側縦片41とによりほぼ下向きコ字状となっている。具
体的には一枚の板を折り曲げ加工してあり、その横片3
9に取付用ボルト42が固着してある。
【0021】前記第2取付プレート38は横片43と、
この横片43の一側縁に一体的に設けた鉤形状の縦片4
4とによりほぼL字状となっている。具体的には一枚の
板を折り曲げ加工してあり、その横片43に取付用ボル
ト45が固着してある。
この横片43の一側縁に一体的に設けた鉤形状の縦片4
4とによりほぼL字状となっている。具体的には一枚の
板を折り曲げ加工してあり、その横片43に取付用ボル
ト45が固着してある。
【0022】前記第1取付プレート37の一側縦片40
は図5に示すように緩衝体36の一側面36aと隙間を
置いて対向し、第2取付プレート38の縦片44は緩衝
体36の他側面36bと対向し、第1取付プレート37
の一側縦片41と第2取付プレート38の縦片44はそ
の折曲片41a,44aが相対向して第1取付プレート
37と第2取付プレート38が上下方向に相対的に動く
と折曲片41aと折曲片41bが接するようにしてあ
る。
は図5に示すように緩衝体36の一側面36aと隙間を
置いて対向し、第2取付プレート38の縦片44は緩衝
体36の他側面36bと対向し、第1取付プレート37
の一側縦片41と第2取付プレート38の縦片44はそ
の折曲片41a,44aが相対向して第1取付プレート
37と第2取付プレート38が上下方向に相対的に動く
と折曲片41aと折曲片41bが接するようにしてあ
る。
【0023】前記緩衝部材32は図2、図3に示すよう
に、後述する油圧モータの回転中心を中心とする円形軌
跡に沿って上下反転して順次配設され、第1取付プレー
ト37の取付用ボルト42と第2取付プレート38の取
付用ボルト45を前記取付部材20の横板21、モータ
取付部材30の透孔に挿通してナット46をそれぞれ螺
合して取付けられる。
に、後述する油圧モータの回転中心を中心とする円形軌
跡に沿って上下反転して順次配設され、第1取付プレー
ト37の取付用ボルト42と第2取付プレート38の取
付用ボルト45を前記取付部材20の横板21、モータ
取付部材30の透孔に挿通してナット46をそれぞれ螺
合して取付けられる。
【0024】前記モータ取付部材30の中央部には減速
機を備えた油圧モータ50が取付けてある。前記油圧モ
ータ50は図6に示すように、モータケース51内にシ
リンダーブロック52を軸53とともに回転自在に設
け、そのシリンダーブロック52の複数のシリンダ孔5
4内にピストン55を嵌挿してシリンダー室56とし、
その各ピストン55を斜板57に沿って移動するように
した斜板式の油圧モータとしてある。
機を備えた油圧モータ50が取付けてある。前記油圧モ
ータ50は図6に示すように、モータケース51内にシ
リンダーブロック52を軸53とともに回転自在に設
け、そのシリンダーブロック52の複数のシリンダ孔5
4内にピストン55を嵌挿してシリンダー室56とし、
その各ピストン55を斜板57に沿って移動するように
した斜板式の油圧モータとしてある。
【0025】前記モータケース51はハウジング51a
と端部カバー51bより成り、その端部カバー51bに
前記シリンダー室56内に圧油を供給する入口ポート5
8、シリンダー室56内の圧油をタンクに排出する出口
ポート59がそれぞれ形成してある。
と端部カバー51bより成り、その端部カバー51bに
前記シリンダー室56内に圧油を供給する入口ポート5
8、シリンダー室56内の圧油をタンクに排出する出口
ポート59がそれぞれ形成してある。
【0026】前記ハウジング51aには環状取付面60
が形成され、この環状取付面60をモータ取付部材30
の下面に接してボルト61をボルト穴62に螺合して油
圧モータ50をモータ取付部材30に取付けてある。前
記モータケース51のハウジング51aはモータ取付部
材30の孔63及び取付部材20の横板21の孔25よ
り上方に突出して一対の縦板22間に位置している。
が形成され、この環状取付面60をモータ取付部材30
の下面に接してボルト61をボルト穴62に螺合して油
圧モータ50をモータ取付部材30に取付けてある。前
記モータケース51のハウジング51aはモータ取付部
材30の孔63及び取付部材20の横板21の孔25よ
り上方に突出して一対の縦板22間に位置している。
【0027】前記モータケース51のハウジング51a
の外周面に筒状の回転体64が回転自在に取付けてあ
り、この回転体64の外周面における軸方向中間部には
取付用フランジ65が一体的に設けてある。前記回転体
64は油圧モータ50の軸53に減速機66を介して連
結してある。
の外周面に筒状の回転体64が回転自在に取付けてあ
り、この回転体64の外周面における軸方向中間部には
取付用フランジ65が一体的に設けてある。前記回転体
64は油圧モータ50の軸53に減速機66を介して連
結してある。
【0028】前記減速機66は図6と図7に示すよう
に、回転体64の内周面に嵌合して固定したリングギヤ
67と、このリングギヤ67と噛合する第1ギヤ68、
第2ギヤ69と、この第1ギヤ68と第2ギヤ69を回
転する3本の回転軸70と、この回転軸70に取付けた
従動ギヤ71と、前記軸53に取付けた駆動ギヤ72よ
り成る。
に、回転体64の内周面に嵌合して固定したリングギヤ
67と、このリングギヤ67と噛合する第1ギヤ68、
第2ギヤ69と、この第1ギヤ68と第2ギヤ69を回
転する3本の回転軸70と、この回転軸70に取付けた
従動ギヤ71と、前記軸53に取付けた駆動ギヤ72よ
り成る。
【0029】前記リングギヤ67は回転体64の内周面
に多数のピン67aを固着したもので、そのピン67a
が歯部となっている。前記ハウジング51aには3つの
突起73が一体的に設けてあり、この各突起73にプレ
ート74がボルト75で取付けてある。前記第1ギヤ6
8と第2ギヤ69は各突起73に嵌まり込む3つの窓部
76と、3つの孔77を有し、この第1ギヤ68と第2
ギヤ69の歯部68a,69aの数は前記リングギヤ6
7の歯部の数より一つ少ない。
に多数のピン67aを固着したもので、そのピン67a
が歯部となっている。前記ハウジング51aには3つの
突起73が一体的に設けてあり、この各突起73にプレ
ート74がボルト75で取付けてある。前記第1ギヤ6
8と第2ギヤ69は各突起73に嵌まり込む3つの窓部
76と、3つの孔77を有し、この第1ギヤ68と第2
ギヤ69の歯部68a,69aの数は前記リングギヤ6
7の歯部の数より一つ少ない。
【0030】前記回転軸70の両端部はハウジング51
aとプレート74に回転自在に支承され、かつ中間部に
は180度位相がずれた第1偏心部78と第2偏心部7
9を有し、その第1偏心部78が第1ギヤ68の孔77
に軸受80を介して支承され、第2偏心部79が第2ギ
ヤ69の孔77に軸受80を介して支承されている。
aとプレート74に回転自在に支承され、かつ中間部に
は180度位相がずれた第1偏心部78と第2偏心部7
9を有し、その第1偏心部78が第1ギヤ68の孔77
に軸受80を介して支承され、第2偏心部79が第2ギ
ヤ69の孔77に軸受80を介して支承されている。
【0031】このようであるから、油圧モータ50の軸
53が回転すると駆動ギヤ72、従動ギヤ71を介して
回転軸70が回転し、それによって第1ギヤ68と第2
ギヤ69が180度位相がずれた偏心運動してリングギ
ヤ67を回転するので、回転体64が回転される。この
回転体64の回転数は軸53の回転数よりも著しく少な
くなって減速回転する。
53が回転すると駆動ギヤ72、従動ギヤ71を介して
回転軸70が回転し、それによって第1ギヤ68と第2
ギヤ69が180度位相がずれた偏心運動してリングギ
ヤ67を回転するので、回転体64が回転される。この
回転体64の回転数は軸53の回転数よりも著しく少な
くなって減速回転する。
【0032】前記回転体64には図2と図3に示すよう
に切削部材90が取付けてある。この切削部材90は取
付鍔91と取付用フランジ92を有する筒体93及びこ
の筒体93の取付用フランジ92にボルト94で取付け
た取付プレート95より成る回転駆動部材96を備え、
この取付プレート95に円板状のカッタ取付体97が複
数の取付部材98で回転中心を境として上下方向に相対
的に揺動変位可能に取付けてあり、そのカッタ取付体9
7の下面(カッタ取付面97a)に複数のカッタ(ビッ
ト)99が下向きにそれぞれ取付けてある。
に切削部材90が取付けてある。この切削部材90は取
付鍔91と取付用フランジ92を有する筒体93及びこ
の筒体93の取付用フランジ92にボルト94で取付け
た取付プレート95より成る回転駆動部材96を備え、
この取付プレート95に円板状のカッタ取付体97が複
数の取付部材98で回転中心を境として上下方向に相対
的に揺動変位可能に取付けてあり、そのカッタ取付体9
7の下面(カッタ取付面97a)に複数のカッタ(ビッ
ト)99が下向きにそれぞれ取付けてある。
【0033】前記カッタ99は図8に示すように、回転
中心に1つのカッタ99を取付け、このカッタ99より
ほぼ放射状方向に複数のカッタ99を間隔を置いて複数
列取付けてあり、効率良く路面を切削できるようにして
ある。
中心に1つのカッタ99を取付け、このカッタ99より
ほぼ放射状方向に複数のカッタ99を間隔を置いて複数
列取付けてあり、効率良く路面を切削できるようにして
ある。
【0034】次にカッタ取付体97の取付け構造の詳細
を説明する。図9に示すように、取付プレート95の外
周縁寄りには複数の透孔100が周方向に間隔を置いて
形成され、カッタ取付体97の外周縁寄りには複数のボ
ルト穴101が周方向に間隔を置いて形成してある。取
付プレート95とカッタ取付体97との間に複数のスプ
リング102を介在させ、取付プレート95の透孔10
0よりボルト103をスプリング102を挿通してボル
ト穴101に螺合してある。
を説明する。図9に示すように、取付プレート95の外
周縁寄りには複数の透孔100が周方向に間隔を置いて
形成され、カッタ取付体97の外周縁寄りには複数のボ
ルト穴101が周方向に間隔を置いて形成してある。取
付プレート95とカッタ取付体97との間に複数のスプ
リング102を介在させ、取付プレート95の透孔10
0よりボルト103をスプリング102を挿通してボル
ト穴101に螺合してある。
【0035】このようであるから、カッタ取付体97は
周方向の一部に上向きの力が作用するとスプリング10
2に抗して上方に移動し、ボルト103が透孔100よ
り上方に移動するので、カッタ取付体97は取付プレー
ト95に対して回転中心を境として上下方向に相対的に
揺動変位する。
周方向の一部に上向きの力が作用するとスプリング10
2に抗して上方に移動し、ボルト103が透孔100よ
り上方に移動するので、カッタ取付体97は取付プレー
ト95に対して回転中心を境として上下方向に相対的に
揺動変位する。
【0036】前記カッタ取付体97には回転中心と同心
状に外側筒体104と内側筒体105が一体的に設けて
あり、この外側筒体104と内側筒体105との間に筒
体93が嵌まり込んでいる。これによってカッタ取付体
97の揺動変位を規制している。
状に外側筒体104と内側筒体105が一体的に設けて
あり、この外側筒体104と内側筒体105との間に筒
体93が嵌まり込んでいる。これによってカッタ取付体
97の揺動変位を規制している。
【0037】次に路面の区画線を切削して消す動作を説
明する。ブーム4、アーム6を図1に示す姿勢としてカ
ッタ装置Aをほぼ垂直姿勢とし、油圧モータ50により
回転体64を回転して回転駆動部材96を回転駆動し、
それによって複数のボルト103を介してカッタ取付体
97を回転駆動する。
明する。ブーム4、アーム6を図1に示す姿勢としてカ
ッタ装置Aをほぼ垂直姿勢とし、油圧モータ50により
回転体64を回転して回転駆動部材96を回転駆動し、
それによって複数のボルト103を介してカッタ取付体
97を回転駆動する。
【0038】前述の状態でアーム4を下方に揺動してカ
ッタ装置Aを下方に移動し、カッタを路面に押しつけて
区画線を切削して消す。この時、複数のカッタ99が路
面に押しつけられて回転するので切削面積が広く、幅広
い区画線を切削できるし、カッタ99が路面に喰い込ん
で路面自体を深く切削することもない。
ッタ装置Aを下方に移動し、カッタを路面に押しつけて
区画線を切削して消す。この時、複数のカッタ99が路
面に押しつけられて回転するので切削面積が広く、幅広
い区画線を切削できるし、カッタ99が路面に喰い込ん
で路面自体を深く切削することもない。
【0039】また、回転駆動部材96とカッタ取付体9
7が相対的に上下方向に揺動変位可能であるから、取付
部材20を真直ぐ下に向けて押しつけずに斜め下に向け
て押しつけて回転駆動部材96が路面と平行でない状態
となっても、各スプリング102を圧縮してもカッタ取
付体97の複数のカッタ99を路面に均一に押しつけで
きる。
7が相対的に上下方向に揺動変位可能であるから、取付
部材20を真直ぐ下に向けて押しつけずに斜め下に向け
て押しつけて回転駆動部材96が路面と平行でない状態
となっても、各スプリング102を圧縮してもカッタ取
付体97の複数のカッタ99を路面に均一に押しつけで
きる。
【0040】したがって、アーム6の先端部が上下方向
に円孤運動をして下方に揺動しても複数のカッタ99を
路面に均一に押しつけできる。
に円孤運動をして下方に揺動しても複数のカッタ99を
路面に均一に押しつけできる。
【0041】また、路面が波形に変形している場合には
その変形した路面に沿ってカッタ取付体97が回転駆動
部材96に対して上下方向に揺動変位するから、波形に
変形した路面に複数のカッタ99を均一に押しつけて複
数のカッタ99によって区画線を切削できる。
その変形した路面に沿ってカッタ取付体97が回転駆動
部材96に対して上下方向に揺動変位するから、波形に
変形した路面に複数のカッタ99を均一に押しつけて複
数のカッタ99によって区画線を切削できる。
【0042】前述のようにして路面の区画線を切削しな
がら機械本体2を旋回、ブーム4、アーム6を上下方向
に揺動してカッタ装置Aを区画線に沿って移動して区画
線を順次切削して消す。
がら機械本体2を旋回、ブーム4、アーム6を上下方向
に揺動してカッタ装置Aを区画線に沿って移動して区画
線を順次切削して消す。
【0043】前述のようにして路面の区画線を切削して
いる時にカッタ99が路面の突起物に衝突すると、回転
方向の衝撃力が生じ、その回転方向の衝撃力は回転体6
4、減速機構66、軸53、モータケース51を経てモ
ータ取付部材30に伝達し、緩衝機構31を経て取付部
材20に伝達するので、結局回転衝撃力はアーム6、ブ
ーム4、機械本体2を経て走行体1で支承することにな
り、アーム6、ブーム4が左右に振れ動いて金属キシミ
音が生じることがある。
いる時にカッタ99が路面の突起物に衝突すると、回転
方向の衝撃力が生じ、その回転方向の衝撃力は回転体6
4、減速機構66、軸53、モータケース51を経てモ
ータ取付部材30に伝達し、緩衝機構31を経て取付部
材20に伝達するので、結局回転衝撃力はアーム6、ブ
ーム4、機械本体2を経て走行体1で支承することにな
り、アーム6、ブーム4が左右に振れ動いて金属キシミ
音が生じることがある。
【0044】しかしながら、モータ取付部材30と取付
部材20の横板21とは緩衝機構31を介して連結して
あるので、前述回転方向の衝撃力が緩衝機構31で吸収
される。これによって、前述のようにアーム6、ブーム
4が左右に振れ動いて金属キシミ音が生じることがな
い。
部材20の横板21とは緩衝機構31を介して連結して
あるので、前述回転方向の衝撃力が緩衝機構31で吸収
される。これによって、前述のようにアーム6、ブーム
4が左右に振れ動いて金属キシミ音が生じることがな
い。
【0045】前記緩衝機構31は緩衝体36を備えた複
数の緩衝部材32を円形軌跡に沿って間隔を置いて配設
したものであるから、前述の回転方向の衝撃力を複数の
緩衝体36で確実に吸収できる。
数の緩衝部材32を円形軌跡に沿って間隔を置いて配設
したものであるから、前述の回転方向の衝撃力を複数の
緩衝体36で確実に吸収できる。
【0046】しかも、前記緩衝部材32は油圧モータ5
0の外周部分において円形軌跡に沿って間隔を置いて配
設してあるので、油圧モータ50の回転中心から各緩衝
部材32までの距離が長く、1つの緩衝体36に作用す
る衝撃力が小さいから、緩衝体36の耐久性を向上でき
るし、大きな衝撃力でも吸収できる。
0の外周部分において円形軌跡に沿って間隔を置いて配
設してあるので、油圧モータ50の回転中心から各緩衝
部材32までの距離が長く、1つの緩衝体36に作用す
る衝撃力が小さいから、緩衝体36の耐久性を向上でき
るし、大きな衝撃力でも吸収できる。
【0047】また、緩衝部材32の緩衝体36が剪断し
たり、第1緩衝体34、第2緩衝体35が板33と剥離
して取付部材20とモータ取付部材30が分離した時
に、第1取付プレート37の他側縦片41の折曲片41
aと第2取付プレート38の縦片44の折曲片44aが
上下方向に対向しているので、取付部材20を持ち上げ
ることで前記折曲片41aと折曲片44aが接してモー
タ取付部材30が持ち上げられる。
たり、第1緩衝体34、第2緩衝体35が板33と剥離
して取付部材20とモータ取付部材30が分離した時
に、第1取付プレート37の他側縦片41の折曲片41
aと第2取付プレート38の縦片44の折曲片44aが
上下方向に対向しているので、取付部材20を持ち上げ
ることで前記折曲片41aと折曲片44aが接してモー
タ取付部材30が持ち上げられる。
【0048】したがって、前述のように取付部材20と
モータ取付部材30が分離した場合にブーム4を上方に
揺動して路面切削装置Aを持ち上げて運搬できるから、
便利である。
モータ取付部材30が分離した場合にブーム4を上方に
揺動して路面切削装置Aを持ち上げて運搬できるから、
便利である。
【0049】また、油圧モータ50のモータケース51
のハウジング51aの環状取付面60(油圧モータ50
の軸方向中間部)がモータ取付部材30に取付けられ
て、モータケース51の端部カバー51b(油圧モータ
50の軸方向一端部)がモータ取付部材30の孔63よ
り取付部材20の一対の縦板22間に突出しているの
で、取付部材20から切削刃96までの寸法が短かくな
り、カッタ装置Aの全長が短かくコンパクトになる。
のハウジング51aの環状取付面60(油圧モータ50
の軸方向中間部)がモータ取付部材30に取付けられ
て、モータケース51の端部カバー51b(油圧モータ
50の軸方向一端部)がモータ取付部材30の孔63よ
り取付部材20の一対の縦板22間に突出しているの
で、取付部材20から切削刃96までの寸法が短かくな
り、カッタ装置Aの全長が短かくコンパクトになる。
【0050】また、回転体64はモータケース51のハ
ウジング51aの外周面で回転自在に支承されている
し、その回転体64の内部に減速機構66が設けてあ
り、しかもその回転体64の外周面における軸方向中間
部に設けた取付用フランジ65に回転駆動部材96の筒
体93上部が取付けられ回転体64が筒体93内に突出
しているので、油圧モータ50と路面切削装置Aのカッ
タ99との距離が短かくなると共に、切削部材90が回
転体64を介して油圧モータ50のモータケース51の
ハウジング51aで強固に支承され、路面切削時の切削
抵抗によって切削部材90がふらつくことがないし、油
圧モータ50の出力トルクを切削部材90に確実に伝達
できる。
ウジング51aの外周面で回転自在に支承されている
し、その回転体64の内部に減速機構66が設けてあ
り、しかもその回転体64の外周面における軸方向中間
部に設けた取付用フランジ65に回転駆動部材96の筒
体93上部が取付けられ回転体64が筒体93内に突出
しているので、油圧モータ50と路面切削装置Aのカッ
タ99との距離が短かくなると共に、切削部材90が回
転体64を介して油圧モータ50のモータケース51の
ハウジング51aで強固に支承され、路面切削時の切削
抵抗によって切削部材90がふらつくことがないし、油
圧モータ50の出力トルクを切削部材90に確実に伝達
できる。
【0051】以上の説明においては、路面の切削につい
て述べたが打設したコンクリートの表面を平坦に仕上げ
る作業にも利用できるし、ブーム4、アーム6を上方に
揺動することでカッタ装置Aをほぼ水平姿勢又は斜め上
向き姿勢とすればトンネルの内壁などの表面を切削でき
るから、トンネルの内壁を再塗装する場合などに古い塗
装を剥離する作業にも利用できる。
て述べたが打設したコンクリートの表面を平坦に仕上げ
る作業にも利用できるし、ブーム4、アーム6を上方に
揺動することでカッタ装置Aをほぼ水平姿勢又は斜め上
向き姿勢とすればトンネルの内壁などの表面を切削でき
るから、トンネルの内壁を再塗装する場合などに古い塗
装を剥離する作業にも利用できる。
【0052】以上の実施例において、パワーショベルを
利用したものを示したが、ブルドーザ、ドーザショベ
ル、ホィールローダなどの車体後部に装着されるバック
ホーと呼ばれる溝掘削機あるいはオンロードトラックの
車体に機械本体を旋回自在に取付けた溝掘削機のアーム
にカッタ装置を取付けて表面切削土木機としても良いこ
とは勿論である。
利用したものを示したが、ブルドーザ、ドーザショベ
ル、ホィールローダなどの車体後部に装着されるバック
ホーと呼ばれる溝掘削機あるいはオンロードトラックの
車体に機械本体を旋回自在に取付けた溝掘削機のアーム
にカッタ装置を取付けて表面切削土木機としても良いこ
とは勿論である。
【0053】次に本発明の第2実施例を説明する。図1
0に示すように、カッタ取付体97のカッタ取付面97
aを球面状とし、このカッタ取付面97aに同一長さの
カッタ99を前述と同様に取付けてある。
0に示すように、カッタ取付体97のカッタ取付面97
aを球面状とし、このカッタ取付面97aに同一長さの
カッタ99を前述と同様に取付けてある。
【0054】このようにすれば、複数のカッタ99の尖
端部99aが球面状軌跡上に位置するので、弯曲した表
面、例えばトンネル内壁の弯曲面を効率良く切削できる
から、トンネル内壁の旧い塗装を剥離する作業を効率良
くできる。
端部99aが球面状軌跡上に位置するので、弯曲した表
面、例えばトンネル内壁の弯曲面を効率良く切削できる
から、トンネル内壁の旧い塗装を剥離する作業を効率良
くできる。
【0055】前記カッタ装置Aの取付部材20にハンド
ルを取付けて作業者が手動操作するようにしても良い。
例えば図11に示すように、円形把持部120に取付杆
121を固着してハンドル122とし、その取付杆12
1を取付部材20にピンで連結又は溶接する。
ルを取付けて作業者が手動操作するようにしても良い。
例えば図11に示すように、円形把持部120に取付杆
121を固着してハンドル122とし、その取付杆12
1を取付部材20にピンで連結又は溶接する。
【図1】本発明の実施例を示す表面切削土木作業機の全
体正面図である。
体正面図である。
【図2】カッタ装置の一部破断正面図である。
【図3】カッタ装置の側面図である。
【図4】緩衝部材の分解斜視図である。
【図5】緩衝部材の正面図である。
【図6】油圧モータの断面図である。
【図7】図6のc−c断面図である。
【図8】カッタの配列を示す説明図である。
【図9】回転駆動部材とカッタ取付体の分解斜視図であ
る。
る。
【図10】本発明の第2実施例を示すカッタ取付体部分
の断面図である。
の断面図である。
【図11】ハンドルを取付けた実施例を示す一部破断正
面図である。
面図である。
1…走行体、2…機械本体、4…ブーム、6…アーム、
20…取付部材、30…モータ取付部材、31…緩衝機
構、32…緩衝部材、36…緩衝体、37…第1取付プ
レート、38…第2取付プレート、50…油圧モータ、
51…モータケース、53…軸、64…回転体、66…
減速機構、90…切削部材、93…筒体、96…回転駆
動部材、97…カッタ取付体、97a…カッタ取付面、
98…取付部材、99…カッタ、120…ハンドル。
20…取付部材、30…モータ取付部材、31…緩衝機
構、32…緩衝部材、36…緩衝体、37…第1取付プ
レート、38…第2取付プレート、50…油圧モータ、
51…モータケース、53…軸、64…回転体、66…
減速機構、90…切削部材、93…筒体、96…回転駆
動部材、97…カッタ取付体、97a…カッタ取付面、
98…取付部材、99…カッタ、120…ハンドル。
Claims (2)
- 【請求項1】 取付部材20と、この取付部材20に取
付けた油圧モータ50と、この油圧モータ50により回
転駆動される回転駆動部材96と、この回転駆動部材9
6に回転中心を境として上下方向に揺動変位可能に取付
けたカッタ取付体97と、このカッタ取付体97のカッ
タ取付面97aに下向きに取付けた複数のカッタ99よ
り構成したことを特徴とする表面切削土木作業用のカッ
タ装置。 - 【請求項2】 前記カッタ取付体97のカッタ取付面9
7aを球面状とし、このカッタ取付面97aに同一長さ
の複数のカッタ99を下向きに取付けた請求項1記載の
表面切削土木作業用のカッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2652396A JPH09217316A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 表面切削土木作業用のカッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2652396A JPH09217316A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 表面切削土木作業用のカッタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09217316A true JPH09217316A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12195846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2652396A Pending JPH09217316A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 表面切削土木作業用のカッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09217316A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10208988A1 (de) * | 2002-02-28 | 2003-09-18 | Baulabor Dr Ing Richter | Verfahren und Anordnung zum Aufrauhen von Straßenbelag |
KR100456309B1 (ko) * | 2004-03-29 | 2004-11-09 | 다사건설(주) | 조면 처리 장치 |
KR100712683B1 (ko) * | 2005-07-13 | 2007-05-02 | 주식회사 토탈페이브시스템 | 도로표면처리장치 |
KR101150677B1 (ko) * | 2008-09-12 | 2012-05-25 | 신운철 | 지면 평삭기 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP2652396A patent/JPH09217316A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10208988A1 (de) * | 2002-02-28 | 2003-09-18 | Baulabor Dr Ing Richter | Verfahren und Anordnung zum Aufrauhen von Straßenbelag |
DE10208988B4 (de) * | 2002-02-28 | 2010-04-01 | Baulabor Dr.-Ing. Richter | Verfahren und Vorrichtung zum Aufrauhen von Straßenbelag |
KR100456309B1 (ko) * | 2004-03-29 | 2004-11-09 | 다사건설(주) | 조면 처리 장치 |
KR100712683B1 (ko) * | 2005-07-13 | 2007-05-02 | 주식회사 토탈페이브시스템 | 도로표면처리장치 |
KR101150677B1 (ko) * | 2008-09-12 | 2012-05-25 | 신운철 | 지면 평삭기 |
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