JPH108453A - 掘削混合撹拌装置 - Google Patents

掘削混合撹拌装置

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JPH108453A
JPH108453A JP15793496A JP15793496A JPH108453A JP H108453 A JPH108453 A JP H108453A JP 15793496 A JP15793496 A JP 15793496A JP 15793496 A JP15793496 A JP 15793496A JP H108453 A JPH108453 A JP H108453A
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JP
Japan
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rotor
mixing
rotor cover
attached
excavating
Prior art date
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Pending
Application number
JP15793496A
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English (en)
Inventor
Satoru Nishimura
悟 西村
Eiji Yamazaki
栄二 山崎
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Komatsu Ltd
Komatsu Est Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu Est Corp
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Publication date
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Publication of JPH108453A publication Critical patent/JPH108453A/ja
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転石を掘り起しできるようにする。 【解決手段】 上面板20と一対の側面板21とで下向
きコ字状のロータカバー11内にロータ12を回転自在
に支承し、その上面板20にツース25を取付けた掘削
混合撹拌装置である。これによったロータ12を下向き
とすれば、掘削混合撹拌装置できるし、ロータ12を上
向きとすればツース25で転石を掘り起しできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベルの
アームに取付けられて地面を掘削しながらその地面に散
布した土質改良材を混合撹拌する掘削混合撹拌装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】掘削混合撹拌装置としては、例えば特開
昭59−55915号公報に示したように、取付ブラケ
ットを備えたロータカバー内にロータを回転自在に取付
け、そのロータをロータシャフトに複数のディスクを取
付け、そのディスクに複数のビットを放射状に取付けた
ものとし、パワーショベルのアーム先端部に取付ブラケ
ットをピンにより連結してロータを回転しながらアーム
を上下揺動又は走行して掘削混合撹拌するものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる掘削混合撹拌装
置により掘削しながら混合撹拌する時に地中に転石など
があると、ロータが転石によって回転不能となることが
ある。このような場合には、掘削混合撹拌作業を止めて
人力によって転石を掘り起したり、他のパワーショベル
のバケットによって掘り起しているので、作業が長時間
中断し、作業能率が悪い。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした掘削混合撹拌装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、ロータカバー11内にロータ12を回転自在に設
け、前記ロータカバー11にロータ12を回転駆動する
ロータ駆動機構13を取付けた掘削混合撹拌装置におい
て、前記ロータカバー11の上面部に取付けブラケット
22とツース25を設け、この取付けブラケット22部
分を中心として上下に揺動することでツース25が転石
掘り起し可能としたことを特徴とする掘削混合撹拌装置
である。
【0006】第1の発明によれば、ロータカバー11に
取付けたツース25で転石を掘り起しできるので、長時
間休止せずに連続して掘削混合撹拌作業できる。
【0007】例えば、パワーショベルのアームに取付け
ブラケット22を連結して上下揺動自在に取付けること
で、ロータ12が下向きでツース25が上方となるよう
に揺動すれば掘削混合撹拌作業できるし、ロータ12が
上向きでツース25が下方となるように揺動すればロー
タ12が地面に接することがなく、ツース25を地面に
接して転石を掘り起しできる。
【0008】第2の発明は、第1の発明におけるロータ
カバー11の両側面部にサイドカッタ42を、その刃部
がロータカバー11の一側縦縁、下端縁よりも突出し、
かつロータカバー11の最側面部とほぼ同一として取付
けた掘削混合撹拌装置である。
【0009】第2の発明によれば、ロータ12を回転し
ながら一側方に移動して掘削混合撹拌作業する時に、ロ
ータカバー11の移動方向前方の地面をサイドカッタ4
2で切削し、その切削した部分にロータカバー11が移
動するので、ロータカバー11を小さな力でスムーズに
移動でき、効率良く掘削混合撹拌できる。
【0010】第3の発明は、第1の発明又は第2の発明
において、ドラム30に複数のディスク31を固着し、
この各ディスク31に複数のビット32を放射状に取付
けてロータ12とし、このドラム30にモータ33を内
蔵し、そのモータ33の回転部34をドラム30に連結
し、固定部35をロータカバー11の側面部に連結した
掘削混合撹拌装置である。
【0011】第3の発明によれば、ロータ12を回転駆
動するモータ33がドラム30に内蔵してあるから、全
体がコンパクトとなる。
【0012】第4の発明は、上面板20と一対の側面板
21とで下向きコ字状のロータカバー11とし、この一
対の側面板21間にロータ12を回転自在に支承し、そ
の側面板21にロータ駆動機構13を取付け、前記上面
板20に、パワーショベルのアームに上下揺動自在に連
結するための取付けブラケット22を取付け、その上面
板20の揺動方向の一側縁にツース25を取付け、前記
側面板21の一側縦縁に沿ってサイドカッタ42を、そ
の刃部が一側縦端面、下端面よりも突出し、かつロータ
駆動機構13とほぼ同一位置として取付けた掘削混合撹
拌装置である。
【0013】第4の発明によれば、ツース25で転石を
掘り起しできるし、サイドカッタ42でロータカバー1
1の移動方向前方を切削できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、走行体1を備
えた下部車体2に上部車体3を旋回自在に取付け、その
上部車体3にブーム4をブームシリンダ5で上下揺動自
在に取付け、そのブーム4にアーム6をアームシリンダ
7で上下揺動自在に取付けてパワーショベルとしてあ
る。8は運転室である。
【0015】掘削混合撹拌装置10はロータカバー11
内にロータ12を回転自在に取付け、そのロータカバー
11にロータ駆動機構13を取付けたものであり、その
ロータカバー11がアーム6の先端部にピン14で上下
首振り自在に連結され、アーム6に作業機シリンダ15
がピン16で上下揺動自在に連結してあり、そのピスト
ン杆17が第1リンク18でアーム6に連結し、かつ第
2リンク19でロータカバー11に連結してある。これ
により作業機シリンダ15のピストン杆17を伸び、縮
み作動するとロータカバー11がピン14を中心として
上下に首振りする。
【0016】前記掘削混合撹拌装置10のロータカバー
11は図2と図3に示すように、上面板20と一対の側
面板21とで下向きコ字状となり、その上面板20に取
付けブラケット22が固着してある。この取付けブラケ
ット22に前記アーム6、第2リンク19が連結してあ
る。
【0017】前記上面板20における取付けブラケット
22よりも一側寄り部分20aはほぼV字状に折曲し、
その両端縁に沿って縦片23が固着されて凹陥部24を
有している。前記上面板20の一側縁には複数のツース
25が取付けてある。これによってロータカバー11の
上部一側寄りは図4に示すようにツースを備えたバケッ
トとしてある。
【0018】前記ロータ12はドラム30に複数のディ
スク31を軸方向に間隔を置いて固着し、その各ディス
ク31にビット32を放射状に複数取付けてある。前記
ドラム30の両端寄りに減速機付きのモータ33の回転
部34がそれぞれ取付けてあり、そのモータ33の固定
部35がブラケット36を介して側面板21の孔37の
周縁に取付けてある。
【0019】前記ドラム30は一側ドラム30aと他側
ドラム30bをボルト38で連結してあり、一側ドラム
30aの内向フランジ39、他側ドラム30bの内向フ
ランジ39にモータ33の回転部34をドラム内側から
ボルト38でそれぞれ取付け、その状態で一側ドラム3
0aと他側ドラム30bをボルト38で連結するように
してある。なお、モータ33の回転部34をドラム外側
からボルト38で連結し、ドラム30を一体としても良
い。
【0020】前記ブラケット36にカバー体40が取付
けてあり、モータ33に接続した配管41はカバー体4
0で保護されている。
【0021】前記一対の側面板21の一側縦縁21aに
沿ってサイドカッタ42がボルト43で取付けてある。
このサイドカッタ42の先端部42a(刃部)は前記カ
バー体40と左右方向にほぼ同一位置で、下端部42b
(刃部)は側面板21の下端縁21bとほぼ同一高さと
してある。
【0022】このようであるから、掘削混合撹拌装置1
0を図2で矢印a方向に移動して掘削混合撹拌作業する
時にロータカバー11の前方の土砂をサイドカッタ42
が切削し、その切削部分をロータカバー11が移動する
から、ロータカバー11を小さな力で移動でき、効率良
く掘削混合撹拌作業できる。
【0023】図6は第2の実施の形態を示し、アーム6
の先端部に取付けアタッチメント50が取付けてある。
この取付けアタッチメント50は第1レバー51と第2
レバー52をピン53で開閉自在に連結し、この第1レ
バー51と第2レバー53とに亘ってターンバックル等
の伸縮部材54を連結してある。
【0024】前記第1レバー51をアーム6にピン14
で連結し、第2レバー52に振動アクチュエータ55の
シリンダ56をピン57で連結し、そのシリンダ56を
ピストン杆17と第1リンク18にピン58で連結して
ある。前記シリンダ56にはロータリ弁59が取付けて
あり、油圧モータ60でロータリ弁59を回転してシリ
ンダ56の伸室、縮室に圧油を交互に供給して取付けア
タッチメント50に振動を付与できるようにしてある。
【0025】前記伸縮部材54を縮み作動した状態で第
1レバー51の円孤状凹部51aを第1ピン61に係合
し、伸縮部材54を伸び作動して第2レバー52の円孤
状凹部52を第2ピン62に係合して掘削混合撹拌装置
10をアーム6に取付けてある。
【0026】このようであるから、掘削混合撹拌装置1
0に振動を付与できるし、伸縮部材54を縮み、伸び作
動することで掘削混合撹拌装置10をアーム6に簡単に
着脱できる。しかも、アーム6にバケットを簡単に取付
けできる。
【0027】掘削混合撹拌装置10は図7に示すように
基本構成は前述と同様であり、ロータ駆動機構が異な
る。具体的には、ドラム30の両端部に軸63をそれぞ
れ取付け、この各軸63を側面板21に回転自在に支承
し、かつ側方に突出し、その突出端部にスプロケット6
4をそれぞれ取付けてある。
【0028】前記一対の側面板21にはケース65がそ
れぞれ取付けてあり、このケース65に取付けた減速機
付きのモータ66の回転部66aにスプケット67を取
付け、このスプロケット67と前記スプロケット64に
亘ってチェーン68を巻掛けてある。
【0029】前記各軸63はケース65よりも側方に突
出し、その突出端部に側部ロータ69が取付けてある。
この側部ロータ69は軸63の突出端部に回転しないよ
うに連結、例えばスプライン嵌合した回転体70にディ
スク71を固着し、このディスク71にビット72を放
射状に取付けてある。
【0030】前記側部ロータ69のビット72は側面板
21の下部よりも下方に突出し、掘削混合撹拌装置10
を地面に貫入する時に側面板21の下部を側部ロータ6
9で切削し、側面板21が小さな力で地面に貫入するよ
うにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す全体正面図で
ある。
【図2】掘削混合撹拌装置の正面図である。
【図3】掘削混合撹拌装置の縦断面図である。
【図4】ロータカバーの平面図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す全体正面図で
ある。
【図7】掘削混合撹拌装置の縦断面図である。
【符号の説明】
6…アーム 10…掘削混合撹拌装置 11…ロータカバー 12…ロータ 13…ロータ駆動機構 20…上面板 21…側面板 22…取付けブラケット 25…ツース 30…ドラム 31…ディスク 32…ビット 33…モータ 42…サイドカッタ 50…取付けアタッチメント 55…振動アタッチメント 69…側部ロータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータカバー11内にロータ12を回転
    自在に設け、前記ロータカバー11にロータ12を回転
    駆動するロータ駆動機構13を取付けた掘削混合撹拌装
    置において、 前記ロータカバー11の上面部に取付けブラケット22
    とツース25を設け、この取付けブラケット22部分を
    中心として上下に揺動することでツース25が転石掘り
    起し可能としたことを特徴とする掘削混合撹拌装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータカバー11の両側面部にサイ
    ドカッタ42を、その刃部がロータカバー11の一側縦
    縁、下端縁よりも突出し、かつロータカバー11の最側
    面部とほぼ同一として取付けた請求項1記載の掘削混合
    撹拌装置。
  3. 【請求項3】 ドラム30に複数のディスク31を固着
    し、この各ディスク31に複数のビット32を放射状に
    取付けてロータ12とし、このドラム30にモータ33
    を内蔵し、そのモータ33の回転部34をドラム30に
    連結し、固定部35をロータカバー11の側面部に連結
    した請求項1又は2記載の掘削混合撹拌装置。
  4. 【請求項4】 上面板20と一対の側面板21とで下向
    きコ字状のロータカバー11とし、この一対の側面板2
    1間にロータ12を回転自在に支承し、その側面板21
    にロータ駆動機構13を取付け、 前記上面板20に、パワーショベルのアームに上下揺動
    自在に連結するための取付けブラケット22を取付け、
    その上面板20の揺動方向の一側縁にツース25を取付
    け、 前記側面板21の一側縦縁に沿ってサイドカッタ42
    を、その刃部が一側縦端面、下端面よりも突出し、かつ
    ロータ駆動機構13とほぼ同一位置として取付けた掘削
    混合撹拌装置。
JP15793496A 1996-06-19 1996-06-19 掘削混合撹拌装置 Pending JPH108453A (ja)

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JP15793496A JPH108453A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 掘削混合撹拌装置

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JPH108453A true JPH108453A (ja) 1998-01-13

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ID=15660680

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JP15793496A Pending JPH108453A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 掘削混合撹拌装置

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JP (1) JPH108453A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117334A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Masakazu Tanigawa 撹拌装置付き掘削バケット
JP2017155481A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 株式会社オクノコトー スタビライザー

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